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総項目数 2503 最終更新時間 2023 年 11 月 17 日 21 時 08 分

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[悪魔][剣][銃][弾丸][鎧][兜][籠手][靴][道具][魔法][特殊攻撃][地名・場所]
[人名・キャラクター][コマンド][出来事][言葉][発言・表示][数][他] 自分も書き込む



あ...お

アーヴァンク〔あーう゛ぁんく〕 悪魔
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イギリスのウェールズに伝わる川や湖に棲む幻獣。アバック、アダンクなどとも呼ばれる。青黒い巨大なビーバーの姿をしているとされ、恐ろしい怪力で獲物を水中に引きずり込んで引き裂き喰らったり、洪水を起こす能力を持っているともされる。気性も荒く危険な存在だが人間の乙女には誘われ易く、ユニコーンのように乙女の膝で眠り込んだ所を鎖で繋ぎ、牡牛二頭と何人もの男達の力で引きずってどうにか捕らえた話が残っている。デビルサマナー登場の妖獣。物理攻撃に強く序盤では結構な強敵だ。いい武器防具を備えて挑もう。(willseek)

アーガマスーツ〔あーがますーつ〕
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仏教の経典の一つに「アーガマ」という物がある。これには根本仏教の思想が綴られていると言う。「機動戦士ガンダム」においては「アーガマ」という名の戦艦が登場する。強襲用の宇宙巡洋艦だ。というわけでこの鎧は上記二つの名前にちなんで名付けられたパワードスーツではないかと思われる。(ARL)地味ながら、実は女性用最強鎧だったりする。対サイコという相性もいい(エリー)アーガマ(阿含)とはサンスクリット語で釈迦の教えを意味する仏教用語です。(まったりてぃえむ)正確には「アーガマ」とはサンスクリット語やパーリ語で「聖なる著書・伝統的な教義」を意味する語で、スートラやヴェーダ、プラーナに近いがそれぞれは細部で異なる。ヒンドゥー教やジャイナ教、初期仏教の経典がこの名で呼ばれ、「阿含」はその内の仏教のものを指した音写だ。TRPG誕生篇・覚醒篇の設定に「クレハ・コーポレーション」という企業が存在する。自衛隊内の五島一派と共同でパワードスーツ各種(パンツァー・ヤクト・シュツルム)やロボット兵器の開発に携わった外資系のハイテク企業であるが、その実態はデーヴァ神族と深く関わるインドに本拠地を持つ組織であり、日本国内での活動上、社名はカモフラージュの一環として日本人にとって違和感の無い名を用いている。この設定を踏まえればインド系の語である「アーガマ」の名も、神族抗争の激化極まるカテドラルの最終決戦時においてカモフラージュである日本語やドイツ語のネーミングを用いる事を止め、その実態を隠蔽する事なく開発されたパワードスーツという解釈にでもすれば矛盾は無い。が、公式にそういった設定がされた事は無く、やはり単にzガンダム由来のネーミングであろう。TRPG覚醒篇サプリメントで追加されたデータによるこのアイテムの解説は「歩くシェルターと呼ばれる装甲強化服」というそっけない一文であり、アーガマの名の由来にすら触れられていなかった。IMAGINEでも登場するが、やはり名の由来には触れずに独自の解釈が展開されている。魔神1ではヘルムからレッグまでの防具一式が登場。(ICBT)

アークエンジェル〔あーくえんじぇる〕 悪魔
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いわゆる大天使だが、ここではその狭義での意味である、天使9階級の下級第二位の天使達。人と高次の霊的存在たる神の間を仲介し、集団や民族の信仰心を導く役割を持つ。より上位の天使達よりも直接神に対し指示を受けているというのが重要である。ミカエルやガブリエルといった有名天使は古くはこの階級に属し最上位を意味していたのだが、中世ヨーロッパの位階分けにおいては低い位置に配され、天使の位階解釈の混乱の元になっている。真1が初登場の天使。甲冑に身を固めた戦闘天使である。回復・破魔魔法を持つのはエンジェルと同じだが、物理攻撃力により優れている。(willseek)

アーシーズ〔あーしーず〕 悪魔
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古代ギリシャのエンペドクレスやアリストテレスに発祥し後にパラケルススにまで継承された、物質が火・水・地・空気(風)の四元素から成るとする四大説の内、地を構成するエナジー。四元素のパワーバランスの変化により集合離散が繰り返され物質は変化するが、この内地の力は大地から植物に生命力を媒介し、岩や鉱石の中に蓄積され、生物の姿を形成する方向に働く。真1から登場している精霊。ノームより実体化が弱く、岩石が半ば人の上半身を構成する姿をしている。ファミコン版ではスライムの一種とされていた。補助魔法を若干使えるが、仲魔をパワーアップさせる合体要員として用いる事が多いだろう。真3ではエナジーの溢れるアマラ経絡に数多く出現する。(willseek)確かに四大元素説はエンペドクレスやアリストテレスによるもので、それを擬人化し四精霊を当て嵌めたのがパラケルススだが、四大元素の塊そのものを個体の生物の様に描いたのは(有り体にいえば、モンスターの一種として設定したのは)D&Dが起源とされる。アーシーズは初期のTRPG版や偽典では「テラエレメント」の名称となっており、他の元素達も「〜エレメント」と、原典であるD&Dの元素モンスターにより近い名称に変えられている。(ICBT)

アースメイル〔あーすめいる〕
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真1に登場。カテドラルロウにて売られる最強クラスの鎧である。しかし名前も存在も地味である。女神転生シリーズの武器防具はよっぽどのことが無い限り注目されないからなぁ…(ARL)魔神1では「大地の鎧」の名で登場。TRPG版による解説では地の精ノームの手による魔法の鎧との事。真1当時アイテム設定も担当していた鈴木氏が手掛けたゲームであるGB版「モンスターメーカー」でも登場している様だ。SJにおける電撃無効の防御特性は、電気製品を扱う際において感電を防止する為に地面と接続する「アース(接地)」が由来か。アースの語を冠する対電撃装備には、他作品ではメタルマックスシリーズの戦車装備「アースチェイン」に見られる。北欧神話のドヴェルグが神々の武具を手掛けるのを始め、鍛冶や細工において地の精はしばしば神すらを凌ぐ手腕を発揮するものとして描かれる。ファンタジー作品においては特に防具の製作に優れるとされる事も。よってこの鎧(メイルとあるから鎖帷子であろう)も神々との最終決戦に耐え得る最強クラスの防具となっている。(ICBT)

アースライトレイ〔あーすらいとれい〕 特殊攻撃
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〔Earthlight Ray〕
真・女神転生STRANGE JOURNEYに登場する銃、ピンライトP装備時に使用できるスキルで、対象に銃属性の小ダメージを与え、さらに新月時に攻撃力が上昇する。“アースライト”は“Earthshine”の別名、天文現象における「地球照」のこと。地球照とは、新月の頃に月の暗部をうす明るく照らす地球からの太陽の反射光を指す言葉である。スキル「アースライトレイ」は新月時にのみ起こる現象を、そのままスキル名にしたものである。(HUM)

アーバンテラー〔あーばんてらー〕 悪魔
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主に市街地で活動するテロリストが精神を侵され悪魔化したもの。スーツの下には銃火器を隠し持っている。かつては独善的だとしても何らかのイデオロギーの下で破壊活動を行っていたが、悪魔化すると共に破壊や殺戮を行う事自体が目的と化している。ソウルハッカーズ登場の上位外道。打撃や斬撃が通じないのが曲者だ。銃撃系の攻撃を仕掛けてくるが、外道の特徴として破魔系攻撃には弱い。チャールズ・マンソン紛いの襲撃を許す訳にはいかない。しゃべり口調はぢいちゃん系で愛嬌があるが。(willseek)実際に日本でテロを行っていた赤軍や中核派はソウルハッカーズが発売された時点では、大半が老人である。(HAZE)

アーマーン〔あーまーん〕 悪魔
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エジプト神話に登場する冥界の怪物。アメミットとも呼ぶ。ワニの頭、獅子の前足、カバの後足を持つ。死後の世界の様子を描いた「死者の書」に登場し、死者がオシリス神により死後の運命の裁定を受ける「魂の裁判」の場に控えている。ラーの天秤の上に乗せられた死者の心臓と真理の女神マアトの羽根がつり合わなかった場合、アーマーンはその死者を喰らう事を許されているという。喰われた死者は二度と現世に復活も転生もできない。デビルサマナーシリーズに登場した魔獣。恐るべき「まるかじり」要員だ。仲魔にするか、戦うなら先手必勝だ。(willseek)

アームガード〔あーむがーど〕 籠手
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ペル1より。本作の腕部防具の名は「グラブ」ではなく「ガード」となっているが、それらはアームガードの略であろう。文字通り、腕を保護する防具の事を広く指す。ガントレットやヴァンブレイス等、過去の時代で使われた鎧・防具の腕部分も含むが、特に固有名を持たないものに対する呼称である。現在、スポーツ用としては、アーチェリーでは弓を持つ方の前腕の内側に付ける防具、野球ではバッターがピッチャー側に向ける方の肘から上腕を覆う防具、等といった感じでスポーツの種類によって形状・防御部位がやや異なる。軍・警察用としては防刃目的でケブラーやスペクトラを素材とし、布状である為スリーブとも呼ばれ、手首から肘までを覆う。手袋と一体化している品もある。(ICBT)

アーメット〔あーめっと〕
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ソウルハッカーズで店売品では最上の兜。意匠を凝らした板金製フルフェイスヘルメットである。面頬や額飾りなどを棘状にしたり曲面を工夫したりして打撃を極力逸らす上等な作りになっている。まぁ異常に重いし視界もかなり制限されるだろうが。(willseek)

アールキング〔あーるきんぐ〕 悪魔
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ドイツの「榛の木の王」という意味の名を持つ、樹木の魔王。原語だとエルケーニッヒ(Erlkonig、ウムラウト表示出来ず)。ドイツ南西部に広がる巨大な森林地帯シュヴァルツヴァルト(黒い森)に自生する榛の木の支配者なのだという。森に訪れた人間を巧みに惑わしては破滅へと導くとされ、その描写はゲーテ作詞、シューベルト作曲の「魔王」で有名である。所がここには裏話があり、原作者たるゲーテはデンマークに古くから伝わる民衆のバラード「妖精の王(Elver-konge)」ドイツ語訳版に取材したとされ、訳者である同時代の詩人ヘルダーの誤訳で「榛の木の王」となったのをそのまま採用したらしい。元来は古くから言われているように、子供をさらう事もあれば気まぐれに人と関わる事もある、森の妖精王の一人だったのだろう。ソウルハッカーズ登場の上位妖樹。いわゆる樹齢を重ねた榛の木に人っぽい手足や顔をあしらい、王様らしく杖やケープを持たせている。マハジオンガが脅威だが、予想通り火炎系攻撃には著しく弱い。(willseek)

アールマティ〔あーるまてぃ〕 悪魔
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ゾロアスター教の善神アフラ・マズダの下に控える七柱の霊性、アムシャ・スプンタのひとつ。アフラ・マズダの娘とされ、その名は「敬虔・献身」を意味する。大地の守護者たる美しい女神であり、女性を守護すると共に大悪魔タローマティ(背教)と対立する。ペルソナ及びデビルサマナーシリーズで大天使として登場している。赤いボディコンスーツが色っぽかったり、ピンク色のクリーチャー系デザインがキモかわいかったりする。回復魔法に優れた仲魔として役立つだろう。(willseek)

アイアンクロー〔あいあんくろー〕 籠手
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爪の付いた鉄製のグラブである。これを装着すれば素手で殴ったときの威力も上昇するであろう。真1では銀座に売られていたが、性能はいまひとつ。もちろんプロレスの必殺技では無い。(ARL)ノクタンでは「爪」を所有する悪魔なら誰でも習得可能な特技。その破壊力は絶大で、もし命中すると物理に耐性の無い悪魔は一撃で粉砕されてしまう。勿論主人公が喰らうと瀕死になることは間違いない。唯一の救いは命中率が低く、スクカジャなどで命中率を上げないと当たらない所。これは味方にも言える事なので使用の際には十分カジャ・ンダ系を使用した後にしましょう。(ニャルリン)

アイアンバニー〔あいあんばにー〕
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真2が初登場の女性用頭防具。ウサ耳状突起を立てた鉄製ヘルメットなのだろうが、恐らく着用者は恥ずかしい。意外にも防御力はそこそこあり、氷結攻撃に耐性も持つ。(willseek)

アイアンメイデン〔あいあんめいでん〕 悪魔
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真2でヴァルハラスラム街に出没した、鉄製の拷問器具が動き出したもの。悪魔が宿っているとも、ガイアーズのクグツシが操っているともされる。未来世界でセンターが拷問に用いていたのであろうか。中に挟みこまれたら相当痛そうではある。アイアンメイデンは元来、中世ヨーロッパで発明され使用されていたとされる拷問器具であり、「鉄の処女」を意味する。鉄製の胴体の内側には無数の針が仕込まれており、中に入れられた人間は穴だらけにされ、閉じられた胴体の隙間からは血が流れ出すという寸法である。鉄の処女とは女性器の隠喩であり、鉄の身体に拒まれモノが入り込む余地が無い、という事である。なお、あくまで「拷問器具」なので蓋を閉じられてもすぐには死なない。針は急所を避けているので犠牲者はあくまでじわりじわりと弱っていくのである。映画「スリーピーホロウ」では主人公の母親がアイアンメイデンの犠牲になった判りやすい映像があって痛々しい。ところで現存する内側に鉄針を具えた「鉄の処女」は19世紀の捏造とされており、実際の中世では「恥辱のマント」と呼ばれる、内に閉じ込め衆目に晒したりそのまま餓死させたりという檻としてのみ機能していたとされる。拷問道具としての鉄の処女のイメージを広げたのには有名な人物だと「ドラキュラ」のブラム・ストーカーがいる。(willseek)抱いた男が死んじまうのでいつまで経っても処女。(aba)英国に同名のロックバンドがいる。(yut)

ICBM〔あいしーびーえむ〕 言葉
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大陸間弾道ミサイル(Intercontinental ballistic missile)の略称。射程5500km以上の弾道ミサイルを意味し、配備する国はアメリカ、中国、ロシアの三国のみとされる。特に恐れられるのは核弾頭を搭載した核ミサイルとして大国間の戦争に使われる事態である。現在は射程8,800kmにも達する大陸間ミサイル(ICM)や、近距離戦術用に艦船に搭載する巡航ミサイルなど、効率の良い破壊力の研鑽には未だ余念が無いようだ。真1において大破壊をもたらす決定的なきっかけの一撃となった存在。この一撃がアメリカ・アリゾナ州の米軍基地からトールマン駐日大使の操作でもたらされたのであった。これを阻止できるかどうかで真1のそれ以降の展開になるか、またはデビルサマナーの歴史に繋がるかが分岐すると思われる。ちなみにトールマンは東京湾近海の巡洋艦や潜水艦からの攻撃も用意していたらしいが、対抗策としてゴトウが放った悪魔達の破壊工作で無効化されたようだ。(willseek)ゲームとはいえ、アメリカから核が投下されるというのは、多くのプレイヤーに衝撃を与えたのではなかろうか。 さすがはアトラスである。()

アイスストーム〔あいすすとーむ〕 特殊攻撃
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魔神2よりEXTRAの一種、射程1の氷結全体攻撃。ファイアボール辺りと同様、D&Dから登場し、以降のファンタジーやRPGで頻出する同名の冷却系攻撃呪文より。(ICBT)

アイスブレス〔あいすぶれす〕 特殊攻撃
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冷気を吹きかける。3人〜6人の相手に効果がある。効果はマハーブフと同じ。夏場にその辺の道ばたを氷らせてくれれば、さぞ涼しくて案配が良さそうである。(ARL)雪女の得意技(デミ)真3において、恐らく主人公が一番最初に習得することになるであろう魔法攻撃スキル。真3においては氷結の追加効果が非常に強力なため、絶対零度を習得するまでずっと持たせておいた人も多いのではないだろうか。(iqn)

アイスボール〔あいすぼーる〕 道具
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アバチュより、氷結系の全体攻撃アイテム。一部の敵が使う事もある。US版名は「Ice Blast」と、後述の解説にある呪文名とも異なる上、ペル2の合体魔法の一つと名が被っている。D&Dにはこの名そのものの呪文は登場しないが、後発のゲーム作品、特にローグライクゲームに冷却系呪文としてこの名が登場する。恐らくファイアボールからの着想で、火と氷の対比から生み出されたものと思われる。尚、この名は和訳版のみの表現であり、英語では「Frost ball」の表現となる。(ICBT)

ITEM〔あいてむ〕 コマンド
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アイテムを使うコマンド。移動時や戦闘時に選択する。RPGでの重要要素の一つ。この項目が無いだけで、ゲームの雰囲気が随分変わってしまうことだろう。(ARL)DDS1には存在しない。DDS2より登場(@Coe.)

アイラーヴァタ〔あいらーう゛ぁた〕 悪魔
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ヒンドゥにおいて、雷神インドラが騎乗する四本の牙を持つ聖なる白象。名は「大海から生まれた者」を意味し、神々とアスラが乳海を攪拌した際に他の宝と共に誕生した。その風貌ゆえ象の王とも呼ばれる。インドラが仏教に入り帝釈天と呼ばれるようになった際には、アイラーヴァタも騎獣として共に取り入れられている。デビルサマナーシリーズに登場する聖獣。比較的耐久力があり、魔法も多彩に揃えている。ソウルハッカーズでは性格が友愛であり、ピンチの時に主を庇う涙ぐましいアイラーヴァタの姿がよく見かけられたとか。(willseek)

アイン〔あいん〕 人名・キャラクター
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「真・女神転生20XX」のヒロイン。主人公とは幼馴染だったが、引き離され、主人公は記憶をロックされた。ガイア教の実験で複数の悪魔と合体させられ、生体兵器になるように改造された。中の悪魔は時々暴走し、ストーリーの進め方によっては最悪の結末を迎える。名前の由来はヘブライ語の数字。「悪魔」をもあらわすものである。(daidai)

アヴァターラ〔あう゛ぁたーら〕 特殊攻撃
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NINE、魔神ヴィシュヌ専用戦闘アビリティスキル。1戦闘中にヴィシュヌが瀕死・死亡となっても10回まで自動的に復活する。ペル1・2ではEMPERORヴィシュヌ作成の為の封神具・マテリアルカードとして登場。概念的にもメガテンシリーズにおける「分霊」や「転生体」といった要素にアヴァターラ思想の影響が見受けられる。ペル1でもファンブックによれば、アヴァターラとして様々な姿を取るヴィシュヌはペルソナの象徴的存在などと解説されていたのだが、この事は以後の作品では忘れ去られた様だ。語源としては[ava(下へ)-tr(交差する)]、サンスクリット語で「降下」の意味。ヒンドゥ教の神々デーヴァ達が持つ概念であり、不死であるデーヴァが人や獣など死を持つ存在として人の世に下る・現れる、という意味で用いられ「化身」の訳が充てられる。特にヴィシュヌ神が多くの化身を取る為、この語は主にヴィシュヌの化身を指し、その代表的な10の化身は特に「マハー・アヴァターラ(大化身)」や「ダシャーヴァターラ(十化身)」と呼ばれる。ラーマーヤナではラーマとパラシュラーマが相対する場面もあり、複数のアヴァターラが同時に存在し、敵対すらする事態も有り得る様だ。又、ヴィシュヌらヒンドゥ三主神自体も、世界を構成する三要素「グナ」のアヴァターラとしての姿なのだという。アヴァターラの語は「アバター(avatar)」として英語に取り入れられ、ネット用語でも自身の分身となるキャラクターを指す概念として用いられている。こちらの語はタイトル名「アバタール・チューナー」や真3のボス悪魔「バアル・アバター」等に見られる。US版における悪魔種族「神獣」の英訳も「Avatar」だ。(ICBT)ヴィシュヌ自体、登場回数は多いが、アヴァターラとしての登場も多い。クリシュナ(旧約1)、ナラシンハ(真2)、カルキ(真2)、ラーマ(サマナー)がそれである。(HAZE)

アウ゛ェンジャー〔あう゛ぇんじゃー〕
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『ペルソナ1』に登場した「マシンガン」。ゲーム中の「M134バルカン(別項目、「M134ミニガン」を参照されたし)」の1ランク上の位置付けと名前からアメリカ空軍のA-10攻撃機などに装備されている機関砲GAU-8のことであろう。名前の意味は「復讐者」。主に対戦車攻撃に使用される。
ゼネラル・エレクトリック社製の30ミリガトリング砲で銃口から機関部までの長さは5.81メートル。砲本体の重量だけで281キロもある。 これに砲弾の供給システムと砲弾込みで全長6.40メートル、重量1830キロにもなる。弾倉は最大で1350発の30ミリ機関砲弾を搭載可能だが1174発が一般的な搭載量となっている。アメリカ軍の航空機搭載機関砲の中で最大、最重。攻撃力の点でも最強を誇る。この機関砲には都市伝説があり、「撃ち続けると発射の反動によって機体が失速して墜落してしまう」とか「撃ち続けると反動で機体が後方に進み出す」とかいうものである。もちろんコレらは笑い話で全くのウソである。実際の発射反動はA-10の片側のエンジン推力より僅かに強い程度である。しかしこの機関砲を発射することは「前方にジェットエンジンを全開で運転する事と同じ」で、この反動で飛行中の機体を止めることはできないが、わずかな速度低下を引き起こすことができる恐るべき力を持っていることを示していると言える。現在この機関砲の生産は終了しており、ゼネラル・エレクトリック社に代わりマーチン・マリエッタ社によって保守整備されている。(アレイ)

アエロファンテ〔あえろふぁんて〕 悪魔
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ケニアに住まうとされる背に翼を持つ象。ジョアン・フォンクベルタ&ペレ・フォルミゲーラの「秘密の動物誌」に記述と雌雄つがいの飛び立つ写真が載っている。水木しげるも「世界幻獣辞典」の中で紹介した。実の所、「秘密の動物誌」は著者達が「写真に写っているのだから実際に存在する筈」という通俗的思い込みを皮肉り、写真ドキュメントの説得力の薄弱さを示す為に作り上げた壮大な創作物であった。とはいえ数々の写真や詳細な記述は幻想動物の読み物として見事なものである。「実在する」と考えられているものは、世界の可能性のごく一部分でしかないのだ。デビルサマナーに登場した珍獣。独自デザインとしてピンクの体色と耳を翼に、鼻に羽根を持たされている。ダンボだ。それなりに力や耐久力は強い。(willseek)

青怪人〔あおかいじん〕 悪魔
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金剛神界でカオスサイドを司る謎の魔物。彼は属性の異なる者に対しては襲いかかり、同じ属性の者には自分の武器を渡してくる。使用する魔法等から見て、カオスヒーローの生霊では無いかと思われる。しかしカオスのくせに青い服を着ていて非常に紛らわしい。(ARL)MCD版ではロウ属性になった。(がおり〜)

青水晶の杖〔あおすいしょうのつえ〕
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偽典より、入手方法不明品。ナムコのゲーム「ドルアーガの塔」より「ブルークリスタルロッド」が元ネタ。IMAGINEでは鈍器分類に「赤水晶のロッド」が登場するが、こちらは上記の元となるアイテム「レッドクリスタルロッド」よりはスクウェアのゲーム「ロマンシング・サガ2」に登場する同名アイテムが直接の元だろうか。(ICBT)

赤怪人〔あかかいじん〕 悪魔
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金剛神界でロウサイドを司る謎の魔物。主人公への苦行の一つを担う存在なのであろうが、その戦闘能力から見て、ロウヒーローの生霊で無いかと思われる。しかし金剛神界の存在自体がどうもあやふやで、この赤怪人も含め、全ては小角が主人公達へ誘った「擬死再生」の世界における幻では無かったのかという気がしてならない。(ARL)

赤坂〔あかさか〕 地名・場所
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東京都港区の北部一帯の名称。ここにある紀伊国坂(きのくにざか)が赤根山(迎賓館付近の高台)に登る坂であることから別名赤坂・茜坂と呼ばれ、これが周辺一帯の地名にもなったとされている。高級住宅街やホテルにオフィスビル、政治ネタで有名な料亭が多い。裏通りには居酒屋等の並ぶ飲み屋街もあり、オフィス街のサラリーマンが晩に飲んでいたりもする。通常非公開だが、旧赤坂離宮を改修した壮麗な赤坂迎賓館もここにある。(willseek)近年、「赤坂サカス」という早口言葉のような場所もできた。ニュース番組等でその言葉を普通に喋っているアナウンサーを見ると、良く舌を噛まないものだと感心する。(来駕)

アカシャアーツ〔あかしゃあーつ〕 特殊攻撃
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敵全体にダメージを与える「技」系攻撃。 格闘技による物理攻撃と思われる。「アカシャ」とはサンスクリット語で「虚空」を意味する「阿迦奢」を語源とする不可視の第五元素の事である。宇宙の万物の事柄を記録するというアカシック・レコードもこのアカシャに刷り込まれていると言われ、そこから何らかの力を引き出して相手にダメージを与えるというのがアカシャアーツの威力の要となるようだ。(Willseek)DDSATシリーズではアカシックバリツというそっくりな技がある。(テラダイン)「アーツ(arts)」は「芸術」の意味の他に「技」、「術」などの意味があるが、このアーツはおそらく「マーシャルアーツ(martial arts、格闘技)」のアーツだと思われる。「虚空」の「格闘技」で、『空手』ということか。(塵芥)

暁の鎧〔あかつきのよろい〕
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真2・if...に登場する女性用胴防具。兜・篭手・具足とシリーズになっており、中盤にはかなりの防御効果を期待できる。(willseek)デメリットなく呪殺をシャットアウトできる防具相性「神聖」における購入可能な防具のうち、真2では最強の、ifでは唯一の防具。よって、最終装備候補の一つとなる。(HAZE)

赤根沢玲子〔あかねざわれいこ〕 人名・キャラクター
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通称レイコ。if...のパートナー候補の一人の軽子坂高校女子生徒。主人公の後輩にあたる。学校の魔界転落の真相を知る唯一の生徒であり、ハザマの関係者でもある。ハザマを「救う」為に主人公と共に魔界に挑む。彼女のルートでのみ知る事ができる真実もある。ちなみに眼鏡キャラだ。(willseek)

アカ・マナフ〔あかまなふ〕 悪魔
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ゾロアスター教における六大悪魔の一人。名は「悪しき意思」を意味し、「善なる意思」を象徴するウォフ・マナフと対立する。人の心に働きかけて善悪の判断をできなくし、誤った行動に導くという。if...に登場する魔王の中でも比較的上位の存在。オレンジ色のまだらが走った亡者のような容姿で、首ががくんがくんと揺れていてヤバい。力が強く、呪殺や衝撃魔法を放ち、手強い。(willseek)

赤マント〔あかまんと〕 悪魔
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昭和初期から子供達の間で囁かれた都市伝説的存在。赤いマントを羽織った謎の人物で、夕暮れ時になると電柱の影に隠れて出没し、通りかかる子供を捕まえていずこかへ連れ去ってしまうのだという。同時期に流行った赤い紙と青い紙の話と戦後融合し、赤マントは学校のトイレに出没し、問いかけに間違った返答をすると命を奪われる怪人となり、古典的怪談として現在まで伝わっている。戦前、「アカ」といえば共産主義者に対する蔑称でもあり、アカであると後ろ指を指されれば憲兵や特高などにしょっ引かれてしまう。そうした戦前世代の恐怖が子供達に変形して伝染したとも考えられる。無政府主義者、大杉栄が憲兵隊員によって家族ごと殺害された甘粕事件は有名。ソウルハッカーズに登場した怪異。HPが割合高く打たれ強い。ムドラや緑のだえきが結構恐怖だ。ペルソナ2罰でも噂によって出現する悪魔として登場した。葛葉ライドウにも赤マントと呼ばれる怪人が複数登場するが、こちらはある理由で人間が変化したものである。個体差はあるが、口から強力な光線を放ったり、マント状の部位を槍状に尖らせて突いてきたりと危険な存在だ。(willseek)ものすごくどうでもいい話だが、かつて週刊少年ジャンプで連載していた妖怪マンガ「地獄先生ぬ〜べ〜」でこの赤マントをモデルにした怪人「A」が登場する回があった(#24、JC第4巻収録)。ページ数は普段と変わらず20ページほどなのにも関わらず作品全体からは他の回とは明らかに一線を画す圧倒的な恐怖感が滲み出ており、ぶっちゃけ少年漫画の枠を超えてしまっているのではないかとさえ思える凄まじい話であった。(aba)

アガシオン〔あがしおん〕 悪魔
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ユダヤ伝承の壷や護符、指輪などの中に封じられている魔物の総称。精霊と同様、目に見えない存在。家事から人の呪殺まで何でも命令された事を行う。善とするも悪を為すも使い手次第だ。デビルサマナーが初出の妖魔。壷から半透明の頭を覗かせている。可愛げだが、よく見ると目がコワい。小柄でも魔物なのだ。電撃魔法が得意なようだ。(willseek)

アガリアレプト〔あがりあれぷと〕 悪魔
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ルシファー、アスタロト、ベルゼブブに仕える六大上級悪魔の一柱ハシラ。地獄の第二軍団の司令官。欧州と小アジアを支配する。 ブエル・グシオン・ボティスを配下とする。世界中の謎に通じている。 あらゆる秘密、特に宮廷や会議に関する機密を暴露する力を持っているという。人々の間に憎しみや不信感を引き起こし、未来と過去を操ることもできる。 登場作品は「真・女神転生3-NOCTURNE TRPG〜東京受胎〜」(Mr.ダルクン)

アガレス〔あがれす〕 悪魔
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ソロモン72柱の魔神である地獄の公爵。地獄の東の領域を治め、31の軍団を率いるという。ワニを含む様々な異形の生き物にまたがって、腕に鷹をとまらせた老いた賢者の姿で現れる。地震を引き起こしたり、召喚した者に言語学の知識を授けたり、逃亡者を召喚した者の所へ連れ帰ってくることができるという。初登場はファミコン版2の幻魔。真2では最上位クラスの堕天使である。物理攻撃力が高く、火炎・衝撃魔法も強力である。今後デザインアレンジされるとしても、老人モチーフは他との差別化の為に残されそうな気はする。(willseek)真2の姿は真1の「井の頭公園の老人」に似ている(HAZE)

秋葉原〔あきはばら〕 地名・場所
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都内有数の電気街。秋葉原っ子の間では「アキバ」の名前で親しまれている。多数の電化製品屋や電子部品屋、アニメショップやゲームショップが軒を連ねるこの土地は、日本中のマニアックな人達の聖地でもある。数年前には某真理教の経営するパソコンショップもあり、真女神転生においてガイア教の聖地とされるだけの雰囲気を持ち合わせている。JR秋葉原駅を電気街口から出ると、まず一番最初に聞こえてくるのが「あなたの近所のアキハバラッ、サットームッセン!」の歌声である。これを聞くたびに人々は「あぁ、秋葉原に来たんだなぁ」と思うとか思わないとか。しかし秋葉原はあくまで「遊ぶ土地」で無く「買い物をする土地」。地方から遊びに来た人々は様々な商品の安さに驚くのであるが、ある程度のお金を持ってきていないと、ただただ悔しい思いをするだけである。(ARL)アメヨコと並び、戦後の闇市からの自然発生的な復興で現在は世界の電気街に成長するまでになった。奇しくもメガテン世界でも誰ともせずに人が集まって反映しているところ、人間の面白さという物が感じられる。(焼肉魔王)実の所電気街としては衰退しつつあり、アドバンテージはマニアックな電子部品を求める事が出来る位である。むしろアニメ・ゲームマニア向けのオタク街としての性格が際立って強まった。秋葉原に入り浸る人々の事をマスコミでアキバ系と呼んだりする。だが2008年の無差別殺傷事件以来、歩行者天国の一時中止や一部店舗の閉店など、オタク街に大きな打撃となり、アキバは再びその姿を変えていきつつあるようだ。(willseek)

アギ〔あぎ〕 魔法
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[AGI]
灼熱の炎で敵を焼き払う魔法。実体が薄い悪霊などに効果が大きい。攻撃魔法の基本中の基本。追加効果は無いが、その分威力で補っている。(ARL)妖樹などに有効(中矢 和樹)真気妊オスヒーローが覚えることになる魔法。彼はこの系統の魔法を中心に覚えていくため、ロウヒーローより断然強い。特に公開処刑場のゾンビ戦では彼とジャックランタンのアギ系魔法が攻め手の中心になるちなみに最終的にカオスヒーローはマハラギオンまで習得できるが、目に出来るのはほんのわずかな間だけ。それでも、ロウヒーローの最後の魔法よりは目にした人は多いのではないだろうか?(神庭直登)鈴木大司教原作の漫画、真女神転生では詠唱が存在する。以下はその詠唱である。オーイープ・ティエア・ブドセーアオンドーイン 来たりて焼き尽くせ アギ(hagetya)ネーミングの由来は、格好いいものだとインドの火の神・アグニからの連想だとも、ギャグっぽいのだと熱がる際の擬音「アヂィッ!」からの変形ともされる。…ノリで命名する事も多そうなので後者だったりしてもおかしくはない…。(willseek)

アギラオストーン〔あぎらおすとーん〕 道具
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炎の魔力を込められた石。使用するとアギラオの魔法を解き放つ。シリーズでマハラギストーンもある。主人公の剣攻撃が効かない相手が出現した場合等、ここぞというときに持っていると便利である。常に何個持っているかを確認しておいて、そういう場面が来たときに惜しみなく使ってあげよう。(ARL)

アクアフレイル〔あくあふれいる〕
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棒の先に鎖があり、その先に突起のある金棒が繋がっている「フレイル」と呼ばれる打撃武器の一種。水を思わせる装飾がされていると思われるが、別に氷結魔法効果などは付属しない。なぜか女性専用武器であり、その威力と命中率の高さは中盤辺りは心強い。真2・if...などで悪魔から入手する事がある武器である。(willseek)

アクアマリン〔あくあまりん〕 道具
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[マリンブルーに輝く平和とやさしさの女神]
3月の誕生石。聡明、勇気、冷静、知恵の象徴。昼には爽やかさを与え、夜には闇の中を美しく輝くことから「夜の女王」とも言われる。真1ではやはり「水」を象徴しているようで、精霊交換においてウンディーネとアクアンズに関連する。(ARL)旧約2でも、ラグの店で交換できるアイテムとして登場する。(HAZE)

アクアンズ〔あくあんず〕 悪魔
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古代ギリシャのエンペドクレスやアリストテレスに発祥し後にパラケルススにまで継承された、物質が火・水・地・空気(風)の四元素から成るとする四大説の内、水を構成するエナジー。四元素のパワーバランスの変化により集合離散が繰り返され物質は変化するが、この内水の力は植物を育成し、魚の属性を強く持ち、生物の体液循環を司り、人の精神においては思考を促す役割も果たす。真1から登場している精霊。ウンディーネより実体化が弱く、水の塊が半ば人の上半身の形で地上から空中に伸び上がった姿をしている。ファミコン版ではスライムの一種とされていた。回復魔法を若干使えるが、仲魔をパワーアップさせる合体要員として用いる方が多いだろう。真3ではエナジーの溢れるアマラ経絡に数多く出現する。(willseek)

悪魔〔あくま〕 言葉
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一般に人に害を為す超自然的現象、または人生の災厄、心の中の煩悩・邪心を象徴化した存在。漢字の「魔」は中国でインドのサンスクリット語仏典を漢訳した際、「マーラ(死に至らしめる者)」を「麻」と中国の霊を意味する「鬼」を組み合わせて表現したもので、「魔羅」と表記した。悪を象徴する「魔」が悪魔という事になる。西洋のデビル・デーモンの訳語として用いられる。異教の神を貶める際に用いる事もあり、一神教系の悪魔の大部分は元来異教の神々であったともされる。残忍・非道でずる賢い人間の喩えとして用いる事も多い。また社会秩序や道徳に挑戦するピカレスクな存在という意味合いを持つ場合もある。小悪魔と呼ぶ場合、相手の狡猾さと共に可愛さや性的魅力を指す事がある。悪魔は超自然的実現力も象徴するので、大いなる力を意味する名に悪魔やデーモンの名を含める事もある。善悪とは元来個人や社会の価値観で変動するものであり、悪魔とは捉え方を変えれば変化や試練の象徴と言えるだろう。人々の想いを完全に無視して神々や悪魔が頭上で争うというのは実はあり得ないのかも知れない。メガテンシリーズでは神も魔王も天使も、超自然的な存在は全て「悪魔」と総称される。全てを悪魔と呼ぶ理由は、彼らは必ずしも人間の敵であるとも味方であるとも限らないからである。日本で人に害を為す疫病神や貧乏神も「神」と呼称している感じで想像すればいいだろう(彼らも祀り上げる事で恵みをもたらすとされる事もある)。利害や価値観で協力・敵対し得る相対的・流動的関係性を象徴するのが悪魔という総称な訳だ。(willseek)

悪魔合体〔あくまがったい〕
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ファミコン版女神転生において初登場した画期的なゲーム上システム。味方の悪魔2体以上を合体させ、新たな悪魔を作り出す背徳にしてオカルティックなパーティ増強システムである。小説版に悪魔合体の描写はなく、完全にゲームでのオリジナル要素であった。これが仲魔システム共々支持され、ゲームとしての女神転生シリーズの展開に繋がっていく。悪魔達は本来霊的な存在であり、姿を現し、形を形成するにあたってはマグネタイトを媒介にして肉体を実体・半実体化させている。悪魔合体とはこうした肉体を構成する霊的情報複数分を混ぜ合わせ再構成し、新たな悪魔の肉体に構成しなおすものである。その際元の悪魔達の精神は異界に還っていると思われるが、カオスヒーロー合体イベントや二次創作作品等の中に元の悪魔(人間)の意識を引き継いでいるものも見られ、確定的な情報ではない。合体完了時に新たな悪魔との契約も自動的に成されているものと思われる。また異なる悪魔合体の解釈としては、COMPの中に蓄積された各悪魔の召喚呪文・契約内容を合体システムの中で抽出し、新たな悪魔の召喚呪文・契約としてデジタルに構成し直すというものである。これはCOMPやデジタル描写あってこその設定であり、作品間での統一が成されていないため、結局はプレイヤーの皆さんの望ましい在り方で捉えていただくのが一番なのだろう。ある作品では生命の神秘を求めるヴィクトル・フランケンシュタインが編み出し業魔殿という名の施設で繰り広げる錬金術的秘術であり、またある作品では八神という科学者が生み出したREMIXというシステムプログラム、そして旧・真女神転生シリーズでは未だに由来が明かされない邪教の館ネットワークにて提供される秘術になっている。生命創造の錬金術的要素と、ザ・フライにも通じる元悪魔が分解され新たな場所で再構成されていくハラハラ感はなんとも言えないものである。デビルサマナーの目玉男より:「こいつにゃ神様だって、文句は言えない、奴らはあんたが、造ったもんだからぁぁぁぁフー!好きにやるぜ、好きにやるぜ、誰が相手でも、3人組でも、気にいりゃ、ギュイーンだぜい!イェイェイェイ創造の歌ぁーーーー!」(willseek)「女神転生」では2身合体のみであったが、「女神転生2」で3身合体&精霊合体、「真1」で人間とのランダム合体、「真2」で魔法継承、とシリーズを増す毎にどんどん複雑になりプレイヤーの頭を悩ませる。が結局は適当に合体させていてもそれなりに強い悪魔は出来るようになっているため、厭くまでもよりディープなファン層に対する配慮と言っていいだろう。(aba)魔神1・2ではフィールド上でも2身合体可能。2の場合ミューテーションの発生率が上がるらしい・・・(Green Man)

悪魔召喚アプリ〔あくましょうかんあぷり〕 道具
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悪魔を召喚、契約する機能を持つアプリ。「死に顔サイトニカイア」にアクセスした者が手に入れる事ができ、ナビゲーションAIとして「ティコ」という執事のような丁寧な物腰の男性、あるいはイタイ印象のはっちゃけた女性がついてくる。また、削除できない。ざっくばらんに言って悪魔召喚プログラムのアプリバージョン。前作デビルサバイバーの召喚プログラムが一番近い。初回起動時に召喚された悪魔を倒して契約するところとか、召喚アプリ単体で動作しているわけではないところとか、後悪魔のスキルをクラックして人間が使えるようになるところとか。驚くべきはコレが携帯アプリと言うことだろう。市販のモデルである主人公たちの携帯で問題なく動くどころかAIまでセットになっているという親切仕様。携帯の容量をどれだけ使っているのかわからないが、これひとつで召喚及び契約は当然のこと、合体や悪魔全書の閲覧、更にはアナライズや悪魔の使うスキルの使用までこなせることを考えれば非常に高性能と言えるだろう。しかもデビルサマナーシリーズのように忠誠度で去って行ったりもしない(そもそもそういうシステムが存在しないが)。果ては仲間との仲の良さまで測れてしまうという驚きの充実ぶり。様々なバリエーションがある悪魔召喚プログラムの中で、総合的に見て現状一番高性能なんじゃないだろうか。3身合体はできないし、同時に扱えるのは2体までと劣る部分もあるが。悪魔との契約は初回起動時を除けばデビルオークションで行われる。読んで字のごとく悪魔を買うことのできるこれもアプリの機能の一つである。携帯アプリでありながらここまで多機能なのはクライアント型だからだろう。ちなみに召喚プロセスは、登場キャラクターいわく「端末に記録されている座標情報を元に悪魔の居場所(宇宙の彼方)にアクセスし、召喚する悪魔の構成情報の発信を促しそれを端末が受信する。それを元に暗黒物質マグネタイトをタンパク質など悪魔の再現に必要な物質に変換、構成することで実体化・召喚している」とのこと。マグネタイトの詳細や悪魔の詳細及び居場所に関する言及は詳しくはされていない。 この召喚プロセスの性質上、情報の送受信に干渉されると召喚できなくなる上、干渉の仕方しだいでは強制的に帰還までされてしまうという欠点を持つ。クライアント型の召喚プログラムだが、劇中でサーバーに当たるものは判然としない。しかし、ダイチルート終盤でとある存在を倒した時、「これでもはや悪魔の力は使えない」といった趣旨の捨て台詞を吐くので、その存在がサーバーとしての役割を果たしていると思われる。このアプリをもたらした者の正体から考えても信憑性は高いだろう。このアプリを考える上で重要なのは「誰から」「何のために」もたらされたか、ということ。 それが物語の根幹に深く関わっている。また、このアプリが悪魔を召喚するプロセスを深く考察すれば、デビルサバイバー2の世界における悪魔の存在がどういったものなのかがわかるかもしれない。余談だが、デビルサバイバー2では人間は皆召喚アプリを使って、つまり携帯片手に戦っている訳だが、魔法スキルや通常攻撃はともかくとして物理スキルはどうやって使っているのだろうか?片手で繰り出しているとしたらかなり凄まじいことになっているであろう技も幾つかあるだけに気になってくる。もしかしたら物理スキルだからといって直接殴っているのでは無く、サイコキネシスのように手に触れずして物理的なダメージを与えているのかも知れない。(ad)

悪魔召喚師との邂逅〔あくましょうかんしとのかいこう〕 出来事
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デビルサマナーにて、主人公が初めてデビルサマナー葛葉キョウジと出会った事件。主人公は彼女が予約していたコンサートのチケットを受け取るべく、矢来区の雑居ビルを訪れた。ところがそこは吸血鬼タカシがある目的で血を集める為の惨劇の舞台と化しており、なぜかビルから抜け出せぬまま化け物に他の人々同様殺されそうになった。そこへ現れたのが強烈な雰囲気を放つ白スーツの男、葛葉キョウジである。ここで主人公はそれまでの人生の常識を超えた戦いを目撃するのであった。(willseek)

悪魔召喚プログラム〔あくましょうかんぷろぐらむ〕 道具
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天才プログラマー中島朱美によって開発されたシステム。このソフトウェアの主な機能としては、悪魔召喚儀式の際に造り上げられる複雑でかつ偶然の上で成り立っている空間をプログラム上でエミュレートしメモリ空間にそれを構築、その中で悪魔を召喚してしまうという代物である。この場合悪魔はデジタルデータとして姿を現すが、悪魔にとってそこから外界に出ることは魔界から現世に現れることよりもはるかに容易い。そのことに気づいていなかった中島は「巨大なデータになってしまう強力な悪魔は全ての体をメモリに納めきれないので現世に現れることは無い」という勝手な解釈をしてしまっていたため、彼が通っていた十聖高校は魔王ロキによって滅ぼされてしまう。旧約女神転生2では同じく中島が作ったゲーム「デビルバスター」の中に魔王パズスと共に封印されていた。真女神転生になると科学者STEVENがNET上で不特定多数の人間に配布を行っており、魔人転生シリーズにおいてはこのソフトウェアと酷似した「DIOシステム」が武内夫妻によって開発されるのであった。(ARL)これを作ったおかげで東京が崩壊したり、学校が魔界に引き込まれたりとろくなことが起きない(フェリオ)これの存在に人間が万物を支配できるという現代科学的思考万能思想への揶揄を見るか、たとえ毒であろうとも日々を生き抜くためには力ある「手段」を確保せねば踏み潰されるという現実を象徴するものと見るかは人それぞれである…。無論、敵対する存在との共存の可能性を拓く希望として見る事もできる。なおプログラム容量は原作小説によると8インチフロッピーディスク10枚分なんだとか。約10メガバイトか…。(willseek)何人ものオカルテリストの手により改造され、さまざなバージョンが出回っており、今なおアップデートし続けているという。(hagetya)真1では、一般人には使用方法が難しいようだ。またその名前から気味が悪いと遠のく人も少なくない。()因みにBASIC言語で組まれている。とんでもない話である。(きゅう)真1ではSTEVENより不特定多数の人間に配布された。いざ悪魔を召喚したが、その悪魔に殺されたり、知らないあいだに悪魔に精神を乗っ取られたりという被害があったようだ。(BK)上記では、BASICで書かれているとあるが、FC版1や真1のデモではアセンブラらしきものが使われている(HAZE)真1では色々な騒動が起きた真の原因がこれであるとも言える。(wac_toriaezu)

悪魔全書〔あくまぜんしょ〕
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合体施設において、仲魔にした悪魔のデータを登録して一覧を作成するシステム。作品によってはデビダス、デビルカルテ、ペルソナ全書等呼び名は異なる。ビジュアルや能力データ、原典の神話伝承概説を閲覧できる。全ての悪魔を仲魔にするコレクション的側面もあるが、特筆できるのは召喚での活用である。一度登録しておくと、その悪魔と別れたり合体で別の悪魔にしてしまった後でも、再び全書から召喚して仲魔にする事が出来る。ただし、その際には相応の対価(円・マッカ・マグネタイト等)を支払う必要がある。強いスキルを継承させたり、レベルアップや合体させて強くなった悪魔でも対価さえ支払えばそのステータスで容易に仲魔にできるのだ。悪魔設定上で考えると、そもそも悪魔はマグネタイト等で肉体を構成して現世に実体化している。死んだり合体させられるとその精神体は異界に還り、再出現を図ってそのエナジー蓄積に時間を掛けるのだが、合体施設では全書の形でその生体情報を保存しているという訳である。余程出現に大量のエナジーを必要とでもしない限りは、合体施設の主を抱き込んだ悪魔の現世出現は容易なのかも知れない?サターン版デビルサマナー及びソウルハッカーズにおいては本編登場の悪魔閲覧集として発売された。悪魔ビジュアルの微細部をズームアップして眺める事などもでき、美術的嗜好面では非常に面白い。ソウルハッカーズにおける第二集ではミニ小説とBGM鑑賞機能もアプリケーションに入っていた。(willseek)

「悪魔でも愛してくれる?」〔あくまでもあいしてくれる〕 発言・表示
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真女神転生で女性系の悪魔に話しかけるとこう言われることがある。ここで「はい」と答えた場合「嘘でも嬉しい!話聞いてあげるわ!」と答えてくれる場合がある。もちろん相手がかわいい悪魔なら喜んで言ってあげたい言葉である。ピクシーならまだしも、リリムやサキュバスなどには大喜びでそう答えてやりたい。そしてゆくゆくはその悪魔とのラブラブシーンが…なんていうHゲーム、探せばどこかにありそうだなぁ。(ARL)「偽典・女神転生」ではホントにそんな展開になっちゃう事がある。しかも事が済んだ後「そなたの事は忘れぬぞよ。これを授けよう」とお礼まで貰えてしまう。凄いぜ葛城。で、これってどんなゲームだったっけ。(aba)言うまでもないかも知れないが、「あくまでも」は洒落になっている。ユーモアを知る者は人生の楽しみを知る者とも言える。(willseek)同姓を愛しようがロリコンであろうが、勿論悪魔であろうと、人が誰かを、何かを愛する事への制約はないのだ。 人と悪魔の共存の希望が伺えるとも言えなくない名台詞。()

悪魔のキス〔あくまのきす〕 特殊攻撃
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悪魔の口づけである。それは人間にとってはたまらなく甘く、そして悩ましい。喰らうとエナジードレインされてしまうので、要注意だ。昔フジテレビでやっていたドラマでは無い。ちなみに広島の風俗店には「ハッスルパブ、エロティカセブン」という所があります。(ARL)ポケモンでも同名の技があるが、メガテンの方が先である。()

悪魔は二度生まれる〔あくまはにどうまれる〕 言葉
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真轡泪縫▲スのキャッチコピー。金髪の子供により悪魔の肉体を与えられ、そしてマニアクス版追加シナリオで、メノラーを集めた主人公が老紳士の手により心も完全な闇の悪魔として生まれ変わることから、この言葉が公式ホームページに飾られた。混沌の希望として生まれ変わった主人公の瞳と身体は禍々しい真紅に輝く。(hito)かの心理学者ルソーは、人は二回この世に生まれ出ると言った。一回目は存在する為に, 二回目は生きる為に生まれてくるのだ。 人修羅はこの二度目の誕生を終える前に悪魔として一回目の誕生を再び体験した。 そして悪魔としての二度目の誕生、彼は何のために生まれてくるのだろうか?(hagetya)

「あくまをころしてへいきなの?」〔あくまをころしてへいきなの〕 発言・表示
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何故かとても有名なセリフである。私は旧約2でピクシーに良く言われたような気がする。ここで「はい」と答えると大抵は「人殺し〜!」と逃げられる。悪魔に人殺しもへったくれも無いような気がするが。PCエンジン版真女神転生では、大破壊時にこのセリフが点滅するのであるが、そのことはあまり知られていない。(ARL)RPGにおける敵というのは、せいぜい経験値稼ぎか邪魔な存在であるくらいである。 しかし悪魔も人と同じ生命であるのだと思い知らされる。 色々と考えさせられる台詞。()真1で派生として、外道ヤクザの「ヤクザを殺して平気なの?」が加えられたが、真4でさらに老人口調の悪魔の「ジジイを殺して平気なの?」が加わった(HAZE)

悪霊〔あくりょう〕 悪魔
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怨念そのものである。彼らの性質の悪い所は意識と言うものが既に無く、ただ怨念に突き動かされて人間に危害を及ぼす点だ。という訳でそんなどうしようもない連中はさっさと成仏させてやりましょう。何気に初代「女神転生」より登場する古参の分類である。(aba)

アグニ〔あぐに〕 悪魔
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ヒンドゥーでの火神であり、その名前は火そのものを表す。天界においては太陽神で、人間界では神と人間を結ぶ架け橋の役割を果たしている。好物はバターで、アグニ自身を表す『炎』に投げ込むことにより彼は大喜びで食すのである。それによって燃え尽きたバターは神の元へ送り届けられているのだという。また、火葬の際に死者を浄めるのも彼の仕事だ。真1で登場。あまり目立たない鬼神である。(ARL)「アバタール・チューナー」に登場。エンプリオンのメンバー、ヒートがアートマ(悪魔化能力)によって変身した姿。レベルアップ時は「力」と「体」のパラメーターの伸びが大きいため、攻撃力と最大HPが群を抜いて高い。(HAL)ヒートのアグニビジュアルは双頭のパックンフラワーなどとさんざんに言われたりもするが、オリジナルのアグニも本当に双頭の彫像があったりする。(willseek)アバタール・チューナーにおけるアグニは、1、2通してかなり不憫な扱い。1では極端に低い魔力により魔法攻撃に弱く、弱点でもないのに大ダメージを受けるため終盤に近づくにつれてどんどん使いづらくなってしまう。2では1からの引継ぎデータと全てのフラグを立てないとパーティーにすら加えられず、挙句ラストダンジョン限定な上引継ぎの相手が相手なために育成に手間がかかる。購入者のうち一体何人が彼を最後まで使ったのか・・・(RY)マニアクスでのコラボにより、金子一馬氏のデザインがキャラクターの魔人姿に使用されているカプコンのデビルメイクライ3にも、ルドラと一緒にボスで登場。本体は刀の方であり、傀儡がその刀を持って戦いを仕掛けてくる(傀儡を倒すことが勝利条件)。ここで、気になるのはデザインについてである。金子氏のデザインではないのだが、この傀儡の体はDDSATのアグニに似ている(しかし、刀が顔なのでこの体には顔が無い)。これらのモデルとなっている像があるのだろうか?ボスとしては、アグニとルドラの2体をいっぺんに相手にするため、慣れないと厄介なボスである。倒すと兄弟剣(二刀流)アグニ&ルドラとして使用可能になる(彼らは自分達を使いこなせる者を待っていた)。兄弟でよく漫才を行う(本人達にそのつもりは無い)が、ダンテはそれを嫌がっており、しゃべるのを止めるように命じている。しかし、使用して特定の技を行った際にはしゃべってくれる。(テラダイン)

アグニ開眼〔あぐにかいがん〕 特殊攻撃
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[Agni’s Blessing]
対アバドン王より、全パラメータupの思い出特技。マダやアスラおう、アタバクといったインド系悪魔が有する。US版名の意味は「アグニ神の祝福」となり、元ネタとのズレが生じている。これの下位である各種単体パラメータup系は「〜のチャクラ」の名となり、こちらはUS版名も「〜 Chakra」だ。夢枕獏の小説「キマイラ・吼」に登場する架空のチャクラの一つ「アグニ・チャクラ」より。チベットの奥地から発見された曼荼羅に記される第9のチャクラで、チャクラの底部ムーラーダーラのさらに下部に存在するそれは現実に知られる他のチャクラ全てを併せたよりも強大な力を秘めるが、その開眼は生命力を暴走させ人を鬼や獣の様に変貌させる「キマイラ化」を引き起こすという。(ICBT)

アグネヤストラ〔あぐねやすとら〕 特殊攻撃
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P4で登場した高位の物理攻撃スキル。NINEではマシンガン系最上位の銃器として存在したが、入手は不可能で攻略本にも記載されず。火神アグニの力を以って示される、強大な威力を秘めた炎の矢とされる。ラーマーヤナでは若き日のラーマが鬼女ターラカーの息子の一人スバーフを倒す為に用い、マハーバーラタでは弓術を修めたアルジュナが競技会にてこの矢を含む三本の神の矢を続けざまに空に放ち、それぞれの威力を相殺するという妙技を見せた。特にその威力の詳細が描かれるのは、マハーバーラタにおけるクライマックスの一場面、クルクシェートラの戦いにて百王子軍カウラヴァの戦士アシュヴァッターマが放った一本である。その威力は世界の終末にて一切を焼き尽くす炎に喩えられ、神々ですら抗い難い炎地獄を顕現させるものとされる。人間同士の戦いにてこの矢を放つ事は戦場のあらゆる掟において禁忌とされるが、アシュヴァッターマは父ドローナを戦場の掟に背く卑劣な手段で殺された怒りからこれを放ち、敵対する五王子軍パンダヴァの軍勢一つを丸ごと壊滅させた。しかしアシュヴァッターマがその標的としたアルジュナとクリシュナに対しては通用せず、軍勢を薙ぎ払った爆炎の中心にいながらも、この二人は全くの無傷であった。このアシュヴァッターマが放った時の描写が核兵器を連想させるものである事から、核戦争で滅んだ超古代文明が存在したというトンデモ説の格好の材料となった。又、この武器はブラヴァツキー夫人の著書「シークレット・ドクトリン」でアトランティス滅亡の原因とされた事から、オカルト関係の書籍ではしばしば「アトランティス人が用いた武器」と解説される事も。(ICBT)見た目がDDSATシリーズのティタノマキアに似ている。どちらも強力な技である。(テラダイン)P4Uでは千枝の覚醒SPスキルとして登場。画面の上方から複数の隕石を降らせる技で、空中でも使用可能かつ隕石が降っている間も行動可能な隙の少なさ。おもむろに出して突っ込んで行ってもよし、コンボの〆に出して追撃してもよしの高性能な超必殺技である。(OPS)WW2時におけるマンハッタン計画に参加し現代では原爆の父と呼ばれているロバート・オッペンハイマーは1945年7月16日に初の核兵器の爆発を目撃したとき、「われは死神なり、世界の破壊者なり(Now I am become Death, the destroyer of worlds)」というヒンズー聖典の一節がよぎったという。この一編は彼が人智を超えた力を手に入れて狂気に震えている様子だと誤訳されることがあるが、実際は原文でクリシュナが言った「武器を使った責任は自分一人にある」という言葉になぞらえて「責任は私一人にあり、科学や他の量子物理学者に罪はない」という意味だということをどうか忘れないで欲しい。核実験の後オッペンハイマーは反戦運動に参加し公職を追われ厳重な監視と管理の下、一生を終えている。(gu)WW2時におけるマンハッタン計画に参加し現代では原爆の父と呼ばれているロバート・オッペンハイマーは1945年7月16日に初の核兵器の爆発を目撃したとき、「われは死神なり、世界の破壊者なり(Now I am become Death, the destroyer of worlds)」というヒンズー聖典の一節がよぎったという。この一編は彼が人智を超えた力を手に入れて狂気に震えている様子だと誤訳されることがあるが、実際は原文でクリシュナが言った「武器を使った責任は自分一人にある」という言葉になぞらえて「責任は私一人にあり、科学や他の量子物理学者に罪はない」という意味だということをどうか忘れないで欲しい。核実験の後オッペンハイマーは反戦運動に参加し公職を追われ厳重な監視と管理の下、一生を終えている。(gu)

アゲハドレス〔あげはどれす〕
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アゲハチョウのようにきらびやかで華やかなドレスである。もちろん女性専用防具。真1では復興後の六本木にのみ売られている。見かけたらヒロインに買ってやるのも悪くない。(ARL)

アゴニー〔あごにー〕 悪魔
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「苦痛、苦悩」を意味する名のゾンビ。神の国に生まれ変わる為に殉教者の精神で自らの命を捨てた者達である。しかし自らの幸福に対する執着があった為に悪魔となってしまった。自らの境遇に苦しんでいるのか、その背に十字架を有刺鉄線で背負っており、まるでこちらに死の捉え方を問いかけて来るようである。十字架といえばキリストという位に聖人や犠牲の象徴とされるが、古代の地中海沿いの諸国においては十字架を用いる磔刑は重罪人の処刑法の一つであった。イエスもあくまで当時の基準における重罪人として処刑されたのである。受刑者は打ち付けられた手足に激しい苦痛を感じる上、筋肉が極度に収縮し、特に腕が胸よりも高い位置に固定される為呼吸困難に陥り、窒息死に至る。つまりイエスの脇腹に槍を、のエピソードはあくまで死亡確認の一環である(当然流れ出た血は体内の凝固作用が働かないので止まらず流れ続ける訳だ)。デビルサマナーに登場する屍鬼。麻痺や金縛り攻撃を仕掛けてくるのでやられる前に破魔や火炎系攻撃等で片付けてしまいたい。(willseek)

浅草〔あさくさ〕 地名・場所
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隅田川西岸一帯を指す伝統ある庶民の街。江戸時代からの歴史があり、芝居や見世物小屋が多く、吉原も近いとあって大娯楽街として栄えてきた。明治後も映画館や演劇場が繁栄し、昭和初期の浅草オペラをはじめとした大衆文化の中心となってきた。現在は歓楽街としては衰退しつつあり、むしろ下町らしさを主とした観光地としての側面が大きくなってきている。浅草寺山門である雷門は有名だが、他にも 馬道通りから雷門通りにかけてや言問通りなど、レトロでエキゾチックな散策スポットとして国内はもちろん、欧米・アジア系も含めて様々な人が観光に訪れている。(willseek)真3では、受胎後は「アサクサ」と表記を変える。カブキチョウから脱出したフトミミらマネカタたちによって復興されている。雷門と雷門を抜けた先の仲見世通り、地面の下に作られた連絡通路で構成されている。主だった施設は一部を除いて、仲見世通りに集中している上に、後半になるまで悪魔は連絡通路内でしか出てこない為、中盤の拠点にちょうどいいだろう。ストーリーが進むに従って通れる通路が増えたり、店が増えたりと、マネカタたちの開拓心は現代人が忘れがちな「熱さ」を放っている。元から住んでいた地霊たちも相互不干渉の立場だった為、街作りは順調に見えた。だが、ボルテクス界における弱者であるマネカタのみの町は、悪魔達にしてみればその気になればいつでも潰すことができた。ただ、興した時期がその状況を許していただけだった・・・。(O.M.)

アサシン〔あさしん〕 悪魔
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暗殺者。ガイア教の戦闘員として特殊訓練を受けた者達であろう。マヒ針を使って相手を痺れさせ、必殺の一撃で仕留めるのである。真1にて登場。カテドラルでよく見かける。悪魔解説者鈴木一也によれば忍術に近い一撃必殺の拳法「九鬼神流」の使い手とされる。(ARL)アサシンという名称は十字軍の脅威となったというイスラム教・シーア派の一派、二ザール派の時には暗殺も厭わない勇猛な教団戦士達に由来するとされる。彼らは自らをフィダーイー(自己犠牲を厭わぬ者)と呼んだのだが、穏健なスンニ派には嫌われ麻薬中毒者・暴徒ハシーシュと蔑称された。これが他のいくつかの伝説と習合し、ヨーロッパで大麻を用いた狂的暗殺教団のイメージが創り上げられるに至るのである。(willseek)

アザゼル〔あざぜる〕 悪魔
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「アゼル」「アザジエル」とも。たまに「アゼザル」と誤植されながらもメガテンシリーズにちょくちょく登場する悪魔である。名の由来が「神の強者」を意味するヘブライ語であることから分かるように、かつては「グリゴリ」と呼ばれる人々を監視する天使達の統率者という極めて重要な地位に就いている天使であった。しかし天上より人々を監視するうちに美しい娘達に心惹かれていき、地上へ降りてその娘達をめとってしまった。更にアザゼルは人々に武器の作り方や自分を派手に装い外見で他人を惑わす事などを教え、これにより人々の生活が大きく乱れる事になってしまう。この際に他にも同じく地上に降り立った天使にシェムハザ、サタナエル等がおり、いずれもアザゼルとともに堕天使へ身を落とすこととなった。当然神はそんなアザゼル達の行為にブチギレ。アザゼルはラファエルによって荒野の穴に投げ込まれ、一筋の光も射さない暗闇の中に永遠に幽閉される事となった。実はこの事が神にあの大洪水を起こさせるきっかけとなってしまったのだからアザゼル達もとんでもない事をしたものである。メガテンではとにかく「デビチル」でルシファーを封印して魔王の座を乗っ取り好き勝手していたのが印象に残る。魔界の王となった兄ルシファーを妬みその地位を奪い、またそれに至るに邪魔であった娘のエレジーも切り捨て、更なる力を求めその力の中で果てたアゼル。最後まで自分の娘と向き合おうとせず、自分を省みる事も無かった彼は最期の瞬間に何が脳裏に過ぎったのだろうか。(aba)グリゴリの長としてのアザゼルを意識したキャラクター配置が為されているのはなんといってもソウルハッカーズであろう。シェムハザ、サタナエルと共に登場し、人間の文明の知恵の一端たるネット文化を利用し陰謀を巡らせている。「大いなる主」最優先なのが人に心惹かれた原典とは異なったスタンスではあるが。旧約聖書の「レビ記」には、浄罪のため二頭の雄ヤギを選び、一方をヤハウェに、もう一方を荒野のアザゼルに供犠として捧げるという記述があり、アザゼルは砂漠に住まう荒ぶる魔物のごとく考えられていた節がある。またカナーンの砂漠の神アシズを起源とする説もある。(willseek)

アザトート〔あざとーと〕 悪魔
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クトゥルフ神話において最も強大な力を持つ神であり、宇宙の中心、もしくは宇宙・混沌そのものであると言われる。しかしこの存在自体は一切の知覚を持たず、居座る玉座を囲む配下の者たちが奏でる音楽に合わせひたすら踊りうごめき続けるだけだという。この宇宙に存在する全ての事象もこのアザトートによって引き起こされた現象に過ぎず、アザトートこそ万物の創造主とも言われる。と、やたらスケールのデカいクトゥルフ神話の頂点に位置するだけあって何ともスケールのデカ過ぎる存在のアザトート、そのせいか登場させるにしても扱いが難しいらしく、メガテンシリーズで登場する事は殆ど無い。「ペルソナ2」でちょっとだけ触れられていたがその程度だ。・・・と言いたい所だが「偽典」では普通に悪魔として登場する。しかも何故か配下のはずのクトゥグアーよりランクが低いという破格の扱い。しかし所持魔法が大変素晴らしい構成になっているうえに何でも装備できる(あんな格好してどうやって武具を装備してるんだ…)ので多くのプレイヤーはお世話になるであろう。しかし万物の創造主が人間如きにホイホイ使役されていいものなのだろうか?という疑問の声が少なからずあったようで、前述の通り彼がメガテンで登場する事は無くなったのであった。(aba)創造神≠最高神である神話は結構散見できるものだが、アザトートも創造はしたものの旧支配者達の中での知性ある主神格はヨグ=ソトースやシュブ=ニグラスとされる。(willseek)似たような位置付けとしては、ギリシャ神話のガイアが挙げられるだろうか。クロノスやゼウスは登場しているが、ガイアもまた、登場していない。(HAZE)

アシェラト〔あしぇらと〕 悪魔
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メソポタミア・西セム系の多くの古代民族に太母神として崇められていた女神。天神アンの息子である牧畜神にして嵐神マルトゥ(アムル)の妻として高位の神格であった。多くの地域に伝播し、ウガリットではエル神妃、カナアンではバアルの妻とされたり、イラト、ベリト・セリなどの多くの名前の派生がある。アスタルテ女神と同一視される事もあった。旧約聖書にも有力な異教の女神アシェラとして名前が登場している。偽典にボス悪魔の一人アシラトとして登場した。その役回りは人間の心を軽視する残虐性が強調され、ヒロインの身体の一部を奪い去るキャラクターの一人である。戦闘力としては電撃系攻撃を吸収・高位電撃魔法を使いこなし、ディアラハンや敵全体魅了効果の女神の微笑みは脅威だ。STRANGE JOURNEY(以下SJ)に地球と原始の活力に目覚めた人類の再生を願い、その為の破壊を望む地母神として登場した。ボディタトゥが施された豊満な身体を持ち長い金髪も目に鮮やかだが目付きは恐ろしげで、手に青銅器風の剣を持っている。セクター・フォルナクスの中ボスの一人だが、打倒すれば有力な仲魔として合体作成もできる。SJ内では魔王アスラの古の姿として登場し、アスラローガ等のボス時スキルも引き継いでいるが、実際の古代史的にはアスラとアシェラトの起源は重ならないようだ。フィクション作品ゆえの地母神信仰起源の存在である事の演出と、音感が似ている所からの言葉遊びだろう。ボスとしてはアスラの特徴を引き継ぎ火炎系に極めて強いが弱点も変わらず氷結なので狙いやすいだろう。だが奇しくも偽典と同じく同士討ちさせられるリスクが伴う。(willseek)

足長〔あしなが〕 悪魔
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主に東北地方に伝承される足の長い鬼・妖怪。手長という腕の長い妖怪と対をなし、足長が手長を肩車する絵画も残っている。元来は中国の「山海経」に記載のある仙人だったらしい。秋田県鳥海山や会津磐梯山といった火山に住まい、麓の人々を襲って喰らっていたが法師に調伏されるという話が多く、一説には彼らは火山の噴火の脅威を擬人化した妖怪なのだという。デビルサマナー登場の邪鬼。タルカジャを唱えた上での攻撃は脅威になり、幽鬼ヤコウとボス戦でも登場する。(willseek)

蘆屋道満〔あしやどうまん〕 人名・キャラクター
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平安時代の陰陽師。道摩法師。阿部清明の宿敵とされる伝説的人物。様々な物語で仇役として描かれている。「帝都物語」でも紹介されている古浄瑠璃「しのだ妻」の物語によると、あるとき道満の弟の妻が奇病に冒された。困った弟は天才陰陽師である兄に相談し、「女狐の生肝を飲ませれば治る」と教えられる。早速弟はしのだの森で女狐狩りを始めるが、仕留めた狐をたまたまそこに居合わせた阿倍保名という男に助けられてしまい、怒った弟は保名の父親を殺してしまう。その後保名は助けた女狐が変身した娘を知らずに妻として迎える。そして一児の男子をもうけたのであった。しかしその魔性の血を引く男の子は大きくなるにつれて母親が狐に見えると泣き騒ぐようになる。自分の正体を知られた女狐はその子に水晶の玉を渡し、森へと帰っていくのであった。その後もその子はすくすくと成長したが、ある晩夢に文殊菩薩が現れ「汝は陰陽の博士とならん」と伝えられた。それからというものその少年は母から貰った水晶を耳に当てるとカラスの言葉が理解できるようになった。少年はカラスの会話から「帝の病は内裏を造った際に礎石の下に埋められた蛇と蛙のせい」という話を聞き取り、早速父の保名と共に都へ上り病の床に伏せる帝にそのことを進言する。帝は指示された通りに石の下を掘らせてみると、なんとそこには相争う蛇と蛙がおり、それを取り除くと帝の病はみるみると回復していった。喜んだ帝はその少年に「清明」の名を贈り、ここに安部清明が誕生したのである。そこで因縁をつけてきたのは帝お抱えの陰陽師であった蘆屋道満である。「帝の病が治ったのは自分の祈祷が効いたのだ」と反論して聞かないため、その決着は二人の魔術比べで付けることと相成った。そこで選ばれたのは箱の中の中身当て。十五個の柑子が入ったその箱に対し道満は「柑子十五個」と答えたが、清明は呪文を唱えて「ネズミ十五匹」と言うのであった。こうして箱を開けてみると、中の柑子は見事ネズミに代わっており、勝負は清明の勝利となった。いよいよ面目丸潰れの道満は、怒りに任せ弟に清明の父の保名を殺害させた。しかし父の死体を見た清明は世界中の神々に父の復活を訴える。すると願いが届いたのか保名は見事に復活を遂げたのであった。蘇った保名は道満の奸計を清明に伝え、清明はこの件を帝に報告。問いただされた道満は「それならば得意の魔術で保名を蘇らせて、その証拠を語らせて貰おうか」と言うも、既に復活していた保名が現れると腰を抜かし、そのまま斬首されたのであった。ここまでが「しのだ妻」の話。その他の伝説ではこんな続きもある。『魔術比べで破れた道満は清明に弟子入りし、その後清明の妻を寝取り秘蔵の魔術書「金烏玉兎集」も奪い、更に清明を殺害。しかしそれを清明の師匠が蘇らせ、逆に道満を討つ』。なんにせよ道満は悪役なのであった。(ARL)

アシュター〔あしゅたー〕 悪魔
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金星神Attar(アッタル)とも同一視されるカナアンの軍神。「獅子、恐るべき者」と呼ばれる事が多い。人類に水をもたらす灌漑神とも考えられていた。主神たる豊穣神バアルは冬になるとモトにより黄泉の世界へと下りその隙にその玉座をアシュター(アッタル)に奪われ、そして春が来るとバアルの復活によりアシュターは玉座から転落するとされた。この逸話がルシファーのイメージ形成に影響を与えたという説もあり、またアシュターは猛々しい男性神イメージとしてアスタルテ・イシュタルと習合され、後の大悪魔アスタロトは誕生したとも考えられる。真2においてビナーのイシュタル復活イベントにてアスタロトから分離する魔神として登場した。イシュタル復活後は悪魔合体で作成可能になる。仲魔としては中堅どころで特筆すべき特徴もない。(willseek)

アシュラ〔あしゅら〕 悪魔
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バイクに乗った、センターに抵抗活動を行うガイア教の機動部隊。メンバーは揃いの般若の面を着けている。メシア教徒が優勢である真2世界において、異端思想者やガイア教徒ら異教徒はセンターの強烈な取締りにあい、地下に潜らざるを得ない状況であった。かつては処刑ライダーといった名で呼ばれていたバイク機動部隊は他の一般暴走族とも統合・再組織化され、ガイアーズの重要戦力として活躍しているようだ。アシュラの名は仏教八部衆の阿修羅王由来と思われ、これは真1におけるカテドラル戦のカオス側指導者がアスラ王であった事に関係があるのかも知れない。真2に上位のガイアーズ戦士達として登場。物理攻撃に優れる。魔法を持ってないので、ジライヤと並んで、実は禁断の人間合体における合体継承計画には利用しやすいかも。(willseek)魔神1では四大天使及び四天王を仲魔にしていない時に限り、ヒンノムの谷に出現する(Green Man)魔神アシュラが仲魔になるのは正しくは隠しマップであるレムノス盆地。(willseek)

阿修羅の手〔あしゅらのて〕 道具
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真1ではCHAOSの仲間の全員のHPと状態変化を回復してくれるアイテムである。但し他の属性の者が居ると、そのキャラはダメージを受けてしまう。「ロウサイドのエンゼルヘアーが”天使の髪の毛”なんだったら、カオスには”阿修羅王の腕”でしょ」という発想から創られたに違いないアイテム。実際は猿の腕の乾物に魔力を込めたような物だと思われる。(ARL)阿修羅、すなわちアスラがインド起源である事を考えればいいだろう。真1でカオスサイドの総大将を天魔アスラ王が務めた事でも判るように、アスラ達は混沌とした情念を内包する存在であり、またインドの神々や仏像においてはその権能の広範さを表す為に多頭多腕になる事が多い。阿修羅の数多くの手が秘める力と情念を象徴する品なのだろう。(willseek)

アジ・ダハーカ〔あじだはーか〕 悪魔
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ゾロアスター教の悪神アンリ(ラ)・マンユに生み出されたザッハークとも呼ばれる邪悪な悪魔・龍であり、アフラ・マズダの創造物を破壊し、善良な人々を奸智で堕落させるとされる。傷口から猛毒の生物が生じるので殺す事ができず、英雄ファリードゥーンによってダマーヴァンド山に封じられたが、世界の終末の時には復活した古の英雄クルサースパに完全に滅ぼされる事になるのだという。if...アキラルートにて、28階で遭遇するボス悪魔の邪龍。神話通りの三つ首で、三種類のブレスを使い分け、その吼え声は2階下にいる主人公達をBIND状態にする程だった。紫の男の胴体に長く伸びた黄色い三つ首が生えたクリーチャー系の異形の姿。「怪物」の名に相応しいデザインと言えるだろう。(willseek)

アスカロン〔あすかろん〕
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初登場はNINE、LAW専用の剣で、龍族への特効に加え、聖人の持物故か悪霊・外道にも強い。P3にも片手剣として登場するが、こちらは強力ではあるが特殊な効果はなく、普通に店で売られている。古代ローマ末期の殉教者であり、竜退治の聖人として知られる聖ゲオルギウスの剣。但し、元々の伝承においてこの剣自体について語られている部分はほぼ皆無であり、名称を含め、この剣に伝わる逸話は作家リチャード・ジョンソンによる1596年の著作「キリスト教圏の七勇士」で創作されたものである。なお、作中ではゲオルギウス自身の生い立ちや人物像も大幅に脚色されている。それによればこの剣は魔女カリブからの贈り物の一つで、形状としてはファルシオン、サイクロプスが極上の金属で打った刀身は鋼や大岩をも易々と切り裂き、柄頭には帯剣者を守護する徳が込められたという。竜退治の場面では、突いた槍の穂先を粉々に砕く程の堅牢さを誇る竜の皮膚を軽々と切り裂いた。剣名の由来は十字軍の遠征地であったパレスチナの同地名とも、アラム語で葱を指す語アスカロニアともいわれる。また、元の伝承にてゲオルギウスが討った竜とは、実際にはキリスト教を弾圧した圧政者の例えとされる。十字軍遠征初期、前線のキリスト教徒達の間で聖ゲオルギウスが出現したという噂が立ち、それから欧州で彼の竜退治伝説が流行する様になったらしい。(ICBT)

アスコモイド〔あすこもいど〕 悪魔
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女神転生2より、品川周辺に出現する外道の一種。子嚢菌ascomycotaに由来する名を持つ、D&Dを原典とするモンスター。胞子を噴き出す多数の孔が開いた球体の姿を持ち、ゴム毬の様に跳ねながら移動を行い、攻撃を受けると破裂して体内の胞子を撒き散らすとされる。一つ目のデザインは日本ファルコムのゲーム「ザナドゥ」がこのモンスターを引用した際に加えたアレンジである。(ICBT)

アスタロト〔あすたろと〕 悪魔
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ソロモン72柱魔神の一柱で、40の軍団を率いる魔界の公爵、「恐怖公」である。巨大な蛇に跨り、右手に毒蛇を持ち、口元を血で濡らした堕天使の姿で現れ、過去と未来を見通せるが人を怠惰に誘うという。元座天使と中世ヨーロッパの悪魔学では述べられるが、その真のルーツはオリエントの女神アスタルテ(イシュタル)と考えられている。創造と共に血や破壊の属性を併せ持つところから、敵対したユダヤ・イスラエルの人々に嫌われ貶められたとも考えられる。なお魔術教団においてはアスタルテ女神は未だ魔術的加護を授けてくれる存在としてその権威を保っている。ファミコン版1では通常出現する邪神の一つ。2以降には魔王になりイベント・セリフが用意され、そのルーツについては早くから意識していた節が見られる。真2ではイシュタル・アシュターへの分離イベントが印象的。その所為でイシュタルの印象ばかりが強まり、アスタロトとしてはいまいち目立ちにくい部分もある。悪魔としては物理攻撃・魔法攻撃共に魔王を名乗るだけのものはある。(willseek)

アスプ〔あすぷ〕 悪魔
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その目で見た者を眠らせる不思議な視線を持つとされる毒蛇。プリニウスの「博物誌」の中ではアフリカ北東部の生き物として紹介されている。アスプの視線は見た者全てを眠らせ、その後眠った相手を毒牙で噛み付き命を奪う。アスプは牡と牝が常につがいになって暮らす情愛の強い蛇とも伝えられ、もし一方が他の何者かに命を奪われたら、もう一方が必ず復讐を果たす為どこまでも追って行くという。インドコブラ類の中には背後に回った敵を威嚇する為、首の広がったエリ部分の背面に目玉に見える円形模様が有るものがあり、これが西方に伝わりルーツとなった可能性はある。現在ではクサリヘビ属のアスプクサリヘビがアスプと呼ばれ、クレオパトラ7世が自殺に用いたであろうエジプトコブラとは別物になっている。デビルサマナー登場の前半レベル邪龍。なんで催眠系攻撃持ってへんのやー。サイオが結構痛いものの、弱点属性が多く決してしのげない相手ではないだろう。(willseek)

アスモデウス〔あすもでうす〕 悪魔
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ペルシャのアエシュマを起源に持つとされる、七大罪の一つ「色欲」を司る魔王。という訳でキリスト教ではルシファーやベルゼブブと並んで一般的な「悪魔」のイメージを広めるのに大きく貢献したデーモン達のひとりである。ソロモン王の封じた悪魔達の一柱にも数えられ、アスモダイという名でも呼ばれる。初登場の「DDS2」ではキリスト教でのイメージ通り牛、羊、人の三つの頭を持つ異形の魔王として登場する(要はバラムの色違いだが)。後発のベリアル、モロク、ミトラ、アスタロートが自分の家を持っているのに比して彼だけ洞窟住まいな点からも高が知れるというものだろう。実に弱い。「真1」ではメガCD版の追加悪魔としてメフィスト、パズスと一緒に仲良く魔王として出演。見た目のカッコ良さは数段アップしたがこれまた実に弱い。3ランク下のメフィストの方が遥かに使えるという体たらくである。もと妖鬼に負けるってキミは魔王としてのプライドは無いのか?更に「魔神転生2」では最低ランクの魔王に転落。バエルはともかくバラムより弱いとはどうした事か?!しかも遂にメフィスト(当作品では夜魔)にレベルが抜かれる!!毎回毎回散々な扱いのアスモデウス、彼の明日はどっちだ。(aba)アスモデウスの真骨頂は戦闘力よりもその契約の簡便さにあり、召喚者が礼節さえ忘れなければ気前良く幾何学、算術、天文学、工芸、力学などの優れた知識を教えてもらえたり、持ち主を不敗たらしめる魔法の指輪や財宝への手がかりを与えてくれる。だがその気前の良さが罠とも言え、欲望に囚われた者はずるずると利己心をも司るアスモデウスから逃れられなくなっていくだろう。支配しているつもりが支配されていた、という事は魔の世界ではままある事だ。(willseek)漫画版デビチルにおいてエレジーがアゼルに追いやられた時、一緒に連れてきた悪魔の一人。その後、エレジーは刹那一行と共に戦う事となり、3国間戦争の時にフェンリルの提案を受け、アスモデウスは刹那のデビライザーに入る事になる。ダークパレスにおいてアゼルと最終決戦をする際に、ナハトコボルトと共に置いてけぼりとなったアスモデウス。ストーリーの中ではその後、彼がどうなったのかは描かれていない…(BADWOLF)

アスラ王〔あすらおう〕 悪魔
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アーリア人にとっての光明神。ゾロアスター教においての最高神格。仏教においては阿修羅と呼ばれている者達の王である。アスラ族はヒンドゥー教では不死を得られなかった者達とされ、仏教では帝釈天インドラに須弥山を追われ周囲の大海へ追いやられたとされる。これらの話から伺えるように、彼らはどうも敗北者故の悪魔色が強い。しかし、その後の仏教で彼らは神格化され、アスラ族の王は大日如来として崇められるようになった。彼は金剛胎蔵両界に存在し、宇宙の真理を体現すると共に深い慈愛を持ち合わせていると言われる。真1ではカオスサイドの頭領をやってのけている。このことによりキリスト教VS仏教という一つの対立構成が出来上がっているのである。(ARL)更なるルーツを述べれば、元々は初期ヴェーダ時代のカスピ海や黒海周辺から由来する重要神格、全能と司法のヴァルナと火と誓約のミトラの二神(元々はアスラ神族)である。この二神の要素がペルシャ方面では合体してアフラ・マズダとなり、バラモン教の隆盛するインドにアフラ・マズダが伝わると人々はそれを悪神「アスラ(阿修羅)」に転位させてインドラ達、新たなる善神を盛り立てたと考えられる。仏教の華厳経においてはそうした善悪を統合する教主として、同じくアフラ・マズダが起源と考えられる毘廬舎那仏(ビルシャナ、ヴァイローチャナ)を想定しているのである。そして密教の教主である大日如来(マハー・ヴァイローチャナ)にまで発展して日本に伝わっているのだ。(willseek)

アスラローガ〔あすらろーが〕 特殊攻撃
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SJより。魔王アスラ・地母神アシェラト等のボスやカオスルート以外の最終ボスが使用、敵全体にMAD状態を付与する。ローガとは病気・疾患といった意味で、この名称は「アスラ病」の意。神話伝承内に登場する言葉という訳ではなく、単にサンスクリット語の組み合わせ。(ICBT)

アスランマーヤー〔あすらんまーやー〕
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魔神2より、鬼族への特効を持つ突剣系武器。「アスラの幻力」の意。「アスラン」は男性主格形アスラの中性名詞形で、ブラフマーに対するブラフマンの様に非人格の概念を表わしたものだろう。インド神話における魔術体系としては、人やデーヴァが使う力を持つ真の言葉「マントラ」に対し、アスラやラクシャーサが用いる魔術・幻術が「マーヤー」だとされる。現世そのものがマーヤーであるというインドにおける哲学論理(「マーヤー」の項目を参照)から、魔術としてのマーヤーも単なる幻に留まらず、空を飛ぶ・物を出現させるといった様々な効果を発揮するものとして描かれる。この幻術マーヤーを司るのがアスラ族とされ、特にヴァルナ神が得意とするが、形を持つ武器として描かれる場合はパーシャ(縄・綱)の姿をとり、天則に背く者をこれで捕らえるという。(ICBT)

アズミ〔あずみ〕 悪魔
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古代日本に来訪・移住した南方系海人族、安曇族の海神。水を自在に操る力を持っている。その主神は安曇磯良(あずみのいそら)である。妖怪視されると水に縁が深い事から魚の属性を付与され、半魚人のような姿で想像される事もある。安曇族は水運と製鉄技術に優れ、彼らの移住した地は各地で安曇野、熱海、朝霞、安積と地名に名残りを留めている。真1から序盤レベルの妖鬼として登場している。水の壁とメディアが使えるのが特徴。半魚人のような姿である。某創作神話の深きものに関連付けられるのは言い掛かりにも思えるのだがどうか。(willseek)

アズラエル〔あずらえる〕 悪魔
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イスラム教の死を司る天使。四つの顔と四枚の翼を持ち、その身体はこの世の全人類と同じ数の目で覆われる。体表の目が一つ瞬く度にこの世で一人の人間が死に逝く。またある伝説ではアズラエルはアッラーが最初の人類であるアダムを創造するのを手伝った事により死の天使という任務に就いたとされる。アッラーの命に従い、ジブリール(ガブリエル)とミーカール(ミカエル)、イスラフィールが初めにアダムの元になる土を取りに地上に降りたが、大地に拒まれこれを果たせなかった。この後派遣されたアズラエルは大地のいかなる拒絶にも耳を貸さず、目的の土を手に入れた。こうして任務を全うした職務に忠実なアズラエルは、時として非常に辛い事である肉体と魂を引き離す仕事を任されたのである。よってアズラエルの性格はいささか厳格で苛烈であると考えられるだろう。デビルサマナーシリーズに登場する大天使。四つの顔の内、足裏にあるという顔を判り辛いので杖の先にしているようだ。当然呪殺は効かない。継承魔法を工夫して戦闘に活用しよう。(willseek)

アセイミナイフ〔あせいみないふ〕
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真女神転生東京黙示録において、キョウコが相馬小次郎に「月の力を一年かけて仕込んだ物」と言って渡したナイフである。その後小次郎はケルベロスに対し、この武器によってなんとか渡り合うのであった。ゲームでは女性専用武器だったりする。備前の短刀を一回り強くしたような武器だ。しかし名前も設定もステキなので、手に入れたら是非ともヒロインにプレゼントしてあげよう。(ARL)「儀式用の短剣」を意味する名前で、元来はあくまで儀式の為に祈りや魔力を込めて用いる呪物である。よって武器としての耐久性は低く、逆に見た目は華麗な装飾を施された所為で存外に重量がある。アゾットナイフと並んで魔女達が儀式で用いるナイフ(生贄の動物を捌くとか)で知られており、それがゲーム中での女性専用武器としての位置付けに繋がっているのだろう。魔力が付与されているので、貧弱そうな見た目に反して魔物にある程度のダメージを与えられるようだ。(willseek)

アソビスの穴〔あそびすのあな〕 特殊攻撃
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[Gate to Abyss]
アバチュ2より、対象1体を呑み込んで行動不能にするアバドン専用スキル。名称の「アソビス」が意味不明であったが、北米版のスキル名が「Gate to Abyss」となっている事から、単に「アビスの穴」の誤記であった様だ。(ICBT)

アゾットソード〔あぞっとそーど〕
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NINEより。攻撃力0であり直接の武器としては最低性能であるものの、知力・魔力が大幅に上昇するユニークな性能が特徴。邪神アブラクサスの所持アイテムだが、同悪魔が敵として登場するのはCHAOS寄りのルートのみ。よって、武器自体に装備制限は無いものの実質LAWサイドで使う事は出来ない。又、IMAGINEでは儀式用突剣となり、ラバスペでは「アゾトのけん」の名で登場。デビチル黒・赤では武器ではなく悪魔「アゾット」として登場。Azoth。錬金術師パラケルススが所持していた剣で、その柄頭にこの文字が刻まれていた。彼は青年時代に軍医として従軍したが、その時に所持した剣を後年も持ち続け、眠る時も肌身離さずにしていた。当時の弟子の記録によれば、アルコール中毒であったパラケルススは突然夜中に起き上がりこの剣を振り回す奇癖があったのだとか。彼が剣を持つ姿は肖像画にも描かれている。この剣に伝わる逸話は、その真偽をさて置くと以下の様なものとなる。柄頭の水晶玉には使い魔が封じられているとされ、そこに刻まれた文字Azothはアラビア語での水銀Azzauqの転訛という一般的な説、始まりと終わりを意味するというヨハン・テルデによる説がある。(これに関し、使い魔の英訳であるspiritは、錬金術においては金属の精髄を意味する語である事、そしてパラケルススが精髄とした物質は水銀であった事を併記しておく。)そして、柄は容器となっており、中には彼が練成した賢者の石が入っていたといわれる。形状は一説には全長108cmともいわれる程の長剣であり、swordの名が付く事から少なくとも短剣ではない。短剣という設定やアゾットナイフ・アゾットダガー等といった呼称はゲーム「Fate/stay night」に登場する創作アイテムの設定であるのだが、この創作設定が国内では実際の伝承と混同される節があり、FFシリーズ等といった他作品にしばしば引用されている。(ICBT)

ATTACK〔あたっく〕 コマンド
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仲魔の直接攻撃コマンド。戦闘時に選択。「好きなあの娘にアタックする!」のそれと同じ意味である。だからどうしたと言われたら返す言葉も無いが。(ARL)真靴鮟き、人間の「SWD」とは属性の時点で違うので後半戦では注意を要す。ちなみにグラフィックで剣持ちのアクマも打撃属性。アクマの中では峰打ちが主流らしい。(墓石ないで)

アタックナイフ〔あたっくないふ〕
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真1において一番最初に手に入る武器。ガキに変身した男がこれを持って大暴れしている。近くのナイフショップで売っているところを見る限り、このナイフはこの店で購入した物に違いない。近年ナイフを使った犯罪が増えており、その影響で店頭販売を中止する店も出てくるほど。しかもその犯罪の多くは未成年者により起こされているというのだから、随分危険な世の中になったものである。真女神転生はそんなナイフ犯罪の多発を既に予兆していたのであった!…多分。(ARL)実はP5の主人公の初期装備がアタックナイフだったりする(gu)

アタバク〔あたばく〕 悪魔
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一般に太元帥明王(たいげんみょうおう)と呼ばれる明王の総帥。アタバクはサンスクリット語で「荒野の鬼神」で、人喰いの悪鬼だったものが仏法に触れ改心し、守護者となったのだという。大日如来や観音菩薩等のあらゆる仏や菩薩を習合させたものを起源とする為、国家鎮護といった規模の大きな誓願に霊験があるとされる。多頭多腕の姿で想像され、ゲームでは四面八臂で憤怒形の姿が採用されている。真2で薬師如来から十二神将を借り受け魔界のゲブラーを守護する魔神として登場した。真2の世界はメシア教の唯一神が圧倒的な支配力を誇っている為、異教の神々や悪魔は連合して滅びに対抗して戦っているのである。仲魔としては物理攻撃・魔法攻撃共に優れている。(willseek)アバチュ2では雑魚として登場。最序盤に出るくせに性能が非常に高く厄介。強力なスキル「ニューロクランチ」に押しつぶされ、ハードの辛さを痛感する最初の相手。真靴任浪式緬眇世世辰燭掘∈廼甍靴い悪くないですか・・・真気琉匕はどこへ。(RY)

足立透〔あだちとおる〕 人名・キャラクター
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足立透とはペルソナ4に登場するキャラである。CV:真殿光昭愛称は「ズッコケ刑事」、「ヘッポコ刑事」、「アダッチー」、「キャベツ」など(以下ネタバレ注意)一見ドジで温和で優しい性格の持ち主に見える刑事である。しかしその実態は二人殺して七人殺人未遂をした凶悪犯である。その性格の本音は恐ろしく自己中心的である種「ストーカー」のような発想を持っている。具体的には山野真由美が生田目太朗と不倫していたのを知り、「目かけてやったのにこんな女だったとは」「うるさい、うるさすぎるよお前」と言って殺し、さらに遺体の第一発見者であり、花村陽介のあこがれの先輩でもある小西早紀が生田目に殺されるかもしれないよと警告を受けているのを「言い寄っている」と勘違いして小西早紀を「事情聴取」と称して言い寄り「お前生田目と」と言ったところでビンタされ「ふーん僕とは無理ってわけ じゃあ僕にも考えがあるけど」と言って殺した。この後「たく何が女子高生だよ世の中クソだな」という迷言を吐く。彼が警官になった理由はズバリ「合法で本物の銃を持てるから」。また、イザナミに素質を見いだされたもので「虚無」担当。しかし、筆者は手放しに彼を「悪人」とは言えないと考える。彼曰く彼が学生の時は勉強しかさせてもらえなかったらしく、これが本当だとしたら彼は「異性との関わりを持つというちゃんとした思春期」を送れなかったある意味で「被害者」であり、女性に対する一方的な偏見や勘違いから「女性慣れ」していないところがうかがえる。また勉強はできたらしく一応エリートであり、ささいなミスがきっかけで田舎に送らされたことに憤りを覚えている。このことは彼の作り出したシャドウ「羨望の巨人」からも見受けられる。(東京タワーの格好をしている)しかし彼はやっぱり「ヘッポコ」であり、主人公の家に脅迫状を送ったことや、「生田目が全部入れたに決まってるだろ」、「へーそりゃ決まりだね」などとつい自分が真犯人であることをしゃべってしまう。ドジッ子のふりではなくホントにドジなのである。しかし、堂島が酒によっぱらったときはちゃんと面倒みてやったり、あらゆる人をバカにするのに堂島遼太郎・堂島菜々子のことは一切悪口を言わなかったことからこの家族は本気で尊敬していたようだ。使用ペルソナ(シャドウに近いが)は公式に「マガツイザナギ」であり、ボツになったがディスク内に「マガツイザナギ」のボイスが入っている。「マガツイザナギ」は主人公が最初に芽生えたペルソナ「イザナギ」に似ているが、全身がまがまがしい赤色で毛細血管のようなものがはり巡っている。しかしそのデザインは正直筆者が「使いてえ」と思った程格好いい。スキルも優秀で、ヨシツネとトランペッターしか使えない「ヒートライザ」(全パラメータ上昇)や「空間殺法」(敵全体物理大ダメージ)や「マハガルダイン」、「ムドオン」(闇属性即死)などを使う。しかしあくまで「アメノサギリ」の前哨戦なのでそんなに強くはない。ちなみに最初ペルソナを使用するときにカットインが入るが、病んでいて格好いい。グーグル画像で検索すれば多分出てくるので興味のある方は見てみることを薦める。彼の発言にはなかなか考えさせられるものがある。具体的には「誰もこんな世界本当は認めてない ただ否定する方法がないから耐えて生きてるだけだよ」、「ガキは無知だからウザイよ こっちはそうだったっていう経験談で言ってるんだよ 大人になればわかるよ どこまでもクソつまんねー人生ってのがさ」など正論じゃないか?と思ってしまいそうである。しかし直後に天城雪子に「ガキはあなたよ!!生きるのも面倒 死ぬのも嫌 そんなの理解されないに決まってるでしょ ダダこねてるだけじゃない」と言われ、さらに白鐘直斗に「人は一人じゃ生きられない だから社会と折り合うことをやめたら 生きづらいに決まってるんだ」、「なのにお前は立ち向かう気もなく 去る度胸もなく 人であること自体から逃げようとしている 世の中を面倒といったくせに大勢の他人を巻き込んでな」、「お前の理屈は全部コドモ以下の単なるワガママだ」と言われる。それに対しては「何も苦労してないケツの青い高校生に 俺のなにがわかんだよおお!!」と彼の悲痛な叫びを言う。筆者には足立も天城雪子も直斗もみんな正しいような気がしてならない。ある意味プレイヤーというか「人間」の弱い部分「本音」を最も良く体現したキャラと言えるのではないだろうか。実際、いわゆるレールの上を行く人生を送ってる人は共感する部分があるんじゃないだろうか。その普段とのギャップの高さや腹黒っぷりからファンも多い。実は筆者も結構好きなキャラである。はたして彼の普段の行いは全部嘘だったんだろうか?筆者は中には本当の彼の姿があった様な気がしてならない。また熱狂的なファンの中にはディスクのデータを改造して「足立透コミュ」を作った人がいる。それではマジックを教えてくれたりするが、これは実際の彼の「手品グッズ買っちゃったよ」という発言からだろう。また、堂島遼太郎に主人公がこの町に来てから事件が始まってるということで主人公が疑われるが、足立も同時期に来ており、勘の良い人はわかってしまう。しかし真の黒幕はガソスタの店員であり、「らっしゃーせー」とラスボスとは思えない台詞が聞ける。このことから彼女は「ラッシャーセ」と呼ばれる。「ラクシャーサ」とは何の関係もないのでご注意を。ちなみに「ラクシャーサ」は筆者のお気に入りペルソナである。多分でないと思うが、もしペルソナ4フェスが出るなら、是非ともマガツイザナギが使えるようにしてもらいたい。(キタロー)PS VITA用ソフトのペルソナ4 ザ・ゴールデンにて正式に足立コミュ(道化師コミュ)が追加された。それに伴い足立に関するイベント・バッドエンディングが追加され、コミュランクMAX時に念願のマガツイザナギが作成可能となるので思う存分使ってあげよう。(D)

アダマンチウムクロー〔あだまんちうむくろー〕
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アメコミ「X-Men」をはじめとするマーヴルコミックス作品に登場するミュータント・ヒーロー、ウルヴァリンの生来の武器である「ボーン・クロー」と呼ばれる爪の様な器官。爪といっても人間の通常のそれではなく、手の甲から自在に出し入れ可能な三本の鋭い刃が肉を破って突き出す。名の通りこれは骨の一部であり、ウルヴァリンが超兵士製造計画「ウェポンX」にて骨組織に超金属アダマンチウムを組み込まれた事でアダマンチウム製となったボーン・クローは、それ以外のほぼ全ての物質を切り裂く事が可能であるとされる。現在この爪はウルヴァリン自身の身体の一部であるという設定が定着しているが、初期においてこの爪はグローブに付随されたものであるという設定であり、このグローブを付けた者がウルヴァリンと呼ばれる事を想定していたらしい。ペルソナ1に登場する拳闘具。範囲内全体攻撃+追加効果PANICの武器性能は、近接戦闘の達人であるウルヴァリンの激烈な戦闘状態「バーサーカーレイジ」を彷彿とさせる。(ICBT)

アダム〔あだむ〕 人名・キャラクター
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「土から生まれた者」という名の意味する通り、神が土をこねくり回して作り出した最初の人間。神は最後に彼の鼻の穴から命を吹き込んだのだが、これは神がゲイではなかった事を示唆している。えっ、耳から吹き込めばいいじゃないかだって?!神の創った楽園で慎ましく暮らしていた彼だったが、話し相手が言葉の通じない動物や畏れ多い天使様では寂しいという事で彼は神に「寂しいから何とかしてください」と懇願する。応えて神は「では、新たにまたワンダフルという人間を作ってあげよう」と言った。アダムが「ワンダフルはどんな事をしてくれるのですか?」と尋ねると、神は「ワンダフルは穏やかで優しく受容的な性格だ。お前の言いつけを守り、決して逆らわず、勤勉で、倹約家でもある。しかも、彼女は魅力的で、美しい。洗濯をしたり、料理をすることが出来る。それにベッドの中ではとても素敵なことをしてくれるだろう」と言った。アダムがまた尋ねる。「どうしたらワンダフルを作ってくれるのですか?」神は答えた。「お前の腕一本と脚一本が必要だ」アダムはしばらく考え、言った。「肋骨一本で何とかなりませんか?」かくてイヴは生まれたのであった…。「真1」において主人公は新たなアダムとなる運命を歩む事になる。そう、全てが終わった後の彼には新たなイヴの尻に敷かれる生活が…待っていたかは不明。(aba)創世記(というか聖書自体)においては複数の伝承が並列して収められており、第1章の中には男と女は同時に創造され、神は男女を祝福し、子孫を増やして地上に満ちて地を支配するよう命じたとされる記述がある。いずれにしろ古来の自然崇拝とは一線を画す人間中心の精神による世界認識の始まりだったと言っていいだろう。ちなみに「アダム・カドモン」はユダヤ神秘主義においてはアダムが創造される以前に神が自らを物質界に投影しようと形作った原初的な人間であり、神の写し身として完璧な知性と能力を兼ね備えた存在とされる。カバリスト達は自己研鑽の果てに究極の愛に至り、アダム・カドモンと合一する事を目指していたという。NINEにおいてはラストエリアである天界において幾度も現れるアダムとイブとの戦闘になる。紫色の服装で異様なタトゥが肌に刻まれた姿が狂った世界観を反映しているかのようだ。(willseek)

アチェリ〔あちぇり〕 悪魔
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インドに伝わる少女の姿をした幽霊。子供に病気をもたらすとされる。アチェリは山頂に棲み夜になると谷間に降りてきて、ぞっとするような声で人を死に誘う歌を歌い、小鼓を打って踊りながら子供達の上に影を差し掛ける。この影に触れた子供は病気になってしまうとされる。病避けに子供達は首に赤い糸を巻くか、赤い衣服や赤い飾り玉を身に着けさせられていたという。ソウルハッカーズ登場の序盤レベル鬼女。魔性の影を持つインド少女の姿だ。顔に病を表すシミがあるものの、少女は結構可愛い…。スクカジャで序盤の魔法支援要員として考えてもいいか。(willseek)

アツユ〔あつゆ〕 悪魔
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中国の小咸山に住むとされている人食い獣。赤い体を持つ人面牛で、鳴き声は赤ん坊である。また、竜の姿や人の姿を描かれる場合もある。ちなみに「アツユ」の書き方は、うかんむりを書いてにルを書いて契って書いて「アツ」。同じようにうかんむりを書いてルを書いて瓜を二つ横に並べて書いて「ユ」である。解ったかな?真1に登場する妖獣。属性がダーク系ゆえにあまり目立たない。(ARL)元々天神だったが勢力争いに敗れ、天を追われて人喰いの怪物と化したという。五帝の一人・堯(ヤオ、ギョウ)の統治していた時代に猛威を振るったが、弓の名手であった英雄イー(ゲイ、羽の下に廾と書く)によって退治された。 (willseek)

吾妻教授〔あづまきょうじゅ〕 人名・キャラクター
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デビルサマナーに登場する、北山大学文学部の考古学教授。秦野久美子のゼミの先生でもある。尋常でない古代文明オタクで、その自説を公開した日には学会を追放される事間違いない程の入れ込み・暴走ぶりらしい。郷土平崎の古代史の研究の結晶として、「日本古代文明論」という本を出した。意外にもそこにはある真実が含まれており、それに絡んで大勢の人々を巻き込んだ一大事件が勃発する事になったのである。事件後は相変わらず古代文明の研究に没頭しているらしい。(willseek)

アティス〔あてぃす〕 悪魔
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ローマ時代にトルコ方面のプリュギアで信仰された、死と復活を繰り返す美少年の姿をした神。大地の植物の枯死と復活を司る。プリュギアの大地母神キュベレは元々両性具有とも言われ、その男根を切除されて女神になったという。切除された男根は地に落ちた後アーモンドの木になり、その実がサンガリオス河神の娘ナナの体内に入り込んでアティスは生まれたとされる。キュベレはアティスに恋をしたが相手にされなかったので、彼女はアティスに呪いをかけ発狂させた(怖)。アティスは自らの手で去勢した後にその身体を八つ裂きにして死んだ。アティスは母の愛人と言う称号で呼ばれ、死んだ時に流れ出た血は地上の全ての罪をあがなうとされ、三日後には宇宙の最高神として復活するともいう。これもまた死した後復活するというバアル神話の系譜を継ぐものと言える。ソウルハッカーズに狂神として登場した。キュベレ男性版デザインと言えなくもないが、手足がバラバラにされたかのように宙に浮き、包帯に身を包んでいる。首はヤバいので切らずに残したらしい。魔力攻撃に強い耐性を持ち、前衛の攻撃要員として期待できるだろう。(willseek)

アデプト〔あでぷと〕 悪魔
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「熟達者・達人」を意味する称号を名乗る、メシア教会戦闘部隊の司令官達。彼らは魔術部隊の導師階級にもあたり、前線で部隊の指揮を執りつつ、強力な魔法で敵を撃破する。彼らは元老院直属の部隊であり、彼らに命令できる者はコンピュータネットワークを通じて指示を行う司教や元老院クラスの者達のみである。真2に登場するメシアンでは最上位の存在である。メギドに破魔、呪殺、補助系と多彩な魔法を使いこなし、敵に回せば危険だ。(willseek)

アトラス〔あとらす〕 悪魔
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ギリシア神話におけるティターン族最強の者。それ故ティターン族がオリュンポスの神々に敗北したとき、彼だけは天を支える役割を与えられた。その後ヘラクレスに金の林檎を取ってきてくれるよう頼まれたときに少しの間その役目を肩代わりしてもらったりもしたが、最後には英雄ペルセウスにメデューサの首を持ってきてもらい、それによって自らの姿を石に変えたのであった。真1最強の地霊。しかし地味。(ARL)ヘラクレスはペルセウスより後の時代の英雄なので時間軸上おかしい事になってしまうのだが。神話伝承は伝承者によって細かい差異や異伝が生じてしまうものだ。巌に姿を変えたアトラスの今に伝わる姿がアフリカ北西部のモロッコからチュニジアにかけて東西に伸びるアトラス山脈との事である。また16世紀にメルカトルが地図帳の表紙に地球を背負ったアトラスを描いた事から地図帳はアトラスと呼ばれ、人骨の脊柱で頭部を支える第一頸椎もその名で呼ばれている。(willseek)

アトラス〔あとらす〕
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女神転生シリーズの生みの親である。ナムコ名義の旧約シリーズも、実はこのアトラスが開発していたらしい。一昔前はプリント倶楽部で一躍有名になっていたりもしたが、それも外国に出して大失敗。苦汁を飲む。最近ではゲームセンターで「ぐわんげ」等の気合いの入ったシューティングゲームを見かけたりもするが、これはCAVEが下請けで作ったものであるのでご注意を。(ARL)ギリシア神話のアトラスと区別するためか、綴りはATLUSとUになっている。()

アトラスの籠手〔あとらすのこて〕 籠手
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真1では銀座で売られていた。値段は2300魔貨。大地の神アトラスの力が込められているのか、装備すると体力が1上昇する。(ARL)

アナーヒター〔あなーひたー〕 悪魔
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ゾロアスターにおける川と水の女神。アフラマズダの娘ともされ、豊饒を司り、出産したばかりの母には母乳をもたらすとされる。一方で、急流となって押し流す川の一面から軍神とも扱われ、ファリードゥーンに協力し邪竜アジ・ダハーカ討伐に貢献した。初登場作品は魔神転生2。52レベルの女神で、氷結・破魔・回復に秀でる。外見はほぼ女神の汎用を外れておらず、イベントにも絡まずでほとんどキャラ付けがなかった。エンディングでは目的を果たしたナオキをねぎらいながら帰還する。その後はディープストレンジジャーニーまで22年間登場しなかった。DSJではシュバルツバースによる温暖化が原因か、ほとんど全裸に近い姿で登場。嘆きの胎の第一圏で気だるげにヒトナリに接するも、戦闘に入るとエキサイトしながらご立派バストを揺るがす。メガテン5にも、ほぼDSJと同じビジュアルと性格で登場するが、DSJでは天女だった種族が女神に戻っている。わざとらしいまでにエロい外見と言動だが、ゾロアスターの経典アーバン・ヤシトによれば「汚れなき処女」で「男のタネと女の胎と乳を浄める」とゆー、処女でふたなりで母乳が出て子供も作れる欲張りセットらしい。どこの薄い本やねん。各地の神話における女神と合一視されており、インドのサラスバティ、ギリシャのアフロディーテ、バビロニアのイシュタルなどと由来を同じくする。意外なところでは観音菩薩とも関連があるという。()

「あなた、結構写真写りが悪いんですね」〔あなたけっこうしゃしんうつりがわるいんですね〕 発言・表示
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ソウルハッカーズで主人公たちが指名手配をかけられたあと、生体エナジー協会を訪れて話をすると言われるセリフ。当然ジョークだが、明らかに普通の人間じゃなさそうな彼らに言われたかない、と思った人も多いことだろうなお、彼らはニュースで指名手配の件を知ったそうだが、彼らが世間向けのニュースを見ているとは意外である。マグネタイトの事以外には何の興味ももっていなさそうな彼らの案外お茶目(?)な一面を垣間見られる貴重なセリフである。 (CF)

アナト〔あなと〕 悪魔
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フェニキアの誕生と死を司る女神。豊穣神バアルの妹にして、妻でもある。アスタルテとは姉妹とも同一神格ともされる。牛の角を象徴として頭部にあしらわれた図案が残る。極めて強力な呪力を持った女神で、父である天界の神エルでさえも彼女の力を恐れたという。冥界神モトに殺され冥界へ降りた夫のバアルを地上に連れ戻した事でも知られ、アナトは自ら冥界へ赴きモトと戦って討ち倒し、バアルを連れ帰った。攻撃・回復共に強力な魔法を具えた上級女神としてデビルサマナーシリーズに登場している。終盤の回復役仲魔の有力候補の一人になるだろう。(willseek)ロンドでは富士演習場で敵として出現する(Green Man)

ANALYZE〔あならいず〕 コマンド
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出会って倒した事がある悪魔の能力を調べたりデータベース表示するコマンド。残念ながらボス悪魔は含まれない作品も多い。乱戦もある中冷静に対戦する数多くの悪魔の弱点等を思い出すのは骨であり、召喚プログラムのサポートソフトであるこの能力は大きな助けとなるだろう。作品によっては序盤にはインストールされておらず、物語の進行中に入手する場合もある。COMPの登場しない作品では特殊能力として覚えるスキルの一つになっている。発動に1行動ターンを使用したりデータベースとしては閲覧できないなど、情報端末としてのCOMPの優位性は否定できない。(willseek)

アナンタ〔あなんた〕 悪魔
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ヒンドゥ神話において、ヴィシュヌが瞑想する時に横たわるベッドの役をするナーガの王。千もの頭を持つキングコブラの姿である。アナンタは「無限」を意味し、別名シェーシャでも呼ばれる。全てのナーガラジャの中でも最も偉大とされ、創世と終末を象徴する。また、創造神ブラフマーの命により地底で大地を支えているともいう。龍神では最上位クラスである。真1が初登場。千の頭はビジュアル的に表現するのは難しいので、ゲームでは8〜12の頭になっている。強力な物理攻撃力を誇るので、前衛に用いたい悪魔だ。(willseek)

アヌーン〔あぬーん〕 人名・キャラクター
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真2に登場する妖精の少女。TOKYOミレニアムの地下都市にある旧新宿で、薬屋を営んでいる。主人公と戦い負けを重ねる戦士ダレスは、主人公をメシアの座から追い落とす為、「浮気草の露」という強力な惚れ薬を使い主人公をアヌーンに惚れさせようとした。そんなセコイ作戦を決行しようとするダレスになんの因果か、アヌーンは恋をしてしまう。彼女はダレスの失敗に便乗し、「浮気草の露」を彼に振りかけ彼の心を手に入れるのだった。その後薬屋にて仲睦まじい二人の姿を見る事ができる。…まぁええがな、見合い結婚後に育む愛ってのもあるし。…。ソウルハッカーズでは王国屋の悪魔トレード依頼人の一人としてシルエットで登場した。薬の原料は地上や魔界の薬草類が主らしいが、悪魔のエキスを使うものもあるようだ。二次創作作品でダレスの惚れ薬の効果はいつの間にか消えていて、ダレスは素でアヌーンや妖精達の暮らしを守る事に幸福を感じている話があった。その方が綺麗な話でいいと思うのだが、なにを幸福とするかという事でちょっと考えさせられてしまう。(willseek)オレンジ色のウエイトレス姿が似合っている。 内気ながらもその悪魔っぷりは群を抜いており、そのギャップに魅了されたプレイヤーは多い、かもしれない。()ちなみに、王国屋における依頼はオベロンに無許可でしている(彼女からそれを示唆するコメントが聞ける)らしく、オベロンが仲魔にいるときは姿を隠してしまう。(CF)

アヌビス〔あぬびす〕 悪魔
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エジプト神話に登場する冥界の神。アヌビスという名前は実はギリシャ人の命名であり、当時のエジプトでは「インプゥ」と呼ばれていた。墓場の周囲を徘徊するジャッカルは死者を守っていると考えられ、死者の神アヌビスは犬かジャッカルの頭部を持つかジャッカルの姿を与えられている。セトの妻ネフティスがオシリスとの不倫で産んだ子であり、オシリスがセトに殺された際にはその遺体に防腐処理を施してミイラにした。その為アヌビスはミイラ作りの守護者とされ、ミイラ作りの際にはアヌビスの仮面を被って作業が行われたという。そこから医学の神に繋がり、トートと共にメルクリウス錬金術の象徴の中に引用されていった。また、アヌビスは死後冥界の王となったオシリスの補佐を行い、ラーの天秤を用いて死者の罪を量る役目を担っている。ゲームでの登場は古く、ファミコン版1の上位神獣として。以降も登場作は多いが一貫して蘇生魔法や呪殺魔法を持ち合わせている。ヘルメスの杖であるカドゥケウスを持たされているが、そもそもこの杖自体のルーツはエジプトのウアス杖であり、ウアス杖にはよくアヌビスの頭が付けられていたらしい。(willseek)

ア・バオア・クー〔あばおあくー〕 悪魔
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インドのラジャスターン地方のチトールにあり、登りつめると悟りを啓けるという「勝利の塔」の最下層に住む存在。普段は眠っており、透明な身体で薄く青い光を放っているが、肉眼では見えない。塔を登ろうとする者が入ってくると目を覚まし、その踵にくっついて塔の頂上を目指す。塔を上がる程に身体は色付き次第に桃の皮のような皮膚を視認できるようになり、絹のすれるようなか細い声を上げると言う。塔の最上段で「完全な」姿を得る事ができるが、そこに至らないと絶望と苦痛にさいなまれ、色と光を失い最下層まで転がるように落ちていく。そこで再び眠りにつき、次の訪問者を待つ。有史以来、ア・バオア・クーが完全な姿を得たのは今まで一度だけであるという。塔を登る者の心を反映する魔物なのだろうか。ファミコン版1では物怪、旧約1では外道で登場したクラゲかヒトデ系の棘皮動物みたいな姿の悪魔。…絶対当時のスタッフは某機動戦士の要塞名にこの名が使われていたから採用したと思われる。(willseek)中黒も踏まえた正確な名称は「ア・バオ・ア・クゥー(A Bao A Qu)」であり、「ア・バオア・クー」という表記・区切り方は初代ガンダムに登場する正にそれである。文字数制限の中であえてこの表記を採用した事からも同アニメの影響が伺える。チトールの勝利の塔は確かにインドに実在し、和訳版「幻獣辞典」にその詳細が訳註として加えられた事から日本ではそれが定説とされた。しかしそれに対し「世界文学にみる架空地名大事典」に拠るとアバオアクーの住む勝利の塔は「中国の」チトールにあるとされ、丁寧にも「インドのチトールと混同してはならない」とまで明言している(書籍タイトルからも当然、中国にチトールという地名は実在しない)。尚「幻獣辞典」原典では「チトールの勝利の塔に住む」とのみ記され、それが実在か架空かは言及されていない。さらに英語文献では、アバオアクーはマレーシアの伝承に登場するものともされている。アバオアクーに関する記述は「幻獣辞典」・「〜架空地名大事典」共にリチャード・フランシス・バートンが1885〜1889年に英訳した「アラビアン・ナイト」の、彼によって加えられた注釈から参照したとしているが、バートン版アラビアンナイトの何処を探してもそれらしい記述部分が確認出来ない事から、アバオアクーに関して語られたという注釈自体の実在が怪しまれてる(但し異本が多く存在しそれらを網羅する事は困難であり、見落としの可能性も有るという)。又、和訳版では触れられていないが「幻獣辞典」原典にはC.C. Iturvuruという人物による1937年の著作「On Malay Witchcraft(マレーシアの妖術に関するイトゥルヴルの大著)」を参照したとの記述もあるが、この文献も実在が確認出来ないらしい。以上から、アバオアクーは「幻獣辞典」の著者ボルヘスによる創作といわれている。「〜架空地名大事典」の方はボルヘスの記述の孫引きであり、アバオアクーの出身地が混乱したのは「幻獣辞典」自体も異本が多くある事に拠るものと思われる。一説にはアバオアクーの名はマレーシア先住民族オラン・アスリの言葉で祖先を意味する「アバン・アク」(直訳で「私の兄」)を捩って付けられたとも。(ICBT)

アバドン〔あばどん〕 悪魔
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ヘブライ語のabad(〜は殺した)が語源。そもそもは黙示録の世界において第五の封印が解かれたときに現れるイナゴの群れに対し呼ばれていたが、それが第五の災いそのものを指し示す言葉として用いられるようになった。尚、黙示録の世界では第五の封印を解かれることにより地獄の縁の扉が開かれ、煙の中より無数のイナゴが現れるとされる。それらは蠍のような針を持ち、神の刻印を持たない者に対し五ヶ月の間死よりも苦しい苦痛を与える権利を有している。彼らは獅子の歯を備えた人間の顔を持ち、金の冠をかぶって女の髪を振り乱し、胸当てをしていて、戦車のような羽の音をたてて飛び回るという。真1にて登場。真2ではヴァルハラエリア全てを飲み込む巨大な悪魔として描かれている。(ARL)エノクの悪魔。第7番目の位階フリアエに位置しており、ラテン語で復讐の女神を意味する・・・女神ってイメージ・・・以下略(笑)(神乃 室)正確には責め手としての人面蝗どもを統括する王または天使として存在するのがアバドン、ギリシャ語でアポリオンである。元々蝗が解き放たれる地獄そのものであり、聖ヨハネによって擬人化されたとも言われている。ファミコン版2では怪獣アポリオンとして登場しており、これはヘラス(ギリシャ圏)で破壊者という意味である。アポロン神に倒された蛇神ピュートーンがアポロンと習合され、死を象徴する冥界の黒い太陽、アポリオンとして認識されたのがユダヤに伝来してアバドンに訛ったという説もある。「黒い太陽」繋がりで真3においてアルシエルに変化するとも考えられる訳だ。葛葉ライドウ対アバドン王において、より黙示録のイナゴの群体としての姿がクローズアップされて描写された。彼らの現れる底知れぬ奈落の鍵とは、人々の神、ひいては神の創った世界そのものへの絶望なのだという。イナゴの怪物として現れたアポリオンどもは常識を超えた細胞再生力を有し、通常の攻撃手段で倒すことは極めて困難であった。そして顔が開いて繰り出される必殺攻撃・デスカッターはビジュアルが電ノコ斬撃で非常にえげつない。彼らを統括する「アバドン王」の存在が物語の核心の一つである。(willseek)ファミコン版2(アポリオン)では親友の恋人を誘拐し、真2では町を飲み込み、デジタルデビルサーガ2ではトリプヴァーナと呼ばれる三仕官の最終形態として登場、そしてライドウの二作目では最終ボスを務める。他の作品でも雑魚ではあるが、高位の魔王として登場する。おそらく、全悪魔の中で破格の扱いを受けている。(HAZE)

暴れ回り〔あばれまわり〕 特殊攻撃
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使用すると「**は暴れた」と表示される。敵全員に攻撃をしてくれるのでかなり便利。しかし「**は暴れた」とはなんとも単純明快な表記である。「**」には「客」でも「息子」でもお好きな単語をどうぞ。(ARL)かわいい悪魔などに継承させて使わせるとなんか駄々をこねてるようである(フェリオ)真2以降は暴れまくりに改称された。「まくる」は休みなく激しい様を強調する表現だ。序盤だとその攻撃対象数の多さは結構馬鹿にならない。(willseek)

アパオシャ〔あぱおしゃ〕 悪魔
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ゾロアスター教における旱魃を司る悪魔。古代の農耕において、水の有無は今以上に死活問題であり、従って旱魃は最大の危難とされた。アパオシャはその旱魃を象徴する存在であり、頭や背や尾に一本も毛のない真っ黒な馬のような姿で表され、自在に天を駆けるこの馬が中空に居座る限り、下界は日照りに悩まされ続ける。雨を司るティシュトリヤはアフラ・マズダの加護を受け、激闘・苦戦の末にアパオシャを打ち倒し、降雨をもたらす事を雨期毎に繰り返すとされる。if...アキラルートのボスの一つ。アオパシャと誤って名が用いられており、ハザマ編では改められた。骸骨顔で翼を生やした黒馬の姿をした妖獣だ。攻撃力が高く、強力な火炎魔法を多用するので回復は怠らないように。(willseek)

アビヒコ〔あびひこ〕 悪魔
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漢字で書くと『安日彦』。 日本神話では弟『長髓彦神(ナガスネヒコ)』と共にヤマトの鳥見にあった一族の長で、アビヒコは大陸仕込みの仙占術に長けた学者肌。デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団に登場した技芸属の悪魔。 銅鐸、釣鐘みたいなのが武器。 弟のナガスネヒコと共に立ちはだかる。 姿は黒い服に長い一本角を持つ。火炎属性が得意で氷結属性が弱点。(シシン)曾我物語および偽書説の強い東日流外三郡史に記述があるくらいで、資料の限られた人物である。安日彦も参照の事。(willseek)ナガスネヒコはちょいちょい出番があるのに対して、アビヒコはライドウぐらいしか出番がない。ちょっと可哀想(HAZE)

安日彦〔あびひこ〕 悪魔
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現在では偽書とする意見が強いが、東北土着の史書とされた「東日流外三郡誌」に記述のある王。邪馬台国の長脛彦の兄であり、神武天皇の東征軍に敗れて津軽(青森県周辺)に落ち延び、荒覇吐(あらはばき)王国を建国したという。葛葉ライドウに弟ナガスネヒコと共に登場した。「兄のぬばたま」という専用技を使い、更にナガスネヒコとの連携技、「連枝のあまとび」も使ってくる。人間空中大車輪すげー。(willseek)

アピス〔あぴす〕 悪魔
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エジプト、メンフィスの主神プタハの遣いとされた聖なる牡牛。眉間に白い斑点があり、背に鷲に見える模様があり、尾が二本に分かれ、舌の上にはスカラベ(太陽の象徴たるフンコロガシ)のようなものがある特徴を持つのがそのしるしとされ、選び出されてプタハ神殿に捧げられた。プタハ神への捧げ物として生贄にされる事もあったらしい。アピスは死後冥界神オシリスの眷属に転生するともされ、墓所からはアピスのミイラも発見されている。ファミコン版1が初登場の聖獣。真2以降は自爆やリカームドラなどの自己犠牲系のスキルが目立つ。デビルサマナーでは使って欲しくないのにリカームドラを連発され、使えない仲魔のイメージが強まってしまった。(willseek)

アピペ〔あぴぺ〕 悪魔
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エジプトの悪魔。太陽神ラーの宿敵
原作とファミコン版1に登場。原作ではイスマが従える小さな悪魔で、人の体内に入って操る。ファミコン版1では2面のビエンに登場。レベルは9で、数体で出現。特殊攻撃は麻痺のみ。そんな、アピペは原典ではエジプトの悪魔で、太陽神ラーの宿敵であり、セトと肩を並べる強力な不死身の悪魔。日食を引き起こすのは彼の仕業と言われている。エジプト神話ではセトと戦うこともある。話によって、どちらが勝つかは変わっており、どちらも正義側に立った方が勝者となる。(HAZE)魔神転生1では邪龍アポフィスとして、物語の1/4程度のところで登場。特に目立ったところはない。(HAZE)

アフナ・ワルヤ〔あふなわるや〕 特殊攻撃
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魔神2の破魔属性EXTRA。前後左右7スクエアの攻撃範囲を持つ最高位EXTRAの一つ。天魔アフラマズダー等が習得可能。ゾロアスター教のマンスラ(仏教における真言、ヒンドゥー教におけるマントラと同義)の内、最も重要視され、且つ最も強力な一つ。これを三分の一唱えると全ての悪魔は恐怖に駆られ、三分の二唱えると悪魔達は地に倒れ、全て唱え終えると悪魔達は完全に無力となるといわれる。(ICBT)

アフラ・マズダ〔あふらまずだ〕 悪魔
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翼の付いた光輪を背にし髭を生やした王者の姿で表されるゾロアスター教の光の最高神。善と悪とを峻別する正義と法の神であり、元来は善悪を超えて全てを裁く全知全能の存在とされていた。ササン朝ペルシャの頃にはゾロアスター教は国教化され、その中でアフラ・マズダはオルムズドとも呼ばれ、配下たる神霊アムシャ・スプンタの筆頭スプンタ・マンユと同一視され悪神アンラ・マンユと戦いを繰り広げる存在として、善悪二元構造の中に組み込まれたようだ。無限の時ズルワーンは当時代わりに全てを包摂する存在として担ぎ出された概念であり、ゾロアスター教においてはあくまで一部の宗派に認められた存在でしかない。アフラ・マズダのルーツはインドの古い形のヴァルナやミトラにあるとされ、逆にアフラ・マズダがインドのアスラや仏教の阿修羅、果ては大日如来のイメージのルーツになっているとも言われている。アフラ・マズダとしての初登場はファミコン版2の終盤、ルシファーの説得に応じて邪神アシュラから変化した場面である。実は邪神アシュラとしては1からうっとうしい存在として登場しているが。ある時は天魔アスラおうとしてカオスの極北の存在として登場し、またある時は魔神ヴィローシャナとして比較的温和な姿を見せる、アフラ・マズダから分岐したイメージの広がりには驚くばかりだ。魔神2においても最上位の天魔として登場している。(willseek)

アブラクサス〔あぶらくさす〕 悪魔
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2世紀頃、アレクサンドリアのグノーシス派バジリデス教徒が崇めた至高神。頭部は雄鶏、脚は蛇、鞭と盾を手にした姿で護符に描かれる。アブラクサスをギリシャ文字七字で表記し数字に置き換えると合計数値が「365」になる為、アブラクサスの下には一年365日を司る従神格がそれぞれ存在するとされた。「アブラカダブラ」という有名な呪文もこの神の名に由来するものである。デビルサマナーで最高位の堕天使として登場し、NINEでは邪神扱いになった。魔力に優れるので継承魔法を工夫してみるのもいいかも。(willseek)

アプサラス〔あぷさらす〕 悪魔
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インドの美の化身であり天女。その美しい体と魅惑のフェロモンで男を魅了する。彼女はガンダルバの妻でもあり、神々を楽器や舞で接待するのがその役目。また、神々の敵となりそうな修行者達を惑わし、苦行をやめさせる行為も行っている。(ARL)機動戦士ガンダム第08MS小隊に出てくるモビルアーマー(ヴぃ)ドルミナーや子守り歌など、SLEEP状態にさせるスキルを覚える。また、原典になぞらえて、「誘惑」スキルを持っている。(O.M)

アベール〔あべーる〕 人名・キャラクター
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アルスター神話に登場する人物で、当時の女性の理想的な資質をすべて揃えていたという。ある時、彼女に一目惚れしたクー・フーリンに求愛されるが、「あなたがもっと強くなったらね」という主旨で返答。力を求めた彼は武術の女神スカアハのもとへ向かうこととなる(直接向かわせたのは、アベールの結婚を快く思わなかった彼女の父親だったりする)。無事戻ってきたクー・フーリンとアベールは結婚し、末永く愛し合った。モリーアンたちのような派手さはないが只者ではないらしく、コンラが攻めてきたときに、夫に「あなたの子供かも」と警告する話もある。相手は名乗っていないし、自分の産んだ子でもないのに…なぜわかった?NINEではイベントキャラとして登場。魔界で崖の先に進めず困っている主人公たちを見て、手助けする代わりにモリーアンに呪われたクー・フーリンを助けて欲しいと依頼する。…といっても彼女自身が橋を作ったりするのではなく、「空を飛べる悪魔を探してくる」というもの。結果的には先へ進むことはできるようになるのだが…なんか騙されている気がする。ちなみに見た目は妖精エルフそのまんま。「クー様の奥方」というナイスな設定なだけに固有デザインでないのが悔やまれる。(Sakanon)

安倍晴明〔あべのせいめい〕 人名・キャラクター
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(921-1005)
土御門家の祖。伝説的な陰陽師。大化改新により左大臣となった倉橋麻呂の子孫と言われ、倉橋麻呂の子供である安倍御主人の八代目である安倍益材が清明の父らしい。清明自体は幼少のころより陰陽道を伝える賀茂忠行に師事していたらしく、忠行の子である保憲は暦道のみを自らの子に託し、天文道を清明に譲ったという。天文博士安倍晴明並びに陰陽頭賀茂保憲である。実は清明に関して残されている話はこの程度。そのキャラクター性は後世の造話によって作り上げられていったようである。(ARL)安部晴明の子孫は土御門家であり、現在残っている安部という苗字は安部晴明とは無関係であるらしい。安部晴明の式神は十二神将といわれており、晴明のそばに使えていたが、彼の妻が彼らを怖がったため、晴明は彼らを一条戻り橋の下に住まわせ、洋画あるときだけ呼び出したらしい。(神華姫)葛葉キョウジの一族の始祖はこの安部晴明とされている。(hira)実際は葛葉一族の発祥は更に古く飛鳥時代である為、むしろ「葛葉一族の系譜に晴明もいたのかも?」と想像させるのが狙いなのだろう。(willseek)ファミ通のネットでの無料コミックである『葛葉ライドウ対コドクノマレビト』(2010年4月現在連載中)では安倍星明という末裔が登場。理知的な見た目とは裏腹に、それなりに剣術に長け、しかも大食いである。ゴウトが言うには、陰陽師と言う表舞台に出ているお祓い師は下級(一般窓口)に位置し、もともとは目に見える形で人々を安心させる役割を担っていたという(実際に風水や天文学を司る役職であったから、解釈は間違っていない)。本当に凄い者は表舞台には出てこないということである。現実に、凄すぎたために権力者に疎まれて歴史から抹消された人物もいたりするし(凄いのにいわれなく地味になってる人物もたくさんいるが)。ただ、安倍晴明が優秀だったというフォローはあり、星明は優秀な先祖にあやかられながらも恐れ多いために同音で別の漢字で名付けられたという。晴明が実際に活躍したのは高齢になってからだったとか。そのためメディア等のイメージと現実は相当かけ離れている可能性がある…メディア等ではイケメンとされるが、現実では背が低くておっさん顔とされる義経も然り。(テラダイン)

バ・ベル〔あべる〕 悪魔
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「女神異聞録デビルサバイバー」のラスボス。 5つのベル神を倒して最後の一人となった時に資格を得て戦うことができる。 第一形体は黄金色の塔と車輪でルートによってロングヘアーの女性、ショートカットの女性、老人と顔がある。 第二形体は黄金が剥がれて漆黒色の塔で無数の眼を持つ「バビロンの大災」という魔力属性のMAP兵器技を持つ種族特有スキルのベル神「王の門」という射程無限能力を持つ由来は古代メソポタミアの中心都市であったバビロン(アッカド語で「神の門」の意味)にあったといわれ、古代メソポタミアに多くみられたジッグラトという階段状の建造物だとも言われる 実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画はバベルの塔ともいわれる(シシン)

アボイドスリーパ〔あぼいどすりーぱ〕 魔法
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DDSATに登場する自動効果スキルである。「王様マントラ」という隠しマントラであり、キングフロストを倒すことで取得できる。効果はアボイドスリーパを覚えさせているキャラが「睡眠」状態に陥った場合、全ての攻撃を回避できるというものである。普通に戦闘している場合ほとんど使い勝手のないスキルであるが、某混沌王と戦闘する際には最高の役割を発揮する。具体的に言うと、某混沌王は「地母の晩餐」という万能最強スキルを使用するのだが、マトモにこれを喰らうとだいたい9999くらいのダメージを受ける、DDSATのキャラ達の最大HPが999なのだから即死はまぬがれない。そこでアボイドスリーパの登場である。実は「地母の晩餐」をやる前にピクシーがこちら全体を確率で「睡眠」状態にする「ドルミナー」という技をやってくるのだ。(ただし例外アリ)ここで「睡眠」状態になればアボイドスリーパを覚えたキャラは「地母の晩餐」を回避できるというわけだ。世の中は広い、こんな活用方を考える人もいるわけだと感心させられる技である。ちなみに、当然できるだけ「睡眠」状態になった方が良いわけで、そうなると他のキャラより少しだけバッドステータスにかかりやすいディアウスは是非ともパーティに入れておきたいところである。(キタロー)

アポカリプス〔あぽかりぷす〕
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黙示、特にヨハネの黙示録を指す語(詳細は「黙示録」を参照)。それに記されるレッドライダーの持つ剣が(主に国内?創作作品内において)「アポカリプス・ソード」と呼称される事がある。又「アポカリプス」の名を持つ武器・剣は国内ゲーム作品にしばしば登場し、これはレッドライダーの剣や黙示録自体と無関係である場合が多い。この例として著名なのはFFシリーズをはじめとするスクウェア製ゲームに登場する大剣で、その初出は「ルドラの秘宝」である。P3の両手剣。ゲーム内解説文はレッドライダーの剣かの様な記述だが、スクウェア系作品の同名大剣のパロディであろう。真3のアーリマン専用スキル「末世破」のUS版名も「Apocalypse」。(ICBT)

アポリオン〔あぽりおん〕 悪魔
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「デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王」に登場したボス悪魔。その姿は黒い王冠を被っているサソリの尾を持つ蝗の怪物。種族は「アバドン虫」と呼ばれている。虫なのに顔が割れて回転鋸を持っている。神話状ではアバドンの別名。一説ではギリシャ神話における太陽神アポロンが自ら打ち倒した邪龍ピュートーンと同一視されることによって零落した姿とも言われている。(シシン)「奈落・破壊者」を意味するアバドンの、時代的には旧いギリシャ語版。アバドンの項も参照の事。なお蝗どもを率いる悪魔王または天使であるアバドン自身の姿の明確な描写はない。(willseek)女神転生シリーズ初登場はDDS女神転生2。「怪獣 アポリオン」として登場する。池袋のサンシャインに登場。倒すと逆さ十字を落とす。(BK)

天草陣中旗〔あまくさじんちゅうき〕 道具
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NINE、未登場プラグイン。没悪魔・魔人トキサダ専用と思われるが、効果等の詳細は不明。デザイン内にてトキサダが手にしているものがそれであろう。天草四郎陣中旗。聖体讃迎天使図旗とも。文化財としての正式名は綸子地著色聖体秘蹟図指物。島原の乱にて天草四郎が用いたとされる陣中旗。縦横共に1m程の方形の布地の中央に大聖杯、その上に十字の付く聖餅、両脇に合掌礼拝する天使が描かれる。島原の乱における一揆側の唯一の生存者、南蛮絵師の山田右衛門作による作画とされ、現存しており重要文化財として天草切支丹館に所蔵される。この旗はバチカン(ローマ教皇庁?)によって世界三大聖旗として認められ、戦後には米軍に接収されかけたという。三大聖旗の他二つはジャンヌ・ダルク旗とコンスタンティヌス大帝の十字を用いた十字軍旗とされるが、後者に関する具体的な情報は不詳。バチカン認定の真偽も不明で、そもそも世界三大○○といったものは日本独自の俗説である事が多く、少なくとも日本以外での知名度は皆無の様だ。(ICBT)

アマゾーン〔あまぞーん〕 悪魔
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ギリシャ神話に伝わる女のみの部族の戦士。狩猟女神アルテミスを崇拝し、戦神アレスと精霊ニンフを祖先としていると伝えられ、小アジア北方の未開の地に住んでいるとされた。また彼女達は弓を射る際に邪魔な右の乳を切除しているとも伝えられ、これがアマゾーン(乳なし)の名の由来である。子孫を残す時のみ男性と接触し、それ以外の時に遭遇すると殺されてしまうと恐れられ、産まれる子供も男子は捨てられて女子のみを育てたという。ちなみに南米最大の河川アマゾン川は、かつてヨーロッパの探検家が地理的に暗黒地帯であったアマゾン川流域を探検した際、そこで暮らす現地人達が男女問わず長髪の風習であり、それが女性のみに見えた為にヨーロッパ人達が「伝説の女人族アマゾン」と誤解した事から命名されている。昔にしっかりしたブラがあれば切らんでもよかったかもなぁ。デビルサマナーシリーズに登場する鬼女。迷彩化粧がミリタリー風味。日本じゃアマゾネスと呼んだ方が分かり易いか?(willseek)

天津金木〔あまつかなぎ〕 道具
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儀式書である大祓詞にも記載がある、神道に伝わる占術の一つ。天・火・水・地を象徴する聖木片を用い、神寄せ・吉凶の占い等を行ったりするという。儀式の詳細は秘中の秘とされ、公開されていない事が多い。葛葉ライドウでは異世界に飛ばされたライドウが元の世界に戻ったり、また異次元に消えた相手を追いかけたりする為に用いた。霊木片に蓄えた人々の想いを以って時空の壁を飛び越えるのである。(willseek)

天津神〔あまつかみ〕 悪魔
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古事記、日本書紀などで多くその存在を見る事ができる、日本神話にて高天原より天孫とともに降臨した神々を指す。アマテラスとツクヨミを筆頭としてメガテンシリーズにも多く登場し、「真2」では天より舞い降りた彼らと元々その土地に根ざしていた神である国津神との確執をゲーム中のストーリーとも絡めているのが面白い。(aba)弥生時代に入ってからの大陸・朝鮮半島からの渡来人またその子孫達が崇めていた神々を天津神の由来とする説もある。彼らから朝廷の支配者階級が現れる事も多く、その氏神も力を持つに至ったと考えられる。異界からの来訪者である事を強調する際、渡来系の人々の肌色は赤く表現される事がある。(willseek)

天津甕星〔あまつみかぼし〕 悪魔
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日本神話・日本書紀の葦原中国平定の件に登場する星の神。またの名を天香々背男(アメノカガセオ)。いわゆる国譲りにおいて、フツヌシ神・タケミカヅチ神は国津神をことごとく平定し、草木や石までも平らげたが、星の神のカガセオだけは征服できなかったとされる。二神は倭文神建葉槌命(シトリガミタケハヅチノミコト)を派遣し、ようやく懐柔または服従させたとしている。別書では天津神となっており、フツヌシ・タケミカヅチがまず高天原にいる悪神アマツミカボシを誅してから葦原中国平定を行うと述べるが果たせず、この神は東国の香取に鎮座していると書かれている。星や月を神格化する事自体は世界各地に見られ、特に星神は主要神とされる事もある中で、日本のこの星神が「まつろわぬ神」として悪神然と描かれているのは特筆できる。一説には、大和王権に頑強に抵抗した勢力に星神を崇める部族が存在したのではないかと言われている。また国文学者平田篤胤は、天津甕星は金星の人格化された神であると考えた。偶然か、ルシファーとも被る?メガテン初登場はペルソナ1のアルカナTOWERの上級邪神としてであった。葛葉ライドウ対アバドン王ではストーリーに絡んだイベントキャラとして登場し、過去の葛葉ライドウを打ち破った事もあるという、強大なまつろわぬ者にふさわしい役回りを演じた。…真3アマテラスの色違いとか言ったらメッ!ボス戦では五芒星の形にワープで飛び回りながら色々な属性攻撃を繰り出したり、仲魔がくらうと封印され召喚できなくなる封魔光線、全範囲攻撃である妖星大発光など、嫌らしい攻撃を放ってくる。一旦仲魔にすれば戦闘に悪魔会話にと幅広く活躍してくれるだろう。(willseek)織物の神建葉槌命が天津甕星を征服する事が出来たのは、織物の中に星を織り込こみ、星の神を織物の中に封印したとする説がある。要するに太陽が沈んでも空に星が残っている事を、どうにか出来ないものかと考えた上で織物に封印する事を思いついたのではないかということである。(El Dorado)

天照〔あまてらす〕 悪魔
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古事記では天照大御神(あまてらすおおみかみ)、日本書紀では天照大神と表記される太陽神にして皇室の祖神とされる神。伊邪那岐が黄泉から逃げ帰って行った禊で左目から生じ、三貴子の一柱とされる。高天原の支配を命じられ、他の神々の助けを得ながらこれを果たした。テンパった時は天岩戸に篭ったりもするが、基本的には武装して須佐之男を迎え撃ったりと気丈な性格のようだ。天孫降臨の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は孫にあたる。天照は一般に女神とされ、これは彼女が古代の太陽を祀る巫女の神格化と考えられている事による。これは彼女の別名の大日霎貴(おおひるめのむち)の「ひるめ(日の巫女)」からも推し測れる。真2の最上位の天津神としてが初登場。万能・火炎・破魔・回復と多彩な魔法を操り、力も強い。光り輝く衣装の美女の姿で描かれている。真3では男神ぽいデザインの魔神になったが、これは須佐之男を男装して迎えた逸話、または古い伊勢の地方神だった天照大神が男神であったという説によると考えられる。(willseek)

天之魔雄神〔あまのさくがみ〕 悪魔
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天邪鬼。意図的に思ったことの反対の行動を行う鬼。また、人の心を読んでその思考の逆の行為ばかりを行い、相手の気分を悪くすると言われる。それらは全て相手に対する「皮肉」を表現しており、真1では主人公の母親に変身した後、わざとらしい演技でもって主人公の心を逆撫でするのであった。(ARL)有名な天邪鬼の話としては「瓜子姫」が挙げられる。大筋としては「瓜子姫が親の留守中に天邪鬼に騙されてさらわれる」という話。数あるバージョンの一つには「天邪鬼が瓜子姫を食い殺し、彼女の皮を被って成りすます」というのがあり、真1の天之魔雄神そっくりである。ちなみに私の読んだ絵本では、被ったのは皮ではなく着物だった。そして瓜子姫の衣を頭から被り、姫らしくない粗暴さで飯をがつがつ食らう天邪鬼……ってこれ、北欧のトールにも似たような話が無かったか?ああそうか、真1のサクガミとトールマンは実はグルだったんだよ!!(妄想)(Sakanoka)瓜子姫に化けた説話、また地方によっては山姥や醜女に置き換えられる事から意外にも女性の鬼であるとする説が有力だ。ルーツは国譲り神話の天探女(アマノサグメ)とも、スサノオの眷属とも言われる。(willseek)ちなみに近親者を食い殺して皮を被るも酷い悪臭で正体がばれるくだりは幻魔大戦が元ネタである(TOTO)

天御剣〔あまのみつるぎ〕
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「飛天御剣流!」とか言って喜ぶ人多数。「九頭竜閃!!!」とか叫んで喜ぶ人多数。アニメファンにはたまらない名前らしい。ロウサイドの表面上最強の武器。是非とも貴方も「飛天御剣流!」と叫んでやってください。(ARL)

アマミツカボシ〔あまみつかぼし〕 悪魔
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「天津甕星」と書く。 日本神話に登場する死凶星神である。別名、天香香背男(あめのかがせお)、香香背男(かがせお)。 「デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王」に登場した技芸管の悪魔。見た目は真靴離▲泪謄薀垢世紫色のオーラを放っているまさに死の星神の風格を表している。 ほぼ四属性の魔法を操り専用技の「封魔光線」、「溶解大気」、「星の葬列」、「妖星大爆発」を使ってくる強敵。コウリュウよりも強いので準備は怠らないように。星を神格化した神は世界各地に見られ、特に星神は主祭神とされていることもある。しかし、日本神話においては星神は服従させるべき神、すなわち「まつろわぬ神」として描かれている。これについては、星神を信仰していた部族があり、それが大和王権になかなか服従しなかったことを表しているとする説がある(シシン)「アマツミカボシ」である。天津甕星の項を参照の事。(willseek)

アマラ経絡〔あまらけいらく〕 地名・場所
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経路とよく間違えられるが正しくは経絡である。真靴砲謄▲泪藜屬ら入ることができるフィールド、別のアマラ車にこれを通り移動する事が出来る。またマガツヒの流れる道でもある。このマガツヒがどこに流れているのかは不明ではあるが、経絡とは東洋医学における血液等が流れる場所つまり血管のことである。流れるマガツヒが血のように見えることからボルテクス界全体にこの経絡を通り巡り渡っているのではないかと思われる。それとは違い別の考えで、このマガツヒは魔界に流れているのではないか?とも考えられる。マガツヒ=マグネタイトとするならば、この流れているマグネタイトは信仰等でアマラ深界の奥つまり魔界に潜む悪魔たちに流れていると言うことだ。この魔界と人間界を繋ぐ橋のような経絡は失楽園に書かれる、ルシファーが作られたばかりの地球に向かった際開いた道に跡に、その子供である“罪”と“死”とが通るべく架けた橋を彷彿させる。(hagetya)ボルテクス界が創世の為に生み出され、創世にはマガツヒが必要とされるという事実が重要である。全ては大いなる意思の定めた法則の下、アマラ経絡からアマラ神殿に供給された大量のマガツヒは物語終盤、カグツチ塔から無尽光カグツチへと吸い上げられ新世界構築の為の力として用いられる事になる。無論堕ちた天使達のように、循環する巨大なエナジーを別の目的で利用する者達もいる。あるいはその反逆も大いなる計画の内なのか。(willseek)CLAMPのxxxholicという漫画にア○ラ経絡というのが出てくるが、おそらく女神転生のアマラ経絡のことである。またCLAMPは無類の女神転生好きらしい。(キタロー)

アマラ深界〔あまらしんかい〕 地名・場所
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真3マニアクスにて、主人公が車椅子の老紳士から魔力の燭台「メノラー」の奪回を依頼され彷徨う世界。マガツヒエナジーの流れる道、アマラ経絡の最深部に存在する世界でカルパと呼ばれるエリアで階層化されており、5つのカルパが存在している。各カルパ間は「穴」と呼ばれるワープゾーンで繋がっており、より深い位置のカルパへ進むためにはメノラーを捧げなければならない。アマラ深界の悪魔達はある「目的」で行動している為、交渉により仲魔にする事は決してできない。後に判るがアマラ深界は更に広大なるアマラ宇宙に近い空間である事が述べられる。存在する、あるいはしない可能性、想像の産物とされるものが実在する可能性、あらゆる可能性の分岐が小宇宙のごとき世界としてアマラ宇宙内に漂っている。考える事なく物事を「あり得ない」と断じる者は世界の可能性に気付く事は困難だ。 アマラ深界の名前は仏教の阿摩羅識(あまらしき)に由来すると思われる。これは仏教において心の働きを九つに識別した中で最も根源的で清浄な悟りを意味する精神宇宙の段階、第九識を称して呼ぶ。阿摩羅はサンスクリットで「汚れのない」という意味。ちなみに某コスモを燃やす漫画で出てきた阿頼耶識(あらやしき)は第八識にあたり、無我の境地になお残る深層意識の事であり、カルマ(行為)の結果が未だ蓄積しているとされる。(willseek)

アマラ転輪鼓〔あまらてんりんこ〕 道具
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通称アマラ車。表面に文様を刻んだ円筒状の物体で、素養を持つ者が扱えば世界の情報や巨大な力を引き出し利用する事ができる。真3主人公もセーブとワープのターミナルとして使う事になる。東京受胎前はPC端末やケーブルに繋がれ、電子機器っぽかったのだが、受胎後のボルテクス界においては世界の深層に繋がるアマラ経絡の入り口として呪的道具となっている。ヒジリの大のお気に入りだ(?)。デザインモチーフはチベット等で見かけられる、経文を内に巻いたり表に刻み、回転させて鳴らす鐘、マニ車である。手に持ち回す小型のマニ車を「マニ・ラコー」、僧院にある大型のものは「マニ・ラカン」と呼び、高さ2〜3メートル、直径3〜4メートルのものまである。心身込めてマニ車を回せば、回した分量の真言を唱えた事と同じ功徳があると言われている。アバタールチューナー2の最終ボス、ブラフマンもその各所にアマラ転輪鼓が配され、回転していた。世界の深層に繋がっている、というのが関係しているのだろうか。(willseek)

アミーゴポンチョ〔あみーごぽんちょ〕
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真2が初登場の貫頭衣型の男性用胴防具。世紀末救世主漫画で荒野を歩くキャラクター達が身体を包むように羽織っている布状の上着のイメージで考えればよかろう。防御力はないよりはマシな程度だが、若干運のパラメータにボーナスがある。衣類としてのポンチョは主に中南米で着られているもの。四角い布の真ん中に穴があいていて、そこに首を通し、かぶって着用する。下に「いろいろ」隠せるのが意外に便利な気がする。(willseek)

阿弥陀数珠〔あみだじゅず〕 道具
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阿弥陀如来信仰による魔力を込められた数珠であると思われる。使用することにより、CHAOS属性の者に対するエナジードレインを一度だけ防いでくれ、その効果は発揮されるまで持続する。真1ではガイア教会に行くと売っている。だからといってガイア教会は阿弥陀信仰社というわけでも無く、様々な宗派を重んじる多宗派型教団なのであった。(ARL)

アミュレット〔あみゅれっと〕 道具
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基本的にはお守り全般のことを指してこう言う。幸運を呼び寄せたり、厄災から身を守ることを目的として、人々は”アミュレット”を身につけるのである。真1ではその階層のダメージゾーンを無効化してくれるアイテム。便利そうなアイテムではある。(ARL)お守りの一種。タリスマンと比較される事が多く、それに対し「魔除け・護符」と和訳される。自然物をそのまま用いる場合は、その形状・材質が珍しいものであればある程良い傾向がある(宝石など)。他には生物・神仏の一部やそれを象った物、何らかの伝承や物語で象徴的な働きを持った物品等。また、タリスマンの内、特に消極的・防御的なものをアミュレットと呼ぶ場合もある。ある説では、自ら魔力を引き出して守りとするタリスマンに対し、アミュレットは邪気や悪意的な霊気を遮る「受動的な」ものであるとされる。その説の言葉をそのまま借りるならば、アミュレット・タリスマンの関係は、電気に喩えれば「絶縁体・電池」、光に喩えれば「遮光板・レンズ」の様なものだという。魔力の再充填行為を必要とせずに使い続ける事が可能だが、強い呪詛を防いだ際には壊れてしまう事もある。また、他の説によれば、アミュレットは退魔のお守り、タリスマンは招福のお守りであるとされる。(ICBT)

アムドゥシアス〔あむどぅしあす〕 悪魔
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ソロモンの七十二柱の悪魔の一人。序列67番。地獄の偉大な公爵で29の軍隊を率いる。最初はユニコーンの姿で現れ、求めに応じて人間の姿を取る。トランペットをはじめ、あらゆる楽器を奏でる。if...の憤怒界に中ボスとして登場する。魔神皇のいいつけを破って自信満々に挑んでくるが、ぶっちゃけ弱い。返り討ちにしてやろう。(SOLEIL)ラテン語ではアムドゥスキアス。音楽を支配する悪魔の代表と言ってもいい存在。人に音楽的な才能を与えその守護者にもなる。ヴァイオリンの名手であり、その音色は人々を狂わせ魅了する。クラシックの名ヴァイオリニストにして作曲家のタルティーニの傑作「悪魔のトリル」はタルティーニが夢の中で悪魔に授けてもらった旋律を元にしているという。その悪魔はアムドゥシアスと考えられるのである。人を惹き込む音楽には魔力を見出せるものなのだろう。(willseek)

アムリタ〔あむりた〕 特殊攻撃
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スキルとしてはP3から登場。効果は瀕死・ダウン以外の状態異常の解除で共通。特にデビルサバイバーにおいては低年齢層に向け分かり易さを重視した為か、全てのスキル名称から神話由来の固有名が排除されたが、これが唯一の例外である。アイテムとしての初登場はアバで、PP全回復の効果。他、死亡回復の「ハイアムリタ」が登場した。IMAGINEではHP・MP全快の上に各種カジャ系効果を最大まで得られる強力な回復アイテムとなっている。語自体の意味はムリタ(死)の否定形「不死」で、デーヴァとアスラが乳海攪拌で千年かけて生み出した不死を得る妙薬。医療神ダヌヴァンタリがこれが入った壷を持ち乳海から出現した。インドの神々デーヴァ達はこのアムリタを飲む事で不死を得、その後はヴィシュヌをはじめとする彼等により厳重に保管された。他にはラーフがその首だけ不死を得た、ナーガに脅迫されたガルーダがこれを奪おうとした、等のエピソードが存在する。詳しくは各悪魔の項目も参照せよ。ヴェーダ時代には神酒ソーマと同一視された節があるとされるが、これは恐らく元々アムリタとはソーマによって得られる効果を指し、比喩としてソーマ自体をそう呼んだのではないだろうか。それが後世にてソーマから不死の効果のみを独立させ、アスラ族の悪役化も兼ねて(恐らくソーマを好んだインドラの零落も関連するのだろう)妙薬としてのアムリタの逸話が形成されたのだと思われる。分化された時期は恐らくヒンドゥー教成立前後、少なくともマハーバーラタ内の乳海攪拌では完全に区別され、ソーマは乳海攪拌の途中で副産物的に生み出されたものの一つとして描かれている。又、一説には魂の不滅を得られるソーマに対し、アムリタは肉体の不滅を得る為のものだといわれる。ゾロアスター教ではアムルタートが語として「不死」の意味を持ち、これはインド側よりも早い段階でハオマ(≒ソーマ)から独立し神格化されている。ギリシャ神話の不死を得る果実アンブロシアもやはり語源は「不死」の意味を持つ言葉だ。(ICBT)

アメジスト〔あめじすと〕 道具
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[至福の愛をあらわすむらさき色のクリスタル]
2月の誕生石。高貴、真実、心理的安定の象徴。起源はギリシア神話のバッカスとアメジストから。ある時酒の神バッカスは悪酔いし、清楚可憐な乙女であるアメジストを連れの虎の餌食にしてやろうとする。しかしアメジストは天に祈ると、たちまちその姿を石に変え、虎から我が身を守った。酔いから醒めたバッカスは自らの過ちを詫び、石となったアメジストに葡萄酒を注いだのであったが、透明だったその石はたちまち美しい紫色に染まったという。そういった経緯から悪酔いや邪悪な者から精神を守る石として用いられるようになったアメジストであるが、真1ではラグショップにて封魔の鈴と交換してもらえる。(ARL)

天宇受売〔あめのうずめ〕 悪魔
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天宇受売命。天鈿女命とも。「岩戸隠れ」の神話で有名な踊りと芸能の女神。天照が天岩戸に隠れて世界が暗闇に包まれた時、オモイカネの発案により、岩戸の前で様々な儀式が行われた。この内天宇受売はうつぶせにした空の桶の上で半裸になりながら激しい踊りを踊り、さながら神代のストリップの様相であった。神々は大いに騒ぎ、その哄笑に誘われ覗き見をしようと天照が戸を少し開けたところをすかさず引っ張り出し、世界に光を呼び戻したのである。また天孫降臨の際にはニニギノミコトの随伴者として国津神の猿田彦との交渉役を行い、また後に猿田彦の妻となって猿女君と呼ばれるようになったともいう。ストリップな踊りの逸話のイメージが強いが、その舞は本来神懸かりで行う魂振りの神楽舞に繋がるものであり、天宇受売は元々古代の太陽神に仕える巫女が神格化された姿だとする説もある。初登場は真1で種族は女神。序盤の内ではほぼ欠かせない回復役であり、以後多くの作品に登場している。大体は美しい天女然とした姿で舞い踊るイメージをベースにしたデザインになっている。魅了系の特殊攻撃や交渉術は神話に由来するものだろう。単なる媚びではなく、色香が生き抜く手立てに役立つ事もある。(willseek)

天之羅摩船〔あめのかがみふね〕 道具
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NINE、国津神スクナヒコナ専用プラグイン。速さが大幅に上昇、スキル「空間転移」を得られる。スクナヒコナが乗っていた船。これに乗り外海から葦原中国へ辿り着いた。この名はカガミグサ(ガガイモの古名)という植物が由来で、このガガイモの実のさやを二つに割ると小さな船の様な形となる事からというのが一般的な解釈。他にはその読みから鏡と関連するという説、これが宇宙船でスクナヒコナは宇宙から来たというトンデモ説も盛んだ。(ICBT)

アメノサギリ〔あめのさぎり〕 悪魔
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ペルソナ4において登場する、霧を統べしもの・人の意に呼び起こされしもの。マヨナカテレビという現象や、「テレビの中の世界」を管理し、その膨張を目論んでいる。「人を望みの前途へと導くもの」を自認しており、現実を直視せず虚構と虚飾への耽溺を望む人々の想いを汲み取り、霧として具現化させる。また、ある存在の分霊と言える存在でもある。影と向き合い、ペルソナを駆使する主人公達を「新しく不確かな覚醒」と称し、人の未来を切り開く可能性と成り得るかを見極める為に戦いを挑んでくる姿は、単純に悪とは呼び難い。戦闘モードの姿は巨大な銀色の眼球である。このロリk(ry原典は記紀神話のイザナギ・イザナミによる神産みエピソードで登場する神の一柱・天之狭霧神で、山の神・オオヤマツミと野の神・カヤノヒメとの間に産まれた。イザナギ・イザナミにとっては孫にあたる。霧を司るとされ、またギリを「限(ぎ)り」と読み解き、境界の神とも解釈されている。対になる国之狭霧神が物質的な境界を象徴するのに対し、天之狭霧神は意識・精神的な境界を象徴するとも言われる。(willseek)

天鳥船〔あめのとりふね〕 悪魔
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別名は鳥之石楠船神(トリノイワクスブネノカミ)。伊邪那岐・伊邪那美が神産みで生み出した船の神。鳥の字が含まれているように、空を舞う鳥やそれに見立てられた魂の飛翔をも象徴している。後の国譲りでは建御雷之男(タケミカヅチ)と共に葦原中国の各地に遠征したとあり、恐らく建御雷之男一行を乗せて運んだのだろうと考えられる。真2やif...に登場した天津神。鳥モチーフが入った空飛ぶメカシップなデザインである。これに神々が乗って空を飛んでたのかなー、などと空想するのは結構楽しい。トラフーリやトラエストなどの移動系魔法と衝撃系魔法を得意としている。ペルソナ2罰では冒険の舞台の街そのものが噂によりアメノトリフネにまつわる地と化していた。宇宙船解釈は妄想しやすいネタなのであろう。(willseek)

天沼矛〔あめのぬぼこ〕
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イザナギとイザナミが高天野原にて別天津神より授けられた矛。二人が下界に下りたち、イザナギがこの矛で海をかき混ぜ、出来上がったのが日本である。この矛が女性にしか装備出来ないのは、きっとイザナミが日本を産み落としたということを象徴しているのであろう。日本は言うなれば二人にとってのかけがえの無い子供なのだ。真1においてはロウサイドのヒロインにしか装備できず、攻撃力も大したことないのであるが、真2になるとほぼ最強の武器に変身した。真2では火之迦具土を造るキーアイテムでもある。(ARL)神話で大陸を造った壮大な神器にも関わらず、その登場はそれっきりで、今現在、非常に神話学者を悩ませる第一級迷惑アイテム。お陰で様々な仮説が学会では溢れ出ていたりする。はた迷惑。(神乃 室)二神が天沼矛を用いて生み出したのはあくまで国産みの土台となるオノゴロ島一島のみである。ここに二神は降り立ち天御柱を建て、性交の末に大八島と称する日本列島を生み出したと物語られるのだ。オノゴロ石の項も参照の事。天沼矛が戦闘ではなく混沌を治め誕生を促す作用に用いられた描写から、古来の青銅祭器等による豊穣の祈りの神事を神話に反映させたと考える事も出来る。金属器は祈りの道具にもなったのだ。(willseek)

天太玉〔あめのふとたま〕 悪魔
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記紀神話の天岩戸事件において、天児屋(アメノコヤネ)と共に祭りを取り仕切った神。よって占術や神事を司る神とされ、朝廷で神事を執り行った忌部氏の祖神ともされる。神事とは外部に漏らさぬ儀式上の秘伝を継承するものなのである。祭りに関わる多くの物を作らせた事から、農業や織物業、建築業などの様々な産業の守護神としても信仰される。ソウルハッカーズに登場する秘神。鏡と木の枝を組み合わせて使う神籬(ひもろぎ)という神事祭器を携えている。…手品師に見えた人はいない?あらゆる攻撃に耐性を持ち、回復系魔法を多く具える。(willseek)

天叢雲〔あめのむらくも〕
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建速須佐之男の命が国津神足名椎の頼みによりヤマタノオロチを討ちとった際、体内より発見した刀。後に草薙の剣と呼ばれる物である。名前だけを見ると江戸時代あたりの銘刀といった感じを受けるが、実際は古代より伝わる天皇家ゆかりの物なのであった。真1では精霊サラマンダーを造るまでのお付き合い。とある裏技により愛用していた方も多いのでは無かろうか。真2ではヒノカグツチまであと一歩!ファイト!(ARL)とあるガイア教徒が大量に隠し持っている それを入手しようとする者は外道の烙印を押されてしまう・・・(通行人)

アモン〔あもん〕 悪魔
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アメン、アムンとも表される古代エジプト、テーベの守護神。大気と豊穣を司る神であったがテーベを中心として王国が統治された1700年以上もの間、太陽神ラーと習合され主神アモン(アメン)・ラーとして信仰された。「見えざる者」とされその「真の名」を暴く事は出来ず、いかなる神も彼を(呪的に)傷付けることは出来ないとされる。雄羊の毛皮と頭をかぶって変装した姿で現われた逸話があり、最初は羊頭の神の姿で表されたが、中王国時代以降は羽飾りを頭に載せ、あご髭を生やした人型の像が多くなった。中世ヨーロッパのオカルティズムにアモンが採り入れられると、ソロモン72柱魔神の一柱として青黒い肌の男性の姿で表された。「炎の侯爵」の異名を持ち、過去や未来の出来事に通じ、人同士の融和や対立の感情を操り、40の軍団を支配するという。怪物じみた表現だとフクロウまたはカラスの頭部、狼の胴体に大蛇の尾、嘴からは鋭い犬歯が覗く青い肌の姿で描かれる。一説には財と貪欲の悪魔マンモンはこのアモンのイメージから派生した存在ともされる。永井豪の有名漫画「デビルマン」において、主人公不動明が合体するデーモン族の勇者の名もアモンになっている(共通項はほぼ名前のみだが)。if...においてはこのオマージュから、アモンと合体するキャラクターの名を「アキラ」としている。初出はファミコン版2の上位鬼神。強力な火炎・氷結攻撃を持っていた。if...本編ではアキラと合体するイベントキャラクターに、プレストーリーたるハザマ編においてはハザマのパートナー(!)としてレベルアップしつつ無限の塔を冒険していく。(willseek)

「過ちに学ぶ事なく自由を求めるというのか」〔あやまちにまなぶことなくじゆうをもとめるというのか〕 発言・表示
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真3において、世界再生ルートを選択した際に無限なる光、カグツチに言われる慨嘆。主人公はいずれのコトワリにも拠らず、個々の意思を寄り合わせ、争いと未知なる可能性を生み出す「自由」を世界に見出したという事である。世界は悪と災いが満ちているが、それも捉え・活用し乗り越える心の在り方次第としたのだ。あえて世界の可能性を限定し、コトワリの下で秩序を再構築しようとするカグツチにとり、その思想は認める事の出来ないものであった。(willseek)

アラディア〔あらでぃあ〕 悪魔
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1899年にチャールズ・リーランドという民俗史家が発表した「アラディアもしくは魔女の福音書」に登場する女神。魔女達はキリスト教以前の女神信仰を拠り所としており、大母神ディアナの娘にして虐げられし貧しい者や異教徒を救うべく地上に最初の魔女として降臨した女神がアラディアとされる。ちなみに父親は堕とされた太陽神ルシファー(堕天使ルシファーとは違うらしい)と述べられている。アラディアは信者達に「被抑圧者解放の祈り」としてサバトの儀式を広めた末に天に帰ったという。所がこの神話は後の民俗学者の研究によりリーランドまたは彼が取材した魔女による創作である事が明らかにされている。だが現代魔女の概念形成に大きく寄与したイギリスの民俗学者マーガレット・マレーが大きく扱い、アラディアや抑圧された魔女のイメージは彼女の説に生かされ、現代魔女としてのウィッカの思想形成に影響を与えている。真3にて祐子先生に依り付いた異神。通常の神や悪魔と違い、毒を含む言葉で主人公を試した。その生まれゆえに祐子に創世の力を授ける事はなく、自由を目指し続ける苦しみと価値を主人公に説いて姿を消した。マニアクスにてその由来は知る事ができる。最初は人々を救うものとして崇められた宗教が強者としての力を得ると圧政者としての存在に変化するのはなんともやるせない。救いとは待ち望むものではなく、自分で見出し掴むものなのだろう。(willseek)

荒脛巾〔あらはばき〕 悪魔
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荒覇吐、荒吐、荒羽々気など多くの表記で伝わる旧い日本東方の神。縄文時代の遮光器土偶の姿で表され、縄文の頃から信仰されていたとされる。日本東部の蝦夷(えみし)と呼ばれた人々に信仰され、朝廷への反抗の象徴とされた。しかし資料としてよく挙げられる「東日流外三郡誌」は現在では偽書とされ、歴史的情報源としては頼れないようだ。なお現実の信仰としては各地の神社を旅して回る神だったようで、「客人(まろうど)神」の名でも西国も含めた多くの神社に名を残している。また「脛巾(はばき、昔の旅人が用いたすねサポーター)」の文字から脚の健康、腰から下の病気に対する守り神として祀られている。客人神と呼ばれるところからしても納得のいくご利益ではある。ファミコン版2が初登場。荒ぶる自然神という事で妖鬼に割り振られたようだ。その後も地味に真シリーズでは登場が続いている。真1では魔神だったがその後は国津神、真3では朝廷に対する逆賊の神という視点からか邪神に配されている。かなり高めのLVに設定され、攻撃力や防御力にも優れていたが、真3では物理攻撃と氷結攻撃が無効になった代わりに大幅にパワーダウンしてしまった。それでも使いどころを選べば活躍するし、ロボットみたいに手や胴体をグルグル回すモーションは面白い。(willseek)DDSATシリーズでは、厄介な耐性を持っているが、大冷界で凍らせると倒しやすい。2で弱くなった気がするが、なにげに耐性は強化されており、デスパレードで自爆するので油断は禁物である。また、断末魔が「スイマセン!」と聞こえる、気がする…真3では物理無効が魅力的だが、総じて耐性が微妙である。マニアクス(マニクロ)のダンテ(ライドウ)にリベリオン(貫通無しのヨシツネ見参)を喰らった様は必見。物理無効なのに可愛くのけぞってくれる。(テラダイン)

麁正連斬〔あらまされんざん〕 特殊攻撃
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〔Aramasa〕
「真・女神転生后廚亮膺邑専用攻撃スキルで、『アオガミ壱式の写せ身』から習得できる。効果は“敵単体に8回小威力の物理属性攻撃”で、主人公が光刃を展開した右腕を大きく左半身側へ引き付けてから敵に飛び掛かり、左からの横薙ぎ、旋回して斬り上げ、真上からの斬り下ろし、左右からの切り上げ二回、胴斬り、大きく跳躍すると共に垂直斬り上げ、着地後に一拍置いて巨大な斬撃が敵を打ち払うというスキル効果通りに敵へ八度斬り込むスキルモーションである。真綱槓圓鮟臈に進めれば最初に入手する専用スキルであり、単発の威力こそ低いもののそれが計8回なので他の単体物理属性スキルよりも総合ダメージが高くなりやすく、消費MP10とコストパフォーマンスにも優れている。このため、神意“物理の心得”によって物理適正を一段階上昇(威力10%上昇、消費MP-10%)させるだけでもかなりの戦力増強が見込めるという優良な性能で、物語序盤のダメージソースとしてかなり頼もしいスキルである。スキル名の『麁正』はスサノオがヤマタノオロチ退治の際に使用した天羽々斬の「日本書紀」における別称『蛇之麁正』のことで、麁正の語の構成は“あら”が“荒”、“まさ”が“ま(真)さひ(刀の古語)=鋭利な剣”を表している。神話中で天から地上へ降り立ったスサノオがヤマタノオロチを倒すくだりは、アマテラスの領域を荒らし回って放逐された“暴神スサノオ”から一転して、弱きを助け強きを討つ“英雄神スサノオ”に転変する場面であり、蛇神を斬るために振るわれる蛇之麁正(天羽々斬)はスサノオの英雄的側面の表象とも言える持物である。「麁正連斬」はスサノオの真名を持つ神造魔人アオガミに与えられたスサノオの力の一部であると共に、アオガミたち神造魔人に込められた『弱き者を守る英雄』としての願いを同時に内包しているのかもしれない。(ootou)

荒御前〔あらみさき〕 悪魔
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屍体に取り憑き崇る邪霊の事をミサキと呼ぶ。水死や戦死などの異常な死を迎えた者や、ろくに祀られたり喪礼を受けられなかった死者の霊はミサキと化すとされた。浮遊するミサキは生者にも取り憑き祟るとも言われる。だがミサキは丁重に祀る事でその崇りを鎮め、逆に守護霊化される事もあった。更には高位の神霊の先駆け・遣いともされ、アラミサキとして主神の働きをより強力に発現させる一方で、主神の荒ぶる崇りの側面(荒魂、アラミタマ)をも象徴させる事があった。また熊野や厳島のミサキ烏、稲荷の狐・オサキ狐のように、カラスや狐の姿をとるともされた。ゲームに登場するアラミサキは航海の守護神・住吉大神の荒御魂とされ、神功皇后の新羅遠征の際に天照大神によって遣わされ、新羅への航海を導いたとされる。ソウルハッカーズに登場した狂神。特に女神とは限定されないが、男女の仲を引き裂く嫉妬深い神とされ、ゲーム中ではアラミタマの巫女の装束を着させているとの事である。銃撃や魔力を強力に防ぐ防御力を誇っている。(willseek)

荒魂〔あらみたま〕 悪魔
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日本古神道における神や人を構成する一霊四魂の概念の内、特に荒々しい精神活動を象徴する魂。激しい自然災害や天変地異、人の怒りなどの激しい心の動きにはこの魂が関わっているとされ、黒・青紫・青緑を象徴色とし和魂と対に考えられる。デビルサマナーが初登場の精霊。精神的活動を象徴するものとして、怒り顔をあしらったデザインになっている。合体に利用すると他の仲魔の力や速さ、耐久力を引き上げる事が多い。(willseek)

アリアンロッド〔ありあんろっど〕 悪魔
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アリアンフロッドとも。ケルト・ウェールズの地母神ダヌーの娘で、名は「銀の車輪」という意味。銀の車輪が象徴するのは太陽とも月とも廻る時の流れともされ、また北の冠座の守護女神であるともいう。真2が初登場の女神。作品によっては地母神としても登場する。白銀の鎧を身に着け、回復魔法を用いると共に前衛戦闘もこなせる変り種だ。(willseek)真・女神転生デビルチルドレン炎の書と氷の書でも登場した。炎の書では序盤の敵として登場するが仲魔にはできなく、氷の書ではあるイベントをこなすと仲間になる。虹を操り地上に平和をもたらした神様として紹介されている。得意魔法は水。しかし、仲魔になるのは終盤で彼女の中堅レベル。愛を持ってそだてれば活躍できるはず(Mr.エメト)

アリオク〔ありおく〕 悪魔
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猛々しい獅子。炎に燃えるたいまつと血の滴る斧を持つ、コウモリの翼を生やした天使。エノクの守護天使ともされる。地獄に堕とされてからは復習を司る魔王となった。女神転生においてのアリオクはマイケルムアコックの小説に登場する「アリオッチ」という混沌の王をモデルにしているらしく、体中に牙と鱗のある醜く太った大男の姿で描かれている。真1に登場。魔神転生においてはレーテの橋にて大量に待ち伏せしている最強クラスの敵ユニット。彼らは尋常になくレベルが高いのだが、それ故に一度攻撃を当てただけで大量の経験値をくれる。トラエストや煙幕弾を利用し、旨い具合にヒットアンドアウェイを喰らわらせて主人公達を鍛えてやろう。(ARL)「DDS2」ではなんかえらく普通のデザインでございましたが、「真1」「魔神」「魔神2」ではある意味マーラ様を遥かに凌ぐグレートなデザインで登場し全国のプレイヤーの度肝を抜いた。気がする。 なお「真1」ではメガCD版のみ撃破後に邪教の館で呼び出せる。一応SFC版とPCE版にもデータはある(画像は無い)が、開発途中で没られたようだ…。 (aba)本来は天使やデーモンの名ではなくダニエル書に見られた人名であり、日本で言えば強さを願って「武」「剛」と付けるような名前だった。ヨーロッパの悪魔学者によって復讐のデーモンと解釈され、更にミルトンが失楽園で堕天使の一人に採用した事で有名になったようだ。(willseek)

アリオト〔ありおと〕 悪魔
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デビルサバイバー2に登場する謎の侵略者「セプテントリオン」の1体。木曜日の侵略者。人類に差し向けられた第5の刺客。廉貞星を司る。一応この辞典では悪魔と分類しているが、実際は悪魔とはまた別種の存在である召喚アプリでの悪魔使役範囲を超えるほどの遥か上空に位置し、そこから人を死に至らしめる神経毒を撒き散らす魔弾を降り注がせ妨害者を排除しつつタワーを破壊しようとした。特筆すべきはその巨体で、コアと外郭によって形成されているその身体はコア部分だけで東京タワーを超える大きさを誇り、そのコアをはるかに超える大きさを持つ外郭は、撃墜され落下した札幌市を壊滅させる程。また、外郭を破壊されコアのみになってもなお、その高い戦闘能力と毒素を撒き散らす特性が喪われることはなかった。当初はセプテントリオンの持つ既存の兵器類を受け付けない特性と悪魔の使役範囲を超える高高度に位置するということから対抗手段がなく、一方的に攻撃を受けることを余儀なくされ、一時は東京タワーの電源を切り結界としての機能を停止することで誤魔化して難をしのぐことになった。それでもなお残っているタワーの破壊を狙い札幌に向かっている間に対策を練ることとなった。最終的にはシヴァの持つ炎の槍〈パスパタ〉を用いて外郭を破壊し撃ち落とし、残ったコアとの戦いに臨むことになる。火炎耐性に電撃吸収、魔力無効を持ち合わせている強敵。6という長い射程もさることながら、毒素が最大の障害となる。毒素の中和装置を設置しない限りアリオトコア周辺の毒素で毎ターンダメージを受け続ける上、戦闘開始時に〈毒素防衛〉を用いて200前後の強烈なダメージを与えてくる。これはこちらの射程外から攻撃を仕掛けられた場合にも使ってくるので、毒素防衛のダメージ+獣の眼光による二回行動+エクストラターンなんて喰らった場合ほぼ確実に全滅することになる。その為、射程外から一気に懐に飛び込み中和装置を設置することが最重要課題となる。一応毒素防衛+獣の眼光のダメージを凌げるなら中和装置を設置せずにゴリ押すことも可能。何にしても射程外から一方的に攻撃を受けることだけは避けたい。また、毒素防衛は先制スキル扱いなため先制封殺をセットしていれば無効化出来る…1周目のこの時点では手に入らないため2周目以降限定だが。他にも専用スキルとして〈刻印の翼〉を持つ。このスキルは敵全体に魔力属性の中威力ダメージとマヒ効果を与えてくるスキルで中々に嫌らしい。できれば魔力を耐性以上にするか、状態異常耐性をつけておきたい所。弱点は衝撃。また、自ターンが来る度に〈廉貞の魔弾〉を射出してくる。これは自らのターンが来ると破裂し周囲に毒素を撒き散らすという厄介なシロモノで、それを防ぐためにはターンを回さずに戦闘で破壊する必要がある。当然、戦闘能力も持っており、吸魔とパララレイ、毒追加でじわじわ消耗させてくる。物理耐性も持っているので結構タフなのもまた嫌らしい。猛反撃持ちな上火炎弱点なので物理攻撃はせずに火炎スキルで焼いてしまうのがいいだろう。ちなみにこの魔弾、落下地点固定で何箇所かあるのだが、落下先にユニットがいると命中し即座に破裂する。落下地点にはユニットを置かないよう気をつけよう。強さよりも嫌らしさが際立つ相手。射程の確認を怠らなければ余裕を持って戦えるだろう。(ad)

アリコーン〔ありこーん〕 道具
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P3より。女教皇ユニコーンの受胎アイテムで、毒状態を防ぐアクセサリ。ユニコーンの角を指す言葉。ユニコーンの古イタリア語での呼称アリコルノに因み、1930年にオーデル・シェパードがその著作「Lore of the Unicorn」の中で用いた造語である。彼はユニコーンが攻撃に使う武器としての角を指す語としてこれを用いたが、以後この語はユニコーンから切り落とした角として、解毒作用に言及する際に使われる事が多い。又、aliが現代イタリア語で「翼」を意味する事からだろうか、欧米の現代創作においては有翼のユニコーンをアリコーンと呼ぶ事もある。ユニコーンは戦闘に備えて角を岩に打ちつけて鋭利に尖らせており、その角による突撃に貫けぬものはないとされ、象をも一撃で仕留めるという。又、高所から落下した際には頭を下に向け角を地面に突き立てる事で着地の衝撃を和らげるという妙な逸話も存在する。角の形状・外見は額から真っ直ぐに生え、螺旋状に筋が通っているというものであり、イッカクの牙がそれと近い形状であった為、ユニコーンの角と偽って高値で取引された事もあった様だ。ユニコーンの角に解毒作用があるというのは有名だが、具体的にどの様に用いるか、その方法は実にバリエーションに富む。角で器を作る、角を削った粉を煎じて飲む、角を毒に向けてかざす・触れる、等。ユニコーン自身も解毒の為に自らの角を用いる事もあり、毒蛇が毒を吐いて汚染した泉の水をユニコーンが角をかざして解毒するという逸話もある。初期の伝承では角に限らず、肝をすり潰したものは病気を癒す薬となり、その皮で作る靴を履けば疲れる事なく歩き続けられる等、その死骸を利用してつくられたありとあらゆる物が何らかの神秘的な効果を持つというものであった。それらの逸話が次第にユニコーンの象徴である角に集約されていったのだろう。(ICBT)

アリス〔ありす〕 悪魔
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真1にて、大破壊後のロッポンギに赤おじさん・黒おじさんの庇護の下君臨したおてんば極まりないが魅力的な白人美少女。その正体は二人の悪魔から愛情を注がれる少女のゾンビであった。大破壊後の東京に実体化した赤伯爵ことベリアルと黒男爵ことネビロスは人形のごとき美しい金髪の少女の亡骸を見つけたらしい。それにどういう思い入れをしたのか、二人は少女にアリスという名と偽りの記憶を与えてゾンビとして蘇らせ、ロッポンギを結界化してアリスと共にすごす為の城とした。アリスが寂しくないようにと訪れる人々を次々とゾンビ化し、またアリスや結界の維持の為にマグネタイトを補給していた。二人に寵愛される彼女が最も欲したものは、自分とともに「永遠に」一緒にいてくれる友達であった。曲折あってベリアルが封じられてしまうとアリスの肉体を維持するマグネタイトが供給できなくなり、アリスは泣きながら崩壊してしまったのである。ネビロスも倒され、全ては終わったかに思われたが、アリスは後に魔人として復活を果たした。青白いオーラを漂わせ、赤おじさんと黒おじさんの人形を抱えた美しい魔人は遭遇した不幸な者の命を奪う。二人のおじさんの復活の為にマグネタイトを集めているのであろうか。以後希少敵として様々な作品に出演する。時間軸上過去にあたるはずのPS版if...でも学校に登場し、「死んでくれる?」の名ゼリフと共にこちらのガーディアン付け替えの手助けをしてくれる。NINEや葛葉ライドウにおいては仲魔にする事もできる。偽典においては人造人間的解釈の由来が語られているが、赤黒悪魔コンビとの関連が触れられていない為、スピンオフ話の一つと捉えておいた方がいいかも知れない。アリスのモデルはルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」の主人公アリスと思われる。「不思議の国のアリス」は即興性の物語であり、不条理な展開や難解な言葉遊びが頻出し、最後は夢オチに終わる風変わりな構成になっている。それにハマり込む大人の愛読者が世界中にいると言われ、これはアリスに翻弄される赤黒悪魔コンビを髣髴とさせて面白い。「あのねー…しんでくれる?」は当時強烈だった。(willseek)「偽典」ではゲストとしてでは無く「真1」と同じくイベントキャラクターとして登場。平沢博士が亡き自分の孫に似せて作り出したデミヒューマン。怨霊に憑依され、品川のホテルに幻想の世界を作り出しそこで暮らしていた。通常時のグラフィックは「真1」と同じくただのあどけない少女であるが、戦闘時の姿はほとんど開発者の趣味であろう(笑)ちなみにここでひとまずカズミ関連のイベントは全て完了。「遂に仲魔にー!?」と思いきや彼はアリスを連れ帰った後、病気もほぼ完治したメイとともに何処かヘ旅立っていくのだった・・・。(aba)デビルサバイバー2の隠しボスとして登場。7dayに現れるのだが、その前に黒おじさんと赤おじさんと戦闘しないと出てこないで注意。黒おじさんと赤おじさんと共に出てくるのは厄介なうえに専用スキルはとんでもなく凶悪極まりない。MAP兵器「ライフドレイン」はHPを奪い自分の体力を回復する。「死んでくれる?」は万能属性で防御無視で確実に即死する上MPまで奪う。例え耐万能をつけたとしても半分くらい減らされる。更に種族スキルも加えると本当にヤバいボスである。(Mr.ダルクン)

アリラト〔ありらと〕 悪魔
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アルラト、アッラートとも。アラビアの古い母神であり、象徴として四面の石柱が崇拝されていた。イスラム教以前のメッカなどでは、月と豊穣の女神アリラト・運命と死の女神マナート・金星と魔力の女神アルウッザーの三女神が主要な神として信仰され、カーバ神殿にその呪物として黒い石が安置されていたという。元々石の神聖視・信仰はセム系遊牧民の特徴で、聖書にもそうした記述が認められる。母神に配偶者が欠かせないように、アリラトも星と山とぶどう酒の神ドゥスラが愛人、または息子として共に祀られていたという。ムハンマドがイスラム教を興した時も、一時は三女神をアッラーの仲介者と位置付けた程権威があったが、やがて女神信仰は表面上は否定されていった。しかし三日月と金星がイスラムのシンボルとされたり、カーバ神殿では変わらず黒石が巡礼者に崇められていたりと、その痕跡は根強く残っている。「アッラー以前」の女神様らしい。ソウルハッカーズで最上位の威霊として登場した。メギドラオンに虚空斬波と強力なスキルを持っている。恰幅のいい女神の絵が描かれた石柱の姿だ。…モノリスじゃないのよ。アラビア圏の神様として英雄サラディン召喚に必要になる。STRANGE JOURNEYでは二周目以降限定イベントのボス悪魔としてセクター・グルースに登場する。唯一神との意外な関連性が描写され、信仰の変遷について考えさせる。隠しボスだけあって、コンセントレイト後メギドラオンの威力は油断していると一発でやられかねない。(willseek)

アルカディア〔あるかでぃあ〕 地名・場所
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TOKYOミレニアムにおいてセンターが進めている理想郷「千年王国」のテストケースエリア。居住人口はまだ少人数にとどまっているが、千年王国が実現すればここの住人のように誰もが平和で幸せな生活を送れるようになるというイメージを提供し、信仰と従順を推奨するキャンペーン効果を果たしている。ただ内部見学は機密保持と治安維持の為に「必ず」ターミナルアクセス後に限るとされている。アルカディアという名称自体は古代ギリシャで牧畜の民の理想郷として伝説に語られたペロポネソス半島の地名に因っている。ちなみに英語で商店街やゲームセンターを意味するアーケードもこの名に由来している。(willseek)ギメルがファクトリーを解放するイベントの最中、魔界にいるペテルセンをセイレーンの元に連れて行くイベントがある。 しかしその魔界には不死の魔法を探し求めて「アルカディアから来た」人がいる。 何故センターの住人がこんなところに来れるのか?怪しいと思って探索すると歪みが見つかり、その先には怪しげな建物が。  そこは以前ターミナルアクセスでヴァーチャルな世界として入った…本当は外見だけ取り繕った、平和とは名ばかりの虚構のアルカディアであった。 ここがアルカディアだと知った時、機械に縛られている住人を見た時、全裸のギメルの真の姿と対峙した時のプレイヤーの気持ちは計り知れない。ギメルは真のアルカディアを見た主人公たちに秘密を漏らさないために襲い掛かって来る。ギメルを倒した後に救世主の名前を入れるとLAWに、機械を破壊するとCHAOSに大きく傾く。またギメルが倒されるとこのビルにも悪魔が出現するようになる。ただしこのイベントはストーリーを進めるのに必須ではない上に気付きづらい(ペテルセンがいるのは魔界にワープした地点の南だが、アルカディアに通じるポイントは北にあるティフェレトから更に東にある)ため、クリアした時にこのイベントがあった事自体知らなかった人も割といるのでは。機械を放置するとアルカディア市民は1人を除き、自分の意思のように喋りだす。しかし名前を入れると機械的に決められたセリフを喋り始める。恐らく名前を入れる事で強制的にそう動かしているのだろうと思われる。つまり人を無理矢理にでも縛り付け従わせる事がLAWなのであるという事である。なお機械を破壊すると、やはり自分の意思のように苦しむ姿を見る事になる(と同時に魔界と繋がる歪みが消える)。つまり市民と繋がっている機械は人間を管理すると同時に生命維持装置でもあったという事である。 しかしそうなると疑問が残るのが最初に挙げた魔界にやってきたアルカディアの人間である。彼はどのように機械の管理から逃れる事ができたのだろうか?(wac_toriaezu)

アルカナ〔あるかな〕 特殊攻撃
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悪魔だけが持つ特殊攻撃。吸収合体をする事で合体後の仲魔に継承させる事が出来る(16種類まで)魔法とは異なりMPは不要だが使用回数が決まっており使用回数が0になるとステージクリアするまで使用不可能(Green Man)平たく言えば悪魔専用の特技・EXTRA。合体で吸収させ自由に付与が可能で、属性などは考慮されていないようだ。元来はラテン語の「秘密・神秘」に由来し、神秘占術の道具であるタロットカード78枚を構成する大アルカナ22枚と小アルカナ56枚を指す。神秘主義者達によってそれぞれに世界や運命に関する意味付け・属性分けが為されている。こうした性格はゲームではペルソナシリーズ及びそのペルソナ種族において顕著に反映されている。(willseek)補足として、上述の解説はRONDEにおける定義。LB3ではイェーガー専用の攻撃魔法の一つで、詠唱魔法としては最低ランクのもの。又、同作中ではモチョワのプリズム魔法が「光のアルカナ」と呼ばれる等、ブルトンで習得可能なLB3独自の魔法系統を指して「○○(属性名)のアルカナ」と呼ぶが、こちらは単に原義通りの意味。(ICBT)

アルカヘスト〔あるかへすと〕 道具
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NINEに登場するプラグインソフト。スキルが「衰運の社」に変化する。四精霊のコーディング変化アイテム。「燃える水」の別名を持つ錬金術の秘薬。あらゆる物質を融かす万物融化液で、錬金術における溶媒、特に賢者の石の生成に使われる。又、パラケルススは万能薬としての効能もあると主張した。四元素論において万物は土・火・空気・水からなり、この四元素は第五の元素エーテルまたはプリマ・マテリアと呼ばれるものが性質を変えて現れたものだとされた。アルカヘストは物質をこの第五元素にまで還元するのだという。全てを融かすという性質上それを入れる容器をどうするかという問題があるが、錬金術師はこれを別の成分に分けて保存・運搬し、必要な時にその都度調合によって生成したという説がある。(ICBT)

アルケニー〔あるけにー〕 悪魔
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ギリシャ読みではアラクネ。糸を紡ぎそれに吊り下がる蜘蛛女。元々は小アジア(現在のトルコ)のリュディアに住んでいた機織りの名人で、その腕前は工芸の女神アテナにも負けないと自負していた。これにプライドの高いアテナは老婆に化けて慢心を警告したものの聞き入れられなかった為、正体を現して二人は機織り勝負を行う事になった。アテナは十二神及び神々と競って罰せられる愚かな人間を模様に布を織り、一方アラクネは神々の落度、すなわちゼウスが愛する者を手に入れる為にした悪どい事などを織り込んだ布を作った。アラクネの作品は見事な出来であったが、神々を冒涜する模様にアテナは怒り、それを引き裂き、アラクネを打ち据えた。作品を汚されたアラクネは悲しみのあまり首をくくり、怒りの冷めぬアテナはその亡骸に魔法の薬をかけ、糸を紡ぎ続ける蜘蛛に変えた。初登場はファミコン版2だが、印象的なものでは真1でヒロインの精神世界に文字通り巣くうボス悪魔の鬼女として登場した。真2・if...では仲魔にでき、糸による巻きつきBIND攻撃とドルミナー、魅了攻撃が特徴。獲物を捕らえる蜘蛛はどうも女性に喩えられる事が多いようだ。(willseek)アルケニーの名の初出は(恐らく?)FC版女神転生1であるが、どうやらこれは発音的には誤りであったらしい。しかしメガテンシリーズで訂正されずに使い続けられた為か国内ではそれなりに定着しており、メガテン以外の作品にもアルケニーの名はしばしば見受けられる。アラクネを起源として国内で創作された蜘蛛女モンスターがアルケニーである、といった俗説も存在する程だ。真1やTRPG基本システムでは「精神の中に巣を張って女性を操り、完全に支配された女性は新たなアルケニーと化す」という夢魔的な特徴を持つが、これは神話原典には無い本作独自のもの。こういった創作設定やゲーム内デザイン等が、上記俗説を生んだ要因と考えられる。(ICBT)蜘蛛類のことをアラクノイドと呼ぶのはこの神話が由来。デビルサマナーでもアラクノワイヤー(蜘蛛の糸)という特技がある。真1での股の間から糸を出してぶら下がっているなんとも言えないポーズは妖獣都市というアニメの蜘蛛女(公式名称不明)が元ネタと思われる。真2でのポーズに似たシーンもあった。3Dでは無理だろうが、ストレンジジャーニーや真4でもこの糸付きグラフィックで現れるから恐れ入る。なお、デビルアナライズで表示する悪魔を切り替えた際、通常はグラフィックが右から左へスライドしてくるが、アルケニーとオキクムシだけ上からスライドしてくる。芸が細かい。(HAZE)

アルシエル〔あるしえる〕 悪魔
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旧約聖書に記される七層の地獄「ゲヘナ」の支配者。冥界の「黒い太陽」に喩えられる。ゲヘナの由来はエルサレム南方にあるヒンノムの谷であるとされ、そこは街の汚物や罪人の死骸等が焼かれる忌まわしき場所であった。腐敗物からはイナゴが多く発生し、その為アルシエルは時にイナゴの王としてアバドンと同一視され、また魔王としてサタンと同一視される事もあった。真3においてアマラ神殿のイベントボスの一つである魔王。ビザール調の冠をかぶった巨大な頭であり、口を開くと触手のような舌が数多くうごめいている。ボス時のみの技「ソルニゲル」はこちらパーティ全員のHPを1にする。直後の攻撃や猛反撃と合わせるとやっかいな戦法だ。倒した後はアバドンからの変化で仲魔にできるようになる。魔法全般に耐性を持っている。(willseek)その解説はバーバラ・ウォーカー著「神話・伝承事典」を典拠としている様だが、伝承としての信憑性は限りなく薄い。アルシエルarsielやアシーエルacielといった名は幾つかの通俗魔術書にて、七つの地獄における下位支配者の一人とされる程度の存在であり、召喚者の願いを叶える幾多のデーモンの内の一体に過ぎない。ウォーカーの説は別名・異表記としてasiel,assiel,azielといった綴りを持つアザゼルと混同している節が見られ、アザゼルの起源をカナンの太陽を燃やす砂漠の神アシズとする説からの飛躍した妄想であろう。少なくともこの悪魔をアバドンやアポリュオンと関連させ、黒い太陽などとするのはウォーカーから発した説である様だ。US版での名は真3で「Aciel」であったのに対し、SJでは「Alciel」と綴られる。後者の名は「神に従う」を意味する通俗的に語られる天使の一体であるらしいが、その典拠や詳細は不明。両者が同一とは思えないが。(ICBT)

アルジラ〔あるじら〕 人名・キャラクター
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DDSATシリーズの登場人物。トライブ「エンブリオン」のナンバーワンのスナイパーで良心的存在。ライフルを構える姿がかっこ良い姐さん。瞳が宿ってからは「喰らう」ことに戸惑いを見せる(敵を倒すことで増えるアートマポイントが、最初の敵トライブのボスを倒すまで増えない・同じくそれまでハントスキルを使えないという徹底ぶり)。しかし、仲間のために戦いに身を投じていく。セラにとっても優しいお姉さん的存在である(これはセラがそう思っていたためでもある)。アートマはサイズミックウェーブ(地震波)で、プリティヴィーに変身する。ピンク色の髪を持ち、左目に何故か傷跡がある。その生き様はかっこ良く、そしてせつない。性別の時点で違うが、「両方の手で弓を扱えるもの」という別名を持つスナイパーである英雄アルジュナが名前の由来か?見た目は空条徐倫がモデルな気もする。CVは冬馬由美女史。DDSAT1では最初からパーティに参加しており、1度だけ離脱する場面がある。サーフの次に瞳が宿り、以後心優しい性格になる。無駄な殺生をしないトライブ「メリーベル」のリーダーであるジナーナと心を通わせるが…DDSAT2では、サーフとゲイルとともにスタートを切る。1で培ってきた力を発揮できないことを気にしている。彼女は2に移ること(ネタバレを防ぐためこう表現する)は無理があることだったために力が消えたのではないかと推理している。しかし、もしかしたら彼女は力を得るのと引き換えに奪ってきた命が台無しになったような印象を受け、いたたまれなかったのかもしれない。本当はおそらくただのゲームの都合なわけであるが…しかし何故か一番平和的なアルジラが気にしているのは不思議であり、ちょっと考えてみると奥が深い、かもしれない。動力プラントが炎上する様は、1での巨船の残骸が炎上するシーンとその際の彼女の台詞を彷彿とさせて物哀しい。彼女はあいつとは全く違うがな!!また、EGG施設クリア後に地下街の彼女に話しかけると、「世界が終わる時は…と一緒にいたかった」のような台詞を聞くことができる。EGG施設でのできごとを考えても考えなくても、おそらく…パラメータは魔の数値の成長に優れ、やり込まないのであれば、非常に扱いやすい優秀な仲間である。やり込む場合、魔が既に上がり過ぎていて、ノイズ(ドーピング)によるパラメータアップの誘導(キャラの上がりやすいパラメータをノイズで限界まで高め、レベルアップ時には他のパラメータが上がるようにすること。特に手に入れにくいノイズに対応するパラメータを上げる時に有効な手段)が間に合いにくくて育てにくかったりする。条件を満たしていた1のデータを引き継いだ場合、2では涙と仲間の証しのスキル「セラフィックロア」を覚える。このスキルをとあるボス(因縁深いあいつ)に使うと、特殊会話が入る。また、銃撃がサーフと並んで強い。流石一流のスナイパーである。2の羅刹モードは以外に獣っぽく(勝利時)、たまに聞ける台詞はジナーナを連想させて物哀しい。金髪でほぼ同じ顔をした同名のキャラクターもいる。しかし、似ても似つかぬ人物(ある意味セラが原因)で、彼女はセラを恐れており、終盤でその旨を聞くことができる。1には登場してはいないが、ある意味プレイヤーに物語の予測をミスリードさせることに一役買っていた。(テラダイン)名はラテン語で地・土を意味するargilla。変身後のプリティヴィーも語義としては「広き者」、解釈して「大地」となる。(ICBT)

アルダー〔あるだー〕 悪魔
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アルダーナリシュヴァラ。半身が女性である自在神を表す名。右半身がシヴァ、左半身がパールヴァティで融合した姿でイメージされる。ヒンドゥにおける一思想タントリズムでは大衆に判り易いように梵我一如の思想を夫婦神の精神的・肉体的合一に喩えており、結果最高神シヴァを祀る際にも神妃パールヴァティ(またはウマー)を共に祀った。そして男性原理と女性原理を一つの肉体で表現すべく、半身ずつが合体した姿が創造されていったのであろう。タントリズムは現世を肯定し、生きていく上での欲望を全て解脱へのエナジーとして生かそうという、いかにもインド的な思想の発現なのである。真2・if...で最高位の魔神として登場するが、いささか印象が薄い。下位の魔神のヴィローシャナやカルキの方がビジュアルが派手だったりイベントに恵まれてたりするし、戦力的にも大差はない印象なのであった…。アバタールチューナー2では主人公が最後に変身できる悪魔名に用いられているが、これはどちらかというと男性・女性原理の統合を以って神に至るという物語の進行上から引用されたものであろう。(willseek)アルダーナリシュヴァラの短縮呼称としては「アルダーナリ」が一般的なものとされ、メガテンシリーズのみに使われる名の「アルダー」では単に「半分」の意味でしかなく、些か短縮し過ぎな気もするが。P3、シヴァとパールヴァティのミックスレイド「アルダナ」もこれに由来するが、単語の途中で切れているこの名もやはり他に例が無く、短縮形としては不適切なものと思われる。US版でのそれぞれの名は、悪魔(アバタール・ペルソナ)名としては「Ardha」、ミックスレイドが「Ardhanari」となる。(ICBT)

アルティオ〔あるてぃお〕 悪魔
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ケルト神話に登場するクマの女神。登場した作品は「真・女神転生デビルチルドレン炎の書&氷の書」である。こちらでの解説はクマのきぐるみを着ている女神さま。手にもっている果物は人間が食べると、どんな病気も治ってしまうという有難い女神さま。(Mr.エメト)

アルビオン〔あるびおん〕 悪魔
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イングランドそのものの古名で、ラテン語で「白い丘」を意味する。ドーヴァー海峡ではブリテン島の断崖が真っ白く見え、そこから名付けられた。ギリシャ方面に伝わると擬人化され、神話ではポセイドンとアンフィトリテの息子の巨人となった。ヘラクレスは西方に航海した際、道に立ち塞がったこの巨人を打ち倒したとされる。イギリスの地まで行き着いたのであろうか。アルビオンは白亜やアルビノなどの語源にもなっている。真3でアマラ神殿のイベントボスの一つとして登場した。白いぶよぶよな人型デザインはドーセットの地上絵がモチーフだそうである。アーソナ(雷)、ユリゼン(火)、ルヴァ(風)、サーマス(氷)の分霊4体を呼び出し、倒し方に気を付けないと互いを回復させてしまう。分霊のネーミングは神秘思想に傾倒したイギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの「ミルトン」に拠っているようだ。イベントクリア後は同じイギリスの巨人である地霊ゴグマゴグからの変化で威霊アルビオンは仲魔にできる。仲魔としては物理攻撃無効で、弱点属性がないのが強み。どうせなら分霊達も仲魔にしたかったのだが作れない。なぜだ…。(willseek)

アルプ〔あるぷ〕 悪魔
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古代ドイツ語のアールヴから分化した妖精の一つ。ドイツで伝えられる夢魔の種族であり、黒い毛むくじゃらの容姿の男女なのだという。魔の山アルプスに棲み、付近の住民の夢の中に様々な動物の姿で現れては精気を吸っていくとされる。元来は北欧神話の光の精霊だったのがキリスト教の布教と共に魔的な属性を付与されていった存在だとも言われる。真2が初登場の序盤レベルの夜魔。コケティッシュな性格のようだ。ドルミナー等バッドステータス攻撃はレベルの低い段階では油断大敵。ディアを持たせてる場合には意外に序盤の回復役にいいかも。(willseek)

アルラウネ〔あるらうね〕 悪魔
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元々は魔術植物マンドレイクのドイツにおける名称。アルラウネの名には「秘密に通じている」という意味がある。ドイツの民間伝承では深紅の蘭に似た幻花の精のイメージにアレンジされた。特にドイツロマン文学においては官能的な題材に昇華され、アルラウネの花は無念の想いを抱いて処刑された男の血または精液を吸って処刑台の下で育ち、この花を鉢植えにして部屋に置いて眠ると夜な夜な美女(花の精か)がベッドを訪れ、男の精を吸っていくとされた。やっぱり美女になる方がお話として面白いだろう。初登場はファミコン版1のキュートな容姿の幻魔。真2以降は妖樹である。どの作品でも妖艶な容姿を見せてくれている。催眠や混乱、魅了系のスキルを得意としている。意外に回復系スキルも充実している事も多い。(willseek)

アレス〔あれす〕 悪魔
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ギリシャ神話の中心たるオリンポス十二神の一柱でゼウスとヘラの息子。軍神とされるがどちらかと言うと戦場でもたらされる争いと災厄を司る荒々しい神である。不和の女神エリスと共に動く事が多いとされる所からもそれは伺える。でも美男子ではあったらしく、アフロディーテと浮気したりもしていた。同じ戦いの神でも国家の誇りや知性を司るパラスアテナに対しては全く引き立て役に甘んじている。ローマ神話で同一視されるマルスだとローマ王国の創始者ロムルスの父とされ、理想的な武人にして勇者とされている。真2が初登場の破壊神。タルカジャ等で能力を高めさせ、物理攻撃させるのが主な戦法になるだろう。グラフィックのポージングがアメコミヒーローを思わせる。(willseek)

unavoidable battle〔あんあぼいでぶるばとる〕
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「unavoidable battle」とはペルソナ3でのイベント戦闘曲である。直訳すると「避けられない戦い」だがその名の通り「ストレガ」と戦う時など不可避イベント戦闘で流れるBGMである。ところが裏ボスであるエリザベスと戦う時もこのBGMである。エリザベスは「エリザベスのお願い」を全てクリアし、なおかつわざわざ一人で「深層モナド」という一定条件を満たすと出現する「ヘブンズ・ドア」から行ける敵が女神転生シリーズなみに強い場所(ちなみに二週目では最初から行けるので女神転生系列の不条理な難易度を期待してる筆者のような人にはウレシイ特典である)の最深部まで行かなければならない。ストーリー進行の上では「やらなくていい」どころか「やるのに条件が必要」というエリザベス戦でどのへんが「避けられない戦い」なのか。同じような現象はペルソナ4にもある。具体的にはボスと戦う時は「I\'ll face myself」というBGMが流れるが、直訳すると「自分と向き合います」であり、抑圧された自我「シャドウ」と戦い、自分の弱さと向き合うというこれも一見タイトル通りである。しかしペルソナ4にもマーガレットという裏ボスがいて(エリザベスの姉)、彼女と戦う時もこのBGMである。ちなみにこちらは「強いシャドウ」を全て倒し、「マーガレットのお願い」を全てクリアし、なおかつ二週目でなければならない。マーガレットは主人公達とそんなに接点がない上、彼女が「シャドウ」を持ってるのかどうかすら疑わしいのでどのへんが「自分と向き合います」なのか。しかしここで安易に「じゃあ自分と向き合うというわけではないんだな」と考えてはいけない。「ホムンクルス」という漫画があるが、それはある実験の結果人の「心の歪み」が見えるようになった主人公が人々の「心の歪み」のもとが何であるかを見つけ、解消させるという内容だが、重要なのは「他人の歪み」はすなわち「自分の歪み」であるということである。難しい話になるが、カール・グスタフ・ユングによると「シャドウ」とは自己イメージで作り出した人格に対立するイメージである、要するに自分が否定した自己イメージである。そして他人の人格の中に自分の「シャドウ」を見つけると、たいていその人の部分が嫌いになる。例えば自分のルックスにあまり自信のない人が「あの人は服装がダサイ」とか「あの子はかわいくない」と言ったりするのは、自分が「気にしている」という事のあらわれであり、自分に対して言ってるのである。あなたもこういう人は心当たりがないだろうか?つまり「他人」とは自分の「鏡」であり、深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのである、は少し違うか。さてここで重要になったのは「マーガレット」は主人公の「鏡」になりうるか?答えはYESだ。なぜなら主人公はペルソナチェンジをしていろいろなペルソナを使う「愚者」=「ワイルドカード」だが、「マーガレット」もいろいろなペルソナを使ってくる。これは十分「鏡」と言えるのではないだろうか。つまり「マーガレット戦」の「自分と向き合います」は主人公が自分と向き合うのだ・・・しかしこれはあくまで私の考えであり、推論の域を出ていない。しかし筆者はペルソナ4は色々と奥が深いゲームなのだと考える。ちなみに筆者はDDSATからアトラスゲーにハマったが、古参の女神転生好きも食わず嫌いせずにペルソナシリーズをやってほしい。だいぶ「大衆向け」になってはいるが、名作であることに変わりはないのだから。余談だが正直マーガレットはアトラスの裏ボスの中では格段に弱く、筆者は物足りなかった。さらに余談だが「I\'ll face myself」はギターで大変耳コピが簡単なので、ギターを持っている人はやってみるといいだろう。(キタロー)

アンクーの鎌〔あんくーのかま〕
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ケルト文化圏の死神アンクーの名を冠する戦闘用鎌。鎌は命を刈り取るイメージとして古くはギリシャ神話のクロノスから、死に関わる存在が携える事の多い武器である。鎌は本来はあくまで農耕用器具として生み出されたが、反乱や一揆等で剣や槍を持たない農民達の緊急用の武器として十分機能した。日本ではその発展型として鎌での戦闘術や鎖鎌といった物も考案された。ヨーロッパ近世の戦場でも甲冑や盾の隙間を突く為のポールウェポンやショーテルの一種として戦闘用の「サイズ」が用いられたともいう。ただ薙ぎ払い等は手前に引く動作になりがちな事から扱いは難しく、実際には戦闘に特化した道具として生み出された刀剣や槍には敵わないという見方が多い。…いいんだよ、フィクションでは敵を薙ぎ斬るビジュアルは格好良いから。真2登場の中級男性用武器。だが落とす事があるのは女性悪魔ヤクシニーである。カオス属性専用武器ながら複数回攻撃出来、それなりに使える。(willseek)アンクウの持つ大鎌は手前側でなく外側に刃を備えており、湾曲方向も外側に反った形状という、他にあまり例の無い特徴的なものとして伝えられる。他の死神は鎌を用いて命や魂を刈り取るが、アンクウはこの逆刃鎌で人を死へと「押しやる」のだといわれる。魂の回収自体はアンクウの従者の仕事となっている様だ。(ICBT)

アンクスタッフ〔あんくすたっふ〕 道具
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魔神シリーズより。1ではイベントアイテム、2では杖系武器。いずれもイシスが入手に絡む。エジプト十字とも呼ばれる、生命を意味するヒエログリフ・アンクを象った杖。護符としてのアンクは掌よりもやや大きい程度だが、十字の下部分を1m程に伸ばし、杖としたものが儀式用として存在したといわれる。 (ICBT)

アンスウェラー〔あんすうぇらー〕
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別名フラガラッハとも呼ばれる十字をあしらった剣。ケルト神話の光神ルーグが海神マナナンから授かった武器である。その魔力で如何なる鎧も貫き通すとされ、ルーグはフォモール族との戦いでこの剣を振るい大活躍したのであった。なおAnswererとは「報復するもの」の意。真2が初登場の男性用武器。中級クラスの武器でそれなりの威力である。ソウルハッカーズでは大幅にパワーアップし、敵前列全体に攻撃できる。(willseek)魔神1・2では龍族(邪龍・龍王)に特効が発動する(Green Man)原語名はフラガラッハ。「応える者」の意で、これを英訳すると“Answerer”となる。(ky)answererの発音・カナ表記は「アンサラー」が通例で「アンスウェラー」とは普通ならない。この名称の起源は八住利雄・編「世界神話伝説体系40 アイルランドの神話伝説[1]」にのみ記述のある「アンスウエラー(Ansuerer)」であり、これは単にanswererの誤記と思われる。この誤記ともとれるマイナーな名称が広く知れ渡る原因となったのは、やはりメガテンシリーズにて登場し続けたからである可能性が高い。その根拠として、メガテンが起源である名称「アンスウ“ェ”ラー」は他のフィクション作品や神話武器紹介にて多々引用されているが、先の書籍での表記「アンスウ“エ”ラー」が引用される事は殆ど無い。ペル1では両手剣に分類されていたが、神話上においては「片手剣」だと明言している資料もある。離れた敵も斬り伏せるという伝説(但しこれは後世の脚色・創作である可能性が高い)から魔神2では槍系武器として解釈されたが、対龍族特効の由来は不明。魔神1では登場していない。ペル2罪ではMAGICIANマナナンの帰還アイテム「斬り返しの剣」として登場。偽典に登場した武器「DBW6アンサラー」はハイテク兵器という設定で、これをはじめとするDBWシリーズの兵器は神話内の武器から名を拝借しているのだが、元となる神話武器自体が実在するメガテン世界でそのネーミングは頂けないと思う。US版PSPペル1での表記「Answeller」はPS用RPG「ブリガンダイン幻想大陸戦記」に倣ったもので、英語圏でもアンサラーの日本における訛化として認識されている様だ。(ICBT)

アンズー〔あんずー〕 悪魔
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ズーとも呼ばれる獅子の頭を持つ大きな鷲の姿をした、シュメール・メソポタミア伝承の嵐を呼ぶ怪鳥。かつては善良な聖鳥であったが、すべてを支配したいという野心を抱き、最高神エンリルの持つ天命の書板、トゥプシマティをエンリルが沐浴している隙に盗み出した。王権を象徴し、敵対する者を粘土に変えられる天命の書板の力を恐れた神々は書板奪還の任務を狩猟と戦争の神ニンギルスに一任した(他力本願)。ニンギルスは大層苦戦するが、四方の風の助力を得、アンズーを打ち倒して書板を取り戻す。そしてアンズーはニンギルス神殿の守護獣にさせられたのだった。後の新バビロニア時代の伝承ではニンギルスと同一視された戦神ニヌルタがアンズーを倒している。真2が初登場の凶鳥。そこそこ体力があり、作品によっては特技の羽ばたきが脅威だ。衝撃系魔法を使うのは避け、強力な銃撃で早めに撃ち落そう。(willseek)

アンソニー〔あんそにー〕 人名・キャラクター
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STRANGE JOURNEYにおける主人公(以下TDN)の同僚のレッドスプライト号機動班クルー。動力班のデントを通じてTDNに依頼してくる者の一人で、6回も依頼してくる。依頼の内容はずばり特定の女悪魔との会話。最初の4回はナンパのためで、曰く下手な人間よりも女悪魔の方がいいと思わないか?とのこと。プレイヤーとしては気持ちは分からないでもないが、TDNはBGMごと絶句する。いざヒントをもらって目当ての女悪魔に話しかけると、「正直あなた(TDN)の方に興味ある」(リャナンシー)、「ロリコン、ダメ、絶対」(モー・ショボー)、「精力なさすぎありえないw」(リリム)、「告白が寒いのよ」(ユキジョロウ)と反応は最悪で、TDNは逐一それを報告することになる。一方、最後の2回は少々真面目で、対象はスクーグスローとゴモリー。それぞれの項目を参照していただければ中身は分かってもらえるだろう。精力が無く、銃でミスファイアをやらかし、調査団で唯一チャラい純粋で無垢な意志の持ち主と、正直なんで参加しているのかよく分からない男。でも憎めない雰囲気と共感を呼ぶ動機からかレッドスプライトクルーの中では資材班のアーヴィンに次ぐ人気を誇る…かも知れない。シュバルツバースで純粋な調査以外に興味の対象をもつという点がこの二人に共通している。収集には長けているのか、彼からの報酬はお香2個ずつと非常においしい。そんなにモテたいなら自分で使って直接ナンパしに行けと思うところだが、黙ってありがたく頂戴するのがTDN流。名前の由来はゲーム「Gears of War」の登場人物アンソニー・カーマイン。カーマインが序盤で死亡したことから同僚になじられているが、本人は元ネタを知らない模様。ナンパが失敗したおかげかゴアることはないのでご安心を。(mountMT)

アンタレス〔あんたれす〕 悪魔
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LB3より、レア種族カルマンの一体で、エッグ(魔獣の卵)を孵化させる事のみで仲魔に出来る。蠍座のイメージか、その姿は蠍の頭から女性の上半身が生えている。蠍座α星のギリシャ語名、その意味は「火星に対抗する者(anti ares)」。火星の傍で赤く輝く星である事からの名付けである。このアンチ・アレスという名の意味は如何にも軍神アレスに敵対する様な神話がありそうなものだが、アンタレスは純粋に天体でしかなく、擬人化された神話は持たない。ラテン語や仏語などの名称は「蠍の心臓」を意味する語となり、蠍座の中心として考えられる。よってその神話も蠍座に含まれると捉えてよいだろう。漫画「聖闘士星矢」の蠍座の黄金聖闘士ミロの必殺技スカーレットニードルの止めの一撃にもアンタレスの名が採られている。(ICBT)

アンドラス〔あんどらす〕 悪魔
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ソロモンの七二柱の悪魔の一人。悪魔の侯爵。鳥の頭を持ち炎の剣を片手に狼にまたがった天使の姿で描かれる。彼は人々を不仲にする力を持っており、徹底的に相争わせることを好む。真1ではもっともレベルの低い堕天使。印象は少ないがそのキャラ性能はこの解釈に基づいており、炎の魔法を武器にハピルマ・プリンパで人を惑わすのである。(ARL)メガテン世界内での扱いは下位であるが本来はソロモン72柱の中でも特に好戦的な性格を持つ一柱であり、その制御も油断すると召喚者も殺されかねない危険を孕むものである。(willseek)

アンリ・マンユ〔あんりまんゆ〕 悪魔
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「ある時はウルフ、スネちゃま、だが、その実体は谷川一だ!」…などというマイナーなネタは無視して、ゾロアスター教において善と光の化身アフラ・マズダと対となる悪と暗黒の化身。アーリマン、アングラ・マイニュとも呼ばれる。無限の暗黒を住処とし、常に最悪の事を選択し全てを破滅へと向かわせる事を何より好む。アフラ・マズダと永遠とも言える長い時間に渡り戦い続け、最後には敗れ悪とともに滅亡するという。メガテンシリーズでは「if...」にて青銅の箱を使った裏技で主人公達に大量の経験値を提供してくれるありがた〜い存在として多くのプレイヤーに崇められるという名誉なのか不名誉なのかよく分からないデビューを遂げ、以降は何故か常に敵サイドとして登場し仲魔にできなくなって久しい。真3で仲魔にしたかった…。(aba)ゾロアスター教を解説する文献では「アンラ・マンユ(Angra Mainu)」と表記する方が多い。異名のアーリマンはシュタイナーが人智学において無機的・唯物的精神を表現する名として用いた。それは氷川の唱えたシジマの精神を思わせる部分もある。一方、それに対抗する情熱的な興奮や神秘主義に走りやすい精神はルシファーと呼ばれる。なお、if...のアンリ・マンユの異形系デザインは後のスラオシャやアールマティ等ゾロアスター系統のデザインの大元にもなっている。(willseek)真3では魔王アーリマンとして登場。静寂のコトワリであるシジマの総大将であるが、戦う際にはいきなり「戯れ」と称して、「物理攻撃禁ず」のようにこちらの行動を制限してくる。さらに、勝手に始めといて「戯れなど下らん。」というようなことを言って第2形態になる…静寂を壊したのはあんただろ。末世破といった強力な攻撃を仕掛けてくる。(テラダイン)

威圧の魔石〔いあつのませき〕 道具
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DDSAT2で登場。点滅状態のプレスアイコンを4個増加させるアイテム。公式サイトのコラムでは、「ついに解禁、ギガバイオレンス!」と書かれていた。真3のモト劇場等、「眼光・バイオレンス系」に苦しめられたプレイヤーは多かったはずだが、それが今度はプレイヤーが使えるようになったのである。しかし、やはり強力であるために制限がある。ジャックランタンから買うことができるのだが、値段は高め(50000$、ちなみにマッカではない)で、1つしか所持することができない。(テラダイン)

イーグル50AE〔いーぐるふぃふてぃあくしょんえきすぷれす〕
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『ペルソナ2罪』に登場する「銃」でゲーム中では「デザートイーグル」の上位モデルにあたる(「デザートイーグル」については別項目を参照されたし)。「.50AE(AE:アクションエキスプレス)弾」を使用するデザートイーグルの最大口径モデルとして「君臨」し、その破壊力、反動から別名「ハンドキャノン」とも呼ばれ、世界最強のハンドガンの1つに数えられる。デザートイーグルには「.50AE弾」以外にも「.357マグナム弾」を使用するモデルと「44マグナム弾」を使用するモデルが存在する。コレを踏まえて『NINE スタンドアローン版』に登場する「デザートイーグル」を推測すると、同じ『NINE〜』に登場する「ハンドガン」系列の「.357マグナム」と「44マグナム」との攻撃力、使用する弾薬の比例(?)から、コレと同じ「.50AE弾」モデルではないかと思われる。…ちなみにデザートイーグルには「.41AE弾」を使用するモデルも存在するが現在は廃れてしまっている。デザートイーグルの基本アイディアは1950年代初頭にスウェーデンの「ハクスウ゛ァルナ社」でまとめられた。同社は当時スポーツ用の銃で高い評価を得ており、スウェーデン軍の武器も長年生産していた。ところが50年代後半に向けて同社は兵器産業から一般工業へ方針を転換。その結果、新型ピストルの開発は一握りの試作品を作っただけで終了してしまう。60年代にはアメリカでペーパーデザインとして姿を現したがすぐに消えてしまい、70年代になって狩猟用として「ウィルディ・オートマチック(またはウィルディ.45マグナム、ワイルディとも呼ばれる)」という形になり、コレに修正を加えて誕生した。この銃はウィンチェスター社が開発した「.45マグナム弾」を使用し、「ガスオペレート式」と呼ばれる作動方式(発射時の火薬の燃焼ガスの一部をバレル(銃身)の一部から導き、それを利用してスライドを操作させる作動方式)を採用しているという点からデザートイーグルの先祖(?)とも言える。そして80年代に入ってデザートイーグルに結実するのである。開発年代や開発・製造元は資料によってバラつきがあり、1983年とも84年とも、86年とも言われる。開発元についてもイスラエルの「IMI(イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ)」が開発・製造元のように表記されている資料があるが、設計・開発はアメリカの「マグナム・リサーチ社」でIMIが「一般市販向け」として製造権を獲得し、同社初の「軍用以外の製品」として商品化したのである。現在は製造はマグナム・リサーチ社に引き継がれている。デザートイーグルはもともとターゲットシューティング(射撃競技)用として作られた銃で、最初から軍用を前提としていたわけではなかった。デザートイーグル用の「.50AE弾」は1988年にIMIによって開発されたと言われ、同社はこれを契機に軍・警察用として売り込みをかけたが、イスラエル軍の制式採用は得られず、一部の兵士が「私物として装備」しているにとどまっているそうである。射撃競技以外にも「狩猟用」として購入したり(アメリカの一部の州では実際に熊や鹿を相手に使用しているとか…)、実用性よりも大口径マグナム弾の射撃時の強い反動や、大きな発射音や発射炎を楽しむ目的で購入する人が多いそうである。デザートイーグルは「オートマチック・ピストルでリボルバー用のマグナム弾を撃つ」という「特殊用途」のために、ライフルや機関銃で採用されている「ガスオペレート式」という作動方式を採用している。マグナム弾は火薬量が一般のピストル用弾薬よりも多いためで火薬の分量から言えばライフル弾に匹敵する(いわゆる火薬増量の「強装弾」なのだ)からである。現在このガスオペレート式を採用しているオートマチックピストルはデザートイーグルだけであり、この作動方式はオートマチックピストルではまず採用されない。その理由は…々渋い複雑で高価である。△いつかのピストル用の弾薬では作動の点から火薬の燃焼ガスの量が不充分である。銃身の短いピストルでは作動の点から火薬による発射ガスの供給に問題が生じる…といった具合である。銃口下部から膨らんだあの独特のスタイルは「銃口の真下に鋼鉄製のウェイトを装備しているため」で、コレによって「重心バランスを前方に持ってくることにより、反動にクッションを咬ませている」のである。この「.50AE弾」はオートマチックピストル用の弾薬では最大のモデルとして知られ、様々な弾頭重量のモノが発売されているが代表的なモノでは19.4グラムの弾頭を1.94グラムの火薬で秒速420メートルで発射する。これは破壊力としては「20番径のショットガンのスラグ弾(ショットガンはライフルなどのように「口径」ではなく、銃身の内径「番径:ゲージ」で呼ぶ。20番径は約16ミリ、最もポピュラーな12番径で18ミリである。スラグ弾(またはスラッグ弾)は散弾ではなく一粒弾の一種で、ショットガンは銃身の内側に旋条(ライフリング)が存在しないためにスラグ弾は弾頭に旋条が切ってある。そのため、ライフルド・スラッグ弾とも言われる。別項目「スラッグショット」、「バードショット」、「ショットシェル」も併せて参照されたし)に匹敵」し、弾頭のエネルギーは「AK47(別項目を参照されたし)」のライフル弾に近いエネルギーで、ハンドガンとしては破格の威力である。反動のエネルギーは大きいが、「正しく構えれば」女性でも撃てる。だがヘタにコミックや映画などで見られる撃ち方を真似しようものならば…どうなるかは言うまでもないだろう。 (アレイ)

イービルアイ〔いーびるあい〕 特殊攻撃
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[EVIL-EYE](デビルサマナー,NINE)/[Evil Gaze](真3)
イビルアイ・イーヴィルアイ・イビルアイズ・イービルアイズの名で登場する事も。効果も作品によって様々で、名称共に一定しない。呪殺属性で、単体に対し何らかの状態異常効果を持つ事が多い。邪視・邪眼・凶眼・魔眼、等と呼ばれる、視線によって対象を害する能力。本来の意味としては視線系スキル全般を指す事も出来る言葉だ。主に西洋に存在する概念であり、日本では20世紀に入るまでこれを指す言葉は存在しなかった。邪眼を備える悪魔としては、フォモールの魔王バロールや死の天使サリエル、石化の蛇女メデューサが有名どころか。最後の奴はメガテンではコンクリートを撒く事になっているが。他にも「眼」が強調される悪魔は多く、それはゲーム内では視線系特技の所持・充実という形で表現される。メガテンにおいて視線系特技はシリーズ常連、且つ一つのカテゴリを形成する程多彩な種類が登場する。軽度の状態異常から一撃死まで、戦闘システムによっては索敵や敵相性表示を行うものも存在する。(ICBT)

イール・スキナー〔いーるすきなー〕
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SS版ハッカーズより、追加効果shockを持つ女性用の「敵を感電させるナイフ」。狩猟用ナイフの一種、仕留めた獲物を解体する際の皮剥ぎ用ナイフを「スキナー」という。その刀身の形状は、刃は薄く、反りは大きく、先端は鋭く、切れ味を重視したものとなっている。解体する動物の種類別につくられたものも存在し、ものによっては高価な毛皮を損壊させないように特に繊細な刃を持つ。薄い皮や肉以外を切るようには出来ておらず、戦闘用途に求められるタフな構造とは無縁の代物である。イール(うなぎ)用のスキナーナイフという事はつまり「鰻サキ包丁」の事を指しているのだろうか。又「eel skinner」は女性器を指す表現でもあるのだが。(ICBT)

異界化〔いかいか〕 言葉
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この世と異なる世界が立ち現れる事。浦島太郎の竜宮城やマヨイガ。天界も魔界も等しく異界に含まれる。悪魔が出現しやすい状況というのは、現実世界でそうした異界と接している場所や、こちらがそうした異界に入り込んでいった時である。術者によっては現実世界と異界の境界を緩める力を持つ者もいるだろう。そうした異界に踏み込んだ時、我々が味わえるのは未知なる興奮か、蹂躙される絶望感か。基本的には周りの世界が異空間化すると捉えられる事が多いが、これについては人の認識について考える必要もある。世界は物理的・精神的・霊的層などで多重構造になっており、我々の知覚チャンネルの切り替え次第で世界の異なる姿が見えるようになるという考え方である。知覚のみでなく、肉体ごと異空間に馴染ませる事で異界に踏み込む事は可能になる。戻れなくなる危険性は常に心得ておかねばならないが。(willseek)

怒りの鉄拳〔いかりのてっけん〕 特殊攻撃
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[Fist of Fury]
ペル1より、中位の拳系特技。P3でも拳系武器として登場し、こちらのUS版名は「Fists 〜」と複数形である。ブルース・リー主演二作目となる映画「ドラゴン怒りの鉄拳」(英題「Fist of Fury」)より。リーのアクションの特徴として知られる怪鳥音やヌンチャクは本作からの登場である。尚「Fists of Fury」は前作「ドラゴン危機一発」のアメリカで誤って知られている題名であり、アメリカでは本シリーズのタイトル名が正式なものと一般的に知られているもので食い違っているらしく、「〜怒りの鉄拳」の方も「The Chinese Connection」の名で知られ、これは「〜危機一発」の仮題だったものだ。(ICBT)

戦の魔王〔いくさのまおう〕 魔法
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ソウルハッカーズでナオミが用いた特殊魔法。魔王シュウの力を呼び出し敵前列に打撃系の三段攻撃を加える。シュウがその六本の腕を駆使してめった打ちにしているようだ。ネミッサも相当レベルを上げれば覚える。蚩尤は古代中国で伝説の帝王、黄帝を大いに苦しめた牛頭多腕の鬼神にして邪神。苦戦の末黄帝はようやく蚩尤を倒すが、蚩尤は後に戦の神として軍旗などに描かれるようになった。元々は漢民族に吸収された苗族の英雄神であり、一本足の龍神であったとされる。(willseek)

イクシオンソード〔いくしおんそーど〕
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女神転生2より、「魚の素早さを持つ生きた剣」との事。イクシオンIchthyonとはギリシャ語で魚座を意味する。ギリシャ語の魚Ichthysは「イエス・キリスト・神の・子・救世主」を表わす文章の頭文字の組み合わせとされ、そこから魚のシンボルは古代ローマ時代のキリスト教徒が暗号的に用いた。又、占星術においてはイエス生誕から現在までの約2000年間を「魚座の時代」と呼ぶ事からも、魚や魚座には幾つかの象徴的な意味を読み取れる。(ICBT)

生太刀〔いくたち〕 道具
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NINEの国津神オオナムチ専用プラグインソフト。HP・力・体力・呪殺耐性が上昇し、月齢1周で状態異常から自動的に回復する。表記は正しくは「生大刀」。オオナムチが根の国に住むスサノオの元から生弓矢・天詔琴と共に持ち帰った三つの神宝の一つ。根の国から葦原中国へ戻ったオオナムチは以降オオクニヌシと名乗り、この武器を用いて兄弟である八十神らを征伐して支配者となった。この生大刀と生弓矢は生命力を喚起させる力を持つとされるが、武器の形態を持つこれらは武力と生命力の両者を併せ持つ、武神であると同時に医療神・農耕神としての側面を持つオオクニヌシの性質を示唆しているといわれ、武力のみを以って統治を行う粗暴な支配者であった八十神らとの対比であるとされる。(ICBT)

生玉〔いくたま〕 道具
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物部氏の祖神とされる饒速日(ニギハヤヒ)命が天神御祖(あまつかみみおや)から授かったとされる十種神宝(とくさのかむだから)の一つ。生きる活力を与える神宝とされ、生者の生命力や魂を象徴するとされる。ゲームでは真3が初登場で、パーティ全体のHP・MPを全回復させる極めて強力な回復アイテムだ。(willseek)

イクティニケ〔いくてぃにけ〕 悪魔
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北米ネイティブアメリカンのダコタ・スー族に伝わる、獣の皮を身に着ける太陽神の息子。すなわち動物達に宿る精霊の力を行使する、アニミズム的な英雄と言える。父の機嫌を損ね天界を追われて地上に降りたイクティニケはネイティブアメリカンの諸部族に戦う方法を教えたとされる。彼は非常に気まぐれな存在で悪戯をしたり嘘をついたりし、もっぱら裏切りと欺瞞によって冒険を成し遂げた(逆に報復を受けた事もあった)。デビルサマナー前半レベルの幻魔。鳥の扮装をし翼を広げた格好だ。火炎攻撃無効なので、意外にカシヤマ戦辺りで役立ってくれたりする。(willseek)

イグドラジル〔いぐどらじる〕 悪魔
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イグドラシル、ユグドラシル。北欧神話に登場する世界そのものを象徴する巨大な樹であり、世界樹・宇宙樹とも呼ばれる。その姿はよくトネリコの大木の姿で想像される。アースガルズ・ミズガルズ・ヨトゥンヘイム・ニブルヘイムなどの各世界を全て含み、支えていると考えられている。頂には大鷲フレスベルグが止まっており、その目の間にはヴェズルフェルニルと呼ばれる鷹が止まっている。ヘイズルーンという名のヤギもイグドラシルの頂上付近でその葉を食べている。またダーイン・ドヴァリン・ドゥネイル・ドゥラスロールという四頭の鹿がイグドラシルの樹皮を食料としている。根は一部を邪龍ニーズホッグにかじられており、世界に陰をもたらしている。麓には聖なる泉ウルザンブルンがあり、運命の女神ノルニルが管理しイグドラシルに注いでいる。世界の終末ラグナロクには炎の巨人スルトの放った炎の前に焼け落ちるが、新たな世界の誕生と共に再生するとされる。真2・if...で上位の妖樹として登場した。世界の歪な気を受けて、周囲の存在を襲う分霊が出現するようになっているようだ。原作の女神転生小説でもマグネタイト収集の為に悪用されたり、あまりいい扱いを受けていない。世界に憎しみや害を注げば同じようなしっぺ返しを世界から受ける寓意のように感じられなくもない。悪魔としてのイグドラジルは青い胴に黄色い葉を茂らせた姿で、回復・戦闘補助に優れている。(willseek)北欧神話の世界を象徴する樹木。世界樹、宇宙樹等とも呼ばれる。9つの世界にまたがり、3つの根がその幹を支えている。その根はウルズ(ノルンの3姉妹の長女)の泉やミーミル(後に首だけになった賢者)の泉に続いていたりする。生物学的にはトネリコの木に分類されると考えられている。こんな神樹イグドラジルだが、ラグナロクで燃える。多くの獣がこの樹木に生息している。まず、根本に住むニーズホッグが根を咬んでおり(ウルズ泉の力により問題は無い)、そのニーズホッグといつもケンカをしているフレスベルグは木の頂きの方に住んでいる。それで、ラタトスクが木を利用して世界へ情報を伝え、先述の2体の獣のケンカを煽っている。他にも、ヴェズルフェルニルやヴィゾフニルといった猛禽類、樹皮を食料にする4頭の鹿等がいる。オーディンはルーン文字の秘密を知るために、自分に槍を刺し、この樹木で首を吊ったことがある。それで9日9夜、自分を最高神オーディン(つまり自分)の贄とした。この姿が大アルカナ「吊るされた男(刑死者)」の元となったという話もある。オーディンスフィアでは、衝撃的な登場の仕方をする。「名」はユグドラシルだった。(テラダイン)

イグナイター〔いぐないたー〕
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ソウルハッカーズでの主人公の初期装備の一つ。仕込みナイフの付いたイグナイター(キャンプ用等で使う棒状点火ライター、つまり着火○ン)である。シックスの武器コレクションの中にあったらしいが、なんでライターにナイフ…。あくまで初期装備なので最序盤の護身以上の効果は期待しない方がいいだろう。(willseek)

池袋〔いけぶくろ〕 地名・場所
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埼玉県と都内の架け橋のような存在になっている土地である。一番の名所はサンシャイン60。元巣鴨プリズンに建てられた超高層ビルディングである。数年前、ここの東急ハンズ前で刃物を持った男性が大暴れする事件があった。あの場所は一応道路が通ってはいるものの、ほぼ歩行者天国と化している場所なので、実際に男が暴れていたとき、周囲はかなり緊迫した状況になっていたそうだ。(ARL)駅や街の至る所に渋谷のハチ公に対抗して、「いけふくろう」なるフクロウの像が設置されている。ギャルファッションの一大聖地でもあり、量販カメラ店も出店したりと隆盛著しい。その一方で映画館や劇場、演劇・ミュージカル関連の学校も多く、映画や演劇関連の活動も盛んである。また近年駅東口周辺一角に乙女ロード・オタク通りなる女性向けオタク街が形成され、大いに賑わっている。(willseek)真靴任蓮⊆胎後は「イケブクロ」と表記を変える。マントラ軍のお膝元であり、本館と西館の間に本営ビルがある。地上1階、地下3階の構造になっており、エスカレーターで各階を行き来する。ほかの町同様、主だった施設は地下に集中している。実力主義で暴力的なマントラ軍のせいか、割れたショーウィンドウや血痕のような汚れなど、ほかの町に比べると荒れた雰囲気を持っている。(O.M)

伊耶那岐〔いざなぎ〕 悪魔
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古事記によると、別天津神に次いで現れた神代七代の中で、七番目に現れた交歓に誘い会う神の男性側。女性側の伊耶那美と対になっており、二人はこの日本を造った天津神である。あるとき伊耶那岐と伊耶那美は別天津神である五柱神に呼ばれ「下界に天下り、未だ海の上を油のように漂っている土地を整え、作り固めよ」という命を受けた。早速二人は下界に降り立ち、雲の上から天沼矛で島を寄り集め、出来上がった淤能碁呂島に天下った。二人は手始めに新婚生活を送る宮殿を建て、そこで初夜の儀式を明かす。しかしその際に伊耶那美のほうから伊耶那岐を誘ってしまったため、子供を産んでも出来損ないの水蛭子しか生まれてこなかった。そこで五柱神に相談したところ今度は伊耶那岐の方から誘うように促され、改めて産んだ子供達がこの日本の島々なのである。二人は国産みを終えると、今度は自然を司る三十五柱の神々を産んだ。しかし火の神である火之迦具土の神を産む際、伊耶那美は陰部を火傷してしまい絶命してしまう。怒り狂った伊耶那岐は生まれたばかりの火之迦具土を叩き斬ってしまうのであった。さて独り身になってしまった伊耶那岐は、そのあまりの寂しさから国造りを放棄し、亡くなった妻を呼び戻さんと黄泉の世界へと旅立った。そして黄泉平坂を下り、なんとか亡き妻の玄室の前へと辿り着くも、中に居た伊耶那美に「もはや私は死人です。しかし黄泉の神に相談し復活の儀式を行うので、それが完了するまでは私の姿を見ないでください。」と言われる。そこで伊耶那岐は儀式を行っているのであろう妻を待つのであるが、そのあまりに長すぎる時間に痺れを切らし、復活途中の妻の姿を覗き見てしまうのであった。朽ち果てた体を見られてしまった伊耶那美は、その恥ずかしさのあまり、自らの夫も同じ姿にして慰め合おうと、殺意を持って伊耶那岐に迫った。しかしこのことで初めて生と死の分別がついた伊耶那岐は、迫り来る伊耶那美からなんとか逃げ、黄泉と現世の扉を塞いでしまう。黄泉の国に閉じこめられてしまった伊耶那美は「愛しい貴方にもう会えないのならば、現世の人間を一日千人呪い殺すであろう!」と怒り叫ぶ。しかしそれに対して伊耶那岐は「ならば私は一日に千五百人の産屋を立てるであろう!」と叫び返し、彼は黄泉平坂を後にしたのであった。これによって伊耶那岐は、黄泉にて最愛の妻と共に過ごすことよりも、二人の愛の結晶である日本を育て抜くことを選んだのであった。しかし黄泉に閉じ込められてしまった伊耶那美も、愛する人と再び結ばれようと転生をはじめた…という話が、デジタルデビルストーリー女神転生のプロローグである。しかしこの話を見る限り伊耶那岐の神というには極めて幼い性格が目立ちすぎる。愛しい妻が死んでしまったからといって、衝動的に生まれたての息子を斬り捨ててしまったり、そもそもの使命である国造りをほったらかしにして黄泉に下って行ったり…。更には堪え性の無さで妻の恥部を見てしまい、挙げ句の果てにはその妻を黄泉の世界に閉じこめてしまうのである。なんという我侭であろうか。しかしその後の彼は自分の息子達にしっかりと国を治めさせ、自らは近江の多賀へと隠居した。なんにせよ、この神が日本の礎であることには間違いないのだ。(ARL)ペルソナ4にて意外や主人公の専用ペルソナとして抜擢された。日本の創造神の一柱にして、生死を明確に別ったとも言える神の名を持つペルソナを宿す主人公はいかなる命運を背負うのであろうか。(willseek)

伊耶那岐大神〔いざなぎのおおかみ〕 悪魔
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P4における主人公の最終ペルソナと言えるペルソナ。アルカナは唯一の「世界」であり、真エンディングルートでのイベントで覚醒する。ラスボスを神話通りの必殺技(ラスボスの「幾千の呪言」と対となる「幾万の真言」)で撃ち破る。その白ランっぽい服装から、「総長」「究極番長」「特攻隊長」等と呼ばれることもあるらしい。ちなみに、覚醒の際、追い詰められた主人公はコミュを培ってきた仲間達の声を聞くことで立ち上がるのだが、最後に声をかけてくるのは菜々子ちゃんである。アトラス絶対確信犯だろ(笑)。真エンドを見た後の周回では、ダブルヒランヤスプレッド(12身合体)で作成することができる。しかし、パラメータが異常な程高いのはともかく、光と闇以外に普通の耐性(つまりただの「〜に強い」)を持ち(イザナギは闇無効を備えている)、スキルもあまりにも器用貧乏(しかもダブルブースタにならない)であるため、非常に扱いずらい。そのため、「ガッカリ大神」等と呼ばれることもある(テラダイン)

伊耶那美〔いざなみ〕 悪魔
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神代七代の中で七番目に現れた、交歓に誘い会う神の女性側。詳しい話は伊耶那岐の項参照。日本を産んだ女神であるが、黄泉に閉じこめられた際、夫に対し「一日に千人呪い殺す!」と叫ぶような気の強い一面も持ち合わせている。夫との初夜の際には自分の方から誘ったりもしているあたり、ある意味伊耶那岐よりも頼もしい。この影響は中島朱美と白鷺弓子の性格にも色濃く反映されている。伊耶那岐は転生してもガキなままで、伊耶那美のような頼もしい伴侶がいなければどうしようもないのであろう。真2においては金剛神界にて登場。伊耶那岐と二人で過ごした思い出の時を楽しそうに語ってくれる。(ARL)神話エピソードとしてはイザナミは離縁の後は黄泉国の主宰神となり、黄泉津大神または道敷大神と呼ばれるようになったとされる。日本人は死後は彼女の中に回帰すると言えるのかも知れない。ペルソナ4にて本当に意外な役として登場し、主人公達の前に立ちふさがる事になる。唯一神にも言える事だが、あくまで人々の望みの一端に応える形で行動を進めているので単純に善悪では語れない…。こちらが乗り越えて行く際には「見事なり…!」と祝福の言葉を遺した。(willseek)

イザナミの衣〔いざなみのころも〕 道具
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DDS1より、それまでの魔王を倒し入手した三つの玉を用い、炎の腐海の一角にある玄室にてルシファーの手による仮面からイザナミを解放する事で入手出来る。旧約では引継ぎイベントを経て2にも登場し、FC版ではゲーム上のメリットが存在しなかったイザナミ復活を果たす事により入手が可能となる。ダメージゾーンを無効化するイベントアイテムで、効果こそやや異なるが原作小説を由来とする数少ない品だ。原作小説では第二巻「魔都の戦士」で、飛鳥の玄室にて中島がイザナミから授かり、弓子を核としたセトが転送された人工衛星へ向かう為に使用する。衛星軌道上へ到達出来る程の飛行能力に加え、宇宙空間の真空にも耐性を得られる様だ。その力は一度の使い切りらしく、地球への帰還後に再度登場する事は無かった。(ICBT)

イザ・ベル〔いざべる〕 悪魔
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女神異聞録デビルサバイバーに登場したベル神。蒼紫色のバラの姿をした女性型の悪魔でベル・ベリトの配下。(シシン)元ネタは旧約聖書「列王記」で預言者エリヤと激しく対立し、バアル信仰を推奨した北イスラエル王妃・イゼベルの伝承と思われる。彼女と夫であるアハブ王の名は偶像崇拝を糾弾する際の敵役としてよく用いられる。イザ・ベルの曲がりくねった花弁から耳や口が覗いているビジュアルは、偽りの情報・信仰に踊らされる歪さを表しているのだろう。(willseek)

イシュタム〔いしゅたむ〕 悪魔
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マヤの自殺の女神で、首にロープを巻き付けてぶら下がる死者の姿で表される。その両眼は閉じられ、両頬には既に腐敗の兆候が現れている。首吊りによる自殺者、戦死者、生け贄の犠牲者、出産時に死んだ女、そして聖職者達は楽園に直行すると信じられていた。選ばれし魂を安らぎの楽園たる宇宙樹ヤシュチェの木陰へと導くとされる。当時の死生観での神聖存在なので、今を生きる我々は自殺に憧れるもんじゃない。デビルサマナーに登場し、首吊りのビジュアルではヤバいと何度かデザイン変更された逸話のある死神だ。破魔・呪殺を無効化できるので継承スキルを工夫して活用しよう。(willseek)

イシュタル〔いしゅたる〕 悪魔
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バビロニア、アッカド神話の女神で月神シンの娘。よく頭部に牛の角の図案が施される。時代をさかのぼったシュメール語ではイナンナと呼ばれ、またカナーンではアスタルテ(アナト)、ギリシャに伝わるとアフロディテになる。愛と戦いの女神であり、母性的な大地の恵みと共に血なまぐさい戦場の流血をも司った。また大地の恵みをもたらすという意味で生殖行為が神聖視され、イシュタルの神殿の巫女は聖娼(神殿娼婦)として、詣でる男達に女神の代理として祝福を与えた(身体を交わした)のだという。これが禁欲的なユダヤ・キリスト教徒の怒りに触れ、イシュタルは悪魔として貶められる運命をたどる。戦の神としての猛々しさからか、エジプトに獅子頭の戦神アストレトとして取り込まれる程だったが、悪魔としてのイシュタルはソロモン72柱魔神の1柱、男デーモンのアスタロトとして認識されるようになる。アスタロトとしてはファミコン版2でボス初登場だったが、その頃からオカマ口調だった。真1でその裏事情が判明し、真2において魔神アシュターとの分離、地母神イシュタルとしての復活イベントが拝見できる。ゲーム中の仲魔としてのイシュタルは高位の地母神であり、CHAOS系では極めて強力な回復ユニットとして重宝した。また金髪をたなびかせた美神と呼んでいい魅力的なビジュアルである。(willseek)「偽典・女神転生」においてはバールと並ぶストーリーの根本を担う重要な存在である。前世において唯一神に半身(アスタルテ)を引き裂かれたまま「橘由宇香」という一人の人間として転生を果たすイシュタルだが、彼女に秘められた力をもってして真に東京を支配せんと企むバールは部下達によって由宇香の五体を引き裂き、それらを部下達に喰わせてしまう。更に残った心臓を喰らわせたアスタルテを「飛鳥泪」という人間に化けさせ、恋人を復活させようと躍起になっている葛城を駒として利用していく。さてイシュタルのその後であるが最終的に五体を取り戻しアスタルテ(泪)と対峙する葛城と由宇香、 ここで葛城は由宇香と泪どちらを選ぶかを迫られるのだが、そこで由宇香を選ぶと泪は悲しげに葛城に別れを告げ由宇香に自分の心臓を手渡し息絶え、かくてイシュタルが復活し仲魔になってくれる・・・が、そこへ至るまでにあんまり泪に冷たくし過ぎていると泪がキれてしまい魔王アスタルテとして襲い掛かってくる。更に、泪を選んだ場合は由宇香が別れを告げてくるのだが、ここでも展開によっては由宇香がキれていきなりイシュタルとして覚醒し襲い掛かってくる。どちらも恐ろしく強く、これまで両者に不誠実な対応をしてきたプレイヤーは思いっきり後悔する事になる。女を怒らせると怖い。(aba)

イスラフィール〔いすらふぃーる〕 悪魔
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イスラムの音楽を司る天使。四枚の翼を持ち、地に足が付いた状態で天を突き抜ける程の巨大な姿であるとされる。容姿はサフラン色(金色)の髪をした大変美しい姿の天使であるとされるが、全身を髪の毛や多くの口と舌で覆われているとも言われる。地獄の監察官であり、終始厳しい態度を崩さないとされるキリスト教のウリエルとは異なり、イスラフィールは昼夜各3回ずつ地獄で苦しむ人々を見てはその光景のあまりの悲惨さに大量の涙を流し、アッラーはその涙を止めるのに努力しなければならないという。終末を告げる七つのラッパの内の一つを吹く天使ともされ、イスラフィールはエルサレムの聖なる岩に立ち、内部が蜂の巣状になっている角笛を吹き鳴らし、死者を呼び覚ますという。ソウルハッカーズ登場の大天使。何故狂気口調なのか謎だが、口を多く付けられたビジュアルからだろうか。魔法に耐性を持ち、蘇生魔法を扱えるが天使系に珍しく銃撃に弱いので要注意だ。(willseek)

磯良〔いそら〕 悪魔
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水神。古代豪族である安曇氏の主神。その姿は貝や藻のまとわりついた醜いものとされる。神功皇后の征韓に協力した神ともされる。そのエピソードの一つを紹介。神功皇后は戦地にて敵に女だと嘗められないため、茨城の磯良神社にて祈りをささげた。そして境内の清水で顔を洗うと、たちまちその顔は厳めしい黒ずんだものに変わってしまった。その後征韓を果たした神功皇后は再度神社に参って戦勝を報告。もう一度清水で顔を洗うと元の女性の顔に戻っていたという。そんなわけで真1に登場する妖魔である。強くも弱くもない仲魔だ。(ARL)真IIIで銀座大地下道のマネカタの隠れ家に出没する妖魔。火炎に弱く、このエリアでは他の悪魔が出現しないため、弱点を疲れて大いに経験値とマッカを奪われる。(尾田)

イタリアーマー〔いたりあーまー〕
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見た感じが「イタリー」なアーマーなのであろう。なかなか華やかそうである。真1では銀座に売られているが、買うまでもないであろう。(ARL)14〜16世紀のイタリアは甲冑製作において最先端の技術を持ち、特にミラノには多くの鎧鍛冶が集まり、その鎧製造の水準は極めて高いものであった。プレート・アーマーやその発展型であるフリューテッド・アーマー(マクシミリアン・アーマー)の発明、さらには工業化によるこれらの量産もイタリアで行なわれた。イタリ・アーマー(Italy armour)とは、中世欧州にて高い品質を誇ったイタリア式の鎧の事である。(ICBT)

市ヶ谷駐屯地〔いちがやちゅうとんち〕 地名・場所
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市ヶ谷にある自衛隊の駐屯地である。真1では戒厳司令官ゴトウの根城となっている。実は真2にも登場はしていたりする。かつて作家の三島由紀夫が割腹自殺した地。詳しくは「三島由紀夫」の項参照。(ARL)この敷地内になんと防衛庁(現防衛省)本庁が2000年に移転してきた。予約制で「市ヶ谷台ツアー」なる防衛省見学ツアーがあり、日常とは違う空間を味わう事ができる。(willseek)

いちごタンメン〔いちごたんめん〕 言葉
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苺湯麺。イチゴ味を混ぜ込んだタンメンらしい。デビルサマナーで女の子口調の悪魔に何をしてるのか問われた時、「一応鍛錬」と答えたのを聞き間違いされたらしい。食べたいと女の子悪魔が付いてきてくれる事多数。…甘ったるそー。(willseek)

一日一善〔いちにちいちぜん〕 道具
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ペルソナ1より、JUDGEMENTウォフマナフ作成の為の封神具。ウォフマナフは、ゾロアスター教において崇拝される善神アムシャ・スプンタの一人。その名はアヴェスター語で「善い思考」を意味する。なので、一日一善という名前なのだろう。LV71堕天使アドラメルクを倒すと稀に手に入る。とはいえ、ウォフマナフを降魔するにはLV94まで育てなければならない。LV94の頃にはラスボスを倒しているだろう。使う機会はあまり無いかもしれない。(BK)

一目連〔いちもくれん〕 悪魔
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「ひとつめのむらじ」とも読まれる、三重県・伊勢の暴風神、または妖怪とされる存在。多度神社の神の一柱として祀られ、風の神とも鍛冶神・天目一箇神(アメノマヒトツノカミ)とも言われる。凄まじい風を起こして人を飛ばし家を壊すとされ、竜巻や台風を連想させる。荒ぶる姿は片目の龍なのだともされる。また「一目散に逃げる」というのは元々一目連の出現に驚いて散り散りに逃げる様を表す表現なのだという。葛葉ライドウで第壱話に登場するボス悪魔。暴風神らしく衝撃系攻撃が得意技である。ビジュアルは真1のバックベアードの使い回しだったりする。まぁバックベアードも光化学スモッグの化身とされたので気象神繋がりと言えなくもないが。(willseek)

一本ダタラ〔いっぽんだたら〕 悪魔
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雪国では大雪の後の山中で、時折縦幅1尺(約30センチメートル)もの大きな一本足のみの足跡が飛び飛びにどこまでも続いているのが見かけられるという。これは一本ダタラという一本足の妖怪が飛び跳ねて歩いた跡だと言われ、別名雪入道などとも呼ばれた。一本ダタラは鍛冶を行う山の民のイメージを付与され、片目片足の人に似た姿の妖怪としてイメージを固められていったものと思われる。また一つ目の鍛冶神、天目一箇神(アメノマヒトツノカミ)が神性を失い、一目連のように妖怪視されるようになったものの一つだとする意見もある。割と有名な日本妖怪の一つである。ソウルハッカーズに邪鬼として登場し、また大正時代にも現れるようだ。山の鍛冶の民解釈で、デザインは鉄製の片目が覗くヘルメットに靴、両手に金槌にやっとこをあしらわれている。狂気系口調が特徴的な悪魔の一つなのであった。「なんだぁぁっ そうだぁぁっ 仲魔だぁぁっ」 葛葉ライドウシリーズでは数多く現れ、移動を邪魔する魔力の壁作りに拘る職人連中としても登場する。壁ヴァカ一代だそうで。対アバドン王では擬態能力を具え、なぜかメイドに扮装したヴィクトルの使いが登場した。(willseek)

イツァム・ナー〔いつぁむなー〕 悪魔
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双頭のイグアナまたはワニの姿をしたマヤ神話の文化神かつ太陽神で事実上の最高神ともされる。創造神フナブ・クがおおまかな世界を作り上げた後、具体的に世界を作り上げたのはフナブ・クの子イツァム・ナーの働きである。人々に文字、暦、薬学、ゴムの利用法の他、トウモロコシやカカオの栽培方法を伝授した。悪しき冥界神アフ・プチに対抗する。双頭は昼と夜、若者と老人の二元性を併せ持つという事を意味する。太陽神という事から天空と火をも司り、家のかまどの守護者ともされた。初登場は真1の高レベルの龍王としてである。デザインはムカデ風のボディの先に髑髏風の頭部が付いてる姿だった。その後龍神に格上げされ、デザインも炎をまとったイグアナのような感じになった。火炎系攻撃を得意にしている。ちなみに別の存在になっている龍神マヤはイツァム・ナー自身の事らしい。(willseek)

以津真天〔いつまで〕 悪魔
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イツマデンとも。戦乱や疫病、飢餓などで死んだ死体の傍に現れるとされる日本の妖怪。死霊の化身であり、鬼か人間の顔に蛇または竜の胴体、広げた双翼の幅が5メートル前後にもなる巨大な怪鳥の姿とされる。「いつまで、いつまで(亡骸を放っておくのか)」と呪詛を込めて鳴きながら死体を喰らう。デビルサマナー登場の凶鳥。髑髏人面鳥だ。衝撃・念動系魔法がうっとうしい。銃撃で仕留めよう。(willseek)『太平記』の12巻「広有射怪鳥事」にその姿が見られる魔物。鎌倉幕府が滅んだ直後にあたる建武元年(1334年)の秋、疫病で多くの死人が出た時期に現れ、退治されるまで毎晩「いつまで、いつまで」と鳴いていたという。ここで考えてみたいことがある。上述にある「いつまで、いつまで」=「いつまで亡骸を放っておくのか?」という解釈についてだが、そう解釈している文献は実は後世(昭和以降)になってから出てきたものであり、その点については気を付けなければならない。すなわち、本来は違う意味だった可能性もあるかもしれないのだ。例えば、滅亡した鎌倉幕府の者達の怨霊が鳥になって、「いつまでも続くと思うなよ」という意味で「いつまで」と言っていたとしたらどうであろうか?実際、建武元年からはじまった「建武の新政」こと「建武政権」は足利尊氏筆頭の武士団の台頭で2年半で敢え無く失敗に終わっているのである。「盛者必衰のことわり」である。また、「建武政権」は性急さ等が原因で非常に不安定な政権であり、当時はそもそも多くのもの(文化や風習等)が溢れた不安定な時期でもあった。それは政権がはじまって早々(建武元年8月)に「二条河原の落書」という、政治や社会等を批判した文が現れていることからも良く分かることである。そこで、である。これを考慮に入れるならば、「いつまで」という言葉は世間の不安定さ(もちろん疫病も含めたもの)に対しての、「いつまでこの混乱が続くのか?」という憂えの言葉だったかもしれない可能性も出てくるのである。以上は筆者の勝手な考察である。(テラダイン)

イトハカ〔いとはか〕 悪魔
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〔Ithaqua〕
偽典・女神転生に登場する悪魔で、種族は邪神。姿は赤い乱髪に青白い体色の、骸骨じみた痩躯の怪人である。所持スキルはほとんどが氷結系で、レベルアップとともにブフ系、ザン系のスキルを中心に習得していく。防御相性は火炎が弱点ながらも氷結反射、衝撃吸収、呪殺・破魔・神経を無効化するなど奥行きがある。また、アザトートやクトゥグアーのようにほとんどの武具が装備可能である。作中ではある手順を踏むことで、東京タワーのタムズ戦後にイトハカと戦うことになる。唐突な登場と共に周囲を暗黒に包む、ノイズのような不気味な言葉遣い、タムズの敵討を感じさせる台詞など、異様な存在感を備える悪魔である。イトハカはクトゥルー神話に登場する旧支配者の一柱で、邦訳作品ではイタカやイタクァなどの表記が支配的である。赤く輝く目と水かきを備えた足を持つ巨大な人間のような姿の他に、頂上部に赤い目がついた雲、雪の塊という姿でも現れる。恐るべきはイトハカを目にした者や生贄として供せられた者は、イトハカ自身の手によって必ず連れ去られてしまうという。犠牲者は極寒の風が荒ぶ高空に巻き上げられて、何ヶ月にもわたって地球外の土地や異界を引きまわされ、最後ははるか上空から地上に叩き落とされる。そして犠牲者の肉体は高空の冷気に順応してしまい、常温下にある下界で往々にして死ぬ運命にさらされるという。イトハカは旧き神によって地球の北極周辺の地域に封じられているされ、カナダの先住民族の間では氷雪の夜に風に乗って人をさらう悪霊「ウェンディゴ」として知られ、また「風に乗りて歩むもの」、「歩む死」と称して崇拝する部族も存在する。イトハカの初出作品はオーガスト・ダーレスの「風に乗りて歩むもの」である。同作者が提唱した四大元素説(クトゥグァーの項目参照)の片鱗がうかがえるが、強大な存在であるイトハカに対して人類はただ狩られ蹂躙される対象として全く無知無力な存在として描かれる、宇宙的恐怖を感じさせる作品である。なお、偽典・女神転生には邪鬼ウェンディゴも登場しており、デザインもイトハカの色違いである。(HUM)

因幡白兎〔いなばしろうさぎ〕 悪魔
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記紀・出雲神話に登場した白兎の土地神。洪水で淤岐(おき)島に流された白兎神は募る故郷への想いから、ワニザメを騙して海に並ばせその背を使って因幡国に渡ろうとした。上手く渡りきる直前で自分の知略に浮かれてワニザメ達に欺いていた事を洩らしてしまい、ワニザメ達の怒りに触れて皮を剥ぎ取られてしまう。さらに後に通りかかった大己貴(オオナムチ、大国主命)の兄弟、八十神(ヤソガミ)達の悪知恵でその傷は悪化してしまったが、最後に通りかかった大己貴に治療法を教わり、傷は無事完治し元通りの体に戻った。白兎神は礼に大己貴の八上比売(ヤカミヒメ)への求婚の成就を予言したという。デビルサマナーシリーズに登場した珍獣。ワニザメをペテンにかけた道化た逸話から珍獣とされたのだろう。体毛がツギハギ模様だ。大した戦闘力ではないがリフトマ持ちでダメージゾーン除け役はできる。ソウルハッカーズではファンシーながら強力な兜、百七拾八式鉄耳に魔晶変化できる。(willseek)

イナンナ〔いなんな〕 悪魔
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シュメールの「天空神アンの偉大なる娘」を意味する名の金星の女神。ウルクの守護神としても崇拝される。アッカド語圏に入るとイシュタルになる。子宝や生殖などの豊穣を司るのはイシュタルと共通だが、イシュタルより戦闘の狂乱の要素は弱かったようだ。パートナーは牧羊の神ドゥムジだが、冥界の女神絡みのトラブルでイナンナ女神が死んでいた時に喪に服していなかったため、甦ったイナンナは激怒してドゥムジに冥界滞在の義務を肩代わりさせた。デビルサマナーの最終ボス、イナルナ姫の元ネタである。イナルナは秦氏由来ともされる日本古代の魔道王国の王女で、大和朝廷による併合政策によって王国が滅ぼされた時、「口にするのもはばかられる」残酷な方法で処刑されたという。だが祖国やその民を踏みにじられた姫の悲しみや憎しみは深く、彼女は強大なる怨霊として世界を呪い続けたのである。大和朝廷の術者達によって怨霊は何重にも封じられて現代に至っているが、その力を悪用しようとする者達によって憎しみは解き放たれようとしているのである。なお秦野久美子はイナルナの一族の末裔にあたり、霊媒に最適だとして選ばれたと思われる。(willseek)真・女神転生4 FINALにて敵勢力の一つの「多神連合」のメンバーとして登場。種族は地母神。初登場時は残滓という不安定な状態で登場し本来の力を取り戻すために主人公達に襲い掛かってくる。(D)

イヌイ〔いぬい〕 悪魔
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旧日本陸軍乾大佐。特殊部隊隊長であり、軍部の命令で様々な秘密工作を(恐らく主に大陸で)部下と共に行ってきた。汚れ仕事も手がけたが全ては皇国とその民を守る愛国心で貫かれていた。敗戦の日、乾は無念の想いを秘め部下と共に自決し果てた。その場所には慰霊碑が築かれたが、土地所有者達の金儲け主義とその地に存在した古代の怨霊の封印を解こうとする陰謀が重なり、慰霊碑は壊されマンションが建てられたのである。自分達の命懸けの献身の記憶を踏みにじられる行いに乾らは怒り狂い、古代の怨霊の力を得て自分達も怨霊と化して暴れ、祟りだした。デビルサマナーでカーサ乾に登場する旧日本軍兵の怨霊。部下に同じく怨霊と化した部隊兵四人を引き連れる。銃撃や部下の自爆攻撃による集中攻撃が恐ろしい。ソウルハッカーズでもエキストラダンジョンのボスとして登場する。特攻なんて不毛っすよ。ちなみにあまり知られていないが、デビルサマナーではカーサ乾の悪魔退治依頼を断り続ける事もできる。すると後に異界化が解けて怨霊達は姿を消し、大勢のマンション住民が犠牲になった事を知らされる。…後味わる…。(willseek)

犬神〔いぬがみ〕 悪魔
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人に憑依し害を為すとされる犬の霊。四国を中心に九州、中国地方等で伝承される。憑依された者は狂犬病に罹ったかのごとく奇怪な行動をとったり病に臥せったりして死に至るという。ある種の蠱毒(呪殺の技法)との説が有力であり、伝わる製法としては、犬を首だけ出して地に埋め、目の前の微妙に届かない位置に餌を置き餓死寸前まで放置する。極限まで飢えて執着が最大限に高まったところを見計らって首を刎ねるのである。犬の首には強い怨念が宿り、その首を呪物として犬の霊を行使した。強い怨念が力の源である為、一旦犬神を祀れば末代まで祭祀は欠かせず、怠れば直ちに呪われるとされた。かつての地域社会でははみ出し者や突然裕福になった家の者達をやっかみも込めて犬神を行使する犬神筋と呼び、差別対象として忌み嫌う事もあったという。そうした日本の古い共同体の暗部は横溝正史の「犬神家の一族」にも反映されている。真3に魔獣として登場した。黒犬の首に霊体である事を反映した半透明の長い胴体が繋がっている。にょろにょろ空中を飛んでいるのが意外にカワイイ。ファイアブレスが強力でメディアも覚えるが、衝撃魔法に弱いので注意。育てきれば神獣マカミに変化する(これまた妙に可愛い)。(willseek)

井の頭公園〔いのがしらこうえん〕 地名・場所
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吉祥寺にある大きな公園。木々が豊富で、真ん中には巨大な池がある。池の周りを歩いていると、多くの鳩が戯れていたり、小さな店が開いていたりする。日中は散歩をする親子やジョギングするじいさん等で賑やかだ。池を眺めてみると、ボートや水上アヒルがプカリと浮かんでいる。カップルでこのボートに乗ると別れてしまうというジンクスがあるらしい。嫌な話だ。1994年、この公園にてバラバラ殺人事件が起こった。私の知り合いで当時横浜に住んでいた女性が、事件の発覚する前の晩にそのバラバラ死体を見たと言っていたが、真偽のほどは定かで無い。と、実は真女神転生が発売されたのって1992年なのだ。もしかしたら序盤のイベントは、二年後に起きるこの事件を予言していたのだとしたら…おぉ怖っ!(ARL)正式名は「井の頭恩賜公園」。明治維新後に東京府が買収した井の頭池と一帯の林が宮内省(現宮内庁)御用林となり、その後1913年に東京市に下賜されて1917年から恩賜公園として一般公開されたものである。突発的な事件よりも深刻なのはマナーの悪い公園利用者である。ペットの放置糞害や放置自転車、池の汚染、ゲリラパフォーマーによる騒音等、区や周辺住民の苦闘は絶えない。(willseek)真1で起こった「井の頭公園殺人事件」の背景には、何者かがフォルネウスを召喚しようとして生贄を捧げたが儀式は失敗、という設定がある。当初はイベントで夢と殺人事件を絡める予定だったが、イベントが削られ殺人事件の噂のみが残った、とCLUB邪教の館に掲載されている。この元ネタは漫画「低俗霊狩り」のエピソードの一つ「自動人形」。高校教師が生徒を生贄に捧げてフォルネウスを召喚するのだが、そこで漫画の連載が中止、未完のエピソードとなってしまった事から。(ICBT)この公園で起こった殺人事件もとうとう時効となってしまった。 もしかすると…()

茨木童子〔いばらきどうじ〕 悪魔
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「羅生門」に登場する鬼。この物語は「戻り橋」「羅生門」「大江山」の三つの総称である。平安時代、丹波の国の大江の山には鬼が住み、京に出てきては悪さを繰り返していた。あるとき一人の鬼が女の姿をし、羅生門戻り橋にて道行く男に言い寄ったが、その男は源頼光に仕える四天王・渡辺綱であったため、鬼は正体を見破られ、左腕を落とされた挙句、大江山に逃げ帰ったのであった。それを聞いた他の鬼達は仲間の左腕を取り返そうと一計を図る。腕を落とされた鬼は老婆に変身して渡辺綱の乳母「茨木」の家に向かい、茨木に近づきこれを喰う。更に自らの姿を茨木に変え、周囲に他の鬼達を潜ませ渡辺綱を出迎えたのであった。夜、鬼達は首尾よく左腕を奪い返すも、またも正体を見破られ決戦に。しかし多勢に無勢、渡辺綱は多くの鬼に囲まれ妖術にかかり倒される。しかしその危機を救ったのは石清水のお告げでその場に現れた源頼光。渡辺綱は助けられ、鬼達は妖術を使って大江の山に逃げ去ったのであった。頼光は四天王と共に山伏の格好をして大江山に鬼退治に出向く。そして鬼の頭領・酒呑童子に出会った頼光は、御神酒を都の旨い酒と偽り鬼達と酒宴を初め、隙を突いて討ち取ったのであった。そういったわけで、この酒呑童子の配下達を総称して「茨木童子」と言うらしい。しかし諸説によってこの乳母の名前もまちまちである。(ARL)名は”インドラを倒した者”という意味。 父ラーヴァナに次ぐ猛者だったとされる。(ふにお)

イヒカ〔いひか〕 悪魔
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井光、井氷鹿。記紀神話でニニギノミコトや神武天皇の前に現れた国津神の系譜の者たち。光る穴の中から現れ、長い尾を持ち彼ら自身も光っていたという。水脈に通じ、全国の井戸を通して人々を見守る存在なのだという。妖怪視される事もあり、その血には解毒作用があるとも言われる。真2に序盤レベルの妖鬼として登場した。トカゲ人間といった感じのデザインになっている。電撃魔法を持ち、倒すとディスポイズンを落とす事がある。半魚人っぽく言われる事もあり、どこかのインスマスと絡められそうなのがなんだかなぁ。(willseek)

イフリート〔いふりーと〕 悪魔
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アラビアの火から生まれた精霊ジンの中でも特に炎に関連付けられ、荒々しいとされる者達。女性形だとイフリータとなり、美女揃いだという。変身や創造等、大変魔法に優れ、人間の美女をさらって愛でる者もいれば、悪さが過ぎてソロモン等の人間の魔術師に瓶に封じられる者もいる。ファンタジー小説やゲームでは有名な存在だろう。炎の精霊のイメージが固まっている。ファミコン版2の鬼神として初登場した。最近はジンと同じく妖魔の扱いである。ゲーム内でのジンとの区別はその身を炎で包んでいる事と角を生やしている事のようだ。真3ではジンから変化するが、交渉で引き込んだ方が手っ取り早いのであった。(willseek)

伊吹の剣〔いぶきのつるぎ〕
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if、魔人ゴトウのドロップ。同じくこの四行事に由来するものとして、TRPG版のカルトマジック技能「修験道・神通力」内の特技「息吹祓い」がある。神道にて禊の前に行なわれる一連の所作である四行事の一つ、伊吹行事。決められた動作で大きく呼吸を三度行う。大気・神の気を吸い込み、体内を浄化し、自身の荒魂を鎮める「神の呼吸法」。イザナギが狭霧を吹き払った由緒に因む行事とされる。(ICBT)

イルルヤンカシュ〔いるるやんかしゅ〕 悪魔
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イルヤンカシュとも。ヒッタイトの神話に登場する荒ぶる龍神で、海の支配者であったとされる。嵐の神プルリヤシュと争う神話が知られ、荒ぶる海を鎮める象徴としてか、大抵イルルヤンカシュが倒されて終わる。ある説話では一旦争いに勝利したイルルヤンカシュが嵐の神の心臓と眼を奪う。これに対し嵐の神は、自分の息子をイルルヤンカシュの娘婿とし、心臓と眼のありかを聞き出させ、心臓と眼を取り戻した。嵐の神はイルルヤンカシュに再び戦いを挑み、非情にも義理の父を守ろうとした息子ごと殺したという。戦いは綺麗事では済まないという訳である。デビルサマナーシリーズに登場する上位の龍神。大波が立ち上がるかのような姿だ。物理攻撃に優れ、耐久力もある。(willseek)

威霊〔いれい〕 悪魔
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あらゆる神話において創世の際にその身を大地とし、海とし、大気とし、世界の礎を作った神々を指す。多くの場合はその神話における最初の神とされる。有名どころとしては、バビロニア神話の巨龍ティアマット、中国にて龍脈を支配する最も巨大な龍である九頭龍、ギリシャ神話において混沌から生まれた最初の神ガイア等が挙げられる。(aba)黒い聖母ブラックマリアやイングランドそのものたるアルビオン、広く日本で信仰されてきた八幡が含まれている事からも分かるように、実際は由来に謎を含みながらも古い歴史があり人智を以て計り難い能力を持ち、人類に禍福を為すとされる存在の総称である。人々はこれらを畏れ敬い、信仰対象としてきた。(willseek)

岩倉の水〔いわくらのみず〕 道具
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京都市左京区北部、岩倉の御神水にちなんだ聖水と思われる。11世紀に後三条天皇の第三皇女・佳子が心の病を患った際、霊告により岩倉の地の大雲寺に籠り、岩倉の滝に打たれ、「閼伽井(あかい)の水」を飲んだ事で完治したとされ、その評判から貴賎問わず奇跡を願い岩倉詣でをする者が増えたという。現在でも岩倉は日本の精神疾患医療の一大拠点になっている。真3に登場するアイテムで、CHARMを除く主な精神系状態異常を回復させる。パーティ全体に有効なので、聖水を振り撒いているのだろう。(willseek)

インキュバス〔いんきゅばす〕 悪魔
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淫魔。夢や現実で女を誘惑し性交する。しかしサキュバスとは違ってその行為の目的は悪魔の子を孕ませることである。魔女の主レオナルドを祭るサバトも、元は豊饒を願うための儀式であったが、いつしかそれは悪魔の子を孕むための洗礼的な行為に変わってしまった。そういった点でもインキュバスの性質は眷族であるサキュバスとは大きく違う。(ARL)昔、とある神学者が処女懐妊をし、キリストを産んだマリアは、このインキュバスによる仕業であり、キリストは悪魔の子であるとする論文を提出して学会から追放された。非常にウィットに飛んだ発想である。では、ユダは裏切り者ではなく英雄か?(神乃 室)真3では泉の聖女の追っかけをやってる。マニアクスに至ってはヨヨギ公園クリア後のマザーハーロット出現で女性談義に湧く思念体や悪魔に背を向け勝手にむくれる始末…たまらんね。(小田原あのさあ)名の由来はラテン語の「横になる・のしかかる(incubo)」からだという。というか、中世の禁欲主義生活に押し込められていたら、たまには羽目を外したくなるのも道理であろう。サバトの正体とは案外そういったものなのかも知れない。インキュバスとサキュバスは眷属などではなく、淫魔が対象者に合わせて姿を変えているだけだとする説もある。性欲の高揚は時として人の理解を超える…。(willseek)女神転生系のゲームではご立派様とならんでコレはないだろ笑というデザインをしている。具体的に言うと・・・すごく・・・おったててます・・・また、サキュバスに比べるとたいていレベルが低いことが多い上ヴィジュアルも醜い。(キタロー)

イングラムM10〔いんぐらむえむてん〕
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アメリカのゴードン・B・イングラムによって開発されたコンパクトなサブマシンガン。驚異的な連射力を持つが反動もデカく、有効射程距離は約25メートルと短め。AAI(アキアゴ・アームズ・インダストリーズ)社で誕生したこの銃は、その内シオナイス社で試作開発が行われるようになった。その後会社の倒産などで発売元を転々と変える運命となり、現在では生産されていない不遇の銃である。製作者の名前から取りイングラムM10と呼ばれるが、MAC社で多く販売された為MAC10(マックテン)と呼ばれる事もある。デビルサマナーシリーズに登場する男性専用銃で、前列全体に攻撃可能。装填できる弾丸数が多めなのはさすがサブマシンガンか。(willseek)このサブマシンガンの開発者「ゴードン・イングラム」はこの銃を「シンプル&低コスト」をウリに開発(資料によっては開発は1964年とも67年とも言われる)。コンパクトさ、信頼性、安価とセールスポイントがそろっていたのでアメリカ国内だけでなく、チリやイスラエルなどにも輸出された。製造メーカーのMAC(ミリタリー・アーマメント・コーポレーション)社の頭文字を取って「マック10」と呼ばれた。『ソウルハッカーズ』に登場するモデルはゲーム中の装填弾数「30発」から推測して「.45ACP弾」、通称「45口径」を使用するモデルと思われる。この銃は全長290ミリという小型さと、毎分1000発という発射速度から「ウージー」とシェアを争うほどの人気でイスラエルでは「ウージー」より高い評価を得たという。「マック10」は1973年に公開された映画『マックQ』で俳優「ジョン・ウェイン」演じる刑事が使用してから一躍有名になった。劇中の活躍もさることながら、水の入ったドラム缶をハチの巣にしてしまうシーンが特に有名である。この他にもバリエーションとして「9ミリパラべラム弾」を使用するモデルがあるが、そちらの装填数は32発となっている。鋼板プレスで作られたその外見から米軍兵士から「CIAのおもちゃ」とのニックネームをつけられた。この「M10」は邦画『あぶない刑事』の劇中でも俳優の「舘ひろし」演じる刑事が使用しており、ご記憶の方も多いと思われる。この銃はベトナムに従軍中の米陸軍特殊部隊や海軍のシールズなどに採用されたが、その目的は要人警護や特殊任務に限定されており、戦闘用として認められた訳ではなかったようである。要人警護にはこの銃のコンパクトさは便利だったが毎分1000発という発射速度はそれほど有効ではなかったようだ。連射性能を生かした射撃が有効と言われたが反動コントロールは困難で、単体での命中精度は「10メートル先のコーラにも当たらない」という逸話は特に有名。銃床(ストック)は棒状の金属を曲げただけの簡易なもので、改良された「A1」モデルの銃床でもその短さはいかんともし難く、「肩付け姿勢」での射撃は体格によってはムリがあり、銃床を脇に挟んで固定して撃っても、ハネ上がりは抑えられなかったと言われ、銃口下部にストラップを装着してそれを握ったり、銃口に「サプレッサー(消音器)」を装着してその重さで反動を抑えるなどの方法が採られた。しかし、ゴムや布が巻いてあるとはいえ、連射するとサプレッサーが熱くなるので映画などでもよく見かける「サプレッサーを握って」連射するのは困難だったようである。この銃の遍歴をみると、1970年設立のMAC社が1975年に倒産。その後、RPB社がセミオート版の「M10A1S」を発表するが、禁止されている「フルオートへの改造」が容易なことが判明して輸出ライセンス剥奪で1982年に倒産という遍歴をたどっている。そしてSWD社が発足して再びイングラムの販売に挑戦。「M11」と「M11A1」が生産された。「9ミリパラべラム弾」の薬莢を短くした「.380ACP(別名9ミリ・クルツ弾)」を使用するモデルは「マック11」と呼ばれ、このコンパクトさを生かして1979年にRPB社の「ウェイン・デニス」が再設計。「コブライM11/9(コブレイとも)」が開発された。この「M11」は「小峰隆夫」監督作品の邦画短編『パオさんとの復讐』のほか、「赤人義一」著のコミック/アニメ『屍姫』などに登場している。余談だが小峰隆夫氏は映画『ターミネーター2』の劇中、ターミネーター同士がショッピングモール内の通路で撃ち合うシーンにおいて、ターミネーター同士の銃撃戦に巻き込まれて殺されるメガネの男性役で出演している。このほかにも「ガンアクション・コンポーザー」として「押井守」監督作品のアニメ『攻殻機動隊』や『人狼』のほか、数々のアニメやゲーム、コミックなどでもその名前をみられるので探して見るのも一興かと。 (アレイ)

インサニティ・H〔いんさにてぃえいち〕
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デビルサマナーでクリア後にのみ行けるエキストラダンジョンで入手出来る最高クラスの男性用銃。攻撃力が高めな上に攻撃回数も多い。クリア後のボーナスアイテム扱いではあるが…。元ネタは装甲騎兵ボトムズの外伝小説「青の騎士ベルゼルガ物語」の主人公、ケイン・マクドガルが用いた対戦車ライフル「インサニティ・ホース」。アーマードトルーパー登場前からの兵器であるが、15kg超の重さと全長2mに及ぶ巨大さで、30mmの鉄板を撃ち抜き、使い方次第では47mm装甲板を貫通させる事も可能だという。しかし暴発するリスクが高く、過剰な威力に射手が肩を脱臼してしまうケースもあり、生産数は少ない。満身創痍の主人公ケインはこのライフルを杖代わりにも用いていた。(willseek)

インストールソフト〔いんすとーるそふと〕 言葉
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ハッカーズにおけるゲーム要素の一つ。本ゲームの製作には若手スタッフのアイディアが多数採用されており、これもその一つとの事。GUMPに存在する5つの空きブロックを用い、様々なゲーム的メリットが設定された各ソフトを、拠点であるスプーキーズアジトや各地に点在するターミナルで入れ換える事が出来る、というシステム。新たなソフトの入手方法は主にEL-115での購入か、王国屋での依頼の報酬となる。完全にゲーム的な要素であり、設定面においてその構造原理は全く語られていない。又、インストールソフトと仲魔のストック、それぞれの記憶領域は干渉しないので、どちらかが空いていたとしてもう一方の為には利用出来ず、この辺りはゲーム的には単にシステム上の制限でしかないが、世界観的にはコンピュータのエキスパートたるハッカーらしからぬ点だ。「インストールされたソフト」もしくは「インストールする為の・する際に用いるソフト」の意味で用いられる、正式なコンピュータ用語ではなく俗語的・和製英語的な表現。正確な英語表現としては前者は「installed soft(ware)」、後者は「installation soft(ware)」・「installer」。コンピュータ用語としては前者を指すものは特に無く、後者には「インストーラ」が用いられる。ゲーム中のものは前者の意味だが、この言葉を用いるのはどちらかといえばコンピュータに余り詳しくない者であり、タイトルに「ハッカー」の名を冠し主人公達もハッカーという設定の作品にて、この素人臭い用法は如何なものか。SJでは「アプリケーション」の名で登場しており、ゲーム進行に重要なものは「メインアプリ」、それ以外が「サブアプリ」に区分され、後者がハッカーズにおけるインストールソフトの直接の後継となる。TRPG版でも「COMP用ソフトウェア」の名で、ハッカーズの要素を多数取り入れた覚醒篇以降に採用されている。こちらはコンシューマ版とは異なり、どのようにして効果を得ているかもきちんと設定され、それなりに説得力を持たせている。例えば「ヒロえもん」はCOMPと連動した金属探知器、「ハニー・ビー」であれば小型カメラ搭載の偵察用ドローンを放つ、といった様にだ。但し名に違いハードウェアを伴うものも多いが。(ICBT)

インティ〔いんてぃ〕 悪魔
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南米、インカ帝国の太陽神。インカ帝国を興したケチュア族の人々は太陽を神聖視し、インティとして天の序列第一位の存在とした。月である女神ママ・キジャはその妹にして妻であり、インカ帝国を建設したマンコ・カパック(素晴らしき礎の意)とその兄弟達は二神の子供達とされた。インカ帝国の支配者はインティの化身であるともされたのだ。インティは金の円盤に人面を描き、周りに陽光の放射線を施した像で表された。インティは王の権威を表すと共に、農作物を育て、病気を治し、人々の請願に応える事ができる存在ともされた。太陽神の祭りは「インティ・ライミ」と呼ばれるが、インカ帝国の首都があったクスコで現在も行われ、毎年数多くの観光客を集めている。デビルサマナーに登場の魔神。顔の付いた太陽の像は実際にあるが、まさかそれに身体をくっつけたデザインを出すとは思わなかった。悪魔絵師自ら述べているが、若干岡本太郎なノリも思わせる。魔神としての打たれ強さはあるので、前半の前衛を頼む事はできるだろう。(willseek)

インテリソード〔いんてりそーど〕
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RONDEより、INT+4の装備効果を持つ剣系武器。単に「知力が高まる剣」程度の意で、後述の解説とは無関係かも。インテリジェンス・ソード、知性を持つ剣。原典はD&Dのマジックアイテムの分類で、小説「エルリック・サーガ」の自我を持つ魔剣ストームブリンガーに影響を受けて追加されたカテゴリであるらしい(ストームブリンガーそのものが公式にルール化された事もある)。D&Dでの登場以降、知性・意志・自我を持つ武器全般を指す呼称として定着した様だ。そしてそれらは大抵、ストームブリンガーに倣い圧倒的な能力や忌まわしい呪いも併せ持つ。近年の日本の作品で登場する場合は何故か(知性の表現として?)「喋る」という特徴を持つ剣となる事が多い。(ICBT)

インテリペリ〔いんてりぺり〕 悪魔
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「DDS2」や「偽典」に登場した人間系の悪魔(…)。「インテリペリ」である。「テ」と「ペ」の位置を間違えるとぜんぜん違うものになってしまうので注意したい。遂にバエルを倒した…だが、その犠牲はあまりにも大きかった…と感傷に浸りつつバエル城をあとにしようとする救世主一行に集団で不意打ちをかましてズギューン!ズギューン!ズギューン!ズギューン!ズギュ(以下略)と速攻で親友のもとへと旅立たせてくれる実に有り難い方々。城の中にまでバイクを持ち込んでたりグラフィックで持ってるのは明らかに剣なのに通常攻撃は銃だったりと理不尽な点が多いが、その強さ自体が超絶に理不尽なのであまり気にする人はいないらしい。(aba)ネーミングの元ネタはアメリカのヘビメタバンドのインペリテリ、及びリードギターのクリス・インペリテリと思われる。クリスのギター早弾きテクニックは光よりも早いと形容され、その疾走感のファンは少なくない。イングヴェイ・マルムスティーンの模倣という批判もあるが…。(willseek)

インドラ〔いんどら〕 悪魔
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古来インドのヴェーダ神話に見える雷の神。戦車で空中を疾駆し、ヴァジュラを奮う軍神。また彼は帝釈天とも呼ばれ、梵天とともに仏法を護る神。十二天の一であり東方の守護神。アバタール・チューナー2に登場。地下反逆組織ローカパーラのリーダー、ロアルドが悪魔化能力によって変身する個我(アートマ)。右前腕部がヴァジュラになっていて、それを武器とする。翳すことで魔法も唱えられる。「力」「体」が高く育つので、得意属性を除けばヒートと同じ感覚で使うことができる。そしてラストダンジョンでプレイヤーはその理由をとくと思い知ることになる……。(ris-s)インドラは戦いには優れていたがいささか豪放にして好色、酒(ソーマ)好きな性格で、その所為で他者が迷惑を被る事もあったという。バラモン教が盛んだった時代のリグ・ヴェーダ等の中では主神的扱いを受けていたが、後の時代にはヴィシュヌ・シヴァ等の新たな信仰に圧され、徐々に人気を失っていった。真1でLV72の高位魔神だったインドラが真2でLV25の最下位魔神に転落した様を見るようである。またデーヴァ神族がダエーワとして悪魔化されたゾロアスター教においてはインドラも大悪魔の一人に挙げられる事がある。アバタールチューナー2におけるアートマインドラが右腕に具えるヴァジュラはクリティカル攻撃時、連続して両端の突起部がピストン動作し、相手を打ち付ける。パイルバンカーを思わせて面白い。(willseek)

インドラジット〔いんどらじっと〕 悪魔
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インドラに勝利した者。正式にはメガナーダと言い、雷を司る神である。彼はアスラ神族であるラーヴァナの息子で、シヴァ神に自らの姿を隠す力を与えられた。それによってヴィシュヌの化身であるラーマとの戦いにおいて、雷神インドラを捕らえることに成功。そしてインドラを解放することを条件にブラフマーから不老不死を与えられたのであった。その後神になるための儀式を行うも、途中でラーマの弟ラクシュマナに妨害され失敗。その結果不老不死は失われ、あえない最後を遂げた。(ARL)アバタール・チューナー2に登場し、綺麗に神話どおりの顛末を辿ってくれる。ギミック満載。絶世の肉体なんて使うが、あんなのに魅了されるのは寧ろプレーヤーが情けなさにコントローラーを投げたくなること請け合い、だろうと思う。(ris-s)真鵯にて登場の際には『ちちのかたき!』と泣かせるセリフを吐きながらも、父親(ラーヴァナ)よりも高レベルな現実に多くのプレイヤーが父を憐れんだとか。(せりか)

インフェルノ〔いんふぇるの〕 悪魔
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イタリア語で「地獄」を意味する名を持つ悪霊。生きたまま焼け死んだ死者の怨念が炎を纏った亡者の姿で現れたもののようだ。洋の東西を問わず、地獄とは炎が燃え盛っているイメージがあるが、これは生前の罪悪感や受けた憎しみが形を成したものとも考えられる。生前に極悪人と記憶された者は死後、その記憶により地獄で苦しむ訳である。真2の悪霊の一つで、デビルサマナーにも登場した。火炎系攻撃が得意で、氷結系攻撃に弱め。焼かれる苦しみで精神が崩壊している事が多く、意思の疎通は困難である。(willseek)高層ビルでの火災事故をテーマにしたパニック映画「タワーリング・インフェルノ」。この映画のおかげでインフェルノ=業火だと思ってる人、結構いるのでは?つい最近まで私もその一人だった(笑)映画の中身までは見た事ないけれどもね(汗)(クラン犬)インフェルノ=業火という考えについては、 海外の幾つかのゲーム(might and magic,magic the gathering等)で高位の火炎呪文として登場しているので、あながち間違ってはいない。(HAZE)

インプ〔いんぷ〕 悪魔
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悪戯を好む悪魔。名前の由来は「子供」。悪魔や魔女の使い魔としてもよく扱われる。その姿は羽を持った小さな小悪魔とされることが多い。しかし無理な命令をされたりすると平気で裏切ったりもする。まさに子供だ。真1で登場。これといった強さは無く、序盤の単なるザコキャラなのであった。(ARL)インペットとも呼ばれ、若木の挿し木を意味する名ともされる。性格は悪質ながらユーモラスな失敗を披露する事も多く、付き合い方次第で意外に上手くやれるのかも知れない。子供付き合いは我慢と躾と楽しみの日々なのだから。(willseek)

ヴァーチャー〔う゛ぁーちゃー〕 悪魔
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天使九階級の内、中級第2位に位置する力天使。神の高潔さや奇跡をもたらす光を象徴する。ギリシャ語で「力・動き」を意味するデュナミスに由来するとされ、英語のヴァーチュー(美徳)の語源にもなっている。神の力を引き出して地上に奇跡をもたらす。難局にある善人には勇気を与え、力付ける。また、火星を象徴する天使とされ、その指導者はラファエルともカマエルとも。キリスト昇天の際に付き従った天使ともされる。真シリーズには皆勤の中級の天使。破魔・回復と多彩な魔法を操り、物理攻撃力も高め。容姿はエンジェルの色違いか、元来不可視の存在なのを象徴するようなガラス状に透き通った身体をしている。(willseek)

ヴァーヤヴィヤ〔う゛ぁーやう゛ぃや〕 特殊攻撃
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アバチュより、衝撃属性攻撃の一つ。1ではリンケージ専用だったが、2で単独使用の同名スキルが追加された。尚、北米版名「Vayaviya」はスペルミスであり、正しくは「Vayavya」。語単体の意味としては「ヴァーユに属するもの」。転じてローカパーラ八神の内、風神ヴァーユの守護する方角である「北西」の意味も持つ。が、ここでは同神の力を秘めた武器ヴァーヤヴィヤーストラの事を指すと思われる。ラーマーヤナやマハーバーラタにその記述が見られる、アグネヤストラやブラフマーストラ等と同様にそれぞれの神が司る事象の力を宿した矢の一種であり、この矢はその一射で敵の軍勢を丸ごと空高く舞い上がらせる程の嵐を発生させる威力を発揮した。又、これらの矢は常時は神界に在り、人間が扱う場合はマントラを唱える事で神々から一時的に借り受け、射手の元に召喚する。このマントラは奥義とされ、弓術の師匠より伝授される事となる。(ICBT)

ヴァイクンタ〔う゛ぁいくんた〕 特殊攻撃
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DDSATのボス、陰陽神ハリ・ハラのヴィシュヌ形態の専用スキル。全体に万能属性大ダメージ&石化効果という性能で、エフェクトは4つある腕を鋭くして触手のように伸ばして貫いてくる(弾くという表現の方が適切かもしれない)ものである。呪殺対策をしていないと危険である。スキル名はヴィシュヌ神のメール山の中心にある住居の名前「至高の住居、ヴァイクンタ」から。ヴァイクンタはヴァイクンタ天ともされ、ヴィシュヌ神の天国とも言われる。なるほど、触手のように腕を広げてくるそのエフェクトの様はさながら骨組みのみの宮殿のようである。(テラダイン)

ヴァジュラ〔う゛ぁじゅら〕
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この名称での登場は意外に少なく、コンシューマでは女神転生2・NINE・P3FES、及び表記揺れとして魔神2の槍系武器「ヴァジラ」。SJの武器「独鈷杵」のUS版名も「Vajra」となる。和名・派生品での登場を含めるなら充分に常連アイテムといえるのだが、元来の持ち主であるインドラと関連したのはNINEでの専用プラグインとしてのみ。漫画版である東京黙示録では相馬小次郎の武器であり「起動すると精神エネルギーの刀身が現れる」というライトセイバーの様な武器として描かれているが、これは鈴木氏独自の解釈であるらしい。他、これを名に含むものとしては、デビサマやIMAGINEの「ヴァジュラメイス」、RONDEの「ヴァジュラスピア」がある。尚、偽典の「カーラヴァジュラ」はマハカーラの五鈷杵であるというが、その様な記述を持つ資料は見つからなかった。これは創作か?語源としては[vaj(行く・動く)-ram(光)]、語自体の意味は「雷・稲妻」であり「金剛・ダイヤモンド」の意味はインド仏教時代の後補である。和名は意訳として金剛杵、音写では伐折羅(ばさら、漢字表記は複数あり)。因みに三鈷杵のサンスクリット名は「3つの釘」を意味する「トリシャンク」といい、五鈷杵は「ヴァジュラ・ダーナー」という。元来はリグ・ヴェーダに記されたインドラの持つ武器。聖仙ダディーチャの骨から工匠神トヴァシュトリが作り出し、ヴリトラをこの武器にて討った。ヴリトラはインドラを殺す事が出来る者として誕生した存在なのだが、インドラはこの武器で逆にヴリトラを倒している。インド神話においてそういった概念を覆すという事は只事ではなく、この武器が如何に強力なものであるかが伺える。そして以降インドラの主武器となり様々な場面で使われる。インドラ自身は戦神としての性質が強く、「雷・稲妻」の名を持つこの武器こそが彼を雷神たらしめる所以と言えるだろう。形状については言及されず只「恐ろしい武器」とのみ記された。使用方法は振り下ろす・切り付ける・投擲といった描写が見られ、現在の形となるまでには棍棒・鎚・槍・斧などといった様々な解釈がなされた。そして時代が下りインドにてバラモン教が衰退し仏教が隆盛すると、ヴァジュラには「金剛・ダイヤモンド」の意味が付加され、釈迦を守る仏尊の武器として描かれる。意味は転じて煩悩を滅却し、何者にも破壊されない智慧の堅固さに喩えられた。この時点で独自の形状が成立したと考えられ、その後様々な諸仏の持物・三眛耶形となり、法具としても製作されていった。日本に伝わり金剛杵となったのは、こちらの法具・仏の持物としてのヴァジュラである。又、これ自体が神格化されたものが十二神将の一柱ヴァジラだ。稲妻としてのヴァジュラはインドラ特有のものとなったが、インドラの零落と共にこの武器の脅威も薄れていき、シヴァやガルーダに対して用いた際には傷一つ付ける事すら適わなかった。又、インドラが帝釈天として日本に伝わった際、彼の持つ金剛杵には稲妻の意味は失われており、稲妻の力は雷神である彼の能力・性質として語られる事となった。三鈷型ヴァジュラの形状の起源はバビロニアの雷神マルドゥークの持つ三叉の雷霆が考えられる。但しこれは根源的なルーツであり、いずれかの地域を経由して伝えられた可能性が高い。当時のインドはギリシャ文化の流入により写実的な彫刻の神像・仏像が作られる様になった事から、ゼウスの雷霆が三鈷型形状の直接の起源だろう。同じく独鈷型ヴァジュラの形状もヘラクレスの棍棒が起源だとする説もあり、それらに当時のインドで使われたダイヤモンドを用いた彫刻道具を重ね合わせ、そのイメージが完成したと考えられる。当時ダイヤモンドはインドの特産物であり、この非常に硬く特徴的な外観を持つ原石が神聖視された事は想像に難くない。実物の武器として「古代インドにはヴァジュラという武器があった」というのは厳密には誤りで、正確には古代インドに存在した何らかの武器・道具の形状を取り入れて諸仏の持物・法具としてその姿が形成されたのがヴァジュラなのだ。(ICBT)

ヴァスキ〔う゛ぁすき〕 悪魔
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インド神話に登場する蛇神ナーガの王、ナーガラジャの一人。地下世界パーターラの支配者で、都ボーガヴァティーを治める。長大な胴体と猛毒を持つ。なにかと道具扱いされるエピソードが多く、乳海攪拌の時にはマンダラ山を回転させる綱に使われデーヴァ・アスラ両方に引っ張り回されたり、世界を滅ぼす大洪水の時に人類の祖マヌの乗る船が大波に流されないように大魚マツヤの角と船の舳先を結ぶ綱に使われたりした。仏教にも取り入れられ、八大龍王の一つ、和修吉(わしゅきつ)となっている。デビルサマナーが初登場の上位の邪龍。ナーガ系のデザインだが腕の多さと装飾品が豪華だ。エピソードだけ見ると邪龍になる理由が見当たらない…。毒を吐く所為か?氷結系攻撃や毒攻撃に優れている事が多い。(willseek)DDSATでは終盤のボスとして登場する。出現する場所(乳海)はインド神話を知っていると納得できる場所である。「ヒーマアラーヤ」という氷結の固有スキルを持っており、「マハジオダイン」と共に使い、こちらの氷結や感電を狙ってくる。「はっ!」っという掛け声や姿が印象に残りやすい敵である。また、何故かBGMは「Hunting Comrades(仲間狩りという意味)」である。大抵はイベント的にこのタイトルが当てはまるボスに使われるBGMなのだが…また、このヴァスキと同一視されるアナンタもボスで登場している(何故か戦闘BGMはやはりヴァスキと同じであった)。(テラダイン)

ヴァナルガンド〔う゛ぁなるがんど〕 道具
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NINE、妖獣フェンリルのレアドロップであるプラグインで、スキル「魔狼の枷」に対応。対アバドン王では斧系合体剣だが、これはフェンリルの口に押し込まれた剣の事を指しているのか?ヴァナルガンドVanargandr(発音的にはヴァーナルガンドが正確)、もしくはヴァーナガンドVanagandrとも。フェンリルの別名で「ヴァーン川の怪物」の意味とされる。この名はグレイプニルで捕縛され、それが噛み砕かれぬよう剣をつっかえ棒として口に押し込まれ、閉じる事が出来なくなったフェンリルの口から流れ出る大量の涎が川となり、それがヴァーン(古典風の発音からヴォーンとも)川と名付けられた事に拠る。ヴァーンvanの語義がhope/希望・期待である事から「期待の魔獣・杖」の意味とも。古ノルド語のガンドgandrは未だ意味が明確ではなく、現在も研究者の間で議論されている。これまではwand/魔法使いの杖を指すとされたが、現在ではより広義に魔法的なもの全般、巨大な狼や蛇といった魔物や予言などの意味を持つとの説が優勢となっている。ヴァナルガンドを「破壊の杖」の意とする説は日本のみで語られるが、これは(恐らくヴァナルを強調程度の意味と解釈した上で?)ガンドを魔獣の意味とし、表現として「破壊の獣」と和訳された例があったらしく、そこから再度ガンドを杖と重訳し「破壊の杖」となった様だ。又、この訳からヨルムンガンドと共にレーヴァテインと関連付け「ラグナロクの際に世界を滅ぼす3本の杖」とか、逆にレーヴァテインをも魔獣・怪物と解釈する向きがある様だが、単なるこじつけで、これも日本でしか語られない話だ。(ICBT)

ヴァルキリー〔う゛ぁるきりー〕 悪魔
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北欧神話に登場する半神の存在達。古ノルド語のヴァルキュリア、ドイツ語のヴァルキューレの英語読みである。名は「戦死者を選ぶ者」を意味し、複数形のヴァルキリヤルでも呼ばれた。伝承の中で次第に英雄の前に現れる幻想的な恋人のイメージを与えられ、美しい戦乙女の姿が創造されていった。勇ましくも美しいそのモチーフは人々を惹き付け、近現代でも「ニーベルングの指輪」等の創作作品に使われている程だ(もちろんゲームも)。主神オーディンの命を受けて天馬に乗って戦場を駆け、戦死した勇士達(エインヘリャル)の魂を天上の宮殿ヴァルハラへと連れて行く。この勇士達はラグナロクでの戦いに備え、世の終わりまで鍛錬に励むと共に、ヴァルキリー達の歓待を受けるのだという。ヴァルキリーは白鳥に変身する等の魔術にも優れているとされ、運命の女神集団ディースと同一視されている。ゲーム初登場はナムコのワルキューレだろうなぁ。ファミコン版2では甲冑姿の妖魔、if...では馬に跨った戦乙女の姿のガーディアンとして登場し、強力な魔法を持っている。ソウルハッカーズからは仮面をかぶり、髪をユニークな形にセットしたアメコミヒーロー然とした姿になっている。真3では妖魔ディースから変化する軍神で、交渉スキル「英雄狩り」が男性仲魔スカウトに強力。(willseek)ヴァルハラへ召された戦士たちが彼女たちに受ける接待と言うのは要するに(ピーー)で(ピーー)で(ピーーー)。ヴァルハラに居る限りたとえ死んでも翌日には蘇るそうだが、ラグナロクが来る前に戦士が燃え尽きてしまったら一体どうするんだろう?(aba)

ヴァルナ〔う゛ぁるな〕 悪魔
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アスラ王のひとりであり、古代インドの天空の神。時代とともに様々な解釈で様々な神性を与えられていて、絶対神などとも呼ばれるが、ヴィシュヌやシヴァの台頭に押されてしまったため、最後は凡百な水神に落ち着いている。「アバタール・チューナー」に登場。主人公サーフが悪魔化能力を入手したことで、変身できるようになった個我(アートマ)の発現。どう考えても悪魔というよりは特撮の怪獣に近いのだがそこは金子氏がわかってやってるのだろうなと思いたい。武器は両腕からギミックで飛び出す刀。余談ではあるが「アバタール・チューナー」のメインキャラクターは皆インドの神々に変身するのだが、その中でもヴァルナは三界を想像するかなり高位の存在である。(ris-s)

ヴァルハラエリア〔う゛ぁるはらえりあ〕 地名・場所
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TOKYOミレニアム随一の娯楽エリア。センターは管理に関与せず、「マダム」と呼ばれる女性に統括を一任している。マダムの方針で自由が重んじられ、コロシアムやカジノが運営されている。コロシアムでのトーナメントで優勝した者は1級市民となり、センター市民として認められのし上がるチャンスを与えられている。その反面治安の悪いスラム街の存在や反メシア教分子の暗躍もあり、ミレニアム各エリアの中では一ランク下に見られる側面は否めない。そしてセンターの秘めたる目的の為にヴァルハラエリアとその住民は一大悲劇に見舞われる事になる…。(willseek)

ヴァルハラソード〔う゛ぁるはらそーど〕
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カオスサイドに傾いているヒーローのパートナーのみが装備出来る剣である。ヴァルハラと言うのは、北欧神話の主神であるオーディンの住む宮殿の名前。オーディンは女戦士であるワルキューレ達を使い、優秀な戦士を戦場で死なせ、魂を宮殿に呼び集めていたらしい。この剣の名は、そんなワルキューレ達の戦いぶりにちなんで付けられたものであろう。攻撃力はそこまで高く無いが、力溢れる彼女達にはそれで十分だったのだ。(ARL)ヴァルハラは古ノルド語の「戦死者の館」に由来しており、あくまで英霊エインヘリャル達の滞在先&訓練所である。マイナーだがオーディンの王宮はヴァーラスキャールヴという名で別途存在する。(willseek)上述のゲーム中性能に関しては真1・2のものだが、そこでの本来の表記は「バルハラソード」。IMAGINEにもこの名で登場し、両手剣分類で赤・青の2種存在するが、ゲーム内解説は上記のものを参照した節がある。「ヴァルハラソード」の名では魔神2に長剣系として登場。又「ヴァルハラソード」は「ドミネーター」同様にPS真2初期版のバグにてメッセージ中に混入表示される事で有名な様だが、上記の通りその名は真2のデータ内に存在していない為、こちらに関しては単なるデマである可能性が高い。偽典では防具に「ヴァルハラヘルム」「ヴァルハラアーマー」が存在し、これらはゲーム内解説からエインヘリャルの武具という事らしく、他にヴァルキリーの名を冠した武具もあるので、この剣もヴァルキリー由来という訳ではないと思われる。日本における北欧神話の解説にはオペラ「ニーベルングの指環」独自の設定がかなり混同されている様で、上述にある「ヴァルハラはオーディン(ヴォータン)の住む宮殿」というのも同オペラによる設定であり、物語途中から神話原典同様に死した人間の戦士をワルキューレを使いここへ集結させる事も行い始めるので、確かに紛らわしい。余談となるが、このオペラ内のヴァルハラは神話のそれとは語義を異にするらしく、名付の際に妻のフリッカがその意味を問うが、我が計画の成就によりそれは自ずと分かる、とヴォータンは答える。しかしそれが明らかになる事はなかった。同オペラでは新たに建設されたこの城にヴォータンがヴァルハラと名付け、フローが虹の橋を架け神々がそれを渡り入城してゆく。「ヴァルハラソード」とは後にノートゥングと呼ばれる事となる、この場面にてヴォータンが振りかざす剣を指していると思われる。この剣はニーベルング族の財宝に含まれていたものであり、築城の報酬であるこの財宝を兄を殺し独り占めしたファーフナー(ファフニール)が唯一捨てていったものだ。この剣はヴォータンが後に現れる英雄のみが手にするものとしてフンディング家の館にあるトネリコの木バルンストックの幹へ突き刺し、ジークムントがそれを「ノートゥング」(苦境)と名付け引き抜く。「ノートゥング」としてのこの剣の以降のエピソードは「ルーンスピア」の項目に詳しい。尚、この剣ノートゥングのモデルとなった神話原典のグラムだが、オーディンに折られ死にゆくシグルズにその名を与えられる前の剣名を「オーディンソード(Odin’s sword)」とする例が見られる。ミョルニルをトールハンマー(Thor’s hammer)と呼ぶ様に。(ICBT)

ヴァルホル〔う゛ぁるほる〕 特殊攻撃
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P3、オーディンとヴァルキリーによるミックスレイド。味方一人を1ターン無敵化するが、その後HP・SP共に1となる。US版名「Valhalla」。ヴァルホルValhollrとは古ノルド語で「戦死者の館」の意。その解説は上記項目を参照。スカンジナビア諸国言語での表現ではヴァルハラValhallaとなり、こちらが英語や独語へと転写され用いられた事で有名となり、通常はこちらの名が使われる事が多い。メガテンでもDDS1にて魔王ロキが支配するエリア「ヴァルハラの回廊」に始まり、上記2項目も然り、デビチル光闇・炎氷・MRの異世界の一つにも「ヴァルハラ」の名が使われている。これらに対し古ノルド語形ヴァルホルでの登場はP3のみだ。北欧神話内の固有名詞の日本における表記・読みは、原語である古ノルド語形・英語形・独語形が入り乱れて存在しており、全く統一されていない。メガテンにおいてもそれは全く例外ではなく、例を挙げれば「トール」は独語形であるのに対し、その持物「ミョルニル」は古ノルド語形、「オーディン」「ヴァルキリー」等は英語形、といった具合だ。上記2項目に関しては語尾が英語であるので英語形を用いるのは自然であるが、この辺の統一性もそろそろ考慮されるべきなのでは。(ICBT)

ヴァンパイア〔う゛ぁんぱいあ〕 悪魔
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ヴァンピールとも呼ばれる人の血を吸うとされる魔物。発祥は東欧スラブ地方と言われ、主には埋葬された死者が何らかの原因で動き出し、生きている者から生の象徴たる血を吸うとされる。血を吸われた者も吸血鬼と化すとか、血を吸うだけでなく様々な災いの元凶になっているともされ、農村で集団からあぶれた者がスケープゴートで吸血鬼として狩られる事も皆無ではなかったという。死者が動き回っているので、元々は汚らしい姿だったのだが、ブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」やそれを原点とした怪奇映画の数々が貴族然とした耽美な吸血鬼イメージを作り上げていった。吸血鬼の生態は伝承によって細かな差異はあるが、主に十字架や聖水等の聖なるシンボルに弱く、心臓に白木の杭を打てば死に、また日光や水も嫌う(水の上は渡れない)。霧状になって壁をすり抜けたり、鏡には映らないとされる事から、動き回るのは死体ではなくその霊体のみなのではないかという説もある。ちなみにドラキュラ伯爵のモデルとされるルーマニアのワラキア公ヴラドは敵対者を串刺しにして晒す恐ろしい行いで知られるが、オスマン・トルコの侵略から母国ルーマニアを守って戦い抜いた英雄としても伝えられる。様々な創作作品での、上級魔物か魔王クラスの扱いをされているイメージは今や無視できないだろう。真1に上位の夜魔として登場した。坊主頭のデザインは醜い吸血鬼とされるノスフェラトゥがモチーフらしい。魔力が高く、吸血や魅惑噛みつきをスキルとして具えている。ヴァンパイア霊体説の影響か、最近の作品の吸血鬼系悪魔はクドラクをはじめ、幽鬼に種族が変更になっている。一応ファミコン版1にも幽鬼バンパイヤとして登場はしているが、どう見てもデーモン系クリーチャーの容姿である。(willseek)

ヴィー〔う゛ぃー〕 悪魔
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DDS1より、地霊。FC版では触手の生えた一つ眼の顔面のみだったが、旧約では単眼はそのままに人型のデザインとなった。又、TRPG版ではこの悪魔の名を採り、ロシア・スラヴ系悪魔の神族分類が「ヴィー神族」となっている。ヴィイ、水木しげるによる表記では「ブイイ」とも。「土精」とも訳される様だ。ウクライナの小説家ニコライ・ゴーゴリの著作「ミルゴロド」に収録された一編「ヴィイ」で描かれた同名の妖怪。作者のゴーゴリ自身によれば民間伝承をなるべく改変しないよう記したとあるが、一般的にはゴーゴリの創作と考えられている。「妖婆 死棺の呪い」「魔女伝説ヴィー」等の邦題で映画化もされている。ヴィイは地霊共の親玉、地中に住む老人とされる。人型ではあるが所々が筋張っておりずんぐりとした土まみれの姿で、その顔と指は鉄、瞼は地面に付く程に長く、目を開くには他の者にそれを持ち上げてもらう必要がある。単眼のデザインはどうやら日本独自のアレンジである様だ。とある神学生に殺された魔女が復讐の為に復活し魔物達を呼び寄せ、その最後にヴィイを呼び出す。周りに環を描き悪魔祓いの呪文を唱える神学生を魔物達は見付ける事が出来なかったが、瞼を上げたヴィイと目を合わせてしまった事でその神学生は死んでしまう。しかし魔物達も朝を迎えた事に気付かず日光を浴びてしまい死滅するのだが、魔女とヴィイの末路は定かではない。(ICBT)

ヴィーヴル〔う゛ぃーう゛る〕 悪魔
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フランスの蛇のような体とコウモリのような翼を持つ、ワイアームに似たドラゴン。特筆できる特徴として種族すべてが牝であり、普段は額に美しいガーネットをはめ込んだ女性の姿をしているともされる。地底や城跡などに住み着き財宝を隠し持っていると言われ、その財宝や額のガーネットを狙って多くの人間が忍び込んだ話が伝わる。額のガーネットを奪われると、ヴィーヴルはその人間の言いなりになる事を強いられるともいう。デビルサマナーシリーズに登場する龍王の一つ。半ば龍、半ば美女の恐ろしくも幻想的で美しい姿だ。電撃に耐性があり、中盤の戦力に使う事もできるだろう。(willseek)

ヴィーヴルの瞳〔う゛ぃーう゛るのひとみ〕 道具
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ソウルハッカーズにおける龍王ヴィーヴルの魔晶変化アイテム。所持していると、会話時の交渉におけるMAGの価値を二倍相当に上昇させることが出来る。インストールソフト、ダブル・バリューと同じ効果を持ち、¥の価値を上昇させる死神ティアーズとは効果を打ち消しあうため併用できない。また、愚鈍・狡猾・冷静性格の仲魔の忠誠度を最大まで上げられる贈答品としても使用できる。状況に応じて上手く使い分けよう。ちなみに見た目は眼球そのまんまなので、見ようによってはかなりグロテスクなアイテムである。もう少しソフトに出来なかったものか。(CF)地底を住処とするヴィーヴルの眼は宝石の瞳を持つとされ、それは地底の闇の中でも視界が確保出来るとも、地底を照らす光を放つともいわれ、さらにこの眼球は取り外す事すら出来た様だ。後世にはこの宝石は額に位置し、ヴィーヴル自体も美女の姿とされたが、これはメリュジーヌ(メリジェーヌ)伝承の影響だという。地底を宝石で照らす半人半蛇という点はインドのナーガとも通ずる。しかしゲーム中の効果は伝承に由来するものではない様だ。(ICBT)

ヴィーナ〔う゛ぃーな〕 道具
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NINEの女神サラスヴァティ専用プラグインソフト。同悪魔のコーディング変化で入手可能。知力が大幅に上がり、スキルが「ストートラ」に変化する。インドの弦楽器の一種。肩に担いだり、琴の様に床に置いて演奏する等、幾つかの異なる形状がある。サラスヴァティの持つそれはギターの様な形をしており手に持って演奏するが、この形式のものを「サラスヴァティ・ヴィーナ」と呼ぶ。同じくインドの楽器であるシタールは、このサラスヴァティ・ヴィーナを改良して後世につくられたものである。(ICBT)

ヴィヴィアン〔う゛ぃう゛ぃあん〕 悪魔
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ヴィヴィアンはフランス語系の呼び名であり、ケルトではニミュエ。ダム・ド・ラック(湖の貴婦人)と呼ばれる事もある。ケルト圏某所にある蜃気楼の湖の中の館で多くの騎士や召使いと共に住まう女妖精にして魔術師とされる。アーサー王伝説に何度も登場し、アーサーにエクスカリバーを授けたり、ランスロットを育てたり、またマーリンの弟子にして恋人として彼を閉じ込めたりしている。ただこれら各エピソードに関わるのは別の存在であるとの意見もある(ヴィヴィアンを種族名とする見方)。戦う事を嫌い自らは武具を持たず、人間の騎士を館に迎え入れて護衛してもらっている。特に見込んだ勇者には妖精界で作られた武器を授ける事もあるが、その武器には大抵呪的要素が伴い、それが悲劇の元になるとしても直接説明はしない。ソウルハッカーズ登場の上位妖精。ペルソナ2にも高レベルの妖精またはペルソナとして登場した。ソウルハッカーズにおいては水の椅子に座ったアメコミスーパーヒロインみたいなデザインだ。手に持つ剣は勇者に与えるべく携えているのだろうか。魅了・催眠系のスキルを多く持っており、合体継承次第では回復・魔法攻撃役としても活躍が期待できる。(willseek)

ヴィクター〔う゛ぃくたー〕 悪魔
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4〜5世紀頃のアイルランドの大聖人、聖パトリックを手助けしたと伝説に述べられる天使。十六歳位でイングランドから奴隷としてアイルランドへさらわれたパトリックはある日不思議な声に導かれ、奇跡的に実家に戻る事ができた。またある晩の夢でヴィクターと名乗る人物からアイルランドの人々の救いを求める声を見せられ、平和な実家を出て神学を学び司祭となり、騒乱に明け暮れるアイルランドにわざわざ戻って布教に努めたのであった。パトリックの晩年には努力の甲斐あって戦争は下火になり、奴隷捕獲も行われなくなっていったという。デビルサマナー登場の大天使。伝説の夢のお告げの天使、という感じで容姿の伝承が皆無なので、透明化が解除されつつあるようなメカ天使のデザインがなされている。そこそこ耐久性が高い。重要なのは天使を登場させる物語に込められる心情である。(willseek)

ヴィクトル〔う゛ぃくとる〕 人名・キャラクター
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デビルサマナーシリーズで悪魔合体を行う人物。またサマナー世界において召喚儀式をプログラム化したのも彼の寄与が大きいらしい。合体を行う施設は魔の集う業深き館、「業魔殿」と呼ばれる。ヴィクトルは生命の神秘の探求をライフワークとしており、その一環で錬金術に手を染め、悪魔合体を生業とし、また過去には生命の禁忌を冒し人造人間を生み出している。そう、彼はフランケンシュタイン博士その人なのである。肌の色が異常に白いのは長寿を得て研究を長く続ける為に吸血鬼の血を元に作成した組織再生を促す血液製剤を自分に輸血し、半吸血鬼状態だからである(ソウルハッカーズの時点で200歳前後らしい)。その為彼が昼間出歩く事はない。放浪の末に大正期の日本にたどり着き、そこでデビルサマナー達と関わりながら悪魔の研究を進め、その過程で悪魔合体の技術を生み出したのである。現代においては人造の悪魔、造魔を研究しており、ソウルハッカーズではメイドとして人造人間のメアリを連れている。研究の為の悪魔を連れてくる者には区別なく力を貸し、彼にはクズノハもファントムソサエティも関係ない。生命探求の足しになればそれでいいのだ。初登場はデビルサマナーで、ヴィクトルは古風な赤いマントをまとって現れる。業魔殿は怪しげなホテルであり、ギミックで合体儀式場への階段が現れる。ソウルハッカーズでは豪華客船ビーシンフル号にグレードアップし、船長風のコスプレと共に「業魔殿にヨーソロ」。大正時代においては改造手術を行いそうな医者の格好をしている。まったくコスプレに熱心なオヤジである。なお編み物を趣味にしているらしい。(willseek)葛葉ライドウ時代の彼の言動はいろいろと危ないものがある。若さゆえの過ちということか(笑)(MASA)

ヴィゾフニル〔う゛ぃぞふにる〕 悪魔
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北欧神話におけるイグドラシルの頂上にいるとされる黄金に輝く雄鶏。名は「木の蛇」を意味するという。その輝きでイグドラシルの枝々を照らす。だがこの描写はグリンカムビと混同されている可能性があるらしい。ヴィゾフニルを殺める事ができるのは炎の巨人スルトの妻シンモラが管理する武器・レーヴァテインを借り受ける事が出来た者だけなのだとも言われる。また委細不明ながら、ヴィゾフニルはスルトとシンモラに「大いなる悲しみ」をもたらすともいう。デビルサマナー及びペルソナシリーズに登場した霊鳥。デビルサマナーではどちらかというと光り輝く鶴のようなビジュアルである。求婚の際のダンスをモチーフにしたような美麗なポージングになっている。所持している攻撃魔法を活用する用い方になるだろう。(willseek)

ヴィネ〔う゛ぃね〕 悪魔
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ソロモンの七十二柱の悪魔の一人。序列45番。獅子頭王。36の軍団を率いる。黒い馬に跨りクサリヘビを手に巻きつけたライオンの姿で現れる。人間の姿を取る時は鎖帷子を着込み弓と矢で武装した男の姿となる。堅固な建物を建てる事もでき、命じれば風と大雨と雷を操り敵の建物を破壊する。過去、現在、未来における全ての出来事、秘密を知る尽くしており、他の魔術師や魔女の本当の名を教えてくれる唯一の悪魔だと言われている。if...の傲慢界にボスとして登場。かなり強いので、しっかりレベルを上げ仲魔を増やして挑まねば敗北必至! もう一度いう、敗北必至!! 更にいう、敗北必(ry(SOLEIL)

ヴィラージュの剣〔う゛ぃらーじゅのけん〕 特殊攻撃
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〔Viraj Blade〕
「デジタルデビルサーガ2」のボス、夜叉鬼メーガナーダの専用スキルで、敵全体に対して万能物理属性の特大ダメージを複数回与える。エフェクトは火花とともに腹部にある五つの口を伸ばして攻撃するという異形の技である。威力が高い上に万能属性という厄介なスキルで、序盤は「黒きバクティ」の次のターンに使用するというルーチンなので補助魔法や回復などを用いて対策しやすいが、終盤にさしかかると一ターンの間にタルカジャをはさんで使用するという凶悪な戦法を繰り出してくる。スキル名となっている「ヴィラージュ」はインド神話に登場する“遍照者”を意味する女神の名前である。リグ・ヴェーダにおいてはプルシャから最初に生み出された存在とされ、ヴィラージュ自身もプルシャを生み出すという循環発生を行う。後のアタルヴァ・ヴェーダにおいて万物に活力をもたらし創造する女性原理そのものをあらわす存在とされた。(HUM)

ヴィローシャナ〔う゛ぃろーしゃな〕 悪魔
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正式にはマハー・ヴァイローチャナ。大乗仏教における如来の一つ、大日如来のサンスクリット語名である。宇宙と一体と考えられる汎神論的な真言宗等の密教における中心仏であり、華厳経の毘盧遮那(びるしゃな、ヴィローチャナ)仏の概念を継承・発展させたものである。インドの叙事詩「マハーバーラタ」ではヴィローチャナは太陽神を意味し、またアスラ神族の王としてもヴィローチャナが登場する。ヴィローチャナはヴィシュヌ神の別名として使われた事もあった。密教においては「我即大日・即身成仏」という思想があり、修行の果てにこの世における肉体を持つ自分自身をあるがままに認め、大日如来と一体化した悟りの境地に至れるのだという。これを極端に解釈すると立川流や即身仏みたいな思想に行ってしまう事もあるのだが…。アスラ王としてのヴィローチャナのルーツは遥か西方、ペルシャのアフラ・マズダに求める事ができるという。真2で魔界のケセド仏殿にて迷える魂を導く魔神として登場した。LAW&NEUTRALルートだとボスとして戦闘になる。悪なる者も迷いの道を歩む途上の存在として見捨てはしない、というのがスタンスのようだ。大乗仏教の他者を救う事で己も救うという思想の反映か。真1に登場したアスラ王はより業の面が強く現れた、ヴィローシャナとは分霊関係といった解釈をした方がいいのかも知れない。魔神の中でも高レベルの存在であり、高い物理攻撃力に万能・火炎・回復魔法と、強力な仲魔にもなり得る。(willseek)

ヴェータラ〔う゛ぇーたら〕 悪魔
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ヒンドゥにおける悪霊・餓鬼の一種。強力ながらこの上なく危険で不浄な存在とされ、死体に取り憑いて動き回るという。目はギラギラと輝き、長い首と耳、象の顔を持っているともされる。ヴェータラ呪法という呪術で行使し、死体を動かしたり蘇生術に利用できるとされるが、コントロールが難しく術者の命の保障はない。DARK系悪魔では結構常連であり、ファミコン版2から幽鬼として登場している。HPを吸い取るデスタッチ、または吸血を得意としている。初期はギリメカテまたはガキの色違いバージョンという感じだったが、真2から象頭の独自デザインになり、ソウルハッカーズでは不定形の死霊を思わせる姿に、そして真3では内臓をくり抜かれた死体が肋骨をうごめかせて歩き回っているような不気味なデザインになっている。破魔系攻撃など弱点が多く、仲魔としてより敵として向き合う事が多いだろう。(willseek)DDSAT2序盤のボスで登場(後に雑魚敵としても出てくる)。象頭で、扉をこじ開けようと努力している。「地殻爆砕」と言う特有のスキルを持っている。また、「我が筋肉ノ叫び」という迷言があるが、覚えておいて損はないだろう。(テラダイン)

ヴェスタ〔う゛ぇすた〕 悪魔
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ウェスタとも呼ばれるローマの竈・家庭の守護女神。燃え盛る火を神体として神殿に祀る。処女神とされ、ギリシャのヘスティア女神とも同一視された。古代ローマにおいて、国は大規模な家族と考えられ、国家体制の維持・鎮護神としてヴェスタ崇拝も重要視され、ヴェスタ神官は貴族階級の少女(処女限定)から選ばれ従事した。ヴェスタ神官長はローマにおいて最も権威を持った聖職者とされ、劇場等でも女性でありながら最上級の席に座る特権を認められていたという。if...序盤登場の地母神。火炎・回復魔法を得意としている。両手に炎を掲げ持つ美しい姿だ。ペルソナシリーズのゆきのの初期ペルソナとしても登場した。(willseek)

ヴォジャノーイ〔う゛ぉじゃのーい〕 悪魔
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ロシア民話の危険な水の精霊。水かきを持ち半魚人に似たあまり人間に好まれない姿をしているとされるが、変身能力で緑色の体毛の老人や美女、怪物等の姿も自在と言われる。人間を嫌っており、隙を見ては水中に引きずりこんで喰らうか奴隷にしようとする。またヴォジャノーイは自然の水の流れを守護しており、それを妨げる人間の水車小屋や水門を酷く嫌い、事ある毎に壊そうとして洪水を起こす事もあると言われる。水底にある彼らの王国には、沈んだ船の宝や、金銀財宝・魔法の品で飾られた宮殿があるという。また彼らは月の満ち欠けに大きく影響されて老いたり若返ったりするともされる。ソウルハッカーズ登場の序盤レベル妖魔。ロシア版河童というイメージでのデザインだそうである。敵対時はジオが要警戒な位。(willseek)

ヴリトラ〔う゛りとら〕 悪魔
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「塞ぐ者・障害」を意味する名を持つヴェーダ時代から伝わるナーガ・龍。魔族ダイティヤ族は実はブラフマーの子カシュヤパとその妻デティの子供達であり、ことごとく我が子がインドラをはじめとする神々に殺されていく事に夫妻は深く怒り、嘆き悲しんでいた。そしてカシュヤパは怒りを以って天にインドラを打ち倒す者の出現を祈祷した。それが聞き届けられ炎の中から生まれたのがヴリトラである。ヴリトラは途方もなく巨大な身体で天空を占拠し、全ての水源や太陽の光を遮って地上は旱魃に見舞われた。その戦闘力も強大で一度はインドラも呑み込まれてしまう程であった。一度は和平が結ばれヴリトラはインドラと義兄弟の契りを交わして友情を誓い、美しい女神ラムバーを妻とする。だがこれは神々の策略であり、ヴリトラは妻に勧められて戒律で禁じていたスラー酒を飲み、酩酊して眠り込んでしまう。そこを引き入れられたインドラがヴリトラの頭目がけて武器であるヴァジュラを思い切り振り下ろした。インドラはヴリトラハン(ヴリトラを殺す者)の称号を得、世界を困らせていたヴリトラへの同情の声は全く聞かれなかったという。ヴリトラは毎年復活しその度インドラと戦うともされ、これは夏の終わり毎に繰り返される暴風雨の神話化だとされる。初登場はファミコン版2の上級怪獣としてであった。その後神話的に同情できる部分もある為か、龍神または龍王として多くの作品に登場している。高い攻撃力で電撃系攻撃に優れている事が多い。(willseek)アバチュ2のボスとして、心機一転ビオランテ風、東映(C)。ヴリトラの名に相応しく悲劇的な顛末を辿る事となる。万能特大ダメージの”灼熱の咆哮”多段ヒットと高確率氷結&その後の連続物理攻撃が脅威”憎悪の暴流”、さらにカジャ、ンダ系とBS攻撃を兼ね揃えており難関。あと声がうるさい。(RY)

ヴィシュヌ〔うぃしゅぬ〕 悪魔
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インドにおける三柱神の一人である創造神である。シヴァと双璧をなす存在で、彼は世界が危機に陥ったときに化身として地上に現れるのだ。その姿は四本の腕を持つ若い美男子として描かれることが多い。女神ラクシュミの夫でもある。彼は地上に現れる際何かしらに変身しているのであるが、それらは総じて「アバタール」と呼ばれる。彼がアバタールとして現世に現れたのはこれまでに九回あるとされ、次に彼が現れるときは世界が堕落したときであり、白馬にまたがった騎士として出現する彼は「カルキ」と呼ばれ、堕落故の崩壊を被った世界を復活させるのだという。真1では都庁にてロウサイドの代表として戦っている悪魔。真2では魔神カルキとして登場する。(ARL)ヒンドゥー教ではどちらも大勢力の教派のため、何かとシヴァと比較されるが、その性質は随分と異なる。双方とも最高神として崇められているが、シヴァが創世神や支配神としての性格が強い一方、ヴィシュヌは英雄神や救世主的な色合いが強い。それはヒンドゥーの歴史上、実際に存在していた、あるいは存在していたと思われる英雄を「実はヴィシュヌの化身であった」として取り込み続けてきたからである。シヴァが神話上で神々と接してきた神ならば、ヴィシュヌは実際人間達と接してきた神、と言えるだろう。むろんヴィシュヌにも創世神話などはある。が、逸話の多さ、印象度でシヴァには及ばない面があったのか(リンガ崇拝などシヴァ派の信仰は原初宗教的でもあるし)、その辺りでは水をあけられた感が強い。そのため近代の英雄を取り込み、巻き返しを図ったのだと思われる。ちなみに、仏教の開祖ブッダも彼の化身の一つに数えられている。シリーズでもシヴァと並ぶ最高峰の悪魔として位置づけされている。打撃、魔法、回復と活躍範囲は広い。太陽神であるためだろうか、真3ではトップクラスの火炎系魔法を備えていた。しかしシヴァのような特殊な合体作成方法などはなく、ここでもやはり印象度でシヴァに及ばないか…。真2にはアバタールの一つナラシンハ(獅子頭人身)も登場したが、やはり影が薄い。(クラン犬)別名チャトゥルブジャ(四つの武器を持つ者)とも呼ばれる。ヴィシュヌが四つの武器(円盤スダルサナ・棍棒カウモーダキー・法螺貝パンチャジャナ・蓮華)を持っていることに由来する名である。元来太陽神的な性格を強く持ち合わせており、スーリヤ等の古来からの太陽信仰を引き継いでいる側面もある。ヴィシュヌが人気を得た最大の理由は取り込んだクリシュナ信仰に代表されるバクティ思想に象徴される。古来モークシャ(輪廻からの解脱)を得るには過酷な苦行を経なければならないとされてきたのだが、バクティ思想では自らが奉じる唯一つの神への信心にひたすら努めながら(それに則って)生きる事が解脱に繋がるとされ、大衆にも目指しやすい解脱への道として信仰を勝ち得たのであった。こうしてヴィシュヌ派全体としての信者数は今日ヒンドゥ全体でも多数派を占めるまでになっている。(willseek)最強クラスの神様。確かにシヴァと比べて地味かもしれないが、DDSAT2では、複数体に多回数で万能物理大ダメージを確実に命中(回避不可能)させる「チャトルプジャ」という極悪な固有スキルを持っており(ヴィシュヌを倒すとプレイヤーも光神マントラから取得可能)、ストレンジジャーニーでは銃撃スキル「至高の魔弾」を備えている。しかし、イケメンなのに(もちろんそうでなくても)スケスケでパンチラは勘弁してほしい(笑)。(テラダイン)シヴァより影が薄いと言われるが、彼のアバタールの一つである「クリシュナ」は、DDS1では、全シリーズでもめったにお目にかかれない全ステータスMAXの仲魔であり、真IV finalでは中心人物の一人として登場している。(HAZE)シヴァより影が薄いと言われるが、彼のアバタールの一つである「クリシュナ」は、DDS1では、全シリーズでもめったにお目にかかれない全ステータスMAXの仲魔であり、真IV finalでは中心人物の一人として登場している。(HAZE)

ウィッカーマン〔うぃっかーまん〕 悪魔
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ケルトのドルイド僧が生贄を入れて焼くのに用いた、人の形をした柳の檻。ただ徒に生贄が捧げられた訳ではなく、貴人や集落の命を救うといった切実な願いの代償としての表れであった(ドルイド僧が自らを捧げた例もある)。柳が用いられたのは柳が月の女神を象徴する木であったからという説がある。また、柳の枝は冥界で死者を守ってくれるとされ、賢女は柳の樹皮を薬として処方した。実際柳の樹皮にはサリチル酸(アスピリン)が含まれており、リウマチや熱病の薬として用いる事が出来る。中世ヨーロッパでは魔女の知恵という事になってしまうのだが。ソウルハッカーズ登場の上位悪霊。人の上半身を模した木製の檻が宙に浮いている。巨大な全身像の案もあったが、画面に収める都合上断念されたとか。呪殺魔法に要注意。(willseek)

ウィリー〔うぃりー〕 悪魔
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ドイツ・オーストリアの民間伝承に登場する妖精または幽霊。結婚前に死んだ娘達の魂が、ウィリーという名の妖精になって夜中に踊り回るのだという。ウィリー達が月光の下で踊る様はこの世のものでない美しさで、運悪くその場に居合わせた者や生前の彼女達を裏切った男達は共に踊り狂わされ、死に至るという。詩人ハイネの随筆で採り上げられ、それを元にフランスの幻想作家ゴーチェがバレエ劇「ジゼル」に仕立て、今日悲劇と愛の物語として上演されている。if...で学校内に現れる序盤の妖精として登場した。三日月を額に付けて、両手にたいまつを持って踊る小人の姿である。人魂系の解釈なのだろう。…ピクシーの方がレベルは一つ上だ。(willseek)

ウィルオウィスプ〔うぃるおうぃすぷ〕 悪魔
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イギリス各地で語り伝えられる鬼火、人魂。エサスダン、ピンケット、ジャック・オー・ランタンなど異称も多い。名は「ひと握りの(石炭を持つ)ウィル」という意味。その昔、鍛冶屋のウィルという男は死後に聖ペテロや悪魔を騙した為に天国地獄両方から閉め出され、夜の地上を彷徨いながら与えられた一握りの石炭の燃えさしで暖を取っているのだという。沼地や墓場などに出現して旅人を彷徨わせたりと悪意ある悪戯を仕掛けてくるとされた。ファミコン版1では青赤の色違いが登場する物怪、真3では最序盤から現れる外道だ。顔の浮き上がる人魂といった姿だ。最序盤に乗り越えるべき障害となるだろう。(willseek)

ウィンペ〔うぃんぺ〕 悪魔
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ソウルハッカーズにおいて情報生命体マニトゥによって生み出された電霊の一つ。天海空港管制塔にあるコンピュータよりメインシステムに侵入し、空港の設備を混乱させた。敵意を感じると巨人の上半身のような姿で現れ、排除すべく襲って来る。一度はダークサマナー・ユダに肉体を破壊されたがメインシステムに逃げ込み、管制室を爆発させてユダを死に至らしめた。再度実体化の際にはフィネガンと対戦し、この時にはフィネガンによって完全に止めを刺され、消滅した。プレイヤーが対戦するのは実質ユダ戦時だが、石化効果のある生体MAG抜きと残りHPに警戒する位だろう。対レイ戦で全滅しないようにする方がよほど神経を使う。原典はネイティブアメリカン・アルゴンキン族に伝わる伝承に登場する魔物。創世間もない頃の世界にいた怪物で、人々に様々な害を与えていたという。体の大きさを自在に変化させる事が出来、木々よりも体躯を大きくしたウィンペに対し、善神グルースカップは自らを天の星に届く程巨大化させ、共に大きくなった手持ちの弓の弧で叩き潰して退治した(ぷちっとな)。(willseek)

ウェンディゴ〔うぇんでぃご〕 悪魔
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カナダのイヌイットや北方ネイティブ・アメリカンの伝承に伝えられる雪男のような精霊・怪物。身長は5メートルもあり、吹雪の晩にすさまじい速さで襲って来ては道行く者を冷気で凍え死なせたり、さらっていき喰らうのだという。骸骨のようなその顔を見る事は死を意味する。まぁ吹雪の晩は家の中でおとなしくしていろ、という事だ。UMAの雪男と関連付けられたり、近年ではクトゥルフ神話で採り上げられたりしている。初登場はファミコン版2の序盤レベルの邪鬼。ウ○トラマンのジャミラみたいな姿だった。真1では長い赤毛から目だけが覗いている姿でサイコダイバーの牢の番人として登場した。ソウルハッカーズでは頭にヘラジカの角をあしらい、迫力が増している。一貫して氷結魔法が得意な悪魔だ。(willseek)

上野〔うえの〕 地名・場所
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北の玄関口、上野。「上野発の夜行列車降りたときから〜♪」という歌は、誰もが一度は耳にした覚えがあるだろう。不忍池を望む上野公園は桜の名所で、毎年春には多くの人々で賑わう。西郷隆盛の像があるのもこの上野である。真女神転生1ではガイア教の街となってしまっている。これは付近の浅草に、古くから伝わる寺院が多数あるせいだろうか。(ARL)近年の上野駅リニューアル工事により駅ビルが白で統一された綺麗でしゃれた感じに改装され、かつての薄暗いイメージは全く払拭されている。(willseek)女神2ではディーバ教の総本山となっている。()

ウォッチャー〔うぉっちゃー〕 悪魔
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巨大な目玉。監視する者である。悪魔の飛ばした偵察者の総称であろう。真1にて登場。警視庁ビルに登場する目立たない妖魔だ。(ARL)実は原典は天使の一種。天使達の目となり、世界中から様々な情報を集める存在なのだという。元来は人間を見守り観察する為に派遣された天使達、エノク書のグリゴリ達の事ともされる。(willseek)ギリシャ語名グリゴリの英訳がウォッチャーズであり、つまりこの名は原義的には天使グリゴリの事なのだが、メガテンでは別の存在として独自に設定された悪魔の一種で、TRPG版にて天使の一種としてその詳細が後付けされた。それによると天使の最下級に位置し、世界中に散らばり様々な者を観察して報告する役目を持つ、神の使いたる天使達のさらなる使いだとされる。人に近い姿を持つグリゴリに対し、ウォッチャーはその姿からも「見る」事への機能特化、即ち道具としてのイメージが強く見てとれる。この事から、グリゴリ達の失墜を踏まえた唯一神によって創造された新たな天使がこのメガテンのウォッチャーである、との解釈も出来る。初出である真1での名称は正しくは「ウオッチャー」であり、LB3やデビチルもこれに倣う。「ウォッチャー」の表記はLB2・偽典・TRPG版等で使われている。前者の表記も踏まえた目玉型モンスターとしての直接の元ネタは旧スクウェアのGB用ゲーム「Sa・Ga2 秘宝伝説」に登場するモンスター「ウオッチャー」だろうか。又、多数の触手を持つ特徴は指輪物語の「水中の監視者(The watcher in the water)」の影響も考えられる。(ICBT)

黄龍〔うぉんろん〕 悪魔
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ピンイン読みではファンロン、日本ではオウリュウ・コウリュウなどと読まれたりする黄色を象徴色とする神龍。中国の陰陽五行思想において、世界の四方を守護する四聖獣の中心に配され、土の属性を司っているという。中央とは皇帝の位置である為、黄龍は四聖獣の頂点に立つ存在とされる。しかし、代わりに麒麟が配される事もある。なんといってもファミコン版1のマグネタイト節約トリオの一角であった印象は大きい。最上位クラスの神獣であり、それ以降のチィンロン・ティンロン(神龍)も同様の存在を意識しているのだろうと思われる。強力な物理攻撃力は特筆できる。アバタールチューナー1の隠しボスの一つにコウリュウの名で巨大龍の姿で登場し、太極光輪といった特殊技で強大さを誇った。葛葉ライドウ対アバドン王では帝都の守護を司る霊獣・大コウリュウとして登場し、帝都を襲う化け物イナゴの大群と戦うわ、ライドウを背に乗せてあちこち運んでくれるわと、八面六臂の大活躍を見せてくれる。(willseek)補足として、黄龍の中国語(北京語)読みがファンロン・ホワンロンhoang-longで、ウォンロンwong-lungは広東語読み。チィンロンqing-longは青龍の中国語読みで、魔神2のチェンロンcheng-lungはその広東語読み、前者が稀にティンロンと表記される事もあるが、ifではセイリュウの名で別に存在するのでティンロンは「天龍(ティエンロンtian-long)」の事だろうか。(ICBT)方角で語られる時は、五聖獣ではなく、四聖獣だったり、麒麟に置き換えられたり、青龍と龍で被ったりと、なんとなく後付け感がある。(HAZE)

宇迦之御魂〔うかのみたま〕 悪魔
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日本神話に登場する穀物神で、男神とも女神ともされる。倉稲魂(ウガノミタマ)とも。スサノオ、またはイザナギ・イザナミの子とされ、穀物、農耕、商工業の守護神として全国の稲荷社で広く信仰されている。稲荷神は元来地域ごとの豊作や平安を祈る地主神が同じ名称で統一されていった神格である。豊宇気毘売(トヨウケヒメ)や御饌津神(ミケツノカミ)、神仏習合時代の荼吉尼天(ダキニテン)など、他にも稲荷神として祀られる尊格はあるが、ウカノミタマは総本社伏見稲荷大社をはじめ、最も多く稲荷社で見かけられる神格である。狐が眷属とされ、狛犬の代わりに狐の像が置かれる場合も多い。狐絡みか、デビルサマナーで神獣として登場した。神樹の機能も持っていると言えそうだが。一束の稲穂を抱えた人型の神霊の姿で、狐の面を着けている。回復魔法を持ち、衝撃攻撃を反射し、物理・魔法攻撃力両方を上げる昂ぶりの唄は便利。(willseek)

ウコバク〔うこばく〕 悪魔
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英語圏ではウコバチとも。炎に包まれた姿で現れる、大きな頭と目、細い牛のような尾を持った下級の悪魔。蠅の王ベルゼブブの命令で地獄の釜に油を注ぐ作業を行っている。また地獄に落ちた人間を苦しめる為に燃え盛る石炭をくべているとも。C・ド・プランシーの「地獄の辞典」のイラストで有名になっているが、そもそもこの悪魔自体彼の創作ではないかという説もある。真2初登場の序盤レベル堕天使。ファミコン版2でも幻魔ウコバチとして登場していた。アギ系魔法がちょっと怖い。そのビジュアルは「地獄の辞典」のイラストそのままである。悪魔や神の姿は人間の想像力や信仰心あってのものだから、有名になり、一般化した創作キャラクターが未来に神や悪魔のような存在になってもおかしくないのかも知れない。某機動戦士のように。(willseek)

ウジャトの眼〔うじゃとのめ〕 道具
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NINE、スキル「天空の眼界」に対応するプラグイン。ウアジェト自体もデビチルにて悪魔「ヴァジェット」として登場。ウジャトの名はウアジェト・ワジェト・ウェジャト……と様々に表記されるが、これは英語表記もudjat/uadjet/wadjet/wedjat...と多くの異表記を持つ事から。その名はウアジュ(緑)を語源とした「緑の者」の意であり、これは下エジプトを象徴するパピルスが生い茂るナイル・デルタの豊かな緑を表わすという。エジプトの中でも最古の部類に入る女神であるとされ、隼の翼を持つコブラ、もしくはコブラを頭部に頂いた女性の姿で描かれる。コブラが多く棲息するナイル川デルタ地帯で信仰され、後に下エジプト全域の守護神となる。ウアジェトを意味する喉を広げ鎌首を持ち上げたコブラの装飾は王権や神性の象徴とされ、ファラオがコブラの装飾を頭部に身に付け、ウアジェトと関連する神々も同様の装飾を施された。この装飾としてのコブラはウラエウスの名でギリシャへと伝わり、現在ではこの名で知られる。女神としてのウアジェトもより後世にはイシス女神と習合され、その要素も他の女神へと分散し受け継がれた様だ。元々は母神・豊饒神であり、毒蛇としての要素から悪しき者を退ける守護者・審判者の側面も持ち、毒が身体に回った際に熱を覚える事から炎の化身ともされ、後世には太陽とも結び付きラー神の保護者となる。現在では「ウジャトの目」もしくは「ウジャト」との表現はホルスの目を指す事が多い。神話ではホルスの両目は太陽と月を象徴するとされ、セトとの戦いで失った左目は世界を巡り様々な知見を得、後にトートによって癒された。それを図形として描いた、涙を流す粉飾された隼の目のヒエログリフは護符としての意味を持つ。このホルスの目をウアジェトの目と呼ぶのは、ファラオの守護神たるウアジェト女神は装飾のコブラを介してその目から炎を発しファラオを敵から守護するとされる。後にファラオとラーが結び付き、ラーが身に付けるコブラの装飾も同様の能力を持つとされた。このコブラの炎の眼を元々はウアジェトの目と呼んだが、時代が下るに従ってこれが月の目・ハトホルの目・ホルスの目・ラーの目と呼称が変遷し、先述のヒエログリフとしての神話上のホルスの目がウアジェトの目の別称と重なった際に混同・同一視された事に拠るものと考えられる。(ICBT)

薄緑〔うすみどり〕 道具
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NINE、魔人ヨシツネをコーディングして得られる同悪魔専用プラグイン。対アバドン王では「吼刀薄緑」の名で武器として登場し、この名は薄緑となる前の名「吠丸(吼丸)」にも由来か。データ内には「吼刀膝丸」なる未登場武器も確認出来る。「髭切」と対となり、源義経の佩刀として知られる源氏重代の太刀。源満仲が筑前国から鍛冶を迎えて打たせた二振りの太刀の一つ「膝丸」が「蜘蛛切」「吠丸」と名を変え、熊野権現にて義経に授けられた際にこの名に改められた。その由来は夏の山は緑も深いが春山の緑はまだ薄く、その春の熊野山中の景色の中でこの太刀を手にした義経により名付けられる。その後の義経の常勝無敗の活躍や、平家側であった地方の諸武士が源氏に味方したのはこの刀の加護であったとされる。平家滅亡後、義経は兄の頼朝と不和となり、和睦祈願として箱根権現にこの刀を献納するが、この刀を手放した事が後の義経の運命を決定付ける事となった。薄緑はその後、親の仇を討とうとする曽我五郎へと箱根権現より与えられる。曽我兄弟は仇討ちを成し遂げ、十数人を切り倒す奮迅の働きを見せる。曽我兄弟の処刑後に薄緑は頼朝に召し上げられ、その後は再び箱根権現に戻されたという。(ICBT)

歌い骸骨〔うたいがいこつ〕 悪魔
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日本では前世の因縁を髑髏に託して語る説話が数多くあり、歌い骸骨はそうしたものの一つである。野ざらしになったしゃれこうべが歌っており、それに行き合わせた旅人がそれを弔ってやり後で恩返しをされたか、または相棒を殺して金を奪った男が後にそれと知らずにその髑髏と出会い、どこででも歌うと言われて、一儲けしようと自分の首を賭けて金持ちに売り込みに行き、歌わなかったので自分が首を切られたという話が東北や九州地方に伝わる。葛葉ライドウに登場した大きな頭蓋骨姿の悪魔。ラフィン・スカルとほぼ同一だが。イベントで兄弟二人組で登場するものもおり、間抜けな行動で邪魔をしてきた。怖さとユーモラスさを共に持ち合わせるのがポイントのようだ。(willseek)

打刀〔うちがたな〕 言葉
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馬上合戦用に発達した太刀とは異なり、主に徒歩の地上戦用に作られた刀。刃は腰に直接帯びた時に抜きやすい反り方であり、長さも成人男性の腕の長さに合わせて抜きやすいように柄の長さ込みで70〜90cm程度である。江戸時代の侍の大小刀の「大」とはこの打刀の事であり、いつでも簡単に抜けるようにする為に腰の帯に刃を上向きにして差していた(これがいわゆる帯刀)。室町時代後期は太刀と同じく刃を下にしておりこれを天神差しと呼んでいたが、騎馬戦が激減した江戸時代初期以降は刃を上にするようになった(だから馬上に乗る時は鞘の先が馬に当たらぬよう刃を下向きに帯に差し直す事も)。考証がきちんとなされた江戸時代物の時代劇を見れば侍達は丸い刃の側を上にして帯刀している事が判るだろう。ちなみに当時は「腰のもの、差料、差前」などと呼んでいたとか。葛葉ライドウは一族から授けられた退魔刀・赤口葛葉を帯刀している(帯ではなくて専用の革ベルトを用いているが)。徒歩での戦闘に有利なように、彼も打刀の型で刃を上側にして差している。…マントでは隠しきれてないよなぁ。(willseek)

宇宙意志のリング〔うちゅういしのりんぐ〕 籠手
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ハッカーズより。「未知なる力を秘めるらしい」が、別にそうでもなかった。チャネリングで宇宙人と交信する等のオカルトグッズ辺りが元ネタだろう。序盤用だが、終盤で屍鬼コスモゾンビが落とす辺りは芸が細かいというべきか。TRPG版では実際にチャネリングやESPにボーナスを得られたりする。(ICBT)

宇宙卵〔うちゅうらん〕 道具
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シュバルツバース内において発生する莫大なエナジーを内包した卵状の物質。合計4個発生し、終盤シュバルツバース各所を巡りこれらを集める事になる。その際敵対勢力の悪魔、あるいは元同朋とも争う事になるかも知れない。それを乗り越え集めた宇宙卵の莫大なエナジーを用いて新世界の創造、あるいは逆にシュバルツバースの破壊が行われる事になる。世界各地の世界創生神話において、天地を含む万物は卵(あるいはそういった形状の混沌)から割れる形で発生・分化していったとする展開の一致が不思議な程に多見される。こうしたイメージはしばしば宇宙卵、卵生神話と称される。変形パターンで建国英雄が不思議な卵から生まれたと伝えるケースも存在する。(willseek)世界の創世と言えば、真3もそうである。ひょっとしたら、カグツチは意思を持つ巨大な宇宙卵なのかも知れない。(HAZE)

ウトゥク〔うとぅく〕 悪魔
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バビロニアに伝わる邪悪な霊。人間の身体に巨大な翼を持ち、鷲や牛などの動物の頭部を持つ。死者の魂エディンムの内、死ぬ時に葬式をしてもらえなかった者は恨みからウトゥクになり、生きる者に苦痛を与え災いをもたらすとされる。強力なものだと疫病をもたらしたり人々の間に邪悪な思想を広めたりもする。荒れた土地や墓場にはウトゥクが潜むとされた。彼等は「明るい日を暗闇に変える風」等と喩えられ恐れられたが、退魔師がエアの名の下に呪文を唱える事で追い払うことが出来るという。また異説だとウトゥクには善なる霊ラマッスも含まれ、悪霊というより善悪併せ持つ精霊のような存在であるともされる。ファミコン版2に登場した幽鬼(ウトウクだったが)。グール系の容姿で油断しそうだが、魔界の怒りの地では要警戒悪魔の一つだ。エナジードレイン攻撃が脅威。(willseek)魔神シリーズでは最下級の邪鬼「ウストック」として登場。この名称は水木しげる関連の資料特有のものであり、デザインも含めてそちらに倣ったのだろう。(ICBT)

ウブ〔うぶ〕 悪魔
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佐渡島に伝わる蜘蛛の妖怪。死んだ嬰児の霊が変化して成るとされる。ウブの名自体、赤子を意味する方言に由来するという。死んだり堕胎した赤子を山野に捨てると大きな蜘蛛の姿に化生し、赤子のように泣き声を上げながら人に追いすがって命を奪う。履いている草履の片方をぬいで肩越しに投げ、「お前の母はこれだ」と言えば逃げ去り命は助かるという。本土においてもそうだが「水子」は激しく祟るとされ、産褥で死んだ妊婦共々、その怨念で幽霊や妖怪と化す発想が古くから存在した。生まれなかった怨念のみではなく、出産と同時に落ちるべき「モノ(穢れ)」を抱えたまま死んだ状態が問題にされたと考えられている。間引きが多いという歴史があったにしろ、それは当時の人々が日常として記憶から流し去れる程度の想いでは決してない。デビルサマナー登場の序盤レベル妖虫。大蜘蛛の身体に赤ん坊の頭と腕が逆さに生えている。ビジュアル的には本来恐ろしいのだろうが、ゲーム中では大した障害にはならない。(willseek)ストレンジジャーニーでも序盤で登場するが、低レベル帯では対処しづらいムドを所有するため、一転危険な存在に。合体で仲魔にしておき、会話で切り抜けよう。満月時は…神に祈るしか。(HAZE)

ウベルリ〔うべるり〕 悪魔
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現在のトルコからイラン周辺で栄えたヒッタイトの神話に伝わる巨人。海の底に住み、天地が分かれて以来その重みを支え続けているという。鈍感な事この上なく、大岩の怪物ウルリクムミを肩に乗せられても「痛みを感じる」と思う程度であった。この巨人は海底そのものの擬人化とも考えられ、肩から成長するウルリクムミは海底火山の噴火やそれによる津波等を連想させる。ファミコン版2の地霊ウペルリが初登場。真2でウベルリに改められている。怪力だが鈍重な岩石巨人といった風情である。魔法を持たないので合体時の魔法継承計画には利用しやすいかも知れない。(willseek)

ウムギの玉〔うむぎのたま〕 道具
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真3で手に入れる宝珠。カブキチョウ捕囚所の奇妙な装置で使うと蜃気楼を発生させたり停止させたりできる。ウムギとは蛤(ハマグリ)の古称であり、霊的な存在として古事記ではハマグリの出す汁で大国主神の火傷を治療したとされ、また中国には海の大ハマグリ(蜃)が吐く息が蜃気楼になって現れるという俗信があり、これは日本へも伝わった。(willseek)

羽毛糸の玉〔うもういとのたま〕 道具
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NINEに登場。龍神コワトリクエ専用プラグインソフトであり、同悪魔のコーディング変化アイテム。スキルが「大地の祝福」に変化する他、能力が大幅に上昇する。コワトリクエがコアテペック山で拾った、羽毛でできた不思議な玉。この玉を懐に入れておいた彼女はどういうわけか妊娠してしまう。相手が不明な懐胎を不貞と決め付けた彼女の子らはこれを一族の恥とし、母を殺害しようとするが、その時コワトリクエから完全武装のウィツィロポチトリが誕生し、彼らを返り討ちにした。この事から、この玉はウィツィロポチトリそのもので、彼が肉体を持って顕現する為に変身した姿であるという解釈がされる。(ICBT)

ウラエウス〔うらえうす〕 道具
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NINE、魔神ホルス専用プラグイン。スキルが「虚空の眼界」に強化され、複数の能力が向上。しかし入手は不可。ウラエウスとはギリシャに伝わった後に付けられたラテン語名で、古代エジプト語で立ち上がる者を意味する「イアールト」を語源とする。ウアジェト女神を象徴する鎌首を擡げたコブラを象った装飾、もしくはコブラの図形で表されるヒエログリフを指す。王やラーが身に付けるコブラの装飾は、敵に対して眼からは炎を放ち、口からは毒を吹きかけるという。ラーの神話では、この装飾としてのウラエウスはイシス女神が塵とラーの唾から創造し、王位の印としてオシリスへと授けたとされる。ウラエウスとはウアジェト女神から派生した、神々の装飾としての姿を取り外敵からの守護を担う蛇神群の総称として解釈される。(「ウジャトの眼」も参照せよ。)(ICBT)

ウラニウム弾〔うらにうむだん〕 弾丸
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核分裂を起こすウラニウムを含めた弾丸。弾丸の中には臨界点を突破するために必要な燃料が含まれており、発射され相手に衝突することにより燃料が混ざり合い、膨大な熱エネルギーと放射能を発生させる。相手には弾丸としての威力と、爆発による衝撃を与えることが出来る。威力は弾丸の中では中の上と言ったところか。(ARL)バリエーションに悪名高い劣化ウラニウム弾がある。放射性物質を含んだ弾丸が周辺にばら撒く放射能の悪影響は看過できないものであり、ゲームで購入・使用できるのは一種のブラックジョークとも言える。(willseek)現在の技術で核爆発を発生させるには核物質自体の相当の質量(10kg程度)や中性子線照射などの構造が必要となり、その装置全体はかなり大型化する事となる。実例を挙げるならば核砲弾を発射するアトミックキャノンと呼ばれる兵器分類が存在するが、その口径は最小でも155mmという極めて大型のものだ。加え、核爆発の為の臨界核反応は極めて精密な仕組みによって行なわれるので、着弾による衝撃を起点とするタイプは技術的に非常に困難なものであり、実用はされていない。以上から歩兵用の拳銃・小銃で発射する核弾頭などというものは相当なオーバーテクノロジーだといえる。SF作品に登場例が全く無い訳ではないのだが。この弾丸が、威力を上げる為に単に重金属としてのウランを弾頭に用いたのか、命中時に小型の核爆発を起こしたりする様なものなのかは明言されていない。しかしたとえ核爆発に至らなくとも、核物質は臨界による放射性のみでも人体に対して充分に有害・危険な物質だ。「劣化ウラン弾」の名では偽典にて9mm,SSの二種が登場。尚、劣化ウラニウム弾は核弾頭のバリエーションなどではなく、単に単位重量の大きい重金属としての減損ウラン合金を弾頭に用いた徹甲弾に過ぎない。こちらも現実には戦車砲や機関砲など大型火器に使用されるもので、歩兵用の拳銃・小銃で発射する劣化ウラン弾は実例が無い。(ICBT)

卜部広一朗〔うらべこういちろう〕 人名・キャラクター
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ソウルハッカーズでビジョンクエストにおいてその人生を体験する元ファントムソサエティのサマナー。銃型のCOMPを使う。若い頃はリーダー的存在の不良で、大勢に慕われていた。それはファントムに入っても変わらず、悪魔からも敬意を払われていた。ある時偶然ファントムの真の目的を知り、恐ろしくまた受け入れ難く感じて離脱する。その報復に妻と子供を殺され、それ以降ファントムに狙われるようになった。レッドマンの依頼を受けて反組織活動を行い、ビジョンクエスト中の追体験ではアルゴンNSビルに侵入し、自身の仲魔召喚データをデリートしてネミッサプログラムを入手するが、ファントムの刺客フィネガンに見つかってしまう。仲魔を呼べない彼は反撃できず、COMPをビル下に手放した後に殺害された。その瞬間、生きる事になげやりになっていた彼は「生きたい」と願った。渋さ漂うハードボイルドな男性。だがなぜ銃型のCOMPなのか。ビジョンクエストで見ていた為、主人公はウラベがCOMPにかけたパスワードを入力でき、ネミッサとの出会いとなったのである。正味、フィネガン許すまじ、と感じさせた。ウラベは前作デビルサマナーのBARクレテイシャスに登場した帽子の男とほぼ同一人物らしい。クズノハともパイプを作っていたのであろうか。(willseek)

ウリエル〔うりえる〕 悪魔
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四大天使の一人で名は「神の炎」を意味する。熾天使とも智天使とも大天使ともされる。炎の剣を持ちその属性が強いが四大では地の属性を与えられている。これは火山に由来する地獄のイメージが反映していると考えられる。ウリエルは地獄に落ちた罪人を永遠の業火で焼き罰する厳しい性格の天使とされた。またエノク書では全ての天の発光体を司り、地上の天体の運行、季節、気象を秩序づける存在とも記述される。745年のローマ教会会議において民間の過剰な天使信仰を抑える一環として、ウリエルは堕天使と非難され不名誉な扱いを被ったが、現代では名誉回復されている。最後の審判の日には黄泉の門を開き、すべての魂を審判の席に座らせるのだという。ファミコン版2では単なる合体ユニットであり、キャラクター性が初めてアピールされたのは真1から。LAWサイドのトップの一人として登場した。真2ではセンター元老院の一人として暗躍したが、戦闘においてはラファエルと一緒くたの扱いにされてしまった。真3においてはバアル・アバターの降臨以降に合体で仲魔にできるようになる。魔神転生1においてはエティエンヌというフランス人男性に扮し、主人公を認めれば正体を明かし力を貸してくれる。厳しき天使ではあるがそれは正義ゆえであり、司る属性通り、四大天使では地上と人に近い存在とも言える。(willseek)コミックによると魔神1で人間に変身している時は天才の名を欲しいままにしていたが友達は少なかった・・・・・らしい(Green Man)旧約聖書に出てくるヤコブがヤボク川(ザルカ川)で天使(神)と格闘をしたという話があるが、この天使は誰なのかについて、ウリエルであるとする説がある。ヤコブは見事に力を示し、「イスラエル(神に勝つ者)」の称号を得た。しかし一方、『ヨセフの祈り』というユダヤの伝承でウリエルは「私は人間達の中で暮らすために地上におり、ヤコブという名で呼ばれる」と述べており、天使初の人間化した者とされる。(ヤコブが同一の者かは不明だが)先述とは真逆の話である。炎の剣を持って最後の審判に現れる、という話はどこかで聞いたことがあるような…ラグナロクのスルト(たぶん偶然だろう)真3では、ソロネから変化して仲魔になる。ソロネが「ランダマイザ」や「メディアラハン」、「プロミネンス」を備えてくれているおかげで、大天使の中では比較的扱いやすい。マニアクスの「貫通」はもちろん、「冥界破」を継承させてみたり、自力で覚える「メギドラ」を変化させて「デスバウンド」にすれば、心強いアタッカーにもなり得る(私個人はスキル変化による「デスバウンド」を知らなかったため「冥界破」を継承させた)。「デスバウンド」は2回ヒットしないと威力は期待できなく(十分強いが)、敵複数体に対しては「冥界破」の方が優れている。しかし、「冥界破」は「握りっペ」に見えるため、剣で突撃する「デスバウンド」の方が見ため的にはかっこ良いだろう(笑)。「デスバウンド」の場合、「冥界破」よりもボス戦で活かすことができるという利点もある。ボスは少勢が普通であり、2回ヒットになりやすいはずだからである。DDSAT2では「ジャッジメント」という、火炎属性で敵全体を攻撃して(当たったキャラの)防御力減少(ラクンダ)という効果がある完全固有スキル(プレイヤーが扱うことが完全にできないスキル)を使ってくる。個人的にDDSAT2のウリエルについては、体色が薄緑色であまり動かないその姿がまるで(どこかに実在してそうな)天使の石像ッぽく見えてなかなかかっこ良かったと思う。(テラダイン)

うろこせんべい〔うろこせんべい〕 道具
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ソウルハッカーズにおける邪龍ピュートーンおよびファフニールの魔晶変化アイテム。獰猛・愚鈍・冷静性格の悪魔の忠誠度を最大に出来る贈答品であり、ショップで売却すると20000円になる。魚の鱗を油で揚げ、せんべい状にして食すという食べ方は結構あるが、龍の鱗を食すという話は古今東西、神話・伝説の類を探しても意外と見当たらない気がする。「龍の鱗を粉にして不老長寿の霊薬の材料に・・・」という話があっても不思議ではなさそうなのだが。(CF)

ウロボロス〔うろぼろす〕 悪魔
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龍、または蛇が己の尾を噛んで環となった姿を図案化したもの。古くは古代ギリシャで世界を囲むとされた巨大な蛇だったが、哲学思想の中で完全性や不死性、叡智や円環、世界そのものを内包する象徴的存在へと発展し、グノーシス派や錬金術師などがシンボルとして用いた。今日の無限大を表す記号「∞」のイメージ元にもなっている。デビルサマナーシリーズで最上位クラスの龍王として登場する。∞を縦向けにした体勢だ。力が強く、合体作成時なら継承スキル次第ではいい戦力になる。上位の鬼神や龍神作成にも有効だ。STRANGE JOURNEYではセクター・エリダヌスのボスにしてシュバルツバースの根源的存在である「母」たちの一人として登場した。エナジー移送に優れた性質を持つようで、主人公達に縁のあるある人物を操ったり、「子供たち」と呼ぶ配下の悪魔達からエナジーを受ける事で倒されても復活する事ができる。ゲームでは無限再生を阻止した上で二戦目を挑む事になるが、それでも強烈な全体物理攻撃や電撃、状態異常誘発攻撃を放ち、相当な強敵である。打倒後龍王の仲魔として合体作成可能になるが、数々の強力なボス時スキルは受け継がれない。(willseek)ドイツの心理学者エーリッヒ・ノイマンは「意識の起源史」という著書において、意識の生まれていない状態である無意識を“ウロボロス”と呼んだという。ウロボロスとは混沌とした中に全体を含む原初の母性そのものなのであり、意識(子供)を生み育てる母(無意識)なのである。だが、子である“意識”が成長するとともに母たる“無意識”は己の子を否定するようになり、次第に生み育てる母性から破壊をもたらす“悪母”に変容し、最後は子供を殺して再び己の中に飲み込んでしまうという。ただ、この母子の争いにおいて子供が強かった場合は逆に母親が殺されてしまう、いわば神話でお馴染みの英雄物語(マルドゥークのティアマト討伐など)と同じパターンになるといわれる。またウロボロスは強者が弱者を喰らい、「力を持つこと」と「生きること」が同義である原始世界を表す存在ともノイマンは述べている。以上のように「真・女神転生SJ」においてウロボロスが原初の混沌を象徴する「母」として描かれたのは、女神マイアとの合一を抜きにしても十分に資格があったと言えるのだ。さらに生命の根源であったメムアレフを始めとする「母」達が人類を呪って「破壊の古母」と化す有様は、意識(人間)の独立・抵抗に対する無意識の攻撃。そして、「母」たちによって復活させられたゴア隊長が物語の進行と共に意識を取り戻し確固たる「意志」の下に人間として選ぶべき未来への道を切り拓く様は、人が無意識である“太母”を克服し“自我”を確立する形式、そして神話に登場する英雄像に照応しているといえるだろう。(HUM)SJにおいて「母」の一柱として設定されたのは、本作へ多大な影響を与えたと見られるバーバラ・ウォーカー著「神話・伝承事典」が直接の由来であるらしく、本書の項目「蛇(Serpent)」中にて母として言及された事に拠る以上のものではない様だ。SJ作中でウロボロスが我が子と言及しているのは自身の無限再生に関わる同エリアに配置された悪魔達であり、主人公ら人間では決してない。又ウォーカーは同書にてギリシャ神話のマイアとインド神話のマーヤーを関連付ける説を展開しており、これはSJ作中でウロボロス・マイアとマーヤーがゴア隊長に影響を与える事へと繋がる。(ICBT)

蟒蛇〔うわばみ〕 悪魔
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山奥に棲み、大きな輝く目を持った大蛇。日本における大蛇の古語の一つであり、15世紀頃から使われ始めたとされる。「ウワ」は「上・大」、バミは「食む・へみ(蛇の古形)」からの由来と考えられている。大酒呑みとも言われ、酒絡みの逸話が民話で語られたり、大酒飲みの人物の喩えにウワバミの名を用いる事もある。デビルサマナー登場の邪龍。人面蛇が酒壷に巻きついており、典型的な妖怪蛇のイメージである。火炎や氷結に耐性があり、アギラオすら使ってくる油断できない相手だ。(willseek)

ウンディーネ〔うんでぃーね〕 悪魔
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ラテン語で「波」を意味するウンダに由来する、四大の内水を司る精霊。湖や泉などに住んでおり、美しい女性の姿とされる事が多い。ウンディーネのイメージを固めるのに最も貢献したのは錬金術師パラケルススである。人間との悲恋物語が多く伝えられ、ウンディーネは人間の男を愛する事で魂を得るが、その愛を裏切られた時には水へ還ってしまったり男を殺してしまったりする。ファンタジー世界では有名な精霊の一つ。メガテンシリーズではランク上下合体に活用できる。水色の美しい女性の姿だ。治癒魔法も使えるものの、戦力としてはあまり期待しない方がいいだろう。(willseek)

運の香〔うんのこう〕 道具
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[「命運」を上昇させる、ドューベリーの香。]
使用者の運のパラメータを1上げてくれるお香である。対象者は一人で、使用すると無くなる。一つの香で一人だけにしか効果が無いということは、きっとその香の煙を使用者が全て吸い込まないと効果が無いのであろう。そう考えると結構難儀なアイテムである。(ARL)メガテン4コマではよく変な風に略されて突っ込まれるアイテム(う〇こう)(フェリオ)現実でも運のステータスなるものがあるのだとしたら、それは速さ等のように運動して上げる事ができるような代物ではないだろう。 そう考えると切ない。()

運命の糸〔うんめいのいと〕 道具
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NINEに登場。スキル「時紡ぎ」に対応するプラグインソフト。攻略本に掲載されてはいるが、入手方法は不明。没悪魔・女神ノルンが入手に絡む予定であったと推測する。北欧神話の運命の女神ノルニル(ノルン)が紡ぐ金色の糸は人の運命そのものとされており、生まれたばかりの赤ん坊のそばにノルニルが現れ、この糸でその子の人生と寿命を測り、定めるといわれる。ギリシャ神話においては、運命の三女神モイライが扱う生命の糸が人間の運命を定めるといわれ、その一本一本が人間一人一人の運命を示す。クロトの糸巻き棒から紡がれた糸を、ラケシスが測り(もしくは割り当て)、アトロポスの挟が断ち切る。(「モイライ」の項目も参照。)蛇足となるが、男女を結ぶ「運命の赤い糸」は中国の伝承に由来する。「太平広記」にて、縁結びの神・月下老人が司る目に見えない赤い縄が、いつか結ばれる運命の男女の足首に結ばれているのだとされ、それが日本に伝わった際に手の小指の糸に転じた。(ICBT)

「運命の糸で繋がっているに違いない」〔うんめいのいとでつながっているにちがいない〕 発言・表示
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「君と俺は、運命の糸で繋がっているに違いない。さて、そこで問題です。それは、何色でしょう。」……ああ、シニカル口調最高。デビルサマナーにおいてシニカル口調の悪魔との交渉中に聞ける事のある言い回し。他にも物まねをしたり、川柳をモチーフに喋ったり、口達者で楽しい奴らである。だが悪魔は道化の裏で爪を研ぐものでもあるのだ…。(willseek)

エア・セエレ〔えあせえれ〕
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ハッカーズより、堕天使セエレの魔晶変化である女性用防具。形状としてはスポーツシューズという事らしいが、配色や模様はそれとはかけ離れた異質なデザインである。スポーツ用品メーカーのナイキから発売されるエアクッションを備えたシューズの名には「エア」の語が冠され、代表的なものには「エア・ジョーダン」や「エア・マックス」がある。このシリーズの一つという位置付けだと思われるが、セエレと関連させた由来は不明。(ICBT)

エアロジェット〔えあろじぇっと〕
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真2・ifの男性用防具。名称の割に、速さが上昇したり回避力に優れるといった事はない。前方から空気を吸い込み後方へ高圧噴射し加速力を得る装置をエアロジェット・ブースターというが、それを備えたブーツという事だろうか。通常は航空機やロケットに使われる大掛かりなものなのだが、偽典でのジェットブーツやスカイヒールの解説に見られる様に、小型化は既に実現しているらしい。(ICBT)

エアロス〔えあろす〕 悪魔
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古代ギリシャのエンペドクレスやアリストテレスに発祥し後にパラケルススにまで継承された、物質が火・水・地・空気(風)の四元素から成るとする四大説の内、空気とその流れたる風を構成するエナジー。四元素のパワーバランスの変化により集合離散が繰り返され物質は変化するが、この内風の力は空中の光エナジーを植物に注ぎ、鳥の手足の働きを助け、生物の呼吸循環器系を働かせ、人の精神において閃きのきっかけを与える。真1から登場している精霊。シルフより実体化が弱く、風の塊が半ば人の上半身の形で空中に吹き集まったような姿をしている。ファミコン版ではスライムの一種とされていた。衝撃系魔法を若干使えるが、精霊合体で仲魔をパワーアップさせるのに用いる方が多いだろう。真3ではエナジーの溢れるアマラ経絡に数多く出現する。(willseek)

栄光の手〔えいこうのて〕 道具
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NINEに登場するプラグインソフト。スキルが「透化」に変化する。又、P3・4では敵として登場。イギリス・アイルランドを中心として欧州各地に伝わる魔術道具。絞首刑にされた死体の手首から作成される燭台で、のちに手自体を屍蝋化し、その指に直接火を灯すようになった。それに火を灯している間は、所有者は他人の目には映らなくなるという。もしくは眠っている者の目が覚めなくなるとも。本来は魔女が魔術的な儀式で使うものであるが、その効果を信じた泥棒が盗みを行う際にも用いた様だ。この道具のそもそもの起源は、マンドラゴラの仏語表現マンドラゴールをMain de gloire(マン・ド・グロワール、栄光の手)と誤読した事によるもので、特徴の幾つかにマンドラゴラとの一致が見られる。(ICBT)

衛星タイイツ破壊〔えいせいたいいつはかい〕 出来事
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葛葉ライドウにて、帝都を破壊すべく暴れ続ける超力超神オオマガツを止めるべく、動力供給源たる人工衛星タイイツをゴウトらが身を張って破壊した出来事。未来からの知識や計算をあるルートで手配出来たライドウ達は大正20年(1931)としては考えられない民間のロケットの大気圏脱出打ち上げに成功した。ロケットには衛星タイイツを内部から破壊すべくゴウトと仲魔一人が乗り込み、タイイツ内のガードシステムを突破し見事制御装置を破壊した。激しく放電するタイイツの中、ゴウトはライドウに語りかけるように一人ごちる。そこで思い切り自らの正体バレなセリフを述べ、ライドウに事件の全ての決着を託し、タイイツの爆発でホワイトアウトしていく中で目を閉じた。…その瞬間、地上のライドウは何かを感じたのか滅多に乱さぬ表情を驚きに染め、空を見上げた。タイイツの爆発により余剰エナジーがオオマガツに流入、過剰負荷となったオオマガツは内部爆発を起こし膝を付くように崩折れていく。ライドウは帽子を目深にし、ゴウト(と仲魔一人)の消えた空の彼方を見つめ続けるのだった…。ポリゴンアニメ、ラストを見ていると空を見つめるライドウの目尻は潤んでいるようだ。厳しい修行を経た生い立ちでもやはり十代の若者ではあるか…。(willseek)

永眠の誘い〔えいみんのさそい〕 特殊攻撃
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SLEEP状態の敵を即死させる特殊攻撃。おそらく真靴初出。所属グループに『トラウマメーカー』とか有ったら、絶対そっちで書いていた。あっ、宝箱!!あぁ、サキュバス!!ドルミナー!?パトラッシュ・・・実際に使用するとなると、『眠らせる』と言う手順が一つ入るのでちょっと手間ではある。 ただ、睡眠の状態異常を付加する手段となるとまず精神属性なので、以外とよく通る事も。真靴任蓮▲縫絅スやペイルライダー等の中堅以上も自然に覚えるので、イロイロな思いを込めて末永く使い続けるのも一興。()この特殊攻撃のせいで、主人公のスキルスロットが「精神無効」に割かれることになる。(HAZE)

英雄〔えいゆう〕 悪魔
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歴史や伝承で語り伝えられる偉人がいる。ある者は祖国を侵略の脅威から守り抜き、ある者は人々の為に尽くし多くの命を救った。そうした偉業は人々の心の中で美化・誇張・崇拝され、語り伝えられるその偉人の姿は本来のものとはかけ離れた超常的な力を発揮するものになっている事がしばしばである。この事で偉人の業績を忘れないように留める効果もあるが、場合によっては架空の逸話や他者の業績までもがその偉人、「英雄」が成したものとして正史扱いされる事もある。デビルサマナーシリーズに登場する種族。史実の英雄の伝説上で誇張された姿や有名な伝承の勇士などが含まれる。造魔にその魂を宿らせる事でその力を借りる事ができるだろう。(willseek)

AKS74〔えーけーえすななじゅうよん〕
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1974年に旧ソ連で制式採用されたアサルトライフル(突撃銃)・AK74の銃床折り畳み可能タイプ。西側では1960年代頃から主力歩兵銃がフル口径の7.62mmから高速発射重視の小口径5.56mmに切り替わった事に対抗して、旧ソ連側もAK47やAKMのフルサイズ短小弾から高速小口径弾を使用するAK74へと切り替えたのである。鋼鉄と鉛を組み合わせて命中時に弾の変形を起こりやすくした5.45mmx39弾が採用され、更に弾丸の初速が上がる事でボディアーマーなども貫通し易くなっている。ソ連崩壊後の現在も(旧)共産主義国や周辺各国で第一線火器として活躍しており、AN94を後継制式ライフルに選定したロシアだが予算不足もあってか未だにAK74シリーズが現役である。ソウルハッカーズ登場の銃。命中率がやや低めだが打撃力は高く、装弾数も多めなので使い易いだろう。5980円ってどういうルート価格なんだか。(willseek)大型のマズルサプレッサーと非常に低く抑えられている反動によって高いコントロール性を持つ。AK47の後継だけあって名銃には違いないが、ストッピングパワーに関してはやや劣るらしくチェチェンへ行く部隊の中にはあえてAK47を持っていく者もいるという。また使用する弾薬の普及度が低い事から旧東側の支援を受けていた国以外で使用している例は少ないらしい。(aba)

AK47〔えーけーよんじゅうなな〕
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製作者の名前から通称カラシニコフ。第二次大戦後に開発されたアサルトライフル(突撃銃)で、凍結・蓄熱し難い木製部品を用い構造がシンプルな為最小限の整備でどんな悪環境での使用にも耐え、弾詰まりが起き難い。操作整備が容易な為、旧ソ連の主力突撃銃に採用されたり、ベトナム戦争では多くのゲリラ兵に愛用された。コピー製造もし易く多くのバリエーションが存在し、世界で最も出回っている軍用ライフルシリーズと言えるだろう。デビルサマナーが初登場の銃。複数攻撃が可能だが、後列までは届かない。猛暑・寒冷地で使う訳ではないので特にこの銃のアドバンテージがある訳ではない。ゲリラじゃないから分解持ち運びもしないし。(willseek)在りし日のソヴィエトが第3世界に「援助」の名目でばら撒きまくり、更に崩壊後は各共和国が外貨を得る為に紛争地域へ輸出(もちろん違法)しまくった。おかげで値段は暴落を続け、現在では紛争当事国でなら日本円で1万あればまず買えるという実にリーズナブル、良心的価格な銃となっている。なお開発者のミハイル・カラシニコフは現在3LDKのアパートで孫と二人暮しをしているそうだ。さすが社会主義労働英雄は実生活でも質素だぜ!(aba)

Aマックススーツ〔えーまっくすすーつ〕
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デビルサマナーにおいて防具店セルフディフェンスで後半・終盤に購入できる強力なスーツ防具。ヘルム、アーム、レッグでシリーズになっている。あらゆる種類の攻撃に耐性を持ち心強い。Vマックスというブランド名称が元ネタであろう。Vは「ヴォルテージ」であり、「ヴォルテージマックス」という事は「サイコーに優れたデザイン(性能)なんだぜ!」と主張しているのだと思われる。…でももしかしたらナ○キのエアマックスからの連想だったりして。(willseek)週刊少年サンデーで連載されていた漫画『スプリガン』に登場する、筋力を三十倍に増幅する精神感応金属(オリハルコン)製の防護服『アーマード・マッスルスーツ』が元ネタかも知れない。(karina)

液化チッ素ボンベ〔えきかちっそぼんべ〕 道具
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ハッカーズより、敵1列を対象とする氷結攻撃アイテム。断熱構造によって-190℃程度を維持する液体窒素を貯蔵したボンベ。現実でも冷却剤として普通に流通しており、入手も容易だ。とはいえ容器は一般的にはレンタルである事が多く、容器ごと購入する場合はゲーム内の様な安価では済まない。実際にこの様に用いる場合、冷却効果はもちろん、急激に気化する窒素により酸欠も引き起こせるだろう。持ち歩くには非常に重く嵩張るものなのだが、そういった点が反映されないのはゲーム作品においては珍しい事ではない。類似品として、アバチュでは氷結の追加効果を持つ弾丸「液体窒素弾」が登場する。フィクション作品、特にゲームではしばしば凍結効果を与えるものとして液体窒素を用いた火器が登場する事があるが、たとえ最も大口径であるグレネードだとしても歩兵用火器の弾頭容積などたかが知れており、各作中で描かれる様な動きを止める程の凍結効果はフィクションにおける誇張だ。実際の液体窒素弾の冷却効果は、露出した皮膚に直接命中すれば極狭い箇所に凍傷を与えられるかも知れない、といった程度がせいぜいであろう。液体窒素が人体全身の動きを止める様な凍結効果を発揮するには充分な量が必要であるのだが、その量が確保出来ない「液体窒素弾」にリアリティは存在せず、火器の弾丸であればUS版名の「Frigit Shot」やライドウ1の各弾丸名の様に端的に効果のみを表わす名称とした方が無難といえる。そういう意味では充分な容積を持つボンベそのものをブン投げて用いるハッカーズのこのアイテムは一見無茶な様だが、こちらの方が氷結攻撃としてはリアリティ的に妥当なのだ。(ICBT)

エキゾチック物質〔えきぞちっくぶっしつ〕 道具
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STRANGE JOURNEY(以下SJ)にてシュバルツバースの深層セクターボスの悪魔・母たちが所持・内包する超高次情報集積物質。シュバルツバースの世界構造における情報が圧縮されており、これを得る事で調査隊は深層セクター間の次元移動、最終的にはシュバルツバース脱出が可能になる。素粒子物理学において仮定的に想定されている概念物質で、負のエネルギーと負の質量を持つと考えられている。活用の仕方次第で爆発的なエナジーを生み出すとする理論も発表されており、SF作品では反物質と呼びワープエンジンの動力源に用いられる事もある。また反物質でなくても、特異な性質を示す物質をエキゾチック物質と称したりもする。SFドラマの名作「スタートレック」では、ワープエンジンで宇宙船を包み込むように亜空間フィールドを発生させ、亜空間フィールドごと通常の空間に対して光速で移動し、ワープ航法を行うという設定になっている。SJではこうしたモチーフを踏襲しており、プラズマ装甲で艦の外部を覆い、それから他セクターへジャンプする描写がしばしばある。というか作戦班クルーにカトーとか、明らかに狙ってると思う。(willseek)

エキドナ〔えきどな〕 悪魔
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ギリシア神話における様々な悪魔の母親。上半身は女性で下半身は蛇という姿で描かれる。起源はエジプト神話で、そこでも同じく様々な怪物を生み出している。しかしそのイメージは悪魔というよりも女神に近い。そんなエキドナもキリスト教の視点から見ればただの邪神に過ぎない。真1ではカオスサイドの有力者となっている。(ARL)ファミコン版2においても、魔界の橋を守る中ボスの邪神として登場している。(HAZE)

エキンム〔えきんむ〕 悪魔
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シュメール、バビロニアに伝わる死霊の一種。非業の死を遂げたり正式な埋葬と儀式を行われなかったりした人間の魂の変化とされ、死者の国から地上に現れては病気や災いをもたらすとされる。不定形な霊体なので蛇やサソリ等の不吉な象徴とされた動物の姿にもなれる。またエキンムを見かける事自体が死の予兆だと信じられていた。5つ目のついた指輪はこの悪霊を近付けないお守りになるという。なおギルガメシュ叙事詩に登場する獣人エンキドゥの名はこの悪霊の名に由来している。初登場はファミコン版1の邪鬼エキム。ジンの色違いダークバージョンといった風情である。真2等でも邪鬼だが、由来からすると幽鬼等でもよかったかも知れない。上級邪鬼として衝撃系魔法を得意とし、物理攻撃力も高い為、戦うと中々やっかいな相手である。(willseek)

エギルの兜〔えぎるのかぶと〕
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ペルソナ1に登場。偽典では「エーギルヘルム」の名となる。北欧神話に登場するファフニールの財宝の一つ。元は彼の父の所有だったものを殺して財宝諸共奪った。この兜を見た者は皆恐怖を覚え、近寄る者はなくなる。ファフニールは財宝を守る為にこの兜を使い、他者を遠ざけた。シグルズに奇襲を受け死に行くファフニールは、この兜を恐れぬのかとシグルズに問うが、それに対しシグルズは「それは勝利を与えはしない。孤独の者が最強ではない事を、多くの人と交流している者なら誰もが知っている。」と返した。そしてシグルズは財宝と共にこの兜を得たが、先の台詞通り彼がこれを使う事は無かった。名称にエギルとあるが、海神エーギルやその他エギルの名を持つ者達との関連は特に語られていない。(ICBT)

エクスカリバー〔えくすかりばー〕
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カリバーンとも。イギリスの「アーサー王伝説」に登場する聖剣。妖精の国で魔力を込め作られたと言われる(アーサーが岩から引き抜いた逸話の剣とは区別される事が多い)。非常に美しく鋭い切れ味を誇るが王権の象徴とされ選ばれた者しか持てないと言われており、またその鞘にも魔力が込められており持つ者を護る。この剣の名はファンタジー小説やゲーム等でも盛んに用いられている。ファミコン版2で複数回攻撃できる上級の剣として登場している。装備状態で歩くと一歩ごとにHPも回復する芸の細かさ。所持悪魔を倒して落とすのを狙うしかないのだが。(willseek)

EXTRA〔えくすとら〕 コマンド
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仲魔の特殊攻撃コマンド。戦闘時に選択。このコマンドにより初めて仲魔の悪魔らしいところが見られる。その能力は役に立つ物から立たないものまで様々。真1ではこのコマンドは使いたい放題だったのでとても便利だった。しかしシリーズが進むに連れ、能力事にHPやMPを消費してしまうようになった。そのため、そこまで頻繁に使われることが無くなってしまった不遇なコマンドである。(ARL)特技・スキルと称してデビルサマナー以降は使いでや戦術性のあるものも増えている。大ダメージを与えられる物理攻撃や状態異常攻撃等、活用次第で大きく戦況は変わり得る。(willseek)FC版では1では完全に敵専用、2ではコマンドとしては存在しないが仲魔のATTACK選択時にランダムで特殊攻撃を行う仕様。旧約では1・2ともFC版2準拠の仕様となる。真1でコマンドとして実装されるが、SFC版では特技個々の選択は不可能(後のリメイク版では可能)。本作までは使用コストが存在せず、無制限に使用可能であった。真2から[魔法/MAGIC]同様、コマンドで個々に選択可能となり使用コストも設定される。HP消費で行う物理系特技、MP消費で行う魔法系特技といった分類も本作から発した。又、EXTRAコマンドは戦闘時のみ選択可能、悪魔合体時に継承されるのは基本的に[魔法/MAGIC]のみ、といったシステム上の区別が二者の間には存在する。以降暫くはこの仕様がスタンダードとなり、NINEまで続く。真3以降[魔法/MAGIC]・[特技/EXTRA]の二分類は「スキル」として統合される。特技は戦闘時のみに使用可能という点は廃止され、合体継承時にも魔法のみに限らないものとなり、両者はシステム上区別されないものとなった。スキルはコマンドとして使用する「コマンドスキル」や所持するだけで効果を発揮する「自動効果スキル」といった様に内容によって整理され、この仕様が現在におけるスタンダードとなっている。スキルは物理系のみHP消費という点に過去の名残が見られるが、SJでは物理系すらMP消費となり、これが一作限りのものか、以降標準となるかは判断が待たれる。尚「スキル」自体はNINEからの登場であるが、本作におけるスキルは真3以降のものとは別の独自の定義を持ち、魔法や特技とは別枠の、自動効果スキルとRTS専用のコマンドスキルを含む特殊なカテゴリとなり、戦闘で効果を発揮するものは敵味方の両者全体に適用されるものが多いのが特徴だ。現状における特技と魔法がスキルとして一元化された事の弊害か、元々紛らわしかった「魔法」と「魔法系特技」の区別が現在ではネーミング以外は皆無に等しい状態であり、特に近年の作品から登場した「魔法系の特技」が「魔法」そのものとして誤認・混同される事が多く、本辞書にもその傾向が見られる。英語などの単語そのままで意味が通るネーミングを持つものを「特技」、独自の活用形(マハ〜、〜ダイン、等)を持つものが「魔法」、といった判断基準で考えれば分かり易いか。もしくは魔法と特技に明確な区別がある過去作品やwikipedia内の項目[女神転生#魔法体系]を参照してみるのも良いだろう。メガテンシリーズの魔法体系は真1にてほぼ完成を見ており、現在まで大きな追加変更といったものは行われていない為、両者の区別はそれ程困難ではない筈。(ICBT)

エクセルテグ〔えくせるてぐ〕
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魔神2より、弓系武器の一つ。非常にマイナーな所からの採用だが、元の伝承では飛ぶ鳥に矢を命中させただけのものが最高ランクの武器となるのは如何か。名はカフカス地方のイラン系民族オセット人に伝わる英雄一族ナルトの一人、弓の名手エクセルテグ(エフセルテグとも)より。彼の腕前は同じく弓の名手である双子の兄をも凌ぐとされた。彼等兄弟はその腕前から果樹園の警備を任され、エクセルテグの番の時、園を荒らす原因である鳩を射る事に成功する。鳩は傷付きながらも飛び去り、エクセルテグがその血痕を辿ると海底にある館を見付ける。そこでは娘ゼラゼが矢傷で死に瀕しているのを館の者達が悲しんでいた。先の鳩の正体であった彼女にエクセルテグが地上の血痕から集めた血を吹き付けると彼女は回復し、二人は結ばれる。そして暫くを海底の館で過ごした後、エクセルテグは妻となったゼラゼを連れ兄のいる地上へ帰還する。しかしゼラゼの治療前、彼女の家族が娘を傷付けた者へ呪いをかけており、それがこの時に実現しエクセルテグは勘違いから兄を殺し、それが誤解からと知ると自害した。しかしゼラゼは既に彼の子を宿しており、後に英雄一族ナルトに連なる弓の名手となる双子を産む。(ICBT)

エグゼクター〔えぐぜくたー〕 悪魔
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TOKYOミレニアムの行政・警察を統括するテンプルナイツに対して、彼らが表向き行えない汚れ仕事を行う者達、「実行者(部隊)」である。顔を覆面で隠し、チェーンソーを手に持ち、見せしめのごとく違反者達を惨殺する。表向き正体不明の彼らの働きのおかげでテンプルナイツの清廉なイメージは維持されているのである。真2に登場。ファクトリー監視塔や地下道等、あまり立ち入って欲しくない所での出現が多いようだ。ぶった切られる前に神経弾等で素早く対処しよう。(willseek)

慧解の鈴〔えげのすず〕 道具
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NINE、スキル「ディスアーミング」に対応するプラグイン。偽典では消費せずに破魔系攻撃を行うアイテム「金剛鈴」がある。「慧解」とは智慧により物事を正しく理解する事を意味する仏教用語。智慧は何者にも破壊されないという事から金剛にも喩えられ、金剛杵の一端が鈴となった法具「金剛鈴」、ヴァジュラ・ガンターが表わすのもやはり智慧である。(ICBT)

エス〔えす〕 悪魔
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フロイトの提唱した原始的自我。イドとも呼ぶ。自分の精神が危機的状況に陥った時、その兆候は夢に木の形で現れるという。本来は「エス」の噴出の兆候を示す単なるシンボルだが、ゲーム中解釈では人間のダークサイドの表象として同一視した。本能の利己的自己防衛機能と言え、往々にして周りの者に害をもたらす事もある。デビルサマナーに登場した妖樹。心理学関連で想定される悪魔なだけに、精神世界と呼べる擬似アストラル界に出現する。念道系や回復系魔法に優れるが、火炎攻撃に極めて弱い。マハラギオンで焼き払い突き進めばいいだろう。(willseek)

S’Aチェーン〔えすえーちぇーん〕
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デビルサマナーにおける主人公(キョウジ)の初期装備である頭防具。ブランド系デザインのシルバーアクセサリチェーンと思われる。…頭部守ってへんがな。早めに防具店セルフディフェンスのお世話になろう。(willseek)

ESCAPE〔えすけーぷ〕 コマンド
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戦闘から脱出する際の項目。意味は「逃げる」そのものである。逃げた場合、こけてしまい戦闘回避失敗になる場合がある。シリーズによってその結果が出るまでのバリエーションがあり、面白い。(ARL)比較的後のシリーズでも逃走失敗時「○○は……こけた」を律儀に守っていてユーモラスに感じたりする事がある。(willseek)「……」の緊迫した状態はたまらないものがある。()

SGE防護マスク〔えすじーいーぼうごますく〕
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ハッカーズより、神経無効・魔力弱の相性を持つ「視界、耐久性、装着性に優れたマスク」。NINEの「防護マスク」も、「防毒マスク」と対である事からハッカーズのこの品を由来とし、固有の品を指す事となる名称の一部を削ったものと思われる。オーストラリアに本社を構え、世界各国に支社を持つ重化学系企業であるSGE社製のガスマスク。同社はガス系の化学物質、及びそれを扱う為の設備・用品等を手掛ける。SGE社は軍需企業ではないので軍用品を扱っている訳ではないのだが、イタリア軍と共同で同軍制式のガスマスクを開発した事もあり、ゲーム中の戦闘用装備として登場するのはそれだろう。ゲーム内解説通りの長所を備えており、人間工学に基づいて設計された顔全体を覆う透明のバイザーを備えたフルフェイス型(但しヘルメットのそれとは異なり頭は覆わない)の形状は装着性に優れる上に視界を広く確保でき、耐熱・耐衝撃能力も高い、NBC戦にも対応した高性能のガスマスクだ。(ICBT)

エストマ〔えすとま〕 魔法
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マップ移動時において、自分のレベル以下の敵キャラの出現を抑えることが出来る魔法。ゲーム後半の要。この魔法を唱えボス戦まで行き、マハジオンガ連発で無理矢理高レベルなボスを撃破。その繰り返しだけで真1はクリア出来るので、ある意味ゲームバランスを崩してしまう魔法でもある。(ARL)if…の怠惰界ではこれがあるとないのとでは大違い。ただ使うのはなんとなく怠惰な気がしないでもないが。使わずに戦いまくっているとレベルは上がっていくしマッカやマグネタイトも溜まるので完全に面倒くさくなったあたりで使うほうがいいかも。(daidai)

エナジードレイン〔えなじーどれいん〕 特殊攻撃
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シリーズにおいてレベルを下げる技の総称として使われる。略してエナドレ。元ネタは勿論「ウィザードリィ」シリーズ。元ネタに倣ってFC版の2作では一気に2,3レベル下げられたりするオーマイゴッドな性能だったが、真シリーズに入ってからは基本的に1ずつ下がるようになった。嬉しい反面、ちょっと寂しい気がしなくも無い。まあセトやベルゼブブみたいに普通に強いボスが使うのも困るが。(aba)この方法を使ってレベルをかなり下げた後に増援を呼びまくる敵を倒しまくって一気にレベルカンストという方法をとる人もいる。キャラのレベルが低いほど経験値は大量に入手できる設定を利用した方法であるが、確かに普通にレベル上げしてカンストさせるのは時間が非常にかかる。(daidai)メガテンが直接参照しているのは確かにウィザードリィのそれであるが、エナジードレイン自体の原典は更に溯るとD&Dまで辿る事が出来る。元々の「エナジー・ドレイン」は主にアンデッドが用いる生命エネルギー吸収攻撃であり、経験点やレベルへマイナス修正を与える効果として表現されていたもので、このマイナス修正は一応(かなりの高レベル呪文のみで)回復する手段も存在する。これに対し、イベント結果や一部高位呪文のコストとしての、一時的な低下ではなく回復不能のペナルティである「レベル・ドレイン」と呼ばれるものも別に存在しており、エナジー・ドレインはこのレベル・ドレイン程重度のペナルティではなかった(とはいえ、回復手段が無い限りは実質的に違いは無いが)。この様に微妙な違いがあったのだが、それがwizに引用された際にその回復手段が省略された事でD&Dにおけるレベル・ドレインと全く同義となり、wizがD&Dより知名度を得た国内ではエナジードレインがレベルダウン効果の代名詞として用いられる様になった。FC版でも一度に数レベル低下する事はなく、一回につき1レベルずつ低下するものとして設定されている。wizシリーズの様な一撃での複数レベル低下はメガテンシリーズでは採用された事は無い。但し同悪魔が複数登場する旧作のシステム上、連続でレベルダウンを食らう可能性は非常に高い。FC版1ではナカジマとユミコの二人でレベル・経験値を共有する仕様上、同時に二人のレベルが低下する効果となっている。FC版2以降は麻痺を経由してからのレベルダウン効果が標準となる。いずれもメガテンのエナジードレインは特殊攻撃の一つとなっており、直接攻撃の追加効果として発揮されるwiz系と比べると大分優しくなっている。特殊攻撃としての「エナジードレイン」の名はFC版1・2や旧約のみに見られ、真1以降は「デビルスマイル」等の固有名となる。又、メガテンでは夢魔が精気を吸い取る行為をそれに含むのも特徴の一つであり、真2以降からは性別に対応するエナジードレインが登場し、悪魔との会話の結果で経験値が増減する事もあった。レベルダウン効果を持つ特技はペル1・ハッカーズ辺りを最後に登場しておらず、ペル2でのレベルではなくペルソナのランクを1に戻すRUMORクダン専用特技「予言」といった類似スキルを最後に完全に姿を消した。現時点での最新作SJで登場した「エナジードレイン」はHP・MP両方を吸収するスキルとして再設定され、名の原義を意識した効果ではあるものの、かつての凶悪さは全く失われている。(ICBT)現在では即死(ハマ、ムド)を防ぐテトラジャは、元々はこのエナジードレインを防ぐ魔法であった。ファミコン版1でエナジードレインを使う悪魔が出始めた辺りでテトラジャを使う仲魔としてクーフーリンがおり、これがクーフーリン人気の一端であると言っても過言ではなかろう(HAZE)

M134ミニガン〔えむいちさんよんみにがん〕
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映画「ターミネーター」で登場するガトリング砲。そもそもガトリング砲とはジョーダン・ガトリングが開発したもので、それを小型化し、ヘリの地上掃射用に使用されたものがいわゆるミニガンである。6本の銃身がモーターによって回転しつつ、秒間100発の弾丸をばらまく。全体攻撃が出来る非常に便利な武器である。是非とも装備してターミネーターの気分を味わおう。(ARL)本体のみで20kg近くあり、さらに何千発もの外部給弾式の弾薬を含めると実に50kg超の大重量になってしまう。本来は個人携帯用には重過ぎる武器であり、リアル志向だとそれこそターミネーターのような超怪力か人手、運搬用機器を頼る事になるだろう。(willseek)映画『ターミネーター2』に登場する事で話題をさらったが、シュワルツェネッガー主演の映画『プレデター』の冒頭部分にもわずかではあるが登場している。ちなみに「ミニガン」の名前の由来については、「航空機搭載機銃のベストセラー(?)「M61A1」を小型軽量化したため」など多くの説がある。 ちなみに「M134」は米陸軍での形式名称で米海軍では「GAU−17/A」と呼ばれている。 M134の派生型としてより口径の小さな5.56ミリNATO弾を使用する「XM241」通称「マイクロガン」が開発・試作されたが重量過多や反動が強烈すぎる等の理由から計画中止になっている。 私は『女神転生2』に登場する「サブバルカン」は、語感から「携行可能なガトリングガン」のイメージでM134を連想してしまうのだが…いかがだろうか? SFC版『真2』で「M134バルカン」表記になって以降、『if…』、『ペルソナ1』や『デビサマ』、後年の『真1』、『真2』のPS及びGBA移植版など現在までずっと「M134バルカン」の表記になっている。一般的に使われている通称を採用したためか、エアガンメーカー「トイテック」がかつて電動ガン化して商品化したからか…その真相は定かではない。ちなみに前述の「トイテック」が発表した価格は29万8千円(税抜)と下手な中古車並みの価格であった。こういった「大モノ」が電動ガンなどで商品化されるとだいたい10万円を超えることは珍しくないが、それにしても…この価格。いったい何人の購入者がいたのやら…。ガトリング砲全般を指して「バルカン(あるいはバルカン砲)」などと書かれる事が多いが、この表記の起源については諸説あり「いわゆる「ガンダムシリーズ」のムック本で使用されたのが発端」とする説や「シューティングゲームの自機の速射ショットを「バルカン」と呼んでいたのがいつの間にか定着した」などの様々な説が存在する。 …まあどうあれ、我々のような常人には到底扱い切れない「怪物」であることは間違いない。(アレイ)

M16ライフル〔えむじゅうろくらいふる〕
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ベトナム戦争に使われたライフル銃。ベトナム付近のジャングルに合わせ、湿気に強い作りになっている。真1では攻撃回数の武器である。これを取るかSPAS12を取るか…(ARL)2001年6月、ネパール王宮における銃乱射事件で使われたと言われる銃。いきなりニュースで知っている名前が出たものだからドキリとしました。(yuu)年代から考えると、恐らく後期型のM16A2だろう。これはベトナムで使われたA1と比べて、ストックが延長されたりハンドガードを丸型に変えたりと、より使い易い形に変えられている。現在アメリカ軍は、キャリングハンドルを着脱可能にしたA3やハンドガードをレイルシステムに変えたA4に順次更新している。もしかしたらM4A1かもしれない。こちらはM16A2のカービンモデル(騎兵銃。要するに全長を短くして、射程を犠牲に取り回し良さを追求したもの)であり、M16A3で採用されたキャリングハンドルの着脱を既に搭載している。屋内での取り回しも良く汎用性も非常に高いため、市街戦を想定している在日米軍が使用している可能性は高い。マガジン容量は三十発。使用弾薬は5.56mm×45NATO弾(従来のM193ではなく、新型で貫通力に優れたM855(SS109)へと変更)。新兵の撃ち過ぎ対策としてフルオートを廃してセミ/三連バーストに仕様変更している。(マッギネスト)

M249ミニミ〔えむによんきゅうみにみ〕
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湾岸戦争時に連合国軍である米兵が使った銃。極めて殺傷力の高いライフル弾をばらまく。真1の銀座で売られている武器の中ではこれが一番オススメ。その後の悪魔使い戦でなかなかの威力を発揮してくれる。(ARL)FN社が1970年代に開発した新型軽機関銃。ミニミとはミニ ミトラリューズ(mini-mitrailleuse:小型機関銃)という意味を持っており、他の軽機関銃と比べて非常に軽量で、アメリカ軍のM60に代わる次期制式分隊支援火器として70年代後半から80年前半にかけて行われたトライアルに参加。多数の候補を抑え、見事M249の名前で制式採用を射止めた。その後は軍事大国アメリカの制式銃として採用された評判から注目を浴び、多数の国がアメリカに倣い制式火器として採用している。日本の陸上自衛隊も、主力火器を7.62mm×51弾を使う64式小銃から5.56mm×45弾を使用する89式小銃への武装更新に伴い、それまで制式軽機関銃だった62式機関銃に代わってミニミを採用している。しかし日本でライセンス生産された本機関銃は不良が多いという話もあり、未だ日本の機関銃製造技術が稚拙であると言う事を物語っている。使用弾薬5.56mm×45弾(M16A2以降と同じM855(SS109)である)。通常のベルトリンクによる給弾機構を採用した他、M16用の三十連マガジンも使用する事が出来る。この銃は軍が採用する他の銃器同様、年代を経る毎に何度かバージョンアップが為されている。旧SFC版でロウヒーローが持つものから推測する限り、真Iで使用されているものはM249が与えられた最も初期の仕様だと思われるが、無論この時代には既に上の仕様が採用されている筈なのである。いや、細かい事なんだけど。(マッギネスト)

MP5マシンガン〔えむぴーふぁいぶましんがん〕
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各国の警察で採用されているドイツ製マシンガン。一般にサブマシンガンと称される物はこれのようである。真1において序盤の要となる武器である。値段は25000円。現実世界でもこの値段で購入できるのであれば是非とも入手したい。(ARL)H&K社が1960年代に、同社の自動小銃HK31のシステムを短機関銃へと移植した物。初めて自動小銃の機構を短機関銃にフィードバックして成功した銃であり、その真価は連射では無く単射、即ちセミオートでの命中精度にあると言っても過言では無い。基本的に高価であるため、永らく日の当たらぬ存在であったが、1977年のルフトハンザ機ハイジャック事件、1980年のイラン大使館占拠事件でイギリスのSASに使用され、一躍脚光を浴びた。現在ではSWATや抗テロ部隊では標準的な突入用火器として使用されている。マガジン容量は十五、三十、四十の三種。9mm×19弾を使用するものの他、10mmや.40S&Wなどの大口径弾を使用するものもある。パーツ交換によって様々なバリエントが存在しているため、劇中で使われたモデルがどれかは不明。恐らくはスライドストックを搭載した定番のMP5A3か、A3の三点バースト搭載モデルであるMP5A5辺りだろう。(マッギネスト)

M41Aパルスガン〔えむよんいちえーぱるすがん〕
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『ペルソナ1』に登場した「ライフル」で元ネタは映画「エイリアン2」と思われる。劇中に登場した海兵隊が装備していた。名前から推察するとエネルギー兵器のようだが、映画版の設定では口径10ミリという大型の弾丸を使用しており、機関にレーザーパルスシステムを使用していることから特殊な弾丸を加速するか変換なりして射撃していると思われる。 ちなみにノベライズ版ではケースレス弾丸(薬莢の出ない弾丸)を使用している。『ペルソナ1』にはこれ以外にも映画や特撮が元ネタの装備が数多く登場する。 魔界から現れた悪魔たちは、さながら地球を狙って現れた宇宙人や怪獣であろうか。 それとも、新たなるフロンティアを求め、彼らの領域に踏み込んでしまった人類を待ち受ける異形の未知の生命体か。 別項目:[異界化][怪獣][ギルガメシュ]の項も参照されたし(アレイ)

M60マシンガン〔えむろくじゅうましんがん〕
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代表的な軽機関銃の一つ。第二次大戦中にドイツ軍の汎用機関銃に大いに苦しめられたアメリカ軍が戦後、兵器部門スプリングフィールドに製作させた銃で、1957年に制式採用された。ベトナム戦争に投入されたM60は重量があった為兵士達には嫌われたが、生い茂った密林の中でも比較的高い貫通力を維持した為、作戦では重用された。後に民間企業サコー社に生産が委託され、SEAL等の特殊部隊も含めて、今なお第一線で使用されている銃だ。ファミコン版2前半に購入できる銃。まぁ斬撃の方が効く悪魔も多い世界ではあるんだが。攻撃回数が多めなのは助かる側面もあるだろう。(willseek)女神転生2の発売時期を考えると、作中のモデルは「M60E3」であると推測される。これは持ち運びやすいようにキャリングハンドル(取っ手)をつけたり、本体の軽量化を図るなどして使い勝手を向上させたタイプである。ちなみに有名な映画「ランボー」でシルベスター・スタローン演じるランボーがブッ放しているのもこのモデルである。しかし、その改造が災いして銃本体の寿命も縮んでしまい、アメリカ陸軍及び海兵隊では次世代の汎用機関銃に乗り換えてしまった。本末転倒である。(ブタイヘイ)

エメラルド〔えめらるど〕 道具
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[古来より魔除として用いられたあざやかな緑の石]
5月の誕生石。清廉、幸福をを象徴する。かつてのクレオパトラもエメラルドをこよなく愛し、自らの名をこの宝石を産む鉱山に与えたという。真1では「魔除」を象徴してか、ラグショップにてコアシールドと交換してもらえる。(ARL)

エリゴール〔えりごーる〕 悪魔
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ソロモン72柱魔神の一柱。黒馬にまたがり黒い鎧に身を包み、槍と人間には判読できないマークを描いた旗を持った騎士の姿で現れる。戦争の結末を知り、彼の加護を受けた軍勢は敗走しなくなるという。財宝の隠し場所を教え、甘い愛とそれに伴う争いをもたらす。地獄の大公爵で60の軍団の指揮官でもある。ファミコン版2で幻魔として初登場した。真2以降は中級の堕天使として安定して登場している。物理攻撃に優れそれ用の技を持っている。アギ系魔法も得意だったが真3ではムドに変更された。(willseek)

エルズリー〔えるずりー〕 悪魔
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エルズリー・フレーダ・ダホミン。ブードゥーの愛と美の女神。最強のパワーを持った愛の女神とされ、贅沢さを象徴する愛・美・踊り・花・宝石・綺麗な衣服の要素を全て内包し崇拝者には気前よく分け与える。持ち合わせる愛の大きさなのか逆ハーレムなのか、蛇神ダンバラ、海神アグウェ、鉄と戦の神オグンの三人の夫を持つ。カトリックと習合した現在では聖母マリアと同一視される事もある。デビルサマナー登場の女神。古代の妊婦姿の地母神像に三人の夫を象徴する蛇達を巻き付けたデザインのようだ。魔法耐性が高く、回復魔法と呪殺魔法を併せ持っている。(willseek)尚、エルズリー(エジリ)の名自体はヴードゥーにおける女神一族の家名(ファミリーネーム)の様なもので、この名を持つロアは複数存在する。その最も代表的な一体である〜・フレーダ・ダホメイ以外にも、女性と幼児の守護神であり黒い聖母の姿で描かれる〜・ダントール、高齢の女性の守護神で自身も老婆の姿を取るグランヌ・〜、炎を纏う激情の女神〜・ラ・フランボー、泣き腫らした赤い目を持ち悲しみや嫉妬などの恋愛におけるネガティヴな感情を司る〜・ジュ・ルージュといった女神達がヴードゥーには存在する。(ICBT)

エルフ〔えるふ〕 悪魔
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ヨーロッパに伝わる北欧伝承起源の妖精種族。原語では古代ドイツ語のアールヴで、伝わる地方によってアルプ、エルファ、エルヴィン等と変わる。基本的に人間の姿をしており、老若男女様々な大きさで存在する。大体の伝承において自然と共に暮らす種族であり、住まう自然について深い知識を持ち、これを脅かすものは許さず、妖術を用いて排除する。また妖精の例に漏れず悪戯好きとも。不死かそれに近い長寿であり、身体能力にも優れているとされた。ファンタジー小説やゲームに取り入れられ、その中で尖った耳を持ち細身で美しく、高い知力を持ち弓矢や魔法を得意とするファンタジーならではのエルフ像が形成されていった。ちなみに人間より肉体的に脆弱だとかドワーフと仲が悪い云々も小説・ゲーム由来の設定である。女神転生1が初登場。ファンタジー小説由来のダークエルフも含めるとかなり多くのシリーズ作品に登場を果たしている。やはり小説の影響か、優美な女性のビジュアルが採用されている(ファミコン版1はキュートと言うべきか)。ちょっと回復魔法は使えるものの、正直合体材料になってもらうのが実際のところだろう。(willseek)

エレキングラブ〔えれきんぐらぶ〕
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ペルソナ1に登場する拳闘具。特撮「ウルトラセブン」で初登場し、その後のウルトラシリーズにも度々登場した怪獣エレキングがその名の由来だろう。その名の通り、電気による攻撃を得意とした。(ICBT)

エレジー〔えれじー〕 人名・キャラクター
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ゲーム「デビチル:赤」に登場する魔王アゼルの娘。自分の事しか考えてないパパに呆れて家出、新しい世界を創るためと魔界を奔走し何度も未来に挑みそして敗れるが決して負けを認めない。あのゴスロリっぽい衣装はアリスが元であろうか。漫画版の刹那との関係はゲーム版の未来と入れ替るような形になっており、つまりゲーム版では刹那と未来が異母兄弟であるのに対し漫画版ではルシファーとアゼルが兄弟という設定が加わり、更に未来がルシファーと血縁関係が無いという設定に変わっている。漫画版では魔王の座を奪うに至るに彼女の中にかつての自分にあった「父親」という光を見出しそれを恐れたアゼルに捨てられ、お供のアスモデウスとデモゴルゴンを連れて魔界を放浪していた。ヤケになってデーバ族の刺客としてビビサナを暗殺しに来た所を刹那に助けられ、以降フェンリルの提案で魔界統一の神輿として担ぎ上げられる事に。捨て子である自分の存在を呪い暴走する事もままあったが、刹那に支えられていくうちに彼が自分の事を遠くに居る未来と重ねていると知りながらも惹かれていく(血縁という事で「父親」の影を見出していた、とも思える)。最終決戦においては最後まで自分と向き合うことから逃げていた父との別れに涙を流すのだった。どう考えても漫画版のヒロインは未来ではなく彼女であろう。デーバ族・シュラ族との戦で勝手な行動を刹那に叱咤され頬を膨らましたり、刹那の単独作戦に「仲間外れにしたバツだ!」と勝手に参加したり(この時の笑顔にノックアウトされた人多数)、未来を想う刹那を見て(寝ながらだけど)涙を流したり、極めつけは高城の悪夢にうなされる刹那への「王子様はね、お姫様のキスで目を覚ますんだよ」…たまらんぜ藤異先生!!…と、これらの描写から漫画版の彼女は「真1」のゆりこ(リリス)をモチーフにしているのではないかと推測される。「偽典」の飛鳥泪も考えられるが…はたして作者が知っていたかどうか。またアスモデウスとデモゴルゴンに「姫様」と呼ばれている事や、今で言う「ツンデレ」な部分は「DDS2」の魔女を連想させたりもする。アニメ版で登場しなかったのは不運だったと言うべきか幸運だったと言うべきか…。(aba)

エレボス〔えれぼす〕 悪魔
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ペルソナ3フェスのエピソードアイギスに登場するラスボス。アルカナは不明。 闇や闇黒の塊が獣の姿をした異形の怪物。ギリシャ神話に登場するカオス(混沌)から生まれたとされる原初の神の一つ。 ニュクスとは兄弟関係でもある。 別名、タルタロスとも呼ばれている【P3FES】の世界では、ニュクスが\"滅び\"に対して、エレボスは人々が軽い気持ちで\"死\"を願い生まれた存在。つまりニュクスとエレボスが交った時に\"世界の破滅\"が訪れるのである。(シシン)ギリシャ神話のエレボスとは「地下の闇」の事であり、比較的地上に近い層の暗黒を意味する。太古からハデス(冥府)共々混同される事はあったが、罪人が幽閉される最深層であるタルタロスとは本来別物である。(willseek)

エロヒム〔えろひむ〕 悪魔
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古代ユダヤの太陽神で、唯一神ヤハウェの異称の一つとして用いられている。神と訳されるが、元来は神を意味する一般名詞エルの複数形「神々」とも考えられる。創世記の文面からすると、かのイェホヴァー(ヤハウェ)はあくまでエロヒムの一柱として天地やアダムの創造に参加したとも解釈できるのだ。カバラの神秘学体系の生命の樹セフィロトにおいてはコクマーを司る者として位置付けられる。召喚魔術の呪文に神の名を織り込みその加護を願う事は意外に多いものだが、有名な「エロイム・エッサイム」などは、この神(々)の加護を願うものである。真2において方舟内に出現するボスの一つである神霊。コロナの燃え盛る太陽を思わせるプラズマをまとう球体姿で、中に渦巻く火炎は人の顔のようにも見える。特技エロヒムの光はこちらの最も運の低い者から順に石化していく技で、神罰で塩柱になる呪いを思わせる。悪魔の存在を一切認めない立場として戦いを挑んでくるのであった。(willseek)

焔口〔えんく〕 悪魔
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仏教に伝わる餓鬼の一種で口から火を吹き飛んでいる虫を焼いて食べる事を許されているという。仏経典「仏説救抜焔口陀羅尼経」によると、釈迦の十大弟子で多聞第一と称された阿難という者が瞑想していたある時、焔口が現れ阿難の死が近い事と死後自分のような餓鬼に生まれ変わる事を告げた。驚いた阿難がどうしたらその運命を逃れる事ができるかと尋ねると、餓鬼は世に溢れる無数の餓鬼達に飲食を施し供養して欲しいと語った。阿難は釈迦の助言に従い棚に山海の飲食を供え、供養の儀式を行った。結果、餓鬼達は救われ阿難も釈迦の弟子の中で最も長生きをしたという。これが施餓鬼(せがき)の由来である。そこで供えられる施餓鬼米は餓鬼達の心を救わんとする心意気なのだ。デビルサマナーに登場する幽鬼。ピンク色のガキが口から火を吹き上げているビジュアルである。ファイヤーブレスが強力で、氷結系攻撃は弱点にしていないので要注意だ。(willseek)

エンケラ〔えんけら〕
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ペル1の投具。漫画「銃夢」で登場した、サイボーグが用いた兵器。5cm程の羽虫の形態をした小型飛行メカで、機体自身をプラズマ化させ標的に突撃する。一機で人間一人をた易く焼死させる威力を持つ。(ICBT)名前の由来は多分、エンケラドゥス。土星の衛星なので、チャクラムのような形状の武器なのでしょう。(花梨)

エンゲージリング〔えんげーじりんぐ〕 籠手
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ハッカーズより、非売品で呪殺反射・打撃弱点の相性を持つ「愛のぬくもりが失われた指輪」。婚約指輪(engagement ring)の事。この様な物が単体で見付かるという事は、ゲーム内解説の通りなのだろう。ローグライクゲーム「NetHack」では指輪系アイテムの未識別名の一つが「婚約指輪(engagement)」であり、これが着想元かも知れない。(ICBT)

円月殺法〔えんげつさっぽう〕 特殊攻撃
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偽典より、やや離れた敵にも届く2回攻撃を行う剣技系特技。真2・ifの無想正宗の追加効果SLEEPの由来となった筈だが、偽典におけるこの技に追加効果は無い。時代劇小説「眠狂四郎」シリーズより、主人公の眠狂四郎が使う秘剣。下段の構えから円月の如く刀で大きく弧を描く事で一種の催眠術の様な効果を発揮し、それを見る敵の闘志を虚脱させ束の間の眠りに陥らせ、その隙を突き斬殺する。狂四郎が二十歳の時に流れ着いた瀬戸内の孤島にて、ある老剣客から剣術を学び、僅か一年で全ての技を修得し終えた後に編み出したという。彼の愛刀である無想正宗も、この時に老剣客から譲り受けたものだ。(ICBT)

偃月刀〔えんげつとう〕
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真2が初登場の湾曲した刀身を持つ刀。中堅クラスの高い攻撃力を持ち、攻撃回数も最低二回以上だ。POIZONの追加効果があるが、毒でも塗られているのだろうか。偃月刀で有名なものは中近東やインドで使われていたシミターや広刃になったフォールチョン。重さで断ち切る事の多い直剣とは異なり、刀身は軽く素早く取り回して軽装の相手を切り裂くのに向いている。西洋のサーベルなどもこの系譜だ。中国の偃月刀となると長い柄を持ち槍状武器となるが重量が大きい為実戦での使用は少なく、どちらかというと訓練用やその装飾性から演舞用に用いられた。実は有名な関羽の青龍偃月刀は、残念ながら彼の生きていた時代にはまだ偃月刀自体が登場していないので創作だったりする。(willseek)中国・宋〜清代に見られた長柄武器の一種。全長はおおむね2〜3m前後で、その名の通り大きく反り返った長く重い刃を持つ。日本の薙刀を幾回りかゴツくしたような形状、といえば伝わりやすいだろうか。切れ味よりも重量によって叩き斬るための武器である。『三国志演義』において猛将・関羽が愛用した偃月刀は銘を「冷艶鋸」という。重さ八十ニ斤(約48kg)というかなりとんでもない代物だ。 関羽の偃月刀が鍛えられた際、炉の中に青龍が飛び込み、刃の彫物になったという民間伝承もある。(ky)

エンジェル〔えんじぇる〕 悪魔
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天使。唯一神に仕え、様々な役割を受け持ってこの世の維持と運営の為に立ち働く精霊達。一般的に翼を生やした女性の姿を思い浮かべる事が多いがこれは比較的近代に形成されたイメージであり、元来は男性的、または中性的な存在である。狭義にはこうした天使達を9階級に分けた内で下級第三位に位置する天使達の事であり、最も物質界及び人間に近い者として神と人との仲介を行う。彼ら及び神の声を聞き、それに従って生きるかどうかは人間の自由意志に委ねられている。人に近い姿でイメージされる天使達だがそれは地上に顕現する時のものであって本来は姿の見えない存在であり、古い文献ではより異形の姿で伝えられるものも多い。許しがたい悪に対した時には戦いも辞さず、中には大規模な破壊を司る荒々しい天使達もいるという。初登場はファミコン版2だがほとんど印象に残らなかった。脚光を浴びたのはLAW-CHAOSの対立軸が確立され、天使9階級が全て登場した真1からだろう。黙示録や正義をひたむきに追求する危うさを表現する為か、作品内の集団としての天使達はいささか厳格で苛烈な側面が目立っている。またデビルサマナーや真3では一つ目の目隠しをして露出度の高い格好のセクシー女性型のエンジェルになった。目隠しの一つ目は善なるもののみを見て悪を理解しようとしない暗喩になっているらしい。仲魔としては回復・破魔系魔法に恵まれ、合体にも役立つ存在になってくれる。(willseek)

エンジニアブーツ〔えんじにあぶーつ〕
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SS版ハッカーズ、P3より。機械技師(エンジニア)向けの労働作業用安全靴。特徴としては、作業時に引っ掛かる恐れのある靴紐に代わりバックルの付いた革ベルトが足首の周囲にかけて配置され、裾を留める為に入り口部分にも同様にベルトが付く。靴底は専用の発泡硬質ゴム製で耐油・耐摩耗に優れるが不整地の歩行には不向きとされる。そのデザインがファッションとして取り入れられ一般にも着用されるが、その場合は作業靴・安全靴としての機能を除かれる事が多い。(ICBT)工業に携わる場合、落下したものによる怪我を防ぐため、上面に金属板を仕込んでいることがあり、そこそこ重い。そのため、他のゲームでは速度が減る場合もある。 実際、慣れていないと足首を痛めるほどである。(HAZE)

エンゼルヘアー〔えんぜるへあー〕 道具
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真1ではLAWの仲間の全員のHPと状態変化を回復してくれるアイテムである。但し他の属性の者が居ると、そのキャラはダメージを受けてしまう。基本的には綿のようなものの一種である。クリスマスのデコレーションツリー等に用いられる物にこの名前が付いていることもしばしば。ゲームでは「まぁ天使だしいっか」ってな具合でロウ用のアイテムとされてしまったのであろう。(ARL)どっかのお馬鹿ヒーローは、ミカエルに対して「これはどこのけですか?」と尋ね、天罰を喰らったそうです。そりゃそうだ(爆)(ニャルリン)オカルト絡みでは穏やかな風の吹く日にそよそよと空を舞っている謎の半透明な繊維状の物質の事。人や地面に接触すると間もなく溶けて消え去ってしまう。UFOと一緒に現れる事がよく報告された事から、UFOが放出したなんらかのエナジーの類ではないかと言われたりもしている。(willseek)

エンゼルリング〔えんぜるりんぐ〕 道具
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真1に登場し、アスラ王への門を開くために必要であった。製造するためには三大天使を合体させることが必要。カオスサイドはこのアイテムの存在を恐れていたためか、唯一製造をすることが出来る「合体マスター」をスガモプリズンの特別牢に捕らえていた。(ARL)

役小角〔えんのおづの〕 人名・キャラクター
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[634-??]
修験道・密教の祖。彼は幼少の頃から誰に学ぶでもなく梵字(サンスクリット文字)を書くことができたと言う。そこに目を付けた飛鳥寺の慧観という僧が小角に「孔雀明王法」という呪法を教えたところ、あっさりと極められてしまったらしい。それから小角はひたすら修行に没頭。山岳の中にて「擬死再生」という修行体験を行っていた。41歳になったあるとき、彼は奈良の金峯山にて修行中、自らの守護仏を探し求めていた。彼の「擬死再生」によって出会った仏は「釈迦如來」「千手観音」「弥勒菩薩」「金剛蔵王権現」の四体。混沌とした世界においての人々の救済を目的とした小角の意に前者三体はそぐわず、結果として金剛蔵王権現を自らの守護神とし、祈り始めたのであった。そのころの彼は前鬼や後鬼を初めとする「式神」を既に従えていたという。そんな式神の中に一言主という者がいた。彼は小角が65歳のとき、葛城山と金峯山に橋を架ける作業を手伝わされていた。しかし自らの醜さを人に見られたくない一言主は、太陽に照らされる日中の作業を極端に嫌がった。それでも小角は自分を無理矢理働かそうとするため、怒った一言主は里人に取り憑いて、朝廷に「小角に謀反の心あり」と託宣した。結果小角は伊豆へ島流しにされてしまう。が、二年もすると小角は許され、無事故郷に戻ってきた。その後彼は母を連れて「私は仙人になる」と言い残し姿を消したのであった。以上が小角に関する一般的な定説である。彼に関する有名な土地としては和歌山県の龍神村がある。ここは小角が見つけだしたとされる、温泉と名水の名高い村である。(ARL)エンノオヅヌ、役行者と呼ぶ事も。なお本尊とした荒々しき蔵王権現はソウルハッカーズで破壊神として合体で呼び出す事ができる。(willseek)

¥の紙くず化〔えんのかみくずか〕 出来事
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真1において所持金が文字通り紙くずと化してしまった事件。金剛神界での試練を乗り越え主人公達が現世に戻ってくると、そこは30年後の荒廃した世界だった。ボロをまとった物乞いに所持金を恵もうとすると¥はもはや何の価値も持たないと吐き捨て物乞いは立ち去ってしまう。主人公達の持っていた¥は「紙くず」同然になってしまったのであった。買い取ってくれる好事家がいただけめっけものである(裏技はイレギュラー)。これは金銭に至上の価値を置く者達への皮肉となるイベントだろう。金銭はそれに価値を認める社会的合意・認識あってこそのものである。その合意が崩れれば、まさに絵の付いた紙切れや金属片でしかないのである。金は望みのものを手に入れる可能性を得る為の道具の一つでしかない事は頭の片隅に置いておいてもいいだろう。(willseek)きっと大破壊後の東京には「こんなもんケツ拭く紙にもなりゃしねぇ〜!」とか言いながら万札を捨てるモヒカン頭がいて、そしてその万札に描かれているのは聖徳太子だったりするのだろう。(aba)所持金が消えていく様といったらもう計り知れないものがある。 しかも一気に消えるのではなく、少しずつ消えていくのだ。 大破壊がもたらした影響をもろに受けるイベント。()金剛神界から戻ってきて進むと必ずこのイベントが発生する。属性変動も何もない、何気ない、しかし大きなイベントである。(wac_toriaezu)上記の裏技は、アイテムをケチっていると、無意識に実行することがある。要注意。(HAZE)

\のたば〔えんのたば〕 道具
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真1の主人公たちが金剛神界より現世へと戻ってきた際、物乞いが彼らに金を恵んでくれといってきた。その際に恵んだ金に対してその物乞いは魔ッ貨以外に価値はないと言う。そして主人公たちの貯めて来たは単なる紙くずにもなってしまったとさ。しかし、古銭マニアのお爺さんにこのアイテムを渡せば相応の魔ッ貨をもらえる。大破壊後の明日を生きることすらままならぬ世界で価値のない札束に価値のある貨幣を支払う・・・・この御大の社会的な力もすごそうだ。当然のようだがこれも大破壊後の世紀末覇者を目指すのならコンプリートしておきたい一品だ。「今時、ケツ拭く紙にもなりゃしねぇってのによぉ!」(華狂院.jr)

\のたば〔えんのたば〕 道具
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SFC番ではアイテム欄がいっぱいになっていると所持金額そのものが魔貨に変換されていた様に記憶して居ます。 例:¥10,000→10,000魔貨(顔無し)

エンプーサ〔えんぷーさ〕 悪魔
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古代ギリシャで月と魔術の女神ヘカーテに従い、その仕事を手伝ったとされる女性の夢魔あるいは魔女。とはいえそのイメージが固まったのは中世ヨーロッパ時代である。美しい女の姿で旅人を誘惑しては喰い殺したり、寝室に忍び込んで男達に悪夢を与えながら血を吸ったとされるが、一説にはその片足は青銅でできているとか、雌犬の姿をしている等と言われる。魔力の集中しやすい交差点や三叉路に好んで出没するという。比較的序盤レベルの夜魔として真2から登場している。容姿はヘカーテの雌犬と呼ばれる姿をモチーフにしているようだ。今後再登場があれば、より妖艶な人型系のアレンジも見られるかも知れないが、リリム等と被りそうなので難しいところだ。(willseek)IMAGINEで初3D化。青色の毛皮にライオンの前足と馬の後ろ足を持った美女の姿をしており、他の女性悪魔に負けず劣らずの美貌を持っている。爪での攻撃とドルミナーを得意としている他、成長させるとジオ系魔法やディア系魔法を覚える。永遠の眠りを覚えるため、ドルミナーとのコンボも狙える。(O.M.)魔神1では複数形である「エムプウサイ」の名で登場。種族は邪神で、デザインも他作品とは全く異なり、アバドンやトウテツ(この二体は真1に準じる)の色違いである。これは水木しげるの著作を資料とした事に拠るものと思われる。IMAGINE以前に、NINEにて3D化されている。(ICBT)

煙幕弾〔えんまくだん〕 道具
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使用すると辺りに煙が立ちこめ、敵から姿を捕らえられにくくなる。まさしく「敵を煙に巻く」道具なのだ。ゲームに出てくる物は、使用すると敵から確実に逃げることができるアイテムで、イメージ的には忍者が使うような「煙玉」に近い。そう、メガテンの主人公達はあんなナリをしながら、実は「忍び」の技を体得しているのであった!…冗談です。(ARL)トラエストの代わり。魔神1ではこれを使って佐田研究所でLVを60にしてヒロインにいきなりリムドーラを覚えさせる事が出来る (使わなくても出来るけど万一の為に・・・)(Green Man)

旺気の杖〔おうきのつえ〕
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真2において唯一攻撃力255を示す最強武器の一つ。男女共に装備可能であり、最大7回の攻撃回数とCLOSEの追加効果を具えている。運が良ければ魔人ゴーストQが稀に落とす事がある。旺気とは意気盛んな気風を表し、ゴーストQの性格から考えるとここでは途方もない食欲に邁進する様を象徴した名前だと思われる。実際攻撃をくらうと発動すべき魔力まで貪られ、CLOSE状態に陥ってしまうのである。(willseek)

黄金銃〔おうごんじゅう〕
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黄金色をした銃という意味。同名の武器が007にも登場するが、真女神転生での黄金銃はビームをばらまくサイコガンと言った感じである。真1では後半役に立つ銃。これよりも後の銃は威力と値段のバランスが取れておらず、とりあえずはこの銃を装備するのが良い。真2では全体攻撃を行える。これに神経弾を組み合わせるとゲーム全体を通してかなり楽に攻略出来る。(ARL)初出は『女神転生2』であり、元ネタは映画『007 黄金銃を持つ男』と思われる。映画の中では黄金製の万年筆が銃身、カフスボタンがトリガー、シガーケースがグリップ、ライターが薬室にあたり、これらの部品を変型させて組み合わせることで1丁の単発拳銃になるというもので劇中では元祖・吸血鬼俳優(?)「クリストファー・リー」演じる敵役が使用しており、殺す相手にはその名前を刻み込んだ黄金の銃弾を撃ち込むという設定であった。ちなみに『女神転生2』で最初に手に入れる「ガン」、「ワルサーPPK」は007の愛銃として活躍していた。この他にも『女神転生2』には映画で活躍した銃が数多く登場する。この「黄金銃」。だいたい終盤になって購入できるのだが、FC版『女神転生2』でコレを売っている武器屋は「黄色いガイコツ」…。コイツの素性は「コウモリだけが知っている」のだろうか…。(アレイ)

黄金のたてがみ〔おうごんのたてがみ〕
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偽典より、獣系悪魔用の頭部防具。魅力上昇の効果有。解説には「光輝く」とある。単純に牡ライオンの鬣の表現でもあるが、神話でもしばしばこの意味の名の騎乗用動物(主に馬)が登場し、優れた乗騎としての能力を発揮する。「輝くたてがみ」(→項目参照)と同様、古代信仰における太陽神の駆る神馬から発した伝承であろう。北欧神話に登場する巨人フルングニルが所持し、彼が倒された後はトールの息子マグニへと与えられた駿馬グルファクシの名の意味がそうであり、フレイの乗騎である猪グリンブルスティの名も「黄金色の剛毛」もしくは「黄金色の鬣」の意とされる。ロシア民話でも火の鳥と引き換えに「金の鬣の馬」を要求される逸話が存在し、ギリシャではペガサスが鬣を始め全身が黄金に輝くとの描写がある他、ポセイドンが金の鬣を持つ四頭の馬が牽く戦車に乗るとされる。(ICBT)

王の中の王〔おうのなかのおう〕 特殊攻撃
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[High King]
真3マニアクス、大魔王ルシファー専用スキル。全体へ万能大ダメージとBINDの効果。その巨体から敵全体を挟み込む様に両手を構え、その間に幾筋もの電光を走らせての攻撃。セルフパロディ的に「世界樹の迷宮2」でもボス専用の電撃系攻撃として登場している様だ。旧約聖書に見られる、神を表現する言葉の一つ。ヨハネ黙示録の四騎士の一、ホワイトライダーの衣と腿にはこの文字が記されているという。和訳としては「諸王の王」とも。北米版名の「High king」もほぼ同様の意味。「主の中の主」も同様の表現であり、併せて用いられる事も。後のキリスト教では三位一体説を経由してイエスを指す言葉として用いられ、現在一般的にはこの用法が通例となる。神を気取った傲慢なる者が自称する場合もあり、七つの大罪の傲慢はルシファーに対応する。又、グノーシス主義を採用したキリスト教異端カタリ派の説に拠れば、旧約聖書の神(ここでは即ちデミウルゴス)こそがルシファーであるとも。歴史上においては強大な国が周囲の国々に対してその力を誇示する為、もしくは各地の王の統率者といった意味合から、王の称号としてその意味を持つ語を冠するケースが見られる。先述の旧約聖書の表現自体もこの内の一つ、古代ペルシャの王号であるシャーハンシャーが由来だとされる。この名とルシファーが結び付けられた直接の由来は、ナムコのFC用シミュレーションゲーム「キングオブキングス」に拠るものと思われる。本作は当時のATLUSが開発し、金子一馬がデザイン担当、そしてシナリオモード「ルシファーとの戦い」では名の通りボスがルシファーだ。(ICBT)

「おーい こっちこいや」〔おーいこっちこいや〕 発言・表示
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おっさん系の悪魔が言ってくる言葉。こちらは近づくか無視するかを選択出来る。それにしても本当にオヤジ臭い。しかもどことなく広島弁を彷彿とさせるので、広島人である私はこの言葉を見るたびに顔がほころんでしまう。(ARL)

オーカージェリー〔おーかーじぇりー〕 悪魔
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ペル2より、TOWERに属する悪魔。ゲーム内解説文がスライムのものと全く同じ文章となっているが、これは設定ミスだろうか、それとも本作では大した違いが無い事からの意図的なものか。Ochre jelly、「黄土色のゼリー」の意味で、D&Dを原典とするモンスター。生物的にも耐性や弱点といった特徴も(D&Dにおける)スライムとは全くの別物だが、見た目的には単なる色違いモンスターである。D&Dの特徴として、この類の粘液型モンスターのバリエーションが非常に豊富という点が挙げられる。(ICBT)

オーカス〔おーかす〕 悪魔
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ローマ神話の死神。頭は豚で背にはコウモリの羽を持つ。好物は自ら殺した死体。食欲の権化ともされる。if…に登場。しかしその正体は魔神皇に変身させられた軽小坂高校校長で、飽食界にてひたすら料理を喰らい続けている。(ARL)純粋なローマ神としてのオーカス(オルクス)は、死とそれを賭けて宣誓を行うエトルリア由来の神格であり、誓いを破る者には当然死が訪れるとされた。代表的冥界神であるプルートとも同一視されている。豚顔や暴食のイメージが伴うのは豚の生贄が捧げられる中世ヨーロッパの悪魔としての姿と、更には指輪物語に始まるオークのイメージに拠るところが大きいだろう。畏れられる魔神は恐れられる悪魔に堕ちたのである。(willseek)真・女神転生ストレンジ・ジャーニーでは魔王として登場しボス悪魔の一人として主人公たち調査隊達に立ちはだかった。セクター・カリーナを治めている。 その貪欲な性格は増している。(Mr.ダックン)

オーガ〔おーが〕 悪魔
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中世ヨーロッパ各地の伝承に名を残す人喰いの鬼・巨人。圧倒的な腕力を持ち魔力も操るとされる。有名なのはペローの童話「長靴をはいた猫」に登場する巨人オーグルだろう(英語読みでオーガになる)。オーグルの名称の由来については東欧に流入した勇猛で脅威的な遊牧民オノグル族に由来する説と北欧神話のオーディン神の別名ユッグから来ているとする説、オークと同じくローマ神話の冥界神オルクスに由来するという説がある。ちなみにオーガには女性もいるようで、女性形のオーグレスで呼ばれる。オーガ達は伝承物語中では山や丘に棲み怪力と高い知能を誇り、魔法を駆使したりする。しかし主人公達は大抵そんな彼らを知恵や勇気で出し抜き、やり込め栄達を得るのである。まぁ最近だとそういう固定イメージへのアンチテーゼとしてシュレックのような例もあるが。ファンタジーRPG御用達の悪役で様々な作品に盛んに登場する。女神転生シリーズでも邪鬼としてファミコン版1からいくつもの作品に登場している。序盤はその怪力がやや脅威になる。魔力攻撃・防御はほとんど期待できないので仲魔としてはイマイチ。(willseek)

大霧〔おおぎり〕 特殊攻撃
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NINEの未登場悪魔・破壊神シュウの専用特技。効果の詳細は不明だが、フォッグブレスの上位版的なものと思われる。ダーウー。日本でいう「濃霧」にあたる中国語表現。蚩尤が黄帝との戦争の際に、妖術で大霧を発生させ黄帝の軍勢を惑わせる。これに対し黄帝は方位を示す指南車を用い、これを破った。「平妖伝」によるとこの霧は「霧母」もしくは「霧幕」という道具によるもので、その形状は長さ8〜9尺の巻いた布の様であり、広げると視界を遮る程の霧を発し、巻けばそれが収まる。広げた長さに応じて霧の範囲が調節され、全て広げきればその範囲は百里にも及ぶとされる。蚩尤の討伐後は九天玄女が天界へと持ち帰り、玉帝へ献じたという。(ICBT)

オーク〔おーく〕 悪魔
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豚の頭をした子鬼。人を含めなんでも食べてしまう。短命。繁殖率は極めて高い。自分より弱い者に対してはいたぶり、強い者に対してはヘコヘコするという嫌な性格をしている。常に餓えている食欲の権化で、何か食べているとき以外はとても不機嫌である。真1では秘密研究所にて出会う悪魔。ザコキャラ以外の何者でも無い。(ARL)原典はトールキンの大作ファンタジー小説「指輪物語」である。ローマ神話の冥界神オルクスはギリシャのハデス同様、名前自体が死者の国そのものを指す言葉と考えられ、「死者の国の怪物」といった意味合いで生まれた古英語の「オーク=ナス」からトールキンはオークの名称を引用したとされる。なお豚顔は指輪物語のオークではなくそれ以降のファンタジー小説やゲームに見られた表現だが、これはアイルランド語のorcが豚を意味していた事に由来するという説がある。(willseek)

大楠鎧〔おおくすよろい〕
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魔神2より、パラノイア・エレスで入手出来る楠公シリーズの防具の一つ。仲魔死亡数0でのクリアが入手条件となる。楠木正成の通称「大楠公」より。正成の息子・正行が「小楠公」と呼ばれたのに対し、正成自身は「大楠公」と呼ばれる。(ICBT)

大月先生〔おおつきせんせい〕 人名・キャラクター
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if...に登場した、軽子坂高校化学教師だった人物。あらゆる事象をプラズマ現象に還元する「信仰」を持っていた。魔神皇ハザマの存在を知り、心酔して一方的に部下になった。自らの身体を機械化しながら何度も主人公達を邪魔してくるが、最後は頭部を除いて全身をプラズマパワードロボと化し、激闘の末敗れ去った。「〜には科学的根拠がない!」が口癖。一昔前にそのまんまなモチーフの人物がいた、少々危険なキャラクターである。(willseek)

オーディン〔おーでぃん〕 悪魔
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北欧神話の主神。古ノルド語ではオージン、ドイツ語では ヴォータンと呼ばれる。隻眼の老人の姿で描かれる戦争と死と魔術の神であり、知識と戦力とする英雄の魂を集めるのに非常に貪欲かつ陰湿とされる。知識を得る為に自らの片目を差し出す程である。必ず命中する槍グングニルと増殖する黄金腕輪ドラウプニルを持ち、八本脚の神馬スレイプニルを愛馬としている。フギン(思考)、ムニン(記憶)という2羽のワタリガラスに世界中を回らせ、様々な知識を得ている。またフレキ(飢えるもの)とゲリ(貪るもの)という2匹の狼を引き連れ、自分の代わりに食事をさせるともいう。兄弟はヴィリとヴェーの二人だが、原初の巨人ユミル殺害と世界創造以外には登場しない。正妻フリッグ以外に愛人の女神や女巨人が何人か居り、やる事はやっているようだ。ギリシャのゼウスと同じく、アングロサクソン系の貴族・支配階級でオーディンの末裔を名乗る者も多かった。支配者階級の信仰篤い神なのが特徴である。なお雷神トールはオーディンの最有力な息子で、こちらは個としての戦士の理想像とされている。ファミコン版1から登場していた女神転生シリーズでは馴染み深い魔神。真1以降は兜と眼帯をした裸マントの姿が印象深いであろうか。ソウルハッカーズでの周囲に魔術のルーン文字を散らした老人姿も面白いが。神話を反映して魔法に大いに優れ物理攻撃力も高く、中級以上の比較的強力な仲魔として使える。(willseek)片目を潰した他にも、彼は知識のために色々な無茶をしている。宇宙樹ユグドラシルの枝に首を吊り、それだけでは飽き足らず魔槍グングニルで自らの心臓を貫いた事もある。仮死状態になって冥界の知識を取りに行ったらしい。そうして得た知識から作り出されたのが古代ルーン文字である。戦争の神であり、また暴風の神でもある事から、中世バイキングにも非常に強く支持されていた。3兄弟であり、兄はトール。弟はマイナーだがフレイ(むしろ所持する宝剣ファルシオンの方がフレイ自身よりも有名か)。(クラン犬)真3等のフンドシマントのデザインは、どこかギャグ○ンガ日和を思わせる。デビルメイクライ2(マニアクスのダンテの元のゲーム)に、フレキ・ゲリとともに登場している。その際の名前はボルヴェルクであった。ボルヴェルクのラティを思い出す人もいるだろう。(テラダイン)真・女神転生IV FINALでは土居氏によりデザインが一新。青いマントのついた黄金の鎧を身につけ、右手にグングニルを持ち、左手にはカラスを乗せ、左目には隻眼を思わせる蒼炎をたたえた、概ね戦闘時における装備の伝承を忠実に再現している。登場の仕方ゆえか、前作「IV」のあるクエストをクリアしたプレイヤーからは憎悪の念で見られている。このほか、色んな意味でプレイヤーに鮮烈な印象を与える悪魔。Nintendo Switch向けに発売される新作のPVでは数多の悪魔たちの中で一番最後に登場。デザインは土居氏の描いたものになっている。(nattou)

AUTO〔おーと〕 コマンド
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オートバトルを行うコマンド。戦闘時に選択。これを行うと戦闘が気持ちよいほどサクサク進む。女神転生では戦闘すらデジタル化しているのだ。しかし昨今のメガテン関連のゲームはオートバトルが非常に重い。それが私を「こんなのメガテンじゃ無いや!」と言わせる原因の一つだったりするのだ。(ARL)なおこのシステムへの過度の依存を避けるため、シリーズには代々物理反射能力を持ったアクマが出演している。(墓石ないで)強い武器を持ったまま過信して最初からこれを選んだりすると、反射などで即死するある意味恐怖のコマンド(フェリオ)AOTO中にヒノカグヅチを装備したキャラが魅了された日には目も当てられない状況に陥る。(MASA)最近のコマンド式シリーズ作では通常攻撃のみを繰り返すか、前ターンの魔法・特技等細かい動作を反復するかを切り替える事が出来、むしろかつてより使いでが良くなっている。ギリメカラ等では魔法攻撃を一度選択してからAUTOにすればいいのだ。AUTOは使用と解除のタイミングが問われるコマンドでもある。(willseek)ファミコン版1から存在する由緒正しいコマンド。 ファミコン版1では、幻獣バグとAUTOコマンドで戦闘すると、「ナカジマはデバッグしている」というメッセージが表示される。芸が細かい(HAZE)

オートマータ〔おーとまーた〕 地名・場所
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ソウルハッカーズの芝浜コアにあるショップのひとつ。表向きはアンティーク人形店であるが、サマナー相手には戦闘系のアイテムを販売してくれる。幼女のような服装をしている店主の老婆は、周囲の人形たちの『声』が聞こえるらしく、PS版追加イベントでメアリを連れて訪れると彼女に対して特別な反応を見せる。また、ヒトミとネミッサの関係も見抜いており、ストーリー終盤に話をするとヒトミの存在が消えかかっていることを主人公に指摘するセリフも存在する。謎の多い人物である。店主のモデルは当初岸田今日子を想定していたそうだが、キャラデザイン担当の副島氏が彼女のことを知らなかったため、今のような感じになってしまったそうである。(CF)

AUTOMAP〔おーとまっぷ〕 コマンド
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一度歩いた場所を記録した地図を表示するコマンド。作品によっては施設がアイコン表示されたり特定の地点にマーカーを表示させたりする機能が付いている場合もある。COMP無効地帯以外では非常に重宝するコマンドだ(大概一発でマップ表示できるジャンプキーも別に付いているが)。最近はゲームの利便性上、COMPの使われない作品でも探索済マップ表示機能が付いている事が多い。(willseek)

オードリー〔おーどりー〕 悪魔
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動物の血を好物とする悪魔花。食虫植物が巨大化したような姿をしており、花弁は牙を生やした口になっている。小さい内は小動物や昆虫の体液で満足するが、成長すると手当たり次第に人間を含む周囲の生物を喰らいだす危険な存在になる。B級ホラー映画「リトルショップオブホラーズ」出典の植物悪魔である。真2登場の序盤レベル妖樹。黄・赤・緑と派手な色合いが特徴だ。序盤戦の障害なのでHPを減らされ過ぎないよう気を付けよう。(willseek)

大己貴〔おおなむち〕 悪魔
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記紀神話に登場する大国主の多くの異名の一つ。異名が多いのは複数の神々の逸話を統合した為と考えられ、オオナムチの名は出雲地方の土着の蛇神のものであったともされる。因幡の白兎を助け、須佐之男の試練を切り抜けて須勢理比売と結ばれ、兄弟を退けて他の国津神達と協力しながら日本の国土を築き上げた。最後は天孫降臨の威光に屈服して国譲りを行い、根の国へと退いたという。大黒天とも同一視され、現代においては比較的よく知られる神であろう。ファミコン版2では妖魔で登場。真2・if...では人頭蛇身の異形の姿だが比較的高レベルの国津神として登場し、真2では封印から開放する事で助力を得る事ができる。実は非常に奥さんが多い。神話でも美男子でモテた様だ。須勢理比売が嫉妬に狂う逸話まである…。真2・if...では蛇体で生憎…と思ってたら、真3でオオクニヌシとして美男の造形で登場を果たした。(willseek)

大幣〔おおぬさ〕 道具
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ペル2より、状態異常「憑依」を回復する消費アイテム。LB3では「おはらいぼう」の名で登場。大麻とも(読みは同じ)。神道で使用する祓具。先端に紙垂を付けた榊の枝である。榊ではなく白木の場合は「祓串」という。「玉串」もほぼ同義のものであり、この名はかつては文字通り玉で飾られた事が由来とされる。紙垂の付いた先を対象へ向けて左右に振る事で穢れを払い、祓われた穢れは対象から大幣へと移るという。又、神霊の依代としても用いられる。(ICBT)

オープンリーチ〔おーぷんりーち〕
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(主に)真3系において、悪魔会話で詰んでしまうこと。どちらを選んでもこちらがパトる要件が悪魔から提示されること。ジレンマ。瀕死時(特に仲魔が全滅している時)に「力を吸わせて頂きましょう」という要求が来た場合がまさにそれである。イエス→力を吸われてHPがゼロになりパト。ノー→気まずくなり、敵にターンが回り、攻撃されてパト。麻雀において、リーチする際に自分の牌を公開することにより、通常のリーチを1翻増しとするもの。(テラダイン)

オオミツヌ〔おおみつぬ〕 悪魔
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正式には八束水臣津野命(ヤツカミズオミツヌノミコト)。出雲土着の神話集とされる出雲風土記に登場する神。古事記では須佐之男の子孫とされる。彼は出雲の国を見て随分小さいと思い、あちこちから土地を引き寄せてきて大きくしようと思い立った。彼はあちこちの土地に縄をかけて引っ張り(国引き)、少しずつ今の島根半島を形作ったのだという。引っ張った綱は弓ヶ浜半島に、繋ぎ止めた杭は大神嶽(今の大山)になったとされる。八束水臣津野命は日本各地で語られる巨人だいだらぼっち伝承の原型であるとも伝えられている。デビルサマナーに登場した地霊。石巨人の姿は大○神か、ジャイアント○ボか、ラ○ディーンか。力が強く物理技が強力だが動きは鈍めだ。(willseek)

大物主〔おおものぬし〕 悪魔
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大物主命。精霊の主。大国主命が大和三輪山に祭った神。それにより地上の精霊達は大国主命の国作りに協力したのだと言う。大物主にまつわるエピソードを一つ。あるとき彼は三島(元大阪府三島)の勢夜陀多良比売という娘に惚れた。そこで彼女が厠に入っているとき、自らは朱矢に変身して厠の内側へと続く川を上っていき、用を足す彼女に対していきなり陰部に突き刺さったのだそうだ。驚いた彼女はとりあえず突き刺さった矢を持って帰ることに。そしてその矢を部屋の中に置いた途端、いきなり大物主が正体を表し、そのまま二人は結婚したのだと言う。真1にて登場。見た限りあまり美しい神とは言えない。自分のアソコに突き刺さってきた矢が、いきなりこんな姿に変身してきた日には…である。(ARL)日本書紀の一書では大国主神の別名としており、大国主神が自らの分霊たる和魂を大物主神として祀ったとする処もある。大物主は蛇神にして水神、または雷神としての性格を持ち、稲作豊穣、疫病除け、酒造りの守護神として篤い信仰を集めている。また守護神とされる一方で、強く祟る事のある神ともされている。神とは本来性格も姿も一つに捉われない存在と言える。(willseek)

大山津見〔おおやまつみ〕 悪魔
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日本神話の国津神の一柱。偉大な山の神霊を意味する名を持つ伊耶那岐・伊耶那美の子にして全国の山神の始祖と言える存在である。古代の日本では人の魂は異界たる山から訪れ、死ぬとまた山に還っていくという思想があり、大いなる山々は祖霊の眠る地として神聖化・人格化されていったのである。大山津見は須佐之男に嫁いだ櫛名田姫の祖父、また瓊々杵命に嫁いだ木花咲耶姫の父にあたり、さらに須佐之男が八岐大蛇を倒すのに用いた酒を造らせたとして酒造りの神ともされている。真2に国津神として登場した。赤い岩石巨人といった風情である。山の祖神なんだからもっと高レベルがいいと個人的には思ったが…。仲魔としては比較的高めの物理攻撃力とマカラカーンが特徴である。(willseek)

オーラの剣〔おーらのけん〕
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ファミコン版1の店売品では最高の剣。サイコパワーを秘め、オーラを放つという。思念の力を破壊力に転化できると考えればよかろう。ユミコに装備させると彼女は破壊マシーンと化す…。某格闘ゲームキャラもサイコパワーを使ってたっけ。(willseek)アニメ「聖戦士ダンバイン」に登場するオーラバトラーの武装「オーラソード」が元ネタかも知れない。(ICBT)

オーラの鎧〔おーらのよろい〕
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ファミコン版1における店売品で最高の鎧。オーラを発し、着用者を守るらしい。他にも剣・盾・兜のシリーズがある(ファミコン版1には盾あり)。(willseek)魔神1ではラグの店にて交換可能な最強防具として兜・鎧・篭手・ブーツの防具一式が登場。アニメ「聖戦士ダンバイン」の用語「オーラ力」に由来するものと思われる。後付け設定では巨大ロボであるオーラバトラーに対してパワードスーツ規模の「オーラアーマー」が存在し、直接の元ネタはこちらかも。(ICBT)

オールドワン〔おーるどわん〕 悪魔
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Old one。古きもの。クトゥルフ神話において遥か昔、まだ地球に住む生物による生態系というものさえはっきりしていなかった時代に他の惑星より飛来し、この地球に生物の「種」をもたらした存在、とされる。その外見はまさに「異形」そのものであり、植物とも生物ともつかぬ姿に5つの翼と幾つもの触手を持ち、またその体はあらゆる苛酷な環境に耐えうる事ができるという。彼らは地球上に現在の人類よりも遥かに進んだ高度な文明を築いたが、やがて種族としての寿命を迎え衰退。多くは再び宇宙へ飛び立ち、残った少数は現在は深海の一部に分布するのみである。実はクトゥルフ神話ではそのクトゥルフやダゴン率いる半魚人達などをひっくるめて「グレートオールドワン」と呼ぶ事が多いのだが、メガテンシリーズではそれらははっきりと別物としているようである。「真2」「if...」に登場。最強の外道である。しょっぱい奴らの多い外道の中では飛び抜けて実用性が高いが、そのカオス丸出しの外見は好みが分かれるところだ。(aba)原著ではElder Thingとも。実際に彼らの衰退を招いたのは彼らが奉仕種族として創造した不定形生命体・ショゴス(ゲームではペルソナ2に登場)への過度の依存とそのショゴス達の反乱によってであった。そしてオールドワン達の都市の廃墟は現在、南極大陸の氷の奥深くに存在しているとされる。彼らの生き残りがそこに居るのか、または付近の深海に潜んでいるのか、それを確かめる安全な手段は、ない。(willseek)

おかしの長ぐつ〔おかしのながぐつ〕 道具
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ソウルハッカーズにおける妖精ジャックフロストの魔晶変化アイテム。見た目はクリスマスの時期によく見かける長靴型お菓子パックそのまんまで、売値もわずか100円である。所持している状態で子供口調(おこさまとおんなのこ)の悪魔に話しかけるとこれをねだってくるので、そのままプレゼントすれば無条件で仲魔にできる。また獰猛・冷静・愚鈍性格の仲魔に与えると忠誠度を最大まで上げられる。性格が狡猾な悪魔に与えても見向きもされず、逆に普通の贈答品では心を動かすことのない冷静な性格の悪魔が喜んでくれるのが面白いところ。大天使メタトロン辺りがおかしの長ぐつを貰って喜んでいる図を想像するとちょっと笑える。それにしても「お菓子で子供を釣る」とは何とも古典的な方法である。分かりやすいといえば分かりやすいが… (CF)

オカマ〔おかま〕 人名・キャラクター
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女装や口調によって女性を装う男性のこと。シリーズを通して毎回登場している。特に武器屋に多い気がする。これはもう制作者の性癖なので寛容になろう。何よりここまで来たらメガテンの伝統であるとさえ思わされる。()ハッカーズのレティキュリアンや定番のショップ店員など、基本的に気のいい人物が多めである。真2の羽田とは敵対したが、どこか憎めないユニークさはある。魔を扱うという事は、本来異端を恐れず踏み入り触れていく感性が求められる。そういう意味では人間社会において異端とされがちな者達との交流も自然な事である。そして受け入れる事で異端とは感じなくなっていくのだ。(willseek)

岡本〔おかもと〕 人名・キャラクター
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あるときは岡本ジムのオーナー兼トレーナー。あるときは軽子坂高校の用務員さん。その実態は自らのそだてた若者で栄光を目指す丹○(笑)初出は真2、OP後にいきなり○下がでてきたとあってその印象は強かったらしく次の作品(if)にも思いっきり出演している。トレードマークははげ頭と黒眼帯、および他の主人公たちに比べてちっちゃい体とスーツである。われらの愛すべき岡本はかなりのおっちゃん型の性格のようで、ギャンブル好きであることはつとに有名だ(フナムシ)真2において若い頃の戦士名は「キラー・ツネ」といい、ライバルジムオーナー、羽田の若い頃の姿、フェザーアドニスと激戦を繰り広げたという。恐らく岡本の判定負けと思われ、そのいがみ合いはジムオーナー同士になっても続いているのである。(willseek)携帯アプリ版外伝「真・女神転生20XX」においては、「双剣使いツネ岡本」と名乗りコロシアム決勝にて主人公の前に立ちはだかる。補助魔法で強化し強力な攻撃を繰り出してくるので、合体剣など装備を揃えていないと多少苦戦するかもしれない。この戦闘後に彼の左目が潰れる。ちなみに羽田も「スピードの貴公子アドニス羽田」という長ったらしい名で準決勝に登場し、主人公に粉砕される事になる。それほど速くもないし。(ふぁー)

オカルト〔おかると〕 言葉
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ラテン語の「オカルタ(隠されたもの)」を語源とする言葉で、日常生活から隠された異端の知識を意味する。近代ヨーロッパに発祥する思想で、人間の知識を超えた神秘の探求とその結果を蓄積・応用する事を目指しており、そうした神秘主義体系はオカルティズムと呼ばれている。超現実的事象全てを包摂できるので、超科学、民間呪術、神秘主義哲学・心理学からファンタジー、異星人ネタまで、幅広くオカルトとして取り扱う事が可能になっている。メガテンシリーズも作品によってホラー色が強かったりディストピアだったりファンタジー色が強かったりと様々だが、いずれも超現実的オカルトが介在するものになっている。悪魔はオカルト世界の住人なのだ。(willseek)

お菊虫〔おきくむし〕 悪魔
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「番町皿屋敷」で有名なお菊が化身したと伝えられる虫の妖怪。後ろ手に縛り上げられた女性の姿をしているのだという。番町皿屋敷の舞台は播州姫路が有名だが、伝えられる物語にはさまざまなバージョンがあり、その内摂州尼崎のお菊は喜多玄番という武士の侍女で寵愛されていたが、玄番の妻の嫉妬でお菊が給仕した食事にこっそり針が混ぜられ(女の争いは怖い)、怒った玄番はお菊を折檻した末に後ろ手に縛り上げ、逆さにして井戸に放り込んで殺してしまった。その後、お菊が殺された時の姿をした虫(お菊虫)が大量発生し、その地方に大凶作をもたらした。また玄番の家には様々な凶事が続き、喜多家は最後には断絶に追い込まれたのだという。お菊虫はジャコウアゲハのサナギではないかとされ、江戸時代に実際に大量発生し凶作をもたらしている。デビルサマナーに登場した妖虫。ジャコウアゲハのサナギの写真を見せてもらうと、確かに後ろ手に縛られてる女の人の上半身が含まれてるように見える。糸を吹きだしこちらを麻痺させるアラクノワイヤーは警戒が必要だ。大正時代のデビルサマナー、ライドウは彼女と戦い、また仲魔にもするようだ。(willseek)

オグン〔おぐん〕 悪魔
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西アフリカ発祥の文化英雄神。ナイジェリアのヨルバ族をはじめ、遠くカリブのハイチのブードゥー教のロアの一つとしてまで、広範囲で信仰されている。火と金属(鉄)の神にして戦士の神であり、また酩酊や文化の神でもある。原初の時代に最高神オロルンに命じられて地上の人々の生活を助ける為に降臨し、鉄器の作り方を教え、密林を切り開いて畑や町作りを手助けした。そうして各地を回って人々に文化を伝えていたオグンはイレという町で王になるように人々に大いに懇願され、根負けして王の座を引き受けた。彼は国をよく治め、戦にも勝利し国土を広めたが、ある時トリックスター神エシュに騙されてヤシ酒を飲み干して酔い、敵味方問わずの大虐殺を犯してしまう。これを深く後悔したオグンは天空に去ったが、人々はオグンを祀り続けたという。デビルサマナーで登場した破壊神の一つ。ソウルハッカーズでは狂神になっている。破壊性と創造性を併せ持つ神なのだろう。祭りでアフリカの人々がするオグンの扮装からデザインは持って来ているようだ。力に優れ、呪殺攻撃に耐性を持つ。ペルソナ1ではマークの初期ペルソナでもある。(willseek)

雄詰の杖〔おころびのつえ〕
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if、魔人エンノオズノのドロップ。前作までの魔人武器とは異なり、最強クラスと呼べる性能は持ち合わせていない。神道にて禊の前に行なわれる一連の所作である四行事の一つ、雄詰行事。裂帛の気合を込めて大声を発し、二指を伸ばした沼矛印を結んだ手を振り下ろす。この行為により、周囲の禍津神を調伏して和魂に転じる。神威を如実に現わす「神叫び」の秘法である。(ICBT)

幼馴染みの少女〔おさななじみのしょうじょ〕 人名・キャラクター
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真1で主人公の家の隣に住む医者の娘。幼馴染みであるが、別に主人公と付き合っているというわけでは無い。この少女の名前には、主人公のパートナーであるヒロインと同じ名前が付けられる。そのため、破壊前の戒厳指令部にさらわれてしまうのであった。その後彼女は破壊後の六本木にて、人間の理性を捨てきれないボディコニアンとして登場する。彼女は人間として死にたいがため、なんとかして成仏させてくれと主人公達に頼むのであるが、果たして主人公達は彼女の人生を断ち切る権利を有しているのか?彼女には、出来ればボディコニアンに変わってしまったとしても生き続けてほしかったと思うのは私だけであろうか?それが非常に辛いということは重々承知だが、逆にそれができるのであれば彼女は非常に強い人間であると言えたはずなのに。(ARL)目の前で死んでいく恋人を前にロウヒーロー「やっと会えたのに……」---物語は淡々と進んでいくのであった。(ユウコ)「人間」としての彼女は彼女がボディコニアンにされた時点で終わっている。彼女に己の肉体がゆっくりと腐敗する苦しみを耐えさせて「悪魔」としてでも在る事を求めるのか、魂を開放してやる事は法・秩序云々よりも相手や自分の心の救いになるのではないか等、考えさせられる事は多い。(willseek)どうやらふつおは彼女に気があったらしい。少女と同名であるヒロインの名前を寝言で言っていた事を指摘されて赤面していたという描写がある。また、序盤にて話しかけると「誰と付き合っていようと関係ないでしょ」と突き放されたような返事をされる。幼馴染ということもあって、やはり多少の好意は持っていたのだろう。悲しきかなふつおよ。しかし君には神レベルの因縁で結ばれている人がいるのだ。()

オザワ〔おざわ〕 人名・キャラクター
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真1でゴトウの右腕として登場したチーマーで、チームTURTLE-HEADのリーダー。ゴトウの権力におもねり、弱者はいたぶる卑劣な性格の持ち主で、カオスヒーローと敵対する。I.C.B.M.による大破壊を辛くも生き延び、悪魔召喚の力を借りて新宿の支配者として君臨した。その支配体制は悪魔からは守られるものの、私設警察と洗脳による恐怖に基づくものであった。最期はかつて弱者と見下していたカオスヒーローに命を奪われ、その魂は魔界のケセド仏殿に囚われ続けるのであった。先に死んでいたかつてのチーマー仲間とは世代がズレてしまい、自分だけ長生きしたと悪態を吐かれているようだ。ちなみに若い頃の鼻テープ(エアーブリーズ)はファッションらしい。ゴトウの指示でレジスタンスの指導者とされるヒロインを捕らえようとするが、そのやり口はヒロインと同名の女性を無差別に拘束するというものだった。なぜか囚われた者の中には小さい少女も…、名前さえ同じなら誰でもいいんかい。(willseek)

お七〔おしち〕 悪魔
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真1にて序盤の新宿周辺に出てくる幽鬼。八百屋お七が化けて出たものとされる。詳しくは「八百屋お七」の項参照。破壊前のフィールド上に出てくる敵って何故か存在感薄いですよね。(ARL)江戸時代後期の狂歌師・戯作者である大田南畝の「一話一言」によると、ある足軽が顔は少女、身体は鶏になったお七に弔うことを頼まれて小石川円乗寺の八百屋お七の墓を修繕したのだという。大正時代の帝都にも登場し、デビルサマナー・葛葉ライドウと共に炎を操り活躍している。(willseek)以外にかわいいのでファン多し。ナビ時にちょこちょこ付いてくるのはいろんな意味で胸にくるものがある。(MASA)

押しつぶし〔おしつぶし〕 特殊攻撃
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腕や足で相手を押しつぶす技かと思いきや、実際に使ってみると「**は体をぶつけた」と言われる。これではあまりに地味すぎる。私の知り合いは中学の頃、ゆっくりと走る車に対してわざとこれをやり、運転手に因縁を付けていたらしい。(ARL)空中に跳び、フライングボディプレスで床に押し潰すのか、格ゲーみたいに体当たりをぶちかました後に壁まで敵を引き摺り、壁に押し付けるのか。(HAZE)

オシラサマ〔おしらさま〕 悪魔
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東北地方で広く信仰される蚕・養蚕の守護神。桑の木の二股になった枝に着物を着せた人形を御神体とし、それを一体から数体祭壇に祀る。一説にはひな祭りの「お雛様」と起源を同じくしているという。また岩手県遠野市の伝承では美しい娘とその愛馬との悲恋物語を通して娘と馬の夫婦神としておしらさま及び養蚕の起こりを伝えている。ゲームでは桑の木及び枝の御神体イメージから神樹とされているようだ。デビルサマナーシリーズに登場し、回復・補助系魔法を得意としている。火炎系攻撃に極めて弱く、HPも多くないので戦闘向けではない。(willseek)

オシリス〔おしりす〕 悪魔
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古代エジプトの死と復活の神で、冥界の支配者とされる。起源は春毎に復活する植物、特に穀物類の霊の神格化されたものと考えられ、ナイルの恵みをもたらす増水の神ともされていた。後に王権と結び付きラー神話にも似た主神の系譜としてのオシリス神話が形作られた。オシリスは大地の神ゲブと天の女神ヌートの子とされエジプト王として善政を布くが、弟のセトに妬まれ謀殺されてバラバラにされてしまう。だが妹にして妻であるイシスらの尽力でミイラとして復活し、また魔術的な方法で息子ホルスをもうけセトを断罪させた。ここには祭祀の長である王が死後も冥界の王として世を治めるとする思想が反映されている。冥界の王としてのオシリスは慈愛に満ち、平和に死後の世界を治めるとされる。オシリスは図案では包帯を巻いたミイラの姿で表され、胸で交差した両手に鉤杖と穀竿(王権の象徴)を持ち、冠を被っている。ソウルハッカーズ登場の魔神。包帯を固く巻かれたミイラ姿だが、どうやって移動や物理戦闘をやっているんだろうか。冥界神だけに破魔・呪殺に攻守共に優れている。(willseek)

オセ〔おせ〕 悪魔
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ソロモンの七二柱の悪魔の一人。美しい豹の姿をしており、非常に凶暴。人間の妄想を叶え、隠された秘密を暴き、それを伝える。オカルト系知識の保有者でもある。真女神転生東京黙示録においては悪魔の頭領として出現。木花咲夜の転生である八神咲のマグネタイトを付け狙うのであった。(ARL)ノクタンでボスとして登場、強力な剣撃を繰り出す。それだけでも厄介なのに「気合」で異常に攻撃力を高めて繰り出してくるため、レベルの低いパーティーは瞬殺してしまう・・・が、そんな彼にも弱点があり「物理を反射されると何も出来ない」という目も当てられない特性がある。自分で限界まで高めた物理攻撃を反射され、勝手にリタイアしてしまう時もあり、不憫な悪魔でもある(そこがいいともいえるが)中盤雑魚で出てくるだけならまだしも、何故かバアル戦で出てきた事には、さぞや氷川も驚いた事だろう・・・氷川:「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」(ニャルリン)コミック版「東京黙示録」で相馬小次郎に敗れた彼はゲーム版「偽典」にて黄泉の国で復活の機会を伺っている。勿論ここで天誅を下す事も可能だが、何とまあそのオセに協力する事も可能である。無事黄泉の国からの生還を果たしたオセはそのまま何処かヘ飛んで行ってしまう。もし三四郎にバレたらオセは勿論葛城もただでは済まない気がするが…。(aba)北欧神話のフレイアの夫オーズ、すなわち同一視されるオーディンのなれの果てともされる。金子氏の、マントにパンツのデザインは、同氏のロキやオーディン等の北欧系デザインっぽいが…真3では何故かある悪魔会話で少し有名な悪魔(他の悪魔、例えばサルタヒコ等でも同様の会話は見られる)。オセ「最近肩こりがひどいんだけど、俺ってそもそも肩あったっけ?」→ノクタン「ある」→オセ「てきとー言ってんじゃねぇ(怒)」→オセ「眼光・気合い・ベノンザッパー!」→(場合によっては)パト。どう見ても肩があるのだが(笑)…他にも、オセ「眼光・気合い」→!→オセ「○○持ってないか?」、と攻撃の準備をした直後にアイテムをおねだりする「脅迫」ともとれる会話が発生することもある。(テラダイン)真・女神転生デビルチルドレン光の書&闇の書でも登場。雷帝の称号を持ち、帝国軍最後の刺客。見た目は豹(熊の様にも見えるが)の頭を持ち両爪が鋭利に伸びている。雷帝の称号を持つだけあって雷属性の魔法を持つ(Mr.ダルクン)

オセロット〔おせろっと〕 悪魔
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アステカ神話に登場する大地の怪物。アステカの神話では、現在の人類以前に四回人類が生まれては滅びたと伝えられる。この四回の内、最初の人類を滅ぼしたのがオセロットである。四柱の有力神の内、最初の人類を支配したのはテスカトリポカ神であった。この神をケツァルコアトル神が打ち倒した時、オセロット達は当時の人類を襲い喰い尽くし、やがてすべては滅び、太陽も消滅した。そしてケツァルコアトル神の支配する太陽と時代に移行していくのである。南米における山猫の呼称でもある。ネコ科の動物は可愛いと思われがちだが、ライオンや虎を含め、獰猛とされる肉食獣達も多く含まれているのだ。どこかのゲームではリボルバーを愛用する傭兵が名乗っている。彼のリロードはレボリューションだそうである。デビルサマナーに登場した邪鬼。大地の脅威、地震時の地割れを象徴するかのような岩石状の姿をしている。火炎・念動魔法攻撃が結構痛いので注意。(willseek)

雄健の斧〔おたけびのおの〕
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ifの魔人アリスのドロップ。真2でアリスが所持していた「死気の杖」はライドウ対超力兵団にてキーアイテムとして再登場を果たしたが、こちらが再び登場する事は恐らく無いだろう。同じくこの四行事に由来するものとして、TRPG版のカルトマジック技能「修験道・神通力」内の特技「雄健」がある。神道にて禊の前に行なわれる一連の所作である四行事の一つ、雄健行事。腹に両手を当てて姿勢を正し「生玉・足玉・魂留玉」と唱える事三度、そして最後に一度「国常立命」と唱える事で、神気を自身に降ろす。これにより、自らの内に在る神格を自覚し、神我一体となる。(ICBT)

乙護童子〔おとごどうじ〕 悪魔
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護法童子。すなわち、仏法を守護する為に使役される少年の姿をした鬼神。法力によって乙護童子を使役する技法を乙護法と呼ぶ。修験道系の行者が使役するとされる事が多い。陰陽師の式神と似たようなイメージであるが、こちらは仏法の守護者であり、菩薩や明王の眷属なのである。デビルサマナー登場の序盤レベル鬼神。微笑む少年姿だがきちんと武装はしている。特殊攻撃に若干耐性があり、しばらくは前衛を任せられるだろう。(willseek)

乙姫〔おとひめ〕 悪魔
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日本神話の海神、大綿津見(オオワタツミ)の娘である女神、豊玉姫(トヨタマヒメ)命の事。タマは真珠または魂を表し、すなわち神霊が依り憑く巫女の神格化と考えられる。水の属性を持つ彼女が穀物神である日子穂穂手見命(ヒコホホデノミコト、山幸彦)と結ばれる事で豊穣がもたらされる、というのが「海幸彦・山幸彦」の骨子である。彼女の本性は八尋鰐(やひろわに、体長約14.4メートルの大ザメ)とされ、よせと言われてるのに山幸彦は出産中に産屋を覗き、彼女の本性を見て驚き叫んでしまうのであった。伊耶那岐といい、どうしようもないな、男連中は。なお豊玉姫は白ナマズを眷属にしているとされ、祀られている神社に詣でた者は美肌にご利益があるそうである。真2が初登場の龍王。登場龍族の中では数少ない華麗な美女の舞う姿である(竜宮城の舞のイメージと思われる)。電撃・蘇生魔法と水の壁、セクシーダンスが得意スキルである。本来は水属性がより強く、その性格はペルソナシリーズで反映されているようだ。(willseek)

〔おに〕 悪魔
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日本では人間を襲い、喰らうとされる有名な妖怪。古くは「於爾(おに)」であり、「於」は「隠(おん)」、つまり隠れ潜むものを表すとされる。さらに古い意味では単に死者の霊の事であり(鬼籍に入るという表現もここから)、中国で「鬼」といえば死者の魂の総称である。日本での鬼の概念は時代が下ると共に、鬼門とされる「艮(うしとら)」の方角の思想から、牛の角に虎皮の巨漢の異形のイメージが形作られていったのであろうと考えられている。節分の豆撒きで鬼が退散する俗習も陰陽五行説に基づき、豆を炒って叩き付ける事で豆の属する「金」の属性を弱め、春の属性である「木」を強める目的由来ともされる(本来鬼自体は不可視で攻撃対象にはならない)。時代時代の情勢によって鬼の扱いは変わり、ある時は酒呑童子のようにまつろわぬ悪役として討伐されたり、一方では民話のこぶとり爺さんや一寸法師のように福をもたらしてくれる事もある。寺社で神や仏の化身や使者として鬼が登場する行事も存在する。鬼は異界より現れる荒ぶるトリックスターとも言え、安定した社会秩序を揺るがすと共に、新たなる可能性をもたらし得る存在でもある。日本妖怪では最も知名度が高いだろう。ファミコン版1が初登場で種族は邪鬼だった。2からは妖鬼になり、仲魔にできるようになった。概してHPと物理攻撃力が高めで魔力攻撃には弱い。真3におけるデザインは平安時代の反体制の者、パンクなスタンスをモチーフにしているそう。…すきなんスよ、「泣いた赤鬼」。(willseek)

鬼神楽〔おにかぐら〕 特殊攻撃
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真3に登場する主人公専用技の一つで、敵全体に物理属性のダメージ。マガタマカムロギから引き出せ、LV64から使えるようになる。モーションは上半身をうねらせ顔の前に光の塊を集め、敵に向かって放射状に撃ち出すもの。光は破壊の荒魂たる鬼神を呼び寄せているとも考えられる。もっと踊るモーションを期待してたのでちょっと残念。神楽(かぐら)とは、神道の神事において神に奉納するために奏される歌曲や舞の事を意味する。日本神話では、天岩戸事件で天宇受売(アメノウズメ)が神懸かりして舞ったのが神楽舞の起源とされる。神を慰撫し、力を回復させる為に踊りが捧げられるのだ。人に対して捧げられれば、それがエンターテインメントとなる。(willseek)おそらく元ネタはリ○フファイト’97の必殺技だろう。いやStudio エ○゙かも知れない・・・(Green Man)扱いやすい技だが、死亡遊戯や地母の晩餐の存在により、いまいち目立たない気もする。技の際の人修羅の掛け声が「イッた!」と聞こえる(至高の魔弾も同様)。ぜひ一度は使ってみてほしい。(テラダイン)

オニキス〔おにきす〕 道具
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[繊細な表情を見せる情熱と神秘のメノウ]
8月の誕生石。夫婦の幸福、近い成功を象徴する。その明るさは悪魔を退散させたり、精神を明るくしてくれたりすると言う。真1ではラグショップにて何故かマハラギストーンと交換してもらえる。精霊交換においてはアーシーズとノームに関わるようだ。(ARL)

鬼喰い兜〔おにくいかぶと〕
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鬼の頭を模した兜で、口の部分から顔をだすようにかぶる物だと思われる。真1では女性用兜。銀座においての女性向け兜というイメージが強い。中盤戦を乗り切るに当たって、購入できるのであればしておいたほうが良い。(ARL)

鬼女郎〔おにじょろう〕 悪魔
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ガイア教の戦闘員として特殊訓練を受けた女達。アサシンである男達と同じくマヒ針の扱いを得意とし、それと共に電撃で相手を完全に痺れさせ、九十九針でとどめを刺す。真1にて登場。早い内には新宿のオザワオフィスで出会うことができる。悪魔解説者鈴木一也によれば「一撃必殺の拳法『九鬼神流』の使い手」らしい。(ARL)女郎とは一般に遊女の事を表し、容易に捨てられてしまう事から恨みを抱え、鬼女と化すイメージが浄瑠璃や説話の中で物語られてきた。ガイア教徒鬼女郎が額に取り付けているものは丑の刻参りの女性が頭に巻くロウソクを思わせる。女の情念のエナジーは底知れない。(willseek)

オニマーク〔おにまーく〕 言葉
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真1で初登場したキャラクターステータスを表示する鬼のような角を生やした人型アイコン。状態ごとにガッツポーズをとったり凹んだり、踊ったりでなかなか判り易くて愉快なマークである。真3マニアクスでは主人公のパーカーに使われ、葛葉ライドウでは合体技ゲージを確認するメーターに用いられている。(willseek)最初にオニマークが登場したのはファミコン版2である(HAZE)

鬼丸の太刀〔おにまるのたち〕
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鬼丸国綱。京粟田口派の刀工で、粟田口六兄弟の末弟、国綱の作とされる太刀。太平記に有名な逸話がある。鎌倉幕府執権・北条時頼(時政または泰時とする文献も)はある時鬼が現れ苦しめられる悪夢に毎晩襲われ、治療も祈祷も効かず悩んでいた。ある夜、老人が夢枕に立ち、自分は国綱の太刀である事、身に錆が出て弱っているが、研いでくれれば鬼を退治する事を告げた。言われたまま国綱の太刀を研ぐと、抜き身で立てかけておいた太刀が独りでに倒れ、火鉢の台に彫られた鬼の首を斬り落とした。これ以来鬼に悩まされることもなくなったため、この太刀は鬼丸と名付けられたという。室町時代以降は天下五剣の一つに数えられ、巡り巡って現在は宮内庁所蔵となっている。デビルサマナー登場の男性用武器ではかなり強力な物。と言ってもラスダンの妖魔ガネーシャのドロップアイテムなので店売品のソードトマホークで十分かも知れないが…。(willseek)

オノゴロ石〔おのごろいし〕 道具
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STRANGE JOURNEYに登場する貴重なフォルマ。終盤にかけてのセクターにまれにしか出現しない。所定数集める事でアメノムラクモやドラゴンベストといった強力武装を開発する材料の一部になる。先だって、葛葉ライドウ対アバドン王ではオノゴロ産鉄鉱石というアイテムが登場し、やはり上級の武器を錬剣術で作成する時の素材として必要になる事がある。だがオノゴロ島由来とされるこの石の入手はなかなかに困難である。オノゴロ(オノコロ)島とは日本神話におけるイザナギ・イザナミの国産み・神産みの舞台となる島である。淤能碁呂島、(石+殷)馭慮島、自凝島などと表記される。イザナギとイザナミが高天原の天浮橋に立って天沼矛を混沌とした下界に突き刺し、「こをろこをろ」という擬音と共にかき混ぜてから引き上げると、矛の先から塩が滴り、積もり重なって島になった。この島がオノゴロ島と呼ばれるようになったとされる。二神はオノゴロ島に降り立ち、そこに天御柱(あめのみはしら)を建てて島々や神々を生み出していったのだった。天沼矛の項も参照の事。この島は実在の島とも架空の島ともされ、その議論は決着を見ていない。(willseek)

オバタリオン〔おばたりおん〕 悪魔
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ダン・オバノン監督の映画「バタリオン(1984/米)」に登場する上半身のみの姿しか持たない女性ゾンビ「オバンバ」を参考に、漫画家堀田かつひこが「ゾンビのようにしつこく厚かましい中年のオバサン」を描いた漫画「オバタリアン」を産み、それらを語源とした中年女性ゾンビの総称が「オバタリオン」である。真1においては若手の男女ゾンビをさしおいて堂々の最強ゾンビである。死んでもオバサンパワーは失わずと言ったところか。(ARL)バタリオンとは軍団、すなわち死体軍団を意味している。いわゆるオバタリアン達の生態としては自己中心的極まりなく、また群れて行動する。それはオバタリオンとしてゾンビ化しても全く変わる事なく、周囲に不快感と迷惑をばら撒き続けるのであった。幾つになっても人は恥じらいを忘れてはいけない。(willseek)関西、特に大阪周辺に多く出現するらしい(笑)(MASA)

オバリヨン〔おばりよん〕 悪魔
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日本のいわゆる妖怪「おんぶお化け」。狭い夜道や藪の生い茂った道を歩いていると「オバリヨン(おぶさりたい)」と叫んで人の肩におぶさってくるとされる。オバリヨンにおぶさられ取り憑かれると、肩が押し潰されてしまう程の重さになるとされ、一度取り憑かれると簡単には離れないという。しかしある男がオバリヨンをおぶったまま家まで戻り庭石(または大黒柱)に叩き付けてみると、オバリヨンは消え小判がザラザラと溢れ出たという話が伝えられている。オバリヨンを山神の一種とし、遭遇者の内試練に耐え抜いた者のみに福をもたらす「客人神(まろうどがみ)」としての性格を見出す学者もいる。幽鬼なのは餓鬼ともされる山中で飢えや昏倒をもたらすひだる神と同一解釈か。デビルサマナーシリーズに登場する序盤レベルの悪魔だ。おぶさる相手の背中にすい付くべく、体のあちこちに吸盤が付いている。目に見える二つの黒丸は鼻の穴だ。(willseek)

オパール〔おぱーる〕 道具
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[苦悩を消し去る希望の象徴]
10月の誕生石。歓喜、安楽、忍耐、希望の象徴。語源はサンスクリット語の「ウパラ」である。幻想的で個性的な美しさの象徴として用いられるオパール。七色に輝くその石は、数々の星や銀河で輝く宇宙そのものであり、また、古代ローマでは愛の神キューピットとしても呼ばれていた。真1では「宇宙の力」を秘めているとされているのだろう。ラグショップにてタリスマンと交換してもらえる。(ARL)

オファニム〔おふぁにむ〕 悪魔
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旧約聖書エゼキエル書でエゼキエルが幻視の中で遭遇したと述べられる聖霊が後世名付けられたもの。名は「複数の輪」を意味する。神の戦車を運ぶ(または戦車そのものである)天使と解釈され、後に座天使ソロネと同一視される。人間・牡牛・ライオン・鷲の四つの頭を持ち、更に常に真っ赤に燃えており時折稲妻(プラズマ?)まで発するという人工的・機械的印象すら抱かせる容姿とされる。四つの頭は黄道の対応する四宮を象っていると解釈されている。これは智天使ケルビムでも語られる特徴であり、両天使はしばしば混同された。ユダヤ神秘思想書ゾハルにおいては熾天使セラフィムより上位の存在であるともされている。真2が初登場の大天使。キメラ&メカメカしい、異様な容貌が特筆できるだろう。魔力が高めで、多様な攻撃魔法を操れる方向性のようだ。(willseek)

オベロン〔おべろん〕 悪魔
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ウィリアム・シェークスピアの戯曲「夏(真夏ではなく夏至)の夜の夢」で有名な妖精の王でティターニアの夫。13世紀のフランスの武勲詩「ユオン・ド・ボルドー」が登場する最古の物語と思われる。その中ではオベロンは美しくも生まれた時の呪いで1メートル足らずの背しかなかったが強大な魔力を誇り、主人公ユオンに試練を与え、また手助けした。後にイギリスの詩人や劇作家達に取り上げられ、妻のティターニアと共に名を知られるようになった。オベロンの更なるルーツとしてはドイツの「ニーベルンゲンの歌」に登場する小人王アルベリヒが有力視されている。真1に「夏の夜の夢」の舞台衣装を思わせるデザインの妖精として登場した。真2に至っては妻ティターニアと配下パックに惚れ薬と、シェークスピアオマージュ全開である。高い魔力を誇るのはさすがに妖精王である。ゲームによって奥さんよりレベルが下だったり、レベルは上でもカブトムシな爺さんルックスだったりするけどね…。(willseek)

朧車〔おぼろぐるま〕 悪魔
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日本の車にまつわる妖怪。元々は平安時代の京都で貴族達が使用していた牛車の場所の取り合いによる女同士の恨みつらみが牛車に宿ったものとされる。雲の多い朧月の夜、道を歩いていると後ろから牛車の音がし、振り返ると普段暖簾(のれん)のかかっている部分に鬼女の顔があったという。近現代になると乗り物の主役は人力車、自動車へと移り、様々な愛憎がそれらに注がれる事になる。姿もそれに応じて変わっていくのかも知れない。葛葉ライドウに歪んだ黒いクラシックカーの姿で登場した悪魔。ガイコツドライバーの姿も見えるが人車一体なのだろう。体当たり攻撃が結構強力だ。そしてなぜか捜査スキルに色じかけを持っている。(willseek)小説版『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 死人驛使』ではその車体を利用しライドウを追い詰めるが、アテルイに押しつぶされてしまう。(MASA)

「お前らニンゲンは救いがねえ…」〔おまえらにんげんはすくいがねえ〕 発言・表示
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真1の荒っぽいタイプの悪魔との交渉時に聞ける事のあるセリフ:                                                                            「おまえらニンゲンはすくいがねえ… そうだろ すくいがねえんだよ」混迷ないし荒廃した世界の中、悪魔はこちらの破滅的な感情を煽る。だが返答によっては「だからオレが救ってやるって」と仲魔になってくれたり、「ニンゲンはみんなくずだぜ!」となったりする。良くも悪くも、悪魔はニンゲンに興味を持ってくれているようだ。(willseek)

御神籤〔おみくじ〕 道具
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神社で売っているアレである。毎年初詣のときには一番の人気商品になっている。ゲームにおいては引いた結果によってランダムにHPが上下するという変わったアイテム。実用性はほとんど無い。値段は一個700円。いくらなんでも高すぎる。私ARLは、毎年毎年おみくじに書かれていることが恐ろしいほどよく当たってしまう人間の一人で、それが怖くてここ数年ほど自発的におみくじを買わなくなってしまった。他にもそんな人はいないのであろうか?(ARL)元来「みくじ」は「くじ」に尊敬の接頭辞「み」を足したもので、漢字で記す際には「御籤」とするか、厳密には寺だと「仏籤」、神社で「神籤」となる。ただし、一緒くたに「神籤」と称している事も多いようだ。現実のおみくじで体力が回復したりなぞしないのだから、そんな呪力のこもった品が安価に購入できる事にむしろ驚く。回復道場も商売に必死なのだろう。(willseek)

御神渡〔おみわたり〕 特殊攻撃
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NINEのRTS用コマンドスキル。任意のエリア間パスを構築できる。国津神サルタヒコがデフォルトで備える他、専用プラグインを装備した国津神タケミナカタが使える。また、プラグインソフト「諏訪の氷片」の装備により使用可能となる。寒冷地の湖で見られる自然現象として、凍結した水面の亀裂に入った水がさらに凍結し、それが繰り返され亀裂部分が隆起していく、というものがある。諏訪湖で起こるそれは、諏訪大社の上社から下社へ歩いて行ったタケミナカタもしくはミシャグジ神の足跡とされ、これが御神渡りと呼ばれる。諏訪湖でこの現象が見られると神主により神事が執り行なわれ、その年の吉凶が占われる。(ICBT)

オムパロス〔おむぱろす〕 悪魔
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ソウルハッカーズでパラダイムX内のVRパーク中心に出現した妖樹。元々VRパークの記念樹的存在で、人々の「声」を集める事で成長するものであったが、ネット内に散らばる人々の負の思念を吸い集め、数多くのマネキン人形が寄り集まったかのような歪な姿に成長してしまった。オムパロスはもはや際限ない膨張欲求に従って暴走するのみであり、止めるには破壊以外あるまい。アルラウネ複数を前に立てて魅了攻撃で攻めてくるので素早く決着を付けよう。オムパロスは元来はギリシャ語で世界の中心・へそを意味し、重要な神託を授かるアポロン神殿があったデルポイの地をオムパロスと呼ぶ事もあった。(willseek)

Om Mani Pedme Hum〔おむまにぺめふむ〕 言葉
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Om Mani Pedme Humとはチベットの仏教徒で最もよく唱えられている慈悲の化身である観音菩薩による真言(マントラ)である。オム・マニ・ペメ・フムをさらに細かく分けるとオム・マ・ニ・ペ・メ・フムになり、不浄な身体や言葉や思考を「教え」により仏陀に導くという意味である。DDSAT2では直接この言葉が出てきたかは筆者も覚えていないが、最初のゲイルと大人になったフレッドが話すシーンと、エンディングで流れる時のBGMの名前である。最初のシーンはピアノの音のみであり、エンディング時の曲はメロディは一緒だが、アレンジされている。おそらくプレイした誰もが名曲と感じたのではないだろうか。(キタロー)作中では“Om Mani Padome Hm”、曲名では“Om Mani Padme Hm”と「Padme」の部分で表記ゆれしている(PadomeやHmという表記はマントラとしてあまり適当ではない)。意味としては「蓮華の中の宝珠よ、永遠なれ(幸いなれ)」というのが通説である。おおまかに四つの意味に大別されるとされ、“Om”はマントラの始まりに必ずつけられる神聖なる語句で全宇宙そのもの、“Mani”は宝石で願望を自在に成就させる如意宝珠、“Padme”は蓮華で知恵の開花や啓示、“Hum”はマントラの終わりを表すとされる。そして“Om Ma Ni Pad Me Hum”の六字に分けて六道に照応させ、そこからの解脱への道を意味する言葉ともされる。特に“Om”はインド哲学においてブラフマンを象徴する言葉として重要視され、さらには万物の発生・維持・終滅を司るブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァのトリムールティを意味するという。さらに「蓮華の中の宝珠」という意味を拡大解釈して宝珠(Mani)を「男性、胎児、生命の火種」、 蓮華(Padme)を「女性、母なる大地、創造の根源」として、男性と女性の結合による真理への到達を意味するというタントリズム的な解釈も存在する。さらにシヴァリンガ信仰におけるリンガとヨーニを意味するという説もあり、DDSAT2のアルダーとの関連がうかがえる。作中の登場としては、DDSATの物語冒頭においてサーフが悪魔化ウィルスに侵された際に出るメッセージ「オーム 蓮華の中なる宝珠よ フーム」と、DDSAT2のセラフがレベルアップした際のアイテム取得メッセージ「Om Mani Padome Hm…頭の中で大いなる声が響く……周囲の情報が凝縮し○○が現れた!」がある。前者は二作目におけるサーフとセラの融合、男性と女性の結合による完全な人間の完成を示唆する伏線を、後者はセラフが次第に世界を構成する情報とその根源に近づいていく様を表現していると思われる。(HUM)

オメガクラスタ〔おめがくらすた〕 特殊攻撃
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ペルソナ1で登場した降魔属性の特殊攻撃。使用すると残りHPに関係なく1ターンに1体ずつ相手をDYINGにしていく、もはや反則に等しい効果を発揮する。当然ながら使用条件は相応に厳しく、Lv99のDevilルシファーを熟練度8まで育てきり、ベルベットルームで虚偽の石版という魔法石と交換し、それを合体時に使用してようやく使用可能になる。降魔レベルを99にしてルシファーを降魔できるようにするだけでも一苦労だが、ルシファーを作るのには『明けの明星』という封神具(Empressイシュタルの交換アイテム)とある特定の悪魔のスペルカードを組み合わせることが必要な上、ルシファー自体がレイジにしか発動させられず(つまりセベク編限定)、さらに1回の使用につきSPを100も消費してしまうルシファーを熟練度8まで育てなければならない。手に入れるには膨大な時間と生半可ではない忍耐力が必要になってくる。これを使えるようになった人は『ペルソナマスター』を名乗ってもいいだろう。(CF)

オメテオトル〔おめておとる〕 悪魔
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アステカ神話における原初の創造神にして、全ての物事の二面性の支配者。多くの姿を持っており、オメテクトリとオメシワトルの夫婦神をまとめて呼んだものとされる事もあり、その実体はあいまいな部分もある。時空を超えた存在であり、天上界の最高層オメヨカンに住まい、光と闇、男と女、動と静、混乱と秩序などの相反するものを司る。その子に四人のテスカトリポカ、すなわちウィツィロポチトリ(またはトラロック)、シベ・トテク(またはトナティウ)、ケツァルコアトル、テスカトリポカの四柱の神々がおり、地上の細かな創造と運営は彼らが行ったという。ソウルハッカーズに登場した威霊。男女両方の特性をまとめるべく、ユニークな形で男女が融合した姿になっている。口調が狂気系なのがなんとも言えない。強力特技、ジャッジメント持ちだ。(willseek)

思兼〔おもいかね〕 悪魔
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八意(ヤゴコロ)思兼神。思金とも。多くの知恵や分別に優れるとされる日本神話の神。天照大神の知恵袋として国家運営やいわゆる天岩戸事件の解決策立案など、思索に基づく多くの業績を残した。こうした性格は日本の神々の大多数を占める自然神とは異なり、人間の観念や霊の働きを象徴する観念神と呼ばれるものである。真2に天津神として登場した。高い知力・魔力を誇り、魔法に対する耐性が非常に高い。ただしその姿は脳みその化け物のような異形である。アバタールチューナーシリーズでは駄洒落交じりのセリフで現れる希少敵であり、倒せば大量のカルマ(経験値)やお金が手に入る。(willseek)オモイカネの姿を脳髄と目玉として描いたのは漫画「孔雀王 退魔聖伝」が先にあり、メガテンのデザインはそれに倣ったものである様だ。(ICBT)

オリアス〔おりあす〕 悪魔
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ソロモンの七二柱の悪魔の一人。馬に跨り、腕と尻尾が蛇のライオンとして描かれる。占星術に明るく、人間を思い思いの姿に変身させるという。また、地位や階級を与える役目も担っている。真1にて登場。やはり人間を変身させる力は持っているのだが、その方法は改造手術。今時仮面ライダーでもあるまいし、とっとと倒して病院から脱出してやろう。(ARL)ストレンジジャーニーでも最初のボスをつとめる。 馬に乗ったヒト型悪魔だが、両手と馬の下半身が馬になっている。ファミコン版1では、まんま馬の形で登場(HAZE)

オリハルコンパタ〔おりはるこんぱた〕
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オリハルコン製と称する武器。パタはインドのマラータ族が用いたとされる、ガントレットと剣が一体になった形状の武器である。同じインドの短剣ジャマダハルから発展したものと言われ、ガントレット内の拳を収める場所に横棒があり、それを握り込んで使う。ジャマダハルより剣の固定が強く、強力な斬撃や突きを繰り出す事が出来た。ただガントレットで固定されている為簡単に手放す事は出来ず、大振りして攻撃に失敗すると剣の重量で自分の腕を痛める事もあった。ガントレット部の表に様々な美しい装飾を施した物も存在する。デビルサマナー登場の店売品近接用武器ではそこそこ強力な品。断じてゴルフのパターの事ではない。オリハルコン製が事実かどうかは丸瀬からは語られない。(willseek)日本のゲームではよく武器の素材に使われるオリハルコンですが、直訳すれば山の銅、恐らくは真鍮などの銅系合金と言われてます。希少価値も黄金に次ぐものとされ、(指輪物語の創作ですが)黄金より価値が高いといわれるミスリルよりはありふれたものだって事になります。 その用途は主に装身具と建造物の装飾であって、武具に用いることは無かったようです。 なので、おそらくはオリハルコン製ってのはただのハッタリかと。(花梨)

オリバーくん〔おりばーくん〕 悪魔
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1976年に「チンパンジーと人間の中間にあたる未知の猿人」という触れ込みで来日し、話題となった生物。染色体の数が人間が46、チンパンジーが48なのに対して、オリバーは中間の47であることが強調された。当時の日本テレビでの報道番組には社員ディレクターだったあの矢追純一も関わっている。最終的には飽きられ、アメリカで見世物として扱われ、所有者の間を転々とする生活となった。後に動物愛護団体によって保護されたオリバーは全身に毛を生やし、チンパンジーそのものでしかなかったという。染色体数も48本である。人間のエゴに振り回された存在と言えるだろう。デビルサマナーシリーズに登場した珍獣。当時話題になった「47」の数字タグを身に着けている。戦力としてどう期待しろと。(willseek)

オルクス〔おるくす〕 悪魔
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古代イタリアのエトルリアで信仰された死をもたらす魔神。 エトルリア人の墳墓や壁画にはこの悪魔の巨大で恐ろしい姿が描かれていた。 ローマ神話でプルートやディース・パテルなどの冥界神と同一視されていく。真・女神転生ストレンジ・ジャーニーで登場したボス悪魔で倒すと合体で作れるようになる。 種族は死神。 一度敗れた魔王オーカスが再び現れて真の姿へとなり再び主人公たちに立ちはだかる。 弱点は変っていないが物理攻撃が多いので注意する。 ゲームでの姿は巨大な門の姿をしており門は渦を巻いており冥界へと繋がっているのである(Mr.ダックン)

オルゴンゴースト〔おるごんごーすと〕 悪魔
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心理学者ヴィルヘルム・ライヒが提唱した自然界に遍在・充満するエナジーに「オルゴン」というものがある。オルガスムス(性的絶頂)からの命名であり、いわゆる気のエナジー、性エナジー、生命エナジーであるとされ、病気治療や雲を操る気象コントロールに活用できると考えられた。要するに念の力で色々できるという発想の一つである。ライヒはオルゴンエナジーを集約して放射する銃型の放射機を作成し、実際に上空の雲を消し去ったとされる。またオルゴンエナジーを効率的に集積・放射する事のできる装置(オルゴンボックス)を設計製作したという。…今も癒しアイテムとかであるらしい…。テレビ局電波塔に出現したオルゴンゴーストとはそうした気や性のエナジーでも負の要素が凝り固まったものなのだろう。テレビ番組制作の裏側とはそういうものだ。デビルサマナーで東亜テレビ電波塔に出現するボスで種族は外道。動力室の怨霊達からオルゴンエナジーを供給される事で強大化している。逆に供給を断っておけば弱体化する。テレビ局でもたらされる負の気がパワーの源なのだ。電撃系の攻撃が多いので対策を打てるなら打っておこう。(willseek)顔の目と口の部分に更に顔があり、その顔の目と口の部分にまた顔があるという、非常に気味の悪い造形をしている。夢に出そうだ(HAZE)

オルトロス〔おるとろす〕 悪魔
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ギリシャ神話の魔物でエキドナの子の一つ。双頭の魔犬で蛇の頭と胴からなる尾を持つ。西の果てのエリュテイア島でゲリュオンの牛の番をしていたがヘラクレスに殴り殺されてしまう。それでもこれはヘラクレス相手だったからであって、常人では太刀打ちするのは非常に困難と思われる。ファミコン版1のみ仲魔にできない妖獣、それ以降は中堅の安定した強さの魔獣として登場を重ねている。はじめはケルベロスの色違いのデザインだったが最近は双頭の獅子に似た感じに差別化されつつある。噛みついたりの物理攻撃や火炎攻撃を比較的得意としている。ファミコン版2でちょっとしたドラマがあった他、魔神転生1の初期からいる仲魔だった事もあって思い入れているプレイヤーは結構いるはず。神話で地味な扱いだった分も頑張って欲しいところだ。(willseek)

「オレサマ オマエ マルカジリ」〔おれさまおまえまるかじり〕 発言・表示
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デビルサマナーにて、獣系下位悪魔の口調で初めて登場した言い回し。妙な片言口調や情にもろい応対がなかなか可愛げのある連中である。「マルカジリ」自体は後のシリーズでも登場する事になった。(willseek)

「…俺にも最後が来たか」〔おれにもさいごがきたか〕 発言・表示
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「…俺にも最後が来たか…**には結局勝てなかった 俺は神をも凌ぐ力を手に入れたはず…これは夢だったのか…悪い夢…いや…良い夢…だった…」
真1のロウとニューラルルートにおける、カオスヒーローの壮絶な最後である。彼にとってこの結末は決して望まざるべきものでなく、むしろ自分の信念を貫き通せた誇りをも感じさせてくれる。実は真女神転生という物語は、ゲームのスタート時に見た主人公の夢そのものなのであった。夢の中で主人公は二人を確かに救ったのに、現実で救うことが出来なかったのは何故か?(ARL)夢とは基本的に自分が主体になれる世界であり、現実はそれぞれの主体性で衝突する事が往々にしてあるという意味で異なるからである。現実は未知なるシーソーゲームなのだ。(willseek)これが・・・良い夢でたまるかよ!(RY)

オロバス〔おろばす〕 悪魔
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ソロモンの七二柱の悪魔の一人。馬の顔を持つ人間として描かれる。未来と過去の歴史に明るく、召喚者には様々な「魅力」を与えるという。真1で登場。中盤のカオスサイドのタルカジャ使いとして役に立ってくれる。(ARL)

オロファト〔おろふぁと〕 悪魔
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ミクロネシア。カロリン諸島の神話における英雄であり、トリックスター。「オロファド」とも。天空に住む有力な神ルーカイランと人間の女との間にできた子。 天空の一族に加えてもらうため、天空を訪れ、神々と戦争を起こし、その結果、命を落としてしまう。しかし、父ルーカイランにより蘇生され、一説では、火の神に叙せられた。オロファトは、大胆不敵にして悪戯好きであり、鮫に歯を与えてしまうなど、人間に対して様々な災厄をももたらした。登場したのは真・女神転生デビルチルドレン炎の書のエキストラダンジョンの真ハイエストピークの9Fで戦い勝つと仲間になる。(シシン)

終わる世界〔おわるせかい〕 特殊攻撃
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〔Ragnarok〕
「デジタルデビルサーガ」シリーズに登場する物理攻撃スキルで、敵全体に万能大ダメージと防御力一段階低下を与える。万能物理相性なのでパワーチャージの効果が乗り、二作目ではクリティカルが発生するようになった。全身から光線を放って敵パーティに撃ちこむという、真・女神転生靴痢肇璽蹈后Ε咫璽函複庁庁咤腺埒予ね紊離献礇戰螢鵐譽ぅ鵝法匹汎韻献癲璽轡腑鵑任△襪、効果や使い勝手で言えば“終わる世界”の方が高性能で、“破壊神”曼斗羅から取得した後は猛威を奮うスキルである。名前の由来は「新世紀エヴァンゲリオン」の同名サブタイトルだと思われる。モーションが同じことから、ゼロス・ビートの項目同様に、この技も何らかの有害なパルスを相手に撃ちこむ技なのだろう。無数の光芒が敵を撃ち抜く様は、DDSATの冒頭でツボミから放たれた光がサーフ達を貫き悪魔の力で侵していく場面を彷彿とさせる。ここからは私見であるが、“終わる世界”という名は物語の起点となった悪魔化ウイルスの光に対して、ゲーム終盤─物語の終わりに登場する有害な情報を放つ技という対比と、ウイルスの照射で生まれた喰奴達を同原理の技で尽く葬り去ることから名付けられたのではないだろうか。海外版の表記“Ragnarok”だが、当然と言うべきか真・女神転生靴筌撻襯愁複魁Γ瓦謀仂譴垢詁洩床弍衙睨.好ルの海外版表記と同じ綴りで表記されている。(HUM)

隠形鬼〔おんぎょうき〕 悪魔
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天智天皇または村上天皇の御代に朝廷に対し反乱を起こした人物、藤原千方が従えた四鬼の一つ。千方は伊賀・伊勢周辺を支配し、率いていた鬼とは本来は修験者、または忍者だったとも言われている。隠形鬼は自らの姿を隠す事に優れ、敵を不意打ちして大打撃を与えた。だが朝廷側討伐軍大将・紀朝雄に「地上は全て天皇のものであり、鬼の住まう所ではない」という内容の和歌を贈られると、その呪の力で四鬼は退散させられ、千方は敗死したのであった。真3に登場した最上位の妖鬼で、イケブクロ坑道に潜む四鬼のリーダー。黒っぽい身体で分身の術を駆使し、どことなく忍者っぽい。本体に攻撃を当てていかないと勝利は得られない。「この世の真実が見えぬ」と哲学者っぽい事を考えていたようだが、盗賊団のリーダーには似合わん思考だ。マガタマ集めコンプの為には戦わねばならない相手だ。(willseek)

オンコット〔おんこっと〕 悪魔
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大叙事詩ラーマヤナにおける猿の将軍の一人。アンコット仙人の身代わりである山羊から生まれたためオンコットと名付けられた。彼は10歳のとき、儀式の邪魔をした巨大な蟹に七日間の間壮絶な虐待をしつづけたと言う。真1ではロウサイド中盤のタルカジャ使いとして役に立ってくれる悪魔だ。(ARL)ノクターンではオンコット>ハヌマーン>セイテンタイセイ、と、サル3段変形を見せてくれた(フェリオ)この「オンコット」の名はタイにおける呼称で、インドにおける元のサンスクリット名は「アンガダ」。よってこの悪魔の出典はインドの「ラーマーヤナ」ではなくそのタイ版「ラーマキエン」だと言える。ラーマキエンは原典ラーマーヤナからのアレンジが著しく独自のエピソードも多く持ち、上記解説にあるそれもラーマキエン独自のものだ。ラーマーヤナにおけるアンガダはヴァナラ族の王子ではあるものの多数いる猿将の一人といった程度の扱いだが、ラーマキエンではハヌマーンに次ぐ猿将の猛者としての活躍を見せる。上述のオンコットが虐待した蟹だが、その正体はラーヴァナの変身した姿だ。(ICBT)

陰陽葛葉〔おんみょうくずのは〕
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葛葉ライドウの愛刀、赤口葛葉をシュミット合体で強化した究極の形態。合体時に攻撃力ボーナスが最初から大幅に上乗せされている。作成にはそれまでにライドウの前にボスとして立ちはだかった数々の国津神達を合体させる事になる。荒ぶる国津神達のパワーを宿した刀を理不尽な破壊を止めるべく打ち振るうのもいいだろう。(willseek)

陰陽師〔おんみょうじ〕 悪魔
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元来は日本が律令制度を整え国家として体裁を完成させたとされる7世紀後半〜8世紀頃、中央官庁たる中務省に設置された陰陽寮の職員学者達。トップの大臣や長官にあたる「陰陽頭(おんみょうのかみ)」の下に天文学や暦などの専門分野ごとに働く者達がおり、この中で陰陽博士と陰陽師は道教の流れを汲む陰陽道占星術や易によって物事の吉凶を判断したり土地の相を判断する職務を担当していた。当時は専門学者といえば一般民衆にとっては魔法使いのような摩訶不思議な知識の所持者であり、陰陽師達は呪術的な力を行使する者達であると拡大解釈で伝説化されていったのである。陰陽寮が予知する物事の中には天皇や国家の行く末などに関係するものもありその知識を利用すればクーデターも可能と考えられた為、朝廷や貴族が関連情報を独占していた事も陰陽師の神秘化の一因だろう。伝説的陰陽師の代表的な存在に安倍晴明がいる。真2にガイアーズの魔術戦士として登場した。パンツ一丁だが、全身に呪符を貼り付けており、戦闘時にはそれを放って戦うのである。火炎・電撃・破魔と多彩な魔法を操り油断は禁物だ。彼らも悪魔の力との共存を是とする者達である。(willseek)

陰陽道〔おんみょうどう〕 言葉
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中国道教の陰陽思想を元に日本で独自の発展を遂げた自然科学と呪術の体系。陰陽思想は元々自然界の万物は陰と陽の二気から生ずるとしているが、これに万物が木・火・土・金・水の五行から成るとする五行思想を組み合わせ、陰陽五行思想として神道・道教・仏教などの要素も加味し日本特異の発展を遂げた結果、7世紀後半頃の日本で陰陽道は成立したとされる。天文、暦数、時刻、易といった自然を観察する学問、占術、後には風水や密教呪法、治療術としての呪禁道まで駆使し、自然の瑞祥・災厄の兆候を判断して人間界の吉凶を占い行政や人々の生活に生かそうとした。室町時代以降朝廷が衰退すると仕えていた陰陽師達は世俗へ流出し、占い師・祈祷師として民間陰陽師・法師陰陽師が民間で活躍した。陰陽道は明治には迷信として排斥され、現在陰陽道の流派は高知のいざなぎ流と安倍晴明の末裔たる天社土御門神道を除けばほとんど残っていない。だが日本の宗教史・神秘思想史への影響は大きく、神道や新宗教への陰陽道思想の影響は根強い。陰陽道を駆使した大物といえば安倍晴明だ。小説等では道教方術に由来する方違え、物忌、反閇などの呪術や、泰山府君祭などの道教由来の祭礼、密教秘術に由来する霊符・呪符が登場し、陰陽道を駆使する陰陽師はまるで東洋の魔術師のようである。現代にその技法を引き継ぐ者達がデビルサマナーなのかも知れない。(willseek)

陰摩羅鬼〔おんもらき〕 悪魔
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日本に伝わる鳥の妖怪で、十分な供養を受けなかった死者の無念の霊魂の変化とされる。寺に憑き、怠け者の僧の前に現れるという。体色が黒い鶴のような容姿を持ち、頭部は人の顔をしている。目が炎のように光り、羽を震わせ人の声にも似た甲高い鳴き声をあげるという。絵によっては口から火を吐いているように描かれる事もある。十分な供養を望んでいる為、経文読みを怠っている僧の所に現れる事が多いとされている。ソウルハッカーズ登場の序盤レベル凶鳥。ローストチキンな身体に玉ねぎ状の頭部を具えるユニークなオリジナルデザインだ。伝承に反して氷結系を得意としている。銃撃が必要になる相手だ。(willseek)

怨霊〔おんりょう〕 悪魔
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悪霊は不特定多数の他者に災いをもたらすのに対して、怨霊は主に悪い事をされた相手に、または命を失った場所で、その「崇り」として現れるものである。つまりメッセージ性の強い憎しみや悲しみを抱いて害を為す霊の事と考えていいだろう。生きている者達に受け止めてやる心と強さはあるか。主にデビルサマナーに登場した種族。ボス悪魔である事が多い為、破魔系魔法の効果は期待できない。怨霊化する原因に配慮しない気休めの供養なども即効性はない。かの菅原道真や平将門などの御霊が鎮まったとされるのは実に百年以上は経って以降の事なのである。手っ取り早い方法としては力ずくで祓うしかないのだろう。慰霊碑を壊され眠りを妨げられたイヌイ小隊、芸能界の軋轢に負けたミキヤ・ユリア・スピーディーなど、生前のメンタルを比較的残している者も多い。(willseek)しっかりと供養をすれば人々に力を貸してくれる場合もある。平将門公がいい例だろう。(MASA)

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