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総項目数 2503 最終更新時間 2024 年 08 月 29 日 17 時 04 分

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[悪魔][剣][銃][弾丸][鎧][兜][籠手][靴][道具][魔法][特殊攻撃][地名・場所]
[人名・キャラクター][コマンド][出来事][言葉][発言・表示][数][他] 自分も書き込む



な...の

ナーガ〔なーが〕 悪魔
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インドの蛇神(特にコブラ)の一族。女性だとナーギニー。ヒンドゥ以前の土着信仰を引き継いでいると言われている。人面蛇身または上半身人間・下半身蛇の姿で描かれる。美しく知力にも優れるとされ、脱皮や交尾の際の絡まりあいの神秘性から生まれ変わりや不死の象徴として崇められる一方、猛毒で相手を死に至らしめる存在として恐れられてきた。神鳥ガルーダと敵対しているが、世界創造時に協力したヴァスキやヴィシュヌに仕えるシェーシャ(アナンタ)、その妹で解毒の力を持つマナサー、シヴァの装飾品の蛇達など、必ずしも邪悪な存在ではない。地下のパーターラという世界に住み多くの宝石を所持しているとも言う。インド系メジャーどころは女神転生シリーズでは贔屓されるようだ。ファミコン1から登場し、鬼神から神獣、王族であるナーガラジャやアナンタ等も含めると今は龍王・龍神でスタンダードな扱いと言ってもいい。高めの攻撃力と電撃魔法を特徴にする事が多いようだ。個人的には真2系デザインの尻尾に付けたリボンと鈴がかわいくていい感じ。(willseek)ファミコン版2では、イベントで仲魔になる。その時点では非常に役に立つ。(HAZE)

ナーガラジャ〔なーがらじゃ〕 悪魔
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インドの蛇神の王の通称。アナンタや仏教の八大竜王もこれに当たる。アトラスのゲームでは普通にナーガのパワーアップ版で、アナンタや八大竜王の1柱ヴァスキは別に登場している。真3では自分の弱点を無効化させるスキルを覚え、耐性もそこそこでスキルを整えれば役立つ仲間であった。後ろ姿を見ると、実はナーガと同じく髷があることが確認できる。DDSAT2でもボスとして登場。イベントでボイスが付いており、他のボス(例えばヘカトンケイルやカルティケーヤ)よりも優遇されていた。デザインも槍を持っていてかっこ良い。(テラダイン)

ナーガローカ〔なーがろーか〕 特殊攻撃
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NINE、プラグイン「龍樹の口紅」の装備やナーガラジャ+ナーガの組み合わせで発動する移動系RTSスキル。IMAGINEではナーガやナーガラジャが所持するスキルで、マハタルカジャ+マハマカカジャの効果。インド神話における三界の一つ、地下世界パーターラは7層の構造を持ち、その最下層もまたパーターラの名を持つ。この最下層の無人の地にナーガ族の太母神カドゥルーがナーガ達を呼び寄せ一族の住処と定めた事から、パーターラはナーガローカ(ナーガの世界)と呼ばれる。この地は宝石で彩られた楽園であるとされる。(ICBT)

ナアス〔なあす〕 悪魔
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ゾロアスター教の死体に宿り伝染病をもたらす女悪魔。ゾロアスター教においては死による穢れは悪魔からもたらされるとされ、ナス(死体)には死霊・悪霊が宿り易い為、鳥葬により速やかに亡骸を自然に還そうとする。特に腐敗時に生じる蠅と関連付けられ、これが大悪魔ドゥルジ・ナスのイメージに繋がった。ファミコン版1・2に鬼女として登場した。ゴーゴンやナーガの色違いグラフィックが使われており、電撃や麻痺、魅了や石化等の魔力系攻撃を仕掛けてくる。油断大敵な相手だ。偽典では蠅の姿で下魔、ナアス蠅という悪魔が登場した。(willseek)

ナイスショート〔ないすしょーと〕 特殊攻撃
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ソウルハッカーズに登場する特殊攻撃。感電状態にある相手を即死させる。魔王ベルゼブブのみが使用し、彼はマハ・ジオンガで相手を感電→ナイスショートで即死という、ハルマゲドン→メギドラオンの最悪コンボに匹敵する凶悪なコンボを駆使してくる。万能属性なので、感電している時に放たれたら防ぎようがない。戦う際には、最低でも主人公に(出来ればネミッサにも)電撃吸収の大天使のブラを装備させておきたい。(CF)

ナイトストーカー〔ないとすとーかー〕 悪魔
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「夜密かに忍び寄る人間」。悪魔を崇め、生贄を捧げるサタニストが悪魔化したもの。社会正義や人道倫理を冒涜すべく、殺人、強姦、幼児虐待、麻薬売買等、人身御供になる様々な悪しき行為を行う。悪魔を崇める意思云々よりも、そうした行為をためらいなく行う感性そのものが人を悪魔に近付けていく。恐ろしいものは人の心の中からこそ生じるのだ。ソウルハッカーズで外道として登場した。覗き用の双眼鏡を持ち、ストーキングをやらかしそうなデザインである。ゲーム発売から10年以上経ち、日本も今やすっかり物騒な輩の目立つ世の中になってしまったようだ。(willseek)グラフィックを良く見ると足元が揺らめいている。やはり、人間をやめているのだろう(HAZE)

ナイトメア〔ないとめあ〕 悪魔
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悪夢、またはそれを司る夢魔。英単語mare には雌馬という意味がある為、黒い馬の姿をしているか、馬に跨った魔物と考えられる事が多い。元来は悪魔・悪霊を現す古英語maraから生まれた夜の魔物と考えられ、これはインド・ヨーロッパ語族繋がりでインドの魔王マーラとの連関を感じさせる。真1から比較的序盤レベルの夜魔として登場。子供の姿をした悪霊、といった風情である。夢魔としてのドルミナーやシバブーはもちろん、衝撃系魔法も得意としている。(willseek)グラフィックの元ネタは、チャイルドプレイだろう。子供型の人形に悪霊が乗り移って人を襲うホラー映画だ。(HAZE)

ナオミ〔なおみ〕 人名・キャラクター
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ソウルハッカーズでビジョンクエストにおいてその人生を体験する召喚師の女性。通常のCOMPではなく、カプセルを用いて悪魔を封じたり、召喚したりする。香港生まれで孤児として育ち、育ての親である師匠に呪術や戦闘術を学んだ。実はレイ・レイホゥと幼なじみであり、お互いの師匠も友人同士であった。だがある任務においてナオミの流派とレイの流派が戦う事になり、師匠と兄弟子が殺されてからは逆恨みと知りつつもレイを激しく憎悪している。師匠達との死別後、ナオミはヨーロッパで召喚術を身に付けフリーのサマナーとなった。内心平凡で暖かい家庭を夢見ているがそれはかなわぬ事と半ば諦めている。ビジョンクエスト中では天海市の地下に眠る強大な悪魔の討伐を依頼され、見事にそれを果たすがそれは侵してはならぬ神霊であった為、世界から抹殺される事になった。だが彼女の垣間見た情報や想いは主人公の内に残ったのである。複数のカプセルに封じた神や悪魔の力を解放し、戦闘では暴れまくっている。強い。カプセルは腰から吊るして持ち運んでいる。腕には魔術増強の為の刺青を彫っている。結構食いしん坊という可愛げのある所もあり、重要な商談中でも食べる事は忘れない。サマナーを引退したらレストランのオーナーになる事も考えていたようだ。死んだら全ては空しいですが…。(willseek)うるとら7みたいな女性(何>カプセル(Green Man)使えるスキルがいずれもチートクラス。常識的な行動をすれば死ぬ事はない。個人的な考えだが、西は恐らくナオミがアプスーかティアマトを倒す事で死ぬ事を分かっていたと思っている。戦ったのがアプスーかティアマトかによってマニトゥのパターンが変わり、前者であれば魔法に弱くなり、後者であれば魔法に強くなる。(wac_toriaezu)当時は意識していなかったのだろうが、カプセルを用いるということで、ライドウの召喚スタイルに近い。彼女の師匠も葛葉の関係者だったのだろうか(HAZE)

中島朱美〔なかじまあけみ〕 人名・キャラクター
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1970年生まれ。海外に単身赴任の父親を持つ高校生。学業的には優秀であるが、性格は根暗。彼の部屋の本棚には膨大な数のアニメ誌やコミックス等が並んでいたそうだが、その中で一際目立っていた物は魔術関係の書物である。彼はコンピュータに対する傾倒が深く、いち早く魔術の考え方とコンピュータ理論の酷似性を指摘していた。そしてそれを元に独自で「悪魔召喚プログラム」というシステムを開発する。中島はこのプログラムにより魔王ロキをメモリ上へ召喚することに成功。契約を交わして自らが通う十聖高校を悪魔の力で支配するのであった。しかし中島の支配とは自分のことを虐めていた生徒やその問題に関わろうとしなかった教師達への復讐であった。中島はロキを召喚するに当たり「ロキほどの高等な悪魔なら微弱なパソコンのメモリ上から実現化するのは不可能」と考えていたのだが、そんな彼の予想に反し、魔王ロキは自らの魔力によって現世に姿を現し、召喚者である中島自身に襲いかかってきたのである。それを助けたのがイザナミの転生であり、早くもその力を覚醒させた白鷺弓子だった。しかし弓子は中島を助けるためにロキの攻撃の身代わりとなり、絶命してしまう。イザナミの魔力で飛鳥に飛んだ中島は、弓子の亡骸を抱え、ロキに追われながらもイザナミの玄室へと運び、彼女を復活させようと試みる。そして自らはヒノカグツチの召喚を行って、その剣でロキを仕留めたのであった。その後弓子は無事復活を遂げたのであるが、人間界には新たなるデジタルデビル、邪神セトが既にその姿を現しつつあった…東京都の一部の住民による集団失踪。少しずつ人間界に実体化するセトの影響力は予想以上に大きく、この状況を重く見た政府はアメリカ政府と協力し「退魔プロジェクト」を企てる。このプロジェクトは魔術家チャールズフィード教授の企てた「宇宙空間に存在する超大型コンピュータである人工衛星にて悪魔召喚プログラムを発動させ、地上に現れようとしている悪魔達全てをそちらに召喚してしまい、宇宙に引き付けている間に悪魔撃破用兵器を開発しよう」という内容の、極めて不確定要素の多い計画であった。一方セトは膨大な生体マグネタイトを秘めた弓子を寄依としてその姿をほぼ完全に現していた。そこで発動された「退魔プロジェクト」。セトは弓子と一緒に宇宙へ。それと共に多くの悪魔達も宇宙空間に引き寄せられた。一方中島は再度飛鳥へ。そこでイザナミの衣を入手して自らも宇宙空間へと飛び、人工衛星に絡みつくセトをヒノカグツチで仕留めたのであった。閉ざされゆく魔界と現世の空間。しかしその中へ多くの悪魔達と共に弓子も吸い込まれてしまう。もし弓子を救えば魔界への扉は再度開き、そのために地球上へ多くの悪魔が降り立ってしまう。だが中島は「五十億人の人間より、僕は君一人を選ぶ!」と叫び、弓子を助け出したのであった。再び地球上に舞い降りる悪魔達。その後の世界の平和は如何に?と、ここまでがデジタルデビルストーリ二巻までの話である。それにしても中島の幼稚さはイザナギ神のそれとまったく同じである。自らのエゴで悪魔を召喚して学校の皆を全滅させるわ、好きな人を助けたいからと言って地球上に悪魔を舞い降ろしてしまうわ、本当にやりたい放題である。しかしイザナギとしての自分に未だ覚醒していない彼は、黄泉平坂においてのイザナギとは異なり、世界よりも愛する人を選んだ。正直「五十億人の人間より、僕は君一人を選ぶ!」というセリフは名言だと思う。さて、その後人間界には魔王ルシファーが現れるのであるが、イザナミの玄室を乗っ取って実力行使で地上を攻めてくる場合のストーリーがFC版「女神転生」で、政府内部に入り込み意図的に二人を葬り去ろうとしてくるストーリーが小説三巻「転生の終焉」であるとARLは睨んでいる。ちなみに小説側に話が進んだ場合、東京は大破壊を被り、イザナギの力を覚醒しないまま中島は弓子と共に死亡し、その状況にかつてのイザナミ神は嘆き悲しむという悲惨な結末を迎えてしまうのであった。(ARL)朱美と間違われやすいが朱実である。(k)

仲魔〔なかま〕 言葉
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悪魔の仲間、を意味する女神転生シリーズにおける造語。単に使役する駒や都合のいい道具という事ではなく、協力し共に困難を乗り越えていく同胞であろうという想いが込められている。とはいえプレイヤーが実際に仲魔をどう扱うかはそれぞれの自主性に任されている。悪意のある悪魔は契約の裏をかいて召喚者を乗っ取ろうとするかも知れないし、人間もやりようによって仁者にも悪魔より外道にもなれるのである。(willseek)【なかま】と変換して【仲魔】と変換できる人はメガテンマニア!(MASA)女神転生では、一般的に「悪魔を仲間にする」ということになるが、ラストバイブルでは、悪魔への呼称は(何故か)「魔獣」なので「魔獣を仲間にする」ということを指す。(意味合いに大した違いはないが)(HAZE)

長篠一文字〔ながしのいちもんじ〕
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ハッカーズに登場。備前の刀工一派・福岡一文字派の作。長篠の戦いにおける武功を称えて織田信長が奥平貞昌に贈った太刀。この時、信長は刀と共に武人の鑑として「武者助」の呼び名と自身の「信」の一字を与えた。以降貞昌は奥平武者助信昌を名乗り、この刀に先の戦いの名を冠し「長篠一文字」と名付けた。又、貞昌はこの時、徳川家康からも大般若長光を授かっている。(ICBT)

ナガスネヒコ〔ながすねひこ〕 悪魔
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漢字で書くと『長髓彦神』。日本神話では兄の『安日彦(アビヒコ)』と共にヤマトの鳥見にあった一族の長でナガスネヒコはその武勇で近隣に知らぬ者のない巨漢。デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団に登場した技芸属の悪魔。銅鐸、釣鐘みたいなのが武器。兄のアビヒコと共に立ちはだかる。姿は白い服に長い一本角を持つ。氷結属性が得意で火炎属性が弱点。(シシン)那賀須泥比古を参照の事。(willseek)

那賀須泥比古〔ながすねひこ〕 悪魔
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神倭伊波礼比古命の東征の際、白肩の津(現大阪府日下)にて登美能那賀須泥比古と名乗る奈良周辺の豪族が抵抗した。伊波礼比古命はこれに敗北し、兄の五瀬命を射殺されてしまう。そこで伊波礼比古命は東に向かって戦ったのが良くなかったと考え、和歌山を迂回して那賀須泥比古の軍勢を背後から襲う作戦に出る。この作戦は見事に成功。那賀須泥比古は敗北し、射殺されたとも東北地方に逃げ去ったとも言われる。しかしこの那賀須泥比古の縄張りや、戦いのあったとされる年代から考察すると、彼は邪馬台国の王であったと考えることもできる。これはもちろん「古代奈良王朝」を指すのであって、邪馬台国自体は九州にあったとする説が相変わらず有力である。真1にて登場。しかしその存在は下位レベルであるタケミナカタよりも地味である。(ARL)長髄彦とも表記され、一族の名称ともされる。弓の名手とされる一族であり、五瀬命の命を奪ったのも弓に象徴された強大な軍事力であった。一族は東征勢力に降った後は迹見(登美、とみ)氏として物部氏に仕え、朝廷の軍事・警察に関わったともいう。デビルサマナーシリーズのデザインでは一本角の鬼神で、縄文衣装を着ている。敗れし者達の悔しさをにじませたかのようなデザインだ。…実は美形だったりする。(willseek)葛葉ライドウに兄アビヒコと共に登場。「弟のあずさ弓」という専用技を使い、アビヒコとの連携技、「連枝のあまとび」も使ってくる。ちなみに彼等のどちらかが倒れると残ったほうが倒れたほうの能力を継承し、専用の台詞を言う。兄アビヒコはやや冷めているのに対しナガスネヒコはかなり動揺しており、兄を倒された怒りをライドウにぶつけてくる。実はブラコンなのだろうか?(toy)

永田町〔ながたちょう〕 地名・場所
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国会議事堂のある街。皇居の南西に位置し、江戸時代は武家屋敷であった。町名は当時そこに住んでいた旗本の永田一族の名から。マスメディアで永田町と言えば、政界を意味する。議事堂と共に議員会館や首相官邸等の政治関連施設がここと隣の霞ヶ関に集中し、まさに日本の政治の中心地と言える。ここは100年以上に渡り、日本の政治の清濁を見つめ続けてきた地なのである。(willseek)

泣沢女〔なきさわめ〕 悪魔
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哭沢女、泣澤女とも。神産みの最後に火之迦具土神を産み、その際に負った大火傷で伊邪那美は命を落とし、伊邪那岐はその亡骸にとり縋って泣いた。その時零した涙から泣沢女神は生まれた。名に含まれる「さわ」は清浄なる水の流れを象徴するとも、沢山・多くの涙を意味するともされる。かつては死者を悼む殯(もがり、通夜の旧い形)の場では多くの「泣く」役割の女達がいたという。泣いて死者を見送る精神的な意味合いもあったのだろう。泣沢女神は奈良の香具山の麓に水の女神として祀られている。デビルサマナーに比較的序盤向けレベルの女神として登場した。涙の形をした大きな水雫の中で膝を抱える女性の姿で、なかなか可愛らしい。回復魔法を得意としている。葛葉ライドウでは異界移動フィールド内の有料回復サービスキャラとして登場しているが、ペルソナシリーズのトリッシュをほうふつとさせるぼったくりぶりである。可愛らしく喋ってても高過ぎです。(willseek)

ナジャ〔なじゃ〕 悪魔
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シュールレアリスム作家アンドレ・ブルトンの小説「ナジャ」が元ネタと思われる妖精の少女。小説のナジャは普通の少女だが、ブルトンを暗示的な行動や言葉で混乱させ、また惹きつける魅力的な少女であった(実在の女性)。二人は最終的には別れる事になるが、ナジャはブルトンを利用して何かを得ようといった打算は一切見せる事はなかった。そうした奔放で純情な性格がゲームの妖精ナジャのイベントにも反映されているのだろう。真2で気ままに行動するが恋には一途な妖精の少女として登場する。主人公の愛は受けられないと悟ったナジャはヒロインの魂に宿る事で共に愛してもらう事になるとヒロインと合体する。結果ヒロインの精神は洗脳から開放される事にもなった。if...でもレイコのガーディアンとして登場するが、自己犠牲的なものを暗示しているのだろうか。(willseek)ディープストレンジジャーニーでは、リメイクで追加された悪魔の中の一体。イベントで牢獄から救出すると合体が解禁される。真4では、敵として現れる。…のだが、筆者は真2で感情移入してしまったため、一体も倒すことが出来なかった。(HAZE)

ナタク〔なたく〕 悪魔
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西遊記や封神演義で登場する人造人間に近い悪魔。托塔季天王の子として現れた大羅仙の化身というのが最も原義に近い。少年期に大暴れしすぎたために托塔季天王と敵対し自害。それを釈迦が蓮根と蓮の糸と蓮の葉で造った体に蘇らせたのがナタクである。しかしそもそもこの『ナタク』という読み方自体が日本人の勘違いであるらしく、本来はナタ、ナタタイシと呼ばれるらしい。真1に登場する闘鬼。暴れ回りを持っているのは彼らしいが、会心は「改心」とかけたのであろうか?(ARL)ソウルハッカーズではナタタイシ、ペルソナ2ではナタとして再登場した。どことなく某科学の子を思わせる容姿なのは人造人間ぽい伝承に由来するのであろう。(willseek)

ナタラージャ〔なたらーじゃ〕 特殊攻撃
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NINE、シヴァ+ナンディで発動する、一部を除くエリアの破壊速度が0カウントとなるRTSスキル。舞踏王。シヴァの異名であり、最も代表的な相の一つ。ナーダーンタの森でシヴァに敵意を持つ聖仙達が生み出した悪鬼アパスマーラプルシャを踏みつけ、炎の円の中で片足を上げて踊る姿で描かれる。同様に舞踏に関わる異名としてナテーシャ(舞踏の主)、ナテーシュヴァラ(舞踏自在神)、ナータカ(踊り手)、ニティヤナータ(恒常舞踏者)等がある。シヴァの舞踏は世界の創造から破壊までの活動サイクルを表現し、ナンディは主人たるシヴァの舞踏に合わせて音楽を奏でる。シヴァの舞として代表的な一つが畏怖相バイラヴァやヴィーラバドラが舞ったとされるタンダヴァであり、この男性的で力強い舞はシヴァの従者ターンドゥから聖仙バラタへと伝授され、他の舞踏と共に下界の人間達へも広められた。破壊神の要素を始めとするシヴァの様々な側面はヴェーダ時代の暴風神ルドラら他神の習合に拠るものとされるが、この舞踏神としての側面がシヴァの原形だと考えられる。ヴィシュヌが他の有力な神を化身として取り込んだのに対し、シヴァは舞踏による表現「相」によってそれを行なったのだ。(ICBT)

ナックルブラスタ〔なっくるぶらすた〕
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デビルサマナー登場のショットガン扱いの銃。名前の通り、拳に装着するナックルダスター型の武器と思われる。打撃を相手に叩き込むと、同時に仕込まれた銃弾が撃ち込まれ大ダメージを与える。拳への衝撃をどう逃がすかといった問題もあり、ヒロイック創作物でしか見られない武器とは思われるが、ゲーム中では攻撃回数も多めで結構有効な銃だったりする。(willseek)元ネタは漫画「ブラスナックル」の主人公の武器、ブラスターナックル。武器としての詳細は上記の解説で大体合ってる。(ICBT)

ナップガード〔なっぷがーど〕
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真2・ifより、序盤用の頭部防具。nape guard。兜の一部分で、首筋・首後ろを防御する部分。日本の兜でいう「錣(しころ)」の事。(ICBT)

七支刀〔ななつさやのたち〕
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初出は魔神2で長剣系武器、続いてペル2罪に剣系武器、対アバドン王では2周目以降に作成可能となる槍系合体剣として登場。これらは強力な部類には入るが特殊性は無い通常の武器であった。IMAGINEでも登場している様だ。特徴的なのはNINEで、直接の武器としては貧弱だが魔力が大幅に上昇するという、儀式刀剣である事を連想させる性能を持つ。又、デザイン上では天叢雲剣が七支刀状(但し枝刃は6本ではなく7本)に描かれ、合体剣のグラフィックや悪魔原画でスサノオが所持しているのが見られるが、これは七支と中心を併せて8つの切っ先が八岐大蛇のイメージと重なる事からの着想だろうか。尚、同じ存在である筈の草薙剣のデザインは異なっている。表記は七枝刀、読みは「しちしとう」とも、別名「六叉の鉾」。4世紀頃に百済から日本へと渡ったものとされ、鉄製の両刃直剣の刀身には銘文が刻まれており、刀身の左右からは三対の上を向いた小さな刃が枝状に分かれ生えている特徴的な形状を持つ事からも、実用ではなく儀式用であったと考えられている。現存する七支刀の枝刃は6本であり、中心の刀身を併せて「七支」となる筈だが、フィクション作品(メガテンにおいても)ではしばしば枝刃が7本に描かれる事もある様だ。(ICBT)

七つの大罪〔ななつのたいざい〕 言葉
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「七つの罪源」とも呼ばれる。6世紀後半のローマ教皇、グレゴリウス1世によりそれまでに唱えられていた8つの「枢要罪」を修正し、形が整えられた。カトリシズムでは信仰の在り方を識字率の低かった民衆に分かり易く示す為に聖人や悪魔に象徴させて用いたのである。寄付云々以前に中世時代の教会組織が良くも悪くも民衆の生活の在り方を導く重要な存在だった事は無視すべきではない。こうしたシンボライズはオカルト思想や娯楽作品のアイディアにも転用されていく事になる。なお2008年3月にはバチカンからより社会的責任を意識した新たなる「七つの大罪」が発表された。その内容は 1.遺伝子改造、2.人体実験、 3.環境汚染、 4.社会的不公正、 5.人を貧乏にさせる事、 6.鼻持ちならない程金持ちになる事、 7.麻薬中毒、 である。if...のハザマによって区切られた魔界は七つの大罪をモチーフとしているが、実は「色欲界」は存在しない。そこに秘められた彼のトラウマはレイコルートにおいて推測できるイベントが示される事になる。(willseek)

七つの大罪〔ななつのたいざい〕 地名・場所
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キリスト教における七つの重大な罪。他のあらゆる行動的な罪の原因となる、精神的な罪である。
傲慢:プライド。威張り、他人を見下す罪。象徴する悪魔はルシファー。つまり「偉いのは神だけなんだから、平伏せ」って事。強欲:グリード。必要以上に財産や物を欲しがる罪。象徴する悪魔はマモン。つまり「余計なもの欲しがらず、そんな金あるなら寄付しろ」って事。情欲:ラスト。いわゆる性欲に耽る罪。象徴する悪魔はアスモデウス。つまり「異性の気を引くのに金を使うくらいなら、寄付しろ」って事。飽食:グラトニー。必要以上に食を求める罪。象徴する悪魔はベルゼブブ。つまり「死なない程度に食べて、それ以上の金や食料は、寄付しろ」って事。嫉妬:エンヴィ。他人の地位や財産を羨む罪。象徴する悪魔はリヴァイアサン。つまり「他人のもの欲しがる前に、自分の持ってるものを、寄付しろ」って事。怠惰:スロース。行動、労力を惜しむ罪。象徴する悪魔はベルフェゴール。つまり「働け。そして、寄付しろ」って事。憤怒:レイス。激情に身を任せる罪。象徴する悪魔はサタン。つまり「正しい行いをする者を妨げるな。寄付の邪魔するな」って事。七つの大罪は行動だけでなく、精神にまで及ぶキリスト教における戒律である。人が行動的な罪に走る時、その動機となる感情はこの七つの組み合わせであり、またこの七つ以外にはない。とは言え、考えただけで罪になるとは無茶が過ぎる。思考の自由さえ奪いかねない。この大罪を恐れて思考を制限したら、たちまち人間は神に都合の良いクグツと化してしまうように思うのは私だけだろうか?また七つの大罪に対して七つの善行というものもある。「傲慢に対し信仰」「強欲に対し慈悲」「情欲に対し忍耐」「飽食に対し節制」「嫉妬に対し分別」「怠惰に対し希望」「憤怒に対し正義」であり、確かにこれらの精神が強くあれば大罪に対抗しうる。…が、人間そう強く作られていないような気がする。シリーズif...において学校を拠点に旅立つ冒険の舞台「○○界」はこれら七つの大罪、ひいてはその罪を犯した者の送られる七つの地獄がモチーフ。各ステージのボスと、上記の象徴する悪魔は一致しない場合が多いが、むしろ一致するととんでもない高位の悪魔が次々と襲ってくる事になってしまうので、仕方がない。ちなみにif...主人公と同様に(?)、神曲の作者ダンテもこれらの地獄を巡って神曲を書いたとされている。彼も幾つかの悪魔を従え(悪魔に引きずり回され?)ていたわけだが、やはり地獄や魔界の探索には、そちら側の住人の協力が必要不可欠なのだろう。悪魔召喚プログラム万歳。(クラン犬)ifのボス悪魔は七つの大罪に対応する悪魔そのものではなく、罪に対応した動物がモチーフとなっており、その動物の要素を持つ悪魔が選ばれている(委細は後述)。尚、ifの魔界としては登場しない罪科「色欲」に対応する動物は山羊だが、これはハザマ自身の制服や魔神皇第一形態の姿にあるエンブレムとして表れている。以下、[ifのボス/罪科/対応する動物]で記載。ヴィネ/傲慢/獅子、オーカス/飽食/豚、バラム/怠惰/熊、リリス/嫉妬/蛇、アムドゥシアス/憤怒/一角獣、チェフェイ/貪欲/狐。(ICBT)

ナハトコボルト〔なはとこぼると〕 悪魔
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ドイツの夢魔。名は「夜の小人」または「夜の部屋の精」を意味し、夜の人里に出没するコボルトの一種である。寝ない子供を躾ける悪役として用いられ、寝ようとしない子は悪夢を見せられ苦しめられたり、そのまま命を奪われてしまうと語られた。社会を安定させるには憎まれ役が必要なのである。デビルサマナー登場の序盤レベル夜魔。夜のケープを羽織り蝋燭を燈している。まず戦って敗れはしないだろう。彼相手に交渉の練習を積もう。(willseek)

ナパーム弾〔なぱーむだん〕 道具
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ハッカーズで登場した「ナフサ・金属セッケン等の混合物」、火炎攻撃を行う消費アイテム。また、IMAGINEでは退魔ナパーム・音響ナパーム・液体窒素ナパーム・プラズマナパーム等多様な種類が登場するが、これはハンドグレネードとの意味の混同だろうか。「ナパーム」とはナフテン酸+パルミチン酸アルミニウム塩の略。(俗説ではナフサ(燃料)+パーム油とされ、確かにこれらはナパーム弾の主材料だった事もあり全くの間違いではないものの正確でもない。)石油系燃料に混合するとゲル化する増粘剤であり、焼夷弾や火炎放射器に用いられる(後者に使われる増粘剤は組成や性質が異なるが、前者と同じくナパームの名で呼ばれる)。粘度を増しゲル化した燃焼剤は対象に付着し炎を「こびりつかせる」。水のみで消火する事はほぼ不可能で、付着した燃料を落とすには洗剤等を使わなければならない。通例「ナパーム弾」という呼称はナパーム増粘剤を用いた航空機搭載用の投下型焼夷弾を指す。歩兵が用いるナパームは火炎放射器の燃焼剤に添加しての使用が主。手榴弾タイプでは焼夷手榴弾と呼ばれるものはあるが、ナパームを用いたものは聞いた事が無い。よって、ハッカーズに登場するナパーム弾は現実的に考えればナパーム剤入り火炎瓶だと思われるが、メガテンの主人公達はニュークリアボムやアヴェンジャーや対艦ミサイル等を生身でぶっ放せる連中なので、数百kgはあろう航空機搭載用投下弾を放り投げて使っている可能性もある。(ICBT)上記ナフサの武器としての使用は歴史が古く、紀元前のティグラノセルタという地の攻城戦で、防壁を乗り越えようとした敵に浴びせたと文献に残っている。(HAZE)

生首の首飾り〔なまくびのくびかざり〕 道具
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NINEの地母神カーリー専用プラグイン、入手不可。ペル2ではEMPRESSカーリー作成の為のマテリアルカード「生首のネックレス」として登場するが、このアイテムを英語で表現する場合はnecklaceよりgarlandの語が使われる事が多い様だ。カーリーが身に付ける首飾りは彼女が殺戮したアスラ達の生首あるいは髑髏を数珠繋ぎにしたもので、その首の数は50から52とされる。この首の一つ一つはサンスクリット文字の一字一字を表わすとされ、知識の根源を象徴するという。これを起源としてインドの数珠状法具「ジャパ・マーラー」が生まれ、これが東西の世界へと伝わり「ロザリオ」や「数珠」といったものに派生した。(ICBT)

ナムコ〔なむこ〕
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1987年にデジタルデビルストーリー女神転生を、90年に女神転生2を発売したゲーム会社。近年においてもヒットゲームを連発している。しかし女神転生自体を作ったのはアトラスらしい。多分ソフト出荷をナムコへ委託したような形になったのであろう。そのためかどうかわからないが、女神転生2に登場したDr.バクタはナムコの某ゲームが元ネタである。(ARL)更に言うと「デビルバスター2」に登場する子供達の名前も同社の某ゲームから取ったものだったりする。ちなみにどちらも「旧約」では変更されている(爆田博士はスティーブンに、子供達は「真2」のキャラ達の名前になっている)。(aba)

ナムタル〔なむたる〕 悪魔
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メソポタミア、アッカド神話・バビロニア神話の疫病の神。 その名は「急死させる者」の意。 イシュタルの冥界下りの中で、エレシュキガルの従神として登場、イシュタルを生者の世界へ追い返した。 運命の悪魔とも呼ばれる。 真・女神転生デビルチルドレンシリーズで登場した悪魔。 人の姿で緑色のボロボロのマントを身にまとい蛇の様な縦目で三日月の様に口が裂けている。 身体には赤い模様がある。(シシン)女神転生とは関係ないが、ドラゴンウォーズという海外のゲームでナムターという名でラスボスを務める。コイツは不死の魔人という設定で、撃破するためには死体を奈落の底に投げ込まなければならない。(HAZE)

ナラギリ〔ならぎり〕 悪魔
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スリランカの民間伝承に伝わる象頭の魔物。インド・ヒンドゥ文化圏では象は聖なる獣とされる。だが、魔物の島ランカー(スリランカ)には象の魔物もいるとされたのだ。一説にはナラギリは魔王マーラの騎獣ギリメカラと同じく、ヒンドゥの象神を悪魔化した存在なのだという。真2・if...に登場した象頭の邪神。まぁヴェータラの色違いではあるが。火炎攻撃に優れ、毒ガスブレスもうっとうしい相手だ。(willseek)同型の悪魔はエナジードレインを使うヴェータラ、物理反射のギリメカラ。なのだが、この悪魔は銃撃を無効にする程度で拍子抜けする(HAZE)

ナラシンハ〔ならしんは〕 悪魔
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ヒンドゥ神話にて多くの化身を持つヴィシュヌの第四の化身。ヌリシンハとも呼ばれ、獅子の頭を持つ人獅子である。ヒラニヤカシプというラクシャーサ王は苦行の実践によりブラフマーに「昼も夜も、家の中でも外でも、人間からも神からも獣からも殺されない」という恩恵を授かり、それをいい事に人や神を虐げ自らを崇拝させていた。ついにはヴィシュヌへの祈りをやめようとしない自分の息子プラフラーダをも殺そうとした為、ヴィシュヌが動いた。ヴィシュヌは人間でも神でも獣でもない半人半獣の姿をとり、家の中でも外でもない王宮の入り口で昼でも夜でもない夕方にヒラニヤカシプを打ち倒したのであった。ほとんどとんちの世界である。救われたプラフラーダは王位を継ぎ、善政を敷いたという。異伝もあり、興奮して暴れるのをやめようとしないナラシンハに対しシヴァがシャルベーシャという八足有翼の獅子に姿を変えてこれを退治し、皮を剥いで身につけたともされる。神獣として真1・2・if...に登場。高い攻撃力を持ち、合体で継承する魔法次第では大いに使える。アバタールチューナー2では特殊イベントのある悪魔であり、ヴィシュヌに挑戦できるかどうかの鍵を握る。(willseek)

ナルキッソス〔なるきっそす〕 悪魔
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ギリシャ神話に登場する自らを愛し過ぎた美青年。ある時森の妖精ニンフの一人エコーが彼に恋をしたが、エコーはヘラの怒りを買って自分では口がきけず、他人の言葉を繰り返す事しかできなかった(エコー、こだま)。自分と同じ言葉を返してくるのみのエコーにナルキッソスは退屈だとして彼女を見捨ててしまう。エコーは悲しみのあまり姿を失い、ただ声だけの存在となった。これを見た復讐の神ネメシスは他人を愛せないナルキッソスは、ただ自分だけを愛すればよいと呪いをかけた。そしてナルキッソスは泉の水面に映る自らの姿に一目ぼれし、飲まず食わずで愛の言葉をささやきつつ衰弱死したという。死後彼は水仙の花に化身したとも言われ、水仙はナルシスと名付けられている。またナルシシズム(自己愛)やナルシストの語源にもなっている。ソウルハッカーズに神樹として登場した。水仙の花の精という解釈だろう。色っぽい美青年のビジュアルだが、その頭部からは水仙が生えている…。神樹系共通の特徴として火炎攻撃には弱いので要注意だ。(willseek)

南海バトラーズ〔なんかいばとらーず〕
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偽典より。南海シリーズの防具は他にも、全身防具の「南海フルプレイト」、腕防具「南海ガントレット」が存在する。バイク用品メーカーに南海部品という会社が実在しており、そこの製作という設定であるらしい。どういう経緯か、偽典の時代ではバイク用品メーカー各社が対悪魔戦用防具の製作に着手している様だ。(ICBT)

南功坊天海〔なんこうぼうてんかい〕 人名・キャラクター
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[1536?-1643]
天台宗の大僧正。慈眼大師。その半生は謎に包まれており、随風説、蘆名説、明智光秀説など様々な憶測が流れている。彼は江戸幕府を開くに当たって、平将門の怨霊を明神として祭ることにより徳川家の安泰を図った。また、それと同時に彼は風水に基づいて、江戸城を中心に北東に寛永寺、南西に増上寺を建て、江戸の表鬼門と裏鬼門に守護寺を置いたのである。今の東京繁栄ももしかすると彼の功績のおかげなのかもしれない。しかしその影響力の礎はやはり平将門である。(ARL)正しくは「南光坊天海」。創作作品によって悪の権化とするものもあれば正義の使者のごとく描かれるものもあり、とかく人の風聞は色々解釈が分かれるものだと考えさせられる。(willseek)タヤマが召喚した必殺の霊的国防兵器の1つ。(wac_toriaezu)

「なんだ きゃくか…」〔なんだきゃくか〕 発言・表示
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真女神転生のジャンク屋が客を迎える時のセリフ。全く歓迎の意思が感じられない。ちなみに送り出す時には「ようがすんだらとっととかえれ」である。荒廃した世界ではモノを持っている者こそが偉そうにできると言う事であろう。単に無気力なだけかも知れないが。真3ではガラクタ集めマネカタが店を開き、主人公を歓迎する時の開口一番のセリフがコレ。元ネタを知らないとあっけにとられるだけである。(willseek)「DDS2」ではいかにもな感じの胡散臭さ120%の店主のグラフィックとこの台詞とで多くのプレイヤーの度肝を抜いた…んじゃないかなぁ。しかし客じゃなかったらいったい何を期待していたんだろうといつも思う。(aba)一説によれば、金子氏がお水時代にヤクザが来たと勘違いして威勢良く振り向いたらただの客だった時に出た言葉だとか。どちらにせよ、物を売る気が無いのは確か。(来駕)

ナンディ〔なんでぃ〕 悪魔
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ヒンドゥ三大主神の一柱シヴァの乗り物にして供とされる乳白色の聖牛。名は「幸福なる者」の意。乳海攪拌の際に生まれた母なる神牛スラビの子であり、四足の獣の守護者にも位置付けられる。インドでは牛自体が農耕・運搬に大活躍する動物で人間の協力者であり、食べる事は恐れ多いとされているのである。真1が初登場の神獣。回復魔法に長けている事が多い。真2ではセンターの施策で分身達がデミナンディに改造されてしまうという不幸を被っていた。なおコードブレーカーの人とはなにも関係はないので念の為。(willseek)

ナンディさん〔なんでぃさん〕 人名・キャラクター
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ファミコン版2、真2・if...に登場した怪しげなインド人。妙なイントネーションの日本語でコードブレーカーなる数字当てゲームをとり仕切った。トレードマークはヒゲとターバン、合言葉は「ナマステ!」。ファミコン版2開発時に関係者がインド旅行に行って来た体験から生まれたキャラクターだそうである。(willseek)「真2」ではたとえ初対面であろうとさも主人公と面識があるかの様に馴れ馴れしく話し掛けてくるが、「DDS2」をやってないプレイヤーにとっちゃ「誰だオマエ」である。再登場はいつだ。(aba)

ナンブ一〇〇式〔なんぶひゃくしき〕
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第二次世界大戦期に開発された旧日本軍唯一の制式短機関銃。米国製トンプソン、独国製ベルグマン等を研究し1939年に完成した。発射速度は毎分450発程度から、第二次大戦後期には機構簡略化で700〜800発に高速化している。だが実際に前線で用いられる事は無かった。デビルサマナーが初登場の男性用銃。ゲーム中ではそこそこ強力だがなぜか拳銃の扱いを受けている。(willseek)

ニーズホッグ〔にーずほっぐ〕 悪魔
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ニーズヘッグ、ニドヘグ等とも。北欧神話に伝わる邪龍。黒い飛龍または大蛇とされ、名は「怒りに燃えてうずくまる者」の意。氷の世界ニヴルヘイムのフヴェルゲルミルの泉に棲み、世界全体を支えている世界樹イグドラシルの根の一本に咬みつき、世界の滋養を奪って災厄を招いている。イグドラシルの頂上にとまっている巨鳥フレスベルグとは敵対しており、死者の魂の配分を巡って争い続けている。また双方の間をラタトスクという名のリスが走り回っては争いを煽っているのだという。ラグナロクではニーズホッグはフレスベルグ共々戦死者の魂をひたすら喰らい続けるとも、後に再生した世界で光り輝きながら死者達を乗せて飛翔し、いずこかへと飛び去るともいう。 一応ファミコン版2の怪獣ニトホッグとしてが初登場。真2以降は白いムカデのようなシルエットの邪龍で、毒ガスブレスと物理系スキルを得意とする怪力悪魔だ。(willseek)(おそらくニヴルヘイムの一部である)ナーストレンドという場所にも生息し、死者の血をすすっている。おそらくこのナーストレンドの方が、ニヴルヘイムやヘルヘイムよりも世間一般の地獄の意味に近いと思われる。そのことからも、この邪龍が凶暴であることが分かる。DDSATシリーズでは、いずれも後半から終盤に移るあたりで中ボスとして立ちはだかる。共食いによる巨大化や、それなりの耐性により、厄介な中ボスである。(テラダイン)

仁王〔におう〕 悪魔
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金剛力士。一般的には寺社の門を両側から守る左右一対の守護神。その場合大抵右の者は口を開けた密迹金剛で、左の者は口を閉じた那羅延金剛である。真1で登場。スガモプリズンに捕らえられた場合強制的に戦わなければならなくなる。絶大な攻撃力を持つボスキャラなので、心して望もう。(ARL)実際は口を開けている方が那羅延金剛、口を閉じている方が密迹金剛であるのが普通である。 なお那羅延(ならえん)はインドのヴィシュヌの異称ナーラーヤナに由来している。(willseek)

仁王清綱〔におうきよつな〕
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if...登場の合体剣。高い攻撃力とCHARMの追加効果を持つ。だが攻撃回数が1ないし0回なので正直使い続けるかは悩める所。鎌倉時代末から室町時代初頭にかけての周防国の刀工・清綱に由来する。運慶作の仁王像を合戦の火災から救う為に、初代清綱が自作の刀で仁王像を収める堂の鎖を断ち切り、運び出させた事から以後銘に「仁王」を冠するようになった。神霊を救い出したとされた事から清綱の刀には大きな神威を見出され、江戸時代初期には狐憑きや瘧を治す刀だという伝説も生まれた。(willseek)

二億四千万の悪〔におくよんせんまんのあく〕 魔法
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ソウルハッカーズでナオミが用いた特殊魔法。魔王アンリ・マンユの力を呼び出し、敵全体で属性ニュートラルの者のみに万能系ダメージを与える。ネミッサも相当レベルを上げれば覚える事ができる。召喚魔術の一種でゾロアスター教の悪神、アンラ・マンユの力で広範囲を攻撃できる。ただし属性に偏りがある者は業を持つと判断されるのか、攻撃対象になるのはニュートラルの者だけである。ちなみに「二億四千万」とは日本人の総人口をイメージした言い回しである(一億二千万人分の両目)。郷ひろみを思い出した人は?…ジャパーン!(willseek)

二上門一帯封鎖事件〔にかみもんいったいふうさじけん〕 出来事
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ソウルハッカーズにて、天海市の中枢である二上門地区の行政タワー、天海モノリスが正体不明のアメーバ状物質に覆われ、二上門一帯が封鎖された事件。主人公達の奮闘により、暗躍していたファントムソサエティの幹部達はことごとく倒れ、陰謀の要となるはずだった天海モノリスの屋上アンテナも破壊された。だが、正気を失っているかと思われた門倉が大きな罠を仕組んでいた。結果天海モノリスは全体を不気味なアメーバで覆われ、その屋上にはアメーバ物質でアンテナの代用物が形成されるのであった。一般の人々に打てる手はなく、ただ警察が地域一帯を封鎖して地域内にいるのは遠巻きにアメーバ塊をなす術なく見守るファントム構成員達だけであった…。事態はファントムの手にも余るようになっていたのである。暴走を始めた門倉を止める為、主人公達の最後の戦いが始まる。敵味方を超えて暴走を始める悪意、って感じでいい演出だったと思う。ランチと父親の交流イベント、二上門内のファントム一般構成員達の意外な人間臭さが垣間見られるだろう。主人公達は多くの人々の魂と想いを守る為に戦いに赴く。それが暴走の大元の存在を救う事にもなるのだ。(willseek)

ニ・カロン〔にかろん〕 悪魔
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バリ島における最強の魔女であるランダの次世代。従者でもある。真1で登場。麻痺攻撃が厄介なこと以外、特に印象に残ることは無い。(ARL)

ニガヨモギ〔にがよもぎ〕 特殊攻撃
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〔Poison Rain〕
「デジタルデビルサーガ2」に登場するスキルで、“成道”曼斗羅に実装されている。敵パーティに濃紫色の雨を降らせて、敵全体に猛毒属性中ダメージと30%の確率で対象を猛毒状態にする。物語の後半では猛毒属性が弱点の悪魔が複数登場するので、弱点を突くと同時に高威力のダメージを叩きこむ手段として重宝する。元ネタは「ヨハネの黙示録」八章に登場する星の名と思われる。終末を告げる七人の天使の三番手がラッパを吹くと、天から松明のように燃える星“苦よもぎ”が落ちて来る。この星は地上の川や水源の三分の一の上に落ち、それらの水をその名が示す通り苦よもぎのように苦くして、多くの人間に死をもたらす。20世紀末に流行した終末論関係の書籍で1986年に原発事故を起こしたチェルノブイリの名がロシア語で“苦よもぎ”を表すとして、黙示録内の“苦よもぎ”と比較して紹介されたことで名前だけ知っている人も多いと思われる。実際のところ、“チェルノブイリ(黒い草)”が意味するのは「オウシュウヨモギ」で、“ポルイニ”という言葉こそが本来の「苦よもぎ」であり、『チェルノブイリ=苦よもぎ』という図式は間違いだとされる。また、黙示録の「苦よもぎ」は“Artemisia judaica”というヨモギ属の別の植物だといわれる。全く関係ないが、ヨモギ属の植物を表す“Artemisia”の学名は、古代ギリシャでヨモギが女神アルテミスに献じられたことに由来するといわれる。(HUM)

和魂〔にぎみたま〕 悪魔
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日本古神道における神や人を構成する一霊四魂の概念の内、特に穏和な精神活動を象徴する魂。雨や日差しの柔らかな自然の恵みや死後の安らぎ、人の静まった感情の働きにはこの魂が関わっているとされ、白・銀・赤紫を象徴色とし荒魂と対に考えられる。デビルサマナーが初登場の精霊。精神的活動を象徴するものとして、笑顔をあしらったデザインになっている。合体に利用すると他の仲魔の魔力や知恵、運を引き上げる事が多い。(willseek)

「憎けりゃ殺す、それが人間ってもんじゃないのかね」〔にくけりゃころすそれがにんげんってもんじゃないのかね〕 発言・表示
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真3マニアクスにおいて、アマラ深界で遭遇する悪魔メッセンジャーがかつて召喚された人間にその者の友を殺すように命じられた時に「嫌いなものは殺してしまう、それが人間のすることか?」と問いかけたという。その時の召喚者の返答である。元ネタはシェークスピアの「ヴェニスの商人」から。で、最近は嫌いでも憎くもなくても人を殺す輩も目立つ時代な訳だ。(willseek)昔は「無礼者!手打ちにしてくれるわ!」ってのが割りと普通っぽかったので、確かに今の時代同じような事をやれば目立つ。情報化社会ゆえ、すぐ悪事は広まりまくるしね、うん。(aba)

肉体の悪魔〔にくたいのあくま〕 特殊攻撃
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[DIABLE-DE-CORPS]
Dr.スリルの造った造魔”ガルガンチュア8”の呼称であり、必殺技名。 デビルサマナーにて登場。邦名「崩撃雲身双虎掌」。八極拳を極めし男、結城晶の必殺技である。相手の腹部を掌で突き(崩拳)、直後に相手の背後へ回り込み、自分の背中で体当たりし(鷂子穿林)、前のめりになった相手を両掌で吹っ飛ばす(双掌)という一連の技を、流れるように連続して決める。全ての技が完成するまでの時間は僅か1秒程度。ゲームにおいてはやはり三回ダメージを与える技だが、その数値の合計=喰らった者のHPとなっており、高い確率で即死させられてしまう。正に肉体の悪魔である。(ARL)実は妖精スプリガンを魔晶変化させて手に入るスプリガンベストは反射出来るので超オススメ。仲魔やレイには装備できないので主人公や物理反射系仲魔に攻撃が集中するよう工夫しよう。戦闘中の表示がフランス風に「Diable-de-corps(肉体の悪魔)」である事から、ネーミング自体はレイモン・ラディゲ原作でジェラール・フィリップ主演で映画化もされた同名の仏小説に拠ると思われる。小説は第一次大戦中における青年と人妻の情事を通して欲情とその時が容赦なく過ぎ去る様を冷徹に描き出した官能小説の傑作である。(willseek)

西新井大師〔にしあらいだいし〕 地名・場所
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東京都足立区西新井にある弘法大師空海の創建とされる寺院。川崎大師、佐野厄除け大師と併せ「関東三大師」の一つに数えられる。正式名は五智山遍照院総持寺といい、天長3年(826年)に空海が関東巡錫の際にその地で疫病に苦しむ人々を救うために建立したのだという。参道には昔ながらの長屋形式を思わせる建物が立ち並び、せんべい屋、団子屋、うなぎ屋にだるま屋と和風な露店が数多く、縁日には大勢の人々で賑わっている。夜になると周辺は街灯に灯が点り、かつて城下町であったという落ち着いた風情を見せる。(willseek)

ニスロク〔にすろく〕 悪魔
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アッシリアで崇拝されていた神。旧約聖書の列王紀によると、セナケリブ王の時代、アッシリアはユダ王国を圧倒していたが、ある天使が現れ、アッシリア兵18万5千人の大虐殺を行ったという。ニスロクが権天使だったとする解釈では、この自らの信仰者を虐殺される行いにニスロクは神に愛想を尽かし、堕天したという。ミルトンの失楽園では「大いなる鷲」と呼ばれ、有名なコラン・ド・プランシーの地獄の辞典では地獄の栄養士にして料理人とされ、堕天前に守護していた禁断の樹の実を使った料理を得意としているとされた。現在はこの地獄の料理長のイメージで語られる事が多い。デビルサマナーシリーズに登場した堕天使。小柄なコック悪魔という容姿である。料理の厨房イメージか、火炎魔法を得意としている。(willseek)

日輪の鎧〔にちりんのよろい〕
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真2・ifより、序盤用の防具。日輪を模様として描いたか、仏像の光背・身光の様に背部に日輪型の装飾を付ける等をした和風の鎧であろう。日輪、即ち太陽のイメージから神聖防具や吸火炎といった防御相性を持つ。(ICBT)

新田維緒〔にったいお〕 人名・キャラクター
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デビルサバイバー2の登場キャラクターの1人。主人公と同じ学校に通う高校3年生。一般人代表その2。主人公・ダイチと共に地下鉄の事故に巻き込まれ、それをきっかけに悪魔召喚アプリを手に入れる。才色兼備の優等生で男子生徒の憧れの的。具体的には同学年でもクラスの違うダイチが憧れ、会話できただけで舞い上がる程。ただ、本人の気はどうやら主人公にある模様。少なくとも自己紹介しなくても名前を知っていたり、出会った時もっと話したかったという程度には。とは言っても「出会った時点では顔しか知らなかった」というニュアンスの発言もしているので、その時点では顔と名前くらいしか知らない気になる相手でしかなかったのだろうが。また、彼女と敵対するルートで彼女の説得に成功すると、かなりわかりやすくデレてくれる。周囲に合わせる性格で自己主張が苦手。嫌われるのがイヤだから、とのことだが、その性格がトラブルを招くことも。ただ、芯は強く言う時は言うしやるときはやる。ついでに度胸もダイチよりある。周囲に流されるその性格も主人公達、主にアイリやヒナコとの関わりの中で変化していく。何かと悲劇に見舞われることの多いヒロインポジション。だが、ただ悲劇に流されるだけではなく、仲間の助けも借りながら立ち向かっていく。メガテン作品では珍しくしっかりヒロインやってる人。セプテントリオン襲来の真相を知ってからは、仲間同士の争いを避けようとするダイチの意見に同調し、共に行動する。そのためダイチ以外のルートを選んだ場合、必然的に敵対することになる。デビルサバイバー2ではやたらとキャラに死亡フラグが立つのだが、彼女の死亡フラグを折る方法は「彼女に会って話をする」だけだったりする…が、ある程度深い仲で無いと会って話をしようが何をしようが死亡する。彼女の生命を救うためにはただの気になる存在ではなく、彼女にとって特別な存在にならなければならない。また、ダイチの発言と彼女の発言を合わせて考えると、学校での主人公の姿が垣間見える…かもしれない。能力は力と魔を中心に伸びる力魔型。序盤は魔が中心的に伸びるため、主に魔法スキル役として活躍してもらうことになるだろう。その能力から火炎強化系のスキルが低レベル時でも付けやすいのは利点。また、魔法スキルが通用しない相手でも殴ればそこそこのダメージが出せるのも良い。(ad)

新田勇〔にったいさむ〕 人名・キャラクター
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真3における主人公のクラスメイトの男子高校生。ファッションに拘り明るく振舞うが、実は人一倍周りからの目を気にする性格である。高尾祐子の熱心なファンだが、彼女が主人公を特別視していることに気付いている。入院している祐子を見舞うために新宿衛生病院を訪れ、結果東京受胎を生き残った。マントラ軍に捕まったり、カブキチョウ捕囚所で捕まったりする内に、逆境に耐え切れなくなったようである。主人公だけでなくかつては助けようとしていた祐子にさえ関心を失い、アマラ経絡に引き蘢り、己の内で自己完結し互いの心には一切干渉しない「ムスビ」のコトワリに目覚める。そしてアマラ経絡の思念を身に浴び、力を付けたのはともかく、その様は全身人面瘡であった…。己の目的の為のみに行動するようになり、ヒジリを踏み台にマガツヒを集め、創世を目指す。その下には自分勝手な孤独を求める外道や幽鬼が集う。呼び出したコトワリの守護悪魔も孤独な漂流神であり、ノアと名付けられた。トレードマークは帽子で、ノアの姿にまで反映される。拷問とかでキレてしまったのかねぇ。ある場面では主人公に対し「なんで…なんでオマエはいつも、オレの邪魔ばかり…」と発言し、腹に一物あったのだろうか。孤独を求めながら、本当は他人を求めていたのかも。なおムスビルートを選ぶと主人公と勇の友情っぽい演出になってくるのが皮肉。(willseek)「新田」と言えば、鎌倉・室町(南北朝)時代の武将に新田義貞公(以降、敬称略)がいる。弟の脇屋義助公と共に活躍し、鎌倉幕府を倒した名将であるが、ライバルと言える足利高氏公(尊氏公。以降、敬称略)に比べて不遇な武将として有名だったりする。新田氏は足利氏と同じく源氏の名門であるのだが、先祖の新田義重公が源頼朝公の平家打倒の挙兵参加に出遅れてしまったために、足利氏と比べてずっと不遇な状況下に置かれ、義貞の代にはすっかり貧乏御家人になっていた(名前を「貞義」と間違えられるほどひどかった)。それに対して、高氏は奥さんが鎌倉執権北条氏の女性だったりするありさまである。そんな中で義貞は頭角を現し、鎌倉幕府を滅ぼすほどの名将ぶりを発揮する。しかし、それでもその時に一緒だった高氏の子供千寿王が総大将扱いされていることがあり(『増鏡』がそれ)、時にあいかわらず酷い扱いを受けていた。その後、建武の新政ではそれなりに重んじられたが、後醍醐天皇方と戦うことになった尊氏(改名済み)と鎬の削り合いを行うことになっていき、最終的には足利方に敗れて死んでしまう。時に尊氏を窮地に追い込み、時に敵でありながら、追いかけてくる尊氏の道(橋)を「橋を架けること等容易いことであり、橋を破壊したのでは、慌てて逃げたのだろうとされて笑い者になろう」として破壊せずに威風堂々と撤退したりと、なかなかの大将ぶりを発揮していたのだが、尊氏と比べても、当時の評価は押し並べて思わしいものではなかった。そこで筆者は思う。義貞と尊氏の関係は、新田勇と人修羅の関係にちょっと似てないだろうか(笑)?人修羅の少年ばかりが高尾先生に認められたりあの御方に認められたり(苦笑)。(テラダイン)

ニャラルトホテプ〔にゃらるとほてぷ〕 悪魔
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ifでハザマの精神世界に登場したクトゥルーの邪神、無貌の神とも呼ばれ色んな物に化けて活動している事が多い。ゲーム中では麻痺引っかき係りとして活躍する事が多く意外に強いとあるゲームではラスボスやキーマンを勤めるなど、その才能を遺憾なく発揮して主人公(プレイヤー)を導き、時には悩ませていた。だが久しぶりにNINEで再登場した際には、どういう経緯か知らないが人様を「ジョニー」と呼ぶやら、語尾に「コノヤロー」をつけるやら、すっかり「訳の分からない悪魔」になっていた(ニャルリン)「ニャルラトホテプ」である。ナイアーラトホテップなどとも呼ばれる。まぁ元来人に発音できる名前ではないのだが。しばしば黒をモチーフとし、名前がエジプトのファラオを思わせる事から、アフリカ系のイメージが入っているのかも知れない。主の為に狂気と混乱をもたらすべく暗躍しつつ、そうした自らの行為をも冷笑しているシニカル視点が特徴である。(willseek)ペルソナ1における神取と玲司に最も関連のある悪魔(ペルソナ)(Green Man)金子氏のデザインは、人影のように黒くて翼と尻尾と王冠(金髪?)はあるが顔(表情)が無いのが特徴であり、しかも微妙に両性具有にも見える。まさに「無貌の神」といった印象である。別名に「這い寄る混沌」があるが、まさに「渾沌に目口(目鼻)を空ける」という言葉にも見られるように七孔が無い、混沌を司る中国の怪物渾沌のそれに似ているとも言える。また、偶然か必然か、デビルメイクライ2(マニアクスのダンテの元のゲーム)のラスボスである覇王アルゴサクス・ザ・ケイオス(ケイオスはカオス、すなわち混沌を意味する)の本性であり「絶望の具現」ともされるザ・ディスペア・エンボディードに容姿が似てもいる。翼の形や尻尾の有無等の違う点もあるが、顔(表情)が無くて両性具有なデザインであり、「ニャルラトホテプが燃えたらこの姿になるのではないか?」という感じ。(テラダイン)ニャルラトホテプの元々の出典は、アメリカの小説家H・P・ラヴクラフトが執筆した小説「Nyarlathotep」である。この小説内でのニャルラトホテプは、エジプトからやってきた高貴な血をひくファラオの如き雰囲気をまとう浅黒い肌の痩身の男として描かれる。彼は世界各地で科学、電気学、心理学に基づいた講演を行って恐怖を与えることで人々の心を魅了していく。物語の語り手は自分の町にやってきたニャルラトホテプの講演に参加するが、その帰り道に恐るべきものを目の当たりにする。冒涜的なフルートの音色が響きわたる暗黒の神殿で踊り狂う窮極の神々とその化身たるニャルラトホテプ、這い寄る混沌の姿を。驚くべきことに、小説「Nyarlathotep」はラヴクラフトが見た夢を基に書かれた作品である。夢から目覚めたラヴクラフトは酷い頭痛と耳鳴り、激烈な恐怖の中でこの夢を文章に書き上げた。後に読み返したところあまりにも首尾一貫した内容だったので、三語だけの変更と最終節を書き加えただけで本編が完成したという。ちなみに執筆の経緯として、当時のラヴクラフトは母親の死にショックを受けて何週間にもわたって体調の不良と精神の衰弱を訴えていたとされる。以上のようにニャルラトホテプの出自は、一人の小説家の潜在意識が生み出した純然たる夢の産物である。それゆえに「ペルソナ2」において集合的無意識の暗部、人間の精神に潜む暗黒面を司る存在として、ユングの見た夢から生じたフィレモンと対立する形でピックアップされたのだろう。(HUM)

ニャルモット〔にゃるもっと〕 悪魔
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ヒマラヤ・ネパールのUMA・雪男イエティ(岩場の怪生物の意)の一種。ニャルモットは体長が4.5mもある巨大な肉食種で、家畜のヤギやヤクを喰らうのみならず人間を襲う事すらある危険なタイプのイエティとされる。ソウルハッカーズ登場の妖鬼。力が強く、氷結攻撃は受け付けない。ただし性格は愚鈍なので最初は言う事を聞かせるのが難しい。鬼神系悪魔の合体素材としては悪くない。(willseek)

ニュークリアボム〔にゅーくりあぼむ〕 道具
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核爆弾。メギドラオンと同効果。オートマータで売っている。値段は29800円。どうやって核を安く仕入れたのだろうか。(南橘奈緒)ちなみに旧ソ連崩壊時に闇市場に流出したと噂される核弾頭には一発に3千万〜5千万の値が付いたらしい…。個人携帯規模でも1千万は下らないと想定される。 (willseek)コンシューマゲーム内の日本円の価値や物価にリアリティを求めるのは酷だと思うが。(TRPG版の物価設定はある程度現実的である。)アメリカ製の核弾頭で最小のものは「W54(Mk54)」で、その単体重量は23kg程とされる。歩兵運用を可能とする戦術目的の核兵器であり、核無反動砲デイビー・クロケットや特殊核爆破資材SADMなどの弾頭として用いられた。価格や流通ルートの問題はさて置き、この様に個人規模で扱う事の出来る核兵器は確かに実在する。(ICBT)

ニュークリアミサイル〔にゅーくりあみさいる〕 特殊攻撃
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ペル2より、名の通り核ミサイルによる核熱属性の全体攻撃。核兵器といえば実際に使用された原子爆弾やメガテンシリーズで登場する核弾頭搭載ICBMといった大規模破壊兵器のイメージが強いが、それらは戦略兵器としての核兵器であり、一口に核兵器といってもその威力は大小様々である。威力を抑え、戦術運用を目的とした核兵器も存在する。(とはいえ、通常兵器と比べると段違いではあるが。)RPGにて核を用いた攻撃の元祖といえば「ウィザードリィ」シリーズの攻撃魔法ティルトウェイト(後にニュークリア・ブラストに改名)が知られる。又、一部のオカルト的解釈に拠れば、インド神話に見られる神々の矢(アグネヤストラやブラフマーストラ等)が古代の核兵器であったとも。因みにサンスクリット語「アストラ」は英語のmissileに相当する語である。以上より、この様な名称の攻撃技が登場する事は驚くべき事ではないのかも知れない。(ICBT)

NEUTRAL〔にゅーとらる〕 言葉
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中庸、あるいは中道路線。偏りなく中立・中性である事。秩序に縛られず、自己本位の感情に流されずに周囲の世界と自分との関係においてバランスを保った生き方を好み、目指そうとする在り方。真1以降に強調される三大属性の一つである。最も仲魔を扱う制約が少ないと考えられ、人道的にも理想の生き方と目される事が多いが、友人達や神も悪魔も手に掛けてしまう血まみれの道という説もあり。積極性に欠けると日和見主義に堕する危険もある。多様性を受け入れつつ目指せる中庸があれば一番良いのだろうが。(willseek)LAWもCHAOSも偏った考えでありNEUTRALこそ真に正しいという趣旨の意見が攻略本等の書籍、インターネット、シリーズゲーム中など多くに偏って見られるように感じられる。ゲームをプレイする上でニュートラルな行動、結末こそが正解であり、もはやロウとカオスについて考える必要などないようだ。(メル)

ニュートリノガン〔にゅーとりのがん〕
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ifに登場。その名の通り素粒子ニュートリノを用いる銃器であろうが、創作作品にニュートリノ兵器が登場する事はあまりない。「宇宙戦艦ヤマト」がその数少ない前例だが、そこでは他のビーム兵器と大差ない描かれ方をされ、どうも中性子ニュートロンと混同している節が見受けられる。ニュートリノはほぼ全ての物質に透過性を持つが、同時にそれらに影響を与える事も極々僅か。要するに素通りしてしまうわけで、破壊兵器として用いるには不適当と思われる。近年、核兵器を不発させる利用方法が見出されたようだ。(ICBT)

ニューナンブ〔にゅーなんぶ〕
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日本の警官が腰にぶら下げているアレである。充填弾数は五発。よく目と眉毛の繋がった警官が爽快にぶっ放しているのを見かけるが、アレはどう考えても五発以上だ。納得行かない。下町風角刈り警官もよく犯人相手にぶっ放しているが、その行為自体があまり納得行かない。真1ではなんと12000円で購入出来てしまう。とても納得行かない。(ARL)正式名はミネベアM60。愛称のニューナンブはメーカーである「ミネベア大森製作所」の前々身である「中央工業」の創設者であり、日本の銃器開発の第一人者・南部麒次郎氏から採られている。既に警察官への支給品としての調達は終了しており、以降はS&W社製の制式採用銃に移行していく事になっている。(willseek)ペル2罰では警察官である克哉の初期装備。JOKERこと須藤竜也が舞耶に渡した銃(コルト・ポニー)に毛が生えた程度の攻撃力。噂を流した直後のパラベラムでも購入できるが買う必要はないだろう。(M1号)

ニューロクランチ〔にゅーろくらんち〕 特殊攻撃
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[Neural Shock]
アバチュ2より、PALYZEの追加効果を持つ神経属性の全体ダメージ攻撃。比較的序盤から習得可能な割には使いでのあるスキルだが、敵も序盤から使ってくる厄介なスキルでもある。ネーミングは漫画「魔人探偵脳噛ネウロ」の主人公名「脳“噛(=crunch)”“ネウロ(=neuro)”」からと思われる。作品の発売時期から考えると読切版が元ネタだろうか。US版名は単に医学用語でいう「神経性ショック」の事。(ICBT)

ニュクス〔にゅくす〕 悪魔
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ヘラス(ギリシャ)神話の夜の女神。カオスの娘で、暗闇の深淵エレボスの兄妹にして妻。エレボスとの間に昼の女神ヘメラと天空神アイテル、冥府の川の渡し守カロンをもうけ、 また一人で眠りの神ヒュプノス、死の神タナトス、不和の女神エリス等の多くの神々を産んでいる。世界の西の果ての地下に館を構えており、娘のへメラと交代で世界を巡る事で昼夜の交代は行われるという。死や運命に関わる多くの神々の母である事から、主神ゼウスも無視できない権威を持つ旧き女神とされた。オルフェウス教においては万物の祖となる愛の神エロスを銀色の卵として産み落とした創造主となっている。暗い夜は恐ろしいが活力の源泉たる安らぎをもたらしてくれる大切な時間なのである。真2で暗い色のドレスをまとう最上位の夜魔として登場した。多くの魔法に対する優れた防御特性を持つ。ペルソナ1ではラスボスの一人「夜の女王」としても登場し、ドレスの内に闇の宇宙を覗かせた姿はソウルハッカーズでも拝見できた。ペルソナ3においても新たな解釈で主人公達の前に脅威として立ち現れる。真3ではバーのマダムとして飲み客の悩みも聞いてくれているようだ。(willseek)

ニュクス・アバター〔にゅくすあばたー〕 悪魔
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ニュクス・アバターとはペルソナ3におけるラスボスであり、NYXと略される。その外見はある人物(ストーリーにおいてかなり重要なキャラ)に酷似しており、大きな剣を持っている。他の女神転生シリーズのニュクスとは異なるが、神話から取られた要素もある。具体的には「闇夜のドレス」というどんな技も反射する技と「夜の女王」という全体に万能属性で大ダメージ+状態異常効果の技を使ってくるが、これはニュクスがギリシャ語で「夜」を表し、「夜の女神」と呼ばれることからであろう。ペルソナ3でのニュクス・アバターの正体は、全ての生命に共通する概念、すなわち「死」そのものであると考えられる。これはおそらく神話でニュクスが「死」の象徴である「タナトス」を産んだことからではないかと考えられる。ペルソナ3のテーマでもある「死」を最もよく体現した存在と考えられる。ニュクス・アバターがなぜ生まれたのかはおそらくフロイトが指摘した人間に無意識下にある「死」へのあこがれ、「デストルドー」(別名タナトス)のためと思われる。ちなみに正確には「デストルドー」の対義語ではないが、反対の言葉に「リビドー」というものがある。「リビドー」はフロイトによると無意識下の「性」の本能であるが、ユングによるとすべての本能のエネルギーであるらしい。ペルソナ3には重要な登場人物集団として「ストレガ」というのが存在するが、彼らは(女もいるが)主人公達とは正反対に人類の死を望んでいるように思われる。そう考えた原因と考えられるのは彼らは「人工ペルソナ使い」であり、ある科学者たちによって強制的にペルソナ使いにされたため、ペルソナを制御しきれていない。そのためペルソナを制御する薬を使っているのだが、その薬には飲めば飲むほど寿命が短くなるという副作用がある。はっきりいうと彼らがその思想に至ったのは無理もなく、むしろ被害者であるように感じられる。主人公達は「死」の恐怖に立ち向かう者達と考えられるが、「ストレガ」は「死」(それも自分だけではなく人類の)をある種望む人物達と言えるだろう。また「ストレガ」の他にも「死」という概念が存在しない仲間キャラの「アイギス」というロボットがいるが、彼女も「死」というテーマのもと、はずせないキャラであろう。(キタロー)

如意棒〔にょいぼう〕
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デビルサマナーシリーズ登場の合体作成武器の一つ。破壊神セイテンタイセイを合体させる点は一貫している。多くの敵を一度に攻撃でき、破壊力もかなりのものである。一体に複数回攻撃できないのでボス戦には向かないかも知れないが。正式名称は如意金箍棒(にょいこんこぼう)。西遊記の主人公・孫悟空こと斉天大聖が使う、両端に金色の輪がはめられた棍である。神珍鉄という金属でできており、重さは一万三千五百斤(約8トン)もある。持ち主の意に従い(如意)自在に長さや太さを伸縮できるので、悟空は極小サイズに縮めて耳の中にしまい携帯していた。元々は黄河の治水を成した五帝の一人・禹(ウ)が大河や海の水深を測る際の重りや底を均す為の槌に用いた物だったという。後に竜宮の地下に「海の重し」として置いてあったのだが、悟空は強奪同然に手に入れ、以降愛用武器として使い続けたのであった。(willseek)

如来像〔にょらいぞう〕 道具
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小さな阿弥陀如来の像。使用しておくとCHAOS属性の者の死の身代わりとなってくれる。真1では1200魔貨で購入可能。しかし普通「如来像」なんて聞くと身の丈数mほどのものを想像してしまう。破壊後の東京において、背中にそれをくくりつけながら旅を続ける主人公の図を、昔はよく想像していたものだ。(ARL)時代劇などを観ていれば分かるが、昔の旅人の中には自らの信ずる神や仏を小さな木像や石像の形で持ち歩き、「守り本尊」とする習慣が存在した。ちなみに干支に準ずると阿弥陀如来が守護するのは戌年・亥年生まれの人だそうである。(willseek)

ニンジャソード〔にんじゃそーど〕
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忍刀(しのびがたな)・忍者刀(にんじゃとう)と呼ばれる忍者が使用したとされる刀。携帯性を考えて刃の長さは60cm前後と長脇差程度に短く、形状は直刀になっている。鍔は刀を踏み台に出来るよう大き目で、鞘は目立たぬ黒塗りにして先端は地面や敵に突き刺せる加工が施されていた(一説には鞘はシュノーケル代わりになったとも)。もっとも実際の忍者は直接戦闘を極力避けた存在であり、小振りである忍刀は攻撃力に劣り極端に狭い場所を除けば戦闘には不利な武器であった。また現存する忍刀は全て明治以降に製造された物とされるので、忍者が実際にこうした刀を用いた事自体を疑問視する声もある。ソウルハッカーズに安定した使いでの前半向け武器として登場した。命中率が高めで扱い易いと言えるだろう。(willseek)刀剣コレクター向けにアメリカで製造された、忍者刀を(欧米的な観点で)模倣した刀剣類の事。逆輸入されて日本でも販売されていたが、現在では銃刀法に触れる為、輸入禁止となった。大型ナイフといった感じの形状で、柄は刀身から続く金属部分に直接紐を巻いただけ、鞘は強化プラスチック製やレザー製など様々だが、日本の忍者刀のような特殊な仕掛けや工夫はない。刀身はガンメタル色で仕上げられ、他の部分も黒を基調としたカラーリングでまとめられている。向こうなりに「ニンジャ」のイメージに合わせてつくられているようだが、日本元来の忍者刀とは全くの別物である。ゲーム内解説には「アルミ合金製」とあり、これは真剣・実用武器としての刃物ではなく模擬刀である事を意味する。アルミ合金は硬度は高いが軽量であり、重さが威力に繋がる武器・刃物の素材として使われる事は通常無いからだ。ゲーム中に登場する品は米国製ニンジャソードを日本で模倣したレプリカなのだろうか。(ICBT)元ネタは恐らく、ブラックニンジャソード。模造刀というよりはアメリカ人が妄想するようなNINJYAをモチーフに作られた大型の刀型ナイフみたいなものでして、日本でも中二病の人御用達のアイテムだったんですけど、ちょいと前に有害玩具として法律で所有が禁止されちゃいました。(花梨)

ヌース〔ぬーす〕 道具
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対アバドン王より、高位剣の素材となる魔晶。「アレティア」と共に至高アイオーンの上位4体テトラクテュスの名から採られているが、直接は同メーカーよりのゲーム「救急救命 カドゥケウス2」に登場する寄生虫ネオン・ギルスが由来との事。ギリシャ語で「叡知・精神」。グノーシス主義における高次霊アイオーンの内の、至高の8体アグドアスの一体である男性アイオーンの名であり、女性アイオーンであるアレーティア(真理)を伴侶とする。ヌースの人格化がイエスとされる。(ICBT)

〔ぬえ〕 悪魔
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平家物語で語られる、平安時代末期の京を騒がせた怪物。頭は猿で尾は蛇、身体は狸で手足は虎と、合成獣と言ってもいい容姿。「ヒョーヒョー」とトラツグミの声で鳴きながら黒雲に身を潜め、夜な夜な京の夜空を駆け巡ったという。御所にも出没し天皇を悩ませた為、源頼政が山鳥の尾を使った矢で射落とし二度退治したという。怨念を封じる為頼政は木をくり抜いて作った空舟(うつろぶね)の中に鵺の死骸を入れて海に流したのだが、流れ着いた先の大阪の都島や兵庫の芦屋では疫病が蔓延し、人々は祟りを鎮めようと鵺塚を造り祀ったという。御所があった所である二条児童公園の片隅にも「鵺大明神」の祠が現在も鎮座している。鵺の姿は資料によって少しずつ異なっており、鵺はあいまいなもの、正体不明なものの喩えとしても用いられた。日本のキマイラは女神転生シリーズでは馴染み深い存在である。ファミコン版1から一貫して妖獣であり、高めの攻撃力と意外に多彩な特殊技を持っている事が多い。NINE・真3で大幅なイメチェンがあり、ずんぐりした妙に可愛げのあるデザインになった。だが油断していたら「マルカジリ」である。(willseek)平家物語における上記の特徴を持つ怪物の記述は「鳴く声、鵺にぞ似たりける」という文で締められている。つまり上記解説にある現在「鵺」として知られる怪物は「鵺に似た声で鳴く、名の無い正体不明の怪物」であり、鵺そのものではない。鵺とは「夜に鳴く鳥」を意味し、夜に不吉な鳴き声を上げる怪鳥「奴延鳥(ぬえどり)」の名が古事記や万葉集にも見られる。怪鳥「鵺」は上記の怪物が倒された後、同所に出没し、やはり同じく頼政に矢を射られて退治された。その正体はトラツグミだと考えられている。しかし先の正体不明の怪物の印象が強かった為だろうか、現在ではこの怪物の方こそが「鵺」の名で知られている。(ICBT)

ヌンチャク〔ぬんちゃく〕
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女神転生1やTRPG版で登場。また、FC版2の三節棍が旧約2にてヌンチャクに名称変更されている。いずれも序盤の剣としては貴重な複数攻撃回数の武器だ。沖縄を起源とする、同じ長さを持つ2本の短い棒を紐か鎖で連結した武器。ブルース・リーが映画内で使用した事で有名だが、実際はヌンチャクそのものではなくフィリピン武術に伝わる類似の武器であり、扱い方もそれに準じたものらしい。また、リー自身はこの武器を「見栄えのみで実戦に使えたものではない」と評価している。中国武術では二節棍・双節棍・両節棍、等の類似武器が存在し、ヌンチャクをこれらのバリエーションに含む向きもある。欧米の一部では忍者の伝統的な武器だと勘違いしている事例もある様だ。(ICBT)ブルースリーが両手に持って使ってるのはタバク・トヨク。中国武術のは双節棍。琉球武術のヌンチャクはああいう風に振り回して使うのではなくて、一本だけを隠し持って不意打ちで敵の脳天を砕くような使い方をする暗器の一種です。こっちは見掛け倒しのタバクトヨクと違ってちゃんと実用性があるそうで、破壊力はコンクリブロックを砕くくらいはあるらしく、アメリカでは銃が流通してるのにヌンチャクの所有は法律で禁じられてる州もあるのだとか。(花梨)

ネヴァン〔ねう゛ぁん〕 悪魔
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ケルト神話の戦場の三女神バイブ・カハの一人。名の意味は「毒のある女」で、「戦の狂乱の女神」とも呼ばれる。戦場で戦士達の頭を混乱させ同士討ちさせるとも、その叫び声で戦士達を奮い立たせ(バーサーク化)敵に挑ませるともいう。黒を象徴色とする女神で、銀の腕ヌァザの妃でもある。邪龍クロウ・クルーワッハあるいは魔王バロールとの戦いでヌァザと共に命を落としたとされる。真2・if...で妖鳥として登場した。衝撃系魔法を得意としている。デザインが背に翼を生やした外ハネショートヘアの美人さんな感じ。スカートのスリットから覗かせた脚が色っぽい。名前が某アクションゲームの電撃蝙蝠女に使われているようだ。(willseek)

ネオファイト〔ねおふぁいと〕 悪魔
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Neophyteと表記し、初心者・修道院の修練士を意味する。彼らはメシア教団内におけるテンプルナイト候補生であり、修行の一環としてボランティアでセンターの治安維持活動に従事している。信仰心篤く、エリート意識も強い為、その活動はしばしば強圧的になる事もある。真2に登場するメシアンでは最序盤レベルの者達。油断していると大人数で魔法攻撃等で痛手を受ける可能性もある。戦うのなら神経弾ばら撒き戦法で眠らせるのもいいかも知れない。(willseek)パッと見、真1の狂信者に似ている(レベルや種族も大差ない)が、ちゃんと見比べると大分違う。Neo-Fightではない。筆者は小学生の頃、間違っていたが。(「ダークロード」というゲームの最初のシナリオの名前が「リトル ネオファイト」だった。「小さく新たな戦い」と思っちゃうじゃん。)(HAZE)

ネクロ・ドグマ〔ねくろどぐま〕 特殊攻撃
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ソウルハッカーズ登場の、恐るべき死の教義のエナジーを敵にぶつける技。敵一体にぶつかってから周囲に拡散し、万能系ダメージを与える。LIGHT属性の悪魔で用いる者もいる事から、邪悪なものではなく、強く死を指向する力を凝縮したものと考えられる。(willseek)

ネクロマ〔ねくろま〕 魔法
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戦闘中、DEAD状態の仲魔をアンデッド状態で呼び出す魔法。呪殺魔法は効かないし、通常攻撃も効果がない。前列に立てて壁にするという外道戦法も採れてしまう。やるかどうかは良心次第だ。(willseek)

猫将軍〔ねこしょうぐん〕 悪魔
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予言の力に秀でた猫頭の道教神、マオジャンジュン。安南(ベトナム)には十五世紀に存在していた毛尚書(マオシャンシュ)という武将を祀った廟がある。その名字の「マオ」の発音が猫と同じだったので、いつの間にか猫将軍へと変化した。シンボルとは意外と伝聞で容易に変化するものなのである。デビルサマナーに登場する秘神。鎧に身を包んだ猫頭の武人の姿が可愛らしい。タルンダや聖者の歌、放電でサポート的な使い方ができるだろう。(willseek)

猫じゃらし〔ねこじゃらし〕 道具
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正式名称はエノコログサ(狗尾草)。イネ科エノコログサ属の一年草で、穂が円柱状のブラシのような形で毛のような柔らかい突起に覆われているのが特徴。日本各地に変種を含め広く分布しており、アワもその一種である。猫の視界で振ると猫がじゃれつくことから「猫じゃらし」と俗称するようになった。葛葉ライドウにおけるパートナーキャラクター、ゴウトは黒猫の身体に魂を宿した存在である。猫の本能は完全には抑えられないようだ。ゲーム中に入手できる猫じゃらしで何度かからかっていると…。(willseek)

猫の王冠〔ねこのおうかん〕 道具
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NINE、魔獣ケットシー専用プラグイン。能力の向上、ナビ時に獣族のCPを半減といった効果を持つ。猫の王である事を示す、王権の象徴たる王冠であろう。メガテンにおける解説、ケットシー達が王国を持ち王制の社会を築いているとされるのは、イングランドやアイルランドの民話「猫の王様」(同題だが内容は地域で異なる)に拠る様だ。特にイングランドのものでは猫の王が黄金の王冠(コロネット)と共に葬送されるという描写がある。又「長靴をはいた猫」も同類とされているが、一般的にはこれらとケットシーを同一視する傾向は余り無く、ケットシーが王国を持つというのはあくまでもメガテン独自の解釈だ。又、スコットランドのローランド地方に伝わる複数の猫を用意し、その内一匹を焼き殺し、他の猫に質問するとその答えを話し出すというトゲリムという占い方法があり、これはビッグ・イヤーズ(Big Ears、大耳)という猫の悪魔がその猫を通して占いに答えているのだとされ、ある説ではこのビッグ・イヤーズがケットシーの王とも言われる。(ICBT)

猫の瞳〔ねこのひとみ〕 道具
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[Cats Eye]
テレネット版に登場。不可視の敵が見えるようになるが、新月時には効果を失う。アバチュ2では装備品である宝石の一種に「猫目石」が登場する。猫の目は縦に細長い瞳孔を持ち、光量の調整が容易であり夜目が利くとされる。この事から古代エジプトでは猫の瞳孔の変化を太陽の巡行や月の満ち欠けに喩え、夜における太陽の姿が月とされた事もあり、太陽は猫の眼を通して夜の世界を見るという逸話が生まれ、猫そのものの神聖視へと繋がる。宝石の一種としては「猫目石」。宝石としての価値は余り高くはない鉱物クリソベリルだが、研磨後に猫の瞳の様な光の筋が現れるものがこの名で呼ばれ、宝石としての価値が跳ね上がる。この事より、他の宝石にも見られる同様の光効果がキャッツアイ効果と呼ばれる。(ICBT)

ネコパンチバズ〔ねこぱんちばず〕
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デビルサマナーで魔獣ネコマタが魔晶変化する対単体バズーカ(!)。命中率は通常銃よりやや低くなるものの、攻撃力だけなら登場する銃器の中で最強クラスである。PSP版では若干威力が下げられたがレイ用の銃ではやはり最高の攻撃力だ。ネコマタが比較的早くから登場する事もあり、早めに入手すれば絶大な戦力アップが期待できる。発射エフェクトはファンシーだが…。(willseek)

ネコマタ〔ねこまた〕 悪魔
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化け猫。多くは長年生き続け、神通力を得た猫達のことである。女神転生においてはしばしば猫女として描かれ、昔からファンは多い。その中でも異色な人気を放っているのは、FC版女神転生に登場した愛らしい姿のものと、東京黙示録におけるマオちゃんであろう。(ARL)最近のシリーズでデザインが変化し、ピッタリ黒スーツに白いボアジャケットと、かなりオシャレさんになった。黒いネコマスクも中々いい感じ。…が、NINEではなぜかマスクをしておらず、一部では「そっちのほうが美人じゃない?」という説も。(Sakanon)葛葉ライドウでの種族は技芸。戦力としては少々物足りないが、ナビにすれば匠の技でアイテムを作ってくれたりするうえ可愛いのでラストバトルまで連れて行った人も多いのでは?ねこじゃらし取得のため乱獲したのは私だけでしょうか?(笑)(MASA)真3ではネコマタと「いいこと」できる。ぜひ、「ニャー、ステキ」と言われて昇天しよう。(HAZE)

熱光学迷彩服〔ねつこうがくめいさいふく〕
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ハッカーズより、回避性能の高さが特徴の中盤用防具。本来なら回避性能程度では済まない程の高い効果を得られる代物の筈なのだが、時代設定的・技術的に完全な透明化まで至っていないのか、それとも単に悪魔には効果が薄いのだろうか。又「光学迷彩」の名ではアバチュ1での特定ボス専用スキルとなっている。漫画・アニメ「攻殻機動隊」より。何らかの特殊な光学技術を用いて透明化・不可視化を行う高度な迷彩の一種。可視光のみでなく赤外線に対しても同様の処理を行い、熱源感知にも捕捉されないという事から「熱・光学」迷彩の名となる。車両やサイボーグにも搭載されるシステムだが、衣服としてはレインコートの様な形状となり、顔まで完全に覆う場合はHMDと併せて装備し外部視覚を確保するのが通例となる。同種の技術は映画「プレデター」等のSF系作品に多々登場しているが、架空の技術である為に正式名というものは特に決まっておらず、それぞれの作品内で使われる固有名がそのまま現実における俗称となっている。「光学迷彩」の名もその一つであり、日本国内での代表的な呼称として知られる。現実でも開発が進められてはいるが、技術的な問題から実用にはまだまだ程遠い様だ。(ICBT)

ネビロス〔ねびろす〕 悪魔
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地獄の元帥であり検察官。常に悪魔の様子を監視し、ルシファーに報告するという。鉱物、動物、植物学等に造詣が深く、予言者としても一流である。また、最高の死人使いでもある。真1では赤伯爵を監視する黒伯爵として登場。赤伯爵のアリスへの偏った愛情を利用し、多くの魂を集めようとしていたのである。(ARL)しかしベリアルが封じられ、アリスが消え去った後の黒男爵の苦渋のセリフやネビロスを倒した時の断末魔のセリフを見ればアリスへの想いは本物のようだ:「ベリアルもわたしもただあの子の笑顔を見たかっただけなのです」。そして魔人となったアリスもまた、二人を復活させようと人形を携えているのかも知れない…。悪魔学におけるネビロスはメソポタミアの木星神ネビルに由来している。マルドゥークの別名であったネビルは冥界神ネルガル等と同じく名前を流用され、中世ヨーロッパの悪魔学にてアスタロトの配下の陸軍元帥にして悪魔達を監視する検察官と位置付けられた。上述のネクロマンシーや様々な知識以外にも飛行能力や財宝の在り処が分かるという「魔法の手」を見付ける力を持つ。動物を操り、召喚者が望んだ対象に苦痛や傷を与える。(willseek)「DDS2」では京浜第3シェルターに襲撃を掛けた悪魔。デビルバスターを出てから初めてのボスだが、ミノタウロスと同じくカーバンクルがいれば雑魚である。いないと勝てないが。(aba)

ネミッサ〔ねみっさ〕 人名・キャラクター
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ソウルハッカーズにて、ウラベがアルゴンNS社のサーバーから命懸けで持ち出したプログラム。自我を持ち、電霊と呼ばれる悪魔である。主人公にCOMPから解放され、手近にいたヒトミに憑依する。実はレッドマンにより情報生命体マニトゥから引き出された存在で、人間と行動を共にして成長させる為に記憶や能力を封じられていた。その為登場したばかりの頃は極めて幼くわがままで、人の情などにも無頓着であった。ヒトミの体で外部と接触し、人間達の喜怒哀楽の情や死を知る事で他者をいたわる思い遣りある精神に成長していき、マニトゥの苦しみや死をもたらす自らの役目をも受け入れ、臨んでいく。ヒトミに憑依したネミッサはコケティッシュな雰囲気になり、白い肌に銀髪とヴィジュアル系ミュージシャンのような姿に変貌する。また肌にも刺青を思わせる大きな模様が生じている。ゲーム中演出としてヒトミ発言時はバストアップ画が黒髪に戻る事があるが、実際はネミッサの銀髪姿のまま、中身が切り替わっている。精神存在として強力な魔力を誇り、レベルアップにより様々な魔法を覚える。デジタルネットワーク間に入り込んで移動したり、データを外に持ち出して実体化させたりと驚異的な能力を持つ。その本質はマニトゥにある概念を実行させる存在なのだが。派手目なファッションを好み、ストーリー中は少々大胆なデザインのレザー製ライダースーツをデジタルデータから実体化し着用していた。原典としてはネイティブアメリカンのアルゴンキン語族の神話に「星の乙女」を意味する 名として伝わる。あまりの美しさに「雲の運び手」までが彼女に夢中になり、仕事を放棄して彼女のいる星の国に赴いてしまったという。(willseek)しかし何故卜部は自分のCOMの悪魔全て削除(=めっちゃ危険)までしてネミッサを持ち出したのか疑問である。そこまでレッドマンの事を信頼していたのか、相当重要な事だと分かっていたのか…。(wac_toriaezu)

ネメア〔ねめあ〕 悪魔
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デビチル光闇・炎氷・MRより。火炎系を得意とし、物理耐性などは無く、ゲーム中の能力は神話とは無関連と言ってよい。バリエーションとして「ネメアゾンビ」も存在。又、P3・4では剛毅アニマル系シャドウの最上位が「ネメアンアニマル」だ。ネメアの獅子。原語であるギリシャ語ではレオン・テス・ネメアス、英語形はネメアン・ライオン。テュポン(もしくはオルトロス)とエキドナの間に生まれた子とされる、ネメア谷の洞窟に住む獅子。別のバージョンではゼウスとセレネの子で、月から追放されネメア谷へ送られたとも。攻撃を通さない黄金の毛皮とあらゆる鎧を切り裂ける程の鋭い爪を持ち、近隣に住む人や家畜を襲い喰らった為、ネメア谷のあるペロポネソス半島中を恐怖に陥れた。ヘラクレスの12の難行の最初の一つがこの獅子の退治であり、彼は弓矢や棍棒が通じないこの獅子を、首に組み付いて絞め殺した。又は毛皮で覆われていない口の中を狙い弓矢で射抜いたとも。そしてアテナの助言により、獅子自身の爪を利用してその死体から毛皮を切り剥ぎ、それまで身に付けていたキタイロン山で仕留めた獅子の毛皮に代わり、以降はこれを身に付ける様になる。獅子はその後ゼウスに贄として捧げられ、天へ引き上げられ星座の一つ、獅子座となった。名称は「地名」+「生物名」が通例となるが、メガテンシリーズで既出のスチュパリデス(=ステュムパリデスの鳥)がゲーム中では文字数制限により地名部分のみで呼ばれる事となった為、これもそれに倣ったものと思われる。キャンサーやヒドラといった地名でなく生物名のみで呼ばれる例もあるのだが、この差は偏にモンスターとしての知名度に拠るものか。(ICBT)

ネルガル〔ねるがる〕 悪魔
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バビロニアにおいて戦争・疫病・洪水等の災いを司り、冥界の支配者の属性をも持つようになった神。火星の神ともされる。バビロニア神話において元々冥界を支配していたのは「死の女主人」エレシュキガルだったが、ネルガルはエレシュキガルとある事件で大いに揉めた末に結婚し、冥界の支配者となったのであった。ネルガルは太陽神としての属性も持ち、太陽神シャマシュと同一視されていた事もあった。デビルサマナーシリーズ登場の魔王。冥界に乗り込んだ時に従えたという14人の強力な護衛を胸部に同化させている。物理攻撃に打たれ強く、破魔・呪殺魔法を使いこなすので注意だ。(willseek)真・女神転生デビルチルドレン氷の書でも登場。エキストラダンジョン・ディープホールのフェゴールの間でバトルして勝つと仲間になる。漆黒の炎が噴き出す鎧で身をつつみ黒い翼を持った姿。手に触れると疫病を流行らせることができるという。個人的にデビチルのネルガルの姿が好きです〜(シシン)

ノア〔のあ〕 悪魔
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真3においてムスビ勢力を率いる勇が守護として呼び出した神。元来名は無かったのだが、それでは不便だとして勇にノアと名付けられた。アマラ経絡の深層を古より漂流し続けた存在であり、絶対の孤独を司るとされる。種族は邪神に分類され、巨大な四足の胎児のような姿をしており、目にあたる部分に膝を抱えて赤い球体の中に入った勇が収まっている。ムスビに賛同する場合は同志として他勢力と戦い、敵対した時は最終決戦の地で雌雄を決する相手の一つとなるだろう:「なんで…なんでオマエはいつも、オレの邪魔ばかり…」。ノアのネーミングのコンセプトはプレイヤー間でも意見が分かれており、旧約聖書・ノアの方舟の彷徨えるノアをモチーフとする説、また日本神話の同様の存在に由来するとする説もある。本気モードになった時に勇の顔が帽子付きで浮かび出てくるのがシュール。「夜のオーロラ」で自らの弱点を変化させ、「ウソブキ」はHP・MP両方をごっそり奪っていく。(willseek)

NORMAL〔のーまる〕 言葉
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TRPG版においてLight-Dark軸の中間として設定される属性。Law-Chaos軸におけるNeutralに相当する。コンシューマ版においては両軸共に中間はNeutralであったものを名称の混同を避ける為に変更された。人間的な感情がここに含まれ、この属性の悪魔達は人間と対等の立場に就く傾向があり、その行動は善意・悪意よりも旺盛な好奇心・幼児的な衝動による事が多いとされ、飽き易く気紛れであるとも。TRPG版で特徴的なのは人間は通常このNormalに属さなくてはならず、覚醒段階が低位の場合、PCとして許容出来るのは属性がNormalの者のみとされ、LightやDarkに属性が変化してしまうとNPC化するという事だ。つまりこの2つの属性はその思想や行動が人間としてあるべき範疇を逸脱したものと捉える事が出来、又逆説的に、悪魔化したり高位の覚醒段階に到達する等、人間の範疇をある程度逸脱した存在となった者のみにLight・Dark属性化が許される訳だ。(ICBT)

ノーム〔のーむ〕 悪魔
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髭を生やした小人の姿とされる、四大の内地を司る精霊。一応女性もいるらしい。ドワーフやノッカーのように地下に棲む妖精の一種族と言われる事も多く、やはり金銀の鉱脈に詳しいとされる。ノームのイメージを固めるのに最も貢献したのは16世紀のスイスの錬金術師パラケルススであり、ノームの名もギリシャ語で知恵を意味するグノーメーから命名したとも言われる。ファンタジー世界では有名な精霊の一つ。オズの魔法使いシリーズには珍しく悪役ノームが登場している。メガテンシリーズではランク上下合体に活用できる存在だ。ドワーフの色違いか岩でできた小人の姿でデザインされている。電撃や補助系魔法を持っているが、あまり戦力としては期待しない方がいいだろう。(willseek)ファミコン版2以降はランクアップ用の精霊種族に落ち着いているが、ファミコン版1ではヘケットと共に、最初に仲魔に出来る悪魔の一体(地霊)である。(HAZE)

ノッカー〔のっかー〕 悪魔
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イギリスのコーンウォール地方の鉱山に住む妖精。地中の鉱脈に詳しく、鉱夫達が穴を掘っている時に岩肌からコツコツ叩く(ノック)音がすると、それは彼らが鉱脈を教えてくれているのだという。人間に対して比較的好意的で、坑道で迷った者を音楽で慰めたり、公正な人間には掘り出した鉱石を分けてもらう条件で自分達の鉱脈を教えてくれるとされる。一方で不誠実な人間は地下で迷わされたり、一向に鉱脈を見つけられなかったりと散々である。ここにはイギリス的なフェアプレー思想や、鉱脈が生き物であり、取り尽くさずにいくらか残しておけば長く保ち続けるというアニミズム的なものを読み取る事ができる。真1で初登場した最序盤レベルの地霊。小人風でかわいいが、戦闘力も見た目程度。早めに合体してもらう事になるだろう。ソウルハッカーズでは老人口調で仲魔交渉のイロハを親切に解説してくれるゲンさんなるノッカーが登場した。(willseek)

ノックアウト帽〔のっくあうとぼう〕
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内側に金属板を仕込んで補強された帽子のこと。いざというときには帽子のつばを持って振り回し、武器代わりにすることもできる……らしい。「ソウルハッカーズ」に登場する。主人公の初期装備で、当然性能も最低ランク。ショップが利用できるようになり次第、お役御免となることが多いだろう。(ky)

野槌〔のづち〕 悪魔
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ゲーム中ではノズチと表記される地脈を司る蛇の精霊。野津霊、つまり野の精霊を意味する名であり、頭と尾がずんぐりと同じ太さをしているという。元々は記紀神話に登場する女神、鹿屋野比売(カヤノヒメ)が別名、野椎神(ノヅチノカミ)の名の響きから野にいる槌のような蛇の精霊として想像されたのが由来であり、世俗化すると共に人を見ると坂を転がってきて足に噛みついてくる、といった形で妖怪視されていった。UMAのツチノコ(槌の子)はこの眷属ではないかとも言われたが、最近はヤマカガシの突然変異種であるという意見が支配的なようだ。初登場は真2で、土を表す黄色いオーラが形作った大蛇の姿の龍王だった。物理攻撃スキルが得意なようだ。ソウルハッカーズでは山崩れを生物的に表現したような小山のごとき姿にアレンジされた。更に真3では小山に脚と象のような鼻を生やした妖怪然とした姿になっている。(willseek)

ノルン〔のるん〕 悪魔
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北欧神話の運命を支配するとされる女神集団ディースの上位存在。複数形ではノルニルであり、中でも有名な三姉妹がそれぞれ「編む者」ウルズ(ウルド)、「紡ぐ者」ヴェルザンディ(ヴェルダンディ)、「責務・義務」スクルドである。三女神はそれぞれ過去・現在・未来を象徴しており、世界樹イグドラシルの根本にあたる「生命の泉」ウルザンブルンの岸辺に住み、イグドラシルを管理しているとされる。ノルン達は人々のみならず神々の運命をも支配しており、天界の父オーディンもその威を無視できないという。よい運命も悪い運命も彼女達次第とも言え、人々には尊崇と恐れを抱かれる存在であった。if...で時計を抱えた背に翼を生やした女性の姿で最上位の女神として登場した。ソウルハッカーズでは三姉妹をひとまとまりに時計の装飾風にあしらったデザインになり、ペルソナシリーズとGBA版真2では三姉妹それぞれが独立して登場している。いずれも比較的上位の女神としての扱いを受けている。やっぱり某漫画による知名度は無視できないといったところだろうか。(willseek)メガCD版「真1」では件の3姉妹が登場。みんな揃って同レベル帯の悪魔とは桁外れの能力値を誇り、特に次女と三女の強さたるや一度味わうともはや他機種版をプレイする気が失せるほど。F島ブランドは偉大だ…っていうかもしかしてスタッフにファンが居ただけか?(aba)3姉妹が有名だが、実際はもっと沢山いるらしい。フレイア等もノルニルに含まれるとされる。また、善意のノルニルと悪意のノルニルがいるとされる。(テラダイン)

呪いの弾丸〔のろいのだんがん〕 弾丸
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相手を呪う呪いがかけられた弾丸。撃たれた相手はその傷と共に呪いに苛まれる。ゲームでは呪殺の効果も持っている致死性の高い弾丸である。(ARL)DDSAT2では、「咒弾」という呪いの弾丸がある。威力は64で神経弾と同じ。「咒」とは呪いを意味する言葉であるように考えられるが、不動明王そのものの真言が「小咒」であり、不動明王の特性を示す陀羅尼(呪文の一種)が「大咒」である。(テラダイン)

呪いの歯車〔のろいのはぐるま〕
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真2が初登場の大型の歯車の形をした武器で、手に持って敵を殴り付けるか投げて用いると思われる。なかなかの攻撃力で攻撃回数も多いが呪われており、HPが失われていくのでお勧めできない。クリス・ザ・カーが落とす事がある物なので、部品を抜き取って使っているのだろうか。自動車の前後輪を繋ぐシャフト機構には、前後の回転差を調整する為にデファレンシャルギアと呼ばれる歯車装置を組み込んでいる。これを開発するまでには多くの発明家の試行錯誤が積み重ねられた。(willseek)

ノロイの木馬〔のろいのもくば〕 道具
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if...に登場した戦闘用アイテム。敵二体を呪殺属性で即死させるムド効果。…どう見てもトロイの木馬のダジャレです。本当にありがとうございました。(willseek)

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