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総項目数 2503 最終更新時間 2024 年 08 月 29 日 17 時 04 分

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[悪魔][剣][銃][弾丸][鎧][兜][籠手][靴][道具][魔法][特殊攻撃][地名・場所]
[人名・キャラクター][コマンド][出来事][言葉][発言・表示][数][他] 自分も書き込む



た...と

ターコイズ〔たーこいず〕 道具
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[生命力あふれる戦士の守護石]
12月の誕生石。成功の象徴。ラピスラズリとも言われるトルコ石である。古来から旅のお守りとして扱われてきた石であるが、「人に与えたり与えられると幸運になる」という言い伝えがあるため、プレゼントとして用いるられることも多い。性的な情熱を燃やす力もあると言われているので、彼女にプレゼントしたりしてみてはいかがであろう?(ARL)ラピスラズリとターコイズは別物。(但し、両者は共に日本における12月の誕生石である事は確か。ラピスラズリを誕生石に含むのは日本特有の事であるらしい。)(ICBT)

ターボばあちゃん〔たーぼばあちゃん〕 悪魔
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高速道路に現れる老女の幽霊で、四つん這いで猛スピードで走り回ると言われる。ダッシュばばあ、100キロばあちゃんなど地方により呼び名や詳細のバリエーションは異なり、ターボばあちゃんは六甲山周辺で呼ばれる名前である。並走するばあちゃんを見た車のドライバーはただ驚かされるだけとも、事故に見舞われ死んでしまうともされる。ソウルハッカーズに登場する怪異。背中にturboと書かれた着物の老女が四つん這いで駆ける姿である。素晴らしい健脚で、特技ブーストアップで逃げ去ってしまう。デビルアナライズ用に一回倒したらそっとしておいてあげるのもありだろう。(willseek)DDSAT2の某場面におけるマルゴ・キュヴィエの俗称。この俗称を知ってからというもの、感動の名場面が爆笑の名場面に変わってしまった。「ジェットばあちゃん」の方がメジャーかもしれない。また、蔑称とされる可能性も零では無いかもしれないので、これらの表現の使用は程々にした方が良いかもしれない。(テラダイン)出現してもすぐ逃げ出すあたり某RPGのメタルなアレを連想するが、残念ながら経験値は普通。(wac_toriaezu)

ターミネイター〔たーみねいたー〕 悪魔
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真2においてセンターが派遣する始末屋で、名前は英語で「終わらせる者」を意味する。主に政治犯や思想犯、テロリストをターゲットにしている。彼らは個別にではなく、センターの厳しい枠組みの中で刺客として働いている。背中のロケットブースターでホバリングし、犯人を確認するとターボブーストで追いつめる。両手に持つ銃のモデルはAR−18とSPAS12であり、映画「ターミネーター」で使われていたものと共通のものである。殺し屋として派遣される彼らの姿は同じく映画「バトルランナー」に登場する、主人公に対して警察国家が派遣する刺客達の姿をも思わせる。真2に登場するメシアン達の中ではかなり強力だ。さすがはセンターの刺客達である。神経・破魔・技系の攻撃には弱いので狙っていこう。仲魔(…)にしても結構使える。(willseek)

ターラカ〔たーらか〕 悪魔
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ヤクシャの娘であるアスラ神族の一人。男を誘惑し喰らう鬼女である。彼女は苦行により他の神々を凌ぐ力を手に入れたが、結果的にはクリシュナに倒されたとも、ハヌマーンに倒されたとも言われる。真1では二回攻撃が役に立つ、戦闘的な鬼女だ。(ARL)ヒンドゥーの神話に登場し、その名の意味は「星」。ある時、ソーマ(神酒ではなく、その神格化した神様)がターラカを誘拐したので、彼女の夫ブリハスパティとソーマの間で争いが生じる。それは他の神々をも巻き込んだ大戦争に発展し、世界が滅びかけた。ブラフマーが仲裁し事なきをえるが、今度は隠し子が発覚。ブリハスパティとソーマどちらの子であるかという事でまた争いが発生。結局その子はソーマの子という事になり、夫ブリハスパティは形無しである。ソーマは酒の神でもあるし、ターラカも彼に酔わされたのだろうか。まったくお騒がせに過ぎる女神だ。密教に伝わると、多羅観音(または多羅菩薩)と呼ばれるようになり、仏の配偶神としての役割を持たされるようになる。(クラン犬)インド叙事詩「ラーマーヤナ」においては森に住まうラークシャシー(女ラクシャーサ)として登場している。闇夜の中を駆け回り、出くわした男を気に入った場合には激しく交わりその精を奪い、気に入らなかった場合にはその頭から貪り喰うとされた。英雄ラーマとその弟ラクシュマナはその退治を命じられ、相手の呪力の強さに大層苦戦したものの、最終的には射殺して退治した。またカーリダーサの叙事詩「クマーラ・サンバヴァ(クマーラの誕生)」にも同名のアスラ(男)が登場し、100年の苦行の結果ブラフマーからシヴァの子以外の誰にも敗北しないという恩恵を授かり、世を苦しめていた。こちらは愛の神カーマの犠牲等も伴いながら誕生したシヴァの子クマーラ(カルティケーヤ)に倒され、クマーラはターラカジット(ターラカの征服者)の名を得た。(willseek)

体当たり〔たいあたり〕 特殊攻撃
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[TACKLE]
相手に体当たりを喰らわす。パワフルで且つ野性味溢れる攻撃方法だ。しかし「牛に体当たりされた」と聞けば笑い話で済みそうだが、「車に体当たりされた」と聞くと結構シャレにならない。しかもこのゲームで体当たりを仕掛けてくるのは車以上に危険な悪魔達である。そう考えるとかなりデンジャラスな技なのであった。(ARL)勿論、車型の悪魔であるクリス・ザ・カーも使用してくる(HAZE)

太極光輪〔たいきょくこうりん〕 特殊攻撃
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「デジタルデビル・サーガ・アバタールチューナー」の隠しボスのコウリュウの専用技。後にマントラでも使える万能属性で敵全体に特大ダメージ+パッドステータスを付加する。 発動した時、それぞれの四神の位置と色を表した後、眩い光を放ったあとダメージを与える。(Mr.ダルクン)

大正〔たいしょう〕 言葉
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日本の元号の一つで、大正天皇が在位した1912年7月30日から1926年12月24日までの期間を指す。命名は「易経」の「大享以正天之道也(大いに享を正すをもって天の道なり)」から。大正デモクラシーに基づいたモダンで安定した時代とノスタルジーで見られる事が多いが、実際は関東大震災やインフレによる経済の不安定性、政情不安定に乗じた軍部の政治的台頭、昭和に大きく影を落とす治安維持法の成立など、社会的不安を大いに孕んだ時代でもあった。そんな中でも新たな時代の価値を見出そうと名士も民衆も懸命になり、時々その中から偉業も異形も生じてくるのであった。葛葉ライドウにおいては大正が継続した架空の大正20年が舞台となっているが、やはり軍部の台頭や経済的混乱などは時代の空気に織り込まれている。華やかさの陰に澱みは生まれ、悪魔もそこに集っていくのだ。異界はそうした場所に現れやすくなっていく。(willseek)

大鵬〔たいほう〕 悪魔
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中国古代の空想上の大鳥。「荘子」の話で、北の果ての黒い海に鯤(コン)と呼ばれる体長幾千里もある巨大魚がおり、やがて、化身して鵬(ホウ)という名の巨鳥となる。鵬も背の広さは幾千里あるのか計り知れず、ひとたび羽ばたくとその翼は天空に垂れこめる雲と区別がつかない程であるとした。南へ飛び立つその堂々とした雄大な姿に託して、人間の小賢しい知恵や俗世間の価値観に囚われない、真に自由な生き方を説いたのである。中国の生き物の話は規模がケタ外れですな…。デビルサマナーシリーズでは最上級の妖鳥の一つ。魚が空に昇るという逸話から、巨大魚に翼を付けたデザインになっている。衝撃系攻撃には強いが銃撃には弱い。ソウルハッカーズでは終盤悪魔には珍しいポズムディ持ちで、意外にお世話になった。(willseek)

太陽突入〔たいようとつにゅう〕 出来事
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DDSAT2における終盤でのおそらく「感動」の名シーンといえるイベント。なぜかジェナ・エンジェルの表情が微妙だったり、ゲイルとデイヴィットが同時にいたり、ジェットババァがいたりとツッコミ所満載であるが、おそらく誰もが感涙すること間違いなしのイベント。某大型掲示板やkonozamaの評価で「死んだメンバーが生き返るのはご都合主義すぎる」と書かれることがあるが、これはストーリーをちゃんと理解していないのではないかと思われる。だってゲイルが「死んだものの情報は神に帰る」って言ってんだもん笑。(キタロー)DDSATシリーズにおいて、「いよいよクライマックスへ!」、というようなイベント。死んだ仲間達と一緒に、神のいる太陽(神にも等しい存在である太陽)へ突入する。死んだ仲間達がいる理由は「情報」であるためである。しかし、「情報」を共有してるはずの、ある2名が同時にいることはおかしい気がしなくもない。仲間達と再会できて感激したかと思えば、ある1つの不安(期待)を感じたプレイヤーもいたはずである。仲間がいるということは、すなわち…豊臣秀吉は、道半ばで果てた織田信長に代わって戦国時代を(一応)終焉させたが、その道中で、信長の息子達を叩き潰していた。信長3男(ということになっている)である信孝にいたっては、自害させられ、辞世の句に「報いを待てや羽柴筑前(秀吉のこと)」という部分があったという話があるほどである。そんな秀吉は晩年になって、信長が「俺の息子達のことが不憫でならん。早く地獄へ来い」と言って自分を引きずり降ろそうとしてくる悪夢を見るようになったという。その悪夢の逸話が実話であることを証明するかの如く、夢を喰らうとされる伝説の獣、獏の形をした枕が現存している。…さぁ思い出してみよう!主人公サーフ達がこれまで何をしてきたか(笑)しかし、主人公サーフ達と違い、「彼ら」は大切なことに気付けないが故に、輪廻からは脱出できないらしい。あんまりだ。(テラダイン)

太陽の円盤〔たいようのえんばん〕 道具
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NINEに登場するプラグインソフト。スキルが「大地の祝福」に変化する。太陽神ラーをはじめ、エジプトにおける多くの神々の装飾である、太陽を表わす円盤。天体としての太陽を象徴する記号であったが、後に円盤そのものが神格化されアテン神となり、一時は最高神アメンに取って代わった事も。しかし君臨は長くは続かず信仰は廃れ、同じ太陽神であるラーに取り込まれ、現在ではラーがその頭部に戴く太陽円盤がアテン神であるとされる。(ICBT)

太陽の仮面〔たいようのかめん〕
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魔神1で登場。又、真1の没アイテムであったとも。インカの太陽神インティを表わす、太陽を擬人化した仮面。その形状は金色もしくは赤の円盤に、その縁に光を表わす放射状に広がる幾本もの直線・波状線を交互に備え、そして円盤の中央には人面が描かれる。デビサマに登場する魔神インティの頭部ほぼそのもののデザインだ。インカでは儀式や祭りの際にこれを用いた。図形としては「五月の太陽」の名を持ち、アルゼンチンやウルグアイの国旗に採用されている。尚「インティ」とはケチュア語で「太陽」を指す普通名詞であり特定の神を表わす語ではないが、太陽=神とする概念から半ば混同されている。(「インティ」の項目も参照の事。)(ICBT)

平将門〔たいらのまさかど〕 人名・キャラクター
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[908〜940]
承平の乱を起こした人物。親王と名乗った後は相馬小次郎将門とも呼ばれる。関東に理想郷を創り上げようとした逆賊であり、英雄である。930年、将門は京で摂政に仕えていたが、藤原氏以外に出世できない都の状況に絶望し、故郷の下総に戻る。そして翌年の931年、関東にて叔父の平良兼らとの合戦を起こしたのであった。その原因は吉兼の娘を娶る娶らないのいざこざであったともいわれるし、将門が京都にいる間に良兼やもう一人の叔父である平国香らが将門の所領を奪ったからともされる。この件はその後も双方の意見がまとまらず、結果的に将門は935年に常陸の源護・平国香軍と再戦し、勝利する。一方敗北した国香は自刃。これが承平の乱の始まりである。その後源護はそれまでの将門の所行を京に訴える。対して京は将門と護に都への招集状を送る。ここで将門は護に先んじて上京し陳弁、逆に良兼や国香の息子貞盛追捕の官符をもらう。そして938年に貞盛軍と合戦。信濃の千曲川にて撃破する。破れた貞盛は辛くも逃げ延び、京へのぼってこの件を報告。すると今度は将門に非があるとするも、ちょうどこの年は朱雀天皇の元服に伴う恩赦があったため、かろうじて許された。話は変わって939年10月、武蔵にて興世王が武力を持って足立を占領。郡司の武芝が将門に泣きついてきた。それに対し将門はこの紛争の調停に乗り出し、事態を収拾する。このとき興世王は将門に取り入り、関八州制圧をほのめかす。続いて11月、今度は常陸にて受領藤原維幾が官物を払わない藤原玄明を武力で攻めたてる。ここで玄明は将門に泣きつき、それをかくまった将門は常陸国府と対立。結果武力衝突となり、事実上の反乱を起こす。このとき維幾3000の兵に対し将門は1000の兵で打ち破り、燃えさかる受領の館から常陸の印鎰を手に入れたという。その後12月、将門は下野に軍を進めた。すると下野国府は無条件で降伏し、将門に印鎰を渡す。次いでその四日後に将門は上野国府を攻め印鎰を奪うことに成功。将門の勢力は増して行く一方であった。一方平貞盛は中央にて工作を続けていた。これが実を熟し、関東、東海地方、甲斐に将門の討伐令を出させることに成功。対して将門はこれまでの経緯を太政大臣・藤原忠平に知らせるも、もはや弁明は受け入れられなかった。そのころ上野国府にいた将門の元に、大宝八幡の巫女が現れ、神懸かったその口から「そなたは桓武天皇の血を引きし者。菅原道真朝臣の帝位を授けるので帝となられよ」と告げられた。菅原道真の帝位とは正二位左大臣で、これを機に将門は「親王」を名乗るようになった。世に言う昌伎神託である。その後将門は武蔵国を含めた関八州を統合する帝都建設を立案、実行に移しはじめる。これを聞いた京は、ちょうど瀬戸内海で起きた藤原純友の乱も重なり万策尽きてしまう。そこで投げやりに68歳の藤原忠文を征夷大将軍に任命、将門討伐に向かわせると共に、遍照寺の寛朝に将門への呪術を依頼。これを受けた寛朝は高雄山神護寺の不動明王像を借り受け、それを千葉の成田山で調伏。新勝寺を開いた。そのころ平貞盛は下野国押領使であり魔術師俵藤太の異名を持つ藤原秀郷と密会、将門討伐の案を練っていた。そこで秀郷は新勝寺に戦勝祈願に向かい、南天の枝で作られた御神矢を入手。将門に反乱を起こす隙を伺いはじめた。940年2月、将門は残敵掃討中に平貞盛の妻と面会。貞盛の居所を知らないという彼女に対し、部下達の「この女を囮にして貞盛をおびき出しましょう」という提案も退け、家へと帰らせた。当時の将門の兵力はおよそ8000。もはやその必要は感じなかったのであろう。そんな将門にも隙が生まれる。戦で疲れているであろう多くの兵を、一時的に在所へ帰らせたのである。少数の兵と共に猿島北山(現在の茨城県岩井)を移動する将門に、かねてより隙を伺っていた貞盛・秀郷連合軍が急襲。相手方の4000の兵に対し将門の手勢は僅かに400であった。しかし戦に勝ち負けを問わない将門は、果敢にも風上からの突撃という必勝の策でこれに望んだ。この戦いは当初将門優勢に進んでいたが、どこからともなく放たれた南天の鏑矢が将門の額を見事に射抜き、風雲児はあっけない最期を遂げた。その後将門軍はことごとく滅ぼされ、関八州のユートピア建設は夢物語として幕を閉じたのである。将門の戦いは初めの「自分の領地の自衛」という目的から、当時の「法」である藤原氏に対しての「関八州の防衛」にいつのまにか変化していったように思われる。彼の行った領土拡大は野望によるものではなく、気がついたら領土になっていたという感じであったに違いない。将門は誤った法から逃げることもなく、常に自分の生き方を貫き続けたのであり、そのことは猿島北山の戦いにてよく現れている。その後彼の無念の思いは関東地方全域に影響する大怨念となって現れる。しかし約600年後、将門の怨霊は江戸の大僧正・南功坊天海に明神として祭り上げられ、江戸幕府及び現在の東京の繁栄の礎となったのであった。「帝都物語」によれば将門自身が魔術を扱う超人だったとされており、彼は自ら水虎と呼ばれる式神を用いて治水作業を行っていたのだそうだ。合戦における将門の超人振りも呪術によるものであったそうで、猿島北山においての敗戦は成田山新勝寺にて行われた太元師法によりその魔力を抑えられたためであるという。将門の死後、その首は京にて晒されるが、しばらくすると自ら京を飛び立ち、失われた体を探し求め各地を飛びまわったという。そして最期に力尽きて落ちた場所が、現在の東京丸の内の一角なのである。(ARL)チナミに、首が落ちた処に造られたのが「首塚」。では身体の方はと云うと、「神田大明神」に祀られています。ソモソモこの“神田”という地名は、公の“身体(からだ)”が訛って“神田(かんだ)”になった、という節があります。個人的なハナシですが、この神田大明神様は、ワタクシみいのガーディアン、とゆーか産土神様です。超強力です(笑)。怖いモンなし!!!(みい)↑“説”の字が間違えています(^^;)公の呪い?(みい)歴史的評価としては停滞していた平安貴族社会を終わらせ、中世日本を築いた武士階級の発生・支配階級化の始まりを示す人物の一人とも言われている。首塚伝説の舞台になっている地は有名な大手町以外にも岐阜県大垣市の御首(みくび)神社をはじめ、複数あるらしい。NHK大河ドラマの影響で大手町の首塚は特に有名になったと言えるだろう。崇り話が語られ、実際の場所はビルの狭間にこじんまりと存在するだけの見るべきもののない所だと思い入れのない者は言うであろう。だがそこは常に将門を慕う誰かが綺麗に整え、周辺の人々が敬虔な気持ちで詣でる聖地なのだ。(willseek)平安時代の英雄。人望があり、世話好きな好人物だったが、親戚があまりにもひどすぎた…公の馬は公しか乗せないため、乱が平定されてしまった後はずっと繋がれっぱなしだったという。そこから、家紋「繋ぎ馬」が生まれた。また、立派なお髭が(たぶん)チャームポイントであり、馬のエピソードの存在や、離された首が体を探し求める伝説等から、某三国志の英雄に似ている気がする(同じくゲームに登場していたりするし…)。どちらも英雄であることに変わりはない。ゲームでは、サムライ型と隈取りをした陰陽師型の2種類があるが、何故かいずれも髭が無い…ちょっと残念である。マガタマのマサカドゥスをいただいたら、もはやパトる心配はあまり無いだろう。(テラダイン)

タイ料理サワムラ〔たいりょうりさわむら〕 地名・場所
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ソウルハッカーズ、芝浜コアにある市民に大人気の料理店。サマナーに対しては、悪魔にも治癒効果を発揮する特別メニューを振舞ってくれる。その効果は絶大で、体力の回復はおろかあらゆる状態異常をもあっという間に治してくれる。彼の作る料理は、開発者曰く「オーラ薬膳」だそうである。店主は元格闘家で、前作に登場した三葉三平とはかつてタイトルマッチで対戦した経験もある。彼は試合中の事故で障害を負ってしまい現役引退を余儀なくされたが、その障害の治療のために薬膳の勉強を始めたという。店名の由来は、言わずと知れた日本の伝説的キックボクサー『キックの鬼』こと沢村忠。「真空飛び膝蹴り」と名付けられた必殺の飛び膝蹴りで数多くの試合を勝ち抜き、キックボクシング界のみならず日本の格闘技界全体に大きな影響を残した。(CF)

体力の香〔たいりょくのこう〕 道具
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使用者の体力のパラメータを1上げてくれるお香である。対象者は一人で、使用すると無くなる。PC版偽典においては「大地の香」という名前で登場した。(ARL)ファミコン版2での名称は力のインセンス。(HAZE)

タウエレト〔たうえれと〕 悪魔
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タァ=ウレト。またギリシャ読みだとトゥエリス。カバの頭と胴、獅子の後足とワニの尾、人間の手と乳房を持つ妊婦姿で描かれるエジプトの女神である。カバはタウエレトの象徴だが、聖獣扱いまではされなかった。生命と結婚、妊婦と出産を守護し、災いを祓う、民間で信仰される存在であったと思われ、固有の神話や神殿は特には残されていない。だが庶民の人気は高く、その姿は護符として様々な物に刻みつけられていた。大きい身体のカバが暴れると恐ろしい事は容易に想像できるが、野生のカバは実は雑食性で肉を摂取する事もあり、縄張りを侵した時以外でも人が襲われる事がまれにあるという。真2・if...登場の地母神。回復・補助魔法が得意で補佐役の仲魔として使えるだろう。防御力は弱く、あまり前衛戦闘向けではない。(willseek)

TAKAIブーツ〔たかいぶーつ〕
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偽典より。バイカー用のグローブやブーツを扱う「TAKAI」というメーカーは実在する。偽典には、実在するバイク用品メーカーの名を冠した防具が幾つか登場している。(ICBT)

高尾祐子〔たかおゆうこ〕 人名・キャラクター
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真3主人公達の担任教師。勉強等には厳しいが自主性も尊重し、生徒達の人気は高い。自由と自主性を教える事で世界と未来への希望を伝えようとしているが、自由を語りながら現実の理不尽に対して無力感を感じ、絶望に対して言葉で力付けるだけで救う事などできていないと自分や世界に幻滅していた。そんな時にガイア教の氷川とミロク教典に出会い、世界の滅びと再生の思想に真に自由なる世界の創世の可能性を感じて巫女になった。偽装か本当に病気かは分からないが新宿衛生病院に入院しており、主人公達を呼び寄せ創世の希望を託そうとした。東京受胎の為の触媒となり、またボルテクス界ではマガツヒを集める触媒として氷川に利用されてしまう。主人公に助け出された後に異神アラディアをその身に降ろしコトワリを啓こうとするが、自分が実は自由を信じておらず、元の世界から逃げようとしただけである弱さを氷川によって看破されてしまう。シジマの守護降臨に主人公と共に巻き込まれ消滅するが、最後の力で主人公を助け、希望ある自由な世界の創世を託していった。その想いに応えた世界でなら、立ち直った彼女に再会できるだろう。実は祐子と真3マニアクスに登場する車椅子の老紳士に従う喪服の淑女の物言いは色々と似通っている。消滅した別の世界の祐子が老紳士に救われ淑女として仕えているのか、謎は明らかになってはいない。(willseek)

高尾裕子〔たかおゆうこ〕 人名・キャラクター
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ほうぼうで間違えられるが、正しくは「高尾 祐子」である。(ステーク)

鷹の羽衣〔たかのはごろも〕 道具
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NINE、女神フレイアのコーディングで得られる同悪魔専用プラグイン。魔力・速さと物理耐性が向上、スキル「セイズ」を得られる。フレイヤを始めフリッグやグルヴェイグ等の女神が所有する、飛行する為の、もしくは纏うと鷹に変身する衣。尚、フレイヤ自身が使用した場面は無く、彼女のものはロキが借り受けて使用している。所有者である女神達が得意とする魔術の一種セイズを象徴する道具とされる。北欧神話における各世界間を移動する為の特殊な手段(他にはスレイプニル等)の一つと考える説もある様だ。原語名はフィアズルハムfiadr-hamr(もしくはフャズルハムfjadr-hamrか?)で「羽毛の皮膚」といった意味。「羽衣」というのは意訳で、英語ではマントやクローク、ドレス、ケープとも表現される。別名をヴァルスハムvals-hamrといい、こちらは「鷹・隼の皮膚」を意味する。英訳ではhawk(鷹)やfalcon(隼)など定まらないが、これは英語、特に北米ではfalconが(特に雌の)hawkを内包する広い範囲の猛禽類を指す事から来る様だ。しかし古ノルド語の原義的にはどうか、日本語訳の「鷹」が妥当かといった問題に関しては自分には判断しかねる。 この二つの名の前者が単に空を飛ぶ為の衣を、後者が鷹へ変身する衣を指す様で、この二つを同一とするのは解釈だがその説が多勢を占めるらしく、日本語名「鷹の羽衣」は両者の名を併せたものであろう。魔術セイズには変身術・憑依術が含まれ、特に動物の姿となるかその身体を借り移動手段として用いる事が北欧サガ各種にて言及されており、その術をハムフォール、術者をハムフレイパと呼んだ。ハムhamrは「(羽を毟った後の鳥の)皮膚」を意味するが、セイズにおいてこの語は憑代・仮初の姿の意で用いられている。これを踏まえれば「鷹の羽衣」も物品としての衣服ではなく鷹へ変身する術そのものとも解釈出来、ロキは衣を借り受けたのではなく術を教わったとも考えられる。(ICBT)

鷹の眼〔たかのめ〕 道具
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NINE、スキル「鷹の眼界」に対応するプラグイン。下位アイテムは「隼の眼」で、これはスキル「隼の眼界」に対応。両者とも鳥族悪魔が主な入手先となる。P4では物理回避率を上昇させるアクセサリ「鷹の目」として登場し、上位アイテムは「鷲の目」。類似品にはRONDEの投槍系武器「ホークアイ」、DDS2のゴーグル系防具「ファルコンアイズ」も含まれるか。英語の「hawkeye」には「獲物を逃さない程の鋭い視力」の意味があり、日本でも「鵜の目鷹の目」という近い意味の慣用句が存在する。鳥類は一般的に視力に優れ、特に動体視力が高いとされる。猛禽類はそれらの能力が鳥類の中でも特に優れる。尚、隼は鷹と同じく猛禽類の一種、鷲は鷹の中で大型の個体を指す。「鷹の目」という語はフィクション作品にてキャラクターの二つ名に使われる事が多い、様な気がする。(ICBT)

タカラの珠〔たからのたま〕 道具
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真3にて、最終ダンジョンであるカグツチ塔を登りつめ、カグツチと謁見する為に必要になる三つの宝玉。勾玉状の形状をしている。それぞれ「アメ(天)」「ツチ(地)」「ヨミ(黄泉)」の名を冠しており、現実世界の構成要素を象徴していると思われる。すなわち試練を乗り越え三つの珠を揃えた者は創世を待つ世界の趨勢を握る事になる。そう、力持つ者同士で奪い合うのもカグツチの意思であり、試練なのである。(willseek)この勾玉状のタカラの珠を3つの台座に嵌め込んだ様子が、かの有名な数字「666」にも見える…のは私だけか?(Cody)

タクヒ〔たくひ〕 悪魔
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蠹蜚。中国の次之山に住んでいるとされる鳥。人間の顔を持ち、一本足なのだという。一説にはフクロウに似た大きさとシルエットだともされる。群れるのを嫌い単体で行動する事が多いとされ、目撃されるのは冬に限られるという。その羽根を身に着けていれば、落雷の被害に遭わずに済むと伝えられている。サザンアイズも今は昔だなぁ。デビルサマナーシリーズに登場する妖鳥。ついばみが得意技だ。GBA版真2ではえらく高レベルの霊鳥に扱いが格上げされていた。(willseek)

タクヒの杖〔たくひのつえ〕
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デビサマ、妖鳥タクヒの魔晶変化である女性用武器。デザイン上では羽根の付いた杖であり、ワールドガイダンスやTCGの解説でも元来の伝承としてタクヒの羽根が雷避けの効果を持つ事に触れているが、それらは直接の元ネタではない為に装備時に電撃耐性を得られるといった事はない。漫画「3×3EYES」より、登場人物の一人パイが持つ杖。普段はこれにタクヒを封じており、必要な時に呼び出す。(ICBT)

建御雷之男〔たけみかづち〕 悪魔
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建御雷神、武甕槌神とも。また鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)に祀られている事から鹿島神(カシマノカミ)とも呼ばれる。イザナギが愛妻イザナミの死の原因となったカグツチを斬った時、剣のつば際にほとばしった血から生まれた。よってイザナギの剣の神格化である天尾羽張(アメノオハバリ)の息子とされる。名は猛々しく厳しい者の意で、強力な武神・軍神・雷神と考えられている。また経津主(フツヌシ)と同じく神剣・布都御魂(フツノミタマ)の神格化とする説もある。国譲り神話ではフツヌシと並んで天孫側の前線指揮官と交渉役を務め、建御名方を屈服させ、大国主らに国譲りを受け入れさせた。その後も葦原中国の荒ぶる神々をことごとく制圧し、思い通りにいかなかったのは天津甕星(アマツミカボシ)のみであった。元来は鹿島の土着神であり、海上交通の神として信仰されていた。大和政権の東国進出の際に鹿島の地が重要視された事と、後の藤原氏である中臣氏が鹿島を含む常総地方の出身であり、鹿島神ことタケミカヅチをその氏神としていた事から、編纂された記紀で重要な神格とされたと考えられる。真シリーズでは皆勤の鬼神または天津神。強力な物理攻撃と電撃魔法は定番である。典型的な古代大和の武人風の姿が多い。デビルサマナーとペルソナ1ではパンツ一丁だったが…。ペルソナ4では巽完二の初期専用ペルソナとして登場し、物理攻撃と電撃魔法を用いる。デザインがドクロ模様のロボット然としたものだが、これは使い手である完二のパーソナリティを強く反映した結果と思われる。(willseek)

建御名方〔たけみなかた〕 悪魔
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建御名方神。日本神話に大国主の息子として登場する。彼は国譲りに不服を抱きタケミカヅチに挑むが返り討ちにあい、科野(信濃、しなの)国の諏訪湖に追い詰められ、そこで降伏して諏訪の地から出ない事を誓ったという。その際両腕を落とされた(兵力の無力化であろう)というバージョンの説話も伝わる。長野県諏訪市の諏訪大社をはじめ、全国の諏訪神社に祀られており、武神・農耕神・狩猟神として信仰されている。建御名方は諏訪に入る際に土着神であったミシャグジ神と戦い、打ち破ったとされる。だが建御名方はミシャグジを抹殺する事無く、地主神として尊重し、共存する道を選んだ。その為ミシャグジ神(御社宮司神)を祭る御社は現在も多く残っている。諏訪大社の祭事でも御柱祭をはじめ、ミシャグジと共存する様が伺える。真シリーズでは皆勤の鬼神または国津神である。強力な物理攻撃力と共に雨神・水神として氷結または電撃魔法を操る。真1においてはオザワに召喚され、主人公達の前に立ちはだかった。ろくでもない奴に呼ばれちゃったなぁ。真3の両腕を失った姿は誇り高くも敗れた者の苦しみをにじませているようだ。(willseek)巨匠・諸星大二郎による説明不要の名作怪奇SF漫画「暗黒神話」においては暗黒神スサノオ(≒ブラフマン)の遣いとして登場。拘束具と縄文土器のような文様に全身を包まれた腕の無い巨大トカゲと形容すべき異様な外観であった。たぶん「真3」のデザインはこれのインスパイアだろう。膝ついてるし、拘束具着てるし。首は伸びてないけど。(aba)

タタミ返し〔たたみがえし〕 特殊攻撃
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八艘跳びと並んでヨシツネが使える特技。1ターンの間、味方全体に防御シールドを張って物理攻撃を無効化するか反射する。元ネタは忍者活劇や時代劇剣術で座敷の畳の隅を踏み付けて畳を蹴り起こし、敵の攻撃を防ぐ技から。技使用時はどこからともなく畳が立ち上がるのであった。(willseek)

橘千晶〔たちばなちあき〕 人名・キャラクター
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真3における主人公のクラスメイトの女子高生。上流家庭育ちのお嬢様で、上昇志向が強く怠惰や弱さを嫌う傾向がある。無意識に他人を目下に扱う面も。入院している担任教師を主人公らと共に見舞いに(本人は進路相談が目的だったらしい)新宿衛生病院を訪れ、結果東京受胎を生き残った。生物が滅び去り悪魔が跋扈する変わり果てた東京に一度は絶望するが、己が生き残った理由を選ばれた特別な存在であるからだと自分を納得させ、理不尽に屈服しない為に力を求め、上昇志向を持つ優れた者だけが生きる「ヨスガ」のコトワリを啓き、それによる創世の実現にひた走っていく。たとえそれが弱者を踏みにじる事になっても…。なおヨスガは己にとって正しきものを強く志向する方針の為か、多くの天使達がその軍勢に加わっている。ウーマンリブの旗手と言ってもいいとは思うが、弱さも認められないと優しくはなれない。弱い者と強い者は補い合っている部分もあるのだから。だが将来を憂えない惰弱さ・無関心を憎む気持ちは否定しきれるのかどうか。一度過酷な挫折を迎え、その憤りと共にマントラ軍のゴズテンノウの力を宿して半魔人状態の「魔丞」となる。その時点で内包する危うさは直前にヨヨギ公園の妖精達からも「その心の内には邪悪な力を感じた」と示唆されていた。その誇り高くも苛烈な気性はいずれは主人公との衝突を避けられない。(willseek)強者生存のコトワリ「ヨスガ」を啓こうとするのだが、彼女自身は無力な人間であったため、マガツヒを巡るサカハギとの闘争の中で右手を失う。ゴズテンノウに力を与えられ、失った右手を取り戻す(異形の手ではあるが)。しかし後に守護を降ろしバアル・アバター化するが、今度は左手が欠けた外見になっている。邪推だが、千晶の右手は再生したのではなく、そこにゴズテンノウの力が寄生したのではないだろうか。ゆえに更なる力の段階であるバアル化した際に左手(無力な人間としての)は必要とされなくなったのかもしれない。魔丞となった千晶の中で力の密度は均一でなく、右手側に片寄っていたというわけだ。ゴズテンノウの力が寄生した、となればその意識も同様に千晶の体に乗り移った可能性もある。ゴズテンノウ自身もその身が崩壊する時に、復活を示唆しており、また偶像ではない体を欲してもいる。思想を次ぐ者に力を分け与えるだけで済ますとも思えないだろう。むろん千晶もゴズテンノウも強者生存を理念としている同志ならば、その行動理念が相反す事はないため、意識に及ぶほどの寄生があったとしても千晶の人格や行動が大きく変わる事はなかっただろう。魔丞化した後に千晶は明らかに攻撃性を増しているように見えるのだが、それはゴズテンノウの影響を受けたためか、あるいはようやく得た力に酔ったためか。どちらを真と思うか、あるいはまた別の可能性を考えるか、プレイヤー自らが楽しめるように想像を膨らますと面白い。(クラン犬)

手力男〔たぢからお〕 悪魔
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天手力男命(アマノタヂカラオノミコト)。日本神話に登場する怪力を誇る神。天岩戸事件の際に岩戸の脇に控え、アマテラスが岩戸から顔を覗かせた時に力強く引きずり出し(あるいは岩戸を引き開け)、世界に光を取り戻した。また天孫降臨の際にはニニギノミコトの随神として付き従ったとされる。力強さの神、スポーツの神として信仰されており、「田」や山岳の信仰にも結び付けられた。手力男を主役とした神楽も多く伝えられている。相撲は元来は力士が組み合ったり四股を踏んだりする活力で病や苦しみを人に与える邪鬼を追い払う儀式に由来するが、こうした儀式を手力男に捧げる事も多かった。ちなみに役小角に仕えた前鬼・後鬼は手力男の子孫であり、下界との接触を断ち山に住んでいた為に神通力を保ち、手力男のお告げにより役小角に付き従ったという。真2・if...に天津神として登場した。力が強く、体術系の攻撃を得意としている。鬼とされる前鬼・後鬼が神の子孫だという話は非常に面白い。吉も凶も人の心の持ち方次第、という事だろうか。(willseek)

TAC-V2〔たっくぶいつー〕
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ペルソナ1に登場。特殊部隊向けの軍用ベストや各種タクティカル用品を製造するタクティカルギアメーカー、米国イーグル社の製品である強襲任務用ベスト。防弾性能を備え、各種ポーチやヘリ降下用のラベリングハーネスを標準装着。映画「デモリションマン」で登場し一躍有名となった為、「デモリションマンベスト」の俗称がある。(ICBT)

タップスアン〔たっぷすあん〕
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女性専用体防具(don)真2・if...において剣合体で作り出せる最上位女性用防具の一つ。名前から原典は中国かアイヌ由来かと想像されるが判然としない。情報求む。(willseek)タイ舞踊の衣装に用いられる胸の前に付ける装飾具で、中央に宝石が嵌められた銀製のプレート。タップ・スアンはタイ語で「肝臓の庭」を意味する。(ICBT)

竜巻地獄〔たつまきじごく〕 特殊攻撃
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[Tempest]
アバチュ2より、ランダム対象の衝撃系スキル、リンケージとしての「L竜巻地獄」もあり。US版名は偽典の風系特技「テンペスト」が既にある他、真3の物理スキル「烈風破」やライドウシリーズの衝撃系特技「テンペスト」のUS版名も「Tempest」であり被っている。尚、物理スキルのP3「烈風波」・P4「烈風破」のUS版名は真3とは異なり「Vicious Strike」だが、これは「五月雨斬り(Tempest Slash)」が別に存在する事からか。漫画「キン肉マン」より、悪魔六騎士が東京各所に出現させた6つの地獄の内アシュラマンが待ち受ける筈だった場所、及び同名の必殺技。技としては6本の腕を大きく振る事で竜巻を発生させる。さらに元を辿ると別府温泉の観光名所「別府地獄めぐり」からの着想であり、同名の温泉「龍巻地獄」は熱湯が垂直に勢い良く吹き出る間欠泉として知られる。(ICBT)

巽完二〔たつみかんじ〕 人名・キャラクター
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巽完二とはペルソナ4に登場する仲間キャラである。CV関智一本作品における「皇帝」コミュの持ち主である。巽完二はドクロTシャツにピアス、その上眉毛がなく髪型を逆立てており、いわゆる「不良」のステレオタイプのような外見をしている。しかし彼の性格は仁義に熱く、基本的には真面目で主人公ら先輩に対する礼儀もわきまえていて、プレイした人は一番好きなキャラにはならずとも悪い印象は受けないんじゃないだろうか。また暴走族を潰した経歴があるが、これは彼の母親が暴走族の騒音により不眠症になったのを気にしての行動である。なんというか基本的にペルソナ4の男キャラは(主人公除いて)どれも幸薄でけなげである。彼がいわゆる「不良」のような格好をしているのには理由があり、これは彼の「シャドウ」及び「悩み」に起因する。彼のシャドウは一見「アッチ系」要するにホ×なんじゃないか?と思わせるような言動をする。具体的には「皆様、コンバンハ。ハッテン!!ボクの町!!(おそらく探検!!僕の町が元ネタ)のお時間どえす。」「本日は性別の壁を越え、崇高な愛を求める人達が集う施設をご紹介しま〜す。」「いったい、ボクは、というかボクの身体はどうなっちゃうんでしょうか?」「ボクを求めてるってそうなのかい?うれしいこと言ってくれるじゃないの!!(おそらくくそ×そテクニックが元ネタである)」などの台詞や、戦闘時の「受け止めてくれ!!目を閉じて〜。イクウウ!!」などのボイスである。ちなみにこの時の声優の演技はあまりにも素晴らしい笑アトラスはどこへ向かおうとしてるのかと思わせる笑しかし彼は決して×モではない。彼のシャドウの根底は要するに「女性に対する対人恐怖症」である。具体的には彼の家は染め物屋で彼は小さい時から絵を描いたり裁縫が好きだったのだが、女の子に「お裁縫好きなんて気持ち悪い」「絵を描くなんて似合わない」「男のくせに・・・男のくせに・・・男のくせに!!」と日常的に言われたりいびられた結果「女性恐怖症」になったのである。しかしおそらくシャドウがホ×っぽくなったのはこれだけが原因ではない、他の原因としては「白鐘直斗」の存在である。白鐘直斗は実は女の子なのだが、少年探偵として働き将来的にも女性だと仕事がしづらいという考えから男装をしている。当然みんな最初は男だと思って接するのだが、完二は彼女のことが「好き」になってしまったのではないかと思われる。これにより、自分は「男」が好きなのかと悩みあのシャドウが生まれたのだと思われる。完二君がシャドウを受け入れるときのイベントは感涙ものなので是非とも見てもらいたいものであるが、横着な人のために一応書いておく(以下ネタバレ注意)シャドウを倒したあともシャドウは「情熱的なアプローチだな〜。誰でもいいボクを受け入れて・・・ボクを受け入れてよおおおお!!」と言うが、本物の完二に殴られる。そして本物の完二は「情けねえぜ・・・こんなんが俺んなかにいるかと思うとよ・・・」「知ってんだよ!!てめえみてえのが俺んなかにいることぐらいな!!」「男だ女だってんじゃねえ。拒絶されることにビビってよ・・・自分から嫌われようとしてるチキン野郎だ!!」と言って。自分の中のシャドウを認める。使用ペルソナはタケミカヅチ→ロクテンマオウだがこれはあくまで筆者の勝手な考えだがタケミカヅチはただ単に巽完二と音の感じが近いからな気が・・・タケミカヅチ・・・タツミカンジ・・・タケミカヅチ及びロクテンマオウはマッチョな見た目をしており、彼の「男らしさ」へのあこがれが見られる。能力は力・耐・HPに優れ、死ににくいキャラだがSP・魔・速が低く、最初の方は使いづらい。しかし覚えるスキルは強力な単体・全体電撃技と特大ダメージの物理技「イノセントタック」など終盤ではかなり重宝する。ちなみにロクテンマオウとは織田信長のことでもあるが、個人的に筆者は天下人の中で一番好きである。石田三成が天下人になったらまた違ってたが。(厳密に言えば織田信長も天下統一はしてないが)先述の通り彼は白鐘直斗が好きなのではないかと思われる行動・言動を多くとる。最初に白鐘直斗に逢った時は「また逢いたい」と言ったり、白鐘直斗が自身のシャドウを否定するとき里中千枝が「ダメ!!それ以上言っちゃ・・・」と言ったのに対し「いや・・・いい。ちゃんと全部吐きだしゃ良い。じゃないと、直斗の奴、ずっとつらいままだろ。」と本当に直斗のことを気遣っている言動をする。またもし直斗を助けられずに死なせてしまった時、主人公に電話してくるのは彼である。(某動画サイトで見れます。別に筆者がミスったわけではないです。)前述の通り彼は裁縫が得意な「オトメン」であるが、カワイイものが好きなようでクマに最初にあった時も「なんか・・・カワイイじゃねえか・・・」と言ったり、菜々子の退院祝いに何あげるかの選択肢で「フロスト人形」を選ぶと「良いッスよね・・・あの白くて丸いフォルム・・・」と言う。彼とのコミュもまた裁縫関連だが、疲れたので割愛しておく笑(キタロー)

タナトス〔たなとす〕 悪魔
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ギリシャ神話の死を擬人化した神。夜の女神ニュクスの息子にして眠りの神ヒュプノスの兄とされる。死の世界の支配者であるハデスの下より地上を訪れ、臨終を迎える者の魂を冥府へ連れて行く。神統記では鉄の心臓と青銅の心を持つ冷徹な神で、ヒュプノスと共に冥府に館を構えているとされる。英雄や知恵ある人間に一杯くわされる逸話がある。また心理学の精神分析用語では死への衝動も意味している。デビルサマナーに登場した死神。魔法への耐性が極めて強い。ペルソナ1ではヘルズアイズが凶悪なボス悪魔に。ペルソナ3では主人公上位専用ペルソナ、そして物語の根幹に絡む存在として破格の扱いを受けている。(willseek)

TANI仮面〔たにかめん〕
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偽典より、入手方法不明の品。漫画「谷仮面」が元ネタ。そのままなのでコメントのしようがない。(ICBT)

魂返り〔たまがえり〕 道具
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魂を呼び起こすことである。復活の儀式のようなものであろう。真1に登場するこのアイテムは、そういった儀式を行う物なのであろうか?使用するとマハンマの効果を発揮する。(ARL)鈴木一也氏の設定によれば、本来は「帰魂符」と表記する。多数のアンデッドを破壊できる強力な神符であり、神道系のアイテムとして設定されていた。何か元ネタがあるのだろうか?他機種版でこのような漢字表記となってしまったのは、元ネタそのままの表記では問題があるという理由からの意図的なものか、もしくは資料が失われたという可能性が考えられる。(ICBT)

たまき〔たまき〕 人名・キャラクター
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if...の女主人公の名前。あだ名はたまきちゃん。 ゲーム的には男女どちらの主人公でもプレイ出来るが、公式的には女主人公である彼女を押していくそうだw(ペルソナにも出演)ちなみにモデルになったのは女優の内田有紀さん。 某水星の戦士のモデルにもなった人である(だから何だ)(Green Man)女性ということがあってか、男主人公より体力が5低い。序盤でのこの差は大きい。()

玉藻〔たまも〕 悪魔
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玉藻前。中国における九つの尻尾を持った狐の化け物。美しい女性に化けて権力者に取り入り、悪政を行わせ、自らもそれを行う。酒池肉林を好み、人をなぶり殺すことが最大の喜び。その方法はというと、焼けた銅の柱に縛り付けたり、毒を持つ大量の生物のいる穴に投げ込んだりと、極めて残忍である。日本においては鳥羽天皇の妃となって悪政を行わせた話が有名。しかし結果的には時の陰陽師によりその正体を見破られ、射殺された。しかし殺されても尚、毒を吹き出す「殺生石」となって悪行を重ね続けているのだと言う。真1に登場。剣攻撃を跳ね返すかなり厄介な悪魔である。(ARL)ファミコン版2のラストダンジョンで「鬼女タマモノマエ」として出現。剣撃を反射し、エナジードレインを使う強敵。(HAZE)

タムズ〔たむず〕 悪魔
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スペインの蠍の悪魔。起源はスペインの豊饒神タンムーズとされる。年老いたその姿は永遠に生き続けていることを現しており、死と再生の象徴とされる。真1に登場。とりあえず常時パーティーに加えて大丈夫なだけの戦闘能力を有している。タムズを含め、ストーンカ以降のレベルの魔獣はかなり便利なのだ。(ARL)起源はイシュタルの夫あるいは愛人であるバビロニアの穀物神タンムーズであり、フェニキア(カルタゴ)植民地時代に豊穣神としてイベリア半島に土着化したものである。イスラム勢力下でも信仰は生き残っていたが、キリスト教勢力の支配下に入ってから貶められ、敵対者たるサソリ(ギルタブ)と融合させられサソリの悪魔と化したと考えられる。元来は豊穣を象徴し、カナーンのバアルやギリシャのアドニスとも同一視された神格である。(willseek)ファミコン版2にも魔獣として出現。毒攻撃を行う。(HAZE)

タム・リン〔たむりん〕 悪魔
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ケルト神話にその姿を見せる騎士。彼は森へ狩りに行った帰りに妖精の女王に捕らえられ、自分も無理矢理妖精にされてしまう。しかし彼の子供を孕んでいたジャネットという女性の努力により、ハロウィンの晩に救われた。真1で登場。クーフーリンに近い能力を持つラクカジャ使い。妖精にしてはかなり使える仲魔だ。(ARL)葛葉ライドウ対アバドン王にて最序盤のチュートリアル限定の仲魔として印象的な登場をし、後に合体作成で正式に使う事も出来る。なお、カーターホフの森にいた頃のレイ…女性の純潔を奪っていたという伝承に基づき、密かに女好きなようだ。(willseek)見た目はクー・フーリンの色違いである。しかし、彼は決してパチモンではない。クー・フーリンのフィギュアに対して、シークレットとしての非売品レアフィギュアもあり、ゲームにおいても、彼は彼でなかなか優秀なスキルや耐性を誇っていることが多い。クー・フーリンと並んで頼りになる仲魔である。(テラダイン)

多聞丸の籠手〔たもんまるのこて〕 籠手
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魔神2より、楠公の兜・大楠鎧・楠木の具足と並ぶ楠公シリーズの防具。楠木正成の幼名「多聞丸」より。母親が朝護孫子寺本尊の多聞天に懐妊祈願して授かった事から多聞丸と名付けられた。又、正成の長男、正行の幼名も同じく多聞丸である。余談となるが、多聞天自体はエビの背の様な特徴的な外観を持つ「海老籠手」を身に付けた姿で描かれる事が多い。(ICBT)

タラスク〔たらすく〕 悪魔
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南フランスのタラスコンに住んでいたとされるドラゴンの一種。聖書の巨獣レヴィアタンとロバの間に生まれた系譜だともされる。体型はワニに似てまたライオンに似た頭部、鋭い棘の生えた亀のような甲羅、6本の足、長い尾を持ち、毒ガスの息を吐き、その糞は空気に触れると燃え上がったという。川底の洞窟に身を潜め、たまに出てきては通りかかった船や村人を襲い貪り喰らっていた。伝説では聖女マルタは十字架と聖水でタラスクを弱らせた後、その首に自分のガートルを巻きつけて水の中から引きずり出し、その後村人の手でめった打ちにして退治したとされる。真2で初登場の邪龍。毒系統の状態異常攻撃が得意。体力が高めなのが少々うっとうしい。魔力は低く、デフォルトで持つ魔法もないので仲魔にするには微妙。葛葉ライドウでは地底湖のヌシとして大タラスクが登場し、後に曲折あってその背に乗って河川を移動できるようになる。イベントがあると地味な悪魔も魅力的に見えてくるから不思議だ。(willseek)

タラリア〔たらりあ〕
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ペル2罪、FORTUNEヘルメスの帰還アイテム。以前にも女神転生2で「ヘルメスのサンダル」、偽典では「エルメスのサンダル」の別名で登場している。いずれも高位の脚部防具で、特に速さのパラメータが大幅に上昇する。ギリシャ神話にて神々の伝令の役割を持つヘルメスが身に付ける、風や鷲よりも速く空を飛ぶ事が出来る翼の生えた黄金のサンダル。絵画や彫刻ではサンダルではなく、翼が踝から直接生えた形で表現される事もある。メデューサ退治の逸話においては、ペルセウスがこのサンダルをヘルメスから貸し与えられ、用いた。(別説として、このサンダルはメデューサの居場所を聞く為に途中で立ち寄ったグライアイから奪った、ニンフ達から授かったという逸話もあり、サンダルを用いた場面も、メデューサの住処に辿り着く道程まで、倒した後に彼女の姉妹から逃れる為など、諸説ある。)(ICBT)

タランテラ〔たらんてら〕 悪魔
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女神転生1より、幻獣(旧約では怪獣)の一種。FC版では三つ目の蜘蛛の姿で、旧約では蜘蛛そのものというよりは蜘蛛を連想させる姿を持つ怪物といったデザインである。偽典ではバエル信者であり、こちらは舞踏曲の方に由来か。蜘蛛の一種タランチュラと同じ語源を持つとされる舞踏曲タランテラ。タランチュラに噛まれた場合、死なない為には毒が抜けるまでタランテラを踊り続けなければならないという伝承がイタリアに存在する。しかし「タランテラ」とはあくまでも舞曲の名であり、蜘蛛そのものの名ではない。蜘蛛型モンスターの名としての登場はD&Dが原典であり、これの引用と思われる。又はこの名と蜘蛛を結び付ける比較的安直な発想が被ったのか。(ICBT)ファンタジーの怪物としてのタランチュラはD&Dが最初かも知れないが、1955年に巨大化したタランチュラが人を襲う「タランチュラの襲撃」という映画がある。アラクノフォビアという名の恐怖症があるほど人に恐怖を掻き立てる存在としてはメジャーなのだ。なお、上記で舞踏曲タランテラと蜘蛛のタランチュラは無関係とあるが、イタリアの町タラントが語源であることは共通している。(HAZE)

タリスマン〔たりすまん〕 道具
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北欧系魔術に用いられるお守りである。基本的には魔力を秘めたルーン文字が刻まれ、持ち主の能力を引き延ばしたり、身を守ってくれたりする。真1においては呪いを一回だけ守ってくれるアイテムとなっている。(ARL)お守りの一種。アミュレットと比較される事が多く、それに対し「呪符」と和訳される。魔術的な紋様を描かれた物品である事が多いが、これは魔術によって作られる事が多いからであり、魔術に使用されるのも主にこちらである。用途も守りに限らず、使い方によっては相手を害する事も可能。ある説では、邪気を絶縁する事によって防御とするアミュレットに対し、タリスマンは予め霊的な力が込められた物で、自らの神秘的な力(幸運や魔力など)を引き出す「能動的な」ものであるとされる。時間経過や使用する毎に込められた効力は減少するので、継続して使用するには力を再び充填する行為が必要不可欠となる。(ICBT)

タルカジャ〔たるかじゃ〕 魔法
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[TARU-Kaja]
味方の攻撃力を上げる魔法。パーティ全員に効果がある。女神転生シリーズを通しての補助魔法の肝。ボス戦においてこの魔法があると無いとでは大違いである。やはり重ねがけが出来ることと、味方全員に効果があるというところが大きいのであろう。(ARL)

タルンダ〔たるんだ〕 魔法
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[TARU-Nda]
相手の攻撃力を下げる魔法。効果は敵全員に及ぶ。しかしその効果に「他人の足を引っ張る」というイメージがあるせいか、かなり地味な存在となっている魔法。しかも効く相手と効かない相手がいるので、好んで使う人は少ない。(ARL)後の作品になるほど補助魔法の重要性は増大しており、タルンダはラクンダ・スクンダと並んで有効な対ボス魔法として活躍するようになっている。(willseek)攻撃力が落ちるからと言って、「(体が)弛んだ」とは関係がない…と思う。「(身が)すくんだ」も同様。なぜなら、「らくんだ」という言葉がないから。(HAZE)

タワーインフェルノ〔たわーいんふぇるの〕 特殊攻撃
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ペル2より、火柱で敵単体を攻撃する合体魔法。高層ビルで起きた火災を描くパニック映画「タワーリング・インフェルノ」が元ネタ。映画タイトルの意味は「そびえ立つ地獄」。原作の一つが小説「ザ・タワー」である事から、ゲーム内の技としての名称は文字数の問題から語を短縮したのではなく、原作小説と映画のタイトルを併せたネーミングなのかも知れない。(「インフェルノ」の項目にも関連解説有り。)(ICBT)

タンガタ・マヌ〔たんがたまぬ〕 悪魔
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ラパ・ヌイ(イースター島のポリネシア現地語名)の海鳥の姿の創造神・マケマケの化身とされる鳥人間。海鳥の頭と翼に人間の胴、肋骨の突き出た姿の彫刻で残されている。部族抗争でモアイ像がことごとく引き倒されその信仰が衰えた後、苦しい現状からの脱出願望か、鳥神信仰が盛り上がった。戦士階級の氏族の首長またはその代理人は毎年7月、島南西端のオロンゴの岬から2km先の小島モツ・ヌイ島へ命懸けで泳いで渡り、アジサシが最初に産んだ卵を最初に手に入れた者がタンガタ・マヌとなり一年間ラパ・ヌイ全体の首長となった。トンデモ研究だとマケマケ及びタンガタ・マヌを異星人であるとする事もあるようだ。モアイの製造・移動もだから可能だったんだとか。ソウルハッカーズ登場の妖鳥。デクンダが役立つ事もないではないが、素早い以外は所持スキル等微妙なので、大天使や霊鳥作成の為の礎に役立ってもらう事が多いか。(willseek)ソウルハッカーズでは、呪殺無効の防具に魔晶変化する重要な仲魔。ソウルハッカーズでは、LV39と中盤あたりの敵だが、ストレンジジャーニーと真4ではLV2となり、最序盤に現れるようになった。また、真4 finalではLV22となる。彼の身に何が起きたのだろうか…(HAZE)

丹亀〔たんき〕 悪魔
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日本の亀の妖怪で、大地の精気が集まって生まれたものとされる。中国に発祥する陰陽思想において亀は大地の体現であり、亀の甲羅を火にくべ、そこに入った甲羅のひびで地脈や吉凶が占われた。初登場はファミコン版2の地霊。真1では魔獣になっている。比較的序盤レベルで仲魔にする事もあるだろう。いわゆる人面ガメの姿だが、割り振られた口調のせいか、結構親しみやすいイメージだ。カテドラルでタコかカメか助けるのを選ぶのなら、迷わずカメの方を助けるさ…。(willseek)

タンクゲベール〔たんくげべーる〕
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M1918。1918年の第一次大戦期にドイツのマウザー(モーゼル)社で開発された対戦車ライフルのはしりと言っていいもの。イギリス・フランス側の史上初の戦車の脅威に対抗すべく大急ぎで作ったものであり、歩兵用ライフルをそのまま巨大化したような構造である。全長170cm、全体重量17.3kg(ただし弾薬重量は別)で二人で操作され、13mm口径でこの銃専用に開発された弾薬を用い、100mの距離で20mm装甲板を貫通したという。敵戦車側に心理的恐怖による牽制効果を与えたものの、効果的射程の短さと連射が不可な事、戦場における射手の心理の乱れで貫通に有効な命中角度が維持し難く、実際にこの銃によって撃破された戦車は少なかったとされる。だがこうした技術は航空機関砲等に生かされていく事になる。デビルサマナー登場の男性用銃。…個人携帯無理だろ、これ…。攻撃回数一回で、単純な攻撃力はソロサーンS18を上回るが不発になるリスクが高めになっている。射手の悪魔・バルバトスが持っている事がある。(willseek)

探偵〔たんてい〕 言葉
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民間で他人の秘密を密かに調査したり、犯罪者を捜索したりする者、またはその行為。探偵社や興信所などに属する調査員である事が多い。アメリカでは州レベルで銃器の保持さえ許される公的免許資格であるが、悲しいかな日本では 何らの資格要件もなく、民間人の持ち得る権利の範囲内でしか業務は行えない事になっている。よって現実の日本探偵の多くは素行・浮気調査や企業からの調査依頼を主に請け負っている。だが公的権力である警察・刑事では行えない捜査を民間レベルで(秘密裏に)行える側面もあり、大正・昭和初期の探偵には警察部の下請けのような事を行う者達もいたという。調べ物を行うという意味では探偵の肩書きは街中で悪魔絡みの調査を行うデビルサマナー達の隠れ蓑として使われる事もある。「自称」私立探偵になる訳だが。(willseek)

ダーキニー〔だーきにー〕 悪魔
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茶吉尼天。空を歩く者。カーリーと同族であるヤクシニーであり、人を食うとされる。日本においては人間の内臓を食すことを好む凶悪な夜叉であったが、大黒天よって解脱させられ改心し、クンダリニ・ヨガの女神として神格化された。真1に登場。中盤で仲魔にすることが出来れば結構役に立つだろう。(ARL)日本においては霊狐信仰と関連付けられ、稲荷信仰とも習合するようになっていった。狐に乗る荼枳尼天(ダーキニー)の像は日本でのみ見られる物である。どうも過激な輩の中には荼枳尼天に自分や他者の肝を奉げる事で願いを成就してもらおうとする邪法を行っていた者もいたようだ。(willseek)

DARK〔だーく〕 言葉
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属性の一つ。「真1」の説明書によれば「邪悪で破滅的な性格である」とある。FC版シリーズでは「EVIL」であり、たとえ合体でも仲魔になる事は無かった。LIGHTと違い、常に敵として登場しまた仲魔に出来ない嫌な連中、というイメージが強いが、ちゃんと合体で仲魔にする事が可能である(合体法則はいろいろ面倒だけど)。また、基本的にマグネタイトはこの属性の連中から稼ぐ事になる。一応LIGHTと同じくLAWとCHAOSの横軸属性も存在するが、クトゥルフやらニャルラトホテプやらが秩序や法なんかを重んじる性格なのか?と常々疑問に感じているのは私だけではあるまい。だが「あールシファーさん、今日は燃えるゴミの日ですよ?これは一体何ですか?」とか言ってるセトは見てみたい気もする。(aba)DARKとCHAOSは比較的混乱や災厄をもたらすといった点で似ているが、その違いを挙げるとすれば、DARKはよりその者の精神的本質を表す物だという事であろう。社会的規範に沿ったLAW的行動を取っていても、それが相手を陥れる目的だったり私利私欲を強く秘めた行動だったりするとその行動の本質はDARKだという事になる。DARK−LAWな邪神達の行動とは、自らの内のルールには厳格だが、それは他の者にとっては災厄になり得るという事なのである。旧支配者辺りのルールに付き合っていたら、さぞこちらを破滅的に歪めてくれる事であろう。(willseek)

ダーククラウン〔だーくくらうん〕
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魔力を秘めた王冠。真1においては男性用兜である。銀座地区での男性向け兜。お金に余裕があれば購入し、しっかりと装備しておこう。(ARL)

ダークサマナー〔だーくさまなー〕 言葉
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デビルサマナーシリーズで誕生し、その派生であるライドウシリーズでも引き続き登場する用語。デビサマにおいてはシド・デイビスが特に説明も無く自称し、ハッカーズではファントムソサエティ所属のサマナー達が通常ファントムサマナーと呼ばれる所を、彼等と敵対するクズノハからそう呼ばれるという事になっている。ライドウシリーズにて初めて明確な定義付けをした解説が現れ、必ずしも悪ではないがサマナーとしての能力を自身の欲望の為に用いる者がそうだとされ、ラスプーチンがその一人との事だが、しかしこれは前作までのダークサマナー全てを内包した説明とはとても思えず、あくまでもライドウシリーズのみの定義と見るべきか。言葉をそのまま捉えればダーク属性寄りのサマナーとも考えられるが、そうとは限らない様だ。闇医者や闇金融といった違法なものを指す意味で闇・ダークの語を冠する例から、体制側が認めていないサマナーとも取れる。しかしこの如何にもヒーロー活劇における悪役然としたネーミングには明確な定義付けよりも作中のノリを優先させている節があり、メタな解釈ではあるが要は「正統派な主人公の側から見た、ライバル的なキャラ」としてのサマナーとするのが最も正確な所であろう。正統派デビルサマナーである主人公の対比となる別勢力の召喚師という点では先に挙げた者達は共通しており、この位置付けはDDS2におけるヒーローに対するダークヒーローの立場にも重ねられる。先述のハッカーズの場合がやや異質だが、これは作中でそう呼称されるのが「クズノハから見た」ダークサマナーだからだと考えられる。一勢力からの視点では敵対勢力に所属するサマナー全てがそれに当て嵌まる訳だ。実写TVドラマ版では原作からのシドに加え、布施葉月・神谷統一郎・轟伸太・樋口春奈、と多くのダークサマナーとされる者が登場するがその定義は独自のもので、人の姿のまま悪魔の力を使う(ペルソナ能力の様に描かれている)のがデビルサマナー、肉体を悪魔と化すのがダークサマナーとなっているらしい。後期TRPG版のデビルシフターやアウトサイダーに相当すると言える。ATLUS発の格闘ゲーム「グルーヴオンファイト 豪血寺一族3」の最終ボスであるブリストル・ウェラーも正にダークサマナーのイメージに合致するキャラだ。死蝿の葬列に似た攻撃を行うベルゼブブや、ファイアブレスを吐くアモン、ザン系魔法の様な衝撃波を放つレオナルド(バフォメット?)等、メガテンと共通のデザインを用いた悪魔を多数召喚して実に多彩な攻撃を見せてくれる。因みに、他の悪魔は全て肉弾戦仕様だ。(ICBT)

ダークヒーロー〔だーくひーろー〕 人名・キャラクター
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「DDS2」に登場したキャラクター。いわゆる親友君。ちなみに説明書ではロン毛の方である(言わずとも分かると思うけど)。立場や各所においての台詞回し、そしてその末路など、「真1」における二人のヒーローの雛型となったキャラクターである事は間違い無い。再登場時のステキな格好とか(笑)。あれはパズスに貰ったのだろうか…。尚この名前は隠しエンディング(及び内部データ)において記述されているため、少なくともナムコ的にはこれが正式名称だと思われる。ちなみに内部データではレベル110、HP3850というあり得ない数値。一体どこで登場する予定だったんだ…。余談だが女性人気は主人公より高いらしい。まあ女より友情を選んだり、そしてその親友が得体の知れない女の言う事に理解を示したら「まさか女を選ぶとはな…」とか言っちゃったりと実に硬派な(?)野郎なので分からんでもない。主人公があれだし。(aba)彼にとって主人公は親友であると同時にライバルでもあった。それを決定付けたのはバエル城でのイベントである。主人公に対する嫉妬心が己を破滅させてしまうとは哀れとしか言いようがない。ヒロコというガールフレンドがいるが、シェルター内に悪魔がいるというのに彼女をほったらかして旅立ったという酷い事を仕出かす()没となったシナリオとして、どこで登場する予定だったかは不明だがサタンに蘇らせてもらったと言って主人公の前に立ち塞がるイベントがあった。アザゼル1体、ティアマット1体、ベルフェゴール1体、そしてダークヒーロー1体の連戦。勝利するとダークヒーローはチリとなって消える。(wac_toriaezu)

ダークマター〔だーくまたー〕 道具
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NINEに登場するプラグインソフト。スキルが「混沌の闇」に変化する。SJではカオスルート以外で戦う事になる終盤の特定ボス専用、万能属性の全体攻撃。暗黒物質。宇宙の質量の20〜30%程度を占めると仮定される存在で、光学的に観測不可能である事からこう呼ばれる。重力レンズ効果という引力の影響を計測した所、宇宙の質量が光学観測のそれよりも10倍程となった事からその存在が仮定されたが、正体は未だ不明で、その候補としてはブラックホール、未知の素粒子アキシオン等が挙げられ、存在しないとの説も提唱されている。(ICBT)

ダイアナ〔だいあな〕 悪魔
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ローマの森の守護者にして獣達の女王とされた女神。ラテン語本来での発音ではディアナまたはディオネ。大地の守護者として農耕と多産も司るとされ、またギリシャのアルテミスと同一視されて後には月と天空の属性も与えられていった。ローマの征服地の地母神がディアナと同一視された事も多く、ヨーロッパの広大な地域で地母神としてのディアナは信仰されていたと言っていい。この為後世のキリスト教布教の過程ではディアナは魔女達の崇める邪悪な女神として攻撃対象とされたが、その一方で処女マリア信仰にディアナ信仰が吸収されていった側面もあった。ソウルハッカーズ登場の地母神。乳房がいっぱい付いた衣装だが、地中海の多産の女神としてのアルテミス像モチーフから持ってきたそう。同じくアルテミスと共通イメージで弓矢を持たされている。蘇生魔法やファイナルヌード持ちなのはいいのだが、性格が狡猾で最初は言う事を聞き難いかも知れない。最終手段で酒に頼る手もあるが。(willseek)

大洪水〔だいこうずい〕 出来事
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真1において、メシア教の陰謀により東京が水の底に沈んでしまう出来事。しかしこのイベントはあまりにタイミングが良すぎる。説明では「四天王の力が欠けたため」と言われるがどうも納得いかない。なんて思っていたら、ちょうどその当時の週間少年マガジンでMMRという漫画をやっており、こんなことが言われていた。「度重なる地下水の汲み上げのせいで富士山の爆発を抑えるラジエーターが無くなり、それにより富士山は水蒸気爆発を起こし、地下水は更に汲み上げられ、やがて東京は地盤沈下で沈んでしまうのだ!!!」なるほど。よって、ARLの中であの大洪水は、「ロウサイドの人間が、カテドラル維持のために地下水を汲み上げすぎてしまい、そのせいで富士山が爆発してしまった」ということになっている。メシア教の「神の天罰」なんてのは全くの嘘の上塗りなのである。(ARL)「な、なんだってー!」…はともかく、あの状況では全世界的な大洪水になっていたのではなかろうか。カテドラルは新たなるノアの方舟をも意図していたのだろうから。(willseek)

大地震〔だいじしん〕 特殊攻撃
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[Earthquake]
真3、地母神スカディ専用の全体物理攻撃スキル。ゲーム内では強力な技だが、名称や由来がそれに相応しいかは疑問だ。北欧神話より、バルドル殺害の黒幕、神々への侮辱などに対する報復としてロキが捕縛されラグナロクの時まで地底に幽閉された際、スカディがその上に蛇を置き、毒がロキへと滴り落ちるようにした。この毒によりロキが苦しみ身を悶えると起こるのが地震だという。因みに、スカディと名の関連があるらしいスカンジナビア半島は比較的地震の少ない地域として知られ、有史以来大きな地震は起こっていないという。(ICBT)

太上老君〔だいじょうろうくん〕 人名・キャラクター
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かつての中国の思想家、老子のことである。彼自身についての詳細は今も明らにされてはいない。彼の思想を綴ったものに「道徳経」というものがあり、現在でも様々な解釈、研究がなされている。その書物の一編にTAO(タオ)という教えがある。これは「道」と称され、意味は「自然体」。「何も求めず、争いもせず、ただあるがままに生きよ」という意味である。その思想の上では法も秩序も、破壊も混沌も、全てが無縁の物である。自然体。これは要するに「人間は人間らしく生きろ」と言う意味である。しかし欲の塊である人間に対し「何も求めず争うな」とは一体どういうことなのであろう?ここからは私ARLの勝手な解釈なのだが、まず生物と呼ばれるものの争いには、基本的に「自分の食料の確保」及び「自分を食料としようとする他生物からの自衛」の二つしか無い。必要以上の争い事はしないものなのだ。しかし、いかんせん欲深い生き物である人間達にはこれがなかなか実践出来きない。欲しい物があれば必要以上に執着し、なんとかして手に入れようとしてしまうのである。そこで真女神転生のNEUTRALルートとエンディングが提示していることは、「自分を傾けようとしている者からの自衛」及び「パートナーが居る喜び」の二つなのである。要は”最愛の伴侶と、自衛出来るだけの力があれば、他に何もいらないじゃないか”ということだ。もちろんこれはあくまでプレイ当時高校一年生だったころのARLが思った戯言であり、正しいわけでは無いのでご承知置きを。ま、とりあえず私にとっての真女神転生のテーマは「愛」なのです。我ながら無茶苦茶な締めだなぁ…(ARL)「無為自然」をあえて分かり易く言い換えれば、それは「汝足ることを知れ」と言う事であろう。自分の気にそぐわないものが生まれるのも、形を成したものがいつかは潰え、死を迎えるのも大いなる世界の流れの一部でしかあり得ない。それをわきまえた上で自分の在り様としての最善を目指すという心づもりでいれば、不幸に見舞われる事があっても受け入れ乗り越えていく強さに繋がっていくのかも知れない。(willseek)

大僧正〔だいそうじょう〕 悪魔
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日本史上最大の大僧正である弘法大師空海は五穀断ちをしてミイラ化しており、ゲームに登場する者に最もイメージが近い。しかしいかんせん登場場所が破壊後の東京であることから、ここで登場する者は東京の繁栄の礎を築いた南功坊天海大僧正とするのが一番理に叶っているように思われる。というわけで真1の魔人として登場。多分大僧正と呼ばれた多くの者達の結集なのであろう。CHAOSサイドの悪魔で、極希に死神の鐘を落としていくのであった。(ARL)かつての仏教思想の一つに即身仏といって、衆生救済を願い厳しい修行の末自らの肉体をミイラと化し、「本尊」とする僧達が存在した。「即身成仏」とは全く別物である。魔人大僧正も人々を救うべく断食と瞑想のうちに自らの命を断った僧侶の変化である。その霊験ゆえ身体は腐敗することなく在り続ける。来るべき救いの日には再び人々の前に現れる存在なのだという。真3マニアクスでも襲い来る魔人の一人として登場し、倒せば合体で仲魔にする事もできる。属性攻撃防御に優れ、HP・MPを吸収する瞑想や精神属性攻撃の煩悩即菩提など、敵としても味方としても強力な存在である。登場時の主人公のすぐ後ろに回りこんで突然出現する演出は骸骨顔なこともあってインパクトがあった。(willseek)ペルソナ3シリーズや4ではスキル「回転説法」を持ち、雑魚一掃に優秀なペルソナであった。しかし、おっかない見た目で損をしており、対となるスキル「死んでくれる?」のみんな大好きアリスを愛用する人の方が多いはず。相手が悪かったとしか言いようがない。(テラダイン)

大天使〔だいてんし〕 悪魔
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神の手足となり働く天使達の中でも極めて高位の者たちを指す。四大天使を筆頭としていずれも強大な力を持ち、神に仇成す者には容赦無くその力をもって罰を与える。メガテンシリーズにこの分類が登場したのは「真2」から(「真1」の時は「セラフ」だった)。四大天使は勿論、メタトロン、カマエル、オファニム、サリエルとシリーズを重ねる毎にどんどん増え、スラオシャやアズラエル等ユダヤ教以外の大天使達も顔を出すようになった。(aba)

大天使のブラ〔だいてんしのぶら〕
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ソウルハッカーズでの大天使スラオシャの魔晶変化品。カップ部に翼状の飾りの付いたブラジャー型胸当てだ。知力が一定以上の者のみが装備できる。登場防具では最大の防御力で、電撃攻撃を吸収する。弱点は衝撃攻撃に弱いのと装備するにはちょっと恥ずかしい事だ。…なんと男も装備できるんですな。(willseek)知力が必要なのにもかかわらず主人公が装備可能なのは・・・・・・・・・。製作サイドも絶対確信犯である(笑)(MASA)下着メーカー・トリンプの商品「天使のブラ」が元ネタ。(ICBT)上記にある通り、主人公が装備するには色々と厳しいものがあるが、これが装備できれば魔王ベルゼブブとの戦いがグッと楽になる。装備ボーナスや知恵の香を駆使して知力を高める努力をしたい。(CF)

ダイナブラスト〔だいなぶらすと〕 特殊攻撃
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ハッカーズより、2本のマシンアームから放電し敵単体にダメージを与えるムーウィス二戦目の専用特技。使用時には「M-E-ロック …解除」の専用台詞も。この名称はゲーム「ゼビウス」開発時のタイトル名候補であったものなのだが、これは偶然の一致か、NAMCOネタの一種か。(ICBT)

ダイ・ハード〔だいはーど〕 特殊攻撃
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[DIE-HARD]
デビサマより、ラクカジャ+スクカジャの効果を持つ特技。「なかなか死なない」といった意味で、ブルース・ウィリス主演の同名映画シリーズが有名。又、一単語としてのdiehardでは「保守的・頑固」といった意味。完全に余談となるが、セガのゲーム「ダイナマイト刑事」の初作は映画ダイハードのゲーム化として製作されたものだ。(ICBT)

大破壊〔だいはかい〕 出来事
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旧約女神転生2と真女神転生に深く関わり合いのある出来事。旧約2では破壊後の東京が舞台となる。しかしその大破壊は裏で唯一神が手を引いていたらしい。真女神転生においては、トールマンとゴトウの抗争に決着が着いたときに行われる。アメリカから大陸間弾道ミサイルI.C.B.M.が飛んでくるのだ。ちなみにPCエンジン版ではミサイルが飛んでくるシーンを見ることが出来る。ロウサイドの音楽が流れる中、東京は静かにその文明に幕を下ろすのであった。その際背後で「悪魔を殺して平気なの?」という言葉が、あたかもサブリミナル効果を促すように点滅されるが、この演出はあまりにも安っぽい。(ARL)小手先の改革ではどうにも世の中の行き詰まり感が打破出来ない時、人は退屈な日常に変化をもたらしてくれるハルマゲドンやら最後の審判やら、何とでも名付けられる大破壊という名のリセット装置が作動するのを、怖れながらも期待し待ち望む心理が存在するものである。形ある唯一神が救いを求める人々の想いで生み出されるのだとしたら、大破壊もまた、時代の人々の願望の蓄積がもたらすものなのかも知れない。神魔の現出する世界でも時代の空気は無視できないものだ。(willseek)【以下、小説のネタバレ】「大破壊」という名称は用いられていないが、西谷史の小説は東京に無数のICBMが落ちて終わる、いわゆるB級ホラー映画のような終わり方である。私としては、全9刊を読んだ時間を返せ、と思ってしまった。あとがきでは、ゲームのように大破壊後の話を作る予定だったようだが、残念なが実現はされていない。(つまり、リセットして終了)(HAZE)

ダイヤモンド〔だいやもんど〕 道具
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[魔をはらい邪を屈する宝石の王]
4月の誕生石。無垢、不滅、恋への自信身を象徴する。名前の起源はギリシア語での「征服されざるもの」から。ダイヤモンドと言えば永遠の輝きである。永久に続く愛情を表す物として、プロポーズや結婚記念日等に用いられることが多い。真1では「滅びない物」を表すためか、ラグショップにて反魂香と交換してもらえる。(ARL)ちなみに熱に弱く、800度程度でただの炭と化す。(ガスコンロで1700度、ライターや煙草で800度)次項のようなダイヤの武具は、現実なら敵の火炎攻撃であっという間に使い物にならなくなる。(HAZE)

ダイヤモンフィスト〔だいやもんふぃすと〕 籠手
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FC版2より。名称は文字数制限による短縮が伺える。旧約では「ダイヤモンドアーム」に変更された。その名の通りダイヤモンドを拳部分に充てたアームプロテクターと思われる。元ネタは漫画「リングにかけろ」のダイヤモンド・ナックル。こちらは手甲ではなく、拳に直接ダイヤを埋め込んでいる。より近いイメージの品には、漫画「クライシスダイバー」のダイヤモンド・プロテクターというのもあるが、これはFC版2よりも後発。(ICBT)

大冷界〔だいれいかい〕 特殊攻撃
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[Cocytus]/[Cold World]
アバチュ・SJより、主にキングフロストが用いる氷結攻撃スキル。アバチュUS版名は「Cocytus」だが、2ではリンケージ「コキュートス(Cocytus)」も別に存在しているので、同ゲーム内において異なる攻撃手段の名が被るというローカライズの失態を見せている。丹波哲郎の映画「大霊界」に名を因む。(ICBT)ストレンジジャーニーでは、追加効果で即死する。(HAZE)

ダグザ〔だぐざ〕 悪魔
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[Dagda]
ケルト神話に登場するダーナ神族の長を務める父神。名の語源は「良き神」で、チュニックを身に着けた赤毛の巨人の姿で描写される。ダグザはダーナ神族随一の戦士でありながら、知恵と魔術に秀でた万能の神とされ、生死を操る棍棒、無限の食料をもたらす大釜、独りでに奏でられる竪琴という三つの道具を所持する。また、大食かつ好色な性格の持ち主でもあり、特にモイ・トゥラの二度目の戦いにおけるフォモール族の陣を偵察する逸話では敵が用意した50人分に及ぶ大量の粥を平らげ、その帰りに出会ったフォモール族の娘と交わることで以後の戦いにおける協力を取り付けるという豪快な逸話を持つ。「真・女神転生FINAL」の主要登場キャラクターで、悪魔としての種族は“魔神”。死者の魂を肉体に戻して黄泉帰らせる呪力を持ち、妖精の女王となったノゾミと一心同体であるダヌーとは親子関係である。ケルト神話原典の姿とはまるで似つかず、頭頂部と後頭部から顎回りまでを褐色の毛髪で覆われた骸骨のような頭部、黒色と金の装飾で飾られている引き締まった身体、背部に翻る黒布が特徴的な姿である。悪魔や人の別なく常に他者を見下し否定する威圧的かつ攻撃的な性格の持ち主であり、特に絆や友情に対しては「下らん茶番」「吐き気がする」等の憎悪にも似た反応を示す。それゆえに孤独・孤高を貴び、その中でこそ誰にも縛られぬことの無い“真の自由”が確立されるという価値観を持っており、また言葉に拠らぬ意志と行動を尊重する一面も見せる。作中のダグザは、主人公(ナナシ)がアドラメレクによって殺された後に辿り着いた黄泉比良坂において初登場する。ダグザの呼びかけに応えた主人公に対して契約を提示し、現世へ黄泉帰らせる対価として己の≪神殺し≫になるように強要する。以後は主人公の所持するスマートフォンを依代にして行動を共にし、ダグザ独自の目的の下にクリシュナの復活やシェーシャの撃退、多神連合とルシファーとメルカバーの撃破等、各陣営を翻弄するかのような命令を主人公に下していく。以上のように謎の多い行動を取るダグザの目的は、『新宇宙において“真の姿”、自然そのものに戻ること』である。真F世界におけるダグザを初めとした悪魔たちは人間が自然等の外界の現象・事物を観測したことで生じた存在であり、それをYHVHが言葉で縛ったがゆえに“神”としての役割を固定されてしまっている。神(悪魔)とは『最初から最後まで 徹頭徹尾 己が進む道が規定』されており、『存在理由を固定されてしまった神は 宛がわれた役目から逃れることができない』、言わば人間を凌駕する力はあれどその実は決められた役目に従うだけの呪縛された存在でしかなく、さらに人間の観測が変化すれば存在理由も左右されてしまうのだ。これらは上記の“真の自由”を貴ぶダグザにとって耐えがたいものであり、現宇宙を破壊して人間の観測とYHVHの言葉による呪縛が及ばぬ新宇宙を創世することでダグザという存在そのものを捨て去ることを目指したのである。ダグザが目指す新宇宙における人間は外に神を求め依存する必要が無くなるほどに完成された個、神のような存在に成ると彼の口から語られている。言うなれば神や悪魔が存在しない世界なのだ。そして、ダグザに従い新宇宙へ行くか、現宇宙に留まるかを選ぶことで、物語は分岐する。ダグザに従う選択(皆殺しルート)を取ると、主人公は現宇宙の破壊を止めようとする仲間たちと袂を分かち、殺し合いに至る。その後、ダグザは回収していた仲間の魂から新宇宙の生命を生み出す女神を選定させ、フリンを黄泉帰らせて主人公の≪神殺し≫に仕立て上げる。そして、新宇宙創世の障害であるYHVHを排除するためにYHVHの宇宙へ乗り込み、原天使サタンを下して到達した高次元空間においてYHVHとの決戦を展開、これを撃破する。新宇宙の創世がなされる中、ダグザは主人公に感謝の言葉と、宇宙の一部として新たな世界を見守ることを約して消滅する。現宇宙に留まる選択(絆ルート)を取ると、ダグザは主人公との契約を破棄して彼にかつて与えた生命と力を奪い取ってしまう。ダグザは瀕死に陥って仲魔の使役も覚束なくなった主人公に止めを刺すべく攻勢をかけるが、ダヌーから時間を稼ぐよう伝えられた主人公と仲間たちは最後まで抵抗を続ける。遂に指一本まともに動かせなくなるほどに主人公は疲弊するが、ダヌーがイナンナから取り込んだ母神の力によってもう一人のダグザが生み出される。新生せしダグザは主人公と契約を結んで戦う力を与え、旧きダグザを討ち破るように激励し、再び力を取り戻した主人公は遂にダグザを撃破する。致命傷を負ったダグザはかつて己の≪神殺し≫として選んだ主人公の成長を認めると共に、この結末が自分の『望んでいた結果の1つ』であること、存在が固定された神の実態とそれが自分の望む在り方でなかったことを説く。そして、ダグザは主人公に殺されたのではなく救われたのだと言い残して、消滅する。戦闘時のダグザのデータはレベル84、四属性魔法に耐性、破魔弱点であり、意外にも呪殺攻撃には耐性が無い。ダグザの専用スキルとして仲魔1体をストックに押し戻す「ディナイアル」があるが、万能属性のメギドラオンとエンジードレイン以外は物理属性スキルしか持たないため、テトラカーンを使えばまず負けることがないスキル構成である。皆殺しルート寄りで進行しながら分岐選択で絆ルートを選ぶと仲魔を全削除されるため、救済措置がかけられたとも言えるが。真・女神転生FINALのダグザは女神転生シリーズに登場する悪魔の中でもかなり異質である。悪魔としての在り方に疑問を持ち、その在り方から脱却するために自身を破壊する結末を目指すというのは、神話の姿をなぞって人間からの信仰を確立し存在し続けることを第一義とする女神転生世界の悪魔なら間違っても選択しないものである。神話世界が求める主観の中に身を置き生きる悪魔でありながらも自身を客観視してしまったダグザは、ある意味で最も人間に近い悪魔だったのかもしれない。声優は池田秀一。氏のお約束ネタとして、ダグザが「宇宙」を「そら」と発音する場面がある。(TDD)

ダグザの棍棒〔だぐざのこんぼう〕
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真2・偽典より。攻撃力はトップクラスだが回数や命中に難のある武器として設定されている。ケルトの父神ダグザの持つ棍棒。八人がかり、もしくは荷馬車でなくては運べない程に重く巨大で、振るえば八つの突起を持つ先端が九人の敵を骨すらも「馬の蹄の下に飛び散る霧の様に」砕き、柄の側を振るえば死者を蘇らせるという。北欧神話のトールのハンマー、ミョルニルも類似の効果を持つのはこのダグザの棍棒の逸話を引き継いだものといわれている。(ICBT)

ダゴン〔だごん〕 悪魔
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パレスチナ地方のペリシテ人がヒドラと並んで崇拝した海神。醜悪で巨体の半魚人だとされ、多くの魚人の王。しかしキリスト教の広がりにより怪物としてその地位を堕とされた。真1では合体で作ることの出来るもっともレベルの低い魔王。とは言ってもそのレベルは74なので、普通に作り出すことはなかなか難しいと思われる。(ARL)醜悪と言われても敵対勢力からの視点であり、シュメールにて人類に文明をもたらしたとされるオアンネスや人類の友であり洪水から人々を救った水神エンキ、古代日本に移住した製鉄と水運に優れた安曇族も魚の属性を強く持っていた。海洋民族の優れた技術力の神話化という見方も出来るのではないだろうか。ダゴンの肖像は半魚人というよりは男人魚のような姿で残されている。その信仰形態の詳細は未だに明らかになっていない事も多く、現代における魚系の神格イメージの形成もむしろ、ラヴクラフトやミルトンらの小説群による部分が大きいかも知れない。(willseek)

ダッキ〔だっき〕 悪魔
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中国神話の女悪魔。 九尾の狐として日本に渡りタマモノマエ(玉藻前)と名乗ったとされる。登場した作品は真・女神転生デビチル黒の書、赤の書、白の書である。黒の書と赤の書ではカジノの景品で白の書では前作からの交換か赤外線合体で入手できる。 見た目が、キツネ耳と三本の尾を持つ美女の悪魔で多くの男を誘惑したことが有ると説明が書かれている(Mr.ダルクン)

奪衣婆・脱衣婆〔だつえば〕 悪魔
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三途の川のほとりで、川を渡ってきた亡者の衣服をはぎとる鬼婆。ノクターンでは主人公にアドバイスしてくれる、心やさしい裸のお婆ちゃん。(セベク社員)真3での注目点はなんといっても頭に卒塔婆をくっつけている事であろう。見た目は恐ろしいが黄泉路の案内者であり、婆の知恵袋は素直に聞いておくとためになる。(willseek)

伊達政宗〔だてまさむね〕 人名・キャラクター
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[1567-1636]
日本戦国〜江戸時代の奥州の戦国大名。幼少期の病によって右目を失明したこと、また出で立ち・行動共に派手だったことから「独眼竜」とも呼ばれる。若くして家督を相続し、それからわずか数年で奥州南部のほとんどを支配下に置いた。しかし時は既に豊臣秀吉の天下になりつつあったため、政宗は秀吉に帰順し、彼の死後は徳川方についた。それでも政宗の天下取りへの野心は衰えず、しばしば謀反を計画していたらしい。徳川政権が安定してからは治世に勤め、仙台藩の発展に寄与した。東北つながりか、ナガスネヒコはこの仙台伊達家の祖先であるという説がある。また政宗の幼名は梵天丸であり、ペルソナ1でブラフマー(梵天)の封神具が「まさむねのがんたい」である由縁である。そしてペルソナ3に登場する歴史教員・小野は彼に心酔しており、初陣の年を試験に出して(!)くることさえある(ちなみに15歳)。またシャドウ・怨念の武者の兜のデザインは政宗のものにそっくりである。というわけで、実は彼はメガテンに英雄系の仲魔としてけっこう出しやすそうな人物である。小野ではないが、ぜひとも政宗公にご登場願いたいと思っているのは私だけではないはずだ。……できれば戦○○双とのコラボで。(Sakanon)隻眼は彼にとって相当なコンプレックスだったようで、残された肖像画や像は全て両目が揃った姿になっている。隻眼が元で母親と諍いを起こしていた事もあり、成り行きで父親を敵ごと手に掛けるなど、苦悩を孕む戦いも数多かった。NHK大河ドラマで有名になり、その華々しいイメージが印象的だが、大人物の心のヒダを形作る人生の陰影にこそ、目は向けられるべきなのだろう。(willseek)瑞鳳殿にある伊達政宗資料館では『正宗が片目であるという科学的根拠はない』だそうだ。また別のところでは相手を威嚇するためにわざと眼帯をしていたとかという噂も……。仙台市にある伊達政宗の居城。青葉城(仙台城)は戦災で焼け落ち、現在では一部が復元されているのみである。しかし高台にある城跡からの眺めは一見の価値あり。是非仙台旅行の際には行って欲しいものだ。ただ、長期休暇中や休日は観光ループバスがかなり混雑するので覚悟したほうがいい(笑(MASA)

堕天使〔だてんし〕 悪魔
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堕ちた天使、そのままである。大きく分けて神の意志にそぐわない行動を起こし神によってこの身へ落とされた者、そしてその者たちに誘惑され自らも彼らと同じ身となった者の二つ。だが中には自分の意思で地に降りてこう呼ばれるようになった者もおり、彼らは堕天使と分けて「降天使」と呼ばれる事もある。メガテンシリーズでは「真1」以降から登場した分類。とにかく数が多いのが特徴で、それもその筈これに分類される悪魔の殆どはソロモン王に封印された悪魔達から持ってきているのだ。有名どころはオセ・シトリー・フラウロスの豹トリオの他にフォルネウス、デカラビア等だろうか。(aba)堕天使といえばキリスト教と思われがちだが、その由来が土地の古い神々である者も多い。キリスト教が勢力を広げ、布教するにあたり、それぞれの土地で古くから信仰を集める神は邪魔になった。そのため、それらの神を貶める事によりキリスト教に改宗させるのである。「以前は信仰を集めたが、後にそれを失った神」=「以前は天にいたが、後に墜とされた天使」というわけだ。(クラン犬)初期の善悪を内包し妬む、荒々しい側面を持ち合わせていた荒野の神の時代とは異なり、唯一神の善性が強調されるようになったキリスト教会時代の神学においては世の苦痛や災厄を説明する為の悪が設定される必要があった。その為に世の全てが神の被造物とされる前提の中で考え出されたのが神からの悪の要素の分離を象徴する堕天の概念である。元異教の神々も多いが、中世オカルティズムや神学的必要性から「生み出された」堕天使も数多いとされる。(willseek)中世オカルトから産み出された堕天使としては、ガイドブックやデビルアナライズの解析で『コラン・ド・プランシーの「悪魔の辞典」が原典』とされているニスロクやメルコムのことだろう(HAZE)

ダフネ〔だふね〕 悪魔
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ギリシャ神話の河神の娘であるニンフ(ドリュアド)。ギリシャ原語ではダプネー。ある時太陽神アポロンは弓矢で遊んでいた愛欲の神エロスをからかい、その報復にエロスは金の矢をアポロンに、鉛の矢を近くで川遊びをしていたダプネーに放った。金の矢を受けたアポロンはダプネーに惚れ込み求愛し続ける一方、鉛の矢を受けたダプネーはアポロンの求愛を頑なに拒んで逃げ続けた。必死なアポロンはペーネイオス河畔までダプネーに追いすがったが、ダプネーはアポロンの求愛から逃れる為に、父である河神ペーネイオスに自分の身を変える事を強く願う。その願いを聞き届けた父神は、ダプネーの身を月桂樹に変えた。永遠に愛を交わせなくなったアポロンは大いに嘆き、せめて自らの聖樹になって欲しいとダプネーの月桂樹の若枝の冠を身に着けるようになった。デルポイのピュティア祭の競技優勝者に月桂冠が贈られるのはこの故事に由来するとされ、これは現在のオリンピックマラソン等にまで受け継がれるのである。デビルサマナー登場の神樹。エント女性版?月桂樹を絡めたドリアード系デザインでもよかったとは思うのだが。マカラカーンやラクカジャで戦闘補助が出来そうだが、燃やされ易い上に素早さが低い。火炎攻撃を行う敵の前で使うのは避けるのが賢明か。(willseek)悪魔としての登場は遅いが、ファミコン版1にもその名は登場している。上記の月桂冠の逸話を元にした、ヒロインの頭部の最強装備である「ダフネの冠」がそれである。(HAZE)

蛇矛〔だぼう〕
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真・女神転生NINE、IMAGINEに登場する武器。NINEでは男性専用の斬撃相性の剣で特技「二段突き」を備える中堅武器である。IMAGINEではバランスの取れた能力値を持つ突撃相性の槍系武器で、特殊融合の素材としても使用される。蛇矛は明代に開発された中国の武器で、名の通り蛇体の様に刃が曲がっている矛である。刃の形状には刺突や斬撃の際に傷口を広げて深手を負わせる効果があり、柄が一丈八尺(4〜6m)もあることから歩兵が騎兵に対する際に用いられたとされる。作品によっては先端の形状に差異があり、本来の矛に近い尖ったものから、蛇の口の如く緩やかな二股に分かれたもの、月牙状のものまである。また日本国内における読み方についても特に統一がなされておらず「じゃぼう」などの表記の他に、漫画“蒼天航路”の「じゃほこ」という変わったものまで存在する。なお、晋書の陳安に関する記載で蛇矛という語が出てくるが、これは短い矛を示す「鉈」を誤記したものと言われる。蛇矛の名は「三国志演義」の張飛の武器として有名であろう。特に民間伝承では張飛が大蛇退治の為に山中に赴き、そこで見つけた大蛇の尾を掴んで振り回していたら矛になったという話や、普通の矛を岩に叩きつけたら刃が曲がって蛇矛の形状になったなど、民衆の間で愛された奔放な張飛のイメージを内包した逸話が存在する。さらに「三国志平話」では張飛が主人公格として扱われたことから得物の矛も“神矛”の名が与えられ、「三国志演義」の関羽に先立って一種の神性を付加されていた。また「水滸伝」に登場する林冲という人物も蛇矛の使い手として活躍し、その容姿も“豹頭虎髯”という張飛の影響を強く受けた人物である。性格やエピソードこそ逆だが、作中三度の不覚を除けば常勝の豪傑で、IMAGINEには彼の綽名を冠した「豹子頭」という槍が登場する。(HUM)初登場は魔神2の「じゃぼう」の名で、次いでTRPG覚醒篇では「蛇矛(じゃほこ)」表記と、読みに統一性が無いのは上述通り。因みに中国語読みでは「ショーマオ」となる。尚、魔神2ではこの武器の他にも三国志演義の五虎大将軍を由来とする武具が登場している。但し本作にセットボーナスは存在しないので、併せて装備しても何ら特殊な効果は発揮しないが。(ICBT)中国本土では関羽よりも愛されている救国の悲劇の英雄、岳飛の神槍「歴泉槍」も、張飛の丈八蛇矛と同じ「大蛇を退治して振り回してたら神矛になっちゃった」って逸話を持ってるそうです。どっちがどっちのパクりかは分からないけど、張飛は元は関羽よりも優遇された主人公格だったことから、冷艶鋸(青龍偃月刀)に宿る青龍二匹分(古い時代の逸話では劉備じゃなくて関羽が青龍の宿る二刀の使い手でした)と対等以上の霊力を持つ凄い蛇だったんでしょうね。(花梨)

ダミーズヘッド〔だみーずへっど〕
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DDS2より、序盤で購入出来る男性用防具。やや高価なのが難点だが、何故か知力上昇効果を持ち、版によっては対バラム戦の条件を満たすのに役立つ。当時のアイテム設定は鈴木氏の担当であったが、同氏が関わったゲームであるGB版「モンスターメーカー」でも「ダミーヘッド」なる頭部防具が登場している。ダミー人形の頭部、正確な表現としては「ダミーヘッド(Dummy head)」となる。人間の頭部を模した外観を持つフルフェイスヘルム、所謂グロテスクヘルムの一種だろうか。防具以外の分野ではダミーヘッド型マイクなるものも存在し、人間の頭部の模型の耳部分に録音マイクを備える事で、より人が聞こえる状態に近い形で録音するというものだ。(ICBT)…ひょっとしたら、カツラかもしれない。DDS2より3年前に発売されたウィザードリィ4というゲームに「ハゲのカツラ」という、呪われるが与える呪文ダメージが倍に、受ける呪文ダメージが1/5になる頭部装備がある。DDS2では知力が魔法に関わるので、これが元になっている可能性は否定出来ない(HAZE)

ダレス〔だれす〕 人名・キャラクター
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真2中盤で何度も主人公に挑んでくる戦士。ダレスの名はヘブライ文字の4番目に由来し、彼もメシア・プロジェクトから生まれた存在である(記憶回復イベントで名前変更可)。センターの中でメシアとしての知識と力の教育を受け、センターの「メシアは野から現れる」との言葉に従い野に下った。だがそれはセンターの計画であり、彼はメシアたる主人公に倒される偽救世主、アンチ・メシアに仕立てられてしまう。彼自身は比較的紳士的な性格であり、コロシアムでの対主人公戦でベスが主人公をかばったのを「女を盾にした」と憤る程であった。自らがメシアであると信じるダレスはその後も主人公に挑んでは敗北を繰り返し、ついには卑怯な手を使ってまで主人公の名声を貶めようとした。だがそれも失敗し、あろう事か彼は妖精アヌーンに惚れ込み妖精達の守り手として生きていく事になった。GBA版のビジョナリーイベントはなかなか微笑ましい。結果オーライだと思うのだがどうだろう。たまにFATMANのロシアンルーレットの対戦相手に現れる事もある。あんた召喚プログラム使えたんかい…。(willseek)自分のことを「卑怯」と評価する彼だが、己の肉体一つで戦う彼を集団でボコるアレフ氏に対しては別にこれといった意見は無いようである。(aba)

「誰も僕を愛さない……僕は誰も愛さない」〔だれもぼくをあいさないぼくはだれもあいさない〕 発言・表示
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if...においてハザマの精神世界で聞かれる彼の独白。彼の孤独な心の一端が強烈に表れている。満たされない家庭生活に学校でのすれ違いから来る孤立、その心に去来するのは全てを空しくしたいという破滅願望であった。それを魔神皇という尊大な仮面を装い振舞っていたのである。彼の心の深層に踏み入る事ができた時、その孤独の哀しさ、愚かしさ、しこりを残す結末を見届ける事になる。まさしく魔は人の心の内より現れるのだろう。(willseek)

ダンシングヒール〔だんしんぐひーる〕
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女性用脚部防具。偽典女神転生によると「踊るように敵の攻撃をかわすことのできるパンプス」なのだそうだ。真1では復興後の六本木にのみ売っており、かつてのベルファーレを彷彿とさせてくれなくもない。(ARL)

ダンタリアン〔だんたりあん〕 悪魔
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ダンタリオンとも。ソロモン72柱魔神の一柱で、36の軍団を率いる異相の公爵。右手に本を持ち、その顔は老若男女のものが変化し続けている。あらゆる芸術や科学の知識に精通し、召喚者に教授してくれる。また思考を読んだり操る能力も持ち、その能力を召喚者に貸してくれる。幻術も扱い、世界中の任意の場所に人の姿を映し出す事ができる。デビルサマナーで堕天使のボス悪魔として登場した。頭部は老若男女の顔がいっぱい配置されてて面白い。芸術絡みで博物館に登場し、レイをブロンズ像にしてしまった。美術品が壊される事を酷く恐れるので、拾っておいた物を投げつけて隙を誘う事もできる。よい子は美術品には手を出さずに戦おう。偽典では独自ビジュアルで登場し、何度か中ボスとして戦う事になる。ウィンドウズ版ではゲームシステムの所為で異常な強さを誇り、二回戦目を越せずに投げたプレイヤーも多かったとかなんとか。(willseek)労働キャンプでの戦いではマシンスペックによってはザ・○ールドもどきを披露してくれる。唯一神のフリーズ攻撃よりも酷い。(aba)デビルサマナーのほぼ同時期に発売されたウィザードリィ外伝3というゲームにもこの悪魔は登場しており、そのグラフィックは胸から腹にかけて無数の顔が貼り付いている様相だった。お陰で私の中では「ダンタリアン=多面」というイメージが定着してしまった(HAZE)

ダンテ〔だんて〕 人名・キャラクター
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真3マニアクスにてカプコンよりゲスト出演したハーフデビルにして悪魔ハンター。ファンタジー小説等からのキャラクター採用は過去作品にもあったものの、他社ゲームキャラクターの作品内登場については賛否両論で紛糾した。作品内設定としては主人公を自分に望ましい存在に育て上げようとした車椅子の老紳士がその為の障害として、メノラーを取り戻して欲しいという依頼を装いダンテを強引に招き入れたという形を採っている。他作品のヒーローに狙われる立場となった主人公及びプレイヤーはどう対抗・対処するか、というのがマニアクスの物語を占める新たな要素の一つになっている。ダンテはカプコンのダークファンタジーアクションの主人公。魔界の侵攻を退けた伝説の魔剣士スパーダの息子で、本人も絶大な戦闘能力を持つ。二丁拳銃と剣技のスタイリッシュな連携で度々プレイヤーを追い詰める状況もあり得るだろう。他社作品では魔人化という更なる強化形態への変身能力も備えているのだが、幸いにもマニアクス内での披露はないようだ。貫通を含めた所持スキルカスタマイズが出来ない等言われたりもするが、戦闘ユニットとしての彼の強みは魔剣リベリオンで高確率クリティカルによるプレスターン増加狙いとバッドステータス攻撃無効の防御力であろう。(willseek)一見、強くてカッコいいダンテ。誰でも仲魔にしたくなるだろう。しかし、コイツを仲魔にすると仲魔のストックが一つ減る上、いくらレベルを上げたところで「貫通」スキルを所持していないため大魔王ルシファー戦ではまるで役に立たない。イケニエにもできないし次の周のプレイではまた1から育てる必要がある。それでも仲魔にしたいならすれば良いさ。(SOLEIL)ちなみに余談ではあるが、ダンテが今まで主人公を務めていたデビルメイクライの最新作では新たにネロという青年が主人公となっているが、彼の魔人化は背後に青い魔人が現れるというものであり、その姿はまるでペルソナを連想させるものとなっている。マニアクスのダンテようにペルソナシリーズで彼が出てきたりするのも面白いかもしれない。(ピエロ)クロニクルでは出ない。代わりにライドウが出る。そして相変わらず中古の値段は下がらない。ワハハ。(aba)真3リマスターで登場するゲストキャラはライドウだが、ダウンロードコンテンツでダンテに差し替えることが可能。 他社コラボや漫画原作ゲーム、海外移植ゲームは版権がややこしい関係でアーカイブなどを販売することは非常に難しい。(クロニクルでダンテがライドウになったのも恐らくそれが理由)コラボが復活したのは奇跡といえよう。(HAZE)

弾道ナイフ〔だんどうないふ〕
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ハッカーズより。P3NBでは「スペツナズナイフ」の名で登場。因みに「スペツナズ」とはロシア語で特殊任務部隊を略した語。Ballistic knife。日本ではスペツナズ・ナイフの名称の方が有名な、柄に内蔵されたスプリングによりブレード部分を射出可能なギミックを持つ特殊ナイフ。射出時の充分な殺傷力と射程距離を確保する為にスプリングは特に強力なものを使用しており、刀身の再装着には専用の器具を必要とするらしい。(ICBT)

チェーンソー〔ちぇーんそー〕
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木材切断用の電動工具である。よく森林の伐採に使われている電動ノコギリのことだ。チェーンソーと言えばジェイソン。ジェイソンと言えばチェーンソーである。13日の金曜日にはご用心を。(ARL)名前だけ聞くと唯一神さえも一撃で粉砕してしまいそうな武器である。それはともかく実物を扱うにはそれなりの訓練が必要。わずかな油断が大事故につながります。(aba)携帯できる動力鋸の一種。刃を持ったチェーンを小型エンジンで回転させて樹木などを切る機械。実際に武器として使うと、威力は高いが振り回すのは至難の業である。真1で登場。ボーグルを倒すと落とすようだが、私はお目に掛かった事が無い。そもそもボーグルと戦った記憶が殆ど無い。それほど飛ばしてはいないのだが……ジェイソンはチェーンソーを使った事は無いと言う事実はあまり知られていない。ジェイソンが使うのはマチェット、チェーンソーはレザーフェイスである。混ぜるな。(マッギネスト)チェーンソーと言えば死霊のはらわた教擇咼ャプテン・スーパーマーケット(死霊のはらわた)である。ブルース・キャンベル演じるアッシュが右手の義手チェーンソーでギャリギャリ死霊どもと戦う様はもうサイコー。チェーンソーは激しい振動が伴う為、長時間の過度な使用は使用者の手指の血行不良・神経障害による痺れや痛みを招き、最悪レイノー(白蝋)病による運動障害や壊死に至る。反動でチェーンソーがはね返ってくる事もあるので、ヘルメットや手袋、防護用作業服等は欠かせない。日本国内で林業等でチェーンソーを用いる場合には安全講習等を受け、チェーンソー取扱資格者証を取得する必要がある。あくまで基本は山の大事な作業道具だ。(willseek)ジェイソンは草刈り機を使ったことがあって、それがレザーフェイスのチェーンソーと混同されたとか聞いたことがあります。(花梨)チェーンソーを持った悪魔(?)として、ファミコン版2の狂人フライデイと狂人レッドラムがいる。フライデイについては前述の通りなのだが、レッドラムについてもネタ元の映画シャイニングで使われていたのは斧であり、チェーンソーではない。(HAZE)

チェックマン〔ちぇっくまん〕 人名・キャラクター
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今では女神転生でセーブ、転送といえばターミナルが当たり前である。しかしFC時代にはターミナルなんて便利なものは無かった。ご存知初代はパスワード制である。じゃ2は?そう、2でセーブ、転送の役目を果たしていたのがこのチェックマンである。さて、かつては大半のプレイヤーがお世話になり、その愛くるしい見た目から未だ熱烈なファンがいる(とかいないとか)イカしたトーテムポール(4段積み)。それだけに旧約でターミナルに変わってるのを見たFCファンは(多分)さぞガッカリした事であろう。彼がいてこその女神転生2であり、彼がいない女神転生2はそれこそ髪の毛が生えている唯一神のようなものである(私見)。ところでこいつを作ったのは一体誰だ?何でこんなデザインなんだ?もしかして朱実、お前か?(aba)とりあえず、4つの顔はエゼキエルが見た四つの顔を持つ天使がモチーフらしい。天使が四面であるのは地水火風の四元素を象徴するという説があり、つまりチェックマンは四大を象徴する精霊的存在ではないかという事である。ちなみに霊感のある人間にしか見えない設定らしい。(willseeek)

チェフェイ〔ちぇふぇい〕 悪魔
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if...で貪欲界のボスとして登場する狐をモチーフにした妖獣。チェフェイは主人公達の物欲の強さに応じてパワーアップする性質を持ち、貪欲界3階の宝箱を開けた数によって容姿と能力が8段階に変化する。中国の小説封神演義に登場する金毛九尾の妖狐、妲己を思わせるが…。変化する姿に女性や少女の姿がある事から性別は雌と思われる。弱めの形態では子狐や鞠を持つ狐面の少女といったかわいらしい姿であり、そこから妖艶な美女、多くの尾を生やした巨大な妖狐、そして最終形態は狐の頭部を持つ真っ白い巨大な霊体の姿に変化する。防御・反射相性には注意が必要だが、経験値稼ぎの為に宝箱を開けまくるのも一つの選択ではある。(willseek)第1〜8形態のそれぞれの尾の数は2〜9本と、1段階パワーアップする毎に尾が一本ずつ追加されている事が分かる。名は「桀妃」のウェード式(ピンインと並ぶ中国語のアルファベット表記法)による読み「chieh-fei」で、これは中国最古の王朝とされる夏の最後の王・桀(けつ)の妃で、夏を滅ぼす原因となった傾国の美女・末喜(ばっき)の事。そのエピソードは正体が九尾の狐とされる後世の妲己や褒[女以]に関連付けられる。美女に溺れ国情を省みぬ王が次の王となる英雄に討たれる流れは中国における神話的典型で、その大元がこの桀と末喜なのだとされる。(ICBT)

チェルノボーグ〔ちぇるのぼーぐ〕 悪魔
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スラブ系民族の創世神話で見られる暗黒と死の神。名は「黒い神」を意味し、光と善を象徴する「白い神」ベロボーグと善悪二元的対立関係にある。多数の配下がいたと思われるが、神話体系が完成する前にキリスト教との勢力争いに敗れ、また宗教を否定する共産党支配の中で歴史の中に埋もれていった。ゲーム中では中堅クラスの破壊神または死神に分類され、呪殺魔法やデスバウンド等強力な物理攻撃で中盤の前衛として活躍できる戦力になる。ビジュアルデザインは赤いマントを羽織り大鎌を振りかざした死神だが、別名は「黄金○ット」。if...に登場したベロボーグなどはモロに意識したデザインになっている。原発事故で知られるウクライナのチェルノブイリ(にがよもぎ)との名前の類似性を取り沙汰される事もある。ウクライナでは相手への罵倒に「お前などチェルノボーグにやられちまえ!」と言うのである。最近のシリーズ作のチェルノボーグのデザインにキノコ雲のイメージが入っていると思うのは考えすぎだろうか…。(willseek)現在、4号炉を囲む石棺は老朽化して崩壊寸前、補修しようにも金は足りず、炉の中心部にはかつて核燃料だったものを大量に含有する高温の液体(のようなもの)が未だに放置されている。もちろん周辺には放射線垂れ流し。そんな、氷川総司令だってヅラをほっぽって逃げ出すような超極限状態を作り出したのが他でもない人間の力のみによるものだというんだから恐ろしい。(aba)DDSAT2ではボスとして登場。剣の効果音といい、なかなかかっこ良い。しかし、切腹してこちらのパーティの「影」を召喚する姿は衝撃的である。また、「影」はこちらのパーティの偽物であり、「影」は元のキャラクターのスキルを使用し、耐性も元のキャラと同じである。バッドステータスに弱いシエロ(ディアウス)については、パーティには入れない方が楽かもしれない。(テラダイン)上記のように幾つもの作品に登場するメジャーな悪魔だが、対するベロボーグはif...にしか登場していない。(HAZE)

CHANGE〔ちぇんじ〕 コマンド
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パーティ内の並び順を変更するコマンド。基本的に先頭の者の方が攻撃を受けやすいので、HPが高い者が前、低い者は後ろに来るのが望ましい。作品によっては前列・後列の概念もあるのでこちらの攻撃射程等も考慮しつつ配列は考えたい所。(willseek)

知恵の香〔ちえのこう〕 道具
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使用者の知恵のパラメータを1上げてくれるお香である。対象者は一人で、使用すると無くなる。PC版偽典においては「学人の香」という名前で登場した。(ARL)ファミコン版2での名称は知恵のインセンス(HAZE)

知恵の輪〔ちえのわ〕
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真1で登場する兜。値段の割に防御力は高い。決して暇つぶしにカチャカチャやるおもちゃの一種では無いので注意。(ARL)様々な象徴的意味の内、魔術や錬金術における叡知・知恵の象徴としてのウロボロスを象ったサークレット。デビサマから現れた悪魔としてのデザインはアレンジにより8の字を描いているが、通常ウロボロスは円を描いた形で表わされる。(ICBT)

地下鉄有楽町線〔ちかてつゆうらくちょうせん〕 地名・場所
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埼玉県和光市の和光市駅〜東京都江東区の新木場駅間を結ぶ、東京地下鉄が運営する鉄道路線。名称は銀座に次ぐ繁華街の有楽町に由来する。有楽町線は東京地下鉄の全部の路線と乗り換えができ、東京の交通の便には欠かせない路線である。その一方、1974年の部分開業の時から「有楽町線は軍事路線」なる噂・都市伝説が何度か立てられた事がある。沿線に自衛隊の駐屯地や防衛庁があり、また地下の連絡線で米軍キャンプ座間や成田空港等にも向かいやすい、一部の駅の階段の幅が他路線の同タイプの駅よりも広くそれは戦車が走る為だとするもの、永田町の駅は核シェルターにする為にやたらと深い構造になっている等々、噂は今も尽きない。真3でイケブクロ坑道、アサクサ坑道、ユウラクチョウ坑道を地下鉄駅から進んでいく展開の元ネタの一つにはなったかも知れない。(willseek)

力だすき〔ちからだすき〕 道具
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P4、力上昇のアクセサリ。アニメ「まんが 水戸黄門」より、普段は十人力とされる格さんが身に付けると百人力となるという襷。直接にはこれを引用したFFシリーズの常連アイテムを参照した様だ。(ICBT)

力の香〔ちからのこう〕 道具
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使用者の強さのパラメータを1上げてくれるお香である。対象者は一人で、使用すると無くなる。PC版偽典においては「物夫の香」という名前で登場した。(ARL)ファミコン版2での名称は強さのインセンス。(力のインセンスは体力が増える)(HAZE)

道反玉〔ちがえしのたま〕 道具
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真2では「地返しの玉」と表記されていたDEAD/DYINGメンバー蘇生用アイテム。蘇生時はHP微量回復状態。神話の道反玉は饒速日命が天孫降臨に際して天照大御神より授かった十種神宝(とくさのかんだから)の一つであり、この世を離れゆく魂を返しとどめる力を持つとされた。(willseek)

血糊の竹光〔ちのりのたけみつ〕
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魔神2より、カオル復帰時の装備品である刀系武器。切れる筈のない竹光に血糊とは何やら曰く有り気な不気味さを感じさせるが、竹光としては高く思える攻撃力以外に呪いを連想させる性能設定は見受けられない。又、偽典には「妖刀竹光」があり、こちらは呪われている。竹光とは日本刀の刀身を木製(竹に限らない)としたもの。木刀との違いは拵えが真剣のそれと同様に作られている事で、鞘に収めれば見た目の違いが無い。道具の目的としては「真剣に見せかける」事で、歴史上では暗殺者に対する威嚇の意味や何らかの理由で刀を失った武士が体裁を保つ為等に所持し、現在でも芝居用として見られる。当然、武器として用いた場合は単なる細い木の棒に過ぎない。映画「切腹」では、とある武士が切腹を命じられるも、その腰の刀は貧窮により既に質へ入れられており竹光を代わりとしていた。それが露見しても尚その竹光を用いての切腹を強要され、当然そのままでは如何ともし難く、刀身を折り先端の尖った部分で何とか腹に突き刺したものの死には至らず、舌を噛み切る事で漸く自害を果たせた、という様が描かれる。こうした何らかの理由で血に濡れ、怨念を帯び殺傷能力を持つに至った竹光という事だろうか。(ICBT)

千引石〔ちびきのいわ〕 道具
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NINE、国津神タケミナカタ専用プラグインで、同悪魔のコーディングにより得られる。スキル「御神渡」を得られ、HP・力・体力が上昇。名の意味は「動かすのに千人がかりで引かなければならない程の大岩」。国譲りの際、タケミナカタがこの岩を軽々と持ち上げてその力を誇示し、高天原からの遣いとして訪れたタケミカヅチに力比べを挑んだ。後述の逸話にも登場する事から、特定の岩を指す固有名詞ではなく、単に巨大な岩を表現する言葉である。イザナギの黄泉下りの逸話では、イザナミ自らが逃げたイザナギを追って黄泉平良坂の麓まで追い付いた際、イザナギはこの千引石を平良坂に置き、黄泉国との道を塞いだ。そしてイザナギは黄泉国の境界としたこの千引石に「道反之大神」・「黄泉戸大神」の名を与えた。この逸話に関し「千引」は「せんびき」と読める事から、線を引く、つまり境界を定める意味も持つといわれる事があるが、この説はこじつけの感が強い。(ICBT)

地母の晩餐〔ちぼのばんさん〕 特殊攻撃
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人修羅の専用技の一つ。 マガタマ「ガイア」から取得できる。 両手を体の前で組んだ後、その手を頭上に掲げて左右に腕を広げるのと同時に足元から放射状に広がる巨大な地割れを起こす。 消費HP35%とコスト高めだが、威力は同系統スキル「死亡遊戯」よりも一段上である。 命中率、クリティカル率共に高めで最終ダンジョン通常戦闘で役立つ技である。デジタル・デビル・サーガの隠しボスである人修羅の技の一つ。 万能属性と格段と威力が上がりましたな。(Mr.ダルクン)実際は真3無印では命中率がやや低く回避される事もしばしばだったが、マニアクスで改善され使いやすくなった。「じぼのばんさん」の項を参照の事。(willseek)

チャーム〔ちゃーむ〕 道具
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マリンカリンと同じ効果を持つアイテム。真1に登場。あまりにも安易すぎる名前のため、どういったものなのか解析することは不能。(ARL)「charm」には「魅力」の他に、「魔力」「(魔力を秘めた)物品・呪物」などの意味がある。つまり、ダブルミーニングで「魅了の魔力を持つ呪物」というわけだ。(ICBT)

チャーリー〔ちゃーりー〕 人名・キャラクター
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本名は黒井慎二(くろいしんじ)。if...に登場するパートナー候補の軽子坂高校男子生徒。小学生の時、自転車を盗んで捕まった事で「チャリンコチャーリー」というあだ名を付けられてしまった。金髪に南京錠チェーンとパンクファッションを好み、学校の成績は悪いが要領はいい。学校の魔界転落時には動揺し助けを待つばかりの周囲を見限り、主人公と共に魔界を脱出しようとした。利己的と思われがちだが、憤怒界でクラスメイトの竜一達の悲劇に感情を乱したりして、全く無情な訳でもない。それと不思議と女性プレイヤーからの受けもいいようだ。(willseek)

チャイカムTNT〔ちゃいかむてぃーえぬてぃー〕 道具
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ハッカーズより、魔法メギドと同効果を発揮する、長方形の固形爆発物。TNTとはトリニトロトルエンの略。19世紀末から使われ初め、現在では爆薬として最もポピュラーな化学物質であり、軍事分野をはじめ世界中の国々で広く使用されている。チャイカムChicom=Chinese communist partyの略で、中共・共産中国の意。朝鮮戦争の頃にアメリカが使い始めたとされる言葉で、敵国同士であった当時は敵意を込めて使われた為、現在でもそういったニュアンスを含めて用いたり受け取ったりする者も存在するが、基本的には単なる略称でしかない。軍事・兵器分野においては、他国の者が中国製兵器の名称・型番の前に製造社名ではなくしばしば「チャイカム」を付けて呼ぶ事がある。主に朝鮮戦争やベトナム戦争にて、米軍が中国製兵器を鹵獲した場合などだ。よってこの品は、中国製のTNT爆薬モジュールという事になる。中国自身がチャイカムの呼称を使う事は無いので、米軍が鹵獲品を横流しでもしたのだろうか。そういえば前作デビサマにそんな人物が居たか。(ICBT)

茶色の小瓶〔ちゃいろのこびん〕 道具
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米国の音楽家ジョセフ・E・ウィナーによる1869年作の楽曲。日本では子供向けの歌詞に変更され、音楽の教科書に掲載された事もある。その日本語版の歌詞を要約すると「どんな泣き虫や怒った人でも、茶色の小瓶を見ると笑い出す」というもの。何故そういう事になるのかは日本語版の歌詞だけでは不明なままだが、元である英語版の歌詞にその答えがある。その内容はアル中の酒飲み夫婦の様子を歌ったもので、タイトルの「茶色の小瓶」とは洋酒の瓶の事である。ifに登場する、ペンパトラと同効果の消費アイテム。状態回復というよりはHAPPYの効果がありそうな由来である。(ICBT)

チャクラドロップ〔ちゃくらどろっぷ〕 道具
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使用する事でMPを少量回復させる事ができるアイテム。ドロップ状で舐めて使用すると思われる。シリーズにおいて、回復魔法を使う頻度は高く、また後のシリーズほど攻撃魔法の重要性も上がっていった為、MPを緊急回復させる手段として上級アイテムのチャクラポット等含めて大変重宝した。最初は宝箱や宝石交換で入手するレアアイテムだったのだが、いつの間にか店頭購入できるようになっていた。便利な時代になったものである。チャクラはサンスクリット語で「車輪・円環」を表し、人間の生命・精神エネルギーを統括する中枢部位とされる。日本語では丹田と呼ばれ、人は頭頂から臀部への中心線に沿って大きく7つ存在している。一般にヨガ等の精神修養を重ねる事でこうしたチャクラのエナジー供給をコントロールし、理想的な身体状態を目指す事ができるのだという。チャクラドロップを摂取する事でこうしたチャクラが開き、そこから魔力が供給されるのであろう。(willseek)

チャクラの具足〔ちゃくらのぐそく〕
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真3にて登場の自動効果スキル。カグツチが1つ進むごとに、最大MPの1/10が回復する。 バランス崩壊1歩手前スキル。最初に覚えるのはアメノウズメ。 サラスヴァティ・ラファエルが初期所持、 アメノウズメとランダが成長すると覚える。 アメノウズメが覚えた瞬間に低レベル悪魔と合体させまくって悪魔全書に登録しまくり、精霊や御霊にも継承・登録させると後々かなり楽になる。 私はこの作業を単離抽出と呼んでいた。 初回プレイ時で既に、気が付くと大半の悪魔が、このスキルを所持していた。(名称未設定)

チャクラム〔ちゃくらむ〕
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デビルサマナーシリーズに登場するインドの輪っか状の武器。なぜか女性専用になっている。輪の外側が刃になっており、強い回転を与えて投擲することによって敵を切り裂くことができる。輪の中心に指を入れて回転させて投げるか、フリスビーのように投擲して使う。ヴィシュヌもこの系統にして日輪を象徴する武器であるスダルサナを用いている。ゲームでは横一列単位で攻撃できるのが特徴。ウルトラマンの八つ裂き光輪なイメージ。(willseek)

チャグリン〔ちゃぐりん〕 悪魔
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ヨーロッパを放浪していたロマ族(ジプシー)に伝わる悪霊。キャグリーノ、ハルギンとも呼ばれる。黄色い大きなハリネズミの姿をしているとされる。もしその姿を見て後を追ってしまうと、その身に必ず災いが降りかかるという。ソウルハッカーズに登場する妖獣で、そのファンシーな容姿に反してジオが結構痛い。こちらのレベルが上がると脱走で一斉に逃げてしまったりもする。(willseek)

チャトゥルプジャ〔ちゃとぅるぷじゃ〕 特殊攻撃
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[Chaturbhuja]
アバチュ2、敵ではヴィシュヌ専用、複数回の万能ダメージ攻撃を行う。英字表記からも分かる通り、正しくは「チャトゥル“ブ”ジャ」。チャトゥルchaturが4、ブジャbhujaが腕(手から肩まで)の意味で、この名は「4本腕」程度の意味。四臂の神を指す名として使われ、インドにおいてその特徴を持つ神は数多く、これを異名・添え名とするのはヴィシュヌに限るものではない。具体例としてはマハカーラやガネーシャ等がそうであり、これそのものの名を持つ仏尊「四臂観音」といったものも存在する。尚「4つの武器を持つ者」の意味とするのは誤りで、これは英訳を経由しarmを腕でなく武器の意味と捉えた事から来ている様だ。チャトゥルブジャの名を持つ神仏らを並べれば、4本腕ではあっても必ずしも4つの持物を備えている訳ではない事が分かるだろう。そもそも通常の感性があるならヴィシュヌの4つの持物の内、蓮華を武器に含んでいる事に違和感を覚えようものだが。(ICBT)

チューインソウル〔ちゅーいんそうる〕 道具
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ペルソナ1に登場したSPを回復するチューインガム。移動中でも戦闘中でも使用可能だが、回復量はそれほど多くないので過信は禁物。異変が起こる前でもコンビニで気軽に購入できることから、一般にも広く市販されているごく普通のガムなのかも知れない。ガムとして考えると500円という値段はちょっと高めではあるが。ガムに限った話ではないが、モノを噛み続けていることで眠気を防いだり集中力を高めたりすることが出来るとされており、スポーツ選手(特に野球選手)がしばしばガムを噛んでいるのもこうした理由に由来するものである。ゲームの場合、ペルソナの使い過ぎで張り詰めた精神を、ガムを噛むことによって緩和させて、改めて気合を入れ直しているのだろう。(CF)

チュパカブラ〔ちゅぱかぶら〕 悪魔
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南米で目撃が噂される吸血UMA。スペイン語で「ヤギの血を吸うもの」を意味する名でチュパカブラスとも言い、英語では「ゴートサッカー」とも呼ぶ。1995年にプエルトリコで初めて目撃が報告され、この生物によって家畜の血が吸われたという報告が相次ぎ、南米各地からアメリカ本土にまでその目撃談が広がっていった。身長は1〜1.8メートル程度、全身が毛に覆われ赤い大きな目をして牙を生やし、背中にトゲ状の突起を持つとされる。直立する事が出来、カンガルーのように飛び跳ねて2〜5メートルもの大跳躍を行うとも、翼を持ち空を飛ぶともされる。犠牲者の身体には2〜4ヶ所の穴が開き、血が吸い取られる。その被害は家畜に留まらず、人間も襲われたとしてニュース報道され、日本でも一部報道された。単なるヒステリーや虚偽報告とする見方もあるが、目撃地周辺に軍事基地があったりUFOもよく目撃されたとされる事から、リトルグレイだとか軍部の実験によるエイリアンアニマルだとする風説もある。ソウルハッカーズ登場の珍獣。由来からすると襲われれば面白いでは済まないのだが。人頭のコウモリのようなビジュアルで、足部になんらかの認識票を着けている。ゲーム中では合体事故で出現する事があるくらいで、特筆できるスキルも持ち合せてはいない。(willseek)

チュルルック〔ちゅるるっく〕 悪魔
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バリ島におけるバロンの対抗者。元々はバリ島の王妃であったが、実は魔女であった彼女はそのことがばれてしまい、追放されてしまう。それに対し怒った彼女は、自らの姿を鬼女へと変身させ、王宮を攻めたのであった。真1で登場。炎を扱う悪魔であるが、実はムドも扱うことができ、一番の驚異となるだろう。(ARL)ファミコン版2でもDEATHの呪いを使う。真1と違い、仲魔に出来ないため、一層の注意が必要。(HAZE)

チュレル〔ちゅれる〕 悪魔
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インドの不浄な儀式や産褥で死んだ女性がなるとされる幽霊。顔を下に向けて葬られた低いカーストだった者が多いとされ、顔に口が無く足が逆向きに付いている。人ごみの多い場所に美女に化けて現れ、男性を誘惑しては取り憑くとされる。親族が特に憎まれ、取り憑かれて不幸を被り易いという。ソウルハッカーズ登場の幽鬼。肌色の悪いインド女性の姿だが伝承通り脚は前後逆向きだ。それ程強大な相手ではないが、マリンカリンやラクンダで足を引っ張られないよう速攻で決めよう。(willseek)

蝶化身〔ちょうけしん〕 悪魔
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世界のあちこちで蝶を死者の魂の化身とみなす習俗が存在する。日本でも盆の時期に故人が蝶や蛾となって現れるという思想や、蝶の柄を多用するのは死を招き寄せるので不吉だという考え方が存在した。水木しげるの「日本妖怪大全」には、死者の不吉な知らせを思わせる群れ集う蝶の大群の姿が描かれている。葛葉ライドウ対アバドン王にて、合体作成のみで見られる小妖精姿の銀氷属悪魔として登場した。カハクのごとき地霊と捉えればいいだろうか。死者の霊の化身コンセプトか、青黒い肌で氷結系攻撃を得意としている。だが着物姿はなかなか悪くない。魔力が比較的高めで、序盤は活躍できるだろう。(willseek)

超人〔ちょうじん〕 悪魔
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常人離れした能力や行動力を発揮する人物を表して呼ぶ言葉。その力の由来は努力や鍛錬の成果だったり、神や悪魔等に授かったものだったり様々だ。特にメガテンシリーズの主人公達は造物主を打ち倒したり戦艦を斬り沈めたりと人間離れした能力を発揮するが、悪魔との接触や生命の危機の中で霊的能力の覚醒で人としての能力限界を突破していると考えられる。ドイツの哲学者ニーチェは著書「ツァラトゥストラはかく語りき」において、確固たる独立した自我と意思の下で行動する個人の事を「超人」と呼び、人間関係の軋轢に怯え受動的で他者と画一的な行動をする現代一般大衆の状態から脱却し、超人を目指すべきであると説いた。自律した個人主義 の推奨ともとれるし、独善主義に陥り易い発想とも言える。真1にて登場するイベント人間キャラは戦闘データ上この種族に分類される。大概は一般人を大幅に上回る戦闘力でボスキャラとなって立ちはだかる。後のシリーズの戦士や召喚士等にも重なる部分はあるが、超人は特に「人間」要素が強めなコンセプトのようだ。STRANGE JOURNEYではある人物が死後シュバルツバースのエナジーを受けて「ユーバーゲシュタルト」と称する超人状態となる。ただそれは霊的性質のみの急速進化状態であり、その肉体は前もって死亡したままな為、膨大な霊的エナジーの負荷に肉体が耐えきれずいずれは消滅する運命にある。それを踏まえても己の信念の行動を最後まで貫くその漢の在り様にプレイヤーはなにを感じるだろうか。(willseek)人の器を越えた存在。いわゆる一般人は悪魔になど太刀打ちできず見下されているが、ごく一部の戦闘能力に長けた人達というのがいるのだ。()ペルソナ1ではセベク編のみに登場する。セベクビルやデヴァ・ユガに登場する、セベク社の非合法活動を担う者達。セベクビルに侵入してくる者はたとえ高校生であろうと殺すことを躊躇わない信条のためか交渉不可。銃系のスキルを使ってくるので、SUNなど銃に弱いペルソナを使っている場合は注意。(M1号)

鳥人の腕輪〔ちょうじんのうでわ〕 籠手
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ソウルハッカーズにおける妖鳥タンガタ・マヌの魔晶変化アイテム。呪殺無効の相性を持つ腕部防具である。男女共用で、装備するには魔力の値が12以上必要。装備すると破魔に弱くなったり打撃に弱くなったりする呪殺無効防具が多い中で、リスク無しで呪殺を無効にできるこの装備の存在は大きい。魔力12は主人公には少し厳しいが、主人公の魔力は将門シリーズ防具の装備条件にも関わってくるので、魔力の香を使うなどして意識的に少しずつ上げていった方がよいだろう。手に入れれば終盤までずっと使っていける。ネミッサの場合は魔力にボーナスが付く(代わりに力が下がるが)ラウリンの指輪に乗り換えてもいいだろう。(CF)

挑発〔ちょうはつ〕 特殊攻撃
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デビルサマナーが初登場の補助系特技。敵を文字通り挑発し、防御の隙を誘う。敵の防御力はほぼ半減するが、怒りで攻撃力はほぼ倍化する。デカジャやデクンダは有効だったりする。(willseek)マニアクスのダンテのスキルの場合、MPが回復するというおまけがある。デビルメイクライを知っている人ならニヤリとする演出である。ダンテのおかげか、代わりであるマニクロのライドウにもこの効果が付いている。しかし、ライドウはダンテと違い、サンシャインで飛び降りをしても平気なわけではなかった…そりゃそうだ。(テラダイン)デビサマの英字表記「HEY-HEY-HEY」は同作「威嚇」の「ORA-ORA-ORA」と共に、SNKの格闘ゲーム「龍虎の拳」の主人公キャラ、リョウとロバートの挑発時のボイスが元ネタ。ハッカーズでは名称が「無限の挑発」となったが、この名はカプコンの格闘ゲーム「ストリートファイターZERO」における先述2名のパロディキャラ、ダンの挑発に由来。同作の挑発はラウンド毎に1回のみという制限が存在するが、ダンのみにはこの制限が存在せず、無限に挑発を行える事から。(ICBT)

超力超神〔ちょうりきちょうじん〕 悪魔
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葛葉ライドウにおいて最大の脅威として登場する存在。増大する欧米列強の脅威に対抗する為、超力兵団計画を発案した宗像陸軍少将だが、その実現にはオカルト的な力と超未来的技術が大きく関わる事になった。超力超神は1921年のワシントン軍縮条約の煽りを受けて廃棄される事になっていた天城型巡洋艦または金剛型戦艦二隻を陸軍で密かに譲り受け、潜航・人型可変能力を備えた超力戦艦として改造を施されたものである。潜航して敵国首都を急襲し強力な砲撃を加えたり、大勢の不死身の兵士を搬送し上陸させたり、最大の特徴として体高400メートルにも及ぶ巨人形態に変形し上陸して砲撃や破壊光線で一気に敵国首都を壊滅させる作戦が行える空前絶後の決戦兵器であった。その実現に寄与したのは巨人形態の駆動系に利用した大勢の帝都市民の負の思念の産物である魔生物・蛹体ヒルコ、そして当時としては考えられなかったはずの永久機関による無尽蔵のエナジー供給である。だが、陰謀により超力超神は恐怖の破壊神として帝都を震撼させる事になるのだ…。大いなる災いをもたらす事を想定してか、二隻には記紀神話の災いの神の名からオオマガツ、ヤソマガツと名付けられている。巨大戦艦ロボ、というよりは鋼の外装を纏った怨念集合体・人造禍つ神、と呼んだ方がいいだろう。鋼板の外装を引き剥がしたその内側こそがその本性なのだ。ガチで生身の人間が戦っても勝ち目がないので、ゲーム中では相手の無限動力を絶ったり、敵の足場が制限される状態で接近戦に持ち込む戦法を採る事になる。それにしても打ち勝ってしまうライドウは間違いなく超人ではあるが。(willseek)実は疾風系属性が弱点だったりする。もっとも、硬すぎて弱点を突いてもそれほど大きいダメージは与えられないが・・・・・。(MASA)最終形態の弱点属性はその都度使ってくる属性魔法に合わせて変化している。霊的生物ヒルコの集合体たるその肉体は定まらぬまま破壊と怨念を撒き散らす性質のようだ。とはいえその段階でかなり追い詰めてはいるのだが。(willseek)

超力兵団〔ちょうりきへいだん〕
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デビルサマナーシリーズの過去、大正20年という架空の時代に出現したハイテク武装軍団。葛葉ライドウの前に立ちふさがる脅威となる。発案者たる日本帝国陸軍少将・宗像はかつてアジア侵略傾向を強める欧米列強に対抗する為、「超力戦艦」「超力戦車」「超力光線」といった未来的武装による軍備増強を提唱していた。だが軍部首脳や議会には相手にされず、宗像は妄想者呼ばわりされ、表舞台を退いたという。だが再び姿を現した宗像は死を恐れぬ赤い装束の憲兵部隊と当時としてはありえない重火器を従え、またハイテク戦艦や宇宙衛星まで絡んだ一大軍団を構成しつつあった。不可思議なハイテクや不気味な憲兵部隊の由来に物語上の大いなる秘密が隠されている。(willseek)

「ちょっと待て お前**だな 逮捕する!〔ちょっとまておまえだなたいほする〕 発言・表示
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あまりにも唐突すぎて理解に苦しむイベント。このあとロウヒーローと脱出劇を展開する。()

「ちょっと待て お前**だな 逮捕する! 」〔ちょっとまておまえだなたいほする〕 発言・表示
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真1で三回目の夢を見た後、自宅付近でいきなり警官にこんなことを言われ逮捕される。行き先は吉祥寺南東の病院。**に「ルパン」と入れると、途端に違う話になってしまう。(ARL)

猪豚蛇〔ちょとんだ〕 悪魔
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ズトゥンシェ。宋代の中国に伝わる怪蛇の一種。体長三尺(約90cm)程で杵のように太く全身に毛を生やし、四本の足を持ち豚のように鳴きながら猪のように疾走して人に襲いかかり噛み付いてくる。噛み付かれると直ちに命を落とすとされる。成俊という方術を修める軍人がこれに遭遇し、術を用いて仕留めた所、血の塊と化したという。ソウルハッカーズ登場の序盤レベル邪龍。猪+蛇+角のUMAみたいなデザインだ。POISON状態にしてくる臭い息が非常にうっとうしい。一応破魔系が弱点になっている。(willseek)

チョンチョン〔ちょんちょん〕 悪魔
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南米アンデス山脈周辺のインディオに伝わる魔物。空飛ぶ人間の首であり、耳のみ翼のように巨大になっており、それを羽ばたかせ空を飛ぶ。病人の家に訪れる死の遣いだとも、闇夜を好んで襲い掛かる悪霊とも言われ、その際「チョンチョン」という声をあげるとされる。夜道で襲われた犠牲者は翌朝首無し死体で発見される。なくなった首はどこへ行ったのか。新たなチョンチョンが誕生したのかも知れない。闇夜には家にいろ、という事ですな。ファミコン版2では序盤ながらムドを持つ恐るべき悪霊だった。真2・if...では最序盤の凶鳥であり数がうっとうしい程度なので、銃撃で蹴散らそう。(willseek)

地霊〔ちれい〕 悪魔
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大地の精霊、と言うと妖精や精霊に近い。またその土地に古くから根ざしているという点も日本で言う国津神にも近いものがある。基本的に妖精と同じく、人間に対しては無関心或いは友好的であるが、当然ながら自分達に危害を及ぼすような存在には容赦は無い。妖精と並んでメガテンシリーズではお馴染みの種族。今も昔も合体用としての方が重宝されているかも。(aba)

〔ちん〕 悪魔
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紀元前からの中国に伝わる毒鳥。鷲位の大きさで、紫がかった緑の翼と長い首を持ち、クチバシは赤い。その羽根を酒に浸せば致死性の毒酒ができるという。チンはマムシなどの毒蛇を好んで食し、その為に自らも毒を持つようになったとされた。雄と雌でそれぞれ呼び名が異なり、雄は雲日(うんじつ)、雌は陰諧(いんかい)という。近年ニューギニアのジャングルで実際に羽毛や皮膚に毒性を持つ鳥が発見され、毒を持つ鳥という発想自体は意外と突飛なものではない。デビルサマナーが初登場の凶鳥または妖獣。翼の生えた毒々しい色のタツノオトシゴがモチーフ。ベノンブレスや毒針などの毒攻撃や羽ばたきが得意技だ。撃ち落すなり焼き払うなりして切り抜けよう。(willseek)

陳健民〔ちんけんみん〕 人名・キャラクター
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デビルサマナーにおいて、平崎中華街のまとめ役をしている人物。中華街のトラブルを解決したキョウジに謝礼を払い、在日米軍平崎基地のクーパースミスを紹介してくれる。中華街は華僑のコミュニティ拠点であり、日本におけるマイノリティである華僑の人々は協力して世間の困難に対処しているのだ。同名ネタだが日本における四川料理の父と言われる陳健民は有名だろう。四川省出身の中国系日本人1世であり、エビチリソース(乾焼蝦仁)、ホイコーロー(回鍋肉)、担担麺、そして麻婆豆腐などのレシピは彼により日本の家庭にもたらされたと言っても過言ではない。息子は料理の鉄人で知られる四川料理の陳建一氏である。ピンイン読みだとチェンジャンミン。(willseek)

鎮心符〔ちんしんふ〕 道具
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乱心を鎮める呪符。この符を貼り付ける事により符の力が発動し、乱れた心を鎮める事ができる。陰陽道か神道由来の品と思われる。デビルサマナーが初登場の回復アイテム。味方一人の精神系状態異常を回復する。CHARMのみは精神への働き方が異なるのか、回復できない。だが葛葉ライドウでは簡略化か回復できた。切らさずに持っておきたい重要アイテムだ。ベタっと貼り付けて回復させているので集団向けには使えないのだろう。(willseek)

珍獣〔ちんじゅう〕 悪魔
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伝説上、または現代都市伝説などに登場する謎の動物達。さまざまな伝承が語られているが、滑稽な逸話が多い。常識を超越し、揺さぶる事で我々に笑いや活気をもたらすのである。(willseek)

チンピラ〔ちんぴら〕 悪魔
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力もないのに親分の力を傘にいばる小心者[旺文社国語辞典より]「弱虫」と書いて「チンピラ」と読むくらいである。旺文社の国語辞典の説明は間違っていない。ゲームに登場する者達は人間の姿をした悪魔で、親分であるやくざと同じように地面から沸いて出てくるのである。(ARL)不良少年・少女を称して用いる事もある。昨今のホームレス狩りや恐喝事件等、己の内の苛立ちや不満を周りを害する形で発散する輩は被害者からは悪魔にも見える事だろう。外道ちんぴらとはそうした自らの闇に呑まれた者達である。(willseek)

沈黙のささやき〔ちんもくのささやき〕 特殊攻撃
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ソウルハッカーズに登場した敵専用特殊攻撃。味方パーティ全体をCLOSE状態にする。使われると100%効果を発揮し、回避方法は存在しない。戦闘が終わるか、ディクローズの石を使えば効果は切れる。通常戦闘ではそんなに気にはならないが、ボス戦で使われると途端に厄介になる。外道ジャグラーや電霊マルスムが使ってくるので、これらのボスと戦う際には必ずディクローズの石を用意したい。 (CF)

ツァバト〔つぁばと〕 悪魔
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サバオートとも呼び、「万軍の主」と意訳される。ヘブライの神名であり、軍を意味するツァーバーの複数形。厳密に言うと「万軍」である為、世に遍く満ちる神の威光とも、元来は「神々」を意味していたとも解釈できる。現在は主を称える言葉として用いられている。カバラにおいては「力の儀式」と呼ばれる魔術において、13人の神官で手を繋ぎ、回転しながら踊り祈祷する事でツァバトの神の力を得られるとしている。またグノーシス主義ではヤルダバオトが創造した12天使の名の一つに用いられている。真2において方舟内に出現するボスの一つである神霊。YHVHを彷彿とさせる数多くの顔が輝く光の周りを回転している。こちらの最も体力の低い者から順に麻痺状態にする独自スキル、ツァバトの声を使ってくる。戦いに至っては自らの信じる道を突き進むのみ。(willseek)

ツィツィミトル〔つぃつぃみとる〕 悪魔
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アステカ神話において、天界に住む「始祖母」にして夜の女神。世界を滅ぼすと言っては人間を脅かし続けたとされる。朝、夕、そして太陽と戦い続ける。孫娘マヤウェルの嫉妬深い庇護者でもあった。人間に酒を与え、歌や踊りの文化を与えようとした風神エヘカトル(ケツァルコアトル)がマヤウェルとともに絡まりあって大樹の枝になった所、そこへツィツィミトルがやって来て孫娘を連れ出されたと怒り狂い、大樹の枝を引き裂いてしまう。その折られた枝はマヤウェルだったのだが、ツィツィミトルはその破片を自分の手下の精霊ツィツィミメに食べさせてしまった。無事だったエヘカトルはマヤウェルの遺骨を集め、墓を作った。そこからプルケ(酒)を作る為の植物、マゲイ(竜舌蘭)の最初の芽が生じたという。ソウルハッカーズ登場の魔王。珍しい女性魔王である。夜の女神として、頭から生やした腕に星々を思わせる球体を持っている。魔力が高めなので魔法攻撃に注意だ。(willseek)

ツウキンカイソク〔つうきんかいそく〕
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女神転生2より。序盤用といえる性能だが、入手の機会は中盤、バエル城内の防具屋のみとなる。実在するアサヒシューズの商品、皮革製ビジネスシューズ「通勤快足」が元ネタ。(ICBT)

通常弾〔つうじょうだん〕 弾丸
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通常の弾。女神転生世界ではどんな銃にも充填可能。威力は最弱。銃単体を使っているという気分にしかなれない。(ARL)現在の銃弾は基本的に発射薬や雷管と共に薬莢に収められた実包(弾薬、アムニション)であり、発射薬の爆発力や薬莢を覆う被甲の材質で威力が変わる。通常弾も一応そうした技術で作られ、単純な金属物ではない。(willseek)

ツォロム〔つぉろむ〕 悪魔
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マヤの神話において、かつて滅んだ世界に住んだとされる浅黒い肌の種族。名は古典マヤ語で「犯罪者」を意味するという。古代マヤの世界観においては世界は度々洪水で滅びては創造されるとされ、現在は三番目の世界にあたる。最初の世界には小人が生き、二番目の世界に生きたのがツォロムである。神の意にそぐわなかったのか、どちらも洪水により滅びたとされた。第三の世界には古代マヤ人が生き、彼ら自身もいずれは洪水で終末を迎えるとしていたが、考古学・地質学的な研究によって現在は彼らの滅びは大旱魃によってもたらされた事が判明している。デビルサマナーに登場した幽鬼。名前の罪人イメージからか、手枷をした姿でデザインされている。ギロチンヒールにバルカンキック、ジャンピングニーと、思い切り足技な攻撃技が充実している。激しいアクションで襲ってくる姿が頭に浮かぶ連中だ。(willseek)手枷と足技、そして中南米。というわけで、カポエイラをイメージしているのだろうか?なお、実際にはマヤ文明はメキシコ南端辺りで、カポエイラはブラジル発祥ということで、地域は厳密には一致していないが。(HAZE)

月影の紐〔つきかげのひも〕
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真1においてのカオスサイド最強の兜。しかし呪われているので注意。入手方法は、破壊語の東京で、銀座復興後に銀座の長老の元へ新月時以外に訪れた場合と、上野復興時に湯島の長老の元へ満月時に訪れた場合の二つ。それぞれ真ん中の箱に入っているので、CHAOSサイドの人はちゃんと貰っておこう。開発時には「雷神のかぶと」という名前だったらしい。(ARL)

槻賀多村〔つきがたむら〕 地名・場所
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葛葉ライドウ対アバドン王にて、ライドウ達が捜査を行う山陰地方のひなびた寒村。列車と乗り合いバスを長時間乗り継ぎやっと辿り着ける交通の便の悪さで、小さな湯治場はあるものの、何か特産品がある訳でもない。周辺は森林地帯で囲まれており、森を抜けるとクレーター状の盆地に長老の屋敷がある。村人はよそ者を悪い風を運んでくる元凶として歓迎せず、農作物の一部は「年貢」と称して長老に納められている。大正時代から見てもアナクロで排他的な昔の日本の地域共同体と言えるのかも知れない。実は長老たる槻賀多一族が率いる日本有数の暗殺集団のお膝元という裏の顔があり、その力を以って戦国時代の昔から自治を勝ち取っていた。だが国内の戦乱が収まった大正の世では、いささか後ろ暗い面ばかりが気になるもののようだ。秘密にされているが、村の地下には一族の運命を左右する異形の一族が隠れ棲んでおり、村の歪な因習の一因を担っている。モデルとしては横溝正史の「八つ墓村」の舞台になった八つ墓村が考えられる。共通する山陰地方の方言に地下洞窟の存在、アバドン王佳境で村人達が暴徒化する描写も八つ墓村の土俗サスペンスとしての雰囲気が参照されたと思われる。(willseek)ネットの情報によれば、この村のモデルとなったのは山形の蔵王温泉や群馬の伊香保温泉であるという。とはいえ鳥取・島根にも温泉地は多く、もし槻賀多村が実際に山陰地方にあれば「つきがた」=「月形」から連想される月山尼子氏、または三日月を背にして「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と念じた山中幸盛に縁のある島根県安来市周辺と考える人もいる。「山陰地方にはデビルサマナー葛葉ゲイリンがいる」というセオリーでリアル山陰地方カテゴリーのピープルは少し嬉しくなるプロセスだ。(来駕)

月夜のもちつき〔つきよのもちつき〕 特殊攻撃
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ハッカーズより、満月時には4回攻撃となる対単体打撃系特技。珍獣イナバシロウサギ専用だが、月の兎との直接の関連は無く、単なるウサギ繋がりからの所持だ。月面の模様が兎に見える事により、「月の兎」の伝承はインドや東アジア、北・中アメリカなどに見られる。日本における月兎の伝承自体はインドからもたらされた仏教説話のものであるが、「杵で餅を搗く」部分に関しては中国に伝わる玉兎・擣薬兎に由来する。玉兎はゲイ(イー)の妻であり月神ともされる嫦娥の配下で、月にて不老不死の薬を作る為にその材料を杵で搗いているとされるが、これが日本へ伝わる際に「餅を搗く」へと変化した。尚、この玉兎とそれが持つ杵「擣薬杵」は戦闘力もかなりのもので、「西遊記」では孫悟空の如意棒と互角の戦いを繰り広げている。(ICBT)

津久戸町〔つくどちょう〕 地名・場所
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東京都新宿区の町名の一つ。江戸時代には牛込村と呼ばれていた。将門の首を祀ったという筑土明神の名に由来するとも言われ、筑土とも表記された。牛込周辺の高台はかつて筑土山と呼ばれ、筑紫の宇佐(大分県宇佐市)から運んだ土を盛ってできた山である事に由来するとされている。明治5年には牛込津久戸前町を近隣の開墾地などと合わせてほぼ現在の町域とし、同44年に津久戸町と名を改め、昭和63年に新住居表示によって現行の「津久戸町」となった。葛葉ライドウにおいて、拠点となる探偵事務所のある筑土町の名前元と思われる。大正20年という架空の時代を表現する為の呼称であろう。ものすごく将門公に縁の深い地なので公もイベントで絡めるかと思っていたが、その役割は修験地獄に託された。街並みはアトラス社屋のある神楽坂がモチーフらしい。ちなみに矢来も新宿区内の町名の一つである。(willseek)

九十九針〔つくもばり〕 特殊攻撃
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たくさんの針を相手に飛ばす。単純に九十九本と考えて良いだろう。攻撃出来る相手は3体〜5体。一人あたり18本〜33本ほど突き刺さる計算だ。実際それだけの針が深々と体に刺さったときのことを考えるとゾッとする。(ARL)漫画「鴉天狗カブト」より。朱雀の使う技「天狗流忍術法・九十九針」が元ネタ。髪に仕込んだ多数の針を一斉に放つ技。忍者の技という元ネタを踏まえて、TRPG版では悪魔が使う他に忍者も習得可能な特技となっている。(ICBT)

月読〔つくよみ〕 悪魔
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月読命。月弓尊(ツキユミノミコト)、月夜見尊、月黄泉命とも。イザナギの禊の際に右目から生まれた月神。月の満ち欠けを読む、という事で暦や吉凶の占いを司った。こうした働きはかつての農耕や政治には欠かせない機能だったのである。月には潮の満ち引きや死と再生のイメージも関連する事から、海神、長寿や鎮魂の神として祀られる事もある。記紀神話では男神か女神か性別がはっきり語られていないが、月読が保食神を殺しその死体から作物が生じる神話は月読の大地の恵みを殺害の形でではあるがもたらすという地母神としての要素を主張する者もいる。ただ後の宮中の儀式書や万葉集では月読ははっきりと月人壮士(つきひとをとこ)と男神として語られている。初登場は意外と古く、ファミコン版1の幻魔。少々地味な仲魔ユニットであった。真2で正式に天津神として登場し、黒いローブの奥に闇と小宇宙を覗かせる謎めいた姿になっている。仲魔としては魔力に優れ、呪殺やサバトマを含めた多彩な魔法を使える。(willseek)初代から登場しているにも関わらず、姉弟と比べ、最近の作品では全くといっていいほど登場機会が恵まれない。日本神話の神々が登場されるペルソナ4ですら、防具としての登場。やはりツクヨミ自体にまつわる逸話が残されていないせいか。まぁ原作でもたいした出番はないし。(魔夜)

土蜘蛛〔つちぐも〕 悪魔
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平安時代に葛城山(今の奈良県内)に住むとされた巨大な蜘蛛の妖怪。元来は朝廷による併合政策に逆らい滅ぼされた先住の民を蔑称して呼んだものともされる。土蜘蛛達は政治的な不安を妖怪や「祟り」のせいとする支配者達によって、頼光や日子坐王(ひこいますおう)といった「英雄」に退治させるスケープゴートにされたようにも思われる。一方近世以降になると能や神楽、歌舞伎の題材に取り上げられ、土蜘蛛は文化的エンターテインメントの素材に昇華されていく。歌舞伎の演目によっては土蜘蛛のシーンにものすごい量の糸を使い、クライマックスでは天井から何百筋もの糸を一斉にシャワーのように垂らすという演出が壮観である。ツチグモは女神転生シリーズにおいては地味に登場回数が多く、初出はファミコン版2。種族は一貫して地霊に属し、序盤の前衛としてそこそこは使える。先住の民の話を反映してか、鬼の顔をあしらった蜘蛛の姿のデザインである。(willseek)コミック版「東京黙示録」では相馬小次郎の使い魔として登場、ゲーム「偽典・女神転生」ではこれとのリンクと思しく相馬三四郎が登場、やはり土蜘蛛を使い魔として使役するのだった。しかし土木作業にも応じてくれるとはシリーズの主人公達と違って彼ら一族と使い魔の絆は深いようである(笑)(aba)地霊 新約1・2、if、ライドウに登場 漫画『真女神転生東京黙示録』にて主人公相馬小次がケルベロスに襲われた際に遅れながらも助けに来た。 彼は国津神の一人であり、平将門の転生体である相馬小次郎に忠誠を誓い、彼のことをお館様と呼ぶ。仮想空間にて召喚された邪神チェルノボーグの放つ放射性物質で生体マグネタイトの配列を乱され、悪魔に取り憑かれながらも立ち向かい目を潰す。 だがそこで精魂尽き倒されてしまう。本来の意味は天皇への恭順を表明しない土着の豪傑などに対する蔑称である。風土記等に頻繁に用いられる。妖怪としての土蜘蛛は『土蜘蛛草子』で源頼光に討たれた話が有名である。(hagetya)ライドウシリーズのオープニングムービーでライドウに使役されており、なかなかかっこいい。だが実際の戦闘場面だと、モーションが遅すぎて攻撃が敵に当たらない・図体が大きく小回りがきかないので空振りが多発する・同じく図体が大きいので当たり判定が大きく、敵の攻撃を食らいやすく避けにくい、などあまりいいところがない。一方マニクロでライドウの技「ジライヤ乱舞」としては、一転して豪快な性能とビジュアルで汚名返上(?)となった。なんだかんだで終盤まで愛用したライドウは多かったのではないだろうか。(スフ)

ティアマト〔てぃあまっと〕 悪魔
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ティアマットとも。古代バビロニア神話に登場する原初神の一柱。上半身は角を持った美しい女性、下半身は蛇、または蛇の尾が生えている姿をした巨大な女神。竜の姿または竜に変ずるとされる事もあるが、これは後世の想像によるものらしい。塩水、すなわち大海の神格化であり、夫である「原初の水」アプスーと共に多くの神々を生み出した。だが子である若い神々が増え宇宙が騒がしくなった為、それを戒めようとしたところその子神たちにアプスーが殺された為にティアマトは怒り狂い、戦いになった。ティアマトは呪力を発揮し、また11種の怪物を引き連れて暴れ回った。その勢いは天空神アヌや知恵と水の神エアも震え上がったが、若い英雄神マルドゥークによって状況は逆転し、ティアマトは倒されてしまう。その巨大な亡骸は天地の様々なものやチグリス・ユーフラテス川を形成するのに使われたという。ティアマトにとっては気の毒な側面もあるが、これは人間の文明を代表する新たな神々が古い自然神を打ち倒し従えるという寓話とも読み取れる。そうして人々は生み育てる機会を増やしていったのだ。RPGでは結構知られている名前であり、女神転生シリーズでもファミコン版1から登場した。種族は妖獣から怪獣、邪龍と変わり、ソウルハッカーズではイベントボスの古代神として神霊になっている。多くの蛇のかま首が身にまとうように連なっており、ティアマトが変身した姿とも言われている多頭の龍を思わせる。攻撃力は高めで攻撃回数も多め。仲魔にできる邪龍の中では最上級クラスである。STRANGE JOURNEYではセクター・フォルナクスのボスにしてシュバルツバースの根源的存在たる「母」たちの一人として登場した。戦闘前の会話ではシュバルツバースと悪魔達の発生の構造をうかがい知る事ができる。氷結攻撃と回復力に優れており、防御・攻撃相性も睨みながら巧みに戦わないとティアマトの体力を減らせずこちらだけが消耗してしまう。(willseek)

T95C/P〔てぃーきゅうじゅうごしーぴー〕 悪魔
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95式機動歩兵Cタイプ警察仕様。悪魔解説者鈴木一也によると、戒厳司令官五島により開発されたとされる。93式と大きく違うことは四足歩行を採用したことで、その安定性と、防御力を重視したフォルムは対悪魔兵器としての実用性を認められた。結果、量産に至る。(ARL)真1に登場するマシンの中ではT95Dに次ぐ存在。攻撃回数の多さが厄介だがHPはそんなに高くない。ジオ系魔法に頼らずとも、主人公とヒロインでガンを連射していれば意外と簡単に倒せる。色彩が何となくパトカーチックなのはご愛嬌。(CF)

T95D〔てぃーきゅうじゅうごでぃー〕 悪魔
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95式機動歩兵Dタイプ。悪魔解説者鈴木一也にようと、四足歩行するロボットの最新版らしい。戒厳司令官五島により秘密裏に開発されていたとされる。95C/Pに比べ重装備で、装甲も多層構造を採用している。真2においてはこれをベースとしたゴーレム、メデューサ、ラビというマシンが開発されている。五島の努力は皮肉にもメシア教の秩序を保つ兵器として利用されてしまったのである。(ARL)真1に登場するマシンの中では最強の存在。攻撃回数が2−8回と多い上にけっこう硬く、おまけに次々と仲間を呼ぶので鬱陶しいことこの上ない。そのくせ貰えるマッカは多くなく、マシンゆえにMAGも落としてくれない厄介な相手である。マシン系の例に漏れずジオ系の魔法が有効だが、旧警視庁ではいちいちこいつの相手をしているとボス戦を前にしてヒロインや仲魔のMPが底を尽きかねない恐れもあるので、煙幕弾あたりを使って戦闘を回避してしまうのも賢い手である。(CF)

T93G〔てぃーきゅうじゅうさんじい〕 悪魔
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93式機動歩兵Gタイプ。悪魔解説者鈴木一也によれば、戒厳司令官五島により秘密裏に開発された対悪魔用兵器とされる。二足歩行を採用したため安定性が低く、量産には至らなかった。真2においては、この93式のジャンクに悪魔が取り憑いて、街をさまよっているのであった。(ARL)

T.D.L〔てぃーでぃーえる〕 地名・場所
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東京ディズニーランドの略。浦安市の舞浜に存在する超巨大テーマパーク。遊園地としてはあまりに陳腐な存在になってしまったが、それでも来る人を飽きさせない何かを持っている。ここに存在する三大マウンテン(と言うのかどうかわからないが)のうち、一番のオススメはビッグサンダーマウンテンである。この乗り物は、なんと言っても途中で順番待ちの長蛇の列を眺めることが出来るのが良い。その人達と同じくらい長い順番を待ってきたあなたになら、この列に向かって「いぇーーい!」と叫んで反感を買うのもアリである。最近ではファストパスという順番予約券のような物も登場し、主要の乗り物にはかなり乗りやすくなってきている。是非ともこのシステムを理解し、ディズニーランドを満喫して欲しい。(ARL)メガテンでは東京ディスティニーランドの略である。「運さえよければこの世は天国!」「運がなけりゃ死ぬだけさ!」(ゴルゴちゃん)

ティール〔てぃーる〕 悪魔
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テュール、ツィウなどとも呼ばれる北欧神話の軍神。古いゲルマン語ではティワズであったとされている。古くはギリシャのゼウスやローマのユピテルと同じく、秩序と豊穣と平和を司る天空神として主神的地位を占めていたと考えられているが、後にオーディン信仰に取って代わられた。ルーン文字のティールは勝利を意味し、戦士達はこのルーンを剣に刻み勝利を祈ったという。有名な神話エピソードは魔狼フェンリルを魔法の紐グレイプニルに繋ぐ際、疑り深いフェンリルを従わせる為にティールの腕を魔狼の口内に入れさせた逸話である。グレイプニルを引き千切れないフェンリルは謀られたと悟り、報復にティールの腕を噛み千切った。その為ティールの肖像は隻腕の姿で描かれる。その逸話から勇敢な神とされるが公正なのかは微妙。最終戦争ラグナロクにて解放された冥府の番犬ガルムと相打ちになるとされる。デビルサマナーに登場する鬼神。北欧系悪魔デザインのコンセプトとして裸マントデザインである。片腕は金属製の義腕になっており、ケルトのヌアザを思わせる。中盤の前衛要員として用いる事ができ、ペルソナ1ではブラウンの上位専用ペルソナでもあった。(willseek)法や勝利を司る神。DDSATではディアウスの説明に出てくるが、古くはディアウス・ユピテル(そもそも父なるディアウスが訛ったもの)・ゼウスと同一視される天空神だった。軍神という理由で火星のマルスとも同一視されている。ロキの子供の狼フェンリルを束縛する際にはこの狼に片手を咬み千切られ(他の神々は束縛が成功したことに安堵し、ティールのことは考えずに非常に嬉しがって笑っていた)、ロキには「隻腕になったためにお前は役割を果たせていない。お前の妻は俺の子を産んでいる。」等と言われ、最終的にラグナロクで猛犬ガルムと相討ちという、何だか踏んだり蹴ったりな神様(主にロキのせいだが…)。しかし、勇猛果敢であったために片腕を失ったのであり、彼がいなければフェンリルを束縛することはおろか、餌を与えることすらままならなかった。そのまま名前が勝利を意味するルーン文字にもなっており、そこからも優れた神様であったことが分かる。また、逸話から見てわかるように、何故か狼や犬と因縁のある神様でもある。(テラダイン)

ティターニア〔てぃたーにあ〕 悪魔
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ウィリアム・シェークスピアの戯曲「夏の夜の夢」で有名な妖精女王でオベロンの妻。タイタニアとも呼ばれ、ローマの月の女神ダイアナの異称に由来している。ダイアナは多くのニンフを引き連れて出歩くとされ、ニンフはイギリスで妖精フェアリーと同一視された為、シェークスピアは大勢のフェアリーを引き連れて歩く妖精の女王としてダイアナの異称を用いたと考えられている。金髪の美しい女性の姿であり、綺麗な昆虫の羽を背に具えている。また身体の線が分かる透けのある服をまとっており、官能的な絵画が多く残されている。そこが大地の恵みと妖精の奔放さの表れなのだろう。地母神に由来するだけあって、ただおとなしく主人に従う性格ではないようだ。真2に最上位の妖精として登場した。旦那よりレベルや防御能力が上だという…。真3ではイベントもあった。氷結魔法が得意な傾向になっているようだ。緑のドレスをまとった華麗で美しい姿である。デビルサマナーではより舞台仮装っぽいデザインになったが、老人姿になったオベロンよりは否定的な感想は少ないようだ。(willseek)

ティターン〔てぃたーん〕 悪魔
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ギリシャ神話に登場する巨神族。ウラノスとガイアの間に生まれた三つの巨人族の一つで、大地を象徴する。バルカン半島においてインド・ヨーロッパ語族由来のゼウス信仰が確立する以前の、古い時代の自然神と思われる。ウラノスの後を継いで主神となったクロノスもティターンの一柱である。ティタノマキアの戦いでゼウスらに敗れて多くは地底タルタロスに封じられているとされ、彼らが暴れるとその震動が地震になるのだという。その一方でティターン達が支配していた時代は黄金時代と呼ばれ、神と人が豊かに共存した時代であったという伝承もある。ティターンの名は硬い金属元素、チタンの名称にも用いられている。どうもギリシャ原初信仰の神々の系譜らしい。真2に高レベルの地霊として登場した。ローマっぽい重装歩兵の格好をした知性ある姿である。仲魔としては力に優れ、真3ではファイアブレスも使えた。(willseek)

ティタノマキア〔てぃたのまきあ〕 特殊攻撃
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空より岩石の雨を降らせる。敵全体に地変属性の特大ダメージを与えるデジタルデビルサーガ・アバタールチューナーではリンゲージ技だったが、続編のデジタルデビルサーガ・アバタールチューナー2では覚える事が出来た。(Mr.ダルクン)名前の出典はギリシャ神話で語られるゼウス達オリンポス神とティターン達の戦いの名称から。クロノスからゼウスが王権を奪った後、残党たるティターン達はオトリュス山に布陣し、オリンポス山に布陣したゼウス達と戦争となった。両軍は長くこう着状態にあったが、ガイアの助言に従いヘカトンケイルまたはサイクロプス達の援軍を得たオリンポス側が最終的に勝利を収め、地底タルタロスにティターン達を封じたという。その戦いの様は大地と海は炎上し、地にはゼウスの放つ雷光が満ち満ちた壮絶な有様だったという。スキルとしてのティタノマキアはこうした模様を反映した破壊力のイメージなのだろう。(willseekj)

ティホン〔てぃほん〕 悪魔
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ギリシャ神話でガイアとタルタロスの間に生まれた異形の巨人・神。ギリシャ原語ではテューポーンの方が発音が近い。翼を持ち暴風を巻き起こし、指の代わりに百頭の龍を生やし、下半身は無数の毒蛇に覆われ、眼からは炎を吹いたという。オリンポス神族最大の敵として立ちはだかり、一度はゼウス神も捕虜になる程だったが、後に神々の協力の前に敗れ、エトナ山の下に封じられたとされる。エキドナとの間にケルベロスをはじめとする多くの怪物をもうけている。タイフーン(大型台風)の語源でもある。ファミコン版1で中位の妖獣、2では怪獣として登場している。龍王や邪龍で登場する作品も。龍や蛇の神・怪物としてのイメージが強く、他作品でもドラゴンの名前として使われる事は多いようだ。(willseek)真・女神転生IMAGINEで邪龍として登場。 翼はなく蒼い色の身体に角が持っているドラゴンの姿である。(クク・ルギ)

ティング・カット〔てぃんぐかっと〕 悪魔
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マレーシアのセノイ族に伝わる地の精霊。 人の目には見えず、天気雨が降った時に土の中から現れ、人に憑くという。取り憑かれた人間は激しい頭痛に悩まされ、また頭の上に何者かが乗っかっているような感覚に陥るというが、やはり姿は確認出来ないとされる。ソウルハッカーズ登場の地霊。「目に見えない」というのをぺらっぺらの平たい容姿で表したそうである。実は打撃・銃撃を受け付けず、防御能力には優れている。能力値自体はそこそこレベルなのでスキル合体継承次第でサブメンバーとして活かせるか。(willseek)

ティンロン〔てぃんろん〕 悪魔
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真・女神転生ifに登場した女主人公のガーディアン。 種族は龍神。中国に登場し漢字で「神龍」。 東洋の龍の存在とは、西洋の「ドラゴン」みたいな凶悪な存在ではない。 風雨を司る水神であるとされ、龍が出現することは瑞兆であるとされたという。(シシン)「神龍」の中国語読みが「シェンロンshen-long」となるのは漫画・アニメ「ドラゴンボール」によって日本においても極めて有名な筈だが。漢字を用いる他の言語を参照しても「神」の読みが「ティン」及びそれの類似となるものは見付けられない。従ってこれは神龍ではなく「天龍」の中国語読み「ティエンロンtian-long」の事と思われる。この「ティンロン=神龍」の誤解は新紀元社発「真・女神転生 悪魔事典」(2003.5)における解説が発端で、それを引用したメガテン悪魔解説サイトによって広められたものと思われる。中国仏教にて、龍の位において神龍を上回る最高位の龍とされる。天宮の守護者であり、その背に天宮を乗せて運ぶとも。神龍がしばしば人の世に下る場合があるのに対し、天龍は常に天界に在り下界に現れる事はないという。又、星座のりゅう座を中国占星術では天龍座と呼んだ。(ICBT)

帝都物語〔ていとものがたり〕
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「東京を愛し、東京を憎む、全ての人々に    」という序文はあまりにも有名。平将門を東京の守護神・怨霊として描いた巨大SF小説である。物語は1907年〜2004年、時代で言うと明治後半から幻の昭和70年代へと続く。特筆すべきは、この物語が「事実を元にしたフィクション」であるということだろう。時代の著名人である幸田露伴や寺田寅彦、石原莞爾から果ては三島由紀夫まで登場し、東京の怨霊を蘇らせんとする「加藤保憲」と対峙するのである。女神転生シリーズも平将門を皇居に眠らせているという時点で、この小説の流れを汲んでいると言って過言では無い。興味がある方は是非一度読まれてみることをお奨めする。しかし小説慣れしていない人にとってはかなり莫大な文章量であるが。そんな人に朗報。実はこの小説の一部は映画やアニメにもなっている。映画では神霊篇〜龍動篇までを再現した「帝都物語」、戦争篇を再現した「帝都大戦」の二つ。アニメではやはり龍動篇までを再現した「帝都物語」がある。ちなみに小説「帝都物語外伝機関童子」を元に作られた「帝都物語外伝」という映画もあるが、これは原作を参考にしているだけのB級映画なのであまり見る必要は無い。と言っても映画やアニメでは細かいストーリーが大分ぼやけてしまっているので、やはり一番のお奨めは原作本である。ちなみに私ARLは、映画「帝都大戦」TVCMの軍服姿をした加藤保憲と、一番最後の「カトー!!!」という叫び声を、未だに良く覚えている。どうもかなりインパクトが強かったらしく、その後カプコンの格闘ゲームである「ストリートファイター2」のベガを見て思わず「加藤じゃん」と突っ込みを入れだす始末。しかし自分と同じように思っていた人は結構沢山居たようで、当時そのことについて書かれていた「ファミリーコンピューターマガジン」には大きく共感を持っていた。だって彼はサイコパワー使いだぜ!?(ARL)

テール〔てーる〕 特殊攻撃
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尻尾を振る攻撃。地味そうだがこれも敵全員を攻撃する便利な技。しかし「テール」と言うと、どうしても「牛テール」とかの食べ物の方を思い出してしまう。(ARL)序盤から終盤まで使うアクマは多い。ちなみに裁きし者までこの技を使ってくる。(墓石ないで)

テスカトリポカ〔てすかとりぽか〕 悪魔
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メキシコはアステカ神話の神で、名の意味は「煙を吐く鏡」。大熊座の神であり、夜闇、支配者、妖術師、戦士を司る。創造神オメテオトルの子には赤、青、白、黒の四兄弟神がおりそれぞれがテスカトリポカと呼ばれる(ケツァルコアトルも含まれる)が、黒い神が特にこの名で呼ばれ、北の神とされる。兄弟で争っては交代で太陽を創り出して時代を支配しており、ある時はケツァルコアトルに敗れジャガーに姿を変えたという。今の世界においては逆にテスカトリポカが勝利し、相手を東方に追放した。災難と幸運を共にもたらす混沌の神であり、どこにでも存在する親しみ深い存在でもあるが、彼のいる所にはことごとく不和や争いがもたらされたという。大地の怪物シパクトリとの争いで片足の足首から先を失った為、片足の先は蛇、または煙の立つ黒曜石の鏡を付けている。鏡には魔力があり、世界中の出来事を映せたという。真1にテトカトリポカの名で登場した。髑髏に蛇が巻き付いたデザインであったが、真2から人型になり、ソウルハッカーズでは煙から実体化しつつある姿になった。生贄を求める急先鋒としては邪神にされてしまうのも仕方ないところか。結構ひょうきんな逸話もあってトリックスターな部分もあるのだが。ゲーム中では呪殺系に攻守共に優れている。(willseek)

テスタメント〔てすためんと〕 特殊攻撃
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[TESTAMENT]
NINEの最終ボス専用魔法系特技。敵全体に対しダメージに加え、物理・魔法攻撃レベルを半減させる万能属性攻撃。特に第2形態では二連続で行使してくる。言葉の意味としては「神との聖なる契約」、転じてユダヤ教・キリスト教の聖書がこう呼ばれる。なお、同じく聖書と和訳されるThe Bibleは、キリスト教における聖書である旧約聖書(Old Testament)と新約聖書(New Testament)をはじめとする書物群一連を指す語である。(ICBT)

鉄拳〔てっけん〕
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忍者が隠し持った武器といわれる。現在ならナックルダスターの一種に分類される、2〜4本の指を通して装着するタイプの鉄製の拳闘具で、いわゆるカイザーナックルやメリケンサックの日本版と言えるもの。隠し持つ事を重視し、無駄な装飾はもちろん、刃や刺なども付いておらず、質素と言える程シンプルな外観が特徴。NINEに登場する拳系武器。言うまでもないとは思うが、NAMCOネタではない。(ICBT)

鉄鴛鴦〔てつえんおう〕
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デビサマより、博物館のトレジャーとして入手出来る投具系武器。本作の投具系武器は専用の攻撃相性を持っており、基本的には剣と同値だが鳥族悪魔辺りには剣よりも効果を発揮する様に設定されている。女性専用で、攻撃範囲が一列なのは本作の投具武器共通の性能だ。ティエユアンヤン、中国の暗器・投擲武器。日本でいう平形(四方・八方などの)手裏剣に近いが、それより一回り程大きく、鳥を横から見た様な複雑な形状をしており、多刃である。名の鴛鴦とはオシドリの事で、形状からの命名か。又、つがいの喩えでもあり二つ一組の道具の名にこの語が付けられる事があるので、この武器も両手で2つ同時に用いるのが基本と思われる。(ICBT)

テトラカーン〔てとらかーん〕 魔法
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[TETRA-Karn]
1ターン敵の直接攻撃を跳ね返すことが出来るようになる魔法。効果は使用者のみ。敵の素早さを上回る者がこの魔法を唱えると驚異的な効果を発揮する。うまくいけば真1の最強の実力者、魔王ベリアルを撃破することも可能。しかし敵にこの魔法を唱えられるとかなり厄介。複数回攻撃出来る武器を持っているときなど、たちまちこちらが全滅の危機にさらされてしまうこともしばしば。要注意である。(ARL)SFC版「真1」のテトラカーンは、直接攻撃が行われる前に必ず効力を発揮していたため、ゲーム終盤では数多の魔王・大天使が女神サラスヴァティの壁の前に沈んでいった。余談だが筆者は、魔王アリオクが物理攻撃を無効化することを気づかぬままに倒していたらしい。(冴木 十三)

テトラグラマトン〔てとらぐらまとん〕 道具
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NINE、スキル「万神の将」に対応するプラグイン。幾つかのライト系高位悪魔のドロップとして設定されているが、それらは敵として登場しない為入手不可。言葉としては真1のタイトルデモにも登場している。ギリシャ語で「四つの文字を持つもの」の意味。「聖なる四文字」と訳され、YHWHを表わす。最近のアニメのタイトルに見られる傾向も、ある意味これである。完全に余談となるが、漫画「らき☆すた」のキャラの多くは、TRPG覚醒篇で作者が用いたPCを元としているのだとか。(ICBT)

テトラジャ〔てとらじゃ〕 魔法
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[TETRAJA]
敵の破魔・呪殺・エナジードレインを1回防ぐことができる魔法。パーティ全員に効果がある。エナジードレインを使う相手が出現した場合、万が一に備えてこの魔法を唱えておくことをお奨めする。こちらのレベルを1下げてしまうエナジードレインは喰らうとシャレにならない。この魔法は一度唱えると戦闘終了時まで効果があるので覚えておこう。(ARL)if...以降は破魔・呪殺攻撃無効化のみになった(デビルサマナーではエナジードレインも防ぐが)。1回でも破魔・呪殺攻撃をくらうとそのターン中に効果が失われるので要注意。(willseek)

テトラジャマー〔てとらじゃまー〕
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魔法「テトラジャ」を施された鎧。装備した者へのエナジードレインを防ぐ効果がある。しかしその効果もシリーズによってまちまち。本当にテトラジャ不要になるのかどうかはきちんと確認しておこう。(ARL)FC版2では「テトラジャアーマー」の名称で登場。現在の名称となったのは正式には真1からであるが、実は双葉社のFC版2攻略本の誤記が「テトラジャマー」の名の初出である。(ICBT)破魔・呪殺属性を完全にシャットアウトする防具相性「神聖防具」は、女性専用の「暁の鎧」、Law男性専用「ジーザスアーマー」、そしてこの「テトラジャマー」のみである(体以外の部位には一切存在しない)。また、呪殺耐性は即死以外にCURSEやFLYの呪いにも関係する。よって、筆者は最後までテトラジャマーと暁の鎧を着けたまま、戦うこととなった。(HAZE)

手長〔てなが〕 悪魔
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主に東北地方に伝承される手の長い鬼・妖怪。足長という足の長い妖怪と対をなし、手長が足長に肩車される絵画も残っている。元来は中国の「山海経」に記載のある仙人だったらしい。秋田県鳥海山や会津磐梯山といった火山に住まい、麓の人々を襲って喰らっていたが法師に調伏されるという話が多く、一説には彼らは火山の噴火の脅威を擬人化した妖怪なのだという。デビルサマナー登場の邪鬼。ラクカジャで防御力を上げ、なかなか倒れない。幽鬼ヤコウとボス戦でも登場する。(willseek)

テュルソスの杖〔てゅるそすのつえ〕 道具
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NINE、スキル「セイズ」に対応するプラグインソフト。RONDEでは杖系武器「テュルソス」として登場。酒神ディオニュソスとその信奉者であるサテュロス・マイナデスらが持つ杖。長い木の棒に木蔦や花々・葡萄が巻き付き、先端には大きな松ぼっくりが飾られている。生命・豊饒の象徴であり、その形状は男根を表し、特に酒杯カンタロスと共に描かれた場合は男女の結合を意味する。武器として用いられた事もあり、ディオニュソスはギガントマキアの際にこれを用いてギガスの一人エウリュトスを殴り倒している。(ICBT)

テラ〔てら〕 魔法
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アバチュのみに登場した地変属性の攻撃魔法。単体対象として低位からテラ・テラジ・テラダイン、及び全体対象としてそれぞれにマハ〜が存在。同じく地変魔法は以前にペルソナ1・2やデビチルシリーズにてマグナ系が既に登場しており、このテラ系を新規に立ち上げる必要性は感じられない。理由としては次の様に考えられる。本作における高位の攻撃アイテム名は、旧作で登場し現在は使われていない魔法名を冠している。しかし地変魔法は比較的新たな系統であり、初出から本作まで魔法名の変更が行なわれていなかった。このままでは地変攻撃アイテム「マグナスボム」がこの法則の例外となってしまうので、マグナ系を「旧作で登場し現在は使われていない魔法名」という法則に当てはめる目的で、本作で地変魔法の名をテラ系に一新したのだと思われる。尚、中位魔法である「テラジ」に関して、同名のザコ敵がゲーム「ゼビウス」に登場している。今更NAMCOネタとは思えないが、参考までに。(ICBT)DDSATの隠しボスである人修羅に唯一ヒットする属性魔法。真3に存在していない属性ゆえ、人修羅とそのマガタマ(おそらくマサカドゥス)でさえ耐性が無かったのかもしれない。その人修羅を万能のロストワード等で攻めるか、ブースターを付けたこのテラ系で攻めるかはプレイヤーのお好みである。いずれにせよ、結局苦戦は必至である。(テラダイン)

天狗〔てんぐ〕 悪魔
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日本の文献での初出は日本書紀。雷のような音を発して流れる星を、唐から来ていた僧が「流星ではなく天狗(あまきつね)である」と言ったという。中国では星の形態であったらしい。天神の意味で「天の君(あめのきみ)」と呼ばれる霊獣であったが、天公と記されるようになり、中国での天狗と混同されるようになったともいう。一般的に修験者の姿をしているとされる。僧侶が転生した者であるともされる。日本の学問を担ってきたのは多く僧侶であった。そんな彼らが転生した姿である故に、天狗は英知に優れているとされる。源義経の例をあげるまでもなく、彼らの自尊心をくすぐれば知識を授けてもらえるかも知れない。物を教えるという行為において、彼らは自らが優れていると誇示できる。教え魔である。真1においては危険な敵である。素速い上にシバブー使いであり、油断すると全滅する。真2ではレベルも下がり、更にザン使いとなってしまった。攻略上は歓迎すべきなのだが、寂しさを感じるのは私だけだろうか?()真3においてはコッパテング、カラステング、クラマテングとバラエティ豊かに登場している。鬼と並んで最も有名な日本妖怪を使わない手はないだろう。人同士のいざこざを眺め・煽り・楽しむ為に彼らは今後も現世に度々姿を現すのだろう。(willseek)真鵯四天王の館において最大の難関。シバブー→マハザンマのコンボはかなり凶悪。ただ、マカラカーンかマハジオ等があれば相当の確率で無効化できるので、初めて館が見えたときに準備が整っていれば、レベル上げにはかなりの効率。(せりか)

点穴針〔てんけつしん〕 道具
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峨嵋刺を手の中に納まる程に短くし、より暗器としての特性を強調した武器。その名の通り点穴(急所)を狙って打つ。(詳しくは「峨眉刺」の項目を参照。)デビサマとハッカーズで登場する、ムドと同効果の消費アイテム。ゲーム内解説によれば、敵の急所に向かってひとりでに飛んでいくという便利な機能(というか呪いの一種か)が備わった特別製の品のようだ。(ICBT)

天使〔てんし〕 悪魔
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神の使い。原初のユダヤ教においての彼らは「神の使い」であって「人間の守護者」では無く、時として人々の信仰心を試すべく神に遣わされ、誘惑や破壊を行う者達もいた。これがサタン(「人間の」敵対者)の原型となっていったのだ。勿論現在ではそんなとんでもねぇ天使が残っている訳もなく、神様に言われるまませっせと(神を信仰する)人間達の守護にあたり、それを阻む悪魔たちと戦う一般的な天使の像が完成しているのだった。初登場は「DDS2」である。当時は四大天使とケルプ、ニケーという寂しい顔ぶれだったが「真1」で一気に数が増える。基本的にエンジェル、パワー、ドミニオン、ヴァーチャー等と「役職」ごとに分けられる。まあ名前がある場合は大抵大天使だからね…。(aba)元来神の「兵」でもある彼らを僕とする事が叶うはずはなく、神の目に適う者に力を貸す形で契約に応じてくれているだけなのだ。その反映が属性LAWである方が交渉が容易になっていたり、対立属性であるCHAOSだと契約や召喚に支障が生じるという形のゲームシステムなのだろう。もっとも最近のゲームシステム簡略化で考慮不要になりつつあるが…。天使絵画でよく頭上に輪っかが描かれているのを見る事があると思うが、これは「halo(光輪)」と呼ばれ、仏像の光背と同じくその内側から放たれる光の図案化である。ヘレニズム文化圏から起こった表現法らしい。現代ではドーナツ状の輪としてギャグネタにされる事もしばしばである。(willseek)ライドウやアバタールチューナーなど系統の異なる作品はともかく、「天使」種族は、ファミコン版2を除き、一貫してエンジェル〜ケルプの八階級のみである。他種族と異なり、全く代り映えがないというのは少々寂しいものがある。(HAZE)

天使の位階〔てんしのいかい〕 悪魔
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権限の高い方から順に
セラフィム(熾天使):神に最も近く、常に神の威光を讃えている。通常3対6枚の羽根を有し、1対で羽ばたき、残りの2対はそれぞれ顔と足元を覆っている。(大きな力を持つ天使ほど羽根が多いとされ、ルシフェルなどは倍の6対12枚とされる。もっとも、彼は堕天使だが)メタトロン、ガブリエル、カマエルなどがこの位階の統率に当たっているらしい。ケルビム(智天使):炎の剣を持ち、楽園(エデンの東)を守備する。その性質からウリエルがこの位階とされ易いが、全く関係ない。オファニム(座天使):別名ソロネ。外観は、監視する目と炎の輪、らしい。神の決定した事柄を運行する。ラファエルがこの位階を統率している。ドミニオン(主天使):下位天使の行動を統率する(現場監督のようなものか)。ツァドキエル(マイナーだが)という天使がこの位階を統率している。ヴァーチャー(力天使):善なる人間に奇跡の力を吹き込む。つまり、英雄と呼ばれる人間が登場するのに一役買っている。ミカエル、ガブリエルなどがこの位階の統率者。(ガブリエルはセラフィムの位階でも統率者に名が上がっているが、気にしない。天使について語るとき、そんな事はよくある。辻褄が合わないなんて日常茶飯事だ。)パワー(能天使):地獄との境界線を守っている。ある意味で最も汚れた場所に配置されるわけであり、そのため堕天しやすいとされている。統率者はカマエル(彼も一時期、堕天使とされていた事がある)。プリンシパリティ(権天使):人間の国や都市を守護するとされる。各土地の古い守護神がキリスト教に取り込まれている場合が多い。アークエンジェル(大天使):この位階は今一つ明らかでない。と言うのも、ミカエルを始めとする4大セラフィムなど有力な天使は皆この位階出身だからである。天使の位階では下から2番目だが、出身者の権限は大きい。これがこの位階の把握を困難にしている。しかし終末の日に地上に溢れた悪を悉く討つなど、実働的だがエンジェルよりも破壊的な性格を持つように思える。神の希望に関して最も貢献する天使達である事は間違いない。それゆえ有力者を多く輩出する位階なのだろう。エンジェル(天使):位階の中では最下層に位置し、地上にて奇跡を起こしたり、人間に天啓を与えたりする。すなわち、神の決定を受けて実際に行動する天使達である。実働部隊、使い走り、コマ、そんなところだろう。ちなみにキリスト教では三位一体という思想がある。三位とは神の持つ3つの顔と言うべきか、「父なる神・子イエス・聖霊」である。分かりやすく言えば「信仰すべき神・信仰する善なる人・信仰の裏づけとしての奇跡」か。つまり、奇跡を担う天使とは聖霊であり、神という大きな存在の末端である。だが神の一部のわりには頻繁に堕天したりする。まぁ、人間も病気で悪くした臓器は外科手術で取り去ったりするし、そんなところか。…そんなところなのか?(クラン犬)

天使の位階〔てんしのいかい〕 言葉
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提唱者として有力視されるのは5世紀頃のシリアの神学者とされる偽ディオニシオス・アレオパギタ。ディオニシオスは人間の魂がいかにして神に至るかを思索し、信仰に基づいた思考と生活を重ねる事によって人はより神の光と力を授かれる上位の位階(ヒエラルキア)に到達できると考えた。その段階が天使の九つの位階に喩えられるのである。後にはトマス・アクィナスが採り上げたり、ダンテが「神曲・天国篇」の中で大天使と権天使が入れ替わった九位階について述べている。大天使の扱いやオファニム、ソロネの混乱を見るに、ギリシャ語・ラテン語・ヘブライ語での天使関連の翻訳の中で様々な人による異なる解釈による「ぶれ」を解消できないまま現代に至っているのが実情のようだ。(willseek)

天使のラッパ〔てんしのらっぱ〕
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真1におけるロウサイド最強の武器。魔人ペイルライダーが落とす場合がある。皆様が想像する天使のラッパと言えば森永チョコボールのエンゼルが持っているような物であろう。そのためか攻撃力自体は三魔人の武器の中で最も弱い。だってラッパだもんなぁ…しかしキリスト教におけるラッパとは「神」のイメージとして関連づけられることが多い。例えば有名な「十戒」が行われたとき辺りに鳴り響いたのはラッパであったし、ヨハネの黙示録において七つの封印が解かれる鍵となるものもラッパの音である。そういった経緯により、この武器には「神の力」が表わされており、黙示録における「神の裁き」を行える偉大な武器なのであった。(ARL)本来の審判のラッパは弱々しいどころか、有無を言わさぬ奇跡と厄災の到来を告げる恐るべき道具である。真3マニアクスのトランペッターの回避不可能な「神恩のラッパ・魔縁のラッパ」にその一端が現されていると言えるだろう。(willseek)ギャラルホルンとの関連性もありそう。たぶん洋の東西問わずラッパとか角笛ほら貝の類は戦争時の突撃命令に使われたから、終末戦争や世界崩壊の合図の象徴になったのでしょう。(花梨)

天扇弓〔てんせんきゅう〕 特殊攻撃
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〔Heavens Bow〕
「真・女神転生Strange Journey」に登場する敵全体に銃属性ダメージを与えるスキル。全体効果を持つ銃スキルの中でもトップクラスの威力を持ち、デビルソースではヴィクターソースとカーマソースに実装されている。元ネタは山田風太郎の小説「伊賀忍法帖」に登場する根来七天狗の一人、金剛坊が使う忍法。金剛坊は、常時持ち歩いている扇を投げ上げると扇の要から無数の長針が下方に向かって降り注ぐ“天扇弓”の使い手で、その威力は畳針ほどある針が地面に埋没するほど。さらに金剛坊は天扇弓を一度に十本近く操る上に、落下する扇と針の速度を緩徐の自在付けて広範囲に仕掛けることが可能である。ただしこの天扇弓、高空に扇を投げ上げるという動作が不可欠なので屋内や障害物が密集している場所では満足に扱えないという弱点が存在する。忍法帖シリーズでは超人的な能力を備える忍者が多数登場するが、シリーズを通して「銃」が忍者の弱点武器として扱われる(中には例外もいるが)。特に「海鳴り忍法帖」という作品では、凄まじい忍法の体得者である三万の根来忍者が銃や最新兵器で武装した堺の市民兵の前にまるで歯が立たず、散々打ち破られた末に半数以上が戦死する。これらはどのような破天の威力を持つ忍法も所詮は対個人に特化した前世代の達人技でしかなく、近代兵器や組織化された軍隊には敵わないという山田風太郎自身のシビアな考えによって成り立っている。以上を踏まえて忍法“天扇弓”が“銃”属性スキルの名前になった図式を見ると、皮肉なものが感じられる。(HUM)

転送〔てんそう〕 言葉
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送ってきた物をさらに他へ送ること。(旺文社国語辞典より)ターミナルを使って他の場所へ飛ぶこと。スティーブンの技術は本当に素晴らしい。FC版女神転生ではこれを「チェックマン」と言う生き物(?)にやって貰っていた。真2の魔界ではそれを「記録の石版」で行うことになる。(ARL)真1・2の世界においては一般の人々はザ・フライのような転送事故を恐れてほとんどターミナルの転送機能は利用しないそうである。やはり技術への過信は禁物なのだ。(willseek)

テンタラフー〔てんたらふー〕 魔法
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神経系攻撃魔法である。喰らった相手は追加でPANICになる場合も。古くは旧約2から登場した魔法。そのころは魔王クラスの悪魔が愛用していたが、真1になってかなり地味な魔法になった感がある。(ARL)「DDS2」におけるPANICの状態異常は、現在のそれと違って殆ど行動不可能になるため非常に危険であった。更にこの魔法自体も攻撃回数が1〜8とかなり多く、特にバエルが放つこの魔法の脅威は凄まじかった。でも当作品は戦闘中の攻撃力がそのまま魔法の威力に上乗せされるため、タルンダ連発で進む人にとっては「はあ?何それ?」な魔法なのであった…。(aba)作品によって効果が微妙に違うスキル。主に敵にダメージを与えるか否かの違いである。P3(FES以前)にて、味方の桐条美鶴には何故か「コンセントレイト」に続けてこのスキルを使用してしまう悪癖があり、プレイヤーを時に悩ませたとされる。同様の現象が、真田明彦にも見られる。こちらの場合は瀕死の敵に対しての「タルンダ」の多用であり、「タルンダ先輩」という渾名もある。(テラダイン)

天衝前立〔てんつきまえだて〕
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魔神2より。魔王マーラのドロップアイテムの為、一体ナニが天を衝いているのか気になった者は少なくないとか。兜の立物の一種、角を象った「高角」の内、特に長大なものを「天衝」という。武将では真田昌幸が用いた。他、井伊直政が組織した精鋭部隊「井伊の赤備え」の軍団が朱塗漆の兜に金色の天衝を立物としており、これは藩主が脇立、家臣達は前立とした。(ICBT)

天帝の剣〔てんていのつるぎ〕
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真if…において、剣合体で出来る最高の剣。…なのであるが、攻撃回数において最強剣たるヒノカグツチに大きく水をあけられている上、使い勝手の関係上で夢想正宗や八束剣にも遅れをとる事の多い不遇な剣しかし、ブラフマーストラ及び女性用最強防具の合成にはこれが必要になるため、何だかんだと言われつつも作成される本数だけは無闇に多い実戦での使用頻度は、下手をするとKフロストロッド以下かもしれない。やっぱり不遇な剣である(神庭直登)前作のヒノカグツチを期待していた人にとっちゃがっかり指数は天井知らず。攻撃回数0−1って。0って。せめて1固定にするという慈悲も無いのか。(aba)道教の最高神である天帝は神器として、威儀具と呪具を象徴する剣と鏡を持つとされる。これはその天帝が持つ剣であろう。ifにおける性能設定は、この剣が武力として実際に用いる様なものではなく、威厳の象徴としての側面が強い事を示すのだろう。対アバドン王では2周目以降限定の太刀として登場するがif同様、より強力な武器への過渡期でしかない。SJでは最強クラスの性能となりN属性専用の装備制限があるが、これには真1にてニュートラルの導き手となった太上老君と天帝の関わりが垣間見える。魔神2では剣ではなく兜・鎧・篭手・具足の防具一式が登場する。US版名は、対アバドン王では単なるローマ字変換である「Tentei no Tsurugi」、SJでは「Divine Sword」だが、US版各作品においてDivineの語は悪魔種族「天使」の英訳として用いられているのだが。或いはカルチャーブレーンのFC用アクションRPG「アラビアンドリーム シェラザード」に登場する武器「てんていのけん」が元ネタか?こちらの場合、この天帝とは道教のではなくイスラム教のそれ、つまりアッラーを指す事になる。(ICBT)

天斗〔てんと〕 人名・キャラクター
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葛葉ライドウ対アバドン王にて、槻賀多村の地下に住まう異形の一族。その容姿は海洋を渡って来た時に感染した病によるものとされ、数百年以上生き続けられる代わりに女性は長生きできず男性のみになっており、子孫にも遺伝する。推測だが、太古に天斗の先祖が絶望のみが渦巻くという深淵世界に接触し、その影響で身体の再生細胞が暴走した状態が固定化されたのではなかろうか。それでもかつては槻賀多村で村人と共に暮らしていたが、その異形の容姿ゆえに忌まれ、戦国時代に村を追われて地下の暮らしに甘んじているという。また天斗の一族は迫害の経緯を恨みに変え、地上の里に盛んに干渉する「先人」と、自らの苦境を耐え忍び救いとなる滅びを待つ「蟲人」の二派に分裂している。その素顔は著しく醜いらしく、バッタかイナゴのような仮面やミノ笠で顔を隠している。先人は迫害された恨みの裏返しで「神」を名乗って槻賀多の村人を陰から支配し、食料や嫁入りと称して槻賀多村から娘を差し出させている。差し出された娘の扱いは「産む機械」でしかなく、先人の病の影響で肉体も異形に変質し、結果心も病む凄惨なものであった。だが槻賀多村の長は貴重な収入源である暗殺道具の虫たちを提供してくれる先人との関係を続ける為、営々とこの因習を守り続けてきたのである。蟲人は自分達を壊れた存在と呼び、救いとなる滅びの日を待ち続けており、「主」と呼ばれる存在を大層、崇めている。その名は「べぇるぜぶぅ」だそうだが、その意外な正体とは…。(willseek)

天の弓〔てんのゆみ〕 道具
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NINE、地母神アナト専用プラグイン。スキルが「復讐の女神」となり、能力が大幅に上昇する。同悪魔がドロップするが、敵として登場せず入手は不可。工匠神コシャル・ハシスがアナトの為に作った弓。だがアナトに引き渡す前に、誤ってアクハトという人間の若者の手に渡ってしまう。アナトは弓を取り戻す為にアクハトと交渉するが、彼は弓を返さず、あろう事かアナトはその若者に恋をしてしまう。それでもアナトは弓を取り戻そうと策を弄するが、手違いからアクハトを殺してしまい、弓も海へ落としてしまう。アナトはアクハトの死を悲しみ、そしてアクハトが殺された場所一帯は無実の血が流された事から不毛の地となった。その後、この弓がどうなったか、この物語がどの様な結末を迎えたのか、いずれも不明である。この物語の続きを記したものが未だ発見されていない為だ。(ICBT)

天覇の将〔てんはのしょう〕 特殊攻撃
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NINEに登場した戦闘アビリティスキル。増援を含む、戦闘に参加する味方ユニット数に比例してパーティメンバー全員の物理攻撃力が上昇する。専用プラグインを装備したカルティケーヤやヨシツネが使用可能な他、ティターン・サイクロプス・ヘカトンケイルの組み合わせでも発動する。名称の由来は「北斗の拳」の登場人物であるラオウと思われる。スピンオフ作品「ラオウ外伝 天の覇王」や、ラオウをフィーチャーしたパチスロ「北斗の拳2 乱世覇王伝 天覇の章」といったタイトル名の作品が後に別々に登場した事からも、ラオウのイメージを表わすのにこういった名称を用いるのが初作「北斗の拳」の時点で確立していた事が伺える。(ICBT)「天の覇王」、「北斗の拳2 乱世覇王伝 天覇の章」いずれもNINE発売以降の作品である。(HUM)

天罰〔てんばつ〕 特殊攻撃
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自分と異なる属性の相手に強大な威力を発揮する万能系特技。相手の残HP次第で通常魔法攻撃など及びもつかないダメージを与えられる。真2・デビルサマナー・ソウルハッカーズでは敵味方無差別である。if...では敵のみが攻撃対象になり、更に真3においては破魔属性で敵全体のHP半減と大きく効果が変わってしまった。(willseek)

テンプルナイト〔てんぷるないと〕 悪魔
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メシア教のエリート兵士。メシア教の熱心な信仰者であり、戦士として、指導者として優れた資質を備え、またその為の英才教育を受けている。真2においては警察・教育をも担い、その組織力・政治力は絶大なものがある。人々を信仰に導くと共に、危険な思想犯や犯罪者を取り締まる。同名の組織に12世紀に聖地エルサレムを護る為にキリスト教徒の有志によって結成されたものがあるが、その騎士団は後の時代に同じキリスト教徒のフランス王によって解散に追い込まれた。真1・2に登場。プラズマソードを持ってます。カオスな人は倒しまくって金を稼ぐもよし。ロウな人は話しかけて寄付で仲良くなっておくもよし。TOKYOミレニアムの支配する世界では立身出世する一番代表的な手段はテンプルナイツの中で上にのし上がる事であっただろう。そうした者の中にセンターとその裏に潜むもの、その支配体制に疑問を抱いた者がいた。その者は神や悪魔に支配されない世界を夢見、オカルト秘術に遺伝子工学、一部の者にのみ許された過去の時代を意識体で閲覧する技術を利用し、過去の異なる流れの創出を目論んだのであった。そのテンプルナイトは「デビルサマナー」と呼ばれていた…。(willseek)真1と2にのみ登場するメシア教の戦士。メガCD版では聖堂騎士となっている。表立って行動し、ガイア教や悪魔に対応する、要は警察や自衛隊のような存在。なお表立ってできないような汚い仕事は真2で登場したエグゼクターが行う。ちなみに女性しかいないらしい。真2のヒロコもベスもテンプルナイトであったようだ。魔法も使えるが、真1ではスクンダ、タルンダ、マカジャマ、真2ではザンとマカジャマの異なっている。真1では魔法しか使えなかったが、真2では隠し持った銃での攻撃や蹴りなども使ってくる。なお真2では防御相性が強化されており、中々大変。特にベテルギウス討伐後に帰還中に会った場合は問答無用で逃げるべし。真1も2もドロップアイテムがプラズマソードなので、おそらくこれを装備していると思われるが、真2のグラフィックでは槍らしき物を持っている。(wac_toriaezu)

天魔〔てんま〕 悪魔
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仏教においては第6天の魔王たち、ヒンドゥにおいては主に神々(ディーヴァ)と対立するアスラ神族を指す言葉として使われる。メガテンシリーズではアスラ王(アフラマズダ)、ヤマ、ラーヴァナ、インドラジット等が有名どころだが、時として破壊神と一緒くたにされる事も。(aba)真1においてLIGHT-CHAOSの極北に位置する種族。本来は仏敵マーラ・パーピーヤスに由来する名称であり、またインドのシヴァ神の異称、マハーシュヴァラ(仏教では摩醯首羅天、伊舎那天、大自在天)も神でありながら荒々しさや血生臭さを内包する事から天魔と称され、神でありながら煩悩や破壊衝動、他を害しうる恐ろしさを併せ持つ存在であると言える。シヴァはまさにそうした存在であり、他にもアスラ神族の面々や暴れまわる斉天大聖、日本では死後の裁きの恐ろしさを思わせるヤマなども配されている。真2以降は破壊神に改められた。ラーヴァナやインドラジットとシヴァが同一種族になっているのはどうなんだろう。(willseek)

天魔の鎧〔てんまのよろい〕
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デビルリングほどでは無いにしろ、悪魔の力を引き出すことの出来る鎧である。ガイア教に洗礼を受けたときのみに与えられる、カオスサイドの象徴だ。シリーズで兜、籠手、具足がある。これを入手出来た人は純粋なガイア教徒を名乗って良いだろう。(ARL)

天馬流星烈拳〔てんまりゅうせいれっけん〕 特殊攻撃
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[Pegasus Meteor Violent Fist]
ペル2、疾風系魔法→ソニックパンチで発動する合体魔法。デビサマの拳系特技「メテオフィスト」も同由来と思われる。漫画「聖闘士星矢」の「ペガサス流星拳」より。英語版の名は「Pegasus Meteor Fist」。ペル2での名称はそれに加え、漫画「北斗の拳」の「北斗百裂拳」の誤記である「百烈拳」も含まれている様だ。(ICBT)

天命滅門〔てんめいめつもん〕 特殊攻撃
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葛葉ライドウで仲魔と協力して繰り出す合体技の中で最強クラスのもの。発動すると地面に薄紫色に輝く魔法陣が出現し、直後広範囲の敵に万能属性の特大ダメージ(999)を与える。ザコ一掃の威力だが、強力過ぎて面白みが削がれる部分もあり。名前からすると、相手の天命を断ち切る冥界の門を呼び出すような技なのかも知れない。(willseek)

ディア〔でぃあ〕 魔法
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[DIA]
味方のHPを回復する魔法。基本中の基本である。ゲームをクリアするにおいて、この魔法の確保は必要不可欠であろう。完全回復を行ってくれるディアラハンがあればとりあえずは安心である。女神転生シリーズのヒロインは基本的にこの魔法が得意なので大事にしてあげよう。(ARL)

ディース〔でぃーす〕 悪魔
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北欧神話の豊穣や運命を司る霊。精霊的性格を帯びた低位の女神集団として崇拝された。 ディースは人間にとって抗い難い運命に介入する者達として崇められ、また畏れられた。農作物の収穫や家畜の健康を守護する自然霊、また氏族の守護霊ともされた。戦いの勝敗の行方もディースの決定が絡むとされ、一部のディース達は戦いを司るオーディンに仕えるとされる事からヴァルキリーとも同一視されている。局部的に介入するのではなく、人間の一生を決定する程の強力なディースはノルンと呼ばれ、神々でさえその決定から逃れられないという。真3登場の妖魔。尼さんを思わせる剃髪姿でタトゥまたはボディペイントを施した物静かな印象だ。攻撃魔法や補助魔法に優れている。仲魔として育てると回復役にも出来る上に、後に軍神ヴァルキリーに変化するので戦力増強も期待できる。(willseek)

ディーバ〔でぃーば〕 悪魔
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DDS1のFC版では触手の付いた顔面だが、旧約では舞い踊る女性の姿となった幽鬼、LB1では雲状の霊体の姿。英語におけるディーヴァdivaはプリマドンナの意味から転じて歌姫と訳されるが、DDS1で「ヴ」の文字を用いる基準が曖昧である事、当時の悪魔設定担当であった鈴木氏が以降インド系悪魔を指して「ディーヴァ神族」と呼称している事から、この悪魔はインドにおける神々デーヴァの事を指すと思われる。仏教においては天部、女性系はデーヴィーとなる。ゾロアスター教ではダエーワとして悪神に転じ、英語におけるdevilの語源となったとする説もある。ニューエイジ・オカルティズムにおけるデヴァdevaは高次の霊を指す言葉として用いられる。D&Dでは宗教上の理由で「天使(Angel)」の語が使用出来なくなった事から天使系モンスターの総称が「セレスチャル」の語に置き換えられ、それを細分化した種族名プラネター、ソーラーといったものの一つにデヴァdevaがあり、これはかつては「ディバ」と表記される事もあった。こちらはペル1の「デヴァ・システム」や「デヴァ・ユガ」といった用語として現れている。デビチルでも「デーバ」や「デーバオー」といったものが登場しているが、後者は真1の「アスラおう」を意識したネーミングと思われる。デーヴァの王といえばシャクロー・デーヴァーナーム・インドラの事であるが、ここでは個の神を指すのではなく、ゲーム中のナーガラジャの様に単に高位のデーヴァ程度の意味として用いているのだろう。(ICBT)

ディオニュソス〔でぃおにゅそす〕 悪魔
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ギリシャ神話の豊穣とブドウ酒と酩酊の神。名は「若いゼウス」を意味する(ゼウス・ディオス自体がギリシャ語で「神」を意味する)。ローマ神話ではバッカス。ゼウスの子にして神の座を得た者とされ、オリンポス十二神の一柱とされる事もある。元来は集団的狂乱と陶酔を伴う東方の宗教の神格で、特に熱狂的な女性信者に崇拝されていた。その信仰は熱狂性からはじめは秩序を重んじる体制に睨まれていたが、民衆に徐々に受け入れられ、最終的にはディオニュソスをギリシャの神格の一つとして受け入れるに至った。この史実が、東方を彷徨いながら信者を獲得していった神話に反映されている。初登場はif...のチャーリー専用ガーディアンの魔神。ソウルハッカーズでは狂神、真3では破壊神として登場している。酩酊と狂乱の神にふさわしく、サイケデリックなボディペインティングを施した美丈夫だ。火炎や混乱関係の攻撃を得意としている。(willseek)

ディクローズの石〔でぃくろーずのいし〕 道具
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ソウルハッカーズに登場するアイテム。味方パーティにかけられたCLOSE状態を解除する。オートマータで購入可能。ソウルハッカーズでは、それまでキャラの状態異常であったCLOSE状態がパーティ全体の状態異常という形に変えられたため、このアイテムがないと戦闘が終了するまで味方全員魔法が使えなくなる。CLOSE状態にする特殊攻撃を使う敵はそんなに多くないが、万が一に備えて常に数個のストックを持っておきたい。(CF)

ディスチャーム〔でぃすちゃーむ〕 道具
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[Dis-Charm]                                                                               味方一人または一体を魅了状態から回復するアイテム。デビルサマナーからの登場。カルムディ・チャムディを誰も覚えていない時には戦闘態勢の自壊を防ぐ為にも惜しまず使おう。魅了、アガペーやエロスに作用する力は他の精神の異常状態から区別され、専用の使用魔法や回復手段が用意される特別な感情なのだろう。情動の全く揺らがない人生などつまらないが、他人に好き勝手されていい物でもないだろう。こうしたアイテムはその抗いの助けとなる。(willseek)

ディストーン〔でぃすとーん〕 道具
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[Dis-Stone]
石化を解除してくれるアイテム。というよりは、ペトラディの効果を秘めたアイテムと解釈したほうがよいだろう。ゲームではSTONE状態を解除してくれる。持っているとここぞというときに非常に便利。(ARL)FC版女神転生2では「ペトラノン」の名で登場し、入手するにはラグの店でアクアマリンと交換する必要があった。また、ペトラノン自体はデビルサマナーにもイベントアイテムとして登場しており、ダンダリアンの罠にはまってブロンズ像と化してしまったレイを治療するために必要となる。このアイテムはダンダリアンを倒せば手に入る。(eskarop)

ディスパライズ〔でぃすぱらいず〕 道具
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[Dis-PALYZE]
麻痺を解除してくれるアイテム。痺れを治癒してくれる薬品なのであろう。ゲームではPALYZE状態を解除してくれる。追加攻撃で麻痺にしてくる敵が多く現れるゲーム中盤以降は必須のアイテムである。(ARL)この「PALYZE/パライズ」という語であるが、実はこれは真1から現れたコンシューマ版メガテンシリーズ独自のもの。「麻痺・麻痺させる」の正式な英語表記はpalsy/paralyze/palalysis等であり、恐らくこれはその内の「paralyze」を文字数の問題から変に略したものと思われる。同様に回復魔法であるパララディのデビサマ英字表記もやはり妙に感じる。FC版では正しくPALSYの表記であり、後にも魔神1やTRPG版等正しい表記を用いた作品も存在するが、本流作品ではこの誤表記ともいえるものが麻痺を指す語として伝統的に用いられている。近年ではFFシリーズの魔法名やモンスターハンターシリーズのアイテム名等、他社のゲームにも取り入れられたりしている様だ。流石に海外版ではこの表記は使われておらず、麻痺は「stun」と訳されており、ディズパライズは「Dis-Stun」の名となっている。しかしパララディはそのまま「Paraladi」だが。旧作の麻痺は自然回復しない完全な行動不能であり、毒同様の毎時ダメージに加えレベルダウンにも繋がる危険な状態異常であったが、近年の作品では行動不能とはならずに命中・回避が低下するという効果に改められており、この状態の回復アイテムであるディスパライズも相対的に重要度が低下している。(ICBT)

ディスポイズン〔でぃすぽいずん〕 道具
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[Dis-POISON]
毒を解除してくれるアイテム。様々な中毒に効能がある解毒剤である。ゲームではPOISON状態を解除してくれる。常備しておけば役立つことは間違いない。(ARL)

DDS〔でぃでぃえす〕
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デジタルデビルストーリーの略である。これは公式な物で、FC版女神転生2において初期起動の際、画面一杯に「DDS2」と表示されていた。真1のオープニングにより、DDS=女神転生と考えて間違いないであろう。(ARL)また最近発売された「アバタール・チューナー」では「DIGITAL DEVIL SAGA」の略である。ちなみにこのゲーム、メガテンシリーズの悪魔が登場したり、真・女神転生靴離廛譽好拭璽鵐丱肇襪採用されていたりするのだが、「メガテン」とは全く別のゲームと考えた方がよい。(HAL)TRPG版では悪魔召喚プログラムそのものの略称として用いられる。デジタル・デビル・サモンとかデジタル・デビル・システムの略かと思われるが、明言はされていない。コンシューマ版と同様の仲魔とした悪魔を召喚する為の「DDS-I」、未だコンタクトしていない(仲魔ではない)悪魔を魔界から直接召喚する「DDS-II」の2タイプが存在する。後者は大型コンピュータが必要でありアームターミナルでは使用出来ず、原作小説で中島がロキを召喚したり、真1でドウマンがターミナルを用い儀式を行っていたのをイメージすると分かり易い。TRPG版ではデビルアナライズも「DAS」の略称で用いられるのが通例となる他、悪魔会話を行う為の通訳的なプログラム「DCS」といったものもある。(ICBT)

DDS-NET〔でぃでぃえすねっと〕 言葉
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しばしば悪魔召喚プログラムをばらまかれる場所。真1ではいわゆるパソコン通信先がここだ。イメージ的にはNIFTY-SERVEに近い物と思われる。デビルサマナーシリーズでは一種のホームページのような感じになって登場している。これには時代の流れを感じさせられた。昨今ネットサーフィンを始めた方々にニフティなんて言っても解って貰えないのであろうなぁ。(ARL)アトラス公式ファンクラブ。有料、年会費3000円。現存せず。入会時(更新時)にアイテムがゲットできた。オリジナルタロットやテンプルナイツバンダナ等。活動の基本は会報の発行であり、新作情報や似顔絵、金子氏による悪魔解説等。会員のみ利用できるグッズ通販もあった。()鈴木大司教を代表とする、かつてはTRPG版の公式ファンクラブであった「T∴O∴H∴」(「トーハ」と読む)のウェブサイト名でもある。現在、T∴O∴H∴はメガテンから脱却してTRPG「新世黙示録」へと活動の場を移し、DDS-NETも同TRPGの公式サイトとして運営されている。以下は余談となるが、メガテン時代に存在したT∴O∴H∴の支部は「クリムゾン・ロッジ」「アイボリー・ロッジ」等と名付けられており、lodgeには「秘密結社の支部」の意味がある。(ICBT)

ディナー〔でぃなー〕 人名・キャラクター
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本名は吉良章弘(きらあきひろ)。「悪魔全書第二集」にて、スプーキーズ結成前にハッカーとしてランチとコンビで活動していた少年。腕は確かだったが、情報都市化政策を前に全天海市を対象として行われたハッカー狩りに運悪くひっかかり、逮捕されてしまう。家族共々天海市を追われる事となったが、スプーキーズを結成して戦う事になったランチと再会を約して別れた。恐らくソウルハッカーズ本編後には顔を合わせたりする事もあったのではないか。鋭いたれ目をゴーグルの奥に隠し、オレンジのアフロヘアーが特徴的だ。(willseek)

ディナイアル〔でぃないある〕 特殊攻撃
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〔Denial〕
「真・女神転生FINAL」の魔神ダグザの専用スキルで、効果はランダムで対象(主人公の仲魔)単体をストックに戻す。エフェクトは画面中央から濃紫色の光が広がるというもので、“仲魔がストックに押し戻された…”というメッセージがつく。スキル名は『否定、否認、拒否、拒絶』を意味する英語“denial”のこと。また、血族や国家等の関係を対象として『絶縁、勘当』として使われたり、精神分析用語において否認(現実を現実として認めることを主体が拒否する防衛機制)を意味する単語でもある。『否定』は真Fにおける魔神ダグザの在り方を象徴する言葉である。作中のダグザは世界(YHVHが統べる現宇宙)はもとより、その中にある価値観(絆やL・Cの思想)、存在(人、悪魔、神)まですべてを無価値と否定する言動を取っている。そして、ダグザの否定の対象には自分自身も含まれており、彼がナナシを神殺しに仕立てて新宇宙を目指した理由の一つでもある。作中における魔神ダグザとの戦闘は、宇宙の卵においてナナシがダグザを裏切って現宇宙にとどまる選択を取ったために神殺しの契約を破棄されるところから始まる前半戦と、ダヌーが新たなダグザを産み直してナナシと契約させて戦闘を仕切り直す後半戦にわかれている。己の神殺しに否定され、母であるダヌーからも存在理由を否定されたダグザが、否定の名を持つスキルで敵対者を迎え撃つという皮肉な一節である。なお、ダグザが他者を否定する態度だが、彼に限らず女神転生シリーズの悪魔には必ず付いて回る要素である。秩序は混沌を受容できず、混沌は秩序を厭悪し、中庸の道は肥大した二つの価値観を打ち砕くことでしか貫けない。悪魔たちは決まった答え(信仰、神話世界)の中で生きる存在であるため、他の価値観に出会った時そこに生まれるのは敵対であり、存在理由の瓦解は自己存在の消滅につながることから人間を篭絡して信仰を得ようとするのである。ダグザが固定されてしまった神としての役割の中で辛うじて己の自由を勝ち取る手段として見いだせたのは、「否定」という悪魔本来の生態だけだったのかもしれない。(TDD)

DEFEND〔でぃふぇんど〕 コマンド
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敵の攻撃ダメージを半減してくれるコマンド。戦闘時に選択。現実世界においても、攻撃されるときはそれを意識するだけで、ダメージ量が全然変わってくる。一番怖いのは後ろからの不意打ちだ。しかしこれはあくまでゲームなので、よほどのことが無い限り使うことが無さそうなコマンドである。だが、敵がこちらの攻撃を反射するときや、魔法専用キャラのMPが無くなったときには、このコマンドが重宝されるのであった。(ARL)耐性と弱点が強調される様になった近年の作品によっては、このコマンドを選択していれば弱点を突かれなくなったり状態異常にならなかったりという便利な効果が得られるようになった。攻撃パターンの決まっているボスに対しては凶悪な攻撃の被害を減らす効果も高く、よりテクニカルになったバトルを彩る要素の一つとなっている(うに)

ディブク〔でぃぶく〕 悪魔
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中世以降のヨーロッパのユダヤ人達の間に伝わる悪霊。人間に取り憑き、その体と魂を支配して精神に(今で言う統合失調症のような)異常を引き起こすとされる。悪霊祓いが成功すると犠牲者の足の小指の先に小さな穴を開け、そこから逃げて行くという。輪廻を許されず彷徨う人間の死霊とされ、安住の地を見付ける事が出来ず仮初の落ち着き先として次々と人を襲うのだという解釈がユダヤ教版輪廻転生の概念であるギルグルの周知と共に広がった。ソウルハッカーズ登場の悪霊。囚人らしき男性に黒い影の魔物が取り憑いた姿だ。上の人が本体な訳だ。ブフーラがそこそこ痛いが破魔やダメージ魔法で早めに片付けたい。(willseek)

デイビット〔でいびっと〕 悪魔
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真1に登場する魔人。片手に持つストラディバリウスはNEUTRALサイドの最強武器である。この魔人の正体については様々な憶測が飛び交っており、悪魔解説者鈴木一也は「ヨーロッパの魔性のジプシー」と語っているがあまりにも抽象的である。というわけで様々な諸説を眺めたところ、ロシアの名ヴィオリニストであるデイビット・オイストラフとするのが最も正しいような気がする。しかし出会うことは本気で難しい。固定敵ポイントにて出現するとされているが、その確率は実に256分の1。しかも最強の武器ストラディバリウスを落とす確率も256分の1と言われている。65536分の1の確率を君はモノに出来るか?(ARL)そのビジュアルは明らかにマカーブルと共通する中世ヨーロッパで流行した「死の舞踏」モチーフの影響がある。デイビットはヨーロッパ全土を放浪するロマ族(ジプシー)の中に混ざって各地を巡り、人々を惑乱と陶酔に誘っては、踊りの中で死を与えたという。ロマ族に対してヨーロッパの人々が潜在的に抱いた嫌悪や恐れのイメージが反映されているのかも知れない。STRANGE JOURNEYにおいてはセクター・ボーティーズのEXミッションの一つとして、悪魔の軍勢から同朋を救出するイベントの最後に立ち塞がった。ストラディバリウスの調べと共に、死をもたらさんと嬉々として襲いかかってくる。(willseek)メノラーの数が足りないからか、マニアクス(マニクロ)では残念ながら登場しなかった。その姿はどことなく、デビルメイクライのマリオネットに似ている気がする。(テラダイン)SJ、DSJではセクターボーティーズでEXミッション「脱出作戦」で登場。最終的にデイビッドとの戦闘、及びフォルマアイテムの死兆石を入手できる。つまり合体で魔人を作るためには必須のイベント。陽動隊を全員救出したいのであれば、早い段階でボーティーズの南の左の方のマップを埋めておこう。まあ何人死んでも進行に影響はないのだが。(wac_toriaezu)

デイビット〔でいびっと〕 人名・キャラクター
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DDSATシリーズの登場人物。
魔人とは別に、DDSATシリーズにもまた、デイビットという登場人物がいる。登場人物のゲイルとジェナ・エンジェルと大きく関わりがある重要な人物。2の序盤でロアルドによって見せられるジェナの写真にもしっかり写っていたり、何故か終盤でも登場している。「何故か」というのは、彼と別にとある人物がいるからである。眼鏡をかけているが、とある人物の癖と関係があるかもしれない。とある人物と類似した発言もある。また、ジャスティ○学園の生徒に似ているともっぱらの評判である。(テラダイン)よく見たら正しくはデイビッ「ド」でした…また、(ゲーム内での)発音的には「デビッド」だったりもする。(テラダイン)

デイビット・オイストラフ〔でいびっとおいすとらふ〕 人名・キャラクター
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[David Oistrakh(1908-1974)]
ソビエト共産党員。ストラディバリウスの名手。第一回イザイエコンクールで優勝したことにより有名なヴィオリニストとしてその名が知れ渡る。オイストラフは5歳の頃に両親からヴィオリンを購入してもらい、オデッサ音楽学校のストリャルスキーの弟子となる。しかし他の名音楽家達のように「神童」だったわけではなく、15歳のときにやっとマスタークラスへの入学を許可される。しかし18歳になると彼は教育を受けることをほったらかしにしてソ連中を演奏旅行して周り、19歳のときレニングラードにて演奏家としてデビューを果たす。26歳になるとチャイコフスキー音楽院の講師となり、27歳のときに出場したヴィエニアフスキコンクールで2位に輝く。しかしここまでの彼はそこまで目立つことのない普通の音楽家なのであった。1937年、29歳を迎えたオイストラフはブリュッセルで行われた第一回イザイエコンクールで優勝。その名をヨーロッパ中に轟かせ、一流音楽家としての道を歩み出す。しかし当時のソ連は彼に自由な行動を許さず、また彼も熱心なソビエト共産党員であったため、海外公演等はままならなかった。そして訪れたのが第二次世界大戦である。大戦が終わって世界がとりあえず落ち着きを取り戻したのは1946年。オイストラフはソ連の広告塔代わりとして、やっとのことで海外公演に回れるようにる。1954年にはアメリカのタイムズ紙で「ハイフェッツの演奏よりも優れている」と評価され、1955年にはアメリカのカーネギーホールでニューヨークデビューを果たす。ちなみにそのときに記者からの質問で「最も難しい曲はなんですか」と聞かれたのに対し「最も難しい曲は演奏しません」と答えたことは彼の見栄を張らない性格を表す言葉として有名。その後も彼は名音楽家として多くの場所でそのストラディバリウスを鳴り響かせるが、1974年、既に病弱になっていた体で臨んだ演奏先であるアムステルダムにて急逝した。享年66歳。若い頃には奔放に旅をして回るような性格だったにもかかわらず、決して祖国ソビエトの共産主義には反発せず、自分の芸術的信念の赴くまま、自由に正直に演奏家としての人生を全うしたのである。常に誠実で決して見栄を張らなかった彼の生み出すヴィオリンの音色は、今でも世界中の多くの人達に愛されている。(ARL)ロシアネイティブな読み方としては「ダヴィート(・フョードロヴィチ)・オイストラッフ」の方が近いそうな。(willseek)

デヴァ・システム〔でう゛ぁしすてむ〕
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正式名称は「ディメンション・ヴァリアブル・アクセラレータ・システム(Dimension Variable Accelerator System)」。和訳すると『次元変換加速装置』といったところ。ペルソナ1における御影町の異変の元凶となった装置であり、セベク社が極秘裏に開発を進めていた。開発プロジェクトの総責任者はセベク社御影支社長である神取鷹久。システムの設計・開発を行ったのはニコライ博士で、マキの母親である園村節子もシステムエンジニアとして開発に関わっていた。システムを作動させるためには触媒となる人間が必要で、そのために神取に目を付けられたのがマキだった。マキを媒介として稼動したデヴァ・システムは、やがてセベク社の思惑を超えて暴走を始め、世界を滅亡に導きかねないほどの大事件を引き起こしてしまうこととなる。(CF)上記のアクセラレーターの訳として「加速」が充てられているが、コンピュータとしてのアクセラレーターはプロクラムをスムーズに動かすためのものである。パソコンで幾つものプロクラムを実行できたり、最近のゲーム機でポリゴンがヌルヌル動くのはこれのお陰であり、デヴァ・システムでは次元変換をスムーズに実行するためのシステムと言えよう。え?『A』に該当する言葉として無理矢理付けた?それは言わないお約束。(HAZE)

デーモンスレイヤー〔でーもんすれいやー〕
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女神転生2より、幽鬼ヴェータラや邪鬼ストーンゴーレムが落とす男性用武器。ヴェータラは後楽園のイベントで戦闘となる為、この時点で高性能なこの武器を落とすまで粘る者も多い。尚、敵にデーモン属性などは設定されていないので特定の悪魔に対する特効といったものは存在せず、この剣はただの強力な武器でしかない。対種族特効のシステムは魔神シリーズやNINEで採用され、魔神1で鬼族に対して有効な武器が「デーモンバッシュ」の名で登場する。又、LB1のUS版タイトル名も「Revelations: The Demon Slayer」だ。伝承にあるドラゴンを討伐した英雄やその武器がドラゴンスレイヤーと呼ばれる。ゲーム等に登場する場合は剣の名として使われる事が多いが、この武器はそのデーモン版、「デーモン殺しの剣」である。D&Dでは特定の対象に効果を発揮する「スレイング」が武器に付与される属性として設定され、その中にデーモン系に対するスレイングも存在する。後の版ではこのスレイング効果の内で重要なものが、ドラゴンスレイヤーやデーモンスレイヤーといった対象を含む名で設定される様になった。又「NetHack」等D&Dの影響が強いローグライクゲームではアレンジされ「デーモンベーン」の名を持つ剣が登場している。(ICBT)

デオスクシポス〔でおすくしぽす〕
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P3FES、審判ミカエルの武器合体により作成される片手剣。北米版では「Deus Xiphos」の綴りであるが、これではラテン語+ギリシャ語であり、読みも「デウス・クシポス」となるのだが。デオス・クシポス(theos xiphos)はギリシャ語で「神の剣」の意味。これはミルトンの「失楽園」にて登場する、ミカエルがサタン(=ルシファー)との戦いに際して用いた剣を指す様だ(但しこの名称そのものが作中にある訳ではないが)。神の武器庫に所蔵されていたこの剣は黄金色に輝き、他の如何なる剣よりも優る鋭さと堅牢さを持つとされる。伯仲した実力を持つミカエルとサタンの一騎打ちの勝敗を分けたのはこの剣の有無であり、この剣を用いたミカエルの一撃はサタンの剣を断ち切り、続く一撃が決定打となりサタンは敗れ去った。このミカエルの勝利が延いては戦争全体の勝敗を決し、サタンはその軍勢共々失墜させられ地獄へ追い落とされる事となる。(ICBT)

デカジャ〔でかじゃ〕 魔法
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[De-Kaja]                                                                                敵がかけたカジャ系魔法の効果を無効にする。絶対防がれないのが強みな代わりにこちらが防ぐ事もできない。真2で初登場したが、デクンダと同様後のシリーズになる程、こういった補助魔法をいかに用意し活用するかで戦闘状況が大きく変わるようになっていったのである。(willseek)

デカラビア〔でからびあ〕 悪魔
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ソロモンの七二柱の悪魔の一人。五芒星の姿をしており、植物や鉱物に詳しく鳥の姿をした使い魔を扱う。しかし真1プレイヤーにとっては数少ないテトラカーン使いとしての印象のほうが強いであろう。彼に直接攻撃を跳ね返されて自爆してしまい、涙を飲んだプレイヤーは少なくないはずだ。(ARL)真靴任和津兄箸任郎嚢皸魅譽戰襦 「魔法に強い」という新たな耐性を持つ上、メギドを覚える。物理攻撃で倒せるがテトラカーンを使ってくるので攻守は完璧である。(Mr.ダックン)真3内での堕天使レベル序列はフラロウスに次ぐ第二位。魔力関連はずば抜けているが、逆にその容姿から物理攻撃系スキルの合体継承には制約を受ける事もある。(willseek)

「出来る範囲でやるべき事をやらねばならない」〔できるはんいでやるべきことをやらねばならない〕 発言・表示
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超力兵団を巡る葛葉ライドウの事件捜査は帝国陸軍宗像少将の意外な正体とそれとの決着、そして新たなる脅威の出現という形で展開した。宗像との決着にライドウと同行していた鳴海探偵は自らの秘められた過去の一端とそれから逃げていた自省を語る。「けどなぁ、それは間違いだったんだ。人は、その人の出来る範囲でやるべき事をやらねばならない……。お前を見ててそんな気がしたんだ、ライドウ。」鳴海にとって、己の意思で使命を選び、その道を突き進むライドウの在り方は過去の自分と重なって眩しく、まさに再び巡ってきた情熱の姿だったのだ。(willseek)

デクンダ〔でくんだ〕 魔法
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[De-Kunda]                                                                               味方にかかっているンダ系魔法の効果を無効にする。味方全体に有効。if...にて初登場し、正直この魔法かラスタキャンディがないとラスボス魔神皇ver.2を打倒するのは難しかった。それ以降の作品でも敵悪魔が補助魔法でンダ系を使ってくる機会が増え、デクンダは支援魔法としての活躍の場を得ていく事になったのであった。(willseek)『真・女神転生if...』においてはカジャ・ンダ魔法の仕様のせいで使えるようで使えない魔法だったりする。たとえば、タルカジャを4回かけてある状態で相手にタルンダを使われた場合、「タルカジャ4回&タルンダ1回」ではなく「タルカジャ3回」という扱いになるため、デクンダを使っても意味がない(タルンダの効果を消せない)。つまり、デクンダが効果を発揮するのは味方に1回もカジャがかかっていない場合のみということになる。そのくせ『II』と違って『if』では合体で魔法継承できるようになっていたり。(甕魚)

デザートイーグル〔でざーといーぐる〕
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アメリカのマグナムリサーチ社が開発し、今ではイスラエルのIMI社製拳銃として有名な世界有数の大型自動拳銃。1985年の初登場版は初期不良が多く評判が悪かった。だが44マグナム弾が使用可能になった改良モデルになると安定した動作のマグナムピストルとして注目されるようになった。80年代後半から数多くの映画に登場し、一般での知名度は高い。だが本来は狩猟用の銃だけにハンドキャノンと呼ばれる程射撃時の反動が大きく、小柄な女性や子供が扱うのは困難と言われている。ファミコン版2以降、多くのシリーズ作に登場している銃。序盤に敵単体に確実に打撃を与えられるだろう。(willseek)

DIGITAL DEVI SAGA〔デジタルデビルサーガ〕
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2004年にその製作が公表された作品。副題をアバタール・チューナー。未来の架空都市を舞台としたSF超大作となっていて、完全な新作である。「人間の業(カルマ)」をテーマに、友情や愛情といった【感情】を有する人間に突きつけられた「喰らう」ことでしか生きては行けない生物の本能や、理性との狭間に揺れ動く心の葛藤を描くドラマ。また独特の重厚な世界観や個性豊かで魅力的なキャラクターも特徴。(華狂院.jr)

デジタルデビルサーガ アバタール・チューナー〔でじたるでびるさーが あばたーる ちゅーなー〕
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通称はアバチュ(副題から)やDDSAT(DDSだとデジタルデビルストーリーと被る)。真3のプレスターンを採用・取得したスキルは付け替えることができる・主人公達自身が悪魔になって戦う等、アトラスの中でも異彩を放つゲームである。公式ホームページのコラムによると、開発中はニュー女神と呼ばれ、実は真3よりも開発は先らしい。しかし、発売されたのは後であり、悪魔のグラフィック等については真3の使い回し呼ばわりされがちである。しかし、そのグラフィックはこちらの方が真3よりも少し向上している、気がする(個人的に衝撃属性のエフェクトは真3系列の方が好き)。2ではさらに綺麗になっている(ランダマイザを見れば分かるはず)。BGMについては、特定ものについてはATRAC3が使われてもいるらしく、独特である。1から2にかけての場面で、BGMのジャンルが変化するという、ゲームの境目を意識した演出もある。真3系の影に隠れがちだが、重厚なストーリーの出来栄えは素晴らしく、プレスターンもあって奥が深いゲームである。初心者向けの難易度とされるが、隠しボスによっては超強いのでご注意を。余談だが、アトラスはこのゲームの全年齢対象を目指していたらしいが、残酷描写等ではなく、セラ登場シーンであえなく撃沈したという。アスラ戦隊メガテンジャー。主人公達の髪の毛の色といい、変身といい、アトラスは戦隊モノを意識しているはず(笑)。インドの3神や1ラスボスの陰陽神、1の某混沌王に2の某魔王様、そしてヴァルナやインドラ等の主人公達の悪魔等、超大物が揃っており、ある意味お祭り騒ぎである。後はあの御方がいればほぼ完璧であったのが悔やまれる(そこまでしたらくどいかもしれないが)。あの御方とジャアクフロストの真3マニアクスに対して、某魔王様とキングフロストのDDSATという具合に区別化もされているのかもしれない。欲を言えば魔人やメガテン常連のロキ様等も出てほしかったが、主人公達に喰われないだけましだったのかもしれない(笑)。DIGITAL DEVIL SAGAの記事も参照。(テラダイン)

デジタルデビルストーリー〔でじたるでびるすとーりー〕
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西谷史氏の小説シリーズ「SHIN・… 新・… 神・… 真・… DIGITAL DEVIL STORY… 女神転生」という真1オープニングのタイピングはとても印象深い。デジタルデビルストーリー=女神転生として位置づけているのだ。(ARL)メガテンの原点である小説。全てはここから始まった。全3巻で続編の新デジタルデビルストーリーは全6巻。近年になって加筆修正版が発売された。読んだ事がない人はこれを機会にお勧めする。()なお、「女神転生」はもともと、このシリーズの1巻のサブタイトルでしかなかった。それが今ではサブタイトルの方が独り歩きして一つのジャンルになった。個人的には小説は迷走が見て取れるので、お勧めしない。(HAZE)

デジタルデビルストーリー女神転生〔でじたるでびるすとーりーめがみてんせい〕
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1986年に西谷史氏が書き下ろした小説。アニメージュ文庫。この小説において十聖高校の中島朱美が悪魔召喚プログラムを完成させ、その後ロキと壮絶な死闘を繰り広げる。以降はデジタルデビルストーリー魔都の戦士、デジタルデビルストーリー転生の終焉と物語は続く。それより後は新デジタルデビルストーリとして全六巻の世紀末小説が展開している。真女神転生に関係していると思われるのは二巻の魔都の戦士まで。しかし正式には真シリーズとの直接的な関係は無いらしい。(ARL)OVA化もされている。どうせなら全部アニメ化してほしかった。()

デジタル・デビル物語 女神転生2〔でじたるでびるすとーりーめがみてんせい2〕
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1990年にナムコよりFCソフトとして発売された、前作であるFC版「デジタル・デビル物語 女神転生」の正式な続編。舞台は2036年、東京。最終戦争で荒廃したかつての大都市には戦争の影響により次元の裂け目が発生、そこからかつては伝説にのみ語られていた悪魔や怪物が出現し、たちまち人々は悪魔により駆逐され東京は巨大な魔巣窟へと変貌していた。そんな地上の混乱から隔絶された、安全な世界もあった。そこが地下シェルターである。ここ、京浜第3シェルターもそのひとつであった。 ―――そう、「デビルバスター」の封印が解かれた、その日の午後までは・・・・。前作より遥かに進化したグラフィック、システム、必ずしも勧善懲悪とは言い切れない非常に深いストーリー、その全ては当時のゲーマーを圧倒した。ここで三身合体や精霊合体などの以降の作品の基礎ができあがり、ストーリーも以後の殆どの作品はこれを踏襲したものになっており、言わば現在のメガテンシリーズの原点とも言うべき作品。後にSFCで旧約女神転生2としてリメイクされるがその出来は旧来のファンの反感を思い切り買ったとか。SFC版はともかく、FC版はメガテンシリーズ最高傑作と言っても過言では無い出来を誇るので、もし機会があれば是非ともプレイして欲しい。(aba)

デスタッチ〔ですたっち〕 特殊攻撃
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冷たい手で触れる技。追加で相手のHPを吸収する。「デス」と言うわりには可愛げのある技である。リリムあたりにされるのであらば許してやりたい。しかし実際には、死体とも言えないくらいにグチャグチャした悪魔が使ってくることしか無いので、とても残念である。(ARL)

デスバウンド〔ですばうんど〕 特殊攻撃
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見る者すべてが恐怖するという強力な剣技。「死に囚われる」というのがネーミングの意味である。伝統的に非常に強力な複数攻撃技として多くのシリーズ作品に登場した。真2でクーフーリンが使う強力技としてタルカジャ共々印象に残った。以降、クーフーリンといえばタルカジャかデスバウンドという印象が強い。(willseek)メガテン外では「世界樹の迷宮2」でソードマンの斧系スキルとしても登場。フィンランドに同名のデスメタルバンドも存在するが、後発であり特に関連は無い模様。意味は「死の跳躍」「死へ追いやる」「死の境界」等とも取れる。作品によっては剣技・片手剣スキルである場合や、斧・槌・両手剣スキル、クー・フーリンの様な槍を持つ悪魔やメタトロンの様な武器を持たない悪魔が用いたりと、名の意味共々公式にも明確な設定は存在しない様だ。英語として意味が通っていないスキル名が容赦無く修正変更されるUS版においてもそのまま「Deathbound」の名で採用されているのも特筆すべきか。作品毎に魔法以外のスキル・特殊攻撃の入れ替わりが非常に激しいメガテンシリーズにおいて、特に元ネタを持たないながらもネーミングの独自性や語呂の良さもあってか今日まで生き残り、シリーズの代表的な技の一つにまでなったと言える。(ICBT)

デスブリンガー〔ですぶりんがー〕
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様々なゲームに登場する名の剣である。大抵が呪われていたり負の力を帯びていたりする。たまにゲームそのもののタイトルになっていたりもする。女神転生ではカオス専用の男性武器である。やはり負の力を帯びているのであろうか。(ARL)魔神1では魔神に特効がある(Green)CLUB邪教の館では「アルビノの王が持っていた剣」という解説であり、明らかにストームブリンガーを意識した武器だ。名称にアレンジが加えられたのは文字数制限が理由の一つだろう。ストームブリンガーそのものも偽典に未登場だがデータ上に存在している。又、エルリック・サーガ原作小説で名が無かった武器の幾つかにストームブリンガーTRPGで名称が設定されており、登場人物の一人ラッキールの弓矢に「デスブリンガー」の名が与えられているが、これは単に名が被っただけか。魔神1では未登場で、神族特効を持つ長剣として登場するのは魔神2。「世界樹の迷宮3」では銃として登場するが、これは後者の弓矢を元ネタとする事からだろうか。(ICBT)意味は『死を(デス)もたらすもの(ブリンガー)』(HAZE)

デットリーのムチ〔でっとりーのむち〕
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ハッカーズより。ゲーム内解説は「伝説の名ジョッキーの愛用品」。名称の「デットリー」及び解説にある名ジョッキーとは、世界でもトップクラスと評されるイタリアの騎手、ランフランコ・デットーリの事だろう。(ICBT)

デッドロブスタ〔でっどろぶすた〕 悪魔
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レッドロブスターという有名シーフードレストランのチェーンがある。そこからの着想悪魔であろうか。生け作りというやつは栄養学的には非効率らしいが。ちなみにスペイン語ではイナゴとロブスターは同じくlangostas(ランゴスタス)と呼ぶそうである。黙示録のイナゴの群れは実は空飛ぶロブスターの群れかも知れない!?ファミコン版2に登場した序盤レベルの妖獣。ロブスターに羽が生え宙に浮いている。いわゆるネタ悪魔というやつである。マッカ稼ぎにはいい相手ではある。(willseek)

デビルコルセット〔でびるこるせっと〕
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[コルセット:婦人が体の形を整えるために胸・腹・腰などにつける下着(旺文社国語辞典より)]おフランスの女性たちが下着としてつけていたりするアレである。よってこの防具は悪魔の魅惑を秘めたそれなのであろう。是非ともこれを装着した女性に挑発されたいものだ。真1に登場。もちろん女性用防具である。(ARL)

デビルサバイバー2〔でびるさばいばーつー〕
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日本全土を襲う天変地異と、謎の侵略者セプテントリオン。これらにより荒廃・崩壊していく日本…。世界の終末で、君は誰と生き残るか。友を選び、悪魔と契れ。神へと挑む7日間女神異聞録デビルサバイバーの続編。今度は東京封鎖とそれによる人心の荒廃、そしてそんな中生き抜こうとする人々を描いた前作から壮大にスケールアップし、日本、引いては世界の終末の中、荒廃していく人心と、生き抜こうとする人々を描いた作品となった。デビルサバイバーの続編という位置づけではあるが直接の関連性は無く、むしろストーリー的には真・女神転生3と関わりが深かったりする。とは言ってもデビルサバイバーをプレイしていればニヤリとできる小ネタはあるし、真・女神転生3を遊んでいなくともストーリーは理解できるだろう。個人的には世紀末感は前作よりも格段に上に感じるが、前作とは違い主人公達が明確にジプスというある種の特権階級に居るせいかサバイバル感は薄れてしまっているように思える。また、この世界における悪魔についてももう少し説明が欲しかった所。とりあえずセプテントリオンは必見。どいつもこいつも特徴的で、かつシチュエーションと相まってかなりのインパクトを誇る。後、あのお方は仲魔として登場はするがストーリーには絡まない。代わりに某幼女が2周目以降おまけ的に登場する。その強さはおそらく歴代の彼女の中で最強だろう。そしてごく一部のイベント敵を除けば今作最強の敵でもある。(ad)この度、映像化が決定した。……が、ペルソナ4以上に強烈な数々の描写―――特に崩壊した実在の都市と“死に顔サイト”―――が色々とハードルをカチ上げている。尤も放送が開始されてしまえば、ペルソナ4同様スタッフの重篤っぷりに圧倒される事になるだろうが……。(七星)

デビルサマナー〔でびるさまなー〕
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太古から、人は神や悪魔、精霊といった霊的存在と関係を持ち、時に過酷である世界を生き抜く支えとしようとしてきた。例えば西洋の好ましい目的で用いられる白魔術と自己の欲望を満たす為に比較的用いられる黒魔術、アジアやアメリカ大陸に幅広く伝わるシャーマニズム、日本でも神道をはじめとする様々な宗教や呪術系の陰陽道などによって国と民の豊穣を超越的存在に祈願してきた。デビルサマナー、悪魔召喚師もその系譜にあたり、悪魔と総称する霊的存在の力を借りて己や己の望むものの為に働いているのである。女神転生のスピンオフ外伝シリーズの一つ。デビルサマナーの力を手にした主人公が、その都市における善と悪のデビルサマナー、ひいては悪魔との戦いに臨んでいくというストーリーが特徴である。正伝シリーズに比べると比較的人間の思惑や情念のやり取りがクローズアップされており、物語世界がカタストロフィに見舞われない日常世界を舞台にしているのも特筆できる。日常の裏に潜む悪魔絡みの陰謀に挑んでいく退魔師のようなシチュエーションは活劇ヒーロー調で、面白い試みであろう。第一作「真・女神転生 デビルサマナー」は1995年12月に発売され、その後もシリーズは続いている。悪魔を退治するだけの人間なら過去の作品でも使われた「デビルバスター」でもよかったのかも知れない。悪魔を用い、協力して悪魔や悪魔絡みの陰謀に立ち向かう事に意味があるのだろう。闇や悪、光や善が何なのかを決めるのはあくまで己の意思なのだ。(willseek)

デビルスマイル〔でびるすまいる〕 特殊攻撃
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ニヤリと笑う。笑われた相手は麻痺するか、エナジードレインされてしまう。しかし何故笑われただけで精気が吸い取られてしまうのか、なんとも不思議である。(ARL)SFC版だけかも知れないが、「真1」ではボス戦にも効力を発揮する恐るべき特殊攻撃であった。邪神テスカポリトカ(真1ではテトカポリトカ)を仲魔にした友人の報告によると、ゲーム終盤のボスがことごとく麻痺していったためプレイが非常にダレたとのこと。(冴木 十三)

デビルバスター〔でびるばすたー〕
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悪魔を退治できる力を保有し、その力を行使する人々の総称。その能力は様々だが、概して戦闘・悪魔に関する知識に優れ、なにより人智を超える存在である悪魔と渡り合う度胸を求められる。女神転生シリーズにおいては主にカタストロフィを迎えて荒廃し、悪魔が跋扈する世界において見られる傭兵・賞金稼ぎの一種といった感じである。生きる為に悪魔を、場合によっては人を殺し、戦力になるなら悪魔召喚プログラムをも利用する。生きるか死ぬかのサバイバルの凄みが「デビルバスター」の称号には込められているのだ。ファミコン版2のゲーム内ゲームでデビルバスター1及び2をプレイする事ができる。そこで得た経験や仲魔は現実にも反映される不思議なプログラムである。それもそのはず、プログラマはあの中島朱美なのだ…!(willseek)

デビルバスターバスターズ〔でびるばすたーばすたーず〕 悪魔
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初出はデビルサマナー。ジャックフロストとジャックランタンが、悪魔を虐めるデビルバスター(主人公)を撃退するべく手を組んだ。下水道にて、主人公の前に立ちはだかる…が、会話イベント扱いで実際に戦うことはない。ソウルハッカーズで再登場。といっても、セガサターン版ではなく、リメイクの3DS版のみ。すれ違いで貯めるデビルソウルというポイントを貯めて召喚できる。出番が少なく、知名度の低いキャラだが、筆者はこのネーミングセンスがお気に入り。是地ともどこかで復活してほしいものだ。(HAZE)

デビルリング〔でびるりんぐ〕 道具
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悪魔の力を引き出すアイテムである。真1に登場し、ミカエルへの門を開くために必要であった。使用する際にはかなりの理性が必要であるようだが、そもそも理性をあまり重んじないカオスサイドにはそのこと自体が難しい。やはり必要なのはデビルリングを制御できるほどの「力」なのだろうか?(ARL)

デプス〔でぷす〕 悪魔
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深さ、深い処を意味する英語。ここでは水の深みに引きずりこまれた溺死者の悪霊の名称に用いている。身体に海草をまとわり付かせ、腹部は腐敗ガスで膨れ上がったその姿は不気味な事この上ない。大破壊後の大洪水による死者の霊であろうか。神の裁きの洪水は死者の魂を浄化してはやれなかったようだ。真2に登場する悪霊。物理攻撃に耐性を持ち、電撃・破魔系以外は魔法も効果が薄い。(willseek)

デミウルゴス〔でみうるごす〕 悪魔
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プラトンの「ティマイオス」において、原型たるイデアから物質世界を作る創造者として述べられた存在。この概念はユダヤ教やキリスト教にも影響を与え、特にグノーシス主義派はこの世界は下等な神(ヤルダバオト)デミウルゴスに作られた魂の牢獄であり、真の神は別に存在すると考えた。物質や肉体は下等な神が創ったもので悪であるが、人間の中にある本来の精神的な自己を認識することが真の神を知覚し、救済に繋がるとしたのである。「ティマイオス」中ではデミウルゴスは別に悪の存在ではなかったのだが、グノーシス主義の下で新たな解釈を加えられ、現代のオカルト的思想に大きな影響を及ぼすに至っている。善なる神の試練…だけで片付けるにはこの世を生きるのは色々辛いからなぁ。デビルサマナーで平崎市から大破壊をもたらそうとする組織の大幹部として登場した。人間の市議会議員、山城に偽装し、政治力を生かしてあちこちの封印を壊させたりと組織の計画を大いに推進した。十枚の翼と五つの目を持ち、蛇をまとわせた黒い天使のデザインである。強力な魔法防御特性を持ち、また攻撃面でもメギドラや絶対零度、そして敵全体に麻痺を誘発する凶悪な専用攻撃技「デスリング」等を使う。新市庁舎ダンジョンはものすごく長いので、その行脚の末、このボスに負けるとプレイヤーとしては泣ける。バックアッパーでも用意しておこう。NINEにおける最終ボス・ヤルダバオートもデミウルゴスの姿の一つと言えるだろう。防御力・回避率が高く物理攻撃は効果が少ない為、攻撃魔法メインの戦闘(多重化攻撃が織り込めればなおよし)になるだろう。STRANGE JOURNEYにおいてはセクター・グルースに封じられたゲーム内最強の裏ボスとして登場する。強烈な全体攻撃魔法を持ち、更に万能以外のほぼ全属性攻撃反射と驚異的な耐性を持っている。なお作品世界の唯一神に繋がる存在になっており、対戦前後のイベントメッセージはなかなか興味深い。(willseek)

デミナンディ〔でみなんでぃ〕 悪魔
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人工悪魔たるデモノイドの中で畜産用に開発された悪魔牛。体高は3メートルに及び、通常の牛よりも大量の食用肉を得る事ができる。体表にはシリアルナンバーやセンターの紋章、そして「DONADONA(味品質保証の略称)」のマークが描かれている。センターではデミナンディを利用したハンバーガーチェーンも存在するという。元々はヒンドゥの聖獣ナンディの因子を組み込んだ存在であり、これを殺し食す事はシヴァの神威を低下させ、メシア教の神の優位性を演出する意図があるとも考えられる。だが突然変異で体高6メートルの超巨大種が出現すると、それはセンターの制御を超えて暴れだした。真2で主にファクトリーエリアに出現する。突然変異種の巨大デミナンディはイベントボス扱いだ。暴れまくりなどの物理技のみの相手なので落ち着いて対処しよう。(willseek)

デモノイド〔でものいど〕 悪魔
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大破壊後にカテドラルを基礎に築き上げられたTOKYOミレニアムにおいては激減した畜産資源や過酷な環境に耐えられる肉体労働力を大量に必要としていた。そんな中でセンターの研究部門により作り出された人工生命体がデモノイドである。バイオテクノロジーにサイバーテクノロジー、悪魔召喚プログラムや悪魔合体システムまで活用して悪魔の因子を組み込んで様々な目的を志向した生物を作り出している。牛代わりにデミナンディ、重労働にはスレイブ、コロシアムで戦闘パフォーマンス用に「消費」するスパルタンやヘラクルスなどといった具合である。環境生存力は目を見張るものがあるが、無理やり生み出されその意思を無視して使われる彼らに思う所はないのだろうか。(willseek)

デモンズ・スキン〔でもんずすきん〕
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ハッカーズが初登場の、防御力の高さに加え斬撃耐性や耐+4などの特殊効果も備えた女性用防具。再登場となるNINEやSJでは、ネーミングのイメージのみで呪殺耐性が特徴の性能設定にされてしまった。元ネタはTRPG「トーキョーNOVA」。「リーサルアーマー」と呼ばれる分類の、外科手術により皮膚下に埋め込む装甲、又はナノマシン等により皮膚自体を装甲に変質させたものの一つで、種類によっては装着後でも見た目が全く変わらない程に隠匿効果が高いものも存在する。この品はその名の通り皮膚の外見が通常の人間のそれとはかけ離れる程に隠匿性は低いが、それなりの防御効果を持つ埋め込み式の生体アーマーである。この様な設定から、本来は容易に着脱できるものではない。(ICBT)

デュラハーン〔でゅらはーん〕 悪魔
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首が無いかその首を手に携え、死を予言に訪れるイギリスの不吉な妖精。死の予兆としてはバンシーとも共通する。首と胴が離れている姿は、死を超越した不死者のイメージで考えられたのだろう。コシュタ・バワー(首なし馬)に引かせた馬車に乗って夜道を走り回り、犠牲者の家の前で止まる。その家の者が戸を開けてしまうと、その顔にタライ一杯の血を浴びせかけていき、その者は近い内に死を迎えるという。現在ではファンタジー小説やゲームの影響で、デュラハーンは甲冑騎士のアンデッドとしてのイメージが強い。ファンタジーのモンスターとしてはメジャーどころだろう。首なしの鎧騎士の姿でファミコン版1・2に幽鬼として登場している。特に2では嘆きの谷随一の難敵で、エナジードレインに即死効果の呪いが恐ろしい。逆に魔神転生シリーズでは強力な味方ユニットになり得る。魔神2では女魔として女性デザインになり、GBA版真2では追加悪魔の強力な妖精になっている。(willseek)ファンタジー作品やRPGにて描かれる首無し騎士のアンデッドとしてのイメージは、ドイツの民話を元として独立戦争後にオランダ系の入植者の間で語られたのが始まりとされる、ニューヨーク周辺で知られる都市伝説「スリーピー・ホロウ」の影響・混同である様だ。尚、この伝説を元とした同名の小説や映画があるが、その設定にはアレンジが加わっている。同地名も多数存在するが、これは小説で有名となった事から名付けられたものだ。又、性別が女性であると言及されるのは日本のみの事で、これはバンシーとの混同からだとされる。元の伝承でデュラハンは男の姿を取ると明言されている。首を抱えているとの事からの着想だろう、メガテンにおけるデザインでは鎧騎士の持つ盾部分が顔面として描かれる事が多い(但しこれは先発である何らかのファンタジー作品に倣ったものである様だ)。これを受け、P4では盾も含まれる板系武器の一種に「デュラハーン」がある。(ICBT)

デュラハンヘルム〔でゅらはんへるむ〕
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スコットランドの死を伝える妖精として存在するデュラハン。彼は自分の首を脇に抱え、首無し馬にまたがっていると言う。そんなデュラハンにちなんだ兜なのであろう。真1では復興後の六本木にのみ売っている男性用兜。(ARL)ちなみにデュラハンは元来は首無し馬に引かせた黒い馬車に乗って現れる女性の告死妖精だそうである。(willseek)TRPG誕生篇では「中世欧州で流行したグロテスク・アーマーの頭部で、人の顔・頭を模した形状の兜」という設定。外して抱えた姿がデュラハンを連想させる事からのネーミングだ。同種のものとして、ハッカーズに登場する頭部防具「グロテスクマスク」がある。(ICBT)

デルタストーム〔でるたすとーむ〕
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ペルソナ1に登場する弓矢。世界的なクロスボウメーカーである英国バーネット社の商品。伸縮可能なストックと弓部分の折り畳み構造を持ち、コンパクトに収納可能なクロスボウ。現在、このモデルの生産は既に終了している模様。(ICBT)

電撃〔でんげき〕 特殊攻撃
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相手に向かって電撃を走らせる。威力はジオンガと同じだが、最大で敵三体に当たるので便利。メディアワークスから刊行されている一連のゲーム雑誌の略では無い。ARLは以前「電撃少年」という雑誌が非常に気になっていた。まさか少年誌で「自慰」の方法を特集することもなかろうに。同じくあの雑誌に掲載されていた林正之の漫画「裏技えもん」って、単行本になってないのかなぁ…?(ARL)

伝説の万馬券〔でんせつのまんばけん〕 道具
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ソウルハッカーズにおける愚鈍性格悪魔の希少魔晶変化アイテム。性格が愚鈍の悪魔ならば誰でも変化する可能性はあるが、入手できる確率は非常に低く、大抵は魔石になるだろう。気分はほとんど3億円宝くじである。芝浜コアのショップで売ると50000円になるが、パラダイムXのVR銀行に持っていけば400000円に引き換えてくれる。どちらが良いかは一目瞭然だが、入手確率を考えると売る(換金する)のはちょっと勿体無く感じられる。ちなみに2010年5月現在における、日本国内での馬券の最高配当は、2010年4月6日に開催された大井競馬第7レースにおける三連勝単式(三連単)24880720円(3360通り中3102番人気で、的中わずか一票)である。今の基準で考えると400000円の的中馬券で「伝説」と表現するのはやや気が引けるが、ソウルハッカーズ発売当時にはまだ日本国内で三連単馬券は導入されていなかった(導入は2002年)ので、400000円以上の配当金など滅多なことでは出るものではなかった。(CF)

電波〔でんぱ〕 言葉
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妄想癖のある者や精神分裂症的行動が目立つ者に対して使われる隠語または蔑称。サブカルチャーやオタク系メディアでよく用いられる表現。「デンパ」「デムパ」「毒電波」などとも表記する。1981年に起きた深川通り魔事件の犯人が己の行動を「電波が命令した」と証言した事に由来する。大槻ケンヂ等の歌詞にもよく使われる表現である。まぁ世の中の役に立てば持ち上げられる事もある訳で、エジソンが言っていた「1%の閃きと99%の努力」の1%の閃きとは、実は脳内電波のもたらす物と言えなくもない。要は自分の外の世界とのチャンネルは開いておくバランス感覚が大事という事だろう。ゲームや漫画等でも、「毒電波」と称して害のある波動を照射して個人や広範囲に悪影響を及ぼそうとする描写がある。狂気系悪魔達の大好物でもある。まぁ電磁波を浴びすぎると人体の生体バランスが崩れる事はあるらしいが。(willseek)

電霊〔でんれい〕 悪魔
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コンピューターのデジタルデータが自我を得た存在、または電子的性質を強く帯びた悪魔達。真2にて実体化までしていたウイルスやその対抗プログラムたるワクチンも含めてよかろう。サイバーネットワーク上を出入りしたりデジタル機器をハッキングする力を有している事が多い。電子の海は我々が想像力を働かせる事ができる最も旬な夢と闇を内包する世界と言えるだろう。(willseek)

トイガンナイフ〔といがんないふ〕
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ハッカーズより、鬼女アチェリの魔晶変化である女性用武器。尚、アチェリとこの品が関連する由来は全く無いと思われる。ナイフと銃を組み合わせた「ガンナイフ」の玩具(トイ)という事か。実在するガンナイフと呼ばれるものには、ナイフのグリップ内部に隠し銃が仕込まれているものや、拳銃の形をした飛び出しナイフ(拳銃部分は全くの飾り)といったものが存在する。玩具色が強い後者の事を指して「トイ」の語を冠したのだろう。ナイフの刃部分まで玩具という訳ではないが、ナイフとしてはおかしな持ち方にならざるを得ない事から実用性の面では当然劣る。(ICBT)装備としては女性専用で、攻撃対象は前列単体。後列からの使用は不可。装備すると運にボーナスが入る。名前や形状に反して攻撃力は意外と高く、アチェリが仲魔になる時期を考えると破格である。女性専用なのが惜しまれる。(CF)

トゥナ〔とぅな〕 悪魔
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ポリネシアのウナギの姿をした海の精霊。人間の恋人ヒナと逢瀬を重ねたが、その最後に彼の化身であるウナギの頭を埋めてもらい、そこからココヤシが生えてきたという。別バージョンの神話だと月の女神ヒナの婚約者であったが彼女に拒まれ、敵対した英雄マウイに敗れて殺されてしまうが、やはりその頭を埋めた場所からココヤシが生えてきたとされる。ポリネシアやミクロネシアでは蛇や龍神に相当する存在としてウナギの神的存在が登場する事が多いようだ。ソウルハッカーズ登場の邪龍。ウナギ男のストレートなビジュアルだ。なぜか女性口調を割り振られている。電撃を反射するのでダメージ魔法は他の属性で。(willseek)

トゥプシマティ〔とぅぷしまてぃ〕 道具
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NINE、凶鳥アンズー専用プラグイン。同じく邪龍キングー専用プラグインに「天命のタブレット」が存在。両者とも同悪魔のコーディングにより得られ、ナビ時に同大種族のCPを半減する。SJではそれぞれから得られるフォルマが「凶鳥の円筒印章」「邪龍の書板」となっており、ゲーム内の悪魔デザインからも、アンズーが奪ったのは書板の原文となる円筒印章、キングーのものはその印章を用いて写した粘土板と、区別して解釈しているのか。又、偽典にてマルドゥークを封印した「ラビスシジル」も同じものを指しているらしい。tuppu=粘土板、simatu=運命、「天命の書板」「運命の粘土板」等とも訳される。英訳では「tablets of destiny」となる事からも、この書板は1枚ではなく複数枚の構成である事が分かる。メソポタミア神話にて最高神エンリルをはじめ高位神の所有物とされる神々の主権を記した、もしくは行使する為の粘土板。かつてはティアマトの持ち物であり、キングーは彼女より3枚の書板を与えられたが、マルドゥークに敗れ、書板を命もろとも奪われる。又、アンズーがエンリル神から奪ったものも複数らしいが、枚数は特定されない様だ。書板が持つ魔力の描写はアンズーの方の神話に詳しい。射掛けられた矢にアンズーが呪文を唱えると、木製の部分は木となって森へ、といった様にその矢は素材に還元され本来あった所へと戻ったという。又、書板の所持者に逆らう者は粘土に変えられてしまう事も言及されている。これら天命の書板に関する逸話はメソポタミア神話における神々の持つ様々な特性を表わす概念「メー」の寓意だとも考えられている様だ。(ICBT)

トゥルダク〔とぅるだく〕 悪魔
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ヒンドゥーにおける閻魔大王ヤマの部下達。骸骨の姿をした黄泉の従者である。現世に執着する霊を捕らえ、ヤマの元へ送り届けるのが彼らの仕事。地獄にて刑の執行を行ったりもする。真1に登場。骸骨の姿のくせに相性は「聖なる者」なのでハンマを平気で跳ね返してくる。かなりタチの悪い悪魔だ。(ARL)「練気の剣」を落とすため、真兇砲いてはプリンシパリティと並び、剣合体を究めんとするメシアの前に堆く屍の山をさらす運命にある。(墓石ないで)

闘鬼〔とうき〕 悪魔
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怒りの力を身に抱き闘う鬼達。その闘いは欲望より守護に向かう。その為属性としてはNEUTRALになっている。真2以降はその怒りの要素が重視され、妖鬼に統合されていった。(willseek)

東京が死んで 僕が生まれた。〔とうきょうがしんでぼくがうまれた〕 言葉
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真3に用いられたキャッチコピー。大都市東京の「受胎」による壊滅と悪魔としての主人公の新生、そして新世界の誕生を淡々と、そして鮮烈に表現している。ゲーム世界に放り込まれたプレイヤーは彷徨う主人公の目を通していかなる世界の誕生を見る事になるのか。(willseek)

東京受胎〔とうきょうじゅたい〕 出来事
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真3において新たな世界を創世する為に引き起こされた大破壊の一つの形。世界は既存のあらゆる秩序が失われた「ボルテクス界」と化し、その混沌とした環境の中で主人公は拠って立つメンタリティと力を求めて彷徨い、やがては世界創世を巡る戦いを左右する存在へと成長していく。東京受胎は真3のガイア教団の予言書、ミロク経典において語られていた事であり、世界を変える力を求める氷川の魂に引かれたのか彼の手で教団の書庫より発見され受胎を引き起こす算段へと繋がった。高い霊力を持つ巫女高尾祐子や東京のあちこちにネットワークを利用したアマラ転輪鼓の端末を用意し大規模な霊的現象に繋げたと考えられる。なお、物語中では東京の崩壊を拝見する事になるが、その外の世界がどうなったのかは描かれてはいない。同じく分解されてボルテクス界に吸収されたとも、東京のみがこの世から消え去った状態であるとも考えられる。曲折あって創世が成った時、東京のビル街等はそのまま再生する。人の生きる心の在り方の再構築というのが真3の大破壊のテーマであるようだ。現実の弥勒経典は仏教の未来仏、弥勒菩薩を語ったもので、未来に争いが転輪聖王の下で平和に治まった世界に弥勒菩薩が釈迦牟尼仏を継いで仏となる、というものである。その前段階で無仏の大災厄時代があるとされ、弥勒下生の時代をまるで最後の審判のような恐怖の時代と捉えてしまう者も多いようだ。弥勒の誕生は56億7千万年後とされるが、どうも元々は6億5千7百万年後だったのが5と6がひっくり返り、桁数を増やしたものであるらしい。どちらにしても、その頃人類が存続しているかどうかは正直想像もつかない。(willseek)諸星大二郎の「暗黒神話」において遥かなる深淵で暗黒神スサノオ…オリオンの馬頭星雲との邂逅を果たした武は、大いなる宇宙の意志(ブラフマン)に選ばれた歯車(アートマン)の宿命として、世界を変革する力を振るう転輪聖王となりスサノオを率いて地球へ凱旋する事を迫られる。何故こんな事に、自分はただただ訳のわからない運命に流されてきただけなのに、母を奪った菊地彦を許せなかっただけなのに…と苦悩した果てに武が辿り着いた場所で目にしたものは…人修羅もまた、大いなる意志にただ躍らされ、これ以上失いたくないという一心で、失った日常をどうにかして取り戻したいという目的のもとひたすら歩き続け、戦い続け…その果てに手にしたのはなにものをも超越した破壊と創造の力、そしてあらゆるものを育んだ生命の光が尽きた暗黒の世界だった。「孔子暗黒伝」のハリ・ハラにしても、彼が求めて止まなかったのは世界の理を超える力などでは断じてなく、あのジャングルの中の小さな精霊の村でラウアとともに過ごしたちっぽけな平穏の日々であったに違いない。「神とはそういうものだ。人間などには無関心で、善も悪もなく…いるのかいないのかもわからず…あらゆるものから隔たった孤独の存在だと…(孔子暗黒伝:獅子面の男がハリ・ハラに向けて、自身が抱く「神」への認識を述懐するシーン)」人間が歴史を紡いで以来神の力を求める者は絶えないが、数多の説話における「人間が神へと転生する試練」とは結局のところ、「はかない俗世の中での人間としての生」を望んでこそ「永遠の真実たる神」へ到達できる、言わば「相反」と「無」というテーマに収束しているのではなかろうか。そして与えられる試練には一片の慈悲も悪意も無く、選ばれた者はただ訳も解からず先に進むしかないのだろう。また終局に何があろうと受け入れる他ない。望んだ結末であろうと、無かろうと…。 …つまり、まさしく全ては失う事から始まるというわけである。メガテン道とはシグr(以下略)(aba)マニアクスにて、アマラ深界でアラディアのことが語られるとき、ボルテクス界の外は虚無の中に無数の別のボルテクスがあると語られる。他のボルテクスは平行世界のものと言われるので、東京の外の世界はやはり、東京受胎時に消えたと思われる。(HAZE)

東京タワー〔とうきょうたわー〕 地名・場所
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東京の有名な観光スポットである。しかし地元民が行くことはほとんどなく、実際中に入るとどことなく虚しい気分にさせられてしまう。中には水族館や蝋人形館がある。中でも蝋人形館には普通の人にはマニアック過ぎる人形が多数置いてあり、それが何だか解る人を、逆に居たたまれない気持ちにさせてくれる。お土産屋に行けば行ったで、今度は誰が買うんだか判らないような意味不明の品物が多数置いてあり、虚しい気持ちに拍車をかけてくれる。しかしここの展望台から見る夜景は素晴らしいらしい。そもそも東京の夜景はかなり綺麗なのだそうで、なるほど私の住む広島の片田舎よりも光の数が圧倒的に多い。一度見てみるのも悪くはない。東京タワーの展望台では、更にお金を払うことにより、その上にある地上250Mの特別展望台に昇れる。とある漫画ではそこに昇ることを夢見ながらも、自殺してしまった女性の霊の話が描かれていた。但しそんなロマンティックな展望台も、昼間に行けば手相占い屋や似顔絵描きの佇む荒んだ観光地でしか無い。行くとやはり虚しい気分にさせられるだけなのであった。(ARL)どっこい土産物屋や遊戯施設のレトロさが結構味わい深かったりするものである。なお展望台には週末の夜には結構な数のアベックも上っていたりする。観光収入に大きく依存する東京タワーだが、今後墨田区押上にオープンする予定の東京スカイツリーが稼動した後の運命は予断を許さない。(willseek)ストーリー上は関係ない場所である。天使カズフェルがいる。()カズフェルが居るのは真1。 ファミコン版2では、ヒロインが待っている。真3では、芝にそれらしきものが見えるが、中には入れず、その傍に宝箱がある。真4では、無情な時の流れにより、イベント地としての座はスカイツリーに奪われてしまう。(HAZE)

東京大仏〔とうきょうだいぶつ〕 地名・場所
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板橋区赤塚乗蓮寺の境内に鎮座する高さ13メートル(座高は約8メートル)で日本第三位の大きさを誇る青銅製大仏像。比較的新しく、東京が空襲や震災等の悲惨な災禍を再び被る事のないように願いを込め、1977年に建立された。個人が建立発起して完成させたというのがすごい。新東京百景にも選ばれているが、都民でも知らない人がたまにいるらしい…。それでも毎年正月には多くの周辺住民が初詣に参拝し、板橋区内でも随一の賑わいを見せる。信仰とは民衆が育て、支えるものなのだ。(willseek)「DDS2」ではここに入るといきなり魔界のアドンの塔の近くに放り出される。毒沼を越え、リッチの呪いに怯えながら死ぬ気で塔の頂上に辿り着くと「まだ早い」と言われて東京へ強制送還…何なんだこのイベントは!?しかも無視しても全くストーリーに差し支えないため(アドンの塔へは後に必ず訪れる事になる)、二週目以降はまず確実に無視されるであろうイベントナンバー1である(二位はデビルバスター2)。(aba)大仏経由でアドンの塔に行くメリットはある。ここで出現する悪魔はリッチとコかトライスの二種。正当なルートで塔に挑んだ場合の難易度であり、悪魔のレベルは高いのだが、ここで注目するべきはリッチ。レベルの高さとムドが恐ろしいが、上記のように出現率が高く、出現数は最大でも2体、ハマに非常に弱いという弱点がある。というわけで、ハマ系魔法を先に放つことができれば、大仏突入時点のレベルでも撃破可能。そして、レベル差により大量の経験値を得られ、うまく行けば数レベル上げることができる。(ついでに、死んでもマッカ半分で復活できるのでデメリットも少ない)(HAZE)

東京ドーム〔とうきょうどーむ〕 地名・場所
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文京区後楽にある日本初のドーム型野球場で、 老朽化した後楽園球場に代わって1988年に完成した。ドーム全体の広さは約216m四方で4万5千人以上を収容できる。読売ジャイアンツの本拠地であるが、コンサート等のイベントも行われる多目的ドームとして使われる。その中には商品の展示場、そして格闘技イベントも含まれるのである。ちなみに後楽という地名はこの地に水戸光圀が完成させた巨大庭園、小石川後楽園の名に由来している。(willseek)ファミコン版2の後楽園にそれらしき建造物があり、闘技場として使用されている。太陽のピラーを入手するためには、ここで5連勝する必要がある。(HAZE)

トウコツ〔とうこつ〕 悪魔
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檮コツ(木+兀)。書経に記された、伝説の帝王・舜に中原の四方に流された中国古代の悪神達・四凶の一つ。人頭虎身で猪のような長い牙と長い尻尾を持っている。尊大かつ頑固な性格で人の忠告は聞かず、「難訓(教え難いの意)」という別名がある程である。荒野の中を好き勝手に暴れ回り、戦う時は退却は考えずに死ぬまで戦う。常に天下を乱す事を考えていたという。デビルサマナーにおいては最強の妖獣である。トウテツのまるのみには及ばないものの、連続で打撃を与えてくるまるかじりは十分死に追いやられかねない脅威である。他の四凶である渾沌や窮奇が登場する作品もいずれ出て来るのだろうか。(willseek)

とうぞくのナイフ〔とうぞくのないふ〕
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P4の短剣系武器。その表記から、元ネタはFF5・6に登場した同名武器。US版名は「Thief’s Dagger」であり、この事からも両者と表記が一致しないwizシリーズの「盗賊の短刀(Dagger of Thieves)」は無関係だろう。(ICBT)

トウダ〔とうだ〕 悪魔
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蛇。安部清明が使役されたとされる十二天将の凶将。その姿は、鬼火を従えた有翼の蛇のようである。 また、立派な髭に鋭い牙を生やした人の姿をとる事もある。 六壬占においては怪異、恐怖、不安、心配、驚きを象徴し、火災、風水害、地震、失物の発見、あらゆる驚事に結び付けられる。 明の本草書『本草綱目』によれば、竜に化ける事ができ、雲霧を操り一日に千里を行く。 雌雄があるが交尾はしないとされる。 登場作品は「真・女神転生3-NOCTURNE TRPG〜東京受胎〜」(Mr.ダルクン)

饕餮〔とうてつ〕 悪魔
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中国の四大怪物に名を連ねる悪魔。その姿は「人の顔」「羊の体と角」「虎の牙」を持った全身毛むくじゃらの怪物である。縉雲氏と言われる王の子孫だとも、かつての黄帝に反逆した蚩尤の化身だとも言われる。この魔物は基本的に貪欲で、財産に固執し、食物を貪り喰らう。性格は卑怯で、欲を満たすためにはひたすら略奪を行う。しかし勝ち目のない勝負はせず、力のない老人や子供ばかりを襲うのである。真1にて登場。最高レベルの邪神であり、主人公のレベルアップを行う際のカモである。(ARL)デビルサマナーで新デザインになり、羊の体と角に人の顔を持った毛むくじゃらの小柄な姿でかわいらしくも伝承に近い姿になっている。特技「まるのみ」は破魔・呪殺防御が通用しない恐ろしい即死攻撃である。葛葉ライドウ対アバドン王では意外な重要局面でイベントキャラとして登場し、大活躍する。ライドウと並んでトコトコ歩いたりライドウに肩車される姿はシュールながら結構かわいかったのであった…。(willseek)何故か「メギド」が定番の悪魔。DDSAT2の中盤雑魚敵としていきなり使用してきてプレイヤーに恐怖を与えたり。ペルソナ4では割とはやめに作成できることでプレイヤーに恩恵を与えてくれたり。そんな彼だが、真3系列では合体素材としてとっても優秀である。「メギド」・「メギドラ」のスキル変化(特に「メギドラ」は「デスバウンド」になり得るため、ディース→ヴァルキリー等の武器スキル継承タイプに変化する仲魔に)や、貴重な邪神としての「ヘルファング」継承素材として。しかし、後半の雑魚敵として出てきては、「メギド」はあまり怖くないかも…(テラダイン)ストレンジジャーニーではフォルナクスに出現する雑魚敵。物理と銃撃が無効だが、属性魔法全般に弱く、編成が偏ってなければ特に苦戦しない。(HAZE)

トウビョウ〔とうびょう〕 悪魔
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日本の中国・四国地方に伝わる蛇の霊の憑き物。「土瓶」に由来するとされ「当廟」と当て字される他、地方によってトンベ神、トボ等複数の呼び方がある。トウビョウを扱う者は蛇持ちとも呼ばれ、土瓶の中に多くの蛇霊を飼い、それを使って様々な災厄を与える術を知っているのだという。非常に強力な蛇霊は蔵に隠しているともされる。急に富裕になった家で「あそこの家はトウビョウ持ちだから」とやっかまれ、村八分にされる事もあった。犬神筋と全く同じ構造である。貧しさから来る人の妬みの感情は醜い物だ。それこそが呪いであり怨念なのだろうか。デビルサマナー登場の前半レベルの邪龍。蛇霊に酒を供えたという事で酒徳利から蛇が顔を覗かせるビジュアルになっているようだ。BIND攻撃であるマグネストームがうっとうしいが、割と対処し易い相手だろう。(willseek)

TALK〔とーく〕 コマンド
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敵に話しかけるコマンド。もちろん戦闘時に選択。このコマンドの後には悪魔との多種多様な会話が繰り広げられる。その結果、戦闘を回避したり、物を貰ったり、相手を仲魔にすることが出来るのだ。主人公の知恵が高いと交渉の成功率が高くなる。やはり頭の回転が早いほうが話上手ってことなのだろう。(ARL)マニアクス(マニクロ)における、魔人出現時に流れる、魔人戦のプレリュードと言える曲の名前がこのTALKだったりする。しかし、魔人は会話スキルを継承できなかったりする…それはそれで合体素材(特にイケニエ合体)には便利である。(テラダイン)

トーテンコップ〔とーてんこっぷ〕
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ハッカーズより「人の頭に似せた面当てを持つ兜」。同種の兜である「バーゴネット」はペル2罪で登場。totenkopf、独語で頭蓋骨・髑髏を意味し、直訳すると「死者の頭」。ここでは中世騎士兜の一種を指す。三十年戦争においてサヴォイア公国の重騎兵が用いたバーガネット兜は面頬部分が髑髏を模したグロテスクマスクとなっており、これと対峙したドイツ兵がその兜を指して「トーテンコップ」と通称した。バーゴネット(英語発音としては「バーガネット」がより正確)は中世後期に用いられた兜の一種。ドイツで生まれた兜サレットを基礎とし、フランスのブルゴーニュ地方で改良され用いられた事がその名称の由来で、バーガンディアン(ブルゴーニュ人の)・サレットとも呼ばれる。耳や首後ろまでを含む頭部を深く覆う鍔付きの形状を持つサレットに開閉型の面頬を追加し防御力の向上を図っており、面頬は大きく開閉出来る仕組みとする等、その構造は取り回し易さが重視された様だ。別系統のヘルムであるクロースヘルムやアーメットは防御性能を重視した為、重い上に視界や通気性も悪く、着用者の負担は多大なものとなり、又高価な代物でもあった。それに対しサレットやこのバーガネットは防御性能を維持しつつ広い視界を確保でき、軽量且つ比較的安価だった為、広く普及したという。この事から中世騎士兜の最終形態としてアーメットではなくこのバーガネットが挙げられる事も。又、サレットの形状は第一次大戦時のドイツ軍ヘルメットの参考となり、後の「フリッツ・ヘルメット」へと引き継がれる。このフリッツ型は現代では軍用の主流として世界中で用いられている。(ICBT)

トート〔とーと〕 悪魔
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古代エジプトの知恵の神。トトとも呼ぶがギリシャ名であり、本来のエジプト名はジェフティ。ヒヒもしくはトキの頭部を持つ姿で表わされる。神々の書記であり、文字を発明し、学問を発展させた。死者の裁判の書記も務め、冥界や魔術にも関与する。その魔術的属性からギリシャのヘルメスと習合し、錬金術のシンボルにその要素が取り込まれた。if...で魔神皇に封じられたエジプト系の魔神として登場した。上手く立ち回れば仲魔にする事ができ、高い魔力で衝撃魔法を用いる。本を抱えたヒヒの姿は意外とかわいいかも。(willseek)

トートの書〔とーとのしょ〕 道具
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NINEに登場するプラグインソフト。スキルが「銀の月の加護」に変化する。トート神は42巻もの魔法書を著したが、この42冊は現存するとされ、選ばれた者だけがそこに記された魔法を学ぶ事が出来るという。この魔法書の各ページをカード化したものという意味として、タロットカードがしばしばこう呼ばれる。その発端は、1781年にフランス人作家クール・ド・ジェブランがその著作「原始世界」において、タロットがエジプト古代からの伝説の魔法書であるという“タロット=トートの書”説を述べた事に拠る。当時欧州のオカルト分野では古代エジプトが一種の流行であったようで、先のジェブランの説に続き、1791年にはやはりフランス人の占い師エッティラがその著作「トートの書の理論と実践」にて“タロットはエジプト起源”説を唱える。両者とも、当時ヒエログリフがまだ解読されておらず、古代エジプト宗教の実態が不明であった為に生まれた憶測である。19世紀にヒエログリフが解読されるとタロットをカバラに結びつける説が登場するが、それまで彼らの珍説はある程度普及していたらしい。かのアレイスター・クロウリーも、自らの著作であるタロットの解説書に「トートの書」の名を冠し、また「トート・タロット」と呼ばれる独自のタロットをも作成しているが、こちらのトートはヘルメス・トリスメギストスの事を指している様だ。欧州錬金術においてトート神はギリシャの神ヘルメスに結び付けられ、錬金術の始祖ヘルメス・トリスメギストスとされた。この概念はヒエログリフが解読される遥か昔、紀元前330〜30年のヘレニズム時代に生まれたものであり、エジプト元来のトート神との直接の関連はやはり無い。(ICBT)

トール〔とーる〕 悪魔
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ソール、ドンナー等とも呼ばれる北欧神話における主要神の一柱。大神オーディンの息子でありアース神族の中の有力者とされるが、農民階級に強く信仰され元来はオーディン以上の存在であったとされる。個としての戦士の在り方としてはオーディン以上にバイキング達からも崇拝を受けていた。雷や天候、農耕を司り、 ミョルニル(トールハンマー)と呼ばれる戦鎚とメギンギョルズと呼ばれる力を倍加させる力帯、ミョルニルを握る為の鉄の籠手(これはなくても問題なかったらしい)を所持している。特にミョルニルは伸縮自在で掲げて雷を呼び出す事もでき、雷神としてのトールの象徴の品になっている。容姿では赤い髭が特徴的で、あだ名に使われる事もある。性格は朴訥で策略・姦計には弱く、ロキに酷い目に遭わされても謝られると許してしまう。ラグナロクにおいて大蛇ヨルムンガンドを仕留めるが、毒の吐息を吹きかけられて力尽きる。雷神繋がりでギリシャのゼウスやローマのユピテルとも同一視され、また木曜日Thursdayの語源にもなっている。ファミコン版1の上位鬼神としてが初登場。真1ではイベントキャラクターとして登場し、大破壊のICBMがトールの破壊のハンマーに喩えられた。当時のシステムでは仕方ないが、電撃攻撃で感電するのは雷神としては悲しいものがある…。唯一神は己しか神を認めなかったようで、真2以降は普通に魔神または鬼神として仲魔にできる。真3においては生き抜く力を重視する鬼神としてマントラ軍及びヨスガ陣営に与していた。仲魔としては強力な物理攻撃力と電撃系魔法が特徴だ。真3のデザインではなにかとハイレグと筋肉質なヒップがネタにされがちだ。実は真1のグラフィックでもハイレグなのだが。(willseek)真3のヨスガのトールは、実は魔力属性について、強いが無効の耐性ではない(そういったボス悪魔は他にもいるが、終盤では珍しい)。よって、マニアクス(マニクロ)のブラックライダーのソウルバランス(魔力属性で攻撃し、敵全体のHPを半減+魔封)が普通にヒットするボスである。いきなり4000ダメージ(トールのHPは8000)を与えることが可能。また、ヨスガの総大将である魔神バアル・アバターのバエルの呪い(敵1体をバッドステータスFLYにする)は魔力属性である。きちんと上下関係が成立している点が面白い。アメリカのヒーローでマイティ・ソーとして活躍している。乱暴だけど騙され安くて、家族思いの好漢で、昔から民衆に人気があったとされる。しかし、何故かアトラスのゲームでは悪役っぽい印象が強い。トールマンやマントラ&ヨスガのトールがそうであり、ブリーフマントのデザインも悪役プロレスラーっぽい(変○仮面にも似て…うわなにをするやめr)。また、本来のトールは頭に砥石が埋め込まれているはずなのだが(だから気性が荒いともされる)、一般にマイナーであまり定着していない設定のようである(アトラスの定番のデザインは兜を被っているからまた微妙ではあるが…)。(テラダイン)任天堂の「斬撃のレギンレイヴ」という北欧神話を元ネタとしたゲームが2010年に発売されたが、登場人物のトールが何故か金子氏のものに似ている。パンツ一丁で頭の兜から髪を流したデザインなのである(ただし、斬撃の方のトールの兜には角があって体色が紫であり、金子氏のオーディンにも見えなくはない)。このようなデザインの北欧神の像が実在するのだろうか?また、実は別のゲームにおいて似たような事例も存在した。コー○ーの『戦○無双シリーズ』の島津義弘と、バンプレ○トの『第三次スーパー○ボット大戦α』のバラン・ドバンが酷似しているという話である(余談だが、金子氏も第三次スパ○ボ大戦αのメカデザインに参加している)。どちらのキャラも掛け声は島津氏(薩摩)の剣術である示現流の掛け声「チェストォォ」であり、武器はハンマー系であった。ちなみに『スパ○ボ』が先で『戦○無双』が後である。だからといって、これらのことは今のところ何も問題にはなっていないし、どれも普通に良質なゲームであるはず。(テラダイン)

トールマン〔とーるまん〕 人名・キャラクター
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真1において戒厳司令官ゴトウに対抗するアメリカ大使である。このトールマンという名前は魔神「トール」を現すとともに、かつて日本に原子爆弾打ち落とすことを承認した当時の米国大統領「トルーマン」をもじったものである。彼の振り下ろす裁きのハンマーにより、東京は大破壊を被り、文明の進歩はその歩みを止めるのである。(ARL)ちなみに魔神トールは北欧神話の最高神オーディンの子。トールの持つミョルニルハンマーは雷を帯び、投げれば必ず当たると言う、強力なものだった。(NINE=BALL)制作者自身が後の書籍で命名の由来は正体であるトールにマンを付けただけであったと明言している。トルーマンの事を知った時にはその偶然性に自分でも驚いたとか。GBA版真1ビジョナリーにおいてトールマンは秘密回線でアメリカ大統領と日本情勢及びゴトウについて会談を行っている。日本に満ちる悪魔勢力が在日米軍の兵力のみでは抑えきれないとして、ICBMの発射許可を取り付けるのである。大統領も法の勢力に噛んでいるようだ。世界の法を守るべき立場としては悪魔が背後にいるテロまがいの行動は血を流してでも根絶すべきものなのであった。デビルサマナーシリーズにおける歴史分岐では、駐日大使赴任後は日米友好に尽くした好人物であり、ゴトウ逮捕と同時期に死去したと報じられている。何者かの歴史介入があったのか、トールの神格が降りなかったのか、詳細は定かではない。(willseek)ゴトウの力(というか召喚した悪魔の力?)がICBMを抑えているという設定のようではあるが、ゴトウを倒さずともICBMは発射される。では前述のICBMを抑えているというのは何だったのだろうか?デビサマではICBMは発射されなかったが、何故か発射されそうになった所を止められたそうである。(wac_toriaezu)

トカレフ〔とかれふ〕
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旧ソ連陸軍が1933年に制式採用した大型軍用自動拳銃である。正式名称は「トゥルスキー・トカレヴァ1930/33」。安全装置すら省略した徹底単純化設計で、生産性向上と強度確保に徹した拳銃であり、過酷な環境でも耐久性が高く、かつ貫通力に優れる。至近発射なら防弾チョッキも貫通してしまう程だ。製造も比較的容易な事から共産圏諸国で幅広く合法・違法に大量生産が行われた。1980年代以降の日本にも多数が密輸入され、暴力団等の発砲事件にしばしば用いられ、トカレフの名は悪い意味で一般に広く知れ渡る事になった。デビルサマナーに登場した序盤レベルの拳銃。攻撃回数0回の事もある為、中国製の粗悪コピー品を使っているのかも知れない。(willseek)ペルソナ1ではハンドガンで最弱の武器で、マキ・アヤセが装備可能。セベク編では警察署から逃げ延びてきた南条がマキに渡し、雪の女王編ではアヤセが南条を保健室に運ぶついでに調達していた。 この銃を保管している御影警察署もある意味とんでもないが…(M1号)

時の翁〔ときのおきな〕 悪魔
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砂時計を持ち、翼を生やした老人の姿をした魔人。時と死の運命を象徴し、死期を見出した人の前に現れてその魂を連れて行こうとする。ヨーロッパの絵画では運命を支配する時を翼を生やした老人の姿で表す事が多く、老人という事で死に近い存在とされた。砂時計は無常に流れる人生の象徴である。だが骸骨に擬人化された「死」と対立する翁の絵画もあり、死がその力を振るうのを許されるのは定められた時が到来した時だけだとしているのである。そのルーツはギリシャ神話の川の流れに発祥する時間神クロノスともされ、手に大鎌を持った老人の姿で表される事もある。ゼウス神の父クロノスとは別の存在だったのだが、発音が酷似していた事から古くから混同・同一視される事が多かった。真2に登場する魔人では最高レベルである。混乱と呪殺魔法を高い魔力で用いる。呪殺防御に自信があるなら死の運命に挑んでみるのもいいだろう。(willseek)

時の車輪〔ときのしゃりん〕 道具
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NINE、スキル「時刻み」に対応するプラグイン。地母神カーリーの所持だが、敵としては登場せず入手不可。ペル2罰では神取やニャルラトホテプの特技「刻の車輪」「運命の車輪」として登場。カーラ・チャクラ。シヴァやカーリーが用いる武器とされる戦輪。ラーマーヤナにおいてはラーマも使用した。「カーラ」は黒・時間・運命などの意味。カーラ・チャクラは仏教においては「時輪仏」「時輪金剛」等と訳され、晩年の仏陀の口伝を元に、イスラム勢力に脅かされる末期インド仏教が生み出した最強最後の仏尊とされた。敵対するイスラムの唯一神アッラーの要素を取り込んだとも、ゾロアスターの時間神ズルワーンが仏教に帰依した姿ともされ、四面24臂を持ち、后であるヴィシュヴァマーターと抱き合った姿で表される。この仏尊は末法の世に現れ悪の勢力を打ち倒して仏教徒を理想国シャンバラへ導くとされる。しかし予言虚しくその後にインド仏教はイスラム勢力に滅ぼされる事となる。その名残はチベット密教の最奥義「時輪タントラ」として現存している。(ICBT)

時の翼〔ときのつばさ〕 籠手
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偽典より。翼系の腕部防具としては最高の性能。名称は映画邦題より、「ベルリン・天使の詩」の続編「時の翼にのって」に因む。天使ダニエル・カシエル、大天使ラファエラも同映画が元ネタだ。(ICBT)

トケビ〔とけび〕 悪魔
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漢字で表記すると独脚鬼。朝鮮におけるポピュラーな妖怪。一本足の山神とも、捕まえたトケビが朝になったら古箒や火かき棒になっていたという話から付喪神のような存在とも、鬼と人の狭間の存在だとも言われる。喜怒哀楽の激しい人間味のある存在で、人間と友情を交わしたり人間に悪戯をしようとして逆にやり込められたり、様々な逸話が伝えられる。日本の河童や天狗に相当するのかも知れない。デビルサマナーシリーズに登場する妖鬼の一つ。一本足の山神説からピョンピョン飛び跳ねるキョンシーのような姿でのデザインのようだ。衝撃系攻撃に耐性を持つが、特筆する程の戦闘能力はないのでいずれは合体の礎に…。(willseek)

都庁〔とちょう〕 地名・場所
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新宿にある建物。真1では広場で公開処刑が行われ、中ではラーヴァナとヴィシュヌの抗争の地となる。2では建物の外見のみが残っているが、とある条件を満たせば中に入ることも可能。現実にももちろん存在する。屋上に上がると展望台があり、そこからの景色は一見の価値ありだ。(ARL)高さ243メートル、展望室まで北塔・南塔共に45階で構成された超高層建築で、1991年3月に業務スタートしている。バブル時代の最中に計画・建設され、年間40億円もの維持管理費用を要したり、豪華な知事室から皮肉を込めて「バブルの塔」と呼ばれる事も。東京の観光名所の一つになっており展望室に訪れる人は多く、夜間はライトアップされる。46階以上は機械室になっており、一般人は立ち入る事ができない。外壁には多くのパラボラアンテナが配され、一種異様な外観を形成する。また建設からわずか十数年にして雨漏りがひどく、その補修に1000億円近くかかる事が記事になり、なんともトホホな事である。(willseek)建設当時は全国の95%の漫画家が変形合体ネタを思いついたと言うが、真相は定かではない。都民の間では石原都知事ならやりかねん、という噂も実しやかに囁かれているとかいないとか。変形するとすれば武器はフジテレビハンマーで決まりだ。(aba)この都庁は「新都庁」と呼ばれ、完成したのは1990年12月。ファミコン版の女神転生2の発売日は1990年4月のため、ファミコン版には登場しない。(HAZE)

特攻隊〔とっこうたい〕 悪魔
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木刀を装備した過激派集団である。ガイア教徒と言うよりは、五島に共鳴して立ち上がった男達であろう。ちなみに何かと五島と比較される、作家三島由紀夫が編成した「楯の会」の制服は、旧日本軍を意識した物であった。彼らも集会のときや決起の際、この制服を着ていたのであった。(ARL)

独鈷杵〔とっこしょ〕
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インドの「ヴァジュラ」という武器の一つで、両端の鈷が単独の物。詳しくは「飛行三鈷」を参照のこと。カオスサイドの武器。一撃の攻撃力が高いということだけが取り柄である。(ARL)

突撃の狼煙〔とつげきののろし〕 魔法
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DDSAT2にて登場した、味方の全ステータスを1段階上昇(すなわち全カジャ同時付加)させるリンケージ(連携スキル)。「ラスタキャンディ」や「ヒートライザ」に近いものだと考えれば良い。「マインドチャージ」を持った仲間と「カジャ系スキル」を持った仲間がいれば使用できる。2人によるリンケージだが、効果は3人(全員)にある。おそらく重宝するリンケージであり、「シンクロリング」(リンケージで必要なプレスターンを1個減少)等を所持しているとさらに使い勝手が良くなる。また、パーティ3人が光の狼煙を囲む姿はなかなかかっこ良かったりする。見た目が似てるリンケージに「大天使の加護」等がある。対となる「ランダマイザ」がリンケージだけでなく普通のスキルにもあるのに対し、こちらはリンケージにしか無い。(テラダイン)

百々目鬼〔とどめき〕 悪魔
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百目鬼(ドウメキ)とも。スリの女性が変化したとされる妖怪。鳥山石燕の「今昔画図続百鬼」に記され、盗み癖のある女性の腕に盗んだ鳥目(銅銭)の精が鳥の目となって無数に現れこれを百々目鬼と呼んだ、とある。鳥目は「御足」と呼ばれる事もあり、そこから「足が付く(捕まる)」という洒落が込められているという説もある。また百目鬼としては栃木県宇都宮市に藤原藤太秀郷によって深手を負い、後に智徳上人という僧の説法により改心したという伝説がある。智徳と対した際、鬼は若い娘の姿を採ったという。某漫画のメイン男性キャラの一人の名字が「ドウメキ」となっているが、由来だけ考えると女性向けの名字では、と思ったものだ。デビルサマナー登場の鬼女。着物をはだけたセミヌード姿がセクシーだが、その背中や腕一面にびっしりと眼が…。サイオ、ラクンダと攻撃・補助魔法に恵まれ、麻痺引っかきも活用すると中々頑張ってくれる。(willseek)

トナティウ〔となてぃう〕 悪魔
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古代アステカの太陽神。太陽の光を背負い武装した戦士の姿で描かれる事が多く、戦士の守護者にして戦争の神ともされていた。神話では現在の世界は創造と破壊を繰り返す循環の内の第五の世界であり、その始まりの時には神都テオティワカンに神々が集まって新たな太陽の創造を行った。その際最初の生贄を捧げなければならなかったが、勇敢だが病を持ち貧乏な神・ナナワツィンと、裕福だが勇敢さではやや劣る神・テクシステカトルがそれぞれ燃え盛る炎に飛び込み、前者の灰からは太陽トナティウが、後者の灰からは月メツトリが誕生した。そこに集まった残りの神々の血によって、誕生した太陽は動きを与えられたとされている。また太陽の活力を弱めない為に命や血を捧げる事が必要とされ、アステカ社会ではトナティウに心臓を捧げる生贄にする捕虜を確保する為の儀礼的な戦争が盛んに行われたという。ソウルハッカーズ登場の破壊神。SF系解釈を入れたデザインで、肌が乾いた人型が剣を掲げながら太陽を模した円盤にまたがっているビジュアルだ。太陽神なのに火炎系攻撃が苦手で、氷結系攻撃を反射する。タルカジャ持ちでもあるので、使い方次第ではパーティの物理戦闘力を大きく向上出来る。(willseek)

トパーズ〔とぱーず〕 道具
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[黄金色に輝く知性の具現]
11月の誕生石。友情、希望、潔白の象徴。一般的には黄色の輝きを発する宝石である。しかし実際にはピンクやオレンジ、グリーンや紫など様々の種類があり、ブルーのトパーズの輝きはアクアマリンを凌ぐとも言われる。名前の由来はギリシャ語の「探し求める」という言葉から。かつては日本でも産出されていた宝石だが、現在ではもう残っていない。(ARL)

トマホーク〔とまほーく〕
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魔神2やLBシリーズの一部で登場した、序盤用の斧系武器。北アメリカ原住民が使用した30〜50cm程度の木製の柄を持つ石斧、及びそれを原型とし改良を加えた斧。名称はアルゴンキン語で「切る為の道具」の意であるトモハーケンを縮めたもので、17世紀にジョン・スミスが英語として取り入れた。「トマホーク」は英語読みで、元来の読みは「トモハック」が近いらしい。白人入植時に開拓用として持ち込まれた鉄斧を先住民が改良して先の石斧の代わりとしたとも、タバコを用いた儀式の為に柄をパイプとした手斧が入植者と先住民の交流として、彼等の間で交換されたともいわれる。そういった経緯からこの斧は白人達の文化の内に取り入れられ、軍隊の武器としても採用されつつ、改良を加えられながら現在まで使い続けられてる。近年においては第二次大戦の頃から米軍の一部の兵士の間で用いられてきた。ベトナム戦争以後は一時的に廃れたが、最近のアフガンやイラクでの戦争で再びその有効性が評価され、幾つかの部隊に支給されている様だ。現在の軍用トマホークは樹脂製の柄とスチール製の斧頭を備え、近接戦闘、市街地におけるドア破壊用・塹壕用工具として用いられる。また、トマホーク投げはスポーツとして現在も続けられており、投擲用向きの手斧を指す言葉としてもトマホークの名は使われている。(ICBT)

トモエ〔ともえ〕 悪魔
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ペルソナ4に登場した里中千枝(さとなか ちえ)の専用ペルソナ。アルカナは「戦車」。 氷結の属性を操るが高威力のものは習得せず、メインは高威力の物理系スキルを覚える由来は巴御前(ともえごぜん)。 平安時代末期の信濃国の武将とされる女性。字は鞆、鞆絵とも。信濃国の豪族・中原兼遠(中三権頭)の娘で、源義仲の愛妾。樋口兼光・今井兼平の妹である。(シシン)

巴の長刀〔ともえのなぎなた〕
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かつての源平合戦の折り、天下を望んだ木曽義仲の愛妾に巴御前という美しい女性が居た。彼女は弓を取っても太刀を取っても男にひけを取らなかった。1184年宇治川の戦いにて京都を陣取っていた木曽勢は鎌倉勢に破れ、その知らせを受けた義仲は京を離れようとするも時既に遅く、京を手中に収めた鎌倉勢に囲まれてしまう。巴は義仲と共に最後まで戦い続けたが、己の死を悟った義仲に落ち延びるよう言われ、単身生き残る。生没年は不詳。その巴御前愛用の長刀である。女性専用武器ではあるが必ず二回攻撃を出すので使いやすい。(ARL)

巴の弓〔ともえのゆみ〕
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P3より、巴御前の名を冠した弓。巴御前に関しては上記2項目を参照。US版名は「Mary’s Resolve」。このMaryとはペル1で弓を装備武器としたキャラ・園村麻希のUS版(PSP除く)での名で、訳せば「マキの決意」と何やら曰くありげな意味となるが、作中でその由来が語られる事は特に無い模様。(ICBT)

友切丸〔ともきりまる〕
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ハッカーズより、「友情を断ち切るといわれている」との解説で、稀に味方を攻撃する呪いの品。しかしゲーム内でその様に描かれる元となりそうな伝承は確認出来ない。「曽我物語」に拠れば源頼光の所持した太刀の一つ「朝霞」が、「蟲喰」「毒蛇」「姫切」と名を変え最終的にこの名となる。この太刀より幾寸か長い太刀と共に立てかけておいたところ、その二刀が毎夜ひとりでに切り合いその太刀を自らと同じ長さに切り落とした事がこの名に改められた由来とされる。後に曽我五郎の手に渡り、彼はその刀を用いて兄と共に親の仇である工藤祐経を討ち取ったが、曽我兄弟はその後に処刑された。この曽我兄弟の仇討ちのエピソードは江戸時代には歌舞伎の題材として好まれ、幾つかの歌舞伎演目の中に友切丸が登場する。有名なものは「助六由縁江戸桜」で、主人公・助六が盗まれたこの刀を取り戻す様が描かれる(それに関しては「スケロク」の項目に詳しい)。又、「髭切」の名で知られる源氏重代の太刀にも「友切」の別名がある。この太刀もやはり様々な名の変遷を経て「友切」の名に至るが、「剣の名をみだりに変えてはその威光が落ちる。特に友切の名は味方を滅ぼすに相応しい。」という八幡大菩薩の啓示により、最終的には元の名である「髭切」に戻されている。「友切」の名に改められた由来は上記の元「朝霞」におけるそれとほぼ同様の内容であり、「髭切」と対となる源氏重代の太刀「薄緑(=膝丸)」を曽我五郎が仇討ちで用いたとする文献がある事からも、「朝霞」の伝承は「膝丸」・「髭切」の二刀との混同であるとの説も。(ICBT)

友子〔ともこ〕 人名・キャラクター
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ソウルハッカーズ主人公の妹で、高校受験を控えた中学三年生。母親に日頃から勉強しろと口うるさく言われているが、友子自身は勉強より遊んでいる方が好きで、特に絵や写真を見るのを好む。将来の職業もそうした映像・絵画関係のものにしたいと思っている。主人公に対しては勉強やコンピュータを教えてくれる優しい兄として、良好な関係のようだ。ちなみに眼鏡キャラクターだ。物語中では受験勉強からの逃避願望に付け込まれ、悪魔に囚われかける事態になった。兄貴としては助けねばならないだろう。悪魔全書第二集からすると家族思いの主人公だし。(willseek)

トラエスト〔とらえすと〕 魔法
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3Dマップ移動時において、ダンジョンの入り口まで戻ることの出来る魔法。あると非常に便利である。魔神転生では戦線から脱出することの出来る魔法。しかし唱えると魔貨の半分を落としてしまう。なんだか納得いかない。(ARL)

トラソルテオトル〔とらそるておとる〕 悪魔
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アステカ神話に伝わる大地と愛欲、不浄を司る女神。名前はナワトル語で「不浄の女王」を意味する。コワトリクエなどと同じく誕生や死と関わる地母神としての性格も持ち、綿やトウモロコシの母たる女神とも呼ばれる。トラソルテオトルは性行為や排泄等のあらゆる不浄な行為の陰に潜む力を司っており、また逆に罪をあがないたいと願う者達の「不浄(罪)」を食べて浄化し、その祈りを全能神としてのテスカトリポカに届けてくれるともされた。不浄なものを食すという事でその姿は口元を黒く塗られて表され、綿のバンドと糸巻きを頭飾りとした姿で描かれた。また生贄を捧げられ、その皮をまとった姿で表される事もある。ペルソナ1ではサキュバスに似た夜魔、ソウルハッカーズではオリジナルデザインの中堅クラス女神として登場した。ソウルハッカーズにおけるデザインはアステカ風に装飾した洋式便器から身を乗り出した姿だが、黒い口元がちょっとエッチ風?氷結攻撃を防ぎ、特技アイオンの雨も強力な一方、初期所持回復魔法は地味なので合体継承で工夫だ。(willseek)

トラフーリ〔とらふーり〕 魔法
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戦闘時において、確実に戦闘を脱出することが出来る魔法。非常時にあると便利。この魔法が「逃げる」ことと大きく違うことは、その確実性と、戦闘回避時に3Dマップを一歩引き下がらない点にある。扉に入るときの連続的な敵の出現も回避することのできる魔法なのだ。というわけで、どうしても敵を回避しつつ3Dダンジョンを進みたいときに、持っていると非常に便利である。(ARL)

トラポート〔とらぽーと〕 魔法
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3Dマップ移動時において、セーブポイントまで戻ることのできる魔法。ゲーム中盤以降に是非とも確保しておきたい。真女神転生においては、この魔法とトラエスト、及びターミナルシステムが、後半の主なマップ移動方法となる。(ARL)

トラルテクトリ〔とらるてくとり〕 悪魔
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アステカ神話の原初の怪物にして大地の神の一柱。名は「大地の神」を表す。両性具有神であるが女神として表現される事が多かった。巨大で太ったカエルのような姿で2本の突き出た牙のある大きな口、鋭い鉤爪の付いた足を持っていた。また肘や膝といった全ての関節に歯ぎしりする口が付いていたという。シパクトリの名で巨大なワニの姿でも表された。夕方の沈む太陽を飲み込み、朝に登る太陽を吐き出すとされていた。現在の世界の第五の太陽が創造される際、トラルテクトリはケツァルコアトルとテスカトリポカによって引き裂かれ、上半身は大地となり、下半身は空に放り上げられて天となったという。この時テスカトリポカも片足を喰い千切られている。他の神々はトラルテクトリを憐れみ、トラルテクトリの体から木々や花、大地の滋養、洞窟や河川、山や谷といった大地の彩りを創り出しトラルテクトリの霊を慰めたという。ソウルハッカーズ登場の地霊。神話のシビアな雰囲気に反し、ゲーム中はのん気なマグマ姉さんな感じだ。メガトンプレスがそこそこ強いが、鬼神等の合体素材として重宝するだろう。(willseek)

トラロック〔とらろっく〕 悪魔
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アステカ神話の雨の神。降雨のみに止まらず水が象徴する生育や農耕、また嵐や雷、洪水などのイメージから死と破壊も司るとされていた。名の意味は「大地の面に在るもの」とされ、マヤの雨神チャクとは同根の存在とも考えられる。その彫刻は青と白で塗られ、ギョロリとした大きく丸い目と口元のジャガーの牙が特徴である。アステカの首都テノチティトランでは主神格であるウィツィロポチトリと同格に扱われ、共に双神殿で祀られた。トラロックはトラロカンと呼ばれる死者が平和に過ごせる楽園を支配する神でもあり、雷・水害・伝染病・癩病で命を落とした者の魂はトラロカンに迎えられ、四年程平穏に過ごした後に現世に戻って来ると信じられた。なおトラロックの加護を得る為に他の神々の例に漏れず生贄が捧げられていたともされる。ソウルハッカーズ登場の幻魔。実際に出土したトラロックの顔を象った壷をモチーフに、水の胴が一緒に描かれた姿だ。強力な火炎系魔法を扱い、逆に氷結系攻撃には弱い。雨神なら氷結系や電撃系の方が相応しい気もするのだが。ディアラマも持っているのでサブ回復役に期待するのもありだろう。(willseek)

トランペッター〔とらんぺったー〕 悪魔
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聖書のヨハネ黙示録における災いをもたらす終末のラッパの化身。黙示録において七つの封印が解かれた後、続いて七つのラッパが順に吹き鳴らされ、その度に様々な天変地異が起こり地上を死の世界に変えると言う。そうした神による災いの恐ろしさを象徴するのが魔人としてのラッパの吹き手、トランペッターなのだろう。神の遣いのイメージとしての翼を背に持っている。真3マニアクスで戦う事になる最後の魔人。強大な魔力を誇るがその真骨頂は彼が吹き鳴らす回避不可能なラッパの魔力であろう。一定のターンごとに敵味方の中で最もHPの減っている者のHP・MPを全快させる「神恩のラッパ」と最もHPの減っている敵を確実に即死させる「魔縁のラッパ」を使い分けてくる。この魔人に打ち勝つには肉(仲魔)を切らせる戦術が必要になる。倒した後は合体で仲魔にでき、バッドステータス攻撃を完全に防御する強力な戦力として用いる事ができる。なおその言動からすると彼は大いなる意思ではなく闇の側の意思を受けて動いているらしい。黙示録四騎士も含めて、魔人達は黒き希望を育てる為に力を振るっているようだ。(willseek)

トリグラフ〔とりぐらふ〕 悪魔
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西スラブの主神格だったとされる軍神。名は「三つの頭」という意味を持つ。時代時代によってその当時の有力な神三柱を融合させていたようだ。その神像として実際に三つの頭を持っている物が出土している。黒い馬を聖獣にしており、同じく主神格の軍神であり白馬に乗る四つ頭のスヴェントヴィトと対を成していたと考える研究者もいる。スラブ圏の神は戦争と豊穣の機能を併せ持つものが多く、当時の人々が戦争に身近な生活を送っていた事を想像させる。神や悪魔の性格は人々の暮らしの中で形作られるのだ。デビルサマナーに登場した破壊神。三つの顔を融合させた特異な姿で描かれている。中盤戦ではそこそこ使える戦力になるだろう。(willseek)

鳥サブレ〔とりさぶれ〕 道具
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ソウルハッカーズにおける魔晶変化アイテムのひとつ。凶鳥モー・ショボーなど複数の鳥系悪魔がこれに変化する。文字通り鳥型のサブレで、獰猛・冷静・愚鈍悪魔の忠誠度を最大まで上げられる贈答品である。売値も30000円とかなりの高額。鳥の形をしたサブレと言えば、鎌倉銘菓の鳩サブレーが全国的に著名。このアイテムを入手したとき、鳩サブレーのことを想起したプレイヤーも多いことだろう。ちなみにサブレとはクッキーの一種で、さっくりとした食感とバター風味が特徴である。(CF)

トリシュール〔とりしゅーる〕
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魔神2で登場する槍系武器。シヴァの持つ三叉の槍、三叉戟。サンクスリット語・パーリ語でトリシューラ、ヒンディー語・ロマ語でトリシュールとなる。いずれもインド系言語での表現で、「トリ」が3、「シューラ」「シュール」が槍を意味する。この武器は工匠神ヴィシュヴァカルマンが太陽神スーリヤの体の一部を削り取って製作したとされる。(ICBT)

トリスアギオン〔とりすあぎおん〕 特殊攻撃
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アバチュ、SJより。魔界魔法アギが名称内に含まれる事から火炎攻撃スキルとなっているが、原義的には火との関連は薄い。トリサギオンとも。ギリシャ語で「3度の聖なるもの」の意味、和訳としては聖三讃詩・聖三祝文など。イザヤ書にてセラフ達が歌った主を称える言葉「セラフィムの歌」を原型とした祈祷文の事で、「聖なる哉」を三度繰り返す事から始まるのが名の由来である。この祈祷文は唱えられない日は無いとされる程頻繁に用いられ、聖なる哉を三度唱える事から主の三位一体のそれぞれに対して祈りを捧げる意味を持つとされるが、これは後付けだろう。ユダヤ教の「ケドゥーシャ」という祈祷にも同義の三唱があり、これが直接の起源であると考えられている。(ICBT)

鳥船の槍〔とりふねのやり〕
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ifの希少敵・犬パスカルのドロップアイテム。同じくこの四行事に由来するものとして、TRPG版のカルトマジック技能「修験道・神通力」内の特技「天鳥舟」がある。日本神道において、禊の前に行なわれる一連の所作に鳥船・雄健・雄詰・伊吹という四つの行事がある。内、鳥船行事とは、船の艪を漕ぐ動作を声を発しながら行い、古代人の海上における雄飛を偲ぶ。動作毎の間には振魂を行ない、和歌を三度唱える。これら定められた作法、言霊、そして呼吸により心身魂を浄化統一する。又、冷水に浸かる禊の前の準備運動でもある。この鳥船とはアメノトリフネの事であるのは言う迄も無いだろう。(ICBT)

トリブヴァーナ〔とりぶう゛ぁーな〕 人名・キャラクター
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[Tribhvana]
アバチュ2より。悪魔化能力を備えるカルマ協会所属の三人組で、士官クラスの階級に就いている様だが、内部からも厄介者扱いされる程の凶暴さを持つ。各人それぞれのコードネーム「天(Heaven)・地(Earth)・気(Air)」は、バラモン教やヒンドゥー教の三界「天・地・空」に由来する様だ。triが3、bu/bhuが成る・ある・現れるを意味し転じて物理的なニュアンスを強調する接頭語で、vanaは森を意味する。通例ではbh/bhu-vanaは世界と訳され、よってこの名の意味は「3つの世界」となるが、ブヴァーナは人為的に区切られた地域・土地としての意味合いが強く、神話上の「三界」の概念とは全くの別物。トリブヴァーナは神話伝承上に登場する表現ではないが、実在の人名として用いられる事はある。(ICBT)

トリプルダガー〔とりぷるだがー〕
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ifより、CHARMの追加効果を持つ多数回の攻撃が可能。本来は防御用の短剣であるが、システム上そういった特徴が再現されないのはCRPG作品においては通例だ。欧州におけるフェンシングの決闘にて用いられたとされるパリーイング・ダガー(防御用短剣)の一種。トライデント・ダガー、トライデント・マン・ゴーシュ等とも呼ばれる。柄に備えたスイッチを押す事で剣身が三又に分かれるギミックを持ち、これで敵の剣を受け止め易くするという。珍妙といえる部類の武器であり、実在は確かにするが多用された訳でもないだろう。その特徴的な仕掛けからある程度の知名度を得たものと思われ、しばしばゲーム作品に武器として採用される事がある様だ。(ICBT)

トルソー〔とるそー〕 悪魔
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トルソー(トルソとも)はイタリア語で木の幹や人間の胴体部分を指す言葉であり、転じて胴体部のみを造形した彫刻やマネキンを指す。そしてこの言葉はバラバラ殺人の亡骸の隠語に用いられる事も…。死んだ者の尊厳を踏みにじり、バラバラにしてしまう行為にはどんな心理が働いているのであろうか。デビルサマナーに登場する序盤レベルの悪霊。バラバラ殺人の被害に遭った女性だったようで、四肢バラバラの灰色に染まった姿で現れる。攻撃は毒引っかきが鬱陶しい程度だが、こうした存在が現れるに至った経緯を想像する事自体が恐ろしい。(willseek)

トレンチナイフ〔とれんちないふ〕
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ハッカーズより。ゲーム内解説から、そのものではなく後世に製造されたレプリカである事が分かる。第一次大戦時に塹壕(トレンチ)戦での使用を目的として製造された戦闘用ナイフ。刺突を主とした細身の刀身のものが多い。特にドイツ軍のものが有名で、これは鞘ごとブーツに差し込んで携帯した事からブーツナイフとも呼ばれる。米軍によるトレンチナイフはグリップにナックルガードを備えているのが特徴で、そこから「ナックルダスター」の名称が与えられている。時代が下り戦闘が塹壕戦から野戦に移行すると、それらは戦車兵や空挺部隊の装備として流用された。戦闘用ナイフとしては特徴的な形状から人気があるらしく、現在もリバイバル品が市販され続けている。(ICBT)

トレント〔とれんと〕 悪魔
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女神転生1、LB1・3に登場。LB3ではエントも登場している。D&Dにて設定された樹木種族。指輪物語の樹木種族エントを由来とし、特徴の殆どはエントに準じる。元々はエントの名そのもので設定されていたのだが、そのままではマズかったのか、かなり早期にトレントの名に変更されている。このトレントtreantという名はtreeとgiantの語の合成との説がある。(ICBT)

トロール〔とろーる〕 悪魔
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大柄な妖精の総称。性格は凶暴であったり親切であったり様々。真1に登場するトロールは北欧神話の巨人族のイメージのようであり、洞窟に潜む氷の魔物である。連続してマハーブフを唱えてくるとかなり厄介な悪魔だ。(ARL)if...からずんぐりした容姿で愛嬌のある大男といった雰囲気に変わった。首から提げたメダルがお洒落ポイントらしい。敵対すれば氷結系魔法が脅威になるのは変わりない。元来北欧伝承では悪戯も行う幻想的な妖精として知られ、安易にトールキン的な醜悪で邪悪な巨人のイメージのみで捉えるのは誤りである。有名な逸話としては「三匹のヤギのがらがらどん」の悪役トロールから、のどかでカバっぽくも見えるムーミントロール、「となりのトトロ」のトトロと、実に多彩である事が伺える。(willseek)他のゲームで見られる驚異的な回復力はD&Dに由来するものである。(HAZE)

トンファー〔とんふぁー〕
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古くは中国の宋の時代から伝わる伝統的な武器。その時代には「カイ」と呼ばれ、鉱山や坑道の掘削に使われていたそうだ。名前からして中国産の武器なのであるが、実はアメリカで警棒として使われていたりもする。決して映画や漫画の中だけの存在では無いのだ。(ARL)トンファーは沖縄独自の武器であり、中国武術の武器「拐(かい・グアイ)」とはやや異なる(起源とする説はある)。発祥は薩摩藩の侵略後、石臼の取っ手と脱穀用の打ち木を組み併せてつくられたとされ、特に刃物・刀を持った敵への対抗手段として2本一組で使われる。腕に沿わせた部分で刀の斬撃を受け止め、もう片方の腕で反撃する等、攻防一体の使い方が多い。現代にて警棒として使われるものはトンファーそのものではなくそれを元に改良を加えた「トンファーバトン」であり、使い易さを重視してか形状がやや異なり、素材が金属となった他、1本のみで携行されるのが主。但し使用訓練においては2本扱う動作も多く学ぶ。トンファーをはじめとする沖縄独自の武器が日本国内以上に米国にて知名度を得たのは、空手が沖縄から日本全国へ格闘技として伝えられた際に武器を扱う技法を排除した一方、沖縄に駐留した米軍兵士が空手と共にこれら武器の技法を学んで米国本土に持ち帰り広めたからだといわれる。(ICBT)否、日本でもこの手の武器の使い手が絶えた訳ではないのです。 インターネットの世界にはこの武器の熟練した使い手が大勢居て、蹴り技に派生させたり、回避技にしたり、光線技を編み出したりと日進月歩なのです。(花梨)

ドアマース〔どあまーす〕 悪魔
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ケルト神話において死の国の門を守る番犬とされている。
小説「デビルサマナー葛葉ライドウ対死人驛使」に登場する悪魔。ライドウの仲魔として登場する。イヌ版ネコマタのような女性の悪魔。シベリアンハスキーのような白黒の毛並みに鋼の額当てと棘つき首輪が特徴的。呪殺詞を相殺させるスタンハウリングを使う。いつもライドウに文句を言っているものの、本心は大いに慕っており、褒められると無意識に尾を振って喜ぶ。まさにツンデレ。(O.M)元ネタはウェールズ伝承の妖精王・冥府の王グウィンの愛犬にして番犬から。その名は「死の扉」を意味し、グウィンによるこの犬についての自慢話が会話調の詩で残っている。(willseek)ゲームじょうでは、真4と3DS版ソウルハッカーズに登場(HAZE)

ドゥべ〔どぅべ〕 悪魔
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デビルサバイバー2に登場する謎の侵略者「セプテントリオン」の1体。日曜日の侵略者。人類に差し向けられた最初の刺客。貪狼星を司る。一応この辞典では悪魔と分類しているが、実際は悪魔とはまた別種の存在である。遥か上空から対象の周辺に落下した後、頭部?の毒々しいピンクの半球が徐々に膨らみ、最終的には爆発する。その威力は至近距離なら人間を跡形もなく消し飛ばす程。また、詳細は不明だが、語られる限りでは航空機なども容易に撃墜している。ただ、幸いなことにその威力を身を持って知る機会はない。目前で知る機会はあるが。また、高い殺傷力、破壊力と共に高い防御力も持ち合わせている。その非常に堅い外郭は、万能属性を含めたあらゆる攻撃を受け付けない。後述するイベントが発生するまでは2周目以降でどれだけ強力な仲魔がいようがどうやっても倒せない。…まるで前作の某不死身の神のようだ。更に普通に進めていたらこちらの約2倍のレベルも兼ね備えている。デビルサバイバーのシステム上、レベル差があればあるほど与ダメージにも被ダメージにも補正がかかるので、普通ならまず勝ち目がない。セプテントリオンがいかに絶望的な存在かを思い知らせてくれるチュートリアル的存在。このように最強?の矛と最強の盾を兼ね備えた存在だがそれが仇となり、主人公の友人、志島大地のトラックでの突貫により暴発、矛も盾もHPも失うことになった。イベント後は火属性のスキルを持っていることと、射程4と長距離からの攻撃ができるだけの存在に成り下がる。能力値も自キャラの初期値以下になるが、高いレベルと専用スキル「連星の炎」には注意。単体に2回の火炎ダメージを与えるこのスキルを喰らえば、レベル補正とあいまって必殺とはいかないまでもかなりの痛手を負うことは必至。余談だがこのドゥべとの戦闘イベントの名称は「ダイチの男気」。ダイチが男を見せて突貫しなければここで主人公の物語は終わってしまっただろう。ダイチの勇気が主人公たちを救い、ひいてはその後の世界も救ったと言える。友人と勇気の大切さがわかるイベントである。…その後に調子に乗ったダイチが勇気と無謀は違うという説教を喰らうイベントも存在するが。(ad)

ドゥルジ〔どぅるじ〕 悪魔
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ゾロアスター教は光の神アフラ・マズダに対して暗黒の神アンリ・マンユが、というように常にあらゆる事象が善と悪の二元論で成り立っているのを特徴とする。そして「アムシャ・スプンタ」と呼ばれるアフラ・マズダの分霊達に対してもそれに対するアンリ・マンユの分霊達が存在し、そのうちの一つに数えられるのがこの「虚偽」を象徴する悪魔ドゥルジである。「真実」を司るアムシャ・スプンタのアシャと対立するドゥルジは、アシャが作り出した秩序に保たれた世界に住む人々に偽りの知識を吹き込み、その世界を混沌へ導く訳である。後に「不浄」を司るハエの姿をした女悪魔ドゥルジ・ナスとしても描かれるようになり、これらが混合されて現在の「害虫を従える女悪魔」たるドゥルジのイメージが出来上がっていったものと思われる。「if...」のアキラ編に登場したボス。本人が言ってるようにセクシーダイナマイトバディな御姿である。顔はハエだが。(aba)

ドゥルジ〔どぅるじ〕
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偽典に登場。ゲーム内解説は「特別の法力が込められた独鈷杵」。カナ表記は「ドルジェ」とも。(「ドゥルジ」では同名悪魔も登場するので、こちらの表記にすべきだったのでは。)チベット語で「雷・稲妻」の意味で、チベット密教におけるヴァジュラ・金剛杵の事(詳細は「ヴァジュラ」を参照)。(ICBT)

ドゥン〔どぅん〕 悪魔
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ヒンドゥにおける戦女神ドゥルガーの乗り物である聖獣。アスラの軍勢を殺すべく現れた女神に神々から贈られた多くの贈り物の一つであり、虎または獅子とされる。ドゥルガーがアスラどもと戦う時、ドゥンもその鋭い爪と牙を武器に戦いを助ける。ファミコン版1では狼のような聖獣ドーンの名で登場していた。真2以降は虎の姿の魔獣として登場し、噛みつきや引っかきを高い力で用いる。破魔系魔法もデフォルトで持っている。(willseek)

堂島菜々子〔どうじまななこ〕 人名・キャラクター
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P4の登場人物にして、ある種のキーパーソン。小学1年生。2004年10月4日生まれで血液型はO型らしい。主人公の従妹で堂島遼太郎の娘。母は千里(ちさと)と言うが、保育園児だった菜々子のお迎えの際にひき逃げに遭って亡くなっている。刑事として多忙な父遼太郎に代わって家事を1人でこなしている。そのためだろうか、とてもしっかりしていじらしい少女である。実はやはり母を亡くしたことを非常に気にしている。そのため…CV:神田朱未女史。最初は内気っぽく、よそよそしく主人公に接してくる。ところが、TVでジュネスのCMが流れたら、そのフレーズを明るく歌いだしてくれたりする。ジュネスに憧れていたが、ゴールデンウィーク中にジュネスに連れて行ってもらうことになった。それでこれが契機となって、花村陽介と知り合い、後に自称特別捜査隊の仲間達とも交流を深めていく。しかし、これが原因で、良くも悪くも事件に関わっていくことになってしまった。彼女の持ち前の純粋さ・心優しさによって、主人公達の心の支えとなっていく。小学1年生だが、趣味は非常に渋い。お寿司ではヒラメが好物であり、オムライスは和風が好物である。Tシャツ・まんじゅう・ちょうちんのうちで1番喜ぶのはちょうちんである。かわいいは正義と言うことであろうか?正義コミュである(笑)。父遼太郎が多忙であまり構ってくれないことを寂しく思っており、父が母のことを忘れてしまったのではないか・自分のことを大事に思っていないのではないかと不安を持っていた。早めに構ってあげて、寂しさを埋めてあげましょう。早めでないと…デザインコンセプトが愛されるキャラクターであるとされ、とにかく純真で優しくいじらしい少女である。天城雪子達の不毛だったり、激辛だったりする不味いオムライスを食べさせられても出てくる言葉は「おいしいよ」である。そんな菜々子の虜になるプレイヤーは後を絶たず、ナナコン(菜々子コンプレックス)という言葉まで出来てしまっている。(テラダイン)ペルソナ4プレイヤー、及びアニメ視聴者の内、実に七割(一説では九割)もが彼女の虜となっているらしい。……このナナコンどもめ!(ざふきえる)

ドウマン〔どうまん〕 悪魔
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平安時代の陰陽師である芦屋道満が悪魔となって復活した姿であろう。STEVENの作ったターミナルシステムと悪魔召喚プログラムを利用して同胞である悪魔達を呼び出そうと躍起になっている。というわけで真1に登場。吉祥事編の最後を飾るボスキャラである。(ARL)

毒ガスブレス〔どくがすぶれす〕 特殊攻撃
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相手に毒ガスを吹き付ける。追加でPOISONにもしてしまう。毒ガスといえば95年の地下鉄サリンである。あの事件からも解るように、毒ガスというものは結構シャレにならない代物なのだ。ゲームの世界じゃ中毒症状もアイテム使用で一瞬完治なので、非常に便利である。(ARL)

Dr.Nシューズ〔どくたーえぬしゅーず〕 道具
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NINEに登場するプラグインソフト。装備するとスキルが「跳躍」に変化する。ドクター中松が発明した、靴底にスプリングが付いた靴。正式名称「ピョンピョンシューズ」。(ICBT)

ドクタースリル〔どくたーすりる〕 人名・キャラクター
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デビルサマナーシリーズで登場した、造魔研究では第一人者といっていい天才博士。おかっぱヘアーに眼鏡、デカい鼻がチャームポイント。旧ソ連で試験管ベビーとして誕生した超天才児で軍事研究者だったが、ソ連崩壊時に国外に脱出し、曲折の末日本の関西圏にたどり着いた。そこでコテコテの関西弁&関西人な立ち振る舞いに染まったと思われる。平崎市で造魔の存在をいち早く発見し、何体もの造魔を作り上げた。だが遭遇したあるデビルサマナーにことごとく破壊され、サマナーに苦手意識を持つようになった。天海市ではあちこちの施設に潜伏しながら研究を進め、悪魔合体の技術も身に付けてきているようだ。サマナーへの復讐の為にチンパンジーを改造し、お猿サマナーのロメロとして主人公達にぶつけてきた。ロメロが敗れるとロメロとコントをかましながら退場していくのであった。…またいずれ出てくるんだろうな。キャラデザインはどう見てもダウンタウンのごっつええかんじに登場したエセ外国人キャラクター、「MR.BATER」である。ベタなノリツッコミが面白くて自分は大好きなコーナーだった次第。(willseek)

ドクターバクタ〔どくたーばくた〕 人名・キャラクター
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種族:狂人
「DDS2」にて、東京一帯に張り巡らされた地下道の一角にある謎の研究所で「わやひめ」なる謎の兵器の開発に精を出す全てが謎に包まれたマッドサイエンティスト。きっと彼の機械化された頭部にはアインシュタインの右脳とエジソンの左脳とヒトラーの脳下垂体が移植されてるのに違いない。アナミランをペトラノンに変えてくれるが、別にそれ以外にこれといった意味は無いキャラクターである。…腕を治してくれるのはここじゃなくて銀座のサイバネ研なので注意。(aba)正しくはドクターバクダ。ファミコン版がナムコから発売されていた事から登場したパロディキャラクター。「超絶倫人ベラボーマン」において大勢の改造人間を繰り出し、世界征服を目指すべくご町内を騒がせた。これに対抗するのがアルファー遊星人に銀のパワー(アーケードの百円玉の事)を授けられたサラリーマン・中村等が変身したベラボーマンである。ちなみに旧約2においてはスティーブンの名前に差し替えられた。(willseek)

毒の光〔どくのひかり〕 特殊攻撃
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[VENOM-FLASH]
デビサマより、敵全体に万能ダメージ+POISONの追加効果を与える魔法系特技。チェルノブイリとの連想からか、メガテンでは何かと放射能と結び付けられるチェルノボグもきちんと所持している。漫画版「風の谷のナウシカ」より、巨神兵や墓所の主は全身から「毒の光」を放つとされる。その描写は放射能を思わせるものだ。こちらは「poisonous light」と英訳される。(ICBT)

毒針〔どくばり〕 特殊攻撃
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毒の塗ってある針を飛ばす。シリーズで「麻痺針」がある。某ゲームでは敵を一撃で倒してくれる武器であったりもした。すぐに逃げ出す銀色のアイツによく使ったものだ。(ARL)

毒針弾〔どくばりだん〕 弾丸
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弾の代わりに毒針を飛ばす構成になっている弾。威力よりも相手を毒に侵すということを考えて作られている。ゲームではショットシェルより弱い上、相手を毒に侵すメリットなんてほとんど無いので、誰にも見向きされない可哀想な弾である。(ARL)

毒矢〔どくや〕 道具
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毒の塗られた矢。使用すると相手にダメージを与えると共に、追加でPOISONにしてくれる。多分ダーツのような感じのアイテムなのであろう。真1では90魔貨で購入する事が出来る。(ARL)ギリシャ神話ではヘラクレスが使用し、歴史では、日本では元寇で有名な元軍や、アイヌ民族が使用したことで名高い(アイヌ民族の物はトリカブトの毒であり、元の場合の詳細は不明)。豊臣秀吉による天下統一において、戦国時代最期の戦いとなった九戸の乱という戦がある。そこで、反乱の首謀者である名将九戸政実の部隊の中に、アイヌ民族の者が2人いたとされ、九戸軍は毒矢を使用していたという話がある。それに対して、豊臣方であり、北海道松前の大名である蠣崎氏にも毒矢を用いたという話がある。どちらの話も実話ならば、戦国最期の戦は空前の毒矢合戦だった可能性がある。(テラダイン)

毒薬瓶〔どくやくびん〕 道具
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毒の入った瓶。使用すると相手にダメージを与えると共に、追加でPOISONにしてくれる。毒性の強い薬品の入った瓶なのであろう。現実では非常に投げつけられたくない瓶なのであるが、真1においては非常に地味なアイテムとなっている。(ARL)

髑髏の稽古着〔どくろのけいこぎ〕
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真2で初登場した身体防具。防御力自体はさほどでもないが、物理攻撃ダメージを大幅に軽減する。if...に至っては物理ダメージを完全反射する。ドルフィンヘルム・復讐の籠手と併せて主人公に装備させれば強力な防御効果が期待できる。(willseek)近藤勇所用と伝えられる、背に髑髏の刺繍の入った稽古着が元ネタであろうか。この稽古着は現在も新撰組ゆかりの資料館に収蔵されている。(ky)

ドッペルゲンガー〔どっぺるげんがー〕 悪魔
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ドイツ語で「(自分と)瓜二つの姿で歩き回る」といった意味合いの生霊のような存在。その姿を自分や他人が目撃する事は極めて不吉であり、自ら自分のドッペルゲンガーを目撃した場合、「その者の寿命が尽きる寸前の証」という民間伝承が今も根強い。ファンタジー小説やゲームでは自分や他人の姿になりすまして近付くモンスターというイメージでよく描かれる。真2が初登場の外道。心の「影」を反映するのか、人型の影にプラズマが走っているかのようなデザインだ。こちらの能力をコピーまではされないが、うっかり殴ると反射され、自分の高い攻撃力でゲームオーバーというはめになる。葛葉ライドウ対アバドン王ではカゲボウシという名で登場し、新月時にライドウを襲い来る魔人の一人になっている。ライドウの剣技や銃撃、そしてメギドラオンまで使ってくるが、幸いにも仲魔を召喚する所までは真似してこない。(willseek)デビルサマナー、ストレンジジャーニーでは、グラフィック向上のためか、シルエットが主人公のイラストそっくりになっている。が、逆に主人公に似せる必要が出てきたためか、ライドウ2作目以外の3Dものや真4には出てこない。ところで、デビルサマナーに出現するドッペルゲンガーって、体であるキョウジのものか、心である主人公のものか、どっちだろう?(HAZE)

ドドンゴー〔どどんごー〕 悪魔
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悪魔の乗り物とされる麒麟に似た獣…と説明されているが、実は元ネタは初代ウルトラマンに登場した怪獣である。7千年前のミイラと共に眠っていたが眠りから呼び覚まされ、殺された主人の仇を討とうとするかのように暴れ続けた。ファミコン版1で中位の魔獣、2では序盤レベルの妖獣として登場した。火炎や吼え声が特技になる。ドドンゴーの名前自体はかのゼルダの伝説などでも使われている。国民的特撮ヒーロー番組の影響力は恐るべきものがあるようだ。(willseek)「ドドンゴー」は佐藤有文の著作「妖怪大全科」で創作された、「死神としてのベヒモスが乗騎として用いる妖怪」。ウルトラ怪獣の方は「ドドンゴ」であり登場はこちらが先だが、名称が引用された可能性はあるもののそれ以外の点で両者は無関係と思われる。名称や解説からもメガテンの参照元が前者なのは明らかで、後者ウルトラ怪獣のパロディ(麒麟に似た姿)としての要素が現れたのは特撮好きとして知られる金子氏がデザイン担当となったDDS2からだ。(ICBT)

ドミニオン〔どみにおん〕 悪魔
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天使階級において中級第一位の天使達。名は「支配・統治」を意味し、神の権力と栄光を象徴し、その力を物質界に配する者達である。下位の天使達の務めを統括する天界の行政官といったイメージで考えてもいいだろう。真1から登場する天使の中では中級で高い攻撃力を持つユニットという印象である。破魔や補助系の魔法にも優れる。天の法を地上に顕現する者達、といった感じで天秤を持たされたデザインが登場している。デビルサマナーでは僕たるエンジェル達を繋いでいるかのように、鎖をたくさん提げた姿をしていた。(willseek)地上に物質を伴って出現できる最上位の天使であり、そのため地上における他の天使の支配権を有している。上位の天使ほど純粋な光または炎に近付き、その肉体には物質を含まなくなる。ドミニオンより上位の天使は完全に物質を含まなくなるため物質を構成原理とする地上には出現しない。ドミニオンが地上における最上位天使となれるのは、ある意味でその身に不純が含まれるからというのは皮肉な面もあるだろう。よって、天界における権限と人間界への影響力は反比例すると考えられる。上司は考えて命令するだけ、下っ端はこき使われるだけ、・・・なのか?(クラン犬)

ドミネーター〔どみねーたー〕
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Dominator。和訳は支配者。真2に登場。男専用。攻撃力70、命中率18、攻撃回数1。ホーリータウン、ファクトリー、旧赤坂で入手可。6000魔価。PS版真2はシリーズ中最悪の(個人的にはゲーム史に残る)バグゲームであった。歩いているだけで止まる、戦闘していると止まる、会話していると止まる、等。その中の一つ、『ホークは “ドミネーター”を手に入れたドミネーター』と表示されて止まるバグがあった。某有名匿名掲示板では、当時、怒りと悲しみと嘆きが混濁していたが、そこで語尾に「ドミネーター」をつける者が出現、荒んでいた住人は笑いに逃げ、定着したんだドミネーター。以後PS版真2(修正前)をドミ版と呼称。その呼び名は拡散し、某有名匿名掲示板以外でも聞かれるようになった。()元来はガンオプションメーカー、パックマイヤー社が販売している、コルトガバメントのフレームと組み合わせる事で14インチバレルのボルトアクションハンドガンにする、コンバージョンキットの事である。長すぎるバレルは戦闘に実用的なものではなく、あくまでシルエットシューティング等の競技用に用いられる。日本ではマルゼンというエアガンメーカーの製品に「 APS−1ドミネーター」という品があった。5メートル先の1円玉を確実にヒットできる高い命中精度を誇る。ただし装弾数は一発のみであり、やはり本来は競技用に用いる銃である。(willseek)

ドモヴォーイ〔どもう゛ぉーい〕 悪魔
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ロシアの小柄で毛深い老人の姿をした家屋の精。暖炉の下や地下室、玄関等の目に付かない場所に家族で住まう温和な気質の精霊で、日本の座敷わらしに近い。新しい家にドモヴォーイを招く時には暖炉の下にパンを一切れ置くとよいとされる。ドモヴォーイはその呟きが聞こえる事があり(家鳴りか?)優しい呟き声が聞こえて来る時は平穏に暮らせる兆候であるが、すすり泣きや大きな唸り声で聞こえる時は家族に不幸が起こる兆しとされる。普段ドモヴォーイの姿を見る事は出来ないが、もし見てしまうとそれは非常に不吉な事とされる。その時には住まう一家は新しい家に移る方が安全だというのだ。デビルサマナー前半登場の妖精。毛むくじゃらなダルマ男な感じ?物理攻撃に耐性がありやや打たれ強い。交渉で無駄な戦いを避けた方が面倒でないかも知れない。(willseek)

ドラウプニル〔どらうぷにる〕 籠手
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真1・2登場の男性用腕防具。原典からすると腕輪型と思われる。防御力は中堅クラスだが回避力が高め。若干ステータスボーナスも付く。北欧神話のアース神族主神オーディンが持つとされる黄金の腕輪。名は「滴るもの」を表し、九夜ごとに同じ重さの腕輪が八個滴り現れるという。(willseek)

ドラゴンATM〔どらごんえーてぃーえむ〕 道具
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[Dragon-ATM]
米軍の歩兵用対戦車ミサイル。真1においてはマハザンマと同じ効果。雰囲気的にはスティンガーのほうが強そうなのになぁ。(ARL)DDS2(FC/SFC)では男性用のガン。消耗品にあらず。銃より剣が多用され始める端境期に登場のため、強いが有難味も半減。(spiegel)

ドラゴンクエイク〔どらごんくえいく〕 特殊攻撃
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〔Dragon Quake〕
「デジタルデビルサーガ」シリーズに登場する阿修羅ラーフ(体)が使用するスキル。両手から杭状の穂先を引き出して大地に打ち込むと同時に巨大な地割れを発生させ、敵全体に地変属性の中ダメージを与える。DDSAT2では威力が格段に上昇しており、確実な防御手段を講じないと危険である。神話においてラーフの切り離された胴体はケートゥという存在になって天に昇り、彗星や流星を表す悪魔に生まれ変わったといわれる。またケートゥをラーフ自身の三十二人の息子とするものもあり、彼らの出現は天変地異、外敵の侵入、王の死などの凶兆だといわれる。特にDDSATの「ドラゴンクエイク」を表現するものは天変地異の前兆としてのラーフ(ケートゥ)の扱いだと思われるが、地震とラーフが最も結びついていると思われる記述が乳海攪拌の中に見受けられる。ラーフは神の姿を装ってアムリタを飲もうとして日月に看破されてヴィシュヌに首を切り落とされたが、首を失った胴が地面に倒れこんだ際にその振動で世界中が地震でも起きたように鳴動したという。また地球の地軸は太陽と月の引力によって安定しており、特に月が消滅した場合地球は根底から崩壊するという説が存在する。日月を飲み込むラーフが、大地に作用を持つという概念があっても不思議ではないといえよう。(HUM)

ドラゴンバスター〔どらごんばすたー〕
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魔神1より、ステージ52の宝箱より入手可能な、龍族への特効を持つ剣。「デーモンスレイヤー」も参照。名称自体はナムコ製同名ゲームからの引用だが、英語としては違和感のある表現なので、英語圏で竜殺しを指してこの名が使われる事は無い。しかし和製ゲームにて文字数制限から「ドラゴンスレイヤー」の名が収まらない場合に別の語で代用する例がしばしば見られ、この名はアイテム名が8文字までの場合に用いられる事がある。別の例として、初期では7文字までであったドラクエシリーズでは「ドラゴンキラー」の名となり、これは後付設定で独自の形状を持つに至った。DDS2以降に登場する用語「デビルバスター」も先述ナムコ製ゲームから採られたとする説もある様だが、こちらの由来は映画にもなった実在の職業「ゴーストバスター」の影響であろう。〜busterは破壊者や退治屋といった意味だが、対象のみの専門でそれ以外には危害を加えないニュアンスが強く、〜slayerは対象を殺した、もしくはそれすらも殺し得るといった意味となり、対象以外をもその範囲とするニュアンスも持つ。(ICBT)

ドラゴンヘッド〔どらごんへっど〕 特殊攻撃
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〔Dragon Thrash〕
「デジタルデビルサーガ」シリーズに登場する阿修羅ラーフ(頭)が使用するスキル。敵単体の頭上に躍りかかり四肢と尾で相手を抱きこんで光の球体に閉じ込め、そのキャラクターの一切の行動を不能にする。以後ラーフ(頭)は捕獲したキャラクターのHPが0になるまで、自分にターンが回るか、サーフ達が行動を起こした時に「吸収」を使用し続ける。“ドラゴンヘッド”とは西洋における「月の昇交点」を指す言葉である。そしてインドの天文学ナヴァ・グラハにおいて月の昇交点を意味する言葉がラーフであることから、このスキル名が導入されたのだろう。なお、ドラゴンヘッドという言葉は元々西洋には存在せずインド天文学のラーフが伝わったという説が存在するが、中東でも月の交点を龍と結び付けていたという話がある。ラーフの名には「捕える人」という意味があり、またその別名の一つに「マハーグラハ(偉大な捕獲者)」というものが存在する。敵を捕獲するこのスキルがラーフ自身の別名を冠するのは至って当然な仕様と言えよう。北米版の表記“Dragon Thrash”だが、ラーフの項目にも書かれているように西洋占星術においてドラゴンヘッドが吉兆を意味するからであろう。“Thrash”には「打ち負かす、殴る、圧倒する」などの意味の他に、「苦しみでのたうちまわる、もがく」という作中でラーフに捕獲された後の状況を表すような意味を備えている。(HUM)

ドラゴンメイル〔どらごんめいる〕
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ドラゴンを象った鎧。真1では男性用防具として品川に売られていた。シリーズでヘルメット、グラブ、ブーツがある。余裕があれば一式揃えたいところである。(ARL)

ドラッグ・ギア〔どらっぐぎあ〕 地名・場所
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ソウルハッカーズ、芝浜コアにあるショップのひとつで、各種回復アイテムを取り扱う薬局。もちろん一般人向けの市販薬も取り扱っている。青いクマの『ギアちゃん』がマスコット。店主は、前作に登場した歯車堂本舗の女主人の息子。独立したのはつい最近のことらしく、母親からはまだ半人前扱いされているが、彼は彼なりに時代に合った新しい薬屋を目指して日々精進を重ねているようである。同業者であるペルソナのサトミタダシにはかなりの対抗心を燃やしていて、彼と話をするとその一端が伺える。(CF)

ドリアード〔どりあーど〕 悪魔
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元は北欧系の妖精。男女共に長寿で魔術や弓が得意。身のこなしも素早く、性格は陽気ながら保守的。様々な造話でいろいろなキャラクターを描かれている。真1では美しい乙女。性能はヒロインに近く、雷系と補助系の魔法を得意とする。(ARL)魔術や弓矢等、生活感が強調されるのはどちらかというとエルフの特徴である。ギリシャ神話に登場するドリアード(ドライアド)の特徴としては樹に寄り憑いて、ないし樹の中に生きる半霊的存在としての性格が強い。気に入った人間は魅了され、樹の中に引き込まれてしまうとされる事もある。ファミコン版女神転生においてはハズレ合体結果悪魔として頻繁に合体結果画面に登場した。トレント系の樹人の姿で描かれ、能力的にはあまりパッとしないものであった…。(willseek)

ドルガー〔どるがー〕 悪魔
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ドゥルガーとも(読み方の問題)。その名は「近付き難い者」を表しシヴァ神妃パールヴァティの怒りの姿だとされる。パールヴァティーが温厚で神々の恵みを象徴するのに対してカーリーと並んで恐怖と死の側面を内包する。美しい女戦士の姿をしており、体色は黄色で十本以上の腕を持ち、その腕一本一本に神々から託された聖なる武器を携えて聖虎ドゥンに跨り、アスラの軍団を殺戮して回る。元々「ドゥルガー」の名は彼女が倒した強大なアスラの名を受け継ぎ名乗ったものであるという。ドゥルガーがアスラを退治するモチーフは好んで美術作品のモチーフに用いられ、ドゥルガーはその力強さもあってシャクティズムに象徴される女神信仰体系の中核を担う女神の一柱に発展していく。なおドゥルガーのルーツはデカン高原のヴィンディヤ山周辺で信仰されていた土着の女神に由来するという。真2で初登場した地母神。高い物理攻撃力と呪殺系魔法を持つ。カーリーには及ばないが強力な前列戦闘要員として使える。ペルソナシリーズではゆきのさん専用ペルソナとして登場した。(willseek)

ドルドナの弓〔どるどなのゆみ〕
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魔神2に登場。ケルトの太陽神ルーは虹を弓または投石紐として用い、彼の武器の一つである魔弾タスラムを放つ。バロールの眼を貫いた時もこの虹よりタスラムを放ったとされる。この伝承から、古代アイルランドでは虹の事を「ルー(=ドルドナ)の弓」と呼んだ。(ICBT)

ドルフィンヘルム〔どるふぃんへるむ〕
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真2で初登場した頭防具。防御力はそれほどでもないが、神経・魔力・緊縛系攻撃に対して強力な防御効果を持っているのだ。髑髏の稽古着・復讐の籠手と併せて主人公に装備させれば大部分の攻撃を強固に防ぐ。なんかif...では呪殺も反射できるバージョンがあったらしい。(willseek)「真・女神転生20XX」では呪殺もステータス異常も全部反射というとんでもないシロモノだった。しかも比較的早い段階の店で安値で売っている。復讐の籠手まで一緒に売ってあるので、買っておけばかなり楽になる。(daidai)

ドルミナー〔どるみなー〕 魔法
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[DOLUMINER]
敵を眠らせる魔法。喰らった相手はSLEEP状態となる。脳味噌の無いような相手にも効くところを見ると、どうも催眠術のような効果がある魔法のようである。(ARL)

ドワーフ〔どわーふ〕 悪魔
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北欧神話の小人の妖精、ドヴェルガーの英語版。北欧神話では原初の巨人ユミルの死体に沸いた蛆虫が神々により優れた知恵や魔力を授けられて変化した種族とされる。神槍グングニルなどの神宝の大部分は彼らの作品である。貪欲な性格で、貴金属に執着しやすい者が多いようだ。トールキンの「指輪物語」以降、長いあご髭をたくわえ、地下鉱山に住まいエルフといがみ合う、現在よく知られるイメージが出来上がっていった。ファンタジーものでは超有名種族。魔法を使う描写は少なくても、本来彼らはそれ以上に凄いマジックアイテムの製作者達なのだ。ファミコン版1から登場している地霊で、作品によっては北欧版のドヴェルガーとしても登場する。やや打たれ強いが、まぁ鬼神系の合体素材で…。(willseek)

呑口〔どんこう〕 悪魔
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中国の河原に住む妖怪。人間を含めなんでも飲み込んでしまう。その姿は一つ目の一本足として描かれる。真1で登場。仲魔になってくれそうなナリをしながら実は邪鬼。サクっと倒してしまおう。(ARL)

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