戻る
ビジョナリーの内容

今回のGBA版真1の肝であるビジュアリーモードですが、
個人的には…な感じでした。
やはり真1当時の主力スタッフが関与していないからでしょうか、
「真女神転生」と「オカルト」に足を踏み入れたばかりの人間が考えそうなエピソードばかりです。
例えるなら、あまり聞かない出版社から出ている三流アンソロジー漫画本と言うとわかりやすいでしょうか。

というわけで、このモードは本編とは異なる同人誌的なノリで楽しんだほうが良いと思われます。


LINK_START :
		LDA #LINK_BANK
		STA BC_GATE

		LDA #PASSWORD
		LDX #4845H
		LDY #524FH

		BJSR DDS_NETWORK

User ID = DDSXXXXX
Password = XXXXXX

================================================

	# LAST LOGIN	: XX/XX/XX XX:XX
	# NOW LOGIN	: XX/XX/XX XX:XX
	# CONECT LINE	: 666
	# CONECT METHOD : MODEM

================================================

WELCOME TO DDS-NET!


>GO A-MODE DDS

1. \EXCHANGE
2. \DICTIONARY
3. \VISONARY
4. \MUSIC
5. \QUIT

>GO VISONARY

1. \欠けたカップ
2. \銀の聖杯
3. \ひび割れた眼鏡
4. \人頭の旗
5. \ガイア本尊の欠片
6. \児童書
7. \血塗れのエプロン
8. \曇ったシェイカー
9. \白い少女のカメオ
10. \極秘手配書
11. \ヒスイの指輪
12. \バタフライナイフ
13. \自衛隊部隊章
14. \30W拡声器
15. \噛み跡のあるボール
16. \パスカルの首輪
17. \蛇の腕輪
18. \黒き月の雫
19. \百合の花束
20. \合衆国国旗
21. \護鬼の爪
22. \金剛蔵王菩薩像
23. \漆黒の教典
24. \道徳経
25. \黒皮のアイマスク
26. \赤髪の人形
27. \燭台
28. \赤いカチューシャ
29. \閻魔帳
30. \メシア放送台本
31. \九曜紋の根付
32. \こけ地蔵
33. \晴明桔梗呪符
>欠けたカップ
================================================
(ロウヒーロー):
どうしたんだい?/急にニコニコして

(ロウヒーローの彼女):
私たちつきあい始めてそろそろ/半年になるわね
(ロウヒーロー)に会うのって/いつも楽しくて

(ロウヒーロー):
真面目なだけの僕と・・・

(ロウヒーローの彼女):
・・・本当に判ってないのねぇ/あなた 女子の間で/結構人気者なのよ

(ロウヒーロー):
え?

(ロウヒーローの彼女):
うふふ・・・/そこに気が付いてないってのも/いいところなのよねぇ・・・
私 いつまでも/(ロウヒーロー)と一緒に/いたいわ

(ロウヒーロー):
ああ 僕もそうだよ/ただ・・・

(ロウヒーローの彼女):
ただ って どうかしたの?

(ロウヒーロー):
僕は最近 変な夢を見るんだ/最初はただの夢だと思って/いたんだけど・・・
似たような夢を何度も見ている/うちに 何か僕にはやるべき事が/あるような気が・・・

(ロウヒーローの彼女):
・・・・・・

(ロウヒーロー):
どこかで妙なことが起こっている/というか・・・世界がこう・・・/壊れているというか・・・

(ロウヒーローの彼女):
・・・怖いこと言わないで

(ロウヒーロー):
あ・・・ああ ごめんごめん/心配かけちゃったかな・・・
================================================

>銀の聖杯
================================================
(ロウヒーロー):
・・・ここはどこだろう・・・
僕は・・・/そうか 黒男爵の攻撃で・・・/もう痛みも感じない・・・/僕は死んだのか・・・
弱い人々を導こうと・・・(主人公)君達と/共に戦った日々は・・・/無駄になってしまうのか・・・

声:
そうではない

(ロウヒーロー)
!? ・・・誰ですか?

声:
私は大天使ガブリエル/君のこれまでの努力は/神と共に見守っていた
もう一度 チャンスが/欲しくないかね?/神の使いとして 人々を導く/リーダーとなるのだ

(ロウヒーロー):
僕が・・・

ガブリエル:
そう 君が千年王国への扉を/開く者となるのだ
神は次なる計画を用意してある/君には復活して 神の大いなる/計画の一翼を担ってほしいのだ

(ロウヒーロー):
わかりました!/ぜ ぜひ僕に その役目を!
================================================

>ひび割れた眼鏡
================================================
(カオスヒーロー):
ちくしょう・・・/ちくしょう・・・/なんでオレだけが・・・
あいつが勝手なことをいうから/言い返しただけじゃねぇか
みんなで殴りやがって・・・/仲間がいないとなにもできない/くせに・・・
オレは違うぞ・・・/一人で何でもやってやる・・・
ケンカでも 誰にも負けない/ぐらいになるんだ・・・
でも空手やボクシングじゃ駄目だ/今に何か起こる・・・/オレには判るぞ・・・
力がいるんだ/生き延びるためにも/負けないためにも
ヒトに頼るヤツは生き残れない/時代が来る・・・
力が欲しい・・・/ちきしょう・・・/オレは負けないぞ・・・
力がいる・・・/誰にも負けないぐらいに・・・/もっと強くなりたい・・・/もっと強く・・・
================================================

>人頭の旗
================================================
ヤマ:
その方が(カオスヒーロー)か/我が軍のものと もめごとを/起こしたようじゃな

(カオスヒーロー):
・・・・・・・・・

ヤマ:
暴行傷害の他 悪魔4体への/殺害容疑も掛かっておる・・・
我がカオスに与せぬ罪人という/ことになるな

(カオスヒーロー):
ふざけるな/俺は道を歩いていただけだ/そっちが攻めてきたんじゃねえか

ヤマ:
その方 人間の身でありながら/・・・・・・/うぬ! ぬぬぬ!
その方 人間ではないな?/その方の体から溢れている気は/悪魔のものじゃ
しかし 心はヒトのもの・・・/どうしたものか・・・
ヒトの身でありながら/契約も結ばずに悪魔を/取り込んだというのか?
万死に値する罪であるぞ!

(カオスヒーロー):
ふん こんな時代だからな/生き抜くために俺は悪魔と/合体したんだ
俺は力が欲しい/どんなことがあっても・・・/何事にも 誰にも負けない力が/欲しい

ヤマ:
うむむむむ・・・/数々の悪行 本来ならば重罪に/処するところであるが・・・
お主の言うとおり 降りかかった/火の粉を払ったまでというのも/事実のようじゃ
そして その飽くなき力への欲望/天晴れである/まさに我が軍にふさわしい
(カオスヒーロー)と言ったな/その方 我が軍の・・・/カオス軍の力と成らぬか?

(カオスヒーロー):
・・・俺は誰かの手下になるのは/ゴメンだぜ

ヤマ:
うむ・・・/無論 我らから幾つかの指令が/出ることはあろう
しかし その手段はすべて/その方が自由に決めるがよい
そして 普段お主は自由に/行動してよい
しかも お主が手数を欲っする時/は いつでも我が軍のモノを/好きに使ってよいぞ
どうじゃ 悪い話では無かろう?

(カオスヒーロー):
好きに使える力か・・・/もっと強くなれるかも/知れんな・・・
================================================

>ガイア本尊の欠片
================================================
ガイア教教祖:
おお お待ちしておりましたぞ/(カオスヒーロー)殿

(カオスヒーロー):
話ってなんだ?

ガイア教教祖:
かねてよりの/(カオスヒーロー)殿のお働きには/我ら一同感激しております
そこで 我らも/(カオスヒーロー)殿の一助に/なろうかと・・・

(カオスヒーロー):
ん?

ガイア教教祖:
貴方のパートナーを見つけて/参りました

(カオスヒーロー):
パートナー?/別に欲しいとは思ってないが/・・・

ガイア教教祖:
名前は りえと申します/こう見えて 様々な魔法を/身につけております

りえ:
・・・・・・

(カオスヒーロー):
え? あ この子?/あ ああ そうか・・・

ガイア教教祖:
りえ おまえも/(カオスヒーロー)殿に/挨拶しなさい

りえ:
・・・よろしく・・・

(カオスヒーロー):
あ・・・ん・・・/お おう・・・よろしく頼むわ

ガイア教教祖:
これで(カオスヒーロー)殿には/一層ご活躍いただける/ことでしょう・・・
================================================

>児童書
================================================
・・・・・・

女の子:
あれ?/(ロウヒーロー)くん/また本読んでるの?

(ロウヒーロー):
うん/この本面白いよ

女の子:
かみさまのご本なの?

(ロウヒーロー):
うん/救世主というひとのお話さ
昔の話なんだけどね/沢山の人が戦争したりしてて/弱い人たちが困ってたんだ
そこで救世主があらわれて/助けてくれるんだよ

女の子:
それが かみさまなの?

(ロウヒーロー):
うーん/神様は別にいるんだ
救世主は神様の為に/頑張ってる人なんだ

女の子:
ふーん/あたし よく判んないや/じゃあね

(ロウヒーロー):
みんな判らないって言うなぁ/まぁいいや/僕は面白いんだから
今でも弱い人は沢山いるんだから/お祈りするだけで助かるって/良いことだよなぁ
僕もそんな人になりたいなぁ
================================================

>血塗れのエプロン
================================================
>呼び鈴の音がした
母親:
はーい

声:
すいません/ちょっとお聞きしたいことが

母親:
はい?

声:
このあたりで最近/行方不明になる人が/増えていまして
ちょっと 調べてるんですが

母親:
・・・・・・/どちら様ですか?

声:
ああ これは失礼/警察の者ですが

母親:
・・・・・・

声:
ちょっとドアを開けて/貰えますか?

母親:
・・・うちは大丈夫です/お帰り下さい

声:
あの・・・/警察ですよ開けて下さい

母親:
うちは母子で静かに/暮らしているんです/お引き取り下さい

声:
・・・(主人公)くん/というのは 息子さんですか?

>あわててドアを開ける母親
>ガチャ!

母親:
(主人公)が/どうかしたんですか?/おまわりさん!

警官:
ああ ようやくですか/最近のヒトは用心深くてなかなか/昔のようにはいきませんな

母親:


警官:
ちょいと考えてることを/覗いただけで・・・

母親:
きゃーーーっ!

アマノサクガミ:
今 悩み事も考えずに済む所へ/送ってやるぜ
へーっへっへ・・・

母親:
ああっ・・・/(主人公)・・・
================================================

>曇ったシェーカー
================================================
バーテン:
お嬢さん あんた・・・

(ヒロイン):
隠さないでください/私には判るんです/ここが・・・

バーテン:
おっと・・・声が大きいよ/そりゃあんたの力は知ってるさ/魔法も予知能力も本物だ
でもなぁ・・・/そりゃ 俺達が行動を始めてから/日も浅い
ちゃんとリーダーと呼べるような/ヤツもいないさ/ゴトウやアメリカ兵に恨みを持つ/人間の集まりだ

(ヒロイン):
ええ ですから 私のこの力が/少しでも役に立てば・・・

バーテン:
違う違う・・・レジスタンスに/入るってことは ヘタをすると/命が危ないってことだぜ
俺達はあんたの力が欲しい/でも 若い娘の命と引き替えじゃ/ウンとは言えないよ・・・

(ヒロイン):
私の力を信じて下さい/もうすぐ恐ろしいことが起きます
それまでに・・・/それまでに私には やらなければ/いけないことがあるんです/お願いします・・・

バーテン:
あんたなら皆をまとめ上げる/リーダーに成れるかもしれん/だがなぁ・・・
================================================

>白い少女のカメオ
================================================
声:
目覚めよ

(ヒロイン):
・・・・・・

声:
目覚めよ

(ヒロイン):
・・・う ううん・・・

声:
おまえの使命は終わったのか?

(ヒロイン):
私は・・・/(主人公)を送り出すのが/精一杯で・・・

声:
(主人公)は時の狭間で/復活を待っておる/あれから三十年経った

(ヒロイン):
よかった・・・/彼は助かったのですね・・・/私の役目はここまで・・・

(ヒロイン:転生後):
違うわ!

(ヒロイン):
あなたは?

(ヒロイン:転生後):
私よ/私はあなた/あなたは私

(ヒロイン):
私は死んでしまったの・・・

(ヒロイン:転生後):
いいえ/とうとう見つけたわ
わかるでしょ/私はあなたの生まれ変わり/でも あなたの知識と知恵と/経験が足りないの
私は(主人公)を手助けする/力が欲しい
今の私に必要な 昔の私を!/お願い!/彼女の心を私のもとへ!

声:
そなたたちが重なり合うのも/運命であろう
二心を一心とするには危険が/ともなう/私が手助けをしてやろう
やがて(主人公)も/そなた達の元へやってくる
そなた達・・・/いや そなたを助けにな・・・
================================================

>極秘手配書
================================================
>前方で自衛隊が検問をしている

(ロウヒーローの彼女):
なに?

>一人一人 名前をチェック/しているらしい/やがて(ロウヒーローの彼女)の番に/なった

自衛隊員:
名前は?

(ロウヒーローの彼女):
(ロウヒーローの彼女)よ

自衛隊員
ん? (ロウヒーローの彼女)と/いうのか
よし ちょっとこっちへ/来て貰おう

(ロウヒーローの彼女):
え? ま まってよ/私がいったい何を・・・

自衛隊員:
今は非常事態だ/調べたいことがある/なんなら逮捕してもいいんだぞ!

(ロウヒーローの彼女):
い いやよ ちょっと・・・/(ロウヒーロー)がシンジュクで/待ってるのに・・・

自衛隊員:
どのみちシンジュク方面は/封鎖されている
こら! おとなしくしろ!/うん? ・・・この娘は/ゴトウ司令官が仰っていた/要注意人物に年齢が近いな
イチガヤの駐屯地ではなく/ロッポンギの研究所の方が/いいかもしれん
・・・よし/ロッポンギまで護送だ/気を付けろよ 本物なら/妙な術でも使うかもしれん

(ロウヒーローの彼女):
(ロウヒーロー)が言っていた/何かって・・・/まさかこれ?
いや た 助けてーー!
================================================

:ヒスイの指輪
================================================
赤伯爵:
これでよし・・・/かわいいアリスの為だ/この街をにぎやかにせねばな
蘇った者共よ/しばらくするとおまえ達の姿は/以前と変わりなく/見えるようになる
このロッポンギで楽しく/暮らすがよい

(ロウヒーローの彼女):
あ あたし・・・/ピカっと光ってから・・・/どうなっちゃったの?

赤伯爵:
ぬ!/貴様ボディコニアンのくせに/記憶が残っておるのか?
何かが・・・/何かがおまえを守っている/ようだな/・・・どうしたものか・・・

(ロウヒーローの彼女):
きゃ! わ 私 この姿・・・/どうなっちゃったの?/気持ち悪い・・・
私 死んじゃったの?/体がボロボロなのに/骨まで見えてるのに/ちっとも痛くないし・・・

赤伯爵:
体はボディコニアンだが・・・/まったくわからん・・・/仕方がない 閉じこめておけ!

(ロウヒーローの彼女):
私 私・・・/どうなっちゃったの・・・
助けて・・・/(ロウヒーロー)・・・
================================================

>バタフライナイフ
================================================
>大破壊直後
オザワ:
い いて いててて・・・/何だったんだ今のは・・・
ゴトウのヤツ/何かミスりやがったな・・・
お? 何だこりゃ?/こいつが持ってるのは・・・/オレの悪魔召喚プログラムより/性能が良さそうだ・・・
・・・まぁどうせ死んだ/ヤツには必要ねぇな
この俺様が貰っといてやるぜ/へ へへへ・・・
これでもっと大勢の悪魔が/呼び出せるな・・・/へ へへ へへへ・・・

>大破壊後10年後
>とあるビルのオフィスで

ヤクザ:
なんだてめえは!/う うわーっ!

親分:
何事だ? 騒がしい・・・
こんちわ 親分/俺の名前はオザワだ

親分:
・・・ほう/おまえか オザワってのは
ずいぶんとオレのシマで/暴れてくれてるらしいな

オザワ:
ああ それも今日で終わりだ

親分:
なんだ? 出て行くのか?

オザワ:
くっくっく・・・
悪いな/今日からこのシマは/オレが仕切らせて貰う

親分:
なんだてめぇ!/ふざけるんじゃねぇ/おい やっちまえ

オザワ:
ふんっ/こっちも援軍を呼ぶとするか/さぁ仲間よ 出てこい!

親分:
あ 悪魔呼べるのかおまえ!/ぎ ぎゃーーーぁっ・・・

オザワ:
・・・くっくっく・・・/これでシンジュクの街は/俺のものだ・・・
もう俺様のシンジュクは/誰にも手出しさせねぇ/金も人も全部俺様のものだ/わっはっはっは・・・
================================================

>自衛隊部隊章
================================================
ドンドンドン!

幕僚長:
ん? 入りたまえ・・・
・・・・・・
どうしたんだ!
君達は何だ!/ゴトウ一佐! 答えたまえ!

ゴトウ:
幕僚長・・・/申し訳ありませんが/本日ただ今より・・・
ここ 市ヶ谷に駐屯する/全部隊の指揮権を/私に一任して頂きます

幕僚長:
な! なんだと!/これは反乱か?/ゴトウ一佐!

ゴトウ:
何とでもお呼び下さい/私達は もう待てないのです
多くの若者達が私の意見に/参道してくれました

幕僚長:
待てない?/悪魔がどうとかの話かね?/それには警察が動いておる
君は文民統制という言葉を/知らんのかね?
自衛隊は たとえ何事があっても/行政府からの命令がなければ/動くことはまかり成らんのだ

ゴトウ:
日本が滅びることが判っていても/ですか?

幕僚長:


ゴトウ:
私は・・・/こんな力を得ました

幕僚長:
う! うわっ!/あ 悪魔・・・

ゴトウ:
そうです/私は悪魔を呼び出す/力を得たのです
悪魔を使って得た情報は・・・
アメリカは悪魔の存在を恐れる/あまり ここ トウキョウに/I.C.B.M.を撃ち込もうと/しているのです

幕僚長:
ま まさか そんな・・・
70年安保により アメリカは/我が日本の同盟国であることは/明白だ!

ゴトウ:
まだそんなことを!/時代は変わったのです!

幕僚長:
しかし 文民統制が・・・

ゴトウ:
私は私の方法で 手段で 力で/この日本を守ってみせます!
おい! 幕僚長をお連れしろ

兵隊:
はっ!

ゴトウ:
・・・・・・/私はこの手でアメリカから・・・/ヤツラの手から皆を守ってみせる
唯一神の好き勝手には/断じてさせん・・・
================================================

>30W拡声器
================================================
ゴトウ:
諸君!/我々はついに指揮権を得ることができた!
当面 我々の真の目的を/知らぬ物達は我々を反乱軍と/呼ぶであろう!
しかし 我々は知っている!/これが これこそが正義の為の/戦いであることを!
私は先ほど 戒厳令を出した!
当座の目的は 諸君に何度も/述べたとおり アメリカが/行おうとしている大虐殺を/止めることである!
しかし 我々はさらに先を/目指している!
我々は西欧文明に蝕まれている
我ら大和の心を失い/自らの文化を失い/未来の日本に何が残せると/いうのだ?
きゃつら西洋文明に/鉄槌を食らわせ/日本と世界の人々が共存できる/真の文明を築こうではないか!
敵は我々人間をめしいて働かせる/事しか考えておらぬ西洋の/神々である!
しかし我らにも味方はいる!/悪魔と呼ばれる 自由意志を/持った いにしえの神々だ!
諸君!/悪魔を恐れてはいけない!
人々と共存し 個々の意志を/尊重する者は いにしえの神々/だけなのだ!
西洋の神々は 人間を奴隷/程度にしか考えておらん!
我々には崇高な使命がある!/人々の為の 真の理想郷を/築き上げる事こそ/我々の真の目標なのだ!
================================================

>歯跡のあるボール
================================================
>(主人公) 小学5年生
母:
(主人公)!/(主人公)!/早くいらっしゃい
・・・・・・
ナカジマさんのところから/貰ってきたのよ
・・・・・・
そう・・・/喜んでくれてお母さんも/うれしいわ
あなた 前にペットが欲しい/って言ってたでしょ?
名前?/パスカルっていうそうよ/変わった名前ね・・・
呼んでご覧なさい
・・・・・・

パスカル:
ワン!

母:
(沈みがちな(主人公)が/こんなに・・・      )
(パスカルを貰ってきて本当に/良かったわ        )

パスカル:
バウ! ワウ!
================================================

>パスカルの腕輪
================================================
>大破壊後
パスカル:
グルルル・・・クーン/ココモ(主人公)ノ/臭イハシナイ・・・
人の身デハ アノ大破壊ハ/乗リ越エラレナカッタカ・・・/クーン・・・

>数年後
エキドナ:
わらわのかわいいケルベロスや/もっとこっちへおいで

パスカル:
グルルルル・・・

エキドナ:
どうしたのじゃ?/わらわのもとに参るのが/いやだと申すのか?

パスカル:
・・・今ノオレニハ/別ノ主人ガイル

エキドナ:
なにを申す/そなたの母は わらわじゃ
・・・今 別の主人と申したな/その主人とやら そなたと共に/おらぬではないか

パスカル:
・・・/オレハ主人ヲ捜シテイル・・・

エキドナ:
見つかりもせぬ主人など/捜すのはやめい
わらわの元で働けば良いでは/ないか
わらわはカオスの王国成立に/尽力しておる
そこでは力あるもの全てが/自由なのじゃ/そなたも強力してたもれ
それとも・・・/母の命が聞けぬと申すのか?

パスカル:
勘弁シテクレ・・・

エキドナ:
うぬぬ・・・/そなた これを喰らっても/まだそんなことが言えるかな?
それっ!!

パスカル:
グ・・・グワッ・・・ガーッ!/ガガガガ・・・

エキドナ:
くっくっく わらわの毒で/そなたの主人とやらの記憶を/消してみようぞ

パスカル:
ガ・・・(主人公)・・・/クーン・・・

エキドナ:
もうすぐ もうすぐ要らぬ記憶は消え去る・・・
わらわの元で・・・/そうじゃ 門番でもして/暮らすが良い/くっくっく・・・・
================================================

>蛇の腕輪
================================================
ルイ・サイファー:
おまえに頼もうと思ってるのは/彼なんだが・・・/どうだね?

ゆりこ:
・・・まだ子供ね・・・

ルイ・サイファー:
ふむ・・・確かに・・・/役不足かね?
私としては 彼はかなり有望だと/思っているんだ

ゆりこ:
色仕掛けが通じるほど育ってれば/いいんだけど・・・

ルイ・サイファー
ふっ・・・

ゆりこ:
名前は?

ルイ・サイファー:
(主人公)

ゆりこ:
私のやり方で良いですか?

ルイ・サイファー:
ああ 自由にしたまえ
最終的に我が側につけることが出来るなら・・・/過程はどうであれ 構わないよ

ゆりこ:
ではまず夢の中で・・・

ルイ・サイファー:
私としては/おまえに期待してるんだが・・・
人間というやつは不思議でね/損得や欲望だけでは/決まらない部分が多い
その点ではメシア教徒の方が/扱いやすいな
彼らは一途だからね/かえって御しやすい

ゆりこ:
あの少年は?

ルイ・サイファー:
ふむ/まだ精神が成熟してない分・・・/どちらに転ぶのか・・・
私としては吉報を待ちたいんだが/そうなるとは限らないかな
とにかく楽しみにしてるよ

ゆりこ:
はい・・・
================================================

>黒き月の雫
================================================
ルイ・サイファー:
そろそろあきらめて貰おうか

ゆりこ:
・・・・・・

ルイサイファー:
おまえにも判ったろう/彼はおまえの力で/どうこうできる相手じゃない

ゆりこ:
もう少し時間を・・・

ルイ・サイファー
いつまでだね?
いつまで待てば/彼を我が側に引きずり込めるの/かね?

ゆりこ:
・・・・・・

ルイ・サイファー
おまえも気が付いて/いるんだろう?
彼の信念は 確固たるもの/ではないんだが・・・
奇妙な頑固さがある/・・・・・・
(カオスヒーロー)に付いて/貰おうか

ゆりこ:


ルイ・サイファー:
(カオスヒーロー)もまた/有望だ
力を信じるという意味では/(主人公)より上だしな

ゆりこ:
・・・・・・

ルイ・サイファー:
おまえが望むように全ての事が/運ぶわけではないぞ
(カオスヒーロー)の元へ行け

ゆりこ:
・・・はい・・・
================================================

>百合の花束
================================================
リリス:
私が何を望んでいたか判る?
私の望み・・・というより/カオスの理想は 人と悪魔の/一元化よ
人は唯一神の下に産まれたわ/神の下に隷属させられる為に/産まれてきたの
でもそれは 決して幸せなこと/じゃないわ
そこには自由がない私は最初の人間の妻だったの
でも 人間が自由になりすぎる/ことを嫌った唯一神に/別れさせられた・・・
・・・私達悪魔は 太古の昔に/神と袂を分かち合ったの
悪魔と神は相容れない仲なのよ
神が自らのために作り上げた/人間を永遠にしばろうと/するのなら
私達は 人間との間に子孫を作り/自由に生きるわ
神に縛られない/自由な未来への象徴・・・
私は そんな子を身ごもり/たかった・・・
私の・・・/どこがいけなかったの?
================================================

>合衆国国旗
================================================
トールマン:
・・・はい 大統領閣下/日本はもはや・・・

大統領:
ふむ・・・/駐屯している我が軍の力では/どうにもならんか

トールマン:
確かに極東軍の力は強大です
しかし 今や悪魔どもの数は/増える一方なのです
海の魚を銛でいくら突いても/魚を減らせるわけでは/ありません

大統領:
ふむ・・・

トールマン:
戒厳令発動の背景にあるのは/人の手による秩序の回復では/ありません
後ろ盾に 高位の悪魔が/いるものと思われます

大統領:
・・・混乱に乗じた悪魔共の/人間支配 か・・・
君の言う トウキョウ浄化も/やむを得ぬか・・・/秩序維持のために/犠牲は付き物だからな

トールマン:
一度腐ったものは/一部を取り除いてもまた腐ります
この際 大幅な浄化をして/残った人間を導く方が/得策でしょう

大統領:
よし I.C.B.M.発射を/許可しよう
君は大丈夫かね?

トールマン:
はい/策は講じてあります

大統領:
トールの雷に打たれても/自分が倒れるわけはないか・・・/ハッハッハ
================================================

>護鬼の爪
================================================
>西暦666年 生駒山中

役小角:
ぬ/何者か?

鬼:
現人菩薩とお見受けいたします

役小角:
私は修行の身だ/人違いではあるまいか?

鬼:
私は鬼の姿をしておりますが/これでもタジカラオの末裔です
人との交わりも絶っており/神通力も失っておりません

役小角:
む・・・確かに・・・/して何用か?

鬼:
ここに控えるのは我が妻です/我ら夫婦 永らく務めを捜して/おりました
昨日 タジカラオが夢枕に/立ちまして/言うには 本日ここに菩薩が/現れるのでついて行けと
なにとぞ・・・

役小角:
ほう・・・これは面白い

鬼:
我ら両名 未来永劫遣えさせていただきます

役小角:
なるほど・・・/古代の神の御心か/名は何と申す?

鬼:
人と交わりも無く/名はありませぬ

役小角:
では今後 善き事を為すために/そちは善童鬼・・・
すぐれた事を為すため/そちの妻を妙童鬼と名付けよう
善童鬼は私の前を妙童鬼は/私の後ろを歩くようにしなさい
我らの力があれば人の力の/及ばぬ所へも行けよう・・・
================================================

>金剛蔵王菩薩像
================================================
役小角:
人の心は無限だと思うか?
心は無限でもその器が無限で/なければ何とする?
そもそも 人は有限のものだ
有限の器に無限のものが/はいるわけがない
修行とは おの有限の器を/鍛えることに他ならぬ
心を鍛えようと思うのであれば/まず体を鍛えるのだ
体を鍛えると同時に心を鍛える
これが有限の体と無限の心を/共に大きくするすべなのだ
毎日毎日 来る日も来る日も/山道を駆けめぐれば/体は自然に鍛えられる
その時 心も対として/育てたいのであれば/周囲のあらゆることに/気を配るのだ
地に生えている草のこと/周囲にある木のこと/行く先にそびえる山並みのこと
空を行く雲/流れる風/揺らがぬ大地
これらと一体になることが/できるまで鍛え続けるのだ
有限のものを無限にすることは/決してできぬ
しかし 無限に近づけることは/不可能ではないぞ
================================================

>漆黒の教典
================================================
ルイ・サイファー:
ロウとカオス/法と混沌
法は秩序に縛り付けるもので/混沌は秩序から解放するもの
神の身でありながら/秩序を乱したという理由で/追放されたものが/悪魔と呼ばれるようになった
では法が正しいのか?
秩序とは正しいのか?/そもそも 正しいとは?
人が・・・/人の心が真に欲しているのは/何かね?
中途半端な秩序?/中途半端な混沌?
それが許されないとしたら/どちらを選ぶかね?
我々が来る前の人間の世界は/どうだった?
秩序を喜んでいたのかね?
ひそかな楽しみ/という言葉があるが
それは秩序とは別のものでは?
自分の心を信じたまえ
人間は 神と悪魔と/どちらの存在に近いものなのか
君の心が一番知っているだろう
さぁ? どっちだ?
ふふふふふ・・・
================================================

>道徳経
================================================
太上老君:
あー・・・/ロウもカオスも極端じゃな
もっとも 彼らは生まれ自体が/その極端の中からじゃからな
少し引いて考える ということが/できぬのじゃ
望みは高い方がよい と言うが/高すぎてもいかんのじゃ
何事もほどほどにな
わしの考えをずるい 卑怯だ/という輩もおる
しかし 大勢に流され/高きから低きに流れるという/のとも違うぞ
ロウの考えとカオスの考えの/良いところを学ぶのじゃ
ある意味 この生き方が/一番危険とも言えよう
勢力というのは 極端に/集まるものだ
しかし その中に於いて/真ん中を行くというのは/難しいのじゃがのう
はてさて 如何なるものか・・・
================================================

>黒皮のアイマスク
================================================
私設警官:
オザワ様/連れてきました

オザワ:
ああ ご苦労/この男か・・・/ソウルダイバーとかいうのは
・・・よし 警備に戻れ

私設警官:
はっ

ソウルダイバー:
わ わたしに何か用が?

オザワ:
おまえは 人の頭の中を/いじくれるらしいな・・・/危険人物だな・・・

ソウルダイバー:
わ 私の力は/人の治療のために・・・

オザワ:
・・・野放しにしてると/シンジュクの治安に関わるな

ソウルダイバー:
・・・・・・

オザワ:
ここで処刑してもいいんだが/・・・さてどうするか・・・

ソウルダイバー:
・・・判ったよ/言うことを聞くよ・・・/俺に何をさせようって言うんだ?

オザワ:
おまえは人の頭の中に/入り込めるんだろう?/だったら 俺を気分良くさせろ

ソウルダイバー:


オザワ:
そうだな・・・夢だな・・・
俺の夢の中に入って/気持ちいい夢を見させろ

ソウルダイバー:
な・・・それは・・・

オザワ:
出来ないってぇのか?

ソウルダイバー:
あ いや そうじゃない・・・
ただ 夢をいじるのは/非情に大変なんだ・・・疲労もすごいし・・・

オザワ:
出来るならいいんだ/やれよ
変な真似しやがったら/私設警官がおまえを殺すからな
そうだな・・・/まずは俺がトウキョウすべてを/手にするところからだ
やがて日本を手にし/ゆくゆくは世界が俺の前に/ひざまづくってな夢だな
世界中の奴らが俺の命令に/従うんだ・・・
今日から頼むぜ/はーっはっはっは

ソウルダイバー:
・・・・・・
================================================

>赤髪の人形
================================================
赤伯爵:
ん? 誰だ?

アリス:
こんにちわ/赤おじさん

赤伯爵:
おお アリスかよく来たね
でも今 おじさんは仕事を/してるんだよ
ちょっと待ってくれるかな?

アリス:
えー? おじさんはいつでも/アリスとあそんでくれるって/いったじゃない
ねー赤おじさん あそんで

赤伯爵:
ん・・・困ったな・・・
そうだアリス/何か欲しいものはあるかい?

アリス:
えー・・・
うーん・・・じゃおにんぎょうさん

赤伯爵:
おお そうかい/今度はどんな人形がいいかね?

アリス:
うーんとね あかいかみのけ

赤伯爵:
よしよし/ちょっと待っていなさい

>5分後

赤伯爵:
よし アリス/これでどうだい?

アリス:
わーい あかいかみの/おにんぎょうさんだ/ありがとう 赤おじさん

赤伯爵:
妙なものをねだられずに/助かった・・・
赤い髪のゾンビなどいくらでも/いるからな・・・/ちょいと魔力で縮めるだけで済む
いつまでもアリスは/かわいいままだ・・・
================================================

>燭台
================================================
アリス:
ねーねー 黒おじさん/アリス ほしいものがあるの

黒男爵:
うん? なんだね?

アリス:
アリスねぇ おおきなおうちが/ほしいな/まどがいっぱいあるおうち

黒男爵:
ア アリス・・・/それはダメだよ・・・
アリスは お日様にあたると/困る病気にかかっていると/言っているだろう?/それだけは勘弁しておくれ

アリス:
えー・・・
それじゃね えーと/アリス パパとママがほしい

黒伯爵:
ア アリス・・・
それは・・・おじさんには/どうにもできないんだ

アリス:
えーっ・・・/じゃあ 赤おじさんに/たのもうかな

黒男爵:
そればかりは・・・/赤おじさんでもどうしようも/ないんだよ・・・

アリス:
ちぇっ・・・/つまんないの・・・
アリス まちであそんでくる

黒男爵:
あんな記憶を与えたつもりは/無いんだが・・・
子供とはいえ 人間の記憶は/時として悪魔の手に余る・・・
どうしたものか・・・
アリスは変わるべくも/ないのだが・・・
================================================

>赤いカチューシャ
================================================
ベリアル:
こ これは美しい・・・/人間の子供か・・・

ネビロス:
間もなく蘇らせることができる/ただし ゾンビとしてだがな

ベリアル:
ああ まったく構わん/夢魔には無い美しさだな・・・

ネビロス:
そら 目を覚ますぞ・・・

アリス:
う うう ううん・・・/こ ここはどこ?

ベリアル:
・・・こ ここは・・・

ネビロス:
ここはアリスの家だよ/覚えていないかい?

アリス:
う う・・・/おじさんはだれ?

ベリアル:
私は・・・赤伯爵だよ

ネビロス:
私は黒男爵だ

アリス:
あか・・・おじさん/くろ・・・おじさん


ネビロス:
ああ それでいいんだ

アリス:
あたし・・・どうしちゃったの?

ネビロス:
アリスは病気で寝ていたんだよ/ようやく病気が良くなってね
まだお外には出れないが/お医者さんが起きてもいいと/言ってくれたんだ

アリス:
・・・・・・/あたし・・・アリス?/何も・・・覚えていない・・・
ベリアル:
今はいいんだよ・・・/今は・・・

アリス:
思い・・・出せない・・・

ベリアル:
おじさん達は/アリスが遊びたい時に/いつでも遊んであげるからね
アリス:
う うん/ありがとう おじさん/あたし・・・お友達に・・・

>目を閉じるアリス

ベリアル:
どうした? また死んだのか?

ネビロス:
偽の記憶を植え込んだからな/少し寝かせた方が良いだろう
あまり急に動かして/体が崩れたら大変だ

ベリアル:
あ ああ なるほど
今 寝る前に友達とか言ったな

ネビロス:
人間の時の記憶だろうが/何のことだか・・・

ベリアル:
よし なんでもいい/ゾンビを大量に再生させるぞ
かわいいアリスの友達を/大勢作る必要がある

ネビロス:
なるほど/アリスのためだ/頑張らねばならんな・・・
================================================

>閻魔帳
================================================
>ヤマの法廷

ヤマ:
・・・その方/他人の自由を束縛し/害せし事明白である
よって懲役5年申し付ける/連れて行け

ヤマ:
次の者
ふむ・・・悪魔に対する/殺人罪か・・・

メシア教徒:
人間に仇なす悪魔だ/殺して何が悪い?

ヤマ:
ほう・・・/その方 悪魔なら殺しても良いと/申すのか?

メシア教徒:
神様はそう仰っている

ヤマ:
悪魔にも生きる資格はある/それを踏みにじる行為/許し難い
よって死刑を申し付ける/連れて行け

ヤマ:
なぜこうも毎日毎日/裁きをせねばならぬのか・・・
メシア教徒はまったく減らん/それどころか 日々増えて/いるようじゃ
どうしたものか・・・
よし! 次の者!
================================================

>メシア放送台本
================================================
メシア教徒:
みなさんおはようございます/「おはようメシア」の時間です
今日も一日 神に祈りを捧げて/生きましょう
神は私達を見守っていて/くださいます
決して見捨てることはありません/信じる者は救われます
メシア聖典第3章第2節に/神はその手を信者に差し伸べ/病を消し去った とあります
苦しみは神が消して下さるのです
今 我々は悪魔の手先に/苦しまされています
しかし 我々には神がおわします/不安に陥ってはいけません/ヤケを起こしてはいけません/人は元来 弱いものです
力だけに頼って生きていては/老人や女 子供は生き延び/られないではありませんか
子供が生き延びられないような/荒れた世界に未来はありません
メシア聖典第4章第8節に/神の手から食物があふれ出し/それを食べた子供たちは皆/元気になった とあります
弱き者でも 神を信じ/神の御心にすがれば/必ず明るい未来が/やってくるのです
さぁ 我々と一緒に/神に祈りを捧げましょう
信じるのです
祈るのです
神の御心のままに・・・
================================================

>九曜紋の根付
================================================
>10世紀半ば

平将門:
皆の者 聞いてくれ
我々は武士である
領地を守り 治めるのが/武士として 領主としての/役目である
その我らの上に立つ者が朝廷だ
だが 朝廷は我らに何を/してくれた?
遠い橋の地で/蹴鞠などして遊ぶ毎日だ
奴らには 我らの土地に/租税を課すことしか考えておらぬ
ただ毎日遊ぶためにだ
我らは土地を守るために/日々戦い続けているというのに
この数年 日照り続きで/関東の農民は租税に苦しんでおる
しかし朝廷は自らの楽しみの為/税を重くしようとしているでは/ないか!
私は思う
朝廷などいらぬ/私は本日 この場において/新皇を名乗ることにする
関東は 関東武士のものである
もう朝廷にへつらうことはない
我々は 我々の手で/我々の力で関東を/治めていこうではないか
================================================

>こけ地蔵
================================================
>10世紀半ば

貴族:
なぜ失敗したのじゃ?

芦屋道満:
・・・・・・

貴族:
例はお主の言うとおり/はずんだはずじゃ

芦屋道満:
もちろん わしは手はず通りに/事を進めた・・・

貴族:
おお! ではなぜ失敗した?
お主が引き受けてくれたのだ/もうきゃつの命は無いも同じ/だったはず

芦屋道満:
・・・・・・/たぶん・・・晴明のヤツだ。

貴族:
なに!

芦屋道満:
わしは術を行い 式を飛ばした
しかし 誰かが邪魔したのだ/わしの式神を落とせる者・・・
晴明以外には考えられぬ

貴族:
・・・・・・

芦屋道満:
この話は無かったことに!

貴族:
な なんと!/そ それでは・・・

芦屋道満:
金は返す!
・・・それとも晴明相手に/戦うおつもりか?

貴族:
い いや・・・そ それは・・・/お主が勝てぬというのであれば/今の世に・・・

芦屋道満:
式の飛ばし合いとなれば/それこそ命がけになる
金よりも命惜しければ/今回は引くしかあるまい
憎っくきは安倍晴明/いつかきっと・・・
================================================

>晴明桔梗呪符
================================================
芦屋道満:
くっくっくっくっく・・・
ようやくだ・・・
一千年か・・・
時代が移れば別の陰陽道が/出てくると予見し/我が別心を封じておいたが
・・・ついに叶った
この身が真に蘇るとは/素晴らしきことよ
悪魔召喚プログラム・・・
我が世の呪にまさるとも劣らぬ/術よのう
さて 怨めしきは晴明であるが
はたしてきゃつは/転生しておるのか・・・/判らぬ事が多すぎる
まずはじっくりと力を付け・・・/この世界を乗っ取ってやらぬとな/地獄絵図はそれからだ・・・
くっくっくっくっく・・・
================================================
>EXIT

1. \EXCHANGE
2. \DICTIONARY
3. \VISONARY
4. \MUSIC
5. \QUIT

> QUIT

LINK_DISCONNECTION:
		STA	ACCESS_LOG
		LDX	ACCESS_COUNT
		INX
		STX	ACCESS_COUNT

		LDA	#MAIN_BANK
		STA	BC_GATE
		BJSR	MAIN_PROC

		'>LOGOUT'
		'DDS_NETWORK DISCONNECTED...'

ホストとの接続が切断されました。
戻る